基礎データ
他言語版の名称
英語 | Sceptile |
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イタリア語 | Sceptile |
スペイン語 | Sceptile |
フランス語 | Jungko |
ドイツ語 | Gewaldro |
韓国語 | 나무킹 |
中国語 | 蜥蜴王 |
進化
キモリ → ジュプトル(レベル16)→ ジュカイン(レベル36)→ メガジュカイン(メガシンカ、ジュカインナイト)
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第三世代)に初登場したジュプトルから進化する、キモリ系統の最終進化系。
ホウエン御三家で唯一、最終進化しても単タイプのまま。
くさタイプ御三家の最終進化系の中では初の二足歩行型で、レベル36での最終進化も初(それまでのくさタイプ御三家はレベル32で最終進化する)。
ジュプトルよりも爬虫類っぽさが増し、ドラゴンに近い割とオーソドックスな外見になった(メガシンカすることで実際にドラゴンタイプが追加される)。そのスタイリッシュさからくさタイプの中でも根強い人気を誇るポケモン。
なお、進化前のジュプトルもアニメで長期間活躍したことやポケダンでの活躍もあって根強い人気がある。
名前の由来は「樹海」と思われる。
密林では無敵の強さを誇るポケモンで、後ろや頭上からの敵の隙を突いた攻撃が得意。腕の葉っぱは刀の切れ味を持ち、大木をも容易く斬り裂く。
その一方で草木を大切に育てる優しい一面もあり、背中には栄養分を貯めた黄色い種を6つ付けている。
初登場の「ルビー・サファイア」では現在のイメージとはやや趣の異なる、生物感が強いグラフィックだったが、アニメでの活躍の影響か、以降の作品ではアニメや公式絵に近い物に変更された。
ゲームにおける特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 85 | 65 | 105 | 85 | 120 | 530 |
特殊アタッカー気質のステータス。
素早さはかなり高く、かつては御三家最速、くさタイプ最速の座を欲しいままにしていた。現在は御三家内ではマスカーニャ・ゲッコウガに抜かれ第三位、くさタイプとしてはヒスイマルマイン・シェイミスカイフォルム・マスカーニャに次ぐ。
特攻も高く、現在に至るまでくさタイプ御三家では最も高い。
一方で耐久面は低く、特に防御が低いためこおりのつぶてなどでも大ダメージを受けてしまう。
合計種族値はブリガロン、ジュナイパーなどと並び、くさタイプ御三家で最も高い。
見た目に反して攻撃<特攻のステータス配分なのは、
RSE時代は技のタイプごとに物理、特殊の判定が行われており、くさタイプの技は全て特殊技だったためステータスもそれに合わせた格好になったものと推察される。
RSE当時はデメリットのないくさタイプの攻撃技の中で最も威力が高く、それを唯一覚えるジュカインの評価にも繋がった。DPt以降は他のポケモンにも配られた上に、物理技になってステータスとの噛み合わせも悪くなってしまい、少々活かし辛くなってしまった。
攻撃技に関しては、
物理技なら「リーフブレード」、「じしん」、「ドラゴンクロー」、「いわなだれ」、「かみくだく」、「かみなりパンチ」、「アクロバット」、「シザークロス」など、
特殊技なら「エナジーボール」、「リーフストーム」、「りゅうのはどう」、「きあいだま」などを覚えられる。
様々なタイプの技を覚えるため、育て方次第でくさタイプが本来苦手とする相手を返り討ちすることも可能。
ただし、ステータスに反して習得技が物理技に偏っているため、物理型にするとパワー不足に、特殊型にすると広い技範囲を活かせない、というジレンマを抱えている。物理技を搭載するなら「つるぎのまい」、「りゅうのまい」(剣盾から)を積むか、「いのちのたま」などでの補強が必要。
補助技に関しては、くさタイプとしては珍しく粉系の補助技は覚えず、くさらしい補助技は「やどりぎのタネ」や「くさぶえ」のみ。
また、「がむしゃら」、「でんこうせっか」も覚えるため、「きあいのタスキ」、「みがわり」と組み合わせて格上の相手に一矢報いることも可能。
隠れ特性は「かるわざ」。
元々素早いポケモンではあるが、発動すれば「こだわりスカーフ」持ちやザシアンやレジエレキすら追い抜き、「おいかぜ」下でも先制しやすくなる。コンボ性が強いため、持ち物や育て方に工夫が必要。
コンボの例としては上記の「きあいのタスキ」+がむせっかの他、「ひこうのジュエル」+「アクロバット」(BW、BW2限定)、耐久振りや「ダイマックス」で「じゃくてんほけん」を発動させ、爆発的な火力、素早さを得るコンボなど。
このように決して対戦で活躍できないポケモンというわけではないのだが、環境に刺さりにくいくさ単タイプである点、上記のステータスと習得技のミスマッチなどがネックで対戦人気は控えめで、現在でも対戦で人気な同期と比較されやすいこともあり、対戦面での不遇が取り沙汰されやすいのが現状。
使用トレーナー
ゲーム版
- ユウキ:RSE・ORAS男主・ライバル※1 ※2 ※3
- ハルカ:RSE・ORAS女主・ライバル※1 ※2
- ヒカリ:ポケモントレーナー
- モミ:ポケモントレーナー
- マイ:ポケモントレーナー
- マオ:キャプテン(アローラ)※4
- マゴイチ:ブショー
※1 キモリを選んで進化させた場合
※2 ライバルとしては、主人公がミズゴロウを選んだ場合
※3ポケモンマスターズでのバディー
※4バトルツリー
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- 2017年12月、ホウエン地方のポケモン第一陣として参戦。2019年3月にはコミュニティ・デイの対象にも選ばれた。
- 通常技は「れんぞくぎり」「タネマシンガン」、ゲージ技は「リーフブレード」「ハードプラント」「つばめがえし」「じしん」「ドラゴンクロー」。
- おなじみの「リーフブレード」は1/3ゲージかつ威力70と破格の性能。1/2ゲージで威力100の「ハードプラント」も強力。その他、苦手なタイプのポケモンに対抗できるゲージ技を多数覚える。通常技は単発の威力は低いがゲージを貯めやすい物が揃っており、それらを素早く撃つことができる。
- ジム、レイドでは「れんぞくぎり」、トレーナーバトルでは「タネマシンガン」がおすすめ。一方で原典同様に耐久が低く、ジム防衛は不向き。
- 2022年12月にはホウエンメガレイドが開催され、メガジュカインも解禁された。
『ポッ拳』
- 2015年12月10日、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』にて通算11番目のファイターとして参戦することが発表され、翌週17日のバージョン"L09"を以て開放された。ジュナイパーが参戦するまでは、バトルポケモンで唯一のくさタイプだった。
- タイプ:スピード
- バーストアタック:夢想・樹海新生
- スピードタイプだけあって火力は控えめだが、時間差で効果を発揮する設置技を数多く持ち、相手を追い詰めつつじわじわと体力を削る持久戦を得意とする。
- その他にも、相手の体力と共鳴ゲージを吸収する遠距離投げのギガドレイン、一定時間無防備になる代わりに成功すれば体力と共鳴ゲージを回復させられるバックシュート:生育、攻撃力が下がるものの、共鳴ゲージを増やしながら大ダメージを与えられる対空投げ技のリーフストームなど、個性的かつトリッキーな技を多数有する軽業師。
- 反面、それらの技はトリッキーゆえ扱いづらいものも多い。また相手と密着しての殴り合いでは単発火力の無さで力負けすることも多く、遠くまで届く飛び道具もないため、間合いの調節が難しい。やや上級者向けのキャラといえよう。
- 共鳴バーストするとメガジュカインにメガシンカ。各種攻撃にりゅうのいぶきへの派生が追加され、投げ技の威力が上昇、さらに設置攻撃の弾数や攻撃のタイミングも変化し、積極的な攻撃にも強くなる。
- 同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に緑の部分が濃紺に変化する。
- 一部の技は吉光が元ネタ。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- テツヤのジュカイン
サトシのジュカイン
- ショータのジュカイン
- CV:うえだゆうじ(サトシのジュカインと同じ)
- XY編にて、新人トレーナー・ショータの最初のポケモンであるキモリが登場し、同第75話でジュプトルに進化する。ショータ自身がキモリをジュカインに進化させ、更にメガシンカさせることを夢としており、XY&Z編OP『XY&Z』にてメガジュカインが登場したため、その夢が実現する可能性が高まっていた。
- そして同第13話でジュカインに進化して登場し、同33話のカロスリーグ準々決勝でメガシンカを初披露、ショータを準決勝へと導いた。メガストーンは首に巻いたスカーフの留め具として身につけている。
- 同第34話、35話で行われた準決勝ではショータの6体目として登場し、サトシのピカチュウ・ゲッコウガと対戦する。このバトルはスタッフの気合いが込められた一戦となっているので、未視聴の方には是非お勧めしたい
- 最終的な使用技はリーフブレード、リーフストーム、ハードプラント、ドラゴンクロー。サトシの個体と違ってあまり積極的に攻めず、リーフストームとハードプラントを用いたカウンター戦術が軸。
- 特別編『最強メガシンカAct2』
- イメージではあるが、メガシンカで登場している。
『ポケモンジェネレーションズ』
- ユウキ(トレーナー)の手持ちとして登場している。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
エメラルドのジュカイン
- 性別:♂
- 特性:しんりょく←→ひらいしん
- 性格:せっかち
- 第4章において、エメラルドに渡す約束の当日にグラードン・カイオーガによる大災害で大海原にオダマキ博士のバッグに入っていたポケモン図鑑と共に流されてしまったが、ミツルに助けられ一時手持ちに。
- 「空の柱」での修行中で野生のサマヨールと戦った時にジュプトルに進化し、頂上でレックウザを解き放った際に再びはぐれてしまい、野生化してジュカインに進化した。
- ガイル・ハイダウトに捕獲され、バトルフロンティア襲撃の布石としてレンタルポケモンに紛れ込まされていたが、バトルファクトリーに挑戦していたエメラルドがレベル50限定のバトルにも拘らずレベル51であったことを見抜き、"どくばり"で暴走させられたのを彼に救われてやっとのことでエメラルドの初のパートナーとなった。
- 当初は以前の記憶を失っていたようだが徐々に記憶を思い出し、ルビーに自分とミズゴロウ(ZUZU)のどちらかを選ばれる際に「緑の方よりはマシ」と侮蔑された事も思い出したこと再会したルビーに何度も逆襲している。
- その後の修行により、「草の究極技・ハードプラント」を習得し、レッドのフッシー(フシギバナ)・クリスタルのメガぴょん(メガニウム)と共に放った。
- 料理も上手く、ウソッキーと競い合った事もある。
- 第13章では修行により、メガジュカインへのメガシンカに成功する。
『赤き情熱と藍き英知』
- 双子の主人公の弟・アルファの手持ちとして登場。
関連イラスト
関連タグ
0253.ジュプトル→0254.ジュカイン/メガジュカイン→0255.アチャモ
ホウエン御三家・最終形態
草御三家・最終形態
ポケモン | 該当地方 |
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フシギバナ | カントー御三家 |
メガニウム | ジョウト御三家 |
ジュカイン | ホウエン御三家 |
ドダイトス | シンオウ御三家 |
ジャローダ | イッシュ御三家 |
ブリガロン | カロス御三家 |
ジュナイパー(ヒスイジュナイパー) | アローラ御三家(ヒスイ御三家) |
ゴリランダー | ガラル御三家 |
マスカーニャ | パルデア御三家 |
トカゲ御三家・最終形態
同くさ単タイプ
- モンジャラ/モジャンボ
- チコリータ/ベイリーフ/メガニウム キレイハナ ヒマナッツ/キマワリ
- タネボー キノココ サボネア
- ナエトル/ハヤシガメ チェリンボ/チェリム(ネガフォルム/ポジフォルム) マスキッパ リーフィア シェイミ(ランドフォルム) アルセウス(わかくさプレート)
- ツタージャ/ジャノビー/ジャローダ ヤナップ/ヤナッキー チュリネ/ドレディア マラカッチ
- ハリマロン/ハリボーグ メェークル/ゴーゴート|
- カリキリ/ラランテス アマカジ/アママイコ/アマージョ シルヴァディ(グラスメモリ)
- サルノリ/バチンキー/ゴリランダー(キョダイマックスゴリランダー) ヒメンカ/ワタシラガ
- ニャオハ/ニャローテ カプサイジ