基礎データ
全国図鑑 | No.0229 |
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ジョウト図鑑(GSC) | No.210 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.215 |
シンオウ図鑑 | No.177 |
コーストカロス図鑑 | No.076 |
アローラ図鑑(USUM) | No.290 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.111 |
パルデア図鑑 | No.026 |
英語名 | Houndoom |
ぶんるい | ダークポケモン |
タイプ | あく / ほのお |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 35.0kg |
特性1 | はやおき:「ねむり」状態から早く目覚める |
特性2 | もらいび:ほのおタイプの技のダメージと効果を無効にし、以後、自分がほのお技を使う際に攻撃と特攻が1.5倍になる。8世代からほのおタイプのポケモンの出現率が上がる |
隠れ特性 | きんちょうかん:相手の全てのポケモンは、きのみを消費することができない。第7世代のみ乱入バトルの時、相手が仲間を呼びやすくなる |
タマゴグループ | りくじょう |
進化
デルビル → ヘルガー(Lv.24) → メガヘルガー(メガシンカ、ヘルガナイト)
概要
初登場は第2世代(『ポケットモンスター金・銀』)。
名前の由来は、Hell(地獄)+ガー(鳴き声)またはタスマニアタイガー、海外版のHoundoomはHound(猟犬)+doom(滅亡)からと思われる。
分類が「ダークポケモン」であるため、番外作品に登場する「ダークポケモン」は海外では「シャドウポケモン」と呼ばれている。
デルビルから進化後、頭から角が2本生え、背中には肋骨状の装飾ができ、胸には髑髏の様な装飾が付き、進化前と比べ、邪悪さと禍々しさはかなり増した。このツノが大きく反り返った個体が群れのリーダーである。なお、オスとメスでツノの大きさが異なり、大きい方がオスである。
尻尾も長く伸び、先端は悪魔を髣髴させる三角形状になっている。ドイツ語では「Hun"demon"」と表記されているあたり、海外でも悪魔と関連付けされているようだ。
足首の輪のような部位は実は剥き出しになった軟骨であり、衝撃を和らげる役割がある。
ヘルガーの遠吠えは「地獄から死神が呼ぶ声」と例えられるほど不気味で、聞いたポケモンは慌てて自分の巣に戻るらしい。
また、口から吐く炎は体内の毒素を燃やしたものなので、火傷を負うといつまでも傷口がうずいてしまう(これがスモッグやヘドロばくだんを覚える理由だと考えられる)。匂いは独特の鼻を突き刺すような匂いがするらしい。二酸化硫黄の匂いだろうか…?
恐ろしい逸話に反して、群れの統率は取れており、捕獲した獲物はリーダーが独占することは無く、仲間たちで均等に分け合っている。群れをつくり、狩りを行うところはオオカミらしい。
体内に毒素を持つことから、このポケモンは当初ほのお・あくではなくほのお・どくだったのではないかとする説もある。
根拠はこの他に使い手のカリンがどくタイプも連れており、彼女の手持ちにいるブラッキーもまたどくタイプ説が存在すること、ロケット団の手持ちに元々どくタイプが多いことなど。ちなみにほのおとどくの複合は第7世代になって初めて登場した。
第5世代から追加された『れんごく』という技が最もよく似合うポケモンであろう。煉獄とは元々小さな罪を清算し罪を浄化する場所である。
『れんごく』の技性能(というか命中率)が実戦に耐えられるものでないのが残念。
このようにひたすらダークな雰囲気を湛えるポケモンだが、炎タイプのポケモンの御多分に漏れず『ソーラービーム』や『にほんばれ』も習得する。それどころか、今となっては水タイプの氷技の如く炎タイプと言えばセットで覚えるソーラービームだが、第二世代当時にソーラービームを習得できた炎ポケモンは伝説のポケモンであるホウオウに、準伝説のエンテイを除けば一般ポケモンではヘルガー系統ただ一種であった。
他にも特性が追加された際には、夜の活動を彷彿とさせる『ふみん』でなく、むしろ昼に活発であることを想起させる『はやおき』だったり、後述のメガシンカを得た際にはその特性が『サンパワー』だったりと、その雰囲気に反して太陽と非常に縁の深いポケモンでもある。
もしかすると人間が変なイメージを抱いているだけで、案外明るい昼間の方が元気に活動できるポケモンなのかもしれない。
『SV』最序盤ではコサジの灯台付近の洞窟でデルビルを率いるリーダーとしてコライドン/ミライドンと主人公の前に現れる。Lv40なうえにイベント戦なのでまぁ勝つことはできない。ちなみに、このイベント前を散策すると上から様子をうかがっている姿が確認できる。
性能
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 90 | 50 | 110 | 80 | 95 | 500 |
珍しい「あく」と「ほのお」の複合タイプを持つ。この複合タイプは他にガオガエンとイーユイが存在するのみである。
攻撃面においては一方が半減されるタイプには他方が必ず等倍を取れる組み合わせである。一見等倍以上を取れる範囲が多い優秀な複合タイプに見えるが、同時に第六世代のタイプ相性見直しにより一方が半減されても他方で抜群を取れるタイプは存在しなくなったため、いわ・あくのように両タイプがそれぞれ半減されるタイプ同士の組み合わせは、例外なく一致技が全て半減に抑え込まれてしまう。不一致のサブウェポンや補助技の選定が重要になるタイプと言えるだろう。
防御面に関してはあくタイプとして見ればむし、第六世代からはフェアリーをほのおが半減するため、この2タイプを等倍に抑え、あくタイプの弱点はかくとうしか残らなくなる。一方でほのおタイプとして見ると弱点が丸々残っている。
あくタイプとしてはある程度の相性補完が成立し、4倍弱点が無いという点では不遇な複合タイプとは言えないが、かといって取り立てて優秀とも言い難い。後述の通り防御面の種族値はさほど高くないため、等倍でも油断できないことを考えるとなおさらである。
この点はそこそこある耐久と特性「いかく」により等倍ならそれほど問題としないガオガエンとは対照的であると言える。
攻撃面の能力で言えば、「とくこう」の方が高い。
実はあくタイプの攻撃技が全て特殊攻撃として設定されていた第三世代まででも「とくこう」の方が高いポケモンはなぜかヘルガー系統しか存在しておらず、悪がエスパーを止めきれていないとされる一因にもなっていた。(厳密にはノクタスがヘルガー以上に高い特攻を誇っていたものの、攻撃も特攻と同値という点を筆頭にステータスバランスが歪で非常に癖の強い性能だった)
現在はサザンドラやダークライ、ゾロアークなど一線級の特殊アタッカー向けあくタイプも増えたが、平均を取ると未だに「こうげき」の方が高い。あくタイプとしてはやや珍しい立ち位置と言えるだろう。
あくタイプはエスパーの攻撃技扱いである「ミラーコート」を無効化できるため、これだけが決定打となるポケモンとは総じて相性が良い。特に相性の上でも有利なソーナンスには滅法強く、「みちづれ」を使われない限りは下手なことをしなければ封殺することが可能。
また、「こうげき」も低くはないため、「ふいうち」などを絡めた両刀アタッカーとしての運用も可能である。
逆に「ぼうぎょ」は若干致命的とも言えるほど低く、弱点の「インファイト」や「じしん」などでなくともタイプ一致の物理技を食らえば等倍であっても一撃で沈んでしまうことも多い。「おにび」も覚えるがこの防御では「自分が耐えるため」というより、「後続へのサポート」といった趣が強くなる。
ただし「とくぼう」は言われているほど低くはないため、HPの低さから過信はできないが等倍の特殊技程度なら1発程度は耐えて反撃で返り討ちにできる場合もある。
「すばやさ」は高めではあるものの、紙耐久の高速アタッカーとしてはかなり物足りない部類である。あくタイプの技の威力の低さもあり、一撃で倒せる相手には先手を取られるが、先手を取れる相手は逆に一撃で倒し切れないという状況が意外と多い。幸い先制技である「ふいうち」を習得できるため、「きあいのタスキ」を利用して行動機会を確保したいところ。
また、その打たれ弱さを利用して「カウンター」を使用する戦術も多く見られる。上述の「きあいのタスキ」との相性もバツグンであり、普通の特殊アタッカー型のサブウェポンとして忍ばせておいても十分活用できる。
技はタイプ一致の特殊技「かえんほうしゃ」、「だいもんじ」、「オーバーヒート」、更には「ねっぷう」や「あくのはどう」の他、アイテムや状況に応じて「ソーラービーム」「ヘドロばくだん」をぶち当てるのも手。
タイプ一致の先制物理技「ふいうち」を覚えられるため物理特殊の二刀流も十分可能。意外な所では「きしかいせい」も覚えられる。
補助では「カウンター」「ちょうはつ」「わるだくみ」などを覚えられ、更にXYにて「みちづれ」が追加された。遅くはないので「ちょうはつ」も使いやすく、「きあいのタスキ」+「カウンター」で1匹持っていき「みちづれ」で強引にもう1匹、という芸当も可能。
特性はどちらも優秀なので迷いどころである。どちらかと言えば「もらいび」が優勢か。
隠れ特性は「きんちょうかん」。
相手の「オッカのみ」などの半減実などを気にせず技をえる。「リンドのみ」を封じつつ「ソーラービーム」で苦手なラグラージなどを狩ることも可能。
出した瞬間に特性が相手にバレるのが最大の難点。
XYではめでたくメガシンカを獲得した。
……のだが、道具(≒タスキ)が持てない、メガシンカ出来るのは1試合で1匹まで、更にメガシンカ後の微妙な性能もあって、普通に「きあいのタスキ」を持たせた方が強いという意見もある。「みちづれ」も加わってしまったため尚更である。
詳しくはメガヘルガーの記事にて。
因みにXYに登場したマフォクシーの一致両方を「もらいび」型で無効化できるが、通常のヘルガーが真剣勝負で殆ど通用しなかったため当時注目されなかった。
因みに登場した第2〜3世代では、あく技が全て特殊技扱いだったこと、またあく技最高威力である「かみくだく」をタイプ一致で使える数少ないポケモンだったことが重なり、事実上最も「かみくだく」を使いこなせるポケモンだった。
ところが第4世代になって、それまで登場していたあく技が全て物理に移動してしまったため、事実上全あく技を没収されるという前代未聞の事態に見舞われた。
代替技として「あくのはどう」を用意されているものの、現在に至るまでこの技を一向に自力で覚えてくれない。
そのため、この技のマシンが消滅していたBWでは習得が困難で、前作での厳選が必須なほか隠れ特性との併用はまず不可能(ハイリンクで厳選するしかない)という苦境に立たされた。
現在では教え技や技マシン復活もあって事なきを得ている。
第9世代では主に物理方面にメインウェポンとサブウェポンが追加された。メインウェポン候補となったのは「フレアドライブ」、サブウェポン候補はかくとうタイプへの打点となる「サイコファング」である。みずタイプへの打点としては「かみなりのキバ」や「くさわけ」があるものの、威力はお察しレベルである。
これまでヘルガーの覚えるほのおタイプの物理技の最高打点は「ほのおのキバ」(威力:65)だっただけに物理型としても育成しやすくなったと言える。
USUMでの教え技である「じごくづき」の習得手段がなくなったが、「かみくだく」、「ふくろだたき」、「イカサマ」、「ふいうち」が残存しているため、大きな痛手にはなっていない。
この世代は第7世代以来のサイクル戦環境となっているため、低耐久という時点で恵まれない。一応「カウンター」や「みちづれ」で突破困難な耐久型を落とすという手はあるが、そうした使い方は有名なので簡単に相手が引っ掛かってくれることは期待しづらい。
SVの旅パでは特にシナリオに刺さりやすいので使える部類である。
BDSPにおいて
ハクタイシティ到着後に行けるようになる「地下大洞窟」の「ポケモンの隠れ家」において最初から入手可能であり、旅パで非常にオススメのポケモンとして、恐らく登場以来最も輝いていると言っても過言ではない。
というのも、今作は原作の完全再現の言葉通り、登場するポケモンがDPそのままに、殿堂入り前に地上で出会えるほのおタイプがヒコザル系列とポニータ系列のみなため、この選択肢が増えるのは非常に大きい(イーブイ及びブースターは殿堂入り後のみの入手、ブビィはシャイニングパール限定かつ進化が困難)。
くさタイプのハクタイジムで即戦力になれるのが大きいが、実はあくタイプとしてもバージョン限定、出現が後半、進化が必要、入手自体が困難というように癖のある面子が多い中で結構扱いやすい(恐らくこのあくタイプが使いにくい件が取り沙汰されにくいのは、ほのおタイプの少なさに話題を持っていかれたのと、レントラーやギャラドス等の「かみくだく」でストーリー中は事足りるためか)。特にヨスガジムでメリッサが使ってくるポケモンのマジカルシャインが等倍に抑えられるのは嬉しい。
ストーリー中で使える特殊技が限られているが、「かえんほうしゃ」「ソーラービーム」はトバリシティでわざマシンが買えるし、何気に「ニトロチャージ」を自力習得できるようになったので、こうげき種族値が決して低いわけでは無いのも手伝い物理主体でもストーリー中なら難なく戦える。
ただ、序盤において異様に捕獲しにくいことは大きな難点。ハクタイシティ到着時点ではスーパーボールもダークボールも僅かに貰ったり拾えたりする程度でまだ買えず、状態異常も駆使しなければ最悪ボールが尽きかねない。…進化前のデルビルが出現していれば、こうはならなかったのでは。
また、出現する下限であるレベル16でも基本技にある「ひのこ」がレベル習得技で上書きされてしまっているため、個体によってはレベル30で「ほのおのキバ」を習得するまでほのお技を覚えられない点も注意が必要。
一応思い出せば「ひのこ」も使えるのだが、本作では本編直近作である剣盾と異なり各ポケモンセンターで技を思い出せるわけでは無くノモセ大湿原までお預けとなる。普通はそこまで冒険を進めていれば「ほのおのキバ」を習得しているだろう。
特に肝心のナタネ戦では、ほのおタイプとしては耐性だけを活かし、どくタイプの「スモッグ」で弱点を突くか一致あく技で攻めるという本末転倒な立ち回りになりかねない点には注意したい。
ランダムで遺伝技を習得している個体がいるので、「ほのおのうず」か「ほのおのキバ」を習得している個体、あるいは攻撃種族値90からの一致補正込みで威力105というこの時点では反則的な火力を叩き出せる「ふいうち」を習得している個体を粘っておきたいところである。
ナタネ戦では草タイプのお家芸である多彩な変化技を受ける機会も多いため「ふいうち」をすかされやすいことを考えると、タマゴ技限定の「ふいうち」は捨てがたいが炎技を覚えている個体を捕まえる方が対ナタネ要因としては使いやすいだろう。
使用トレーナー
ゲーム版
- カリン:四天王(ジョウト)
- グリーン:ジムリーダー(カントー)※1
- アスナ:ジムリーダー(ホウエン)※2
- アポロ:ロケット団幹部
- オーバ:四天王(シンオウ)
- アカギ:ギンガ団リーダー
- コクラン:キャッスルバトラー
- カツラ:ジムリーダー(カントー)※3
- ハチクマン:怪人
- ギーマ:四天王(イッシュ)※4
- モミジ:フレア団科学者
- メロコ:スター団ほのお組チーム・シェダルボス
- クラベル校長:アカデミー校長
- キャンデラ:チームヴァーラーリーダー
- シエラ:GOロケット団リーダー
※1:ポケモンスタジアム金銀
※2:強化後及びPWT
※3:HGSS強化後
※4:BW2強化版
アニメ版
漫画版
- カリン(ポケスペ)
- カーツ(ポケスペ)
- マツブサ(ポケスペ)
- ギンガ団SHITAPPA(ポケスペ)
- コクラン(ポケスペ)
- アポロ(ポケスペ)
- モミジ(ポケスペ)
- コンコンブルの弟子(ポケスペ)
- ザオボー配下のエーテル財団員(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンスタジアム金銀』
- この作品の図鑑では、タイプが頭文字のみで表示されていた(例えばほのお・ひこうのリザードンなら『ほひ』といった感じ)従って、「あく・ほのお」のヘルガーとデルビルは「あほ」と、とんでもない文字列が表示されていた。
『ポケモンGO』
- 本作でももちろん登場するが、登場から一貫して非常に微妙な立ち位置に立たされている。当初は本作唯一のあく・ほのおの複合だったのだが、元々あくタイプ・ほのおタイプは強力なポケモンが多いことから、どちらのタイプに特化させても中途半端な性能に留まってしまうヘルガーにはこれといった活躍の場がない。
- 後に同複合タイプのガオガエンが実装されてからは同じあく・ほのお複合としてはあちらに軍配が上がるため、後述のメガシンカで差別化を図らざるを得なくなる。
- メガシンカが実装されてからはメガヘルガーにパワーアップできるようにはなったものの、本作のメガシンカは非常に扱いづらい仕様となっており、結局のところそこまでするくらいなら別のもっと強力なポケモンを育成して使った方が良いという結論になりがちである(一応、あく・ほのおタイプの技の威力を底上げして味方をサポートすることはできるが)。
- 最近はフィールドリサーチでメガエナジーを回収できるようになりメガシンカによるアメ獲得ボーナスも得られるようになったため、以前よりもメガシンカさせる意義はできた。
- 決して使えない性能と言うわけではないが、ライバルがあまりにも多すぎるが故の悲劇であった。
- しかし、GOロケット団の実装後は、リーダーの1人であるシエラの切り札として扱われるようになったため、以前と比べるとスポットが当たるようにはなった。
『ポケモンマスターズ』
- カリン&ヘルガー
- ポケマスリリース時のバディーズサーチから存在する最古参の恒常★5バディーズとして、カリンのバディで登場。
- 自己完結アタッカーであり、特攻と急所率というアタッカーとして必要なステータスの強化を一人で完結させられる点が特長。バディーズ技「好きなポケモンが放つあくのはどう」使用後にメガヘルガーにメガシンカする。
- アポロ&ヘルガー
- 悪の組織編ジョウトからは非プレイアブルでロケット団幹部・アポロのバディーズでも登場。こちらはメガシンカはせずバディーズ技も「バディーズダークレイ」である。
- 2023年9月6日からプレイアブル解禁。パッシブスキルの効果で初登場した時にバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らすスピードタイプで、技は「かみつく」と「ニトロチャージ」。自分の攻撃を上げる「プラスパワー」を持ち、トレーナー技「気に入りませんね」を使うと、自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らし、味方全員の素早さと回避率を3段階上げる事ができる。
『ポケモンレンジャー』
『ポケモンコロシアム』
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- ゴン爺のヘルガー
- ハヅキのヘルガー
- トシキのヘルガー
- AG115話にて、キナギのポケモンコーディネーター・トシキのポケモンで登場。コンテストの第1次審査を「シャドーボール」と「スピードスター」を組み合わせて突破。
- 第二次審査ではハルカのエネコと対戦し、エネコのふぶきを力でねじ伏せるなど圧倒的だったが、エネコのねこのてと速攻に不意を突かれ、最後のかえんほうしゃとふぶきの力勝負もダメージが残っていたのか僅差で敗れた。
- パキラのヘルガー
- その他
AG | 180話 |
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XY | 100話 |
SM | 100話(回想) |
特別編 | 最強メガシンカAct1(冒頭のみ) |
劇場版 | 波導の勇者・神速のゲノセクト ミュウツー覚醒・ボルケニオンと機巧のマギアナ・みんなの物語 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章ではマスクド・チルドレン最年長で新生ロケット団の幹部・カーツのポケモンで3匹登場。仮面の男のデルビルと同じく、「ほえる」によって相手の動きを封じる。彼が幼少期の頃にはデルビルを1匹は連れていた。
- 4章でマツブサのポケモンで複数登場。ミクリの「スーパーボール」の開閉ボタンを破壊し、ポケモンを出せなくさせた。
- 7章ではギンガ団のSHITAPPAのポケモンで登場
- 8章ではコクランのポケモンで登場。
- 9章では正式に四天王となったカリンの手持ち、ロケット団四幹部アポロの手持ちが登場。
- 12章ではフレア団のモミジのポケモンで登場。尖兵的役割を担う。最終決戦ではティエルノと交戦。ティエルノの動きを封じてヘイガニを追い詰めるが、進化したシザリガーのハサミギロチンで木に叩きつけられて行動不能になった。
- また、12章の通巻版エピソードでは、コンコンブルの弟子のポケモンでメガヘルガーが登場する。
- 14章ではザオボー配下のエーテル財団員のポケモンで登場。
余談
元ネタについて
- 日本語の名前にある「Hell」、海外版の「Hound」から察するに、恐らく元ネタはイギリス伝承上の妖怪ヘルハウンド。ケルベロスだと思っているプレイヤーが多いが、ケルベロスは基本的に3本首であり、ヘルガーとはあまり似ていない。
- ヘルハウンドは別名ブラックドッグやバーゲストと呼ばれていて、死の前触れとして出現し、不気味な遠吠えを上げるというという。これら黒い体色の犬のようなモンスターや不吉な遠吠えを上げるという特徴やなどがヘルガーの特徴と一致している。残念ながらイギリスモチーフのガラル地方には出現しない。
- 実在の生物が元ネタだと考えた場合、姿形から犬の一種ドーベルマンがモデルだと推測される。一方で、背中の骨状の部分を縞模様、進化前をタスマニアデビルをモデルにしていると解釈した場合、同じくタスマニア島に生息する有袋類タスマニアタイガー(フクロオオカミ)がモデルだと推測する説もある。
- また、群れで狩りをし、獲物を均等に分け合うところはオオカミに似ており、ひょっとしたら昼行性かもしれないところは昼行性のイヌ科動物リカオンにも似ている。
関連イラスト
関連タグ
0228.デルビル→0229.ヘルガー/メガヘルガー→0230.キングドラ
同複合タイプ
※進化前のニャビー、ニャヒートはあくタイプはないものの赤と黒を基調とした色合いなので配色はヘルガーと似ている。
ポケモン関連
- 犬ポケモン
- 1.ガーディ/ウインディ ヒスイガーディ/ヒスイウインディ
- 2.ブルー/グランブル デルビル/ヘルガー/メガヘルガー ドーブル (エンテイ・ライコウ・スイクン:三犬だが、モデルは猫科)
- 3.ポチエナ/グラエナ ラクライ/ライボルト/メガライボルト
- 4.リオル/ルカリオ/メガルカリオ
- 5.ヨーテリー/ハーデリア/ムーランド
- 6.トリミアン ジガルデ10%フォルム
- 7.イワンコ/ルガルガン(まひる・まよなか・たそがれ)
- 8.ワンパチ/パルスワン ザシアン(れきせんのゆうしゃ/けんのおう) ザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ/たてのおう)
- 9.パピモッチ/バウッツェル ボチ/ハカドッグ オラチフ/マフィティフ イイネイヌ
- その他
- マニューラ:図鑑説明によると、群れで獲物を分け合うあくタイプ同士。
- ラクライ/ライボルト:対関係として扱われる事があり、実際にX・Yではデルビル・ライボルトナイトはX、ラクライ・ヘルガナイトはY限定である。
- キュウコン:どちらもイヌ科(ヘルガーは犬、キュウコンは狐)でほのおタイプであり、そして高速低耐久であることからしばしば組み合わされて使われることがある。
- ブラッキー:どちらも「イカサマ」 「バークアウト」を覚えるのでどちらを使うか迷う人も多い。他にも『毒素を含むもの(ヘルガーは炎、ブラッキーは汗)を出す』、『体色が黒で赤眼である』といった共通点もある。
- エンニュート:実際にほのお/どくとなった後輩。
- バンギラス/レパルダス:同じくよく悪役に使われがちな者同士。
他作品
- ケルベロス繋がり(ヘルガーにはあまり似てないけど)