カビゴン
かびごん
基礎データ
全国図鑑 | No.0143 |
---|---|
カントー図鑑 | No.143 |
ジョウト図鑑 | No.225 |
シンオウ図鑑 | No.113 |
セントラルカロス図鑑 | No.139 |
アローラ図鑑 | No.043 |
ガラル図鑑 | No.261 |
ヒスイ図鑑 | No.052 |
キタカミ図鑑 | No.103 |
ローマ字表記 | Kabigon |
ぶんるい | いねむりポケモン |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 2.1m |
おもさ | 460.0kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性1 | めんえき:どく状態にならない。自分が受けたどく状態を回復する。 |
特性2 | あついしぼう:ほのおタイプ・こおりタイプの技を受ける時、威力が半減される |
隠れ特性 | くいしんぼう:HPが最大の1/4以下の時に使うきのみを、HPが最大の1/2以下の時に使うようになる |
Zワザ | ほんきをだすこうげき |
タマゴグループ | かいじゅう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | カビゴン | カービィ(星のカービィシリーズのキャラクター。およびそれを由来とするゲームフリーク社員西野弘二氏のニックネーム) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Snorlax | snore(いびき)+relax(くつろぐ) |
ドイツ語 | Relaxo | relax(英語でくつろぐ) |
フランス語 | Ronflex | ronfler(いびきをかく)+flexible(しなやかな) |
韓国語 | 잠만보 | 잠만 자(寝てばかり)+잠보(寝ぼすけ)+먹보(食いしん坊) |
中国語(簡体字) | 卡比兽 | カビゴン+兽(獣) |
中国語(繁体字) | 卡比獸 | カビゴン+獸(獣) |
中国語(大陸) | 卡比熊 | カビゴン+兽(獣)+熊 |
ギリシャ語 | Σνόρλαξ | 英語名の音写 |
ヘブライ語 | סנורלקס | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | स्नोरलॅक्स | 英語名の音写 |
ロシア語 | Снорлакс | 英語名の音写 |
タイ語 | คาบิกอน | 日本語名の音写 |
概要
初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場する古参ポケモン。
黒と白を基調にした、まん丸に太った大きな怪獣のような外見のポケモン。大抵目は閉じているが、『ポケモンスタジアム』等3Dモデルのゲームでは目を開くことがある。
外見通りにとてつもない食欲の持ち主で、1日に400kgは食べないと気が済まない。同時に極めてぐうたらな性質で、基本的に食べるか寝るかしかしない。食ってるはじから居眠りを始め、眠ったままでも食うという。お腹の上を遊び場にしても全く怒らない朗らかなさをもつが、単に気にしていないだけとも言える。
第9世代では体毛の質感が比較的分かりやすいグラフィックとなっている。
『LEGENDSアルセウス』の図鑑説明によれば、人里にも平気で姿を現し、米蔵を空っぽにしてしまうことから災厄の一つとして恐れられていたという。進化前の時点で堆肥となる生ごみを漁るとされているので、ポケモン対策が今ほど進んでいなかった時代はかなり脅威だった事であろう。
胃袋の消化液はとても高性能。カビが生えていようが、腐っていようが、トゲだらけであろうがお構いなしで、腹痛も起こさない。なんとあのベトベトンの猛毒さえ、カビゴンにとってはスパイスにすぎないという。
寝込んでいたり、ぐうたらするなど普段はやる気が全く感じられないが、内に秘めたパワーは凄まじく、食欲がらみなどで本気を出すとズバ抜けた身体能力を発揮する。
巨体による怪力は元より、自身の十倍以上の高さまでジャンプしたり、クロールで離れた島まで遠泳もするというハイスペックぶり。そのためか、ひでんマシンで「なみのり」を覚えられる。
『ポケモンバトルレボリューション』ではドロップキックモーションを披露したりと動けるデブっぷりを発揮している。
その見た目通り体重が重いことでも有名であり、第二世代までは体重が最も重いポケモンだった。
世代が進むにつれコスモウムとテッカグヤを筆頭に、グラードン、バンバドロ、アクジキング、ギラティナ、ディアルガ、メタグロス、クレベースなどの重量級が増えたこともあり、現在では上の中ぐらいの順位に落ち着いている。
なお、なつき進化とされているが、野生ではどうやって進化しているのかは不明である。しかし、アニポケ新無印1話のピカチュウを見るに、ポケモン同士でもなつき進化の条件を満たせる様だ。元々進化前が存在しなかったため、そこまで考えられていないかもしれないが。
眠りながら道を塞ぐポケモンとして定評がある。
ゲーム版では、第1世代で12ばんどうろや16ばんどうろ、第2世代では殿堂入り後に訪れることができるディグダの穴の前で、第6世代で7ばんどうろで出現。いずれもポケモンのふえの音色で起こしてバトルに突入するというイベントになっている。
しかし、一方でガラル地方やヒスイ地方のカビゴンは能動的でカンムリ雪原やワイルドエリアなどを歩き回っている。
アニメ版でもよく道を塞いでおり、新無印では街中でも構わず寝てしまうため、ジュンサーさんなどが動かしたりするそうだ。
ゲーム上での特徴
なお、カビゴンのグラフィック、初代から並べてみてみると、最初寝転がっていたのが少しずつ起き上がってきて、最後には立ち上がっているという地味な変化がある。
……だが、まさかこれが、『サン・ムーン』において、10年以上かかった伏線になるとは一体誰が想像できただろうか。
「自力入手は困難だが、増やすのは容易で、GTSさえ使えばお手軽に入手できる」ポケモンの1種(第6世代まで)。
第1・2世代
ポケモンずかん上ではレアリティについては何も書かれていないが、ぶっちゃけあのラプラスと大差ないレベルのレアリティ。
初代では、ゲーム中に僅か2匹しか登場しなかった。
第2世代以降も、野生個体は原則固定エンカウントでしか手に入らず、しかもただ話しかけるだけではダメで「ポケモンのふえ」を使って起こす必要がある。
これが後述する『ポケモンGO』での入手難度の高さに繋がったと思われる。
第4世代~
『ダイヤモンド・パール』より進化前のゴンベが登場したが、こちらも第6世代までカビゴンと大差ない……というか、場合によってはカビゴン以上に入手が面倒なポケモンだった。
第8世代
『ソード・シールド』では固定シンボルではあるが、倒しても捕まえても1日経つと復活しているカビゴンがワイルドエリアに登場し、カビゴン自体のゲットも非常に楽になった。
GTSが廃止された事と帳尻を合わせた形になるか(ちなみに上で挙げたラプラスも、カビゴン程ではないがワイルドエリアに出没しやすくゲット容易になっている)。
『アルセウス』でははじめのマップである黒曜の原野にて、凶暴なオヤブン個体が一匹佇んでおり、今までのカビゴンとは思えないほど猛烈にプレイヤーに襲いかかってくる。他は純白の凍土や時空の歪みで一般的な野生個体が出現する。
第9世代
『スカーレット・バイオレット』では、追加DLCの碧の仮面にて内定。
キタカミの里にあるとこしえの森の洞窟入り口前にて、初代のように道を塞いで寝転んでいる。エンカウントで出現するのはこの一匹のみだが、倒してしまっても一日経てば復活する。
ちなみに塞いでいる洞窟はライドポケモンから降りると触れずに通ることが出来る。
このSVの追加内定によりカビゴンも晴れてシリーズ皆勤賞となった。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 160 | 110 | 65 | 65 | ※ | 30 | 430 |
第2世代から | 160 | 110 | 65 | 65 | 110 | 30 | 540 |
HP・攻撃・特防に優れたノーマルタイプのポケモン。
御三家を超える高い合計種族値でありながら配分にも無駄がなく、世代を問わず活躍している強豪ポケモン。
弱点であるかくとうタイプは物理型に偏っており、そこさえ気を付ければ崩されることは少なく、非常に安定した戦いが望める。
反面、素早さは非常に低いが、それを逆手にとって「のろい」のデメリットを減らしたり、味方の「トリックルーム」と組み合わせて先手を取る戦法が強力。
高い特殊耐久と特性「あついしぼう」により、主にダブルバトルでの「ふんか」や「ふぶき」といった範囲攻撃に滅法強い。
耐久性能を削られない「めんえき」や後述の戦法による「くいしんぼう」も有用ではあるが、基本的には汎用性の高い「あついしぼう」が優先される。
メインウェポンはタイプ一致で安定した「おんがえし(orやつあたり)」が人気。
他にも「すてみタックル」、「のしかかり」辺りが候補に挙げられる。
第8世代で「おんがえし&やつあたり」が廃止になってしまったため、丁度いい火力の一致わざが無くなってしまったのは多少痛手ではあるが。
サブウェポンには、相性補完に優れた「じしん」・「かみくだく」・「ほのおのパンチ」・「タネばくだん」等多彩である。また、意表をついて「じばく」や「カウンター」で攻めることも可能。
変化技は「ねむる」や「あくび」など、種類は少ないが有用なものを覚える。
初代
当時は現在ほど特殊耐久は高くはなかった(HPのおかげでそれなりにはあるが)が、わざの豊富さはこの時から十分すぎる程備わっていた。
しかし、素早さ絶対環境かつケンタロスと言う強烈なライバルのせいでいまいち活躍できず。
特にかなり苦しかったのは第2回ニンテンドウカップのレベル制限がギリギリ30(1レベル上がるだけでレベル超過を引き起こす)であり、育成には細心の注意が求められてしまった。
それもあってこの世代では「あまり強くない」と言うイメージが先行する羽目になってしまった。
なお、当時の「じわれ」はカビゴンじゃろくに当たらないため死に技もいいところ。
第2世代
特防が跳ね上がり、ケンタロスに代わってトップメタとして君臨。
当時の努力値の仕様では全ステータスに満遍なく振られるため長期戦になりやすく、多くのポケモンは堅牢なカビゴンを突破できず葬られた。
当時の仕様では「ねむる」+「ねごと」コンボでしぶとさは尋常ではなく、「はらだいこ」「じわれ」で一気に試合を決めることができた。更にカウンターを覚えていれば天敵とも言えるカイリキーにも一矢報いる事ができる。
この頃は強力なかくとうタイプが居なかった(カビゴンメタとして少しカイリキーとヘラクロスが使われた程度)のもその強さを助長させており、それほど需要のなかった格闘技(「ばくれつパンチ」など)をサブウェポンに搭載するポケモンまで現れていた程。
大会などではまず使わない理由が無く、殆どの対戦で採用されていた世代であり、間違いなくカビゴンの全盛期であったと言えよう。
第3世代
ダブルバトルが実装された世代であり、以後はこちらが主な戦場となる。
前述通りの高いステータスに加え、特殊攻撃が飛び交いやすいダブルバトルにおける特防の高さ、ノーマルタイプ故の弱点の少なさ+新たに得た「あついしぼう」による耐性により数値以上に硬い。ただし当時はこおりタイプ、特に次の世代にて猛威を振るうようになったふぶきが非常に弱かったため、自慢の耐久をどくどくで崩されないめんえきの評価も高かった。
当時の公式大会環境では無振カビゴン抜きの実数値51が素早さ調整の指標として絶対視され、それを基準にカビゴン同士の素早さいたちごっこが行われ、仕舞いにはポケモンリーグ2005中学生以上の部で優勝者したカビゴンの素早さはSVやその近くのガラガラでもない限り抜けるように実数値61に調整されていた。
弱点の格闘技に関しては第2世代と同じく格闘タイプが環境に居ない上でラティオスやメタグロスが跋扈していたため、実質的に弱点は存在しないようなものであった。
加えて当時の全体技の仕様上「じばく」は威力減衰を引き起こさないため、「じしん」等と併せてその高い攻撃力を存分に活かしていた。
この世代以降、メタグロスと並んで第5世代以外殆どの環境でダブルバトルの主要ポケモンの一角として名を馳せ続けている。
シングルバトルでも弱体化こそされたもののその強さは健在であり、「のろい」型や「はらだいこ」型などの戦法のバリエーションが多い上にどれも強く、対策は厳しかった。「あくび」も覚えたが世代展開期当時は「ステルスロック」登場前であった上に「まきびし」との組み合わせも研究が進んでいなかったため、その本領を発揮できなかった。この世代に登場した「がむしゃら」もきちんとケアしないと痛い目に遭った。
他には、舐めてかかっている高速系に「のしかかり」で麻痺を撒いて無限ハメや全抜きを防止する型もあった。
当時かくとうウエポンはインフレ前であったため「かわらわり」が環境の主力であった。それこそHB特化したカビゴンならヘラクロスのA特化「こだわりハチマキ」「かわらわり」が9割も入らなかった。耐えたら後は「じばく」で1:1交換を狙えばよい。
第4世代
鈍足を活かす「トリックルーム」の登場や、ユキノオーと共に現れ始めた霰パに対して「あついしぼう」での牽制等により需要が更に増加。
WCS2009では日本大会グループBのFINALステージ進出者8人中7人が使用しており、全盛期の第2世代には及ばないものの主要ポケモンの一体となっていた。
また、カビゴンの素早さは鈍足調整の指標として否応なしに重視された。
ポケモンリーグ2007中学生以上の部優勝パーティに投入されて一世を風靡したレベル1ドーブルもニンテンドードリームの記事によると「カビゴンより遅いポケモンとして思いついた」というのがそもそもの採用の理由で、WCS2009都道府県予選上位入賞パーティにはミラーマッチ意識のLv49最遅個体がいたぐらいであった。
しかし、ここから対戦環境は火力偏重になり、さらにかくとうポケモンの台頭や、高威力の格闘技の追加によってダブルバトルでも徐々に苦しい立場に立たされるように。
既にこの世代のシングルバトルからは数をかなり減らしている。
第5世代
かくとうタイプが特に暴れていた上、他にも優秀な耐久ポケモン達の出現によってダブルバトルですらその姿を見ることは殆どなかった。
かくとうタイプ以外でもサブウェポンに「インファイト」や「きあいだま」等を搭載するポケモンもおり、ノーマルタイプそのものが場持ちがとても悪かったのが要因と言える。
第7世代
回復量が強化された「フィラのみ」と特性「くいしんぼう」を組み合わせたコンボが流行し、「はらだいこ」や「リサイクル」を絡めることで長く強く戦わせることが可能になった。
また、専用のZクリスタル「カビゴンZ」を持たせることで、専用のZワザ「ほんきをだすこうげき」を繰り出せる。元の技である「ギガインパクト」も強力であり、力技で強引に押しきる戦術も存在する。
「はらだいこ」によって担保されるエース性能と「リサイクル」での耐久性能は伊達ではなく、WCS2018では見事優勝メンバーに輝いた。
この活躍の影響とサイクル戦全盛環境の到来により、シングルバトルでも後半のシーズンから使用率30位以内に顔を出すようになった。
第8世代
「フィラのみ」の回復量が減ったため、多少「くいしんぼう」の使い勝手が悪くなった。
一方、カビゴンの高いHPと相性が良い「ダイマックス」の登場は大きく、環境初期はかなり数を増やしていた。
しかし、同じ耐久型のノーマルタイプである「ポリゴン2」の台頭により採用率は落ち着いている。
第9世代
新技は小技ばかりでカビゴン自体の強化とはならないまま、なんと「じばく」没収。
さすがに一致2倍で威力200をぶつける事は許されなかったようである。
地味に「ばかぢから」も覚えなくなったため、かくとう打点も「アームハンマー」に下がっている。
元々耐性のないノーマルタイプと言う事もあり、テラスタルとの相性は良い。
めぼしいのはかくとう耐性がつくフェアリーや、カイリューの「しんそく」を避けつつ「のろい」を起点回避技に切り替えられるゴースト。
環境のカビゴンはおおむねこの二つのどちらかとなっている。
テラスタルは使いこなせれば鬼に金棒だが、相手に一方的に火力目的でテラスタルを切られると、第8世代では耐えられたはずのポケモンに不覚を取ることも。生半可なB振りでは目ぼしい一致テラスタルA特化「こだわりハチマキ」型に対して、等倍でも「オボンのみ」込みで確定2発がざらである。
ゴーストテラスタル使用時の「のろい」は第7世代で流行していた「フィラのみ」と特性「くいしんぼう」と「リサイクル」を絡めたコンボとも相性が良く、相手にスリップダメージを与えながらフィラのみで回復するという芸当も可能。
これを想定してか、野生でゴーストテラスタルのゴンベが出て来る。
しかし、後述の影響もありくいしんぼう型で使われる事は稀。
シリーズ5で解禁されたが、ノーマルタイプの強豪としてガチグマの存在が大きいためか採用率は控えめ。
しかし、採用率で計れないのがポケモンと言うゲームであり、そのべらぼうに高い特殊耐久による詰ませ性能は健在である。
この世代ではパワーと耐久のバランスが取れたいじっぱり「とつげきチョッキ」型、王道のわんぱく「たべのこし」型が主流。
採用技1位はなんと「ヘビーボンバー」となっており概ね特殊、特にハバタクカミを重く見る型が多めになっている。また、「はらだいこ」を積む隙が環境的にほぼ皆無となったばかりか、耐久インフレによっていよいよ通常火力での遂行力も怪しくなり始めたため、「じわれ」一撃必殺型も目立つように。
シーズン21最終5位構築には対毒殺耐久型特化の「めんえき」「じわれ」型がエントリーされていた。
とはいえ特殊耐久を活かして効果力相手に突っ張る戦法は危険になりつつある。例えばC特化「こだわりメガネ」ミライドンのフィールドテラスタル「イナズマドライブ」はHD特化「とつげきチョッキ」カビゴンに確定2発である。そのため禁止級伝説相手に繰り出す場合は、相手が火力を削った型かどうか見極めるのが重要である。
なお、仕様変更によりカビゴンで生まれることは無くなり、タマゴからは必ずゴンべが生まれるようになっている点に注意。
使用トレーナー
以下の通り、地方最高峰クラスのトレーナーに使われる傾向がある。
ゲーム版
- レッド:ポケモントレーナー
- ナツメ:ジムリーダー(カントー)※1
- ワタル:四天王(カントー)※1
- リラ:タワータイクーン
- ジュン:DPptライバル
- モミ:ポケモントレーナー※2
- ククイ:ポケモン博士
- ユウダイ:カビゴンマスター
- ホップ:剣盾ライバル
- ユエ:ジムチャレンジャー
- リカ:ドクター/マックスレイドバトルNPC
- デンボク:ギンガ団団長
※1:ポケモンスタジアム2
※2:バトルタワー
アニメ版
- サトシ(アニポケ)
- カビゴン使い(無印41話)
- マキノ(AG88話)
- アザミ(AG)
- ユウタ(DP160話)
- チアキ(DP76話)
- オルオル(SM28話)
漫画版
番外作品
詳細は『カビゴン(番外作品)』にて
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- 無印40話「おきろ! カビゴン!」
- こちらのカビゴンは、食糧不足に陥っていた村に流れる川の上流で眠っていた個体。サトシたちはロケット団の協力を得てカビゴンをどかそうとするが(この際、カビゴンをどかすためとはいえ、サトシたちがロケット団の悪事に加担しているという珍しい場面が見られた)上手く行かず、最終的にポケモンの笛使いの老人(例のカビゴンのトレーナー)にカビゴンを起こして貰った。
- 実はカビゴンのせいでせき止められていたと思われていた川は、実はいばらが川をせき止めていたことが判明した。しかし先ほどのカビゴンがそのいばらを食べ尽くしたことで川は元の流れに戻り、村の食糧不足は解消されたのであった。
- マキノのカビゴン
- AG88話に登場。元々は突然現れた野生ポケモンで、バナナナマケロ園のバナナを食べまくる上に眠っても寝返りなどで迷惑をしていたが、サトシ達の協力で群れのボスのナマケロをヤルキモノに進化させ、カビゴンと戦わせて弱らせたところをゲットした。ゲットしたカビゴンは「癒しのカビゴンルーム」という園の新しい目玉となった。
- アザミのカビゴン
- アニポケ版のアザミは「糸目フェチ」であるため、カビゴンも手持ちに加えている。
- チアキのカビゴン
- DP76話では、リッシ湖畔で人気No.1のレストラン「レストラン七つ星」のオーナーのポケモンで登場。ちなみにチアキのフィアンセ・チナツはゴンベを手持ちにしている。
- ユウタのカビゴン
- DP160話ではポケスロンに出場する少年・ユウタのポケモンとして登場。カビゴンながら運動能力が高く、サトシのピカチュウと対決し、最後のハードル走で勝利した中々の実力の持ち主。
- オルオルのカビゴン
- 新無印5話
- 初のキョダイマックスポケモンとしてワイルドエリア内で登場。線路を塞いだまま寝こけ、危うく事故を起こしかけたが、ゴウ達の奮闘によって回避された。
- 『ピチューとピカチュウのふゆやすみ2001』
その他
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- レッドのゴン
- 性別:♂️・特性:めんえき
- 性格:わんぱく・個性:からだがじょうぶ
- レッドが参加した自転車レースのコースである釣りの名所で寝ていた所を蜂蜜の臭いにつられて起き上がり捕獲された。
- 案の定餌代が非常にかかるのが問題で、自転車レースの賞金も餌代(とテントの修理費)へと消えてしまうほどで、育成にコストがかなり掛かる模様。
- 最高速度のリニアを真正面から停めるほどの怪力の持ち主で、バトルではそのパワーを活かして戦う。作中ではグリーンのカイリキーと戦うことが多く、1章ではポケモンリーグ・5章ではキワメの修行の時に激突している。
〈レッドの手持ち〉 |
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ニョロ(ニョロモ→ニョロゾ→ニョロボン♂️) |
フッシー(フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ↔️メガフシギバナ♂️) |
ピカ(ピカチュウ♂️) |
ゴン(カビゴン♂️) |
ギャラ(ギャラドス♂️) |
プテ(プテラ♂️) |
ブイ(イーブイ(↔️シャワーズorサンダースorブースター)→エーフィ♂️) |
ディグ(ディグダ♂️) |
サン(サンド♂️) |
ドリ(ニドリーノ♂️) |
オニドリル |
ウツボット |
ニドキング♂️ |
- エメラルドのカビゴン
- 性別:♀️・特性:あついしぼう・性格:れいせい
- 元レンタルポケモン。6章終盤でレッドのゴンと恋人になり、第9章でタマゴが発見されている。ダイヤモンドの手持ちで幼なじみのべー(ゴンベ)との関係が示唆されているが…?
第7章で登場するテレビ番組『タウリナーΩ』では、タウリレスキューを操るゴン隊員として登場する。
14章ではリラの手持ちで登場する。
余談
元ネタ
ゲームフリーク(ポケモンを開発した会社)の社員であるゲームプランナーの西野弘二氏がモデルになっている。
彼のふっくらした大柄な体型と、カビの生えた物でも平気で食べる奴だったという武勇伝から、仲間の間でカビゴンというあだ名をつけられたことがあり、そのままポケモンとして採用されたとのこと。
実際、初代ポケモン開発時の彼は、カビゴンの姿(特に顔)がそっくりである。
2018年5月に読売新聞にて行われたインタビューにて、西野氏がモデルであることが正式に明かされた。