運命――覚悟を決めろ。
概要
2017年7月8日~12月23日に放送されたウルトラシリーズ。全25話。
放送時間は前作『ウルトラマンオーブ』と同様、朝9:00~9:30で、放送終了後にYouTubeの円谷プロ公式チャンネルにて見逃し配信を行う点も前作と同様である(放送1週前の7月1日にはオーブ同様に直前スペシャルが放送)。このほかにもAmazonプライム・ビデオやニコニコ動画、ニコニコ生放送でも配信される。
『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』から続く物語、すなわちウルトラマンゼロの物語の続編と言える内容となっており(実際、番組内コーナードラマ『ウルトラファイトオーブ』最終話に、ジードがゲスト出演している)、悪の戦士:ウルトラマンベリアルの息子という驚愕の出自を持つ若き戦士・ウルトラマンジードの活躍と、『ウルトラ銀河伝説』以降長きにわたって続いてきた光の国とベリアルとの戦いの決着が描かれる。
その為、見方を変えればウルトラマンゼロシリーズの完結編とも言える作品である。
歴代のウルトラ戦士2人の力を借りるというコンセプトは前作『ウルトラマンオーブ』から引き継いでおり、前作同様『ウルトラマンフュージョンファイト!』とも連動。しかし本作では怪獣側にも歴代の力を借りる要素が本格的に取り入れられているという大きな違いがある。
このため、『コンセプトだけ見ればオーブのセカンドシーズン』という解釈もできる。
主役である朝倉リク/ウルトラマンジードを演じるのは、かつて『ベリアル銀河帝国』にナオ役で出演したことでも記憶に新しい濱田龍臣。16歳でシリーズ最年少の主役抜擢となった(ただし、放送開始後直後の8月27日で17歳になったため、17歳としては『ウルトラマンギンガ』で主演を務めた根岸拓哉と並んで以後は最年少タイ記録になる)。
メイン監督はゼロやベリアルのデビュー作である『ウルトラ銀河伝説』の監督も務めた坂本浩一、BGMは『ゼロ THE MOVIE』でもBGMを担当した川井憲次と、ウルトラマンゼロシリーズに携わったスタッフが参加している他、シリーズ構成として小説家の乙一が参加、テレビドラマの脚本執筆およびシリーズ構成に初挑戦する(なお、脚本執筆時の名義は乙一氏の本名である“安達寛高”が用いられている)。だがストーリーの全てを乙一氏が考えているわけではなく、ストーリーの基本は円谷プロダクションのスタッフが考えており、そこに乙一氏のアイディアが組み込まれている。
小説家である乙一氏がメイン構成を手がけているためなのか、物語の流れや登場人物のモノローグなどもどことなく文学的なものになっており、物語がリクのモノローグで締めくくられることも多い。そういった点でも極めて異色の作品であると言える。
また、前作で多少見られた大河ドラマ的なシナリオ構成もより強くなっており、これまでの新世代ヒーローズの作品と比べると前後編形式でストーリーが進行していくエピソードが多いのも特徴である。
全体的に坂本監督のお気に入り作品である『ウルトラマンレオ』に近いものがあり、第1話ではレオをオマージュしたプールを使った特撮が行われているほか、戦いのダメージの影響で体調が万全ではないウルトラマンゼロなど、他にも『レオ』へのオマージュと思われる要素が多い。
また、放送から50周年になることを記念して、登場怪獣や宇宙人には『ウルトラセブン』に登場したキャラクターがかなり多いのも特徴。
物語が直接つながっている事もあり、ダークロプスゼロやレギオノイド等、ウルトラマンゼロシリーズに登場した敵も登場の機会が多い。
なお、「円谷倶楽部」というサイトに掲載された坂本監督へのインタビュー記事によると、本作は最初のウルトラマンから始まるM78ワールドの世界観を踏襲していることが明らかになった。ただし、『Q』~『大怪獣バトル』までのM78ワールドそのものが舞台となっているわけではなく、別の宇宙「サイドスペース」での物語であることが『ウルトラマン全戦士超ファイル』にて判明している。
2021年現在、大岡新一社長が監修した最後の作品であり、買収前からの円谷プロを知る人間が携わった最後の作品でもある。
TVシリーズ終了後も今なお続く人気の根強さからか、TVシリーズ後に始まる総集編では本作に登場した人物達がナビゲーター担当する事が多く、令和シリーズの『ウルトラマンZ』にも主人公リクの出演が新たなジードの姿と共にゲスト出演している。
登場人物
本項では簡単な説明に留める。詳しくは各人物の個別項目へ。
乙一氏によると、登場人物の名前はすべてSF作家の名前を捩ったものになっているとのこと。
ウルトラ戦士
演:濱田龍臣
本作の主人公。ウルトラマンジードの人間態である。
口癖は、「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」。
演:小澤雄太
妻子持ちのサラリーマン。
リクの仲間たち
星雲荘
演:山本千尋
武術が得意な女性戦士。
CV:潘めぐみ
CV:三森すずこ
星雲荘のメインシステムを統括する人工知能。
リクに出生の秘密を教えると同時に、ジードライザーとウルトラカプセルを託し、以降も彼の活動をサポートする。
AIB
演:長谷川眞優
AIB上級エージェントのシャドー星人。
その他
伊賀栗家
伊賀栗ルミナ
演:長谷部瞳
レイトの妻。
伏井出ケイのファンでもある。
第24話で実はレイトがゼロと同化していることに気付いていた事が判明している(本人いわく「レイト君は嘘が下手」)。
伊賀栗マユ
演:清水美怜
レイトの1人娘。
第9話ではリトルスターを発症したことにより瞬間移動能力を持つようになり、星雲荘で保護される。その後ライハの元へ向かい、ジードにケイを倒そうとするライハを止めるよう祈ると同時に体内にあったリトルスターがジードに送られ、ウルトラマンゼロのカプセルを起動させた。
銀河マーケット
久米ハルヲ
演:水野直
銀河マーケットの店主。
身寄りのないリクにとっては、雇い主であると同時に父親代わりとも言える存在。
ジードの戦いを間近で目撃し、その風貌から悪の戦士:ベリアルとの関係を疑うが、人々を守るために必死で戦い抜くジードの姿を見ていくうちに次第に心境に変化が生じていく。
原良子
演:三輪ひとみ
第1・2話で登場。
エリの母親で、ハルヲの妹。
リトルスターの宿主
→リトルスターの記事を参照。
敵
演:渡辺邦斗
ベリアル融合獣にフュージョンライズする謎の男。表の顔はSF小説家。
演:小林涼子
ノンフィクション作家。伏井出ケイを匿う謎の美女。
CV:小野友樹
本作におけるキーパーソンの1人。
宇宙の全てを手中に収めようと企む悪の権化で、リク=ジードの父親とされるウルトラ戦士。
かつて宇宙を破壊しようと「クライシス・インパクト」と呼ばれる大事件を引き起こすが、自身も爆発に巻き込まれ、現在は消息不明となっているとされる。
しかし、劇中において突如、彼の面影を持つベリアル融合獣が姿を現し、地球に大混乱をもたらすことになる。
用語
怪獣を呼び寄せるとされる謎の物質。宿主に何かしら特殊な能力を与える効果があり、分離させる事でウルトラカプセルを起動させる事ができる。
宿る特殊能力は、起動するカプセルのウルトラ戦士に応じたもの(黄色い光の剣、ヒーリング能力、どこかで見たようなエフェクトの瞬間移動など)となっている。
ウルトラ戦士以外の人間や生命体にのみ宿っており、ケイ曰く、宿主がウルトラマンに対して祈る事でのみ分離が可能となるとの事。また、深い絶望に陥ると消滅してしまうらしい。
ケイはこの物質を狙っているらしいが、その目的は今のところ不明である。また、ケイ以外にもこれを狙って多くの宇宙人たちが地球へと襲来するようになる。
なお、レムは開発者権限によりリトルスターに関する情報へのアクセスが禁止されているらしく、このことからもかなり重要な存在であるらしいことが伺える。
ジードの父:ベリアルがかつて超時空消滅爆弾により宇宙を破壊しようと引き起こした大爆発。
この影響で本作の地球は一度崩壊しかけたが、ウルトラマンキングの力により辛くも救われたようである(ただしキング自身も宇宙全体に拡散してしまったようだ)。
この事件に関する記録は大部分が消失してしまっているため、世間では隕石衝突によるものとする説が定説化しているが、異論もあり、ウルトラマンや怪獣が都市伝説として人々の間で語られている。
天文台の地下に眠る秘密基地。レムの発言によれば、元々はウルトラマンベリアルの所有物だったらしい。
名前はかつてリクが暮らしていたアパートの名前をそのまま拝借している。
詳しいストーリーは不明だが、怪人とその取り巻きである戦闘員に主人公のドンシャインが立ち向かうという王道もののヒーロー番組のようだ。
リクとモアはこの作品の大ファンであり、彼らのその後の生き方や価値観にも影響を与えている。
カレラン分子
ケイが散布した物質。大気の中に溶け込んでおり、呼吸をすることで分子を取り込んだ生命体の体内に宇宙を循環する幼年期放射を蓄積させ、リトルスターを生成させる。
スタッフ
監督:坂本浩一(メイン)、市野龍一、武居正能、冨田卓、田口清隆、伊藤良一、池田遼
シリーズ構成:乙一
シリーズ構成協力:三浦有為子
脚本:安達寛高、三浦有為子、柳井祥緒、森江美咲、根本歳三、勝治京子
音楽:川井憲次
製作:円谷プロダクション、テレビ東京、電通、ウルトラマンジード製作委員会
音楽
主題歌
「GEEDの証」
作詞:六ツ見純代 / 作編曲:川井憲次 / 歌:朝倉リクwithボイジャー
前作のOP『オーブの祈り』に続き、ラストでその回に登場する怪獣(若しくは新タイプ)の影絵と共にサブタイトルが表示されるという演出が入る。怪獣(若しくはジード等のウルトラ戦士の掛け声)が入る点も同じ。背景は、前作は『ウルトラマン』風だったが、本作は『ウルトラセブン』風になっている。
歌詞に『ウルトラマン』『GEED(ジード)』の単語はそれぞれ単独では含まれているが『ウルトラマンジード』としては含まれていない(『列伝』のOPを除けば、『TAKE ME HIGHER』や『Legend of Galaxy ~銀河の覇者』のようにウルトラマンの名称のみだったりする例や名称とウルトラのみの『Spirit』の例はあるが、このタイプの例は間にOHが挟まっている『ウルトラマンネオス』くらいであった)。
第18話からは2番の歌詞になった。
『ウルトラマンZ』ではリクとジードがゲスト出演した第6話にて挿入歌として使用された。
これを受けてニコニコ動画の配信では当時のOPのテンプレコメントが戦闘シーンで流れることになった。
エンディング
「キボウノカケラ」
作詞:TAKERU 瀬下千晶 / 編曲:小西貴雄 / 歌:ボイジャー
オープニングと同様に第18話からは2番の歌詞になった。
挿入歌
「フュージョンライズ!」
作詞:金光大輔 / 作曲・編曲:ハマサキユウジ / 歌:ボイジャー
元々はイベント用に作曲されたものだが、第17話で挿入歌として使用された。
キャラクターソング
9月30日のニコニコ生放送前半一挙配信にて、ペガとレムのキャラソンが作られる事が発表された。また、「GEEDの証」もペガ / レムバージョンでカバーされている。発売は12月27日。
ウルトラシリーズ本編でキャラソンが作られるのは、地味にアニメ作品の『ザ☆ウルトラマン』以来38年ぶりとなる(本編以外でなら『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』などで作られていたが)。
「おうえんだん1号」
作詞:稲葉エミ / 作曲・編曲:大畑拓也 / 歌:ペガ(CV:潘めぐみ)
「マホロバリバティ」
作詞:稲葉エミ / 作曲・編曲:柳舘周平 / 歌:レム(CV:三森すずこ)
放送日程
太字は新怪獣あるいは派生怪獣。
No. | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 登場怪獣 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|
総集編 | 「ウルトラマンジード直前スペシャル」 | 足木淳一郎 | 村上祐介 | 第1話から第3話までの怪獣 テレスドン | 7月1日 |
1 | 「秘密基地へようこそ」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | スカルゴモラ ウルトラマンベリアル | 7月8日 |
2 | 「怪獣を斬る少女」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | スカルゴモラ ダダ | 7月15日 |
3 | 「サラリーマンゼロ」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | ダークロプスゼロ | 7月22日 |
4 | 「星人を追う仕事」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | エレキング ピット星人トリィ=ティプ フック星人 宇宙植物ルグス | 7月29日 |
5 | 「あいかた」 | 三浦有為子 | 市野龍一 | アーストロン モコ(ルナー) サメクジラ(幼体) サンダーキラー | 8月5日 |
6 | 「僕が僕であること」 | 三浦有為子 | 市野龍一 | サンダーキラー ウルトラマンベリアル | 8月12日 |
7 | 「サクリファイス」 | 柳井祥緒 | 武居正能 | ギャラクトロン アークベリアル(回想) | 8月19日 |
8 | 「運命を越えて行け」 | 柳井祥緒 | 武居正能 | ギャラクトロン | 8月26日 |
9 | 「誓いの剣」 | 三浦有為子 | 冨田卓 | タイラント スカルゴモラ | 9月2日 |
10 | 「ココロヨメマス」 | 森江美咲 | 冨田卓 | ザンドリアス ゾベタイ星人ナビア | 9月9日 |
11 | 「ジードアイデンティティー」 | 安達寛高 | 田口清隆 | ペダニウムゼットン バド星人 ゼラン星人 ネリル星人 ペダン星人 サーペント星人 グローザ星系人 ドーブル星人 ウルトラマンベリアル | 9月16日 |
12 | 「僕の名前」 | 安達寛高 | 田口清隆 | ペダニウムゼットン ウルトラマンベリアル | 9月23日 |
13 | 「レストア・メモリーズ」 | 足木淳一郎 | 池田遼 | 第1話~第12話までの怪獣 | 9月30日 |
14 | 「シャドーの影」 | 根本歳三 | 市野龍一 | ゼガン シャドー星人クルト クカラッチ星人 | 10月7日 |
15 | 「戦いの子」 | 根本歳三 | 市野龍一 | ゼガン シャドー星人クルト ゼラン星人 | 10月14日 |
16 | 「世界の終わりがはじまる日」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | ウルトラマンベリアル キメラベロス ピット星人トリィ=ティプ ゴドラ星人ゴドー=ウィン セミ女 | 10月21日 |
17 | 「キングの奇跡! 変えるぜ! 運命!!」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | ウルトラマンベリアル キメラベロス | 10月28日 |
18 | 「夢を継ぐ者」 | 柳井祥緒 | 伊藤良一 | ダダ レギオノイド ダダ・カスタマイズ ザイゴーグ サンダーキラー | 11月4日 |
19 | 「奪われた星雲荘」 | 勝治京子 | 伊藤良一 | メカゴモラ | 11月11日 |
20 | 「午前10時の怪鳥」 | 三浦有為子 | 冨田卓 | ギエロン星獣 レキューム人 | 11月18日 |
21 | 「ペガ、家出する」 | 森江美咲 | 冨田卓 | グビラ ペダニウムゼットン | 11月25日 |
22 | 「奪還」 | 三浦有為子 | 武居正能 | キングギャラクトロン グローザ星系人 サーペント星人 ネリル星人 | 12月2日 |
23 | 「ストルムの光」 | 三浦有為子 | 武居正能 | ペダニウムゼットン ウルトラマンベリアル / ウルトラマンベリアル・アトロシアス | 12月9日 |
24 | 「キボウノカケラ」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | ウルトラマンベリアル・アトロシアス ゼガン グローザ星系人 サーペント星人 ネリル星人 | 12月16日 |
25 | 「GEEDの証」 | 安達寛高 | 坂本浩一 | ウルトラマンベリアル / ウルトラマンベリアル・アトロシアス / ウルトラマンベリアル・アーリースタイル ゼガン リドリアス レイバトス(回想) レイブラッド星人(回想) ダークネスファイブ(回想) | 12月23日 |
ウルトラカプセルナビ
本編終了後のおまけコーナー。リクとレムがウルトラマンと怪獣を紹介する。
最初にウルトラマンを、最後に怪獣を紹介するケースが多いが、第8話のような例外もある。第13話・第24話・最終話ではカットされた。また、ティガとダイナは名前のみ紹介されており、ベリアルのみ唯一2回紹介されている。
話数 | カプセル1 | カプセル2 |
---|---|---|
1 | ウルトラマン | ゴモラ |
2 | ウルトラマンベリアル | レッドキング |
3 | ウルトラマンレオ | ダークロプスゼロ |
4 | ウルトラセブン | エレキング |
5 | ウルトラマンヒカリ | アーストロン |
6 | ウルトラマンコスモス | エースキラー |
7 | ウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオン | ギャラクトロン |
8 | ニュージェネレーションカプセルα(ウルトラマンギンガ、ウルトラマンオーブ・オーブオリジン) | ニュージェネレーションカプセルβ(ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス) |
9 | ウルトラマンギンガ | タイラント |
10 | ウルトラマンエックス | ザンドリアス |
11 | ウルトラマンゼロ | キングジョー |
12 | ウルトラの父 | ゼットン |
14 | ウルトラマンオーブ(オーブオリジン) | ゼガン |
15 | ウルトラマンビクトリー | カイザーベリアル |
16 | ウルティメイトゼロ | ゾグ第2形態 |
17 | ウルトラマンキング | ファイブキング |
18 | ウルトラマンタロウ | ザイゴーグ |
19 | ウルトラマンジャック | メカゴモラ |
20 | ルナミラクルゼロ | アークベリアル |
21 | ウルトラマンエース | グビラ |
22 | ゾフィー | エンペラ星人 |
23 | ウルトラマンベリアル | ダークルギエル |
劇場版
ウルトラマンフェスティバル2017にて公表。2018年3月10日に『つなぐぜ!願い!!』が公開した。BD&DVDは2018年7月27日に発売。
外部展開
- ウルトラヒーローズEXPO2018
毎年冬に開催されているイベントで、本作は終盤から分岐したIF展開であり、ベリアルはウルトラマンキングに撃破されて復活したという設定になっている。
登場ウルトラマン/登場怪獣
ウルトラマンジード(プリミティブ/ソリッドバーニング/アクロスマッシャー/マグニフィセント/ロイヤルメガマスター)/ウルトラマンゼロ(ゼロビヨンド)/ウルトラマンベリアル(アトロシアス)/ウルトラマンオーブオーブトリニティ/ウルトラマンエックスベータスパークアーマー/ウルトラマンギンガ/ウルトラマンビクトリー/ウルトラマンギンガビクトリー/ウルトラマンキング/爆裂戦記ドンシャイン/ジードの失敗作たち
ガイロス/フック星人/ラゴラスエヴォ/再生ドラコ/アクマニヤ星人/ダークガルベロス/ノコギリン/バグバズンブルード/EXゼットン/EXレッドキング/モエタランガ/デマーガ/キングギャラクトロン/アークベリアルブルー
余談
坂本監督によれば、「今まで自分が好きな歴代作品のシーンをオマージュで結構やらせてもらっていたが、お気に入り作品である『ウルトラマンレオ』の第1・2話に出てくるような、プールを使った特撮はまだやれてなかったのでどうしてもやりたかった」とのこと(ちなみに、前作『ウルトラマンオーブ』第8話「都会の半魚人」でも、特撮セットにプールを付けることが検討されていたが、撮影日数の関係で見送られたという経緯がある)。
また、『ジード』のオファーを貰う前に、レオのスーツアクターを務めた二家本辰己氏との対談があり、坂本監督は「『昔のウルトラマンがどろどろになりながら戦うのが好きだ』っていう話をして、もし今度ウルトラマンに関わる機会があったら、二家本さんがやったレオみたいな戦いを絶対やりますね!」と言っており、その直後に本作のオファーを貰ったとのこと。
『ジード』放送終了後には、『モブサイコ100』の実写ドラマが主演・濱田龍臣と監督・坂本浩一の『ジード』タッグによって放送されている。
今作の最終回を持って、『ギンガ』から始まった新世代ヒーローズは通算99回(『ギンガ』特別篇を入れれば100回)に達する。
企画当初の仮題は『ウルトラマンゴオ』。
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