ポケットモンスターSM
ぽけっともんすたーさんむーん
商品情報
ゲームのシンボルマーク
概要
ポケットモンスターシリーズ誕生から20周年の2016年2月27日。
VCで初代ポケモンが配信開始する中、公式サイトから配信された「ポケモンダイレクト」。
その中で発表されたソフトが、このポケットモンスターサン/ムーンバージョンである。
世代としては第7世代に当たる。
機種が同じ第6世代(ポケモンXY・ORAS)と比較するとキャラクターの頭身が高くなっている。
新シリーズとして本作をベースにした「サン&ムーン」も11月から放送中である。
基本的なゲームシステム
今作はバージョンによって「時差」が生じている。『サン』では3DS本体の時計と同じ時間を、『ムーン』では本体の時計から12時間ずれた時間を冒険する。そのため、第2世代以来となる昼もしくは夜にしか出現しないポケモンが存在する。
対応言語は日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・韓国語に、中国語の簡体字と繁体字を加えた9言語となっている。
本作もポケモンバンクに対応しており、合わせて初代のVCからの移動にも対応する。
まさに「かがくのちからってすげー!」である。
サン・ムーン発売から2か月後の2017年1月25日より対応。
また、スマホアプリ「ポケモンGO」とも連動がある事が明かされている。
ポケモンXYから登場したメガシンカは引き続き登場。
しかし、新しいメガシンカポケモンは登場しない。
ポケモンバンクのシステム上、アイテムは引き継げないので1からメガストーンを集めなおす必要があるが、一部を除き色々と鬼畜使用になっている。
なお今作はNewニンテンドー3DS(LL)に合わせて開発されたため、旧ニンテンドー3DS(LL)でもプレイする事自体は可能だが、起動からタイトル画面までに約17秒間のタイムラグが発生する。
XYの頃から追うといくつかこの仕様だった作品があったが、まさにその仕様である。
また、ダブルバトルのような多数のキャラクターがフィールドに出ている状態になると処理落ちを起こす(これはnewでも若干ある)。
XYから対応ハードこそ世代交代してはいないが、ある意味では半世代交代とも言える仕様となった。
本作からの新システムについては、記事の中盤~後半を参照。
冒険の舞台
今回の冒険の舞台は「アローラ地方」。
ハワイをモチーフとしており、4つの自然島と1つの人工島を中心とした地域で、どの地方からも遥か遠く離れている。
温暖な気候で自然溢れるこの地方はリゾート地として有名で、世界中から観光客が訪れるという。
他の地方から断絶されているためか、これまでの地方にあったジムリーダー制度はなく「島めぐり」のような独自の文化が発展していたり、他とは全く毛色の違う環境化から、既に見つかっているポケモンが『リージョンフォーム』と呼ばれる異なる姿をしていたりする。
登場キャラクター
温暖な地域が舞台になっていることもあり、過去作と比べると薄着で褐色肌のキャラクターが多い。
ちなみに本作には一部バージョン限定もいるが全タイプの使い手がいる。
主要人物
カントーから母親と共にアローラへと引っ越してきた。XY同様に容姿が選べ、衣装も変更できる。家ではこれまでの姿のニャースを飼っている。
男主人公としては実質初の、女主人公としてはリーフ以来のデフォルトネーム無しのキャラクターであり、pixivではPVで使われたヨウ/ミヅキの名前が浸透している。
今作のポケモン博士。ポケモンの技について研究をしている。
今までの博士の中ではかなり若く、実力にも長けている。
今作のライバル枠の少年。メレメレ島のしまキング・ハラの孫。
アローラ地方の名物「マラサダ」が好物。
主人公と共に冒険を重ね、成長していく。
ククイ博士の助手を務める少女。
今作ではストーリーの重要なカギを握る。
組織
シンボルマーク
今作の悪の組織で、他人のポケモンを奪っていくチンピラ集団。
シンボルマークは髑髏と英語の「S」を掛け合わせたもの。
したっぱのタンクトップはそれぞれ自腹で買っているらしく、主人公も入手できる。
傷ついたポケモンの保護を行っている団体。
全体に白い衣装を身に着け、保護の他にウルトラビーストと呼ばれる存在の研究も行っている。
その他
アローラに住み、リージョンフォームの研究をしているポケモン研究者。
我々のよく知るオーキド・ユキナリの従兄弟にあたる人物。
アローラ地方のポケモン預かりシステム管理者。
マーマネの従兄弟でククイ博士の旧友。
過去作のキャラクター
ポケモンセンターで働く看護師。
イッシュやカロスと同様に髪型はアローラ独自だが、桃色の髪は共通である。
「ジガルデキューブ」というアイテムを渡し、ジガルデの調査を主人公に依頼する。
体験版では観光も兼ねて赴いているが、日数を重ねないと現れない。
今作では以前の様な悪事はしていない。
ポケモンARサーチャーに登場した女博士。
今作ではククイ博士の嫁さんである事が判明した。
服装も以前と変更されている。
ポケモン国際警察のエージェント。
UB事件の担当捜査官として協力を求めてくる。
バトルツリーで登場する初代作品の主人公とライバル。
年齢は上がっており、大人へと成長している。
バトルツリーで登場するDPtの登場人物。
シンオウ地方のチャンピオンだが、チャンピオンとしてではなくポケモントレーナーとしての参戦となる。
バトルツリーで登場するRSEの登場人物。
ホウエン地方のポケモントレーナーとして登場。
新ポケモン
舞台の原点はハワイであるが、こちらは列島地方特有の固有種だけでなく、その周辺地域(オセアニア、オーストラリア、ガラパゴス諸島)の種類も多く生息する。
少なからず人の手で造られた者もいる。
アローラの都市部では自然が残されている部分も細かく区画されており、柵を通って野生のポケモンと遭遇出来る。
新ポケモンの総数は発売日時点で全80種類。
総数は800種類を突破した。
アローラ御三家
同時に最終進化でタイプの複合付きになる。
伝説のポケモン
今作のパッケージを飾るポケモン。
2体とも哺乳類モチーフである。
アローラを構成する四つの島の守り神たるポケモンたち。
名前に初めて「・」が付けられたポケモンでもある。
専用のZワザを使用すると巨人の頭部に姿を変える。
幻のポケモン
ゲーム発売に先駆け、2016年の映画「ボルケニオンと機巧のマギアナ」で先行登場。
映画で配布されたガオーレディスクで入手可能だが、チャンピオンにならないとゲット出来ない。
2017年の映画「キミにきめた!」で存在が公表された。
新フォルム
ロトムの新フォルムで、アローラ地方のポケモン図鑑。
他のフォルムと違いバトル用ではないようだ。
前作XYから登場している伝説のポケモン。
ジガルデキューブでセルを集める事でフォルムを変化させることが出来る。
前作に無かったフォルムは、アニメと劇場版に先行して登場している。
元々アニメに登場していたが、そのままゲーム版に登場。
名称と容姿を見る限り逆輸入かと思われたが、ゲーフリ側の提案だったことが明かされた。
アニメ版の現象が「きずなへんげ」という新たな特性として登場する。
体験版から入手できる。
なお、バトル施設では使用可能だが公式大会などでは使えない。
アローラ地方の環境に適応する為に従来の姿とは異なる姿へ変化したポケモン達。
発見されている姿とは大きく異なり、特性もタイプも違う。本作には18種類が登場。
詳しい事は記事を参照。
新システム
ロトム図鑑
ポケットモンスターサン・ムーンで新しく追加されたフォルム。
ククイ博士から貰う事が出来る新時代のポケモン図鑑。
ロトムの力を最大限活かす為に開発された、特別な図鑑をボディとしており、それ故に非常に珍しく、アローラ地方でも所持しているトレーナーは僅か。
自分の意思を持っており、ポケモンの情報の記録や主人公の現在地や目的地をマップ上に表示してくれるだけでなく、主人公達の会話から、次に向かうべき場所をアドバイスしてくれる。
ゲームでは珍しく人間の言葉で話し語尾に「~ロ(ロト)」がつく。
バトルロイヤル
4人のプレイヤーがバトルロイヤル方式で戦う新バトル。
それぞれ3匹のポケモンを選び、1匹ずつバトルに出し、4人のうち誰かのポケモンが全員倒れたターンで戦闘終了。
それぞれのプレイヤーが倒したポケモンと残っているポケモンの数で勝者が決まる。
QRスキャン
QRコードを読み取ることでそのコードに対応したポケモンの情報を得ることができる(QRコードの種類は問わない)。
特別なQRコードを読み取るとポケモン図鑑に登録され、生息地を確認することができる。
しかし、通常では手に入らないポケモン等「特別なポケモン」はQRコードが無い。
しまスキャン
QRスキャンで得たポイントを使うことで各世代の御三家やアローラ図鑑に載っていない他地方のポケモンを捕まえることができる。
スキャンするのに100Pが必要で、QRコードを写すことで10P貯まるが、倍の20pt獲得できる特別なQRコードも存在し、ガオーレディスクなら5枚で溜まる。
なお、連続して取り込む事や、ポイントを溜め込む事は出来ない。
スキャニング出来るのは10回までで、フルチャージにも時間が掛かる。
各島の曜日ごとに決まったポケモンが1匹のみ特定の場所に出現する。
ポケリフレ
XYのポケパルレのパワーアップ版といえる機能。
リフレは「リフレッシュ」の略と思われる。
正式に情報が公開されたのは2016年9月20日だが、それ以前に公開されたプレイムービーに映った画面の記述で名前はさりげなく明らかになっていた。
「バトルで汚れたポケモンの埃を取る」、「泥汚れをタオルで拭う」、「毛玉を掬う」、「ドライヤーで乾かす」といった要素が追加されている他、薬を直接使わず状態異常を治すこともできる。
他のメンバーに切り替えも可能で、異常が見つかった場合はモンスターボールの色が黒く変色する。
ただし戦闘が終わらないとポケリフレできないので、回復アイテムの立場が完全に奪われたわけではない。
戦闘が終わるまで頑張ってもらうか、即座に回復して体勢を立て直すかはトレーナー次第である。
ポケパルレにおける『ポフレ』は『ポケマメ』に置き換えられているが、マラサダをあげた上で満腹感だと同様にそっぽを向く、嫌な場所に触られると怒られてしまう。
マメはポケリゾートからだけでなく、ポケモンセンターに併設されたカフェから一定量消費した時点で来店しドリンクを注文すればおまけでくれる。
これには状態異常を回復する各地方の名産お菓子も貰えるが、曜日によって種類は替わる。
飲み物の代金はモンスターボールよりも僅かに2円安い。
他にも、細かい変更点として背景がフィールドに準じた物に変わるようになった。
反面、ミニゲームと表情替えはオミットされた。
ポケモンライド
詳しくはリンク先参照。
すごいとっくん
ハウオリシティのショッピングモールにいる「すごいオヤジ」が行ってくれる新要素。
レベル100のポケモンに限り、ポケモンの『生まれながらに持っている能力(個体値)』を強化できると謳われているシステム。
そのため、今まではできなかった6vめざ理想を作ることができる。
ただし、現状のステータスを実質V相当の数値に引き上げるというものであって、個体値そのものをVに変えるわけではない。
なので、すごいとっくんで上がったポケモンのステータスを遺伝させることはできない。
とは言え、準伝説など、そもそもタマゴを作れないポケモンの厳選が今までより楽になったのは嬉しい。
なお、これを利用するためは「ぎんのおうかん」という専用アイテムが必要になる。
(英語版公式サイトでBottle Capと訳されていることから、頭にかぶる王冠ではなくビンの王冠である)
おうかんの入手方法は小さなかけらを特定量交換する、ランクを上げたフェスサークルのくじ、ポケリゾートの洞窟、釣りで当てるなどがある。
ポケファインダー
ロトム図鑑の機能のひとつ。
アローラ地方に点在するポケファインダースポットでポケモンスナップのように様々なポケモンを撮影できる。
評価が高くなるとLvが上がる。
良い写真を撮ると機能が追加されるようになり、更に公式サイトのスクリーンショットからネット上に投稿する機能もある模様。
一回の撮影で6回まで写真に納められるが、試練を兼ねた場合は、写真を撮られたポケモンは興奮して襲ってくる場合がある。
フェスサークル
マーマネがオーナーを勤める『BW2』のジョインアベニューやPGSを複合した所謂お祭りである。
中央に建てられた城の中で対戦や交換、施設に備えられた染め物屋や露店、土産物店、籤引き屋、ポケモンライドを使用したアスレチックが並べられている。
但し、冒険を進めなければ来られず、通貨もフェスコイン(FC)とよばれるものでしか買えない。
お店を変更する場合はランクアップ時にマーマネから与えられる報奨か、やって来たプレイヤーから購入するかのいずれか。
ちなみにランクアップ時にお店を変更しない場合は、「ちょっとした気持ち」としてフェスサークルで使用する「フェスチケット」や「しんじゅ」といった様な換金アイテムをくれる。
またバージョンによって一部利用できるメニューが異なる。
イベント企画を依頼される、PGSでのノルマ達成依頼の場合もある。
ポケリゾート
モーンという人物が運営するリゾートで、ボックスに預けたポケモンたちで探検やリゾートを楽しむことができる。
おそらくは第5世代のPDWの要素を引き継いだシステムと思われる。
リゾートを開発していくと木の実の栽培や洞窟探検で貴重な道具を手に入れたり、リゾートを気に入った新たなポケモンを仲間にすることもできる。
またアスレチックで努力値や経験値を増やす、温泉でなつき度を上げることもできる。
リゾートの開発にはボックス内に一定のポケモンがいることと指定された通常のマメが必要になる。通常のマメが足りなくなった場合はモーンに縞マメや虹マメと交換すれば入手出来る。
乱入バトル
野生ポケモン戦で体力を減らしたりするとぬしポケモンのように仲間を呼び出し強制的に2vs1になることがある。
捕獲しようとしているときにやられると煩わしいのだが、この呼び出しは大きなメリットがある。
呼び出しを連鎖させると高個体値・色違い・隠れ特性が出現しやすくなる。
さらにラッキー、ヤミラミ、ヒドイデなど、この方法でしか出現しないポケモンもいる。
中には、出現率の低いポケモンもこの方法で出現したりもする。
呼び出すにはHPを減らす、本作からの新アイテム「ビビリだま」を使うなどの方法があり、ショップで入手できる。
バトルバイキング
ショッピングモール二階にあるバイキング形式のレストラン。
その名称の通り客が同じものを手にしたらポケモンバトルで決着する形式。
料金は1200円だが、10ターンまでにどれだけメニューを入手出来るかで元金がとれるかが別れる。
だが、客の方は一体しか手持ちがないので、パターンすら分かればやり易い。
次いでにセーブも可能である。
ある程度効率良く成功した後に来店するとバイキングクイーンが現れ、挑まれる場合もある(勝負ではなく食事の量)。
しかし、殿堂入り後は客のレベルも上昇するので注意。年齢によって賞金が異なるのは今までと共通。
食事後はターン数とメニューの量に応じてげんきのかたまりをはじめとするアイテムもくれる。
序盤での資金稼ぎ&レベルアップには最適だが、ナマコブシ投げや木の実収集と同じく1日1回までと決まっている。日を跨いでも1回とカウントされるので、数ターン過ぎても焦らないこと。
バトルツリー
殿堂入り後にいけるようになるバトル施設。
チャンピオン防衛戦
殿堂入り後に行われるイベント。
過去作からの変更点
肌色設定&着せ替え
XYで人気を集めたシステムが復活。
肌色設定はXYから1種類増えて4種類から選べるようになり、着せ替えはXYでは不可能だった帽子無し設定が出来る。
そして女子のみリップを付けられる様になった。
トレーナーパスの画面からの向きも顔のみだけでなく、後ろ向きや遠近で自由に見せられる。
そのほかにも、メガネをかける、前髪の長さ(女子のみ)を変える、木の実を利用した染め物で服の色を変えるといった機能が追加されており、自由度が前作以上に高まっている。
ハワイをモデルにしているからか、暑いのでノースリーブやハーフパンツの類いは増えたが、前作とは逆にパーカーや長ズボンなど裾や袖の長く、厚みのある服が無くなっている。
ただ、染め物が出来るのはホワイト(無地)のみだが、現実と異なり何度でも染め直せるものの、一定量の特定の木の実を消費する。
バージョンによって購入できる服や小物に違いがある(サンは暖色、ムーンは寒色など)。
女の子装備は小物類が付けられるが、値段に於いては安い生地での1000円以下から高級革製の数十万円までと現実に近い。
またフェスサークルに来たプレイヤーが身に付けたものからもFCを用いて購入できる。
但し、着替えは前作と異なりポケモンセンターからではなく、ブティックに変更されている。
ブティックではカラーコンタクト、女子のみリップも変更できる。
バトル画面の仕様
ポケモンの待機モーションやわざエフェクトは第6世代とほぼ同じだが、ポケモンコロシアムやポケモンXDにポケモンバトルレボリューションのように常にトレーナーが映るようになっている。
また、エリートトレーナーなど一部のトレーナーが、スーパーボールやハイパーボール等、他のボールを使っている。
他にはバトル中下画面で能力変化を確認でき、相手ごとにわざの相性が表示されるようにもなっている。
わざも縦向きに表示されるようになった。
また、前作同様タイプ別に色分けされて視覚効果で見易くなる(例:でんき=黄色、みず=青)。
経験値の仕様も第5世代(BW、BW2)と第6世代が混ざっており、捕まえた時の加算や分配が無いのは第6世代譲りだが、相手とのレベル差に応じて増減する仕様になっている。
状態異常の仕様
状態異常の仕様は以前と比べると少し弱体化していたりする。
- まひになったときのすばやさの変化が4分の1から半分に変更。
- こんらんの自滅確率が2分の1から3分の1に変更。
- やけど時の毎ターンダメージが最大HPの8分の1から16分の1に変更。
技・特性・種族値の変更
一部の技の威力が変更。特にきゅうけつは20から80に跳ね上がっている。
おやこあいやはやてのつばさなど、前世代までで猛威を振るった特性は全体的に弱体化調整が掛かった。
特性そのものが変わったポケモンや、種族値が上がったポケモンもいる。
(例:ゲンガーの特性が「ふゆう」から「のろわれボディ」に変化、アメモースの特攻の種族値が100に上昇など)
また、ポケモンの習得技に進化時に必ず習得する技が設定された。
これに設定されている技は進化した際のレベルに関係なく習得する。
モンスターボールを投げるモーションの変更
ウラウラ島のゴミ処理場にいるおじさんと話す事でモンスターボールを投げるモーション(動作)を好きなスタイルへ変更できるようになった(例:サウスポー、アンダースロー)。
特定のトレーナーに勝利するなど、一定の条件を満たすことによりバリエーションはさらに増える。
余談
本作が発売した2016年はポケモン20周年にして同じくこの年配信されたポケモンGOが各メディアに取り上げられ世界的な大ブームを起こした年でもある。
そうした影響かSMの予約数は任天堂歴代最高に達したと公式ツイッターで発表された。
タイトルがタイトルなので、当初はソルロック&ルナトーンを始めとした「太陽」や「月」に関連があるポケモン達に何らかのテコ入れが行われるのではと予想されていたが、全くそんな事はなく、むしろ大半がアローラ地方に生息していなかったりする(ポケモンバンク解禁後、サンではソルロック、ムーンではルナトーンを連れてある人物に見せるとちょっとしたイベントは発生する)。
また、ハートゴールド・ソウルシルバーに登場するジムリーダーのアカネはポケスロンとう施設で「で、あんた、MとSどっち?」と話した事がある。
XYにて、ホテルに宿泊している異国からきたバックパッカーから貰える『ふしぎなおきもの』(各地にあるホテルで何度か会話すれば手に入る)があり、次回作の伏線ではないかとされていた。今回でこのアイテムがアローラ地方のアイテムであることがわかり、古くから守り神とされる不思議なポケモン(すなわちカプ神の事)をかたどった置物と判明した。
また、今作はディグダトンネルやマリエ庭園でのゴールデンボールブリッジの再現イベントなど赤緑をオマージュした要素がところどころに存在する。
ポケモンリーグ制覇後にあるエキシビジョンマッチ含め何と約30分に渡るムービーとエンディングが流れる仕様という携帯ハードにあるまじき豪勢な仕様になっている。
当然ポケモンリーグ殿堂入りから30分間一切レポートを書くことが出来ないため、外で持ち歩いている場合は3DSのバッテリー持ちとの戦いになる。
上述通りサン・ムーンは旧3DSでもプレイ可能で、旧3DSでプレイしている層はそろそろ本体のバッテリー寿命も早く尽きてくる頃なのでポケモンリーグ制覇→エンディングの間にバッテリー切れ→ポケモンリーグやり直しなんて悲劇が普通に起こりうる。
ある意味アローラポケモンリーグの真のラスボスは3DSのバッテリーだと言う人も。
関連動画
『【公式】ポケットモンスター サン・ムーンの魅力を7つのテーマでご紹介 』
(「ポケモン公式YouTubeチャンネル」より)
その他関連動画(外部リンクサイト)
- 『ポケモン公式YouTubeチャンネル』内「ポケットモンスター サン・ムーン」ゲーム映像再生リスト(動画一覧)
- 『ポケモン公式YouTubeチャンネル』内「ポケットモンスター サン・ムーン」再生リスト(動画一覧)