モジャンボ

もじゃんぼ

モジャンボとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑	No.0465
シンオウ図鑑	No.182
ジョウト図鑑(HGSS)	No.183
イッシュ図鑑(BW2)	No.218
ヨロイ島図鑑	No.081
ヒスイ図鑑	No.096
ローマ字表記	Mojumbo
ぶんるい	ツルじょうポケモン
タイプ	くさ
たかさ	2.0m
おもさ	128.6kg
せいべつ	50%♂・50%♀
特性1	ようりょくそ：天候が「ひざしがつよい」の時、「すばやさ」が2倍になる
特性2	リーフガード：「ひざしがつよい」または「ひざしがとてもつよい」状態の時、状態異常にならない。
隠れ特性	さいせいりょく：自分が手持ちから引っ込むと、最大HPの1/3を回復する
タマゴグループ	しょくぶつ

その他言語での表記

英語	Tangrowth
ドイツ語	Tangoloss
フランス語	Bouldeneu
韓国語	덩쿠림보
中国語	巨蔓藤

進化

モンジャラ → モジャンボ(「げんしのちから」を覚えた状態でレベルアップ)

概要

第4世代『ダイヤモンド・パール』から登場しモンジャラがげんしのちからを覚えた状態でレベルアップして進化した姿。

名前の由来は恐らくモジャモジャ又はモンジャラ+ジャンボでその名前通りモンジャラを全体的に大きくした容姿をしており、身長はモンジャラの2倍、体重はモンジャラの約3.7倍になった。

中々にインパクトのある見た目だが、名は体を表しているといえ、ファンも少なくない。中身が美形だったらどうしよう、と誰かが考えているはずである。

植物故に太陽の光を浴びると目が隠れるほどにツルが伸び続けるらしく、想像するだけでホラーである。

ツルは食べられたり切られたりしてもすぐ生えてくるので本人は全く気にしない。

そのツルを活かして茂みに擬態、ツルを伸ばして獲物を捉える辺り、肉食性のポケモンである事が窺える。

なお、げんしのちからを覚える事で進化する為、マンムーやメガヤンマ同様に古代種だと思われるが、それを匂わすような描写はほとんどない。

モチーフとしてはカートゥーンアニメなどで見られる毛むくじゃらの原始人(Caveman)だと思われる。

アニメでの身軽に木々を駆け回る描写や、ポケパークWiiでのアトラクションを考慮するとターザンのイメージも含まれているようだ。

この腕は実は蔓が束になって形成されたものであるらしく、南国生まれのモジャンボは蔓の伸び代が大きいらしい…メガシンカやキョダイマックスでさらに伸びるのだろうか?

公式絵はモンジャラ寄りのカラーリングだが、アニメでのカラーリングやゲームの3Dモデルは青緑寄りであり、こちらのカラーリングを採用しているカードゲームのイラストも少なくない。

ゲームでの特徴

げんしのちからを覚えた状態でレベルアップすると進化する。

DPt / HGSS / XY / ORAS / SM・USUM

モンジャラを捕獲して進化させるか、過去作から連れてくる必要がある。

BW・BW2

13ばんどうろとジャイアントホールの揺れる草むらから出現する。『BW2』ではマンタインを捕獲していればセイガイハシティにいるNPCのツルマルからモジャンボ♂(フサフサ)が貰える……名前に悪意があるような…

ソード・シールド

DLC『鎧の孤島』で内定。ヨロイ島の「集中の森」に固定シンボルで出現する。

BDSP

初登場作品のリメイク版では、全国図鑑入手後に地下大洞窟の「しつげんのどうくつ」「そこなしぬまのだいくうどう」に出現する。

LEGENDSアルセウス

紅蓮の湿地の「大口の沼」にオヤブン個体が生息しているが、レベルが45と高く、戦闘を仕掛ける際には注意が必要。また、純白の凍土で発生する時空の歪み内にも出現する。

スカーレット・バイオレット

未登場。

性能

種族値

	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
モジャンボ	100	100	125	110	50	50	535
モンジャラ	65	55	115	100	40	60	435
進化前比較	+35	+45	+10	+10	+10	-10	+100

見た目通り攻撃が高く、一致技のパワーウィップ以外にもいわなだれ、じしん、どくづき、はたきおとすと豊富な技を覚えられる。また、意外にも特攻のほうが攻撃より10高く、ギガドレイン、しぼりとる、エナジーボールをからめて特殊型もできる。なんと特化こだわりメガネ持ちの「リーフストーム」はガブリアスを確1にできる。

単タイプでありながら、電撃を飛ばし、ヘドロや気合いを投げつけ、念力を発する(ただし、10まんボルトやサイコキネシスは覚えてくれない…)。

意外にも思うかもしれないが、実はタネマシンガンを覚えたのは第8世代が初(にもかかわらず、それ以前からタネばくだんは使えていた)。

搦め手も得意であり、壁張りは勿論、くさタイプが得意とする粉系の技はいかりのこなを含めて一通り習得でき、くすぐるやねをはる、やどりぎのタネ、みがわりも使えるので存外にしぶとく、それを後押しするように隠れ特性はさいせいりょくとなっている。過去作にはあさのひざし(XD産のみ)もこうごうせいも覚えられたが、現在は習得不可能。

積み技であれば、ドわすれやつるぎのまいが習得できる他、HPの少なさに依拠する技としてがむしゃらやじたばたも習得できるのだが、素早さが低いので撃つタイミングには注意。

加えて草タイプ随一の防御耐久で、草タイプお得意の補助技で物理耐久型もできるというすごいステータスの持ち主。

弱点は特防と素早さの低さ。とつげきチョッキを持たせたりしないとの特殊技で弱点をつかれてあっさり落ちることも。特性ようりょくそを用いて素早さを上げられるが、そもそもが遅いので案外先手をとられやすいという点もある。

その性能からよくリーフィアなどの草タイプポケモンと比較されることも。

第8世代

しぼりとるとからみつくが没収され、バインド系の技ではしめつけるだけが残った。新たにソーラーブレード、こらえる、のしかかり、グラススライダーなどを習得したが、晴れパでもなければタメ技は単なる足枷でしかないのでやはりパワーウィップの習得がオススメ。

使用トレーナー

ゲーム版

アニメ版

トモ(幻影の覇者)

漫画版

ジュピター(ポケスペ)(DP物語)
ヒオリ/怪盗ポケモン7(快盗！ポケモン7)
ソロ(トライアドベンチャー)

番外作品

ポケモンレンジャーバトナージ

レンジャースクール編のラスボスで、レンジャースクール卒業式に複数体が乱入してくる。使用技はどくのこなだけ。

Newポケモンスナップ

公園ステージに出現。投げたりんごをニュッとキャッチしたり、大ジャンプを見せてくれることも…?

アニメ版

『アニポケ・サトシの旅シリーズ』

DP134話
- 大きな木のある森に住むポケモンのリーダー的存在。見かけたポケモンから片っ端から体力を吸い取っていき、その度に「オボンの実」などの体力回復の木の実を置いて去っていくという行動を取っていた。実は森を守る大樹が落雷で裂けて瀕死の状態になっていた事で、「せいちょう」を使って木を回復させようとあちこちからパワーを吸い取って木に注いでいた。事情を知ったサトシ達はハヤシガメやマンムーの協力もあって木にパワーを注ぎ込み回復させる事に成功した。

劇場版『幻影の覇者ゾロアーク』
- クラウンシティで花屋を営んでいるトモのポケモンで登場。

その他

劇場版	ディアルガVSパルキアVSダークライ・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒

漫画版

『ポケットモンスターSPECIAL』

第7章でジュピターの手持ちで登場。「フラッシュ」を自らのツルの隙間から放つことで、何条もの影を作ってヤミラミの「かげうち」を一度にいくつも増やせる。きのみを使う「しぜんのめぐみ」での多彩な攻撃も可能。

『快盗！ポケモン7』

主人公である怪盗ポケモン7の手持ちで登場。

No.	進化前	No.	進化後
0315	ロゼリア	0407	ロズレイド
0190	エイパム	0424	エテボース
0200	ムウマ	0429	ムウマージ
0198	ヤミカラス	0430	ドンカラス
0215	ニューラ	0461	マニューラ
0082	レアコイル	0462	ジバコイル
0108	ベロリンガ	0463	ベロベルト
0112	サイドン	0464	ドサイドン
0114	モンジャラ	0465	モジャンボ
0125	エレブー	0466	エレキブル
0126	ブーバー	0467	ブーバーン
0176	トゲチック	0468	トゲキッス
0193	ヤンヤンマ	0469	メガヤンマ
0133	イーブイ	0470	リーフィア
0133	イーブイ	0471	グレイシア
0207	グライガー	0472	グライオン
0221	イノムー	0473	マンムー
0233	ポリゴン2	0474	ポリゴンZ
0281	キルリア	0475	エルレイド
0299	ノズパス	0476	ダイノーズ
0356	サマヨール	0477	ヨノワール
0361	ユキワラシ	0478	ユキメノコ

モジャンボの編集履歴