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ニョロトノの編集履歴

2022-12-15 07:07:10 バージョン

ニョロトノ

にょろとの

ニョロトノとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

ずかんNo.186
英語名Politoed
ぶんるいかえるポケモン
タイプみず
たかさ1.1m
おもさ33.9kg
とくせいちょすい / しめりけ / あめふらし(隠れ特性)

※ちょすい: みずタイプのわざのダメージを無効にし、HPを25%回復する。

※しめりけ: 味方も相手も「じばく」「だいばくはつ」が使用できなくなり、「ゆうばく」によるダメージも無効になる。

※あめふらし:場に出た時に天候を「あめ」にする。


進化

ニョロモ → Lv25でニョロゾ ┬→ みずのいしニョロボン

              └→ おうじゃのしるしを持たせて通信交換ニョロトノ

ニョロ一家


特徴

名前の通りトノサマガエルをモチーフにしたポケモン。

数あるカエルポケモンの中でも最も正統派なデザインといえよう。

もともとは内臓の透けたものであった腹部の渦巻きは、体の模様としてわずかに残るのみとなった。

ニョロトノが3匹以上集まると合唱がはじまるという。

ニョロモやニョロゾの群れを統べ、頭の巻き毛がよく巻かれているほど尊敬されるらしい。

また、鳴き声はかなりやかましいが、これにインスピレーションを受けた作曲家が美しい曲を作り上げたケースが存在する。曰く味のある鳴き声だからなんだとか。ちなみに夜行性である。


アニメにおける「トニョーロ、トニョーロ」という独特な鳴き声は有名。

比較的露出が多かったこともあり、忘れられない視聴者も多いだろう。


ちなみに頭の巻き毛は濃い青色で描かれる事が多いが、ポケモンバトルレボリューションなどのグラフィックでは緑色になっている。


かえるポケモンのはずなのだが、初代ポケダンでは寒冷地のダンジョンにも平気で出現している。


ゲームにおける特徴

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
ニョロトノ9075759010070500
ニョロボン909595709070510

初登場は金銀

とくぼうが高く、次いでHPととくこうもやや高い傾向にあるが、それ以外はほぼ横並びなステータスを持つ。

また、分岐進化のニョロボン同様素早さは進化前よりも下がってしまう。


おたま時代からの補助技の豊富さも相まって、「さいみんじゅつ」や「アンコール」、「くろいきり」などサポート面ではそこそこ優れていた。しかも「ほろびのうた」も使える。

それでも両方の特性が同じ上に弱点の少ないヌオーの方が優秀だったり、攻撃以外のステータスで全て上回られているミロカロスの存在が致命的だったり、そもそもスイクンという高過ぎる壁が存在したりと、微妙な部類のポケモンであった。


しかし、第5世代では隠れ特性で禁止伝説のカイオーガの固有特性だった「あめふらし」を獲得。

残念ながら「かみなり」や「ぼうふう」といった天気の恩恵を受ける他タイプの技は覚えない為、カイオーガほどは使いこなせないが、容易に天気を「あめ」にすることが可能になり、雨パ発動要員として必須の存在にまでなった。

その影響は、キングドラが雨パのエースにまで登り詰め「トノグドラ」と呼ばれる程。


同じ天候発動要員として新たに追加されたキュウコンと共に「ニョロコン」と呼ばれ、隠れ特性の稀少さも相まって多大なる需要があった。


だが、第6世代では「あめふらし」が通常の「あまごい」と同じようにターン制限がつくという大きな弱体化をされてしまう。メインの特殊技も「ねっとう」と「きあいだま」以外の全てが弱体化した。

その為、永続天候でコンボを展開するのが主流だったシングルでは他の天候要員共々使用率が大きく減少し、それ以外のルールでも手動天候との選択扱いとなってしまった。

また、前作の環境の最前線にいた影響か、分岐進化のニョロボンは種族値の上昇修正があったにもかかわらず、ニョロトノに種族値上昇の修正はなかった。

加えて第7世代ではペリッパーが既存の特性に「あめふらし」が追加、加えて特攻の上昇修正が行われるなど大躍進。

入手の容易さに加え、雨下で必中となるタイプ一致「暴風」持ちとなり更にニョロトノの肩身が狭くなってしまった。


それでも現在数少ない天候変動要員であることに変わりはない為、天候を維持している間にうまく場を展開したいところである。

多様な補助技で器用に立ち回ったり、相方をうまく選んでやればまだまだ実戦でも活躍してくれるだろう。

事実、あめふらしとほろびのうたの両立でペリッパーとの差別化は十分できているのだから。

そもそも天候パ自体、今までが強過ぎただけという考え方もできる。


なお、ニョロモ系列で特性「あめふらし」になるのはこのポケモンだけであり、他の形態では特性がすいすいとなっているので、ニョロボンや進化前を使って無理矢理「あめふらし」を増やすといったことはできないので注意。


ちなみに、ポケダンではみんなのトラウマにもなっているポケモンとして有名である。


使用トレーナー

※1:ポケモンスタジアム金銀

※2:BW2で春に使用


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

ポケモンGO」ではニョロゾにおうじゃのしるしを使って進化させることでのみ入手が可能。

現状野生の個体は一切確認されていない(いたとしても超低確率でしか出現しないと思われる)。

同作では進化アイテムが非常に入手しづらいこともあり、入手難易度は高い。

おうじゃのしるし自体も、他にヤドンヤドキングの進化に必要となるため、どちらに使うか悩みどころである。


このゲームでニョロトノの活躍を最も目にするのは、おそらくトレーナーバトルの場だろう。

ハイパーリーグ(CP~2500)でも大活躍できるポテンシャルはあるが、育成コストが高くつくためスーパーリーグ(CP~1500)での使用率が高い。ファイアロートリデプスなどを一方的に殲滅できる点が高く評価されている。


何と言ってもチャージの速い通常技「マッドショット」と消費エネルギーの少ない「ウェザーボール」「なみのり」による高速回転コンボは凄まじいの一言に尽きる。さらには「ふぶき」や「じしん」といったサブウエポンも備え、なかなかに隙のない技構成。


ちなみに同じ水タイプの環境メタにはあのラグラージがいるが、あちらは強力なメインウエポンの「ハイドロカノン」を使える代わり、回転率では「ウェザーボール」に劣る。またラグラージ側は複合タイプが祟って水が等倍で通るため、同じ条件で対面すればニョロトノがだいたい勝つ


ただ、「ウェザーボール」についてはシーズン9で下方修正を喰らった影響でDPEが「なみのり」のそれを下回ってしまい、それまで強さ・速さを兼ね備えた性能から強さが欠け、二者択一の状況になっている。


ただし単水タイプの宿命で、「ボルトチェンジ」とゲージ技でガンガン耐久を削ってくるライチュウデンチュラデンリュウあたりの電気タイプは天敵となりうる。立ち回りや受け出しの研究は忘れずに。



関連イラスト

ニョロ殿実はほろびのうた


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン一覧

みずタイプ


185ウソッキー186ニョロトノ→187ハネッコ


カエル仲間

グレッグル ドクロッグ

ガマガル ガマゲロゲ

ケロマツ ゲコガシラ ゲッコウガ

ハラバリー


天候変化特性仲間


通信進化

ユンゲラー/フーディン ゴーリキー/カイリキー

ゴローン/ゴローニャ  ゴースト/ゲンガー

ヤドン/ヤドキング※おうじゃのしるし繋がり

イワーク/ハガネール  ストライク/ハッサム

シードラ/キングドラ  ポリゴン/ポリゴン2/ポリゴンZ

ヒンバス/ミロカロス  パールル/ハンテール/サクラビス

サイドン/ドサイドン  エレブー/エレキブル

ブーバー/ブーバーン  サマヨール/ヨノワール

ガントル/ギガイアス  ドテッコツ/ローブシン

カブルモ/シュバルゴ  チョボマキ/アギルダー

シュシュプ/フレフワン ペロッパフ/ペロリーム

ボクレー/オーロット  バケッチャ/パンプジン


同みず単タイプ

ゼニガメ/カメール/カメックス/メガカメックス

コダック/ゴルダック

パウワウ シェルダー クラブ/キングラー

タッツー/シードラ トサキント/アズマオウ

ヒトデマン コイキング シャワーズ


ワニノコ/アリゲイツ/オーダイル

テッポウオ/オクタン  スイクン


ミズゴロウ ホエルコ/ホエルオー ヘイガニ

ヒンバス/ミロカロス  ポワルン(あまみずのすがた)

パールル/ハンテール/サクラビス ラブカス

カイオーガ/ゲンシカイオーガ


ポッチャマ/ポッタイシ

ブイゼル/フローゼル カラナクシ

ケイコウオ/ネオラント フィオネ マナフィ


ミジュマル/フタチマル/ダイケンキ

ヒヤップ/ヒヤッキー

オタマロ バスラオ ママンボウ


ケロマツ/ゲコガシラ ウデッポウ/ブロスター

アシマリ/オシャマリ  ナマコブシ


メッソン/ジメレオン/インテレオン

カムカメ  サシカマス/カマスジョー


クワッス/ウェルカモ ウミディグダ/ウミトリオ

ヘイラッシャ  ナミイルカ/イルカマン



その他

亜種:ゲコ太

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