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ジュカイン

じゅかいん

ジュカインとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0254
ホウエン図鑑No.003
ローマ字表記Jukain
ぶんるいみつりんポケモン
タイプくさ
たかさ1.7m
おもさ52.2kg
せいべつ87.5%♂・12.5%♀
特性しんりょく:自身のHPが1/3以下になった時、くさタイプの技の威力が1.5倍になる
隠れ特性かるわざ:持っている道具がなくなると、素早さが2倍になる
タマゴグループかいじゅう/ドラゴン

他言語版の名称

ドイツ語Gewaldro
英語・スペイン語・イタリア語Sceptile
フランス語Jungko
韓国語나무킹
中国語蜥蜴王

進化

キモリジュプトル(レベル16)→ ジュカイン(レベル36)→ メガジュカインメガシンカ、ジュカインナイト)

概要

『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第三世代)に初登場した、キモリ系統の最終進化系。

ジュプトルよりも爬虫類っぽさが増し、ドラゴンに近い割とオーソドックスな外見になった(メガシンカすることで実際にドラゴンタイプが追加される)。そのスタイリッシュさからくさタイプの中でも根強い人気を誇るポケモン。

なお、進化前のジュプトルもアニメで長期間活躍したことやポケダンでの活躍もあって根強い人気がある。

名前の由来は「樹海」と思われる。

密林では無敵の強さを誇るポケモンで、後ろや頭上からの敵の隙を突いた攻撃が得意。腕の葉っぱの切れ味を持ち、大木をも容易く斬り裂く。

その一方でを大切に育てる優しい一面もあり、背中には栄養分を貯めた黄色いを6つ付けている。

ゲームにおける特徴

  • 初登場の「ルビー・サファイア」では現在のイメージとはやや趣の異なる、生物感が強いグラフィックだったが、アニメでの活躍の影響か、以降の作品ではアニメや公式絵に近い物に変更された。
  • ORASで主人公がミズゴロウを選んだ場合、ライバルのハルカ/ユウキの手持ちであるキモリが殿堂入り直後のバトルでジュカインに最終進化して登場する(リメイク前は中間進化のままで終わってしまう為)。
  • BDSPでは男主人公かつポッチャマを選んだ場合、殿堂入り10回以上達成するとヒカリの手持ちにジュカインが加わる。

性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
70856510585120530

素早さ、特攻が高く、高速特殊アタッカー気質のステータス。元御三家最速のポケモンだが、現在はマスカーニャゲッコウガらに抜かれてしまっている。何気に特攻は未だに草御三家の中でトップ。HP、防御は低く、くさタイプゆえに弱点も多いため耐久は紙。

  • 見た目に反して攻撃の数値は特攻よりも低い。元専用技であり、アニメなどでもジュカインの技として印象深い「リーフブレード」は4世代以降物理技になったため、ステータスとの噛み合わせが悪くなってしまっている。
  • じめん、いわ、かくとうタイプの技を覚えさせることで本来くさタイプが苦手とするポケモンを返り討ちにすることも可能。しかし、習得技が物理技に偏ってしまっており、物理型にするとパワー不足に、特殊型にすると広い技範囲を活かせない、というジレンマを抱えている。
  • 隠れ特性は「かるわざ」。元々素早いポケモンではあるが、現在はジュカインより素早いポケモンも多く、「こだわりスカーフ」「おいかぜ」も跋扈しているのでそれらと素早さ関係を逆転させられるのが強み。「きあいのタスキ」+がむしゃらを決めた後、かるわざで上から攻撃することで自分より素早く、先制技を持たないポケモンを対面処理できる。
  • 性能的には対戦環境入りは無理でも愛があれば運用できるレベルなのだが、よりによって御三家の同期が対戦環境常連のバシャーモラグラージであり、ジュカインだけ対戦環境入りできていないのをしばしばネタにされる。この点はジュナイパーインテレオンなどと近い境遇にあると言える。
  • SV環境で考えるなら、素早さ上昇性格で上手いことかるわざを発動できれば44振りで最速スカーフドラパルトを抜ける。これは即ち最速ブーストハバタクカミテツノツツミの上を取れるということであり、特にテツノツツミと赫月ガチグマには低い特防に一致抜群の草特殊技を叩き込んでやれるだろう。(幸いツツミは先制技を覚えない。ガチグマはしんくうはに注意。)
  • そのついでの感覚でハバタクカミにやや高めの攻撃からリーフブレードで一矢報いてやることもできるだろう。
  • なお、かるわざ勢としてはオオニューラと同速であり、タイプも技も大きく違うもののかなりのライバルとして立ちはだかることが予想される。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:キモリを選んで進化させた場合

※2:ライバルとしては、主人公がミズゴロウを選んだ場合

※3:ポケモンマスターズでのバディ

※4:男主人公かつポッチャマを選んだ場合、殿堂入り10回以上達成後

※5:バトルツリー

アニメ版

漫画版

番外作品

ポケモンGO

ポケモンマスターズ

  • ユウキ&ジュカイン
    • 当初はキモリだが、条件を満たしてバディーズエピソードをクリアする事で進化する事ができる。
    • クリティカット+で自己急所バフ、更にトレーナーわざでわざゲージを消費する代わりに攻撃・特攻を6段階上昇させるというバディーズ全体で見ても最高レベルの自己バフ完結型。
    • 特殊技のリーフストームと物理バディーズわざを扱う両刀アタッカーであり、最初期に実装されたバディーズでありながら、草バディーズ最強の部類と言っても過言ではない攻撃性能を持っている。ただしリーフストームのデメリット回避のために「特攻ダウン無効」のポテンシャルはほぼ必須。
    • バディストーンボード次第で晴れ編成でのメインアタッカーも務めることができ、幅広い活躍が可能となっている。
    • ハルカ&ラグラージとは異なり何故か初期の頃からずっとメガシンカしないままだったが、実装から約四年経った2023年6月22日のアップデートにより、ようやくバディーズ技後にメガジュカインになれるようになった。これにより、最近のバディーズにも劣らない火力が出せるようになった。

『ポッ拳』

  • 2015年12月10日、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』にて通算11番目のファイターとして参戦することが発表され、翌週17日のバージョン"L09"を以て開放された。ジュナイパーが参戦するまでは、バトルポケモンで唯一のくさタイプだった。
  • タイプ:スピード
  • バーストアタック:夢想・樹海新生
    • スピードタイプだけあって火力は控えめだが、時間差で効果を発揮する設置技を数多く持ち、相手を追い詰めつつじわじわと体力を削る持久戦を得意とする。
    • その他にも、相手の体力と共鳴ゲージを吸収する遠距離投げのギガドレイン、一定時間無防備になる代わりに成功すれば体力と共鳴ゲージを回復させられるバックシュート:生育、攻撃力が下がるものの、共鳴ゲージを増やしながら大ダメージを与えられる対空投げ技リーフストームなど、個性的かつトリッキーな技を多数有する軽業師。
    • 反面、それらの技はトリッキーゆえ扱いづらいものも多い。また相手と密着しての殴り合いでは単発火力の無さで力負けすることも多く、遠くまで届く飛び道具もないため、間合いの調節が難しい。やや上級者向けのキャラといえよう。
    • 共鳴バーストするとメガジュカインにメガシンカ。各種攻撃にりゅうのいぶきへの派生が追加され、投げ技の威力が上昇、さらに設置攻撃の弾数や攻撃のタイミングも変化し、積極的な攻撃にも強くなる。
    • 同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に緑の部分が濃紺に変化する。
    • 一部の技は吉光が元ネタ。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

〈レギュラー〉

〈ライバルの手持ちなど〉

  • テツヤのジュカイン
    • CV:阪口大助
    • アニメで初登場した個体。AG編第127話にて、キンセツシティ出身の長靴を履いたニャースのトレーナー・テツヤの手持ちで、みきりを使ったヒット&アウェイ戦法を使う。
    • サイユウ大会予選トーナメント3回戦では、相手のボスゴドラの攻撃を「みきり」でかわし、「タネマシンガン」で確実にダメージを与え、「ソーラービーム」で倒している。
    • サトシ戦ではソーラービームにより一撃でオニゴーリを倒すが、自身もれいとうビームで一撃で倒れてしまい試合開始4秒でダブルノックアウトする。
  • ショータのジュカイン
    • CV:うえだゆうじ(サトシのジュカインと同じ)
    • XY編にて、新人トレーナー・ショータの最初のポケモンであるキモリが登場し、同第75話でジュプトルに進化する。ショータ自身がキモリをジュカインに進化させ、更にメガシンカさせることを夢としており、XY&Z編OP『XY&Z』にてメガジュカインが登場したため、その夢が実現する可能性が高まっていた。
    • そして同第13話でジュカインに進化して登場し、同33話のカロスリーグ準々決勝でメガシンカを初披露、ショータを準決勝へと導いた。メガストーンは首に巻いたスカーフの留め具として身につけている。
    • 同第34話、35話で行われた準決勝ではショータの6体目として登場し、サトシのピカチュウゲッコウガと対戦する。このバトルはスタッフの気合いが込められた一戦となっているので、未視聴の方には是非お勧めしたい
    • 最終的な使用技はリーフブレードリーフストームハードプラントドラゴンクロー。サトシの個体と違ってあまり積極的に攻めず、リーフストームとハードプラントを用いたカウンター戦術が軸。
  • 特別編『最強メガシンカAct2』
    • イメージではあるが、メガシンカで登場している。

ポケモンジェネレーションズ

  • ユウキの手持ちとして登場している。

漫画版

『ポケットモンスターSPECIAL』

  • エメラルドのジュカイン
    • 性別:♂・特性:しんりょく↔️ひらいしん
    • 性格:せっかち
    • 第4章において、エメラルドに渡す約束の当日にグラードン・カイオーガによる大災害で大海原にオダマキ博士のバッグに入っていたポケモン図鑑と共に流されてしまったが、ミツルに助けられ一時手持ちに。
    • 「空の柱」での修行中で野生のサマヨールと戦った時にジュプトルに進化し、頂上でレックウザを解き放った際に再びはぐれてしまい、野生化してジュカインに進化した。
    • ガイル・ハイダウトに捕獲され、バトルフロンティア襲撃の布石としてレンタルポケモンに紛れ込まされていたが、バトルファクトリーに挑戦していたエメラルドがレベル50限定のバトルにも拘らずレベル51であったことを見抜き、"どくばり"で暴走させられたのを彼に救われてやっとのことでエメラルドの初のパートナーとなった。
    • 当初は以前の記憶を失っていたようだが徐々に記憶を思い出し、ルビーに自分とミズゴロウ(ZUZU)のどちらかを選ばれる際に「緑の方よりはマシ」と侮蔑された事も思い出したこと再会したルビーに何度も逆襲している。
    • その後の修行により、「草の究極技・ハードプラント」を習得し、レッドのフッシー(フシギバナ)・クリスタルのメガぴょん(メガニウム)と共に放った。
    • 料理も上手く、ウソッキーと競い合った事もある。
    • 第13章では修行により、メガジュカインへのメガシンカに成功する。
〈エメラルドの手持ち〉
(キモリジュプトル→)ジュカイン↔️メガジュカイン♂️
ウソッキー♀️
サマヨール♂️
カビゴン♀️
バリヤード♂️
マンタイン♀️

『赤き情熱と藍き英知』

  • 双子の主人公の弟・アルファの手持ちとして登場。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS

ポケモン一覧 ポケモン御三家 くさタイプ

キモリ ジュプトル リーフブレード

0253.ジュプトル0254.ジュカイン/メガジュカイン→0255.アチャモ

トカゲ御三家・最終形態

くさタイプジュカイン
ほのおタイプリザードン
みずタイプインテレオン

同くさ単タイプ

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