黄金の精神(ゲーム系)
おうごんのせいしんげーむけい
- ■注意■
この項目には過度なネタバレと主観的な記述を含みます。
閲覧の際には十分注意してください。
誤字脱字やリンクの修正などを除く編集・項目追加・項目削除の際は、まずコメント欄を用いて十分に検討し、承認の後に行ってください。
個別項目の長さは『本文:5行程度・台詞:3行以下の一言・トータル:10行以下』を目安に、内容は「同業者と一線を画した部分」を重点的に書くと、見やすくなると思います。
著名・代表的なゲームの黄金の精神を持つ主人公
『ダンガンロンパ』シリーズの主人公の1人。才能溢れる高校生しか入学出来ない「希望ヶ峰学園」に、平凡な学生の中から抽選で選ばれた超高校級の幸運として入学する。性格は心優しくてお人好しで、平和主義な常識人であるが、運はどちらかと言えば悪い方。学園長モノクマ改め黒幕によって始まった、コロシアイ学園生活と学級裁判に対しても、持ち前の決して諦めずに進み続ける前向きさで、真実に辿り着いた。
続編の『スーパーダンガンロンパ2』にも引き続き登場。
「それは違うよ!」
「これがボクの答えだ!」
- レディン(ラングリッサー)
『ラングリッサー』シリーズの初代主人公。バルディア王国の王子。ダルシス帝国に侵略された事から、国の再興のために様々な仲間達を迎え、ダルシス帝国とそれを操る闇の軍勢との戦いに挑む。
全てが終わると、クリスと結婚して国の発展に力を注いだ。
また、『デア・ラングリッサー』では、覇王ルートにて光の女神ルシリスに召喚され、彼女を争いの元凶の一つとして倒そうとする子孫・エルウィンを咎めるために立ち向かった。
「我々は力に溺れた征服者にはならない!絶対に…」
「エルウィン…お前は何故、光輝の末裔の使命を放棄するのだ?」
『キングダムハーツ』シリーズの主人公。平凡な少年であったが、あることがきっかけで特別な剣キーブレードの使い手となり、途中で出会ったドナルド、グーフィーと共に様々なディズニー世界を闇の脅威から救ってきた。元気なお人好しにしてお調子者だが、強い正義感と持ち前の明るさで一度は闇に堕ちた親友リクなど様々な人物を助けている。
現在は悲しみの中で眠る人々を救い、闇の陣営を退けるために立ち上がろうとしている。
「つながる心が、俺の力だ!」
「心はおまえたちの実験やたくらみの道具じゃない!」
『ファイナルファンタジー4』の主人公。出生不明の捨て子だったが、バロン王に拾われその下で育つ。数年後、人が変わってしまった王の命令により、(詳細を知らされてはいなかったとはいえ)罪もない村を壊滅させてしまったことを後悔したセシルはバロンからの離反を決意。クリスタルを狙うゴルベーザに対抗し、自分自身の暗い過去と決別するべく、試練の山にて父クルーヤの光を授かり、暗黒騎士からパラディンへとクラスチェンジする。
優しく真面目な青年で正義感が強い反面、卑怯な手段を用いる者や自分の弱さに開き直って自暴自棄な態度を見せる者が嫌い。
「言ったはずだ。 僕たちの戦いでもあると! それに、負けと決まったわけじゃない!」
「これは、僕自身との戦いだ!」
『ファイナルファンタジー9』の主人公。表向きは歌劇団だが、本職は盗賊団の「タンタラス」のメンバー。出生不明の捨て子だったが、タンタラスの親方バクーに拾われ育てられる。性格は明るくお調子者で女好きだが、困っている相手を見過ごせない優しい心の持ち主でもある。彼の優しさは一国の王女や自身の存在理由に悩む少年、本当に守るべきものとは何なのかを考える騎士などの仲間のほか、自身最大の敵であり、似た境遇を持つ者にまで及ぶ。
また、本作のデモ画面で彼に「真諦」という言葉が宛てられた理由は製作スタッフ曰く「ジタンは法律とか他の人がどうしているかとかは関係なく、自分が正しいと信じた道を進む人なんです。そんな彼には、この言葉がピッタリくると思ったんです。」とのことで、彼の人生哲学と記事名の元ネタとなる作品の主人公たちのスタンスが似通っていることをますます感じさせられる。
「誰かを助けるのに理由がいるかい?」
「助かったんじゃないさ 生きようとしたんだ いつか帰るところに帰るために」
- くにおくん(くにおくんシリーズ)
シリーズ全体における主人公で、白い学ランを着た正義の不良。特に『熱血硬派くにおくん』や『ダウンタウン熱血物語』では正義の不良としての一面を前面に押し出しており、前者は親友であるひろしの為に憤慨し、彼を痛めつけた不良たちを相手に戦いを挑む。そして後者は一連の事件の黒幕が中学校時代の同級生だった山田大樹であることを知り、かつて敵だった鮫島力と共闘する形で『悪の巣窟』と化した冷峰学園に乗り込み、冷峰学園の手先となった数ある強敵を撃破し、最後は見事に山田を倒し彼の野望を打ち砕くことに成功した。
「おめえら、なめてんじゃねぇぞ!!」
「冷峰学園へ行くんだろ?俺も行かせてもらうぜ!!」
ドラゴンクエスト
元祖『ドラゴンクエスト』の大ボス・竜王を曾祖父に持つ魔王。勇者一行を曾祖父の城跡で待ち受けているが、敵意は持たない。ハーゴン教団を征伐するヒントをくれるなどローレシアの王子は彼(?)にとっては「敵の敵は味方」と言う認識であり、彼らの祖先によって曾祖父が殺されたことへの恨みを持たない人格者である。一方で「わしをリュウちゃんと呼んでも良いぞ」とフランクな一面もある。
トロデーンに君臨するトロデ王の愛娘にしてトロデーンの王女。ゲーム中にドルマゲスによって馬に変えられてしまい、主人公一行と共に旅立つ際に馬車を引いていた。ふしぎな泉で一時的に人間の姿に戻った際にトロデがそうとは知らずに馬車を引かせたことを謝罪したが、彼女は辛いとは思っておらず、むしろ「みんなの役に立てて嬉しい」と感じており、馬の姿の時に許婚であるはずのチャゴスに乗り回された挙句にムチを入れられたが、そんなチャゴスを嫌ったりもせず、わがままだった幼少期の自分と重ねて心配しているなどかなりの人格者。しかし、表エンディングでは主人公一行を見下すチャゴスの態度に耐えかねチャゴスとの結婚式から逃げ出してしまい衛兵に包囲されるが、主人公、トロデと共にトロデーン城へ帰還した。
3DS版では、煉獄島で挿入された回想シーンにて幼少時代、森の奥で瀕死の重傷を負った主人公をトロデ王に進言して救出した事が明かされており、ジャハガロスを倒した後の夢で無実の主人公一行を2度にわたり牢獄に幽閉するマルチェロを再評価し、彼の弟であり残された唯一の肉親ククールと仲良くして欲しいと願う、追加されたエンディング2種類ではいずれも主人公を独占し甘えるのをやめて主人公とゼシカとの恋路を応援するなど、その人格者ぶりはパワーアップしている。
「いいえいいえ お父様 つらいのは ミーティアひとりだけじゃ ありませんもの……。それに ミーティアは ○○たちの お役に立てて うれしゅうございましたのよ。」
初代ロックマンの宿敵である悪の天才科学者、アルバート・W・ワイリーの忘れ形見である最後のワイリーナンバーズで、ワイリーをして「最高傑作」と評すレプリロイド。特A級のイレギュラーハンターであり、初代ロックマンの生みの親のトーマス・ライトの忘れ形見でもあるエックスの先輩であり無二の戦友である。
上司であるシグマの反乱後は、エックスと共に幾度と無くシグマの引き起こした戦いに身を投じ、戦いの中で幾多の悲劇に見舞われ、自身の正体や危険性について苦悩しながらも、親友であるエックス達と共に戦い続けた。
そしてそれから200年後の未来では、封印され眠りに就いていたところをシエルによって目覚め、過去の記憶を失いながらも、自分を信じてくれるシエル達のために、戦いの中で全てを自分に託して消えていったエックスのために戦い続け、自身のかつてのボディを持つオメガを討ち、ラグナロクでの最終決戦にて人類とレプリロイド全てに永遠の苦しみを与えようとしたドクターバイルを討ち果たし、最後はラグナロクの崩壊と共に生死不明となった。彼が守った地球の大地に、ヘルメットだけを残して……。
彼の呪われた宿命が結果的に世界に災厄を引き起こしたのは事実ではあるが、その宿命に最後まで屈する事無く、創造主であるワイリーの意思に反し、最後まで、友と自分を信じてくれる者達、そして人類とレプリロイドの未来と平和のために戦い抜いたその生き様は、まさに「英雄」たる「ロックマン」そのものだった。
オレはセイギのみかたでもなければ・・
自分を エイユウ となのった おぼえもない・・
オレはただ自分が 信じる者のために 戦ってきた
・・オレはなやまない
目の前に テキが 現れたなら・・
たたき・・きるまでだ!
『鬼武者2』に登場する高等幻魔の一人。重度のナルシストで、事あるごとに「幻魔界最高の剣士」と名乗る(しかも一切の躊躇がない)が決して自惚れではなく、それに見合った剣術の持ち主。姑息な手段を使う幻魔の中でも珍しく騎士道を重んじて勝負に臨み、しかも敵側の女性が危機に陥ると率先して助けるといった紳士的な一面がある。
「礼には及びませんよ、か弱い女性を救うのは男として当たり前ですからね。」
- アクイリア(グラディエータービギンズ)
ローマ帝国の将軍・ドルスス家のお嬢様。戦地に行っている父に替わって闘技場を切り盛りする。父アクイリウスが生死不明の時、それに乗じて彼女を妻とし、ドルスス将軍家乗っ取りを画策すべくつけ込んできた野心家の軍人・クロディウスが出現。彼の卑劣な陰謀を砕く為、お世話係で解放奴隷のプーブリウス、そして主人公の剣闘士と共闘する。
- 天原のかすみ(侍道2)
極道一家・青門組の先代組長を父に持つ女の子。副組長だった高沼半左衛門と配下達の悪行で出島都市・天原が穢れていくのを悔しく思っていたが主人公である侍に出会う。選択肢次第では彼女と共に青門組復興のために戦うこともあれば、かすみを斬り捨てることにも発展する。父の形見である貫誠と言う貴重な刀を持つ。
- 武藤郷四郎(侍道2)
天原に厳格な政治を敷く奉行所の熱血同心で強情かつ融通が利かない男性。中村宗助からは郷四郎ちゃんと呼ばれており、その騒がしい振る舞いを嘆かれている。物語の進め方では敵になることもあるが、奉行所シナリオでは頼れる味方になる。嫌味なお目付け役である保野暮右衛門の憎めない悪役ぶりとは色んな意味で好対照。
リ・テクノロジストの父に反発しその元を出奔し、傭兵として世界各地を転々としていた青年。一見無愛想に見えるがその実妹を守る良き兄であると共に、非常に面倒見が良く、常に他者への心遣いや気配りを忘れない好青年であり、時として自分自身の命を投げ出すことを厭わないほどの強い責任感と使命感を心に秘めた人物。その人柄故にアムロやシャアをはじめとした歴戦の戦士達、同年代の仲間達や年少者達からも強い信頼を寄せられ、彼の優しさに苛烈で頑なな心を解かれたギュネイや当初は反発し合っていた鉄也とは特に強い信頼関係を築く。
父達が原因で発生した地球規模の異変により戦いの運命に巻き込まれ、ブルー・スウェアの一員として各地を転戦。戦いの中で出会った、当初は敵対していたルイーナのメリオルエッセである女性、グラキエースとも不思議な絆を育む。やがて、父の運命と自分がなすべきことを悟り、はじまりの地である南極での最終決戦にて父の身体を憑代とする破滅の王・ペルフェクティオの世界への現出を阻止した後、最終的には余命僅か3年の身となったグラキエースと最後まで共に生きることを選び、静かに戦いの幕を下ろした。
A3に所属するパイロット。心優しく控えめな性格で、不断の努力を惜しまぬ好青年。戦争で家族を失った過去を持つが故に、戦争で大切な人の命が失われる悲しみを人一倍知り、多くの悲しみを生み出す戦争を止めようとする想いも非常に強く、彼の不断の努力はこの想いの強さから生まれるものである。
天羽々斬に命を蝕まれながらも、戦争を止めるために自らの命を燃やし戦い続け、最期は、守るべき世界も、最愛の人の命をも奪った最凶の敵を自らの命を賭して討ち、その命を散らした。
七姉妹学園に通う高校生。不器用だが、その本質は親しい人との絆を誰よりも大切にする少年である。自分と幼い頃に出会った友人達との出会いに端を発する運命の戦いに巻き込まれる事になり、全ての黒幕である這い寄る混沌に操られた旧友を救うも、黒幕の仕掛けた邪悪な策略により最愛の人である舞耶を失い世界をも滅ぼされ、世界と舞耶を救うために、あまりにも辛い選択をする事になる。しかし、全ては黒幕の思う壺であり、彼の罠に陥れられ、この世にあってはならない「ある罪」を犯してしまう。
そして、新たな世界で目覚めた後、罪を償い、舞耶を守るために、唯一人の孤独な戦いを始め、独り傷ついていくが、やがて、全てを知った上で涙ながらに自分を受け入れてくれた舞耶や兄達と共に戦う道を選び、最後は全ての元凶である黒幕との長きに渡る因縁の戦いに終止符を打ち、戦いの果てに、世界を救うために、最愛の人の前から、永遠にその姿を消した。
実在の人物を元ネタにした武将。エジプトに栄えたアイユーブ朝の皇帝で、史実でも清廉な人傑なだけあって彼に忠義を誓う臣民も多く、義にも篤い強国の帝王と言う評価がなされる。『ジンギスカン』、『元朝秘史』、『チンギスハーンⅣ』で活躍し、聖地エルサレムを異教徒の手から守った名君。
織田信長に寵愛された小姓にして若武者。第3作の戦国群雄伝でデビューし、才覚を買われていたためか信長の良き内政官として活躍。本能寺の変が起これば信長に殉じて死亡することが極めて多く、忠臣の鑑的な扱い。無双シリーズではショタ、生足かつ中性的な風貌から災難に巻き込まれるが、本人は至って純真かつ誠実で織田軍の中では常識人である。
藤崎竜氏の漫画や原作のようなお調子者ではなく、生真面目で優しい20代の青年なのでミスも多く気弱。黄飛虎や楊戩に助けて貰って脱獄したりと凡庸・優柔不断で、黄天化には呆れられる(それでも、あらゆる武器と術を使いこなす素質を持つのだが)。しかし、封神計画を担う責任感ある人柄で多くの武将を惹きつける魅力を持つ。鄧嬋玉と恋仲。
光栄封神演義の続編である「西遊記」の主人公で性別を選択可能。寺の住職が子供同然に育て、使用人として保護していたため史実・原作と違い僧侶ではない(短髪で笠を被っている行者スタイル)。天界の異変を憂えた観音様のお告げで天竺へと旅立ち、孫悟空を始めとした妖怪の護衛を受ける。その正義感と慈悲に溢れた清廉な性格は人間ばかりか、立ち塞がる魔族さえ改心させる。法師の杖に宿る神将の炳霊公(黄天化の来世)いわく、「昔オレと共にいた大将にそっくり」とのこと。
第一作から登場した謙信、戦国無双2で臣下の直江兼続、戦国無双3猛将伝から姉の綾御前、戦国無双4では甥にして後継者の上杉景勝がプレイヤーとして参戦し、乱世に「義」をなす(兼続は愛)ために戦う。覇道を邁進する織田信長や王道こそ正しいとする武田信玄らとはライバルだが、互いの器は認めあっている。
知る人ぞ知る傑作、『steins;gate』の主人公。
大学生ながら自らを鳳凰院凶真と名乗り中二病的な発言をするが、元は幼馴染を元気付ける為であった。
設立したラボの仲間をラボメンと呼び男女分け隔てなく接し、容姿ゆえに女の子になりたいと願った男の娘とも真摯に接した。また、不条理な出来事にはしっかり怒り、仲間を事件に巻き込むまいという姿勢も強い。
「男だとか女だとか、そんなことはどうでもいい」
精霊、アル・アジフとの出会いを契機に、アーカムシティの平和を脅かす悪の組織「ブラックロッジ」との戦いに身を投じる貧乏な私立探偵。
三枚目な面も目立つが、正しき怒りを胸に燃やす正義の心を持ち、その正義の心は、世界の全てを玩具のように弄ぶ邪神の陰謀の全てを崩壊させるまでに至る。
そして、人の身でありながら、悠久の時の中で、邪神達と戦い続ける正義の神「旧神」となる可能性を秘めた人間である。
桃から生まれた、愛と勇気の子。各地で人々を苦しめる鬼達を懲らしめるために、鬼退治に旅立つ。
桃太郎電鉄シリーズとは異なり基本的にゲーム中に台詞を発する場面は殆ど無い(新桃太郎伝説の小説版では台詞を多く喋る)が、周囲の人物の台詞等から彼の人物像を窺い知る事ができ、非常に正義感が強く、同時に心優しき人物である。
鬼退治を目的とはしているが、鬼達を殺生する意思は毛頭無く、彼の真意は鬼達を懲らしめた上で改心させる事にあり、その正義の心に打たれたことで、えんま大王やあしゅら、夜叉姫をはじめとした、対峙した鬼達のほぼ全員が改心している。
そんな優しき正義の化身である彼を以ってしても、哀れなまでに邪悪なただ一人の鬼だけは、改心させることは叶わなかった……。
『メタルギアソリッド3』に登場する女性戦士。『特殊部隊の母』と呼ばれている。しかし1964年、バーチャス・ミッションの最中、再結集したコブラ部隊と共に突如として小型核砲弾(デイビー・クロケット)二発とソ連から亡命しようとしていた科学者を奪い敵国ソ連へと亡命する。当初はCIAから命じられた極秘の特殊任務を帯びての亡命であり、デイビー・クロケットを提供することでソ連将校の信頼を得て、任務は全て順調と思われたが、亡命を仲介していたソ連軍過激派将校ヴォルギン大佐によってソコロフ設計局に小型核砲弾が発射され、事態は一変する。折りしも主人公であるネイキッド・スネークが参加していた作戦「バーチャス・ミッション」の支援のためのアメリカの小型管制機が国境を侵犯しており、ソ連政府に責任を問われたアメリカは核戦争回避の為、身の潔白を証明しなくてはならなくなった。
そこで急遽作戦は変更され、核兵器を持ち込み亡命したザ・ボスの暗殺計画「スネークイーター作戦」を発動する。そして物語の終わり、ロコヴォイ・ビエレッグでグロズニィグラードとシャゴホッドをデイビー・クロケットで破壊後にボスは亡命の真相以外の全てを語り、10分後に爆撃が行われるオオアマナが咲き誇る地で愛する弟子スネークとの最後の戦いの末に敗北、彼によって介錯されて死亡した。祖国の為に例え愛する弟子に汚名を着せられたまま葬られようとも彼女は最期まで恥知らずの売国奴を演じ切った。その後スネークは愛国者として彼女を越える称号『BIGBOSS』を授かるが、彼女こそが真の愛国者だったと言えるだろう。相続者計画、ピースウォーカー計画、愛国者達の発足など、死後も多くの影響を残している。
「ボスは二人も要らない。蛇は一人で良い 」
プロ野球選手になる事を夢見る熱血球児。強く熱き心の持ち主で、崩壊寸前にあった極亜久高校野球部を建て直し、様々な困難にもめげず、最後は甲子園で優勝するという偉業を成し遂げた。
高校卒業後は夢にまで見たプロ入りを果たすも、望まぬ人間との結婚を強いられ人生を狂わせられ、遂には事故により命を落としてしまうという悲劇に見舞われたが、高校時代の親友である亀田達の手により過去の記憶を全て失いながらもサイボーグとして復活。記憶を失ってもその熱き魂を失わず、高校時代よりの因縁の敵であったプロペラ団を打倒し、記憶を全て取り戻した後は記憶を失っていた自分を都合のいいように利用、酷使し操ろうとした亀田の本心を知っても彼をも快く許し、人間としての身体を取り戻し、再びプロの世界へと戻っていった。
それから数十年後、彼の面影を持つある一人の野球少年が、カタストロフから世界を救う大きな力の一つとなった。
東城会直系堂島組若頭補佐にて二次団体『久瀬拳王会』会長。「カラの一坪」で発生した事件をきっかけに風間派の切り崩しを画策して桐生一馬と敵対するが、桐生にタイマンで敗れた事で、堂島組長の信用を失い、自身の立場は一気に失墜するも、それでも、自分を地に膝をつけさせた桐生への復讐心から、兄弟達に利用されている事を承知の上でその刺客役を引き受け、戦い続ける。
ゲーム全般に渡って桐生を付け狙い、特に序盤から中盤にかけては唯の凶暴且つ暴力至上主義な一面のみ目立っていたものの、その実、損得勘定で動く野心家な人間が殆どである堂島組の中では珍しく、“極道”としての自分の「意地」と「信念」を重要視する孤高な一面を秘めている。更にその誇りや反骨精神も強く、どんなに落ちぶれ、弟分達はおろか本家の平組員からも軽蔑されるまでになろうとも、極道としての自分を見失う事なく、己の生き様を貫かんとする姿は、終盤において桐生からも高く評価され、後の彼の極道としての人生にも大きな影響を与えた。
一方、久瀬自身も幾度も拳を交える中で「極道になりきれていない半端者」だった桐生に極道として強い素質を見出し、憎みながらも次第に一目置いていき、やがて、己の胸中を明かした上で最後の決闘を挑み敗れた際には、どこか吹っ切れた様に桐生を「真の極道」として認め、同じく「真の極道」になろうと暴走する黒幕の居所を明かし、彼を止める事を桐生に託した。
桐生の恩師である風間が「極道の“義”」の生き様を教えたとするならば、久瀬は桐生に「極道の“武”」の生き様を教えたといえよう。
「極道ってのはなぁボクシングとは違ぇ 喧嘩に負けたヤツが敗者になるんじゃねえ 最後まで“張り続けられなかった”ヤツが負けるんだよ」
「とうとう化けやがった…“本物の極道”に……」
- 阿波野大樹(龍が如く0 誓いの場所)
堂島組の本部に真島吾朗が乗り込んできた際には、組長室へと続く道で真島の壁として立ちはだかる。
その際、自身は殴るのが好きだから人を殴るような根っからの極道であること、時代の流れに流され狡猾に金を稼いでいく道を選んだことを真島に明かした。
真島との戦闘後、突然現れた殺し屋老鬼の銃撃から真島を庇い、そのまま殴り掛かるも鉄刺で胴を刺され死亡した。
「ゴルフに女に高い酒…全部くだらねえ戯言だ」
サクラ大戦(1,2,3,4)の主人公で帝国華撃団花組の隊長。海軍士官学校を主席で卒業しているエリート。性格は熱血漢で正義感の強い性格。
時々残念な行動があるが、仲間との絆を大切にし、強敵が出現してもあきらめずに立ち向かう姿が印象に残るため、ヒロイン達や周囲の人々からの信頼も厚い。サクラ大戦3では容姿から「黒髪の貴公子」と称させるようになる。
「花見の準備をせよ!」(とある話での出撃シーンでの号令。迷言の一つ)
「全員、必ず帰還すること!大神華撃団!出撃!」
サクラ大戦Ⅴ‐さらば愛しき人‐の主人公で上記の大神一郎の甥っ子。叔父にあこがれて海軍士官学校へ入り飛び級で主席卒業したエリート。性格は真面目で実直。困った人を見捨てるできないほどのお人好し。叔父とは別の意味で残念な行動がある。
大神に代わり紐育華撃団の見習い隊長として紐育星組に所属。当初は、反発されたりしたが、交流を行っていくうちにヒロイン達の心情に寄り添いながら接する姿にメンバー達も信頼されるようになる。最終的には星組隊長として任命され、「摩天楼のサムライ」と称されるようになった。
「でっかい男になるんだ!」
「わひゃぁ!」(驚いたときのセリフ)
本シリーズの初代主人公にして国立半蔵学院の忍学生の一人。真面目な性格でありながらも仲間を思いやる「優しい心」を持っており、作中で敵対関係にあたる焔を戦いの最中で説得、同じ善忍である雪泉、悪忍である雅緋をも説得し、改心させるほどの「強い正義感」も持つ。真紅では説得が困難な奈楽と神楽(かぐらの真の姿)との死闘の末、やっとの思いで彼女たちを改心させ、その後も半蔵学院の忍学生として日々歩み続ける。
「超秘伝忍法書がなくたって、みんながいれば私は強くなれるんだ!!」
「使命に命をかける。それなら理解できるよ。私も学生だけど、忍だもん。死を覚悟したことは何度もある。でも、消えることが使命だなんて絶対におかしい!!」
本作の主人公。サルベージャーを生業としている活発な少年。
性格は前向きかつ行動派。困っている人は放っておけないお人好しで、たとえ敵でも動機を察すれば説得すら試みるほど。ただ、若くしてサルベージャーとして生計を立てていることから世情はそれなりに把握している。損得勘定もしっかり持っており、いざという時の度胸もある。その前向きな人柄は多くの人を惹きつけ、メレフやジークだけでなく、ネフェルやゼーリッヒといった一国の王からも一目置かれている。しかし、セイリュウやヴァンダムからは前向きすぎるゆえ周りが見えていないと指摘されており、ドライバーとなった当初はホムラの負担を考えずアーツを使いすぎて窮地に陥ることがあった。
両親はレックスが物心つく前に他界しており、イヤサキ村の住人達とセイリュウによって育てられた。両親がいないことから人とのつながりを大事にしており、困っている友人がいると無茶をすることが多々あったらしい。
幼少の頃から「楽園伝説」を信じており、楽園の存在が明らかになれば、数少ない巨神獣や物資を争い合う戦争も、大地が沈む不安に怯える必要もなくなると思っていた。サルベージャーの仕事に就いたのも、楽園に繋がる手がかりが見つかるかもしれないと思ったから。
職業柄なのか誰かを励ましたり、説得したりする際に「サルベージャーの合言葉」なるものをよく使う。
物語序盤にてサルベージの仕事の一環で引き揚げた古代船の中で封印されていたブレイドの少女ホムラを発見するが、直後にサルベージを依頼していたイーラの首魁であるシンに胸を貫かれ死亡。しかし、ホムラが自身の命の半分を与えることで生き返り彼女のドライバーとなり、その礼としてホムラを「楽園」へ連れて行くことを約束し、これが世界の行く末に大きく関わっていくこととなる。
ホムラの事はブレイドとしてだけでなく、一人の女性として大切にしており、命を分けて貰った彼女と共に楽園を目指すことが、彼の行動原理の一つになっている。モルスの断崖でホムラから自分の本当の望みが自身の消滅であることを告げられたが、共に楽園を目指すという意思を貫きホムラの想いを受け入れたことで「マスタードライバー」として覚醒する。
「オレ―命を分けて貰ったホムラの願いを叶えてやりたい」
「オレも大好きだニア。ニアのことも、皆のことも。だから、もう絶対に立ち止まらない。」
「放っておけるかよ。傷を一つ受ける度に、君の痛みが伝わってくる。痛みが一つ増える度に、君の心が泣いてるのがわかるんだ。目の前で女の子が泣いてるってのに、そんなの放っておけるわけないじゃないか。」
「オレは君と(楽園へ)行きたいんだ。楽園に、君と二人で。約束だろ?オレは君の為に楽園へ行く。君一人の為だけに、楽園に行ってみせる!だから行こう!そして確かめよう!君が何の為に生まれてきたのかを。オレ達と君の未来が、何処に向かおうとしているのかを。オレを信じてほしい。オレは君の為に、二度と世界なんて灼かせない。だから―君の全てをオレに、このオレにくれーっ!」
自由気ままな傭兵団「フレースヴェルグ」の団長。インヴィディア烈王国に拠点の村をおいている。
屈強な体格をした巨漢。豪放磊落で、気さくな性格。金銭には執着せず大雑把。度量が大きく多くの者から慕われており、他の傭兵団からも厚い信頼を得ている。幼い頃に父親を亡くしたレックスはヴァンダムを父親のような人だったと振り返っている。傭兵団を作る以前はコールと共にフリーの傭兵として各地を転戦していた。戦の中を生き抜いてきた猛者であり、「生きる」ことの残酷さを知っているため、その残酷さから大切な者を守るため傭兵団を作った。傭兵(というより戦争という行為そのもの)に抵抗があるレックスに対し、「誰かと関係を持って生きる以上、それは戦争に加担している」と説いている。
初登場時には、インヴィディアに流れ着いたレックス達に対し天の聖杯を渡せと要求するが、本気で奪う気はなくレックス達の実力を認め、村に案内する。世界の行く末を左右する天の聖杯のドライバーとして、まだ未熟なレックスを指導し、村に突如現れたイーラのヨシツネとの戦いでもレックス達に加勢する。楽園へ行くことを望むレックスのために王都に住んでいる友人のコールを紹介する。その際、王都に行く用事があったためレックス達に同行することとなる。
カラムの遺跡でのイーラとの戦いではエーテルの流れを自在に操るヨシツネ達に対し、自身の武器を自分の体に刺すことで対抗し、レックス達を逃がそうとしたが敵わずメツに殺害された。彼の死や最期に放った「お前の戦(いくさ)を 戦え―」という言葉はレックスやニアの心境に大きな影響を与えることとなった。
「この世界は戦で満ちている。その中にあって誰かと関係を持って生きる以上、それは戦に加担してるってことさ。違うか?」
「生きるってのはな、この上なく残酷なんだよ。その残酷さから大切な連中を守るために俺はこの傭兵団を作った。」
「レックス―死なないんだろ!死ねないんだろ!ならこんなところにいるんじゃねえ!生きて、生き延びて、楽園に行くんだぁぁっ!いいかレックス・・・お前の戦を、戦えー!」
その他のメーカー
魔導師の卵の少女。初代ぷよぷよ・ぷよぷよ通にてアルルは「罪のないぷよたちを平気な顔で消していく極悪非道な少女」と紹介されているがあくまでもこれはネタである。(尤ももしも本当にぷよを消すとの理由でアルルが極悪非道と言うならぷよぷよシリーズの登場キャラクターが全員極悪人になってしまう。)ミイルに塩をかけて食べようとするなど、乱暴を行うことも少なくない。しかし、「優しい心」を持ち合わせており、宝石ルベルクラクを取られることを恐れたカーバンクルに手を差し伸べなだめており、自らの宿敵であるシェゾ、ルルー、サタンを大切な友達と思っており、はめきんでは古代の秘宝を狙う者と認識されシェゾとルルーに危害を加えたファントム・ゴッドを秘宝には目もくれずに、ドッペルアルルから勝てないと指摘されても立ち向かおうとするなど強い正義感も持ち合わせている。その優しさ、正義感はとっても!ぷよぷよをはじめとするアンソロジーでも健在。
「そんな 世界を支配できるほどのぶっそうなモノなんて いらない…よ…悪い人に取られないうちに… ううん!たとえ どんないい人にだろうと…そんなもの あっちゃダメだ…そんなもの いっそ無いほうが…いいと思う…よ」(はめきんのドッペルアルルの「もしも秘宝を手に入れたら何を望む?」と言う質問に対する問い)
- タウンゼント市長(DISASTER DAY OF CRISIS)
主人公が暮らすブルーリッジ市の市長。有能で多大な支持を受けている政治家だが、大災害に見舞われた中で市民の救助活動を続ける熱い魂を持った漢。避難場所である公園に火災旋風が迫る中、自分は火の手が回っている放送室に駆け込んで協力を促すよう呼びかけ、脱出路の確保を見届けた。一時は死を覚悟するも先に逃げ出した秘書を含む市民達に救助されて生き延び、主人公から話を聞いて政府やfbiの連絡役を引き受けた。EDでは市の復旧に勤しむ姿が映し出され、視察に来た大統領と固い握手を交わしている。