ジュカイン
じゅかいん
ジュカイン(Sceptile)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
基礎データ
全国図鑑 | No.0254 |
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ホウエン図鑑 | No.003 |
ブルーベリー図鑑 | No.184 |
ローマ字表記 | Jukain |
ぶんるい | みつりんポケモン |
タイプ | くさ |
たかさ | 1.7m |
おもさ | 52.2kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | しんりょく:自身のHPが1/3以下になった時、くさタイプの技の威力が1.5倍になる |
隠れ特性 | かるわざ:持っている道具がなくなると、素早さが2倍になる |
タマゴグループ | かいじゅう/ドラゴン |
他言語版の名称
ドイツ語 | Gewaldro |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Sceptile |
フランス語 | Jungko |
韓国語 | 나무킹 |
中国語 | 蜥蜴王 |
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)に初登場した、キモリ系統の最終進化系。
ジュプトルよりも爬虫類っぽさが増し、ドラゴンに近い割とオーソドックスな外見になった(メガシンカすることで実際にドラゴンタイプが追加される)。そのスタイリッシュさからくさタイプの中でも根強い人気を誇るポケモン。
なお、進化前のジュプトルもアニメで長期間活躍したことやポケダンでの活躍もあって根強い人気がある。
名前の由来は「樹海」と思われる。
密林では無敵の強さを誇るポケモンで、後ろや頭上からの敵の隙を突いた攻撃が得意。腕の葉っぱは刀の切れ味を持ち、大木をも容易く斬り裂く。
ゲームにおける特徴
- 初登場の「ルビー・サファイア」では現在のイメージとはやや趣の異なる、生物感が強いグラフィックだったが、アニメでの活躍の影響か、以降の作品ではアニメや公式絵に近い物に変更された。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 85 | 65 | 105 | 85 | 120 | 530 |
- 素早さが非常に高く、次いで特攻が高い速攻型のステータス。ゲッコウガ登場までは御三家最速のポケモンであった。(現在はマスカーニャにも抜かれ第三位。)一方でHP、防御は低く、くさタイプゆえに弱点も多いため耐久は紙。
- 特攻は何気に草御三家中第一位。特殊技の候補は、「エナジーボール」、「リーフストーム」、「りゅうのはどう」、「きあいだま」など。ただし、それに反してレパートリーが少ないので「めざめるパワー」(7世代まで)、「テラバースト」なども候補。
- 見た目に反して攻撃の数値は控えめだが、「リーフブレード」、「じしん」、「ドラゴンクロー」、「いわなだれ」、「かみくだく」、「かみなりパンチ」、「アクロバット」、「シザークロス」、「でんこうせっか」など多彩な物理技を覚え、本来草タイプが苦手な相手を返り討ちにすることも可能。その際は「つるぎのまい」や「りゅうのまい」で攻撃を上げるか、「いのちのたま」を持たせるなどして火力を補いたい。
- くさタイプとしては珍しく、「ねむりごな」などの有用な補助技はあまり覚えられないが、「やどりぎのタネ」は覚えられる。また、「がむしゃら」を覚えるので「きあいのタスキ」で相手の攻撃を耐え、相手のHPを確実に削る戦法も可能。
使用トレーナー
ゲーム版
- ユウキ:RSE・ORAS男主人公/ライバル※1 ※2 ※3
- ハルカ:RSE・ORAS女主人公/ライバル※1 ※2
- ヒカリ:ポケモントレーナー※3 ※4
- モミ:ポケモントレーナー
- マイ:ポケモントレーナー
- マオ:キャプテン(アローラ)※5
- カキツバタ:ブルベリーグ四天王
- マゴイチ:ブショー
※1:キモリを選んで進化させた場合
※2:ライバルとしては、主人公がミズゴロウを選んだ場合
※3:ポケモンマスターズでのバディ
※4:男主人公かつポッチャマを選んだ場合、殿堂入り10回以上達成後
※5:バトルツリー
アニメ版
- サトシ
- テツヤ(AG)
- ショータ(XY)
- ユウキ(トレーナー)(ジェネレーションズ)
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
『ポケモンマスターズ』
- ユウキ&ジュカイン
- 当初はキモリだが、条件を満たしてバディーズエピソードをクリアする事で進化する事ができる。
- クリティカット+で自己急所バフ、更にトレーナーわざでわざゲージを消費する代わりに攻撃・特攻を6段階上昇させるというバディーズ全体で見ても最高レベルの自己バフ完結型。
- 特殊技のリーフストームと物理バディーズわざを扱う両刀アタッカーであり、最初期に実装されたバディーズでありながら、草バディーズ最強の部類と言っても過言ではない攻撃性能を持っている。ただしリーフストームのデメリット回避のために「特攻ダウン無効」のポテンシャルはほぼ必須。
- バディストーンボード次第で晴れ編成でのメインアタッカーも務めることができ、幅広い活躍が可能となっている。
- ハルカ&ラグラージとは異なり何故か初期の頃からずっとメガシンカしないままだったが、実装から約四年経った2023年6月22日のアップデートにより、ようやくバディーズ技後にメガジュカインになれるようになった。これにより、最近のバディーズにも劣らない火力が出せるようになった。
『ポッ拳』
- 2015年12月10日、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』にて通算11番目のファイターとして参戦することが発表され、翌週17日のバージョン"L09"を以て開放された。ジュナイパーが参戦するまでは、バトルポケモンで唯一のくさタイプだった。
- タイプ:スピード
- バーストアタック:夢想・樹海新生
- スピードタイプだけあって火力は控えめだが、時間差で効果を発揮する設置技を数多く持ち、相手を追い詰めつつじわじわと体力を削る持久戦を得意とする。
- その他にも、相手の体力と共鳴ゲージを吸収する遠距離投げのギガドレイン、一定時間無防備になる代わりに成功すれば体力と共鳴ゲージを回復させられるバックシュート:生育、攻撃力が下がるものの、共鳴ゲージを増やしながら大ダメージを与えられる対空投げ技のリーフストームなど、個性的かつトリッキーな技を多数有する軽業師。
- 反面、それらの技はトリッキーゆえ扱いづらいものも多い。また相手と密着しての殴り合いでは単発火力の無さで力負けすることも多く、遠くまで届く飛び道具もないため、間合いの調節が難しい。やや上級者向けのキャラといえよう。
- 共鳴バーストするとメガジュカインにメガシンカ。各種攻撃にりゅうのいぶきへの派生が追加され、投げ技の威力が上昇、さらに設置攻撃の弾数や攻撃のタイミングも変化し、積極的な攻撃にも強くなる。
- 同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に緑の部分が濃紺に変化する。
- 一部の技は吉光が元ネタ。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラー〉
〈ライバルの手持ちなど〉
- テツヤのジュカイン
- ショータのジュカイン
- CV:うえだゆうじ(サトシのジュカインと同じ)
- XY編にて、新人トレーナー・ショータの最初のポケモンであるキモリが登場し、同第75話でジュプトルに進化する。ショータ自身がキモリをジュカインに進化させ、更にメガシンカさせることを夢としており、XY&Z編OP『XY&Z』にてメガジュカインが登場したため、その夢が実現する可能性が高まっていた。
- そして同第13話でジュカインに進化して登場し、同33話のカロスリーグ準々決勝でメガシンカを初披露、ショータを準決勝へと導いた。メガストーンは首に巻いたスカーフの留め具として身につけている。
- 同第34話、35話で行われた準決勝ではショータの6体目として登場し、サトシのピカチュウ・ゲッコウガと対戦する。このバトルはスタッフの気合いが込められた一戦となっているので、未視聴の方には是非お勧めしたい
- 最終的な使用技はリーフブレード、リーフストーム、ハードプラント、ドラゴンクロー。サトシの個体と違ってあまり積極的に攻めず、リーフストームとハードプラントを用いたカウンター戦術が軸。
- 特別編『最強メガシンカAct2』
- イメージではあるが、メガシンカで登場している。
『ポケモンジェネレーションズ』
- ユウキの手持ちとして登場している。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- エメラルドのジュカイン
- 性別:♂・特性:しんりょく↔️ひらいしん
- 性格:せっかち
- 第4章において、エメラルドに渡す約束の当日にグラードン・カイオーガによる大災害で大海原にオダマキ博士のバッグに入っていたポケモン図鑑と共に流されてしまったが、ミツルに助けられ一時手持ちに。
- 「空の柱」での修行中で野生のサマヨールと戦った時にジュプトルに進化し、頂上でレックウザを解き放った際に再びはぐれてしまい、野生化してジュカインに進化した。
- ガイル・ハイダウトに捕獲され、バトルフロンティア襲撃の布石としてレンタルポケモンに紛れ込まされていたが、バトルファクトリーに挑戦していたエメラルドがレベル50限定のバトルにも拘らずレベル51であったことを見抜き、"どくばり"で暴走させられたのを彼に救われてやっとのことでエメラルドの初のパートナーとなった。
- 当初は以前の記憶を失っていたようだが徐々に記憶を思い出し、ルビーに自分とミズゴロウ(ZUZU)のどちらかを選ばれる際に「緑の方よりはマシ」と侮蔑された事も思い出したこと再会したルビーに何度も逆襲している。
- その後の修行により、「草の究極技・ハードプラント」を習得し、レッドのフッシー(フシギバナ)・クリスタルのメガぴょん(メガニウム)と共に放った。
- 料理も上手く、ウソッキーと競い合った事もある。
- 第13章では修行により、メガジュカインへのメガシンカに成功する。
『赤き情熱と藍き英知』
- 双子の主人公の弟・アルファの手持ちとして登場。
関連タグ
0253.ジュプトル→0254.ジュカイン/メガジュカイン→0255.アチャモ
草御三家・最終形態
同くさ単タイプ
- モンジャラ/モジャンボ
- チコリータ/ベイリーフ/メガニウム キレイハナ ヒマナッツ/キマワリ
- タネボー キノココ サボネア
- ナエトル/ハヤシガメ チェリンボ/チェリム(ネガフォルム/ポジフォルム) マスキッパ リーフィア シェイミ(ランドフォルム) アルセウス(わかくさプレート)
- ツタージャ/ジャノビー/ジャローダ ヤナップ/ヤナッキー チュリネ/ドレディア マラカッチ
- ハリマロン/ハリボーグ メェークル/ゴーゴート|
- カリキリ/ラランテス アマカジ/アママイコ/アマージョ シルヴァディ(グラスメモリ)
- サルノリ/バチンキー/ゴリランダー(キョダイマックスゴリランダー) ヒメンカ/ワタシラガ
- ニャオハ/ニャローテ カプサイジ オーガポン(みどりのめん)