公式女体化

こうしきにょたいか

公式女体化とは、公式の作品中で行われた女体化展開である。

本記事は一部に各作品のネタバレも含みます

概要

公式作品内で行われる女体化。

一口に女体化といっても様々なパターンがあり、

1. 本編中で本当に性転換をしてしまうケース　例：麻里愛、早乙女乱馬、ソウルイーター、アンラブリー、イヤミチビ太のレンタル彼女、じょし松さん、ミッドナイトブリス
2. 番外や企画での一発ネタ　例:サラダ食べて海賊王、エルメロイの女、稗田礼二郎
3. .派生作品、原作者公認の別作者による作品での女体化　例:ミロ子、キン肉マンレディー、クローズLadies

など様々である。

※注意事項

たとえ公式ネタでも元になったキャラの性質を大幅に作り替えてしまう、ある意味グロテスクなジャンル故に苦手な人は少数ではない。

• 漫画投稿機能で表紙を付ける
• マイナス検索用に「性転換」「女体化」タグを付ける

などの配慮を行うのが望ましい。

ただし、3のような派生作品、原作者公認の別作者による作品での女体化ネタは

作中での設定自体が女性キャラという扱いにあたるため、専用タグの必要性は作者の判断に委ねられる。

しかしそういったケースも苦手な人への配慮の為に、

• キャラに応じた専用女体化タグ(例:キン肉マンレディー、ミロ子など)を付ける
• 漫画投稿機能で表紙を付ける

などの配慮を行うのが無難だろう。

公式女体化の例（本編外企画を含む）

作品名順に並べる。

表記は｢男性名｣ → ｢女性名｣の形式。女体化時の名前を特に持たないキャラは男性名のみで表記する。女性名がファンがつけた通称など非公式のものの場合は「（非公式の名称）」と併記する。該当者が多数の場合は個々については割愛する場合がある。

なおミッドナイトブリスによるものは単なるデミトリ・マキシモフとの共演キャラリストになりかねないためここでは割愛し、記述は当該項に譲る。

（作品名が太字で書かれている物はTSF作品、つまり作品自体が性転換モノであるもの）

あ行

作品	キャラクター・備考
青の祓魔師	奥村雪男 → ゆきこ：本編外。作者がTwitterに女体化イラストを投稿した。 奥村燐 → りん：同上。 志摩廉造 → れん：同上。 勝呂竜士 → りゅうこ：同上。 三輪子猫丸 → こねこ：同上。
アソボット戦記五九	トンゴー：第15話にて、敵を惑わせる為に突如何の説明も無しに女体のビキニ姿となって出てきた。ただしロボットなので厳密に考えれば性別は無い。
姉汁	主人公：バッドエンドで女体化。
暗殺教室	潮田渚：本編中のイメージカットのみ。実際に女体化する場面はない。
妹汁	主人公：バッドエンドで女体化。
UTAU	緩井紅寿：人魚の肉を食べて呪いによって女体化。 緩井白寿：同上。
宇宙海賊ミトの大冒険	光国葵：第一シリーズの最終回で雌雄分化の不安定期に入り、女性化。第２シーズンではずっと女性のまま。
ウマ娘プリティーダービー	実在の競走馬 → ウマ娘：競走馬を本来の性別問わず萌え擬人化している。
うる星やつら	面堂終太郎 → 面堂終子（非公式な名称） 諸星あたる
ウルトラ怪獣擬人化計画	ウルトラ怪獣たち：円谷プロ公認の派生作品。ウルトラシリーズの怪獣を本来の性別問わず萌え擬人化している。
SNKヒロインズ Tag Team Frenzy	テリー・ボガード：『餓狼伝説』シリーズの初代主人公。 スカロマニア：『ストリートファイターEX』シリーズのキャラクター。 ミスX：『SNK GAL'S FIGHTERS』で登場した。元の作品では女装していただけらしいが本作では女装と女体化の2バージョンが存在。
エスプガルーダ	アゲハ
おじゃる丸	オコリン坊：詳細はカフェオコニコを参照。 ニコリン坊：同上。
おそ松さん	イヤミ → イヤ代：詳細はイヤミチビ太のレンタル彼女を参照。 チビ太 → チビ美：同上。 ダヨーン：同上。 おそ松 → おそ子：詳細はじょし松さんを参照。 カラ松 → カラ子：同上。 チョロ松 → チョロ子：同上。 一松 → 一子：同上。 十四松 → 十四子：同上。 トド松 → トド子：同上。
オトメディウス	龍骨鬼：『月風魔伝』のキャラクター。
処女はお姉さまに恋してる	宮小路瑞穂
俺、ツインテールになります。	観束総二 → テイルレッド

か行

作品	キャラクター・備考
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー	朝加圭一郎：詳細はピッチ・コックを参照。 陽川咲也：同上。
覚悟のススメ	葉隠散
夜咄ディセイブ	カノ → カノ子：如月アテンションで登場したキャラクター。
かしまし	大佛はずむ
銀魂	坂田銀時 → 銀子：詳細は性別逆転篇を参照。 近藤勲 → ゴリ子：同上。 沖田総悟 → 総子：同上。 土方十四郎 → X子：同上。 山崎退 → 退子：同上。
キン肉マンレディー	登場する超人のほとんど：キン肉マンの作者公認派生作品。パラレルワールド設定。
繰繰れ!コックリさん	コックリさん 狗神
グランブルーファンタジー	カリオストロ
クローズLadies	登場人物の大多数：『クローズ』の作者公認派生作品。
けものフレンズ	動物など → フレンズ：動物や無機物が人間に近づいた存在。元の性別がどうであっても人間の少女に近い姿になる（なお元の動物ではオスが持つ身体特徴を持ったフレンズもいるが、それがオスの個体だったとは限らない）。元が男性である事が明確な例にケロロ小隊がある。詳細はケロロフレンズを参照。
ケンガンアシュラ	キャラクター情報無し：コミックス14巻のおまけページ「女宴」。
けんぷファー	瀬能ナツル
こちら葛飾区亀有公園前派出所	麻里愛：元は女装した男性だったが後に魔法で本当の女性になった。
こどものじかん	キャラクター情報無し：コミックスのおまけページ「性転換のじかん」。本編にもイメージとして描かれた。
これはゾンビですか?	相川歩 → あゆみ

さ行

作品	キャラクター・備考
斉木楠雄のΨ難	斉木楠雄 → 斉木楠子
サキュバスクエスト	アイゼクト → アイゼク子
THE KING OF FIGHTERS '98ULTIMATE MATCH Online	ゲーニッツ → ゲーニッツ（女）：『SVC CHAOS』でのミッドナイトブリスを喰らった状態のゲーニッツ（ゲニ子を参照）を独立したキャラクターにしたもの。
進撃の巨人	エレン・イェーガー → 女エレン：本編外。別マガ感謝祭の大喜利のお題リクエスト。
使徒XX	使徒たち：派生企画。新世紀エヴァンゲリオンの使徒を萌え擬人化したフィギュアシリーズ。
ジャイアントロボ（OVA版）	青面獣の楊志：元は『三国志』の登場人物。
スクール人魚	周太郎：人魚化する際に女性の体になる。
すごいよ!!マサルさん	藤山起目粒/フーミン：本編外。正式なアニメ版以前にジャンプ本誌に掲載された嘘アニメ化予告にて。
聖闘士星矢 Legend of Sanctuary	ミロ → ミロ子（非公式な名称）：『聖闘士星矢』のキャラクター。大筋はなぞっているが設定を多数変更したリメイク色の強い作品で、その変更点の中の一つ。
セガ・ハード・ガールズ	セガのゲームハードやおもちゃ：公式サイトの説明によれば「セガがこれまで発売した歴代ゲームハードを美少女に擬人化しちゃおうというプロジェクト」。
戦姫絶唱シンフォギアAXZ	カリオストロ プレラーティ
絶対可憐チルドレン	皆本光一 → 皆本ひかる：人物の性別が反転したパラレルワールドの人物。 賢木修二 → スージー・賢木：同上。 兵部京介 → 兵部京子：同上。
戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん	FRX-00 → メイヴちゃん：『戦闘妖精雪風』の戦闘機の萌え擬人化。 FFR-31MR/D → スーパーシルフ：同上。 FFR-31 → シルフィード：同上。
そらのおとしもの	桜井智樹 → トモ子

た行

作品	キャラクター・備考
桜ish-推定魔法少女-	佐倉恭一 → 恋天使チェリー 吉住怜 → 恋天使バイオレット 森井透 → 恋天使マリーゴールド
チャージマン研!	ジュラルの魔王 → ヒトミ：厳密な事を言えばジュラルの魔王の性別は不明だがここでは男性キャラクターとして扱う。
つぐもも	キャラクター情報無し：ショートストーリー「ぶらのつぐもも」／エピソード「夢の中へ」など。
ディスガイアD2	ラハール → ラハールちゃん
デート・ア・ライブ	五河士道 → 五河士織：最初はただの女装であったが後に七罪の能力により本当に女性化した。
Dr.スランプ アラレちゃん	則巻千兵衛 → ミス・カリフラワー：アニメ186話「スターさんがやってきた!!」にて。ミルクの出を良くするための薬を誤って飲んだ事で女体化。
ドラえもん	野比のび太 → のび子：「あべこべの星」「変身カチューシャ」等。
ToLOVEる	結城リト → 夕崎梨子 レン・エルシ・ジュエリア → ルン・エルシ・ジュエリア：一つの身体に男性人格と女性人格があり、人格が切り替わる時に肉体も変化する。続編「ToLoveるダークネス」では身体が分離し独立した存在になった。
どるから	石井和義 → 一ノ瀬ケイ：実在人物、K-1創始者。事故死した石井の霊が女子高生一ノ瀬ケイに憑依したという設定。なお作品は石井本人が原作を担当している。

な行

作品	キャラクター・備考
NARUTO	うずまきナルト → ナルコ（非公式な名称）
NEEDLESS	クルス・シルト：長期間女装していたが、最終回で主人公により女体化した。

は行

作品	キャラクター・備考
ハッカドール	ハッカドール3号：男の娘だが、一時的に女体化する事がある。
秘密結社鷹の爪	吉田君、他多数：詳細は萌え鷹を参照。
ハピネスチャージプリキュア!	ファントム → アンラブリー
Fate/Grand Order	レオナルド・ダ・ヴィンチ → ダ・ヴィンチちゃん：この作品は史実や伝説上の人物に「女性だった」という設定を与える事が多いが、このキャラクターはそれらと異なり「男性が英霊となるにあたって自らの理想とする女性の姿になった」という明確な女性化設定がある。
Fate/Zero	ウェイバー・ベルベット → エルメロイの女：本編外。エイプリルフール企画。
ブラックラグーン	登場男性キャラ全員：本編外。コミックスのおまけマンガにて。
ブレイブルー リミックスハート	マイ=ハヅキ → マイ=ナツメ
ヘルシング	アーカード → ロリカード（非公式な名称）
ボクガール	鈴白瑞樹
ぼっけさん	黒兎：真の姿は男性的だが人間に変身すると女性になる。

ま行

作品	キャラクター・備考
魔人探偵脳噛ネウロ	脳噛ネウロ → ネウ子：イメージ映像のみ。実際に女体化する場面は無い。
魔法少女育成計画	岸辺颯太 → ラ・ピュセル
魔法少女育成計画F2P	小山内馨 → ステラ・ルル
魔法少女 ザ・デュエル	星馬烈 → ソニック・レッツ：『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の登場キャラクター。コロコロアニキの付録で彼が魔法少女化されたカードが登場。 星馬豪 → マグナム・ゴー：同上。
魔法少年マジョーリアン	イオリ → リオ マサル → ル・マーサ
魔物娘図鑑	不特定多数の男性 → アルプ：元男性のサキュバスの総称。

や行

作品	キャラクター・備考
YAT安心!宇宙旅行	ヤマモトカオル → カオルちゃん

ら行

作品	キャラクター・備考
らんま1/2	早乙女乱馬 → らんま（公式な名称。ただし使用はアニメ版関連に限定されていて、原作では女性化時も乱馬表記。）
歴史大戦ゲッテンカ	越後龍ケンシン → 女龍ケンシン
ロックマン6（コミカライズ版）	ケンタウロスマン：原作ゲームでは男性だが池原しげとによる漫画では女性設定。
ロックマンX3（コミカライズ版）	シグマ：エックスの夢の中に女性の姿で侵入した。
ロボットガールズシリーズ	東映アニメーション作品やダイナミックプロ作品のロボットたち → ロボットガールズ：ロボットを萌え擬人化するシリーズで、東映ロボットガールズ、ロボットガールズZ、ロボットガールズNEOなどの作品がある。設定上は「スーパーロボットを研究し、その能力を人間の女の子に持たせた」という存在で、ロボットが女体化したわけではない。 東映アニメーション作品やダイナミックプロ作品の悪役メカたち → 機械獣ガールズ

わをん

作品

キャラクター・備考

ONE PIECE

エンポリオ・イワンコフ：自分や他人のホルモン分泌を操れるホルホルの実の能力者。男性ホルモン、女性ホルモンの操作で性別を変える事が出来る。 モンキー・D・ルフィ：本編外。コミックス56巻の質問コーナー「SBS」で、当時の麦わらの一味全員の性転換イラストが描かれた（ナミ、ニコ・ロビンの男体化を含む）。詳細はサラダ食べて海賊王を参照。 ロロノア・ゾロ：同上。 トニートニー・チョッパー：同上。 サンジ：同上。 ウソップ：同上。 フランキー：同上。 ブルック：同上。 カポネ・ベッジ：本編外。コミックス72巻の「SBS」でルフィ、ゾロ、ティーチを除いた「最悪の世代」の性転換イラストが描かれた（ジュエリー・ボニーの男体化を含む）。 ユースタス・キッド：同上。 スクラッチメン・アプー：同上。 トラファルガー・ロー → ロー子（非公式な名称）：同上。 ウルージ：同上。 バジル・ホーキンス：同上。 X・ドレーク：同上。 キラー：同上。

その他

作品	キャラクター・備考
茅田砂胡によるシリーズ小説	エドワード・ヴィクトリアス・ヴァレンタイン → グリンディエタ・ラーデン

厳密には公式女体化ではない例

作品	キャラクター・備考
紅!!女塾	登場人物の大半：『魁!!男塾』のスピンオフ作品。『男塾』のキャラクターに似た少女らが登場するが女体化ではなく孫娘。
卒業M	キャラクター情報無し：ゲーム『卒業』シリーズの「主人公の男性教師が女子生徒を卒業まで教育する」という設定の性別を反転させた作品。男女のポジションが逆になっただけで性転換要素は特に無い。
にょたりあ	登場各国：『Axis Powers ヘタリア』に登場させた各国を逆の性別で改めて擬人化しなおしたもので、厳密に言うと性転換の要素が無い。
ボボボーボ・ボーボボ	OVER → 魚雷ガール：一応「男性が女性に変化」という定義にはあてはまるが、年齢などプロフィールごと変化しており一般的な女体化ではない。 ボーボボ+田楽マン → 田ボ：男性二人が融合して一人の女性が出現する。これもやはりプロフィールごと変化しており一般的な女体化ではない。
幽遊白書	蔵馬：連載終了後に作者本人が出した同人誌で一発ネタとしての三人を女性化した姿が描かれた。作者によるものだが集英社を通していないので扱いとしては非公式。 飛影：同上。 戸愚呂弟：同上。

関連タグ

公式が病気　パロディ

性転換　女体化　公式男体化

公式擬人化