データ
別名 | 古代怪獣 |
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英表記 | Ancient Monster GOMORA |
身長 | 40m |
体重 | 2万t |
初出現地 | ジョンスン島 |
概要
第26・27話「怪獣殿下(前・後編)」に登場。
恐竜ゴモラザウルスの生き残りとされる古代怪獣。
オーソドックスな恐竜型のフォルムを持ち、三日月型の巨大な双角と鼻先の一本角、胴体前面の松かさ状の鱗、太く長大な尻尾が特徴。
他の追随を許さない強靭な肉体と生命力の持ち主で、数億年の長い眠りから醒めた直後にも関わらず活発に暴れ回り、切られた尻尾も別の生き物のように動き回る。
レッドキングにも匹敵する持ち前の怪力は言わずもがな、尻尾の一撃は特に強力で、ウルトラ戦士ですらまともに喰らえば昏倒必至の威力を誇る。
一度はウルトラマンを退けた強豪であり、洗練されたデザインも相まって今なお絶大な人気を誇るシリーズの代表格である。
同じくシリーズの看板を背負うレッドキングとは共演の機会が多く、セットで扱われる事が多い。
活動記録
ジョンスン島の岩山の中で眠っていたところを発見された。当初はゴモラの化石を採取・展示する予定だったが、あろう事か生きた個体が出てきた上、登場直後は寝起きで大人しかったため計画変更になり、同時期に開催されていた万博の展示品にするというとんでもない計画が持ち上がった。
ジェットビートルでの空輸による万博会場までの輸送を計ったが、その途中に麻酔が切れて暴れ出してしまう。
やむなく高空から放り出したが、おとなしくなるどころか地面に叩きつけられたショックで生来の凶暴性が目覚めてしまい、大阪を蹂躙した挙句大坂城を破壊し尽くす。
大阪市内での一戦目ではウルトラマンを退けるものの、強力な武器であった尻尾を切り落とされ、大幅に弱体化した状態で大阪城公園で再びウルトラマンと対峙。今度は自衛隊や科特隊の支援もあって劣勢に陥り、天守閣を叩き潰す被害を出しながらも、片角を折られた末にスペシウム光線を頭部の傷に直接叩き込まれ、くずおれるように死亡した。
勝手に連れ出された割にはあんまりな仕打ちだとして、劇中でも同情の声が上がり「遺体を剥製にして万博に展示する」という案が出された。とはいえ、亡骸が展示物扱いされるのは供養になっているのかといった意見もある(腐敗のリスクなどを考えると仕方がなかったのかもしれないが…)。
その後、第35話で怪獣供養が行われた際には、額縁に収まった遺影が登場している。
ちなみにこの回では子供達が怪獣の存在を信じていなかったり、ウルトラマンの変身方法がバレていたりと、現実世界寄りの特殊な演出が採用されている。
シリーズ初の前後篇のメイン怪獣であり、劇中では初めてウルトラマンを退けた事でムラマツキャップから「恐るべき怪獣」と評されており、強豪怪獣としての地位を獲得している。
TV版でゼットンにウルトラマンが殺されなかったパラレル世界の後日談を描いた劇場版『甦れ!ウルトラマン』ではゼットン星人の残党が操る怪獣の一体として登場した。
以降の作品での活躍
映像作品
ウルトラファイト
第196話「怪獣死体置場(モルグ)」のみに登場。円谷プロのきぐるみ倉庫でウーと激突した。
レッドマン
第18・20・21・23・95・96・98・99話に登場。
前半と後半で使用されている着ぐるみが異なっている。
18話では単独で登場。
レッドマンから必死に逃げ回っていたが、先回りされて追い詰められ、結局戦闘に突入。
最後はレッドチョップからのパンチの嵐を浴び、痙攣しながらぶっ倒れて敗北した。
以降は他の怪獣と一緒に登場する事が多かった。ウーとは割と仲が良さそうな様子であったが、メフィラス星人に対しては、レッドマンとの戦闘中でも容赦なく攻撃を加えるなど露骨な嫌がらせを頻繁に行っていた。
ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
タイを襲撃した怪獣軍団筆頭として登場(劇中では「怪獣の帝王」と評されている)。恐らく歴代ゴモラの中でも一番酷い目に遭っている個体。スーパーゴモラと書く媒体もある。
ロケット打ち上げによる天候操作計画の失敗による衝撃と熱で覚醒し、地下から出現した。
タイラントやドロボン達と共にハヌマーンを5体がかりで追い詰めたが、ウルトラ6兄弟が救援に来た事で一気に追い詰められる。
…が、あっさりとやられていく他の4体とは違ってしぶとく生き残り、ウルトラ兄弟が戦っている隙に自分だけ地底に逃げていたり、地上を逃げる少年アナン達を目ざとく見つけて狙い打とうとするという非道ぶりを見せ付ける。
さらには、口からの火炎や角からのビームの他に怪獣念力というよくわからない必殺技(エフェクトはブルトンのそれに酷似している)によって、アナン達を助けに来たウルトラマンとハヌマーンを圧倒する。カットされた場面ではこの念力の影響で火山の噴火や竜巻、津波といった天変地異が発生している。
しかし、他の兄弟によってそれを破られると、なまじ一体だけ生き残ったが災いして、ウルトラ兄弟とハヌマーンの全員に袋叩きにされるハメになった。
両腕を押さえつけられて繰り返し頭を殴打されたり、這いつくばって逃げようとするところを囲まれていたぶられたり、岩を繰り返しぶつけられたりと、その有様は悲惨としか言いようがなく、傍から見れば非人道的なリンチそのもの。
(ゴモラ達もハヌマーン1人を相手に数の暴力で痛めつけていたので因果応報と言えばそうかもしれないが、いくらなんでもやりすぎの感が否めない)
最期はハヌマーンの必殺技によって縦に真っ二つにぶった斬られ、爆発四散した。
下記のゴモラⅡと併せて考えると、ゴモラには超能力を使いこなす素質が備わっているのかもしれない。
なお、この映画に登場する他4体の怪獣は円谷プロの倉庫から適当に選抜されたが、ゴモラのみはチャイヨー・プロダクション代表のソムポート氏からタイ国民に身近な水牛に似ている事から名指しで選ばれている。恐竜だっつの
ウルトラマン80
第22話「惑星が並ぶ日なにかが起こる」に登場。
ゴモラⅡと呼称される。ただし同種族ではなく、初代ゴモラの祖先であるゴモラザウルスが地熱で別方向の進化を遂げた系統的には全く別の生物である。
三日月形の角がもう一対生えているのが特徴。またパワー一辺倒だった初代と違い、多種多彩な光線を発射する能力を備えている。
ウルトラ超伝説
ジュダの命令によってウルトラの星へ侵攻し、人工太陽プラズマスパークを破壊して星を予言通りに暗黒へと追いやった。プロメテウスと対決し、その狂暴な力で巨大化の時間を消耗させるなどして善戦するも、アース号の記録を置換したアンドロ艇が放った重電子砲を背後から撃ち込まれ倒される。
後年登場し、メディアも違う『大怪獣バトル』の別個体が逆に星を守る事になろうとは、世代や次元、時空間を超えて宇宙の摂理がもたらしたものでは無いのだろうか?
ウルトラマンパワード
身長 | 65m |
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体重 | 5万5000t |
第11話「よみがえる巨獣」に登場。
詳細はパワードゴモラを参照。
有言実行三姉妹シュシュトリアン
第40話「ウルトラマンに逢いたい」に登場。
不思議な力を持つ流れ星「命の星」の力で命を与えられた着ぐるみ。
バルタン星人に扇動されてガラモン、ダダ、エレキングとともに暴れるが、最終的にウルトラマンによってM78星雲にある怪獣の星へ運ばれる。
本家に比べて赤みがかった体で、白い縞模様がある。
ウルトラマンマックス
身長 | 58m |
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体重 | 6万4000t |
第21話「地底からの挑戦」に登場。
フリドニア共和国に生息する珍獣として登場。三日月状の角は、それまでの個体が褐色なのに対し、赤みが強くなっている。体格は初代に近いが、どこか愛嬌のある初代と比べて強面である。
この世界のゴモラは本来かなり小さく、人間大のサイズしかない上、気質も大人しいまであるが、それでも分厚いコンクリートの壁を生身で粉砕するほどの膂力を誇る。
その圧倒的な破壊力と生命力に目を付けたエコテロリスト組織「GSTE」によって生体改造を施され、凶悪な巨大怪獣に変貌してしまった。
(当初はフリドニア共和国から密輸された怪獣だと思われていたのだが、フリドニア認可の下、「輸入」されていたという黒すぎる真実が明かされている。)
長野県の山岳地帯地下のアジトにて、調査のため潜入したカイトらの前に壁を突き破って現れ、彼らの眼前で巨大化した後、地底をマッハ2の猛スピードで掘り進んで麓の和奈村に出現し、そこでマックスと交戦。マクシウム分身シュートの応用で太い尻尾を付け根から切断されるが、尻尾は動き回り、マックスを苦しめた。
マクシウムカノンで引導を渡されそうになるが、尻尾が盾となってゴモラを守り、数秒耐えた後に爆散。本体は尻尾以上の耐久力を持つと見たのか、マックスはマックスギャラクシーを召喚し、ギャラクシーカノンでトドメを刺した。
その後、爆砕された遺体はフリドニアに引き取られた。
実はこの話で登場するのはテレスドンの予定だったのだが、先に行われた人気投票で一位を獲得したゴモラに変更される事となった。これは『ウルトラマン』のジェロニモン回の再生テレスドンの出来事(当初はゴモラが登場する予定が前話に登場した着ぐるみがザラガスに改造されてしまった理由でテレスドンに変更された)と真逆となっている。
冒頭のシーンは、ロケ現場に着ぐるみが間に合わなかったため、CGで合成している。
着ぐるみは新造されたもので、以降の作品で改造を繰り返しながら長く活躍する事になる。
ウルトラマンメビウス
第42話「旧友の来訪」に登場。
ドキュメントSSSPに記録が残される古代怪獣(初代と同族・別の個体であるため呼称も区別されない)で、初代が出身地とするジョンスン島に出現した。宇宙同化獣ガディバに憑依され出現したが、ガディバが離れたためすぐに地底に戻った。
以降オリジナルは登場なしで、代わりにレッドキングの肉体を乗っ取ったガディバのコピーとして変身した。
ちなみに、『STORY0』や後述する大怪獣バトルでもレッドキングとゴモラは共闘しているほか、『ジード』でも両者の力を併せ持ったベリアル融合獣スカルゴモラが登場している事などを踏まえると、同じパワータイプ同士相性が良いのかもしれない。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
ウルトラ戦士に変わる主役キャラとしてほぼ全話に登場。
レイが最も頼りにしているパートナー怪獣。
主役級となった事で、それまでのゴモラ達が出来なかったアクロバティックなアクションをこなす。主な必殺技は、あびせ蹴りのように前転しつつ尻尾を叩き付ける「大回転打」。
超振動波という新たな必殺技も披露し、地中を掘り進む際にこれを使用して岩を砕いているという衝撃の生態まで判明した(地中掘削において一見不便に見える角の存在についても、この設定によって説明が付くようになった。むしろ手足の構造の方が地中生活に不向きなまである)。これを使えるのはレイのゴモラだけではなく、後に登場するゴモラ達も同じように攻撃手段として利用している。
別世界の太陽の戦士のように敵の体に突き刺して打ち込むのを得意とするが、炎のオーラのように発射し、遠距離の相手を爆撃する事もできる。
生身の怪獣相手では無類の強さを発揮し、あのタイラントやバードンすら真っ向からねじ伏せた一方で、キングジョーブラックなどの最初から怪獣駆除を目的に作られたような殺戮メカが相手では苦戦を強いられる事が多かった。
主役級の特権として以下のパワーアップ形態も追加され、より活躍に
ゴモラの最強形態。詳細はリンク先を参照。
『NEO』で登場した、レイオニクスの力でパワーアップした赤いゴモラで、いわゆる中間タイプに相当する。謂わばウルトラ怪獣版トランザム。
「超振動」で「赤く」て「焔」のように「光る」ので某RPGの主人公っぽくもある。
こちらの形態も相当な強さで、レイブラッド星人戦以外では苦戦すらしていない。紹介カットインで表示されるステータス構成を信じるならスペックはEXを圧倒している(特にスピード面は200程度しかないEXに対し、5倍以上の1000越えになっている)。ただし、暴走する危険性も孕んでいるため、実質EXゴモラの下位互換的な扱いであった。
ゲーム版では通常のゴモラをレイオニックバーストさせるか、最初からレイオニックバーストした状態のゴモラをスキャンさせて戦う二通りの操作方法が存在する。
また、ゲームでは他の怪獣もブレイブバーストを経てレイオニックバースト化させるシステムが存在するので、EXゴモラのレイオニックバースト版を操作する事ができる。
ブレイブバースト
レイオニックバーストの前段階とも言える強化形態。
こちらは一瞬だけ炎のようなオーラを纏うのみで見た目に変化はなく、レイオニックバーストほどの出力は発揮できないが、それでも身体能力は飛躍的に上昇し、安定した出力を維持できるメリットがある。
しかし、同時にレイオニックバーストを安定して維持できるようになったため、使用したのはグランデとの最後の決闘のみ。
AC版でももちろん発動可能で、レイオニクスパワー値が10に到達すればキャラが炎のオーラを纏うとともに全ステータスがアップする。
サロメ星人がレイのゴモラを解析して作り上げたロボット。詳細はリンク先を参照。
ウルトラ銀河伝説
レイと共にベリアル率いる怪獣軍団と戦う。
序盤から中盤にかけてはザラガスやブラックキングと戦い、怪獣墓場ではリトラと共にウルトラ戦士を援護する。圧倒的な運動力も健在で、尻尾を支えにしたカンガルーキックやバク宙は必見。
メビウスとタッグを組み、メビュームシュートと超振動波による合体技「超振動メビュームシュート」を披露した。
多勢相手に善戦するも、レイがベリアルによって暴走させられたためレイオニックバーストが発動してしまい、敵味方の見境なく暴れ、ゼロ距離超振動波でセブンをダウンさせてしまう。
レイが仲間達の決死の説得とボスの鉄拳で目を覚ますと同時に鎮静化し、一旦バトルナイザーに戻るが、ベリアルとの決着において再び召喚され、EXゴモラとなって最後の悪夢に挑む。
着ぐるみは新造されており、頭部造形がより初代に近い顔付きとなった。
以降のシリーズではこれがゴモラの着ぐるみとして定番となる。
ウルトラマンギンガ
劇場スペシャル第2弾及び『ウルトラマンギンガS』に登場。
ゴモラ(SDI)
人工のスパークドールズの一つとして登場する。
ウルトライブシミュレーション内で礼堂ヒカルがウルトライブ。久野千草がライブしたアクマニヤ星人と渡会健太がライブしたガンQと戦って倒し、EXゴモラ、メカゴモラ、レイオニックバーストゴモラとの4大ゴモラ対決にも勝利した。
ゴモラ レイオニックバースト(SDI)
人工のスパークドールズとして登場。
渡会健太がライブし、ヒカルのゴモラ、美鈴のEXゴモラ、千草のメカゴモラと4大ゴモラ対決を勃発。メカゴモラを倒された千草がヤメタランスにライブしたため他のゴモラと同じくやる気を失うが、ヤメタランスへのライブが強制解除されやる気を取り戻したが、ヒカルのゴモラに倒された。
ウルトラマンギンガS
第6話「忘れられた過去」に登場。
地球から追放されたビクトリアンの末裔、ヒヨリがチブルスパークを使ってモンスライブする。『ウルトラマンメビウス』以来約7年半ぶりに悪役として登場したゴモラ。
ギンガと二度対決し、一度目はシェパードンの声を聴いたヒヨリが戦意を失った事でライブが解除される。
二度目の戦いではギンガの説得を一蹴し、尻尾攻撃で苦しめる。
やむなくストリウム光線を撃たれるが、シェパードンが庇った事でダメージを受けず、この事で改心したヒヨリによってファイヤーゴルザに立ち向かうが圧倒され、怪力で尻尾を引き千切られた上に超音波光線を受け敗北した。
尻尾を切られるという案は監督の田口清隆の提案によるもの。脚本の黒沢久子はゴモラの事を知らず、地味な怪獣という印象を抱いていた。
ウルトラマンX
物語開始時点から、主人公・大空大地がゴモラのスパークドールズを所持している(このスパークドールズは大地の父である鷹志博士がジョンスン島で発掘したもので、本編開始の15年前にウルトラフレアによって消息を絶った両親の形見らしい)。また、このスパークドールズから収集したデータを元に人工的に生み出されたサイバー怪獣・電脳怪獣サイバーゴモラが登場。ウルトラマンエックスがゴモラアーマーを纏う際に使用するほか、第11話では遂に実体化に成功し、以降はXioやエックスの頼もしいパートナーとして活躍する。
上記の経緯から、大地にとってはかなり思い入れの強い怪獣らしく、第14話でメカゴモラが出現した際には「あれがゴモラ!?」とゴモラの姿を騙った存在に対して驚きと憤りを露わにしたほか、第16話でテレビ局の取材を受けた際にはゴモラの事を「一番仲が良い怪獣」と話していた。
一方のゴモラも第11話にて大地の身の負担を案じていた描写がなされ、彼に対して何かしら特別な感情を抱いている節が窺える。
そして第19話「共に生きる」で遂に実体化を果たす。ダークサンダーエナジーが降ってこないようにバリアを張った場所で実体化実験が行われ、3分間限定で実体化したゴモラはサムズアップをしたりと大地やアスナと心を通わせるも、時間切れ直前にバリアを破壊して降ってきた巨大なダークサンダーエナジーを浴びた事でEXゴモラになってしまい凶暴化。工場地帯に進出して破壊の限りを尽くした。
M1号の拘束から解放され、現実世界に戻ってきたエックスのエクシードの力で元の姿に戻った後は、自らが破壊した工場地帯を見て全てを悟り、自分を撃てと頼むかのように手を広げたが、ザナディウム光線を撃ち込まれる寸前にスパークドールズへと戻っていった(ゴモラがスパークドールズに戻った理由については描写がなかったが、視聴者に様々な受け取り方ができるようになっているとの事)。
命を奪うという最悪の事態は避けられたとはいえ、怪獣との共存を望む大地やXioの一同にとっては苦い結末となった。一方で、この出来事は宇宙から様子を観察していたM1号に、人間が他の生物と共存できる可能性を見出ださせ、彼の心を動かすきっかけを作ったのもまた事実である。
ウルトラマンオーブ
第2話「土塊の魔王」で、ジャグラスジャグラーの所有する怪獣カードの1枚として登場。
なお、このエピソードではジェッタが『マックス』でゴモラが登場したエピソードのサブタイトルである「地底からの挑戦」という言葉を口にするシーンがある。
ウルトラマンジード
怪獣カプセルの一つとして登場。
伏井出ケイが、レッドキングと共にベリアル融合獣の一体・スカルゴモラにフュージョンライズするために使用する。
ウルトラマンR/B
第20話「星屑の記憶」に登場。
美剣サキの実験の影響で古い地層が刺激されて目覚めた古代怪獣。
怪獣拘束システムをも弾く力を持ち、野生個体で初めて超振動波を披露した。
目覚めて早々超振動波で周辺の街を破壊し、現れたロッソとブルと対峙し激戦を繰り広げる。
しかし、彼ら共々美剣が変身したグランドキングメガロスの強襲を受け、超振動波で反撃するも軽くあしらわれ、破壊光線で一瞬で爆殺された。
最近の優遇ぶりが嘘のようなあっけなさすぎる退場だったが、何気に『R/B』では初の怪獣クリスタルで召喚されずに出現した野生怪獣という大変貴重なポジションだったりする。
怪獣や宇宙人が一切出現しなかった世界観の中で、このゴモラの登場は『R/B』という作品を揺るがす大きな存在だったと言える。
そういった意味では、今回も結構優遇されていたと言えるかもしれない。
ウルトラマンタイガ
チブル星人マブゼが所有するゴモラの遺伝子が登場。
レッドキングとベリアルの遺伝子と組み合わせる事で、培養融合獣スカルゴモラが誕生した。
ウルトラマンZ
第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」に登場。
トンネル工事予定の五甲山から休眠状態の個体が露出しているのが発見される。当初は単にゴモラに似た岩だと思われており、「ゴモラ岩」と呼ばれていた(ゴモラの事が認知されている事から、おそらく過去にも出現が確認された怪獣である模様)。
目覚める可能性が0.1%と岩同然な状態だったため、ストレイジがセブンガーを用いて無人島であるスフラン島に空輸する作戦が展開されたが、途中でスギ花粉の刺激で花粉症を患ってしまい、その刺激で覚醒してしまった(そのためビルを引っこ抜いて暴れながら痒そうに顔を掻き毟っている様子が見られる)。
覚醒後はセブンガーと互角の格闘戦の末エネルギー切れに追い込み、そこに現れたウルトラマンゼット・アルファエッジに対しても怪力で善戦(スラッガーのヌンチャクを口で受け止めて奪い捨てるなど)。その後ベータスマッシュにチェンジしたゼットに対してもくしゃみで花粉を吹き付ける毒霧攻撃(よく見ると直前に杉の木を倒して花粉をモロに吸ってしまっている)、超振動波、鉄塔を引き抜いての凶器攻撃などプロレスのヒール役のごとき戦いを展開し互角に渡り合う強さを見せるも、最後は空中に打ち上げられゼスティウムアッパーで爆砕された。
『マックス』以来約15年ぶりにウルトラ戦士の手にかかって死亡した本物のゴモラ。
『R/B』の時と異なり、一話全体における純粋な悪役怪獣としての登場となった。
近年は悪意のない怪獣として生存するか第三者の手にかかり死亡する等のイメージが強いだけに、本編では無人島に休眠中のゴモラを輸送する作戦を展開する事から(サブタイトルの意味からして)生存すると思っていた視聴者もいた。また暴走した原因が花粉症であったため、「暴れたとはいえ人間側の都合で倒すのは少し可哀想」「味方のイメージが強かっただけにショックだった」とゴモラに同情する意見があった。
その一方で、「久しぶりに悪役としてのゴモラが観れた」「エンターテインメント作品である以上、一定のカタルシスは必要」といった感想も出た。
実際、第11話から「怪獣とは言え、人の都合だけで倒して良いのか」というハルキの迷いが描写され、第12話では今までにハルキが倒した怪獣の回想にも登場していた事から、敢えて人の都合に振り回されて倒された怪獣として描写された事はそれらの伏線だったとも考えられる。
なお、覚醒時にゴモラが目を開くシーンには『ウルトラQ』(および『ウルトラマン』)のオープニングタイトルで有名なBGMの一部が使用されている。
今回の個体も「人間に振り回された被害者」としての側面を持つゴモラのジンクスに当て嵌まったが、覚醒したきっかけが花粉症という自然現象だった事を考えると、花粉によっていずれは覚醒してしまい、それに伴って早かれ遅かれ人間に退治されていた可能性もある(実際、第12話でヨウコが「(可哀想だけど)今この世界に怪獣の居場所はない」と発言している)。『コスモス』や『X』のように人間と怪獣が共存出来る環境が整っていなかったり、特殊能力を持つウルトラマンがいない以上仕方のない事ではあるが、人間とゴモラの邂逅がお互いにとって不幸な出来事となってしまったのは、初代と同じやるせなさすら感じられる。
なお、彼が運搬される予定だったスフラン島の名は『ウルトラゾーン』第11・12話に登場する同名の島が元ネタと思われる。
第7話では、セレブロ/カブラギ・シンヤがスカルゴモラへと変身するための怪獣メダルが登場している。
ウルトラマントリガー
第1話にて、シズマ・ミツクニが自身の持っていたGUTSスパークレンスにゴモラのGUTSハイパーキーを装填。
発射した光線で火星のコロニーを襲撃するゴルバーを撤退させた。
第9話では、世界各地で発見された怪獣の記録の一つとして南米から見つかったゴモラの壁画が登場した。
その後第24話にてメガロゾーアにより世界各地でエタニティコアが暴走しエネルギーが漏れだしたことで地球の危機が間近なことに気づき他の地底怪獣同様に避難するために出現した。
ウルトラマンデッカー
ゴモラがスフィア合成獣化したと思しき存在スフィアゴモラが登場予定。
書籍
ウルトラマン超闘士激伝
第1回銀河格闘トーナメントに出場する怪獣の一体として登場。棍棒とヘッドギアで武装し、闘士を名乗ってウルトラマンに襲いかかるが、棍棒をワンパンで粉砕され、さらに「今の君はただの武装怪獣にすぎない」とダメ出しを受けてあっさり降参した。
以降は修行を積んで大幅にパワーアップ。今度こそ闘士を名乗るに相応しい実力を身につけて第2回大会にも参加。ヤプール大戦でも闘士五獣士の一角として最前線を戦い抜いた。
OVAでの声優は西村智博。
WEB連載中の『ウルトラマン超闘士激伝新章』では、第4回銀河格闘トーナメントに出場。ついに超振動波を会得し、ライバルのレッドキングを倒して1回戦を突破した。
ちなみにこのシーンでは、観客席にケイトそっくりな女性が登場している。
ウルトラマンSTORY0
バルタン星人の作り出した実験生物の一匹であり、原始の地球(新石器時代)にロケットに詰め込まれて投下された。脚が恐竜のような逆関節になっているのが特徴。
ウルトラセブンが呼び出したミクラスと力比べを行うが鼻先の角で腹を刺して撤退に追いやり、変身したセブンをも圧倒した。
さらに突如現れたレッドキングと共闘してセブンを追い詰め、エネルギー切れ寸前にまで追い込むも、最後の力を振り絞ったセブンのアイスラッガーですれ違いざまに首を斬り落とされて絶命した。
その後、ジェロニモンによってゾンビとして蘇らされるが、セブンのパンチで胸をぶち抜かれて爆死した。
酩酊!怪獣酒場
怪獣酒場江幸田店の常連としてたびたび登場。とある一件で知り合った考古学者の女性と不倫関係にある……と本人は思っているのだが、実際相手の方は古代から生きているゴモラを大切な情報源として接しており特に恋愛感情は持たれていない。
ジョンスン島の出身で大阪にいた頃にはニンゲンに尻尾を切られた事もあると語るなど『ウルトラマン』の個体にかなり近い生涯を送ってきたらしい事が窺える。
続編では「2nd」第6話では高層ビルにあるバーで再び考古学者の女性と相席。バーで流れていた曲を聴いて突然飛び降り、自殺だと勘違いされるが、ジェームス・ブラウンの「ゲロッパ!」の再現をやりたかっただけであり、何事もなく立ち上がった。
第52話ではついに一線を超えるものだと思われたが、濁り酒だと思っていたのはバリウム、服を脱がせたのはレントゲンを撮る為…つまり、これまでの関係はあくまで「研究対象」として興味があっただけだという事をようやく理解してしまい、放心状態になっていた。
かいじゅうステップワンダバダ
ゴモラをモチーフにしたゴモちゃんが登場。アニメでは渡辺明乃女史が演じた。
ゲーム
ウルトラマンvsかいじゅうぐんだん!!(PICO)
3ページ目に登場。メフィラス星人、ブルトン、ガボラ、ヒドラと共に現れる。ゴモラをタッチすると吠える。ウルトラマンをタッチするとゴモラと戦闘開始する。山の頂上で押し合い対決をする。ボタン連打でウルトラマンが格闘してゴモラを押し出して山から落とせば勝ち。
5ページ目の怪獣対決にも登場。最大の武器である尻尾攻撃が強い。
ウルトラマン(SFC)
ステージ7に登場。パンチ、キック、強力な尻尾攻撃をしてくる。
遠距離からでは、頭を低くして突進攻撃をしてくる。喰らうと大きく跳ね飛ばされる。
また、掴み攻撃では尻尾でグイグイと締め付ける。
ウルトラマン(PS2)
怪獣殿下に登場。本編同様に角をへし折ったり、強力な尻尾を掴んでジャイアントスイングをすればもぎ取ったりする事が出来る。
スーパーヒーロー作戦
地球防衛軍(TDF)に捕まって麻酔を打たれてケージに詰め込まれ、研究用に日本に輸送される…とここまでは原作とそう変わらないが、それを見て「TDFがデビルガンダムを隠蔽しようとしている」と誤解したドモン・カッシュがシャイニングガンダムで強奪を試みたためにケージが壊れ大阪上空から転落。地面に叩きつけられたショックですっかり目を覚まし、大阪市を目茶目茶に破壊して回った。
ウルトラマンとの戦いでは、八つ裂き光輪で尻尾を斬り落とされている。
ウルトラマンFE2
プレイアブルキャラクターとして登場し、ステージには大阪城や千里丘陵などゴモラが暴れ回った場所が二つも採用されている。
ウルトラマンFER
プレイアブルキャラクターとして登場。
ウルトラモードにて怪獣島に出現し、ウルトラマンに尻尾を引きちぎられて退散。
その後、大空洞でティガに遭遇し、戦闘意欲がないと悟ったティガに見逃されるが、カオスキリエロイドにその場にいたからという理由で焼き尽くされてしまう。
別個体がバルタン星人の手によってEXゴモラに改造され、国防軍と交戦するが、コスモスのフルムーンレクトで浄化され、どこかへ去っていった。
とこのように、本作では被害者としての側面が強い。ゴモラが一体何をしたというのか。
しかしながら、この作品にてEXゴモラという姿を手にし、大怪獣バトルで活躍した事を考えれば、彼らの苦労は無駄ではなかった…と思いたい。
大怪獣バトル
無印1弾よりプレイアブルとして実装されている最古参キャラの一体。圧倒的な出席率を誇り、無印3弾、EX7・8弾、NEO4弾を除く全てのバージョンに収録されている。
無印では手元にカードが無い場合に筐体から貸し出されるキャラとしても活躍。
アタック1000~1200、ディフェンス600~800、スピード700~900、パワー1000~1200と、アタック値とパワー(HP)に比重が置かれつつも全体的にバランスの取れた、初心者にも使いやすいステータス構成になっている。
最上位カードはスーパーレアで初収録。必殺技は肉弾系中心で、尻尾の一撃で吹っ飛ばした相手に飛びかかってボディプレスを仕掛ける「押しつぶし」、低い体勢から相手の懐に潜り込んで自慢の角で高空へ打ち上げる「角かち上げ攻撃」、自慢の尻尾で相手を叩きのめす「尻尾攻撃連打」が設定されている。
4弾ではEXゴモラがウルトラレアで収録されたのに対し、アタックとパワーが1100で、ディフェンスとスピードが最下級値より100ずつ低い劣化版が収録されたが、EX6弾にて史上初となる4つ目の必殺技、それも「超振動波」を引っ提げた堂々のウルトラレアで登場。アタック1100、ディフェンス900、スピード900、パワー1100と、ステータスはURとしては控えめながらも高水準に落ち着いている。
NEO版でも1弾よりEXゴモラと共にスーパーレアで収録。かつての最上位ステータスを据え置き、5つ目の必殺技としてレイの手持ち個体も披露したゼロ距離超振動波が「超振動波(ゼロシュート)」の名義で新たに追加された。
スタミナも3ラウンドと長持ちで、超振動波に高熱属性が追加されたため、優秀な火属性アタッカーとして重宝されるようになる。弱点も高熱なのはご愛嬌。
3弾では尻尾攻撃連打の最上位カードが収録されたが、この時はパワーが1300と100高くなっている。
また、1弾にてリトラ(S)、4弾でレイモンとミクラスがプレイアブル参戦したため、彼らとのチームアップによってドラマの再現が可能となったほか、リトラとのタッグ必殺技「ダブルインパクト」も実装され、多くのファンを歓喜の渦に巻き込んだ。ダブルインパクトは、リトラがファイヤーストライクを相手に浴びせ、すかさずゴモラがゼロ距離超振動波を叩き込むシンプルながらも迫力ある波状攻撃。ドラマ劇中ではグランデとのリベンジマッチでタイラントをこの技で葬っている。
NEOからは全てのキャラがレイオニックバーストを発動できるようになっているが、ゴモラもその例に漏れず、紅に燃える彼の雄姿を拝む事ができる。4弾にてスーパーコンボカードとして参戦したレイモン・バーストモード(暴走レイモン)の必殺技「バーストレイモンスロード」ではレイオニックバースト状態のゴモラが現れ、相手を爪と尻尾でボコボコにした後に超振動波でフィニッシュをキメてくれる。
GL弾よりステータス構成が不規則になる。GL1弾ではNEO1弾と等値だが、2弾ではアタック、ディフェンス、スピードが中位値で、パワーのみ最上位値の中位カードが収録され、3弾ではアタック1500、ディフェンス600、スピード900、パワー1100と、アタックが最上位値より300も高く、他の三つにはそれぞれ最下級値、最上位値、中位値が割り振られた攻撃的な配分のカードが収録された。キャラの基礎体力インフレが顕著なNEOでは高水準の部類には入るが、ここまで攻めに特化したゴモラは珍しい。
(一応、EXバージョン期にケロケロエースの付録としてほぼ同じ構成のゴモラのカードが配布されている。この時の構成はアタック1400、パワー1200と、GL3弾版のアタックから100を引いてパワーに足した感じである)
さらにGL2弾では、レイモンとメビウスが一緒に駆けつけてくれるスーパーコンボでノーマル状態で召喚され、メビュームシュートと同時に遠距離超振動波を叩き込む「超振動メビュームシュート」まで披露した。
怪獣バスターズ / 怪獣バスターズPOWERED
無印ではパッケージに加えPVやTVCMでもゴモラが起用されている。
防具をゴモラシリーズで統一すると、MAリンク『ゴモラバースト』が発動。怪獣の攻撃を受けると、一定時間攻撃力が上昇する。ただしスーツ系防具は別のMAリンクが設定されている。
(以下、太字はPOWERED限定)
- ノーマル
ミッション『密林の決死戦(ランダム)』(惑星レラトーニ)、『目覚めし力』『ゴモラ再び』『イニシエのプライド』『砂漠の超戦士』『モシリス怪獣決戦(ランダム)』『バギーデータ収集』(惑星モシリス)、『ていおうはねむらない』『よみがえる怪獣』(怪獣墓場)に出現。
突進攻撃を二回連続で繰り出してくる他、尻尾による攻撃(前後二方向のなぎ払いと浴びせ蹴り)には地震の追加効果があり、さらに近接戦では手の爪で引っかき、遠距離では鼻から放つ超振動波、加えて風圧効果のある威嚇と実に芸達者。
ドロップする素材アイテムは『ゴモラの皮』『ゴモラのキバ』『ゴモラのツメ』『茶色いしっぽ』『ゴモラのトゲ』『イニシエのツメ』『ゴモラの角』『イニシエの角』『赤の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。フリーズロック成功時は『赤光のルビー』が得られる。
研究によって開発できるのは『ゴモラ防具』『ゴモラ防具Ⅱ』『サンドストーム』『古代のつるぎ』『サンドホーン』『ゴモラハンマー』および『Gヘッド』。またこれらとは別に、パスワード限定で『ゴモラスーツ』が作れる。10体倒すと『エンシェントキラー』の称号が得られる。
- 氷のゴモラ
ミッション『データこそすべて(ランダム)』『暴れる万年氷』『暴れる氷山』『氷点下の決戦』『極寒の地にすみつくもの』『コンル怪獣決戦(ランダム)』(惑星コンル)に出現。
極低温の環境に適応し、攻撃が氷属性になっており、超振動波に防御力低下の追加効果がある。
ドロップする素材アイテムは『ゴモラの白い皮』『ゴモラのキバ』『ゴモラのツメ』『フロストジェル』『ゴモラの白いトゲ』『イニシエのツメ』『ゴモラの角』『イニシエの角』『赤の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。フリーズロック成功時は『赤光のルビー』が得られる。
研究によって開発できるのは『GMアイス防具』『GMアイス防具Ⅱ』『GMアイススーツ』『スノーストーム』『氷河のつるぎ』『ホワイトホーン』および『アイスGヘッド』。10体倒すと『エンシェントアイス』の称号が得られる。
当該記事参照。
- METEORゴモラ
ミッション『超進化ゴモラ』『METEORゴモラあらわる!』(惑星ワッカ)に出現。
角・ツメ・腹部が青く発光しているのが特徴。POWEREDにおいて、S4研究部門で作り出した存在であったことが判明している。
ドロップする素材アイテムは『ゴモラの皮M』『ゴモラのキバ』『ゴモラのツメ』『ゴモラのトゲM』『ゴモラの角』『赤の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。POWEREDではフリーズロックが不可能になっている。
装備類のレシピは、研究による開発ではなくパスワードで解放される。『ゴモラSP防具』『ゴモラSP防具Ⅱ』『GMスペシャルスーツ』『メテオストーム』『流星のつるぎ』『メテオホーン』および『メテオGヘッド』。1体倒すと『Tブレイカー』の称号が得られる。
当該記事参照。
ロストヒーローズ
アジト・キューブに出現し、ガディバに寄生される。そのため、中ボスの割にかなり耐久が脆く、あっさりと倒せてしまう。本作のベースには『ウルトラ銀河伝説』も含まれるが、味方陣営側のゴモラは一体も登場しない。
アニメ作品
ウルトラマンM78劇場Love&Peace
第1話「ウルトラドミノ」ではウルトラドミノが開催されていたスタジアムの地下を掘り進んだせいでドミノがあらぬ方向へ倒れていってしまう。地面から姿を表した際の姿はM78版のデザインでありながら、本物のゴモラと同じ巨大な姿であった。
第3話「ウルトラオーケストラ」ではウルトラマン達と同じサイズで登場し、トランペットを演奏していた。
カラーリングは原典とは異なり水色となっている。
出張出演
ウルトラ怪獣×住まい探し
第5話に登場。ツイッターで物件探しを行なっており、ホームズくんの紹介で「大阪城が見えて、尻尾がはみ出さないバスタブのある物件」という条件に見合う物件に出逢う。しかも穴掘りが出来る庭があるという本人にとっては至れり尽せりな環境だったので大喜びで購入を決意した。
ライブステージ
ウルトラマンファンタジックライブ2007
メトロン星人配下の怪獣で、初代ウルトラマンと交戦したが、40年の戦闘経験を積んだウルトラマンの敵ではなく、スペシウム光線を浴びて倒された。
余談
- 2009年の円谷のエイプリルフールでブログを開いており、ゴモたんとの愛称を持っていた。現在はゴモラそのものの愛称として定着しつつある。さらに、2010年の円谷ッターではTwitter上でファンと交流した。
- 2011年大晦日放送の『絶対に笑ってはいけない空港24時』内の「絶対に驚いてはいけない空港」にて、ウルトラ怪獣ではM1号に先駆けて登場。メンバーに口から吐くガスを吹き付けた(ちなみに、M1号とは『X』第19話で間接的にではあるが共演している)。使用されたのは円谷プロ造形部が制作した、身長3メートル、体長6メートルにも及ぶアニマトロニクス・スーツ「で怪獣」ゴモラ。
- 2013年に行われたウルトラ怪獣総選挙では、ゼットン、バルタン星人に次ぐ3位となった。人気上昇の背景は、やはり大怪獣バトルで主役に抜擢された経緯があったからであろう。
- そして2016年の怪獣総選挙では、『X』での活躍のおかげかゼットンとバルタン星人を押しのけ、遂に1位となった。
- 派生型含めて何かと尻尾を引き千切られて敗北するケースが多い(確認されているだけでも『ウルトラマン』、『マックス』、『メビウス』、『ギンガ』劇場版のメカゴモラ、『ギンガS』の計5回)。だが、切断された尻尾も自意識を持っているかのように行動するケースが多く、ゴモラ本体との連携で相手を苦しめたこともある。『マックス』や『メビウス』では敵の必殺ワザからゴモラ本体を守る行動を見せ、『ギンガS』では切断された尻尾がファイヤーゴルザの首に巻き付いて締め上げるという描写がある。
- 「切断された後もしばらく尻尾が動き続ける」という点は、現実世界におけるトカゲと共通する。なお、トカゲは尻尾を再生させる事ができるが、ゴモラも同じ事ができるかどうかは不明。
- 名前の由来は旧約聖書に登場する町ソドムとゴモラ…ではなく、ゴジラ、モスラ、ラドンのイニシャルを取ってゴモラである。…まあ、ソドムも後で出てくるんだけどね!
- 初代の着ぐるみはザラガスに改造されている。『ウルトラ銀河伝説』ではザラガスとの対決が実現したが、このザラガスの着ぐるみは『マックス』から『大怪獣バトル』で使用され、『大怪獣バトルNEO』でレイオニックバーストにリペイントされたものが使われている。ちなみに同作のレイオニックバーストはそれに代わり『NEO』で新造されたものをリペイントしている。
- 初代ゴモラのデザインをおこなった彫刻家成田亨は、ゴモラの角は黒田長政の兜にインスピレーションを受けたと語っている。また前傾している首は、前に迫ることにより巨大感を出すため大仏にも用いられている技法であり、奇しくも大阪万博での岡本太郎による太陽の塔の形状にも応用されている(なんと太陽の塔内部の生命の樹制作は成田氏)。
- これを意識したのかは定かではないが、『怪獣娘〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』ではゴモラが一発ギャグで太陽の塔の真似をするシーンがある。
- 「BAYONETTA」に登場する魔獣ゴモラ(「かーまーぼーこー!」で有名なアイツ)は旧約聖書由来ではなく、実はこのゴモラが元ネタである。
関連イラスト
関連タグ
ゴモたん:↑のルーツの可能性が微レ存
レッドキング:大怪獣バトルから何度も戦っているライバルと呼べる存在。
アンギラス、ネオジオモス:同じく大阪城付近で大暴れした怪獣。
ウルトラマンオーブ:二本角を持つ真っ赤な姿に変身できる。
オトナ帝国の逆襲:序盤で野原ひろしが主演を務めた劇中劇及びそれに登場した怪獣のデザインは、ウルトラマンの第26・27話及び初代ゴモラのオマージュとなっている。