実はプリキュアシリーズ各作品において、世界観の雰囲気や物語テーマを特定モチーフで統一させるようになったのはこの作品が初である（本作より前はコスチュームデザインにモチーフはあっても、それは世界観の雰囲気や物語テーマとは無関係であることが多かった）。本作以降は特定モチーフで作風をまとめることは常に意識される様になったことから、後年には公式に「シリーズ転換点となった作品の1つ」として総括されている（参考）

公式での情報初出は2014年 10月7日発行『プリキュア新聞2014年秋号』の柴田宏明Pへのインタビューで、（タイトル名は伏せていたが）2015年度もプリキュアシリーズを準備していることを公表、「良い意味でプリキュアだけれど、プリキュアじゃなくなっちゃうかも」と個性的な作品を目指すアピールをしていた。

同月30日に特許電子図書館で東映アニメーションによる商標登録出願（商標出願2014-84526）及びタイトルロゴが公開。翌月28日に公式サイト（関連リンク参照）が開設された。

なお、タイトルにアルファベットが入るプリキュア作品は2008年に放送された『Yes!プリキュア5GoGo!』以来となる。

スタッフ

SD（シリーズディレクター）は歴代プリキュアシリーズで各話絵コンテ・演出・演出助手を手掛けて来た田中裕太氏、シリーズ構成には『ドキドキ!プリキュア』などの各話脚本を手掛けた田中仁氏が務める。

キャラデザはアニメ版『ONEPIECE』等の作画監督を務めた中谷友紀子が担当する。

音楽は『ドキドキ!プリキュア』・『ハピネスチャージプリキュア!』にき続き高木洋が担当、EDダンス振付も前2作同様MIKIKOが担当する。

なお、放送途中の2015年4 - 5月頃に、『ドキドキ!プリキュア』以来東映アニメーション側のプロデューサーを務めて来た柴田宏明が東映テレビ企画制作部に出向（東映との人事交流の一環であり、柴田は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と『動物戦隊ジュウオウジャー』のサブPを担当することとなった）、アシスタントPであった神木優が繰上がりでプロデューサーとなった。また同年6月、東アニテレビ企画部長にプリキュアシリーズ初代P・鷲尾天が部長代理から昇格したため、本作の企画を清水慎治から継承することとなった。

プリキュアシリーズにおける主要三職（プロデューサー・SD・シリーズ構成）途中交代は『ふたりはプリキュアSplash☆Star』（シリーズ構成が長津晴子から成田良美に）・『フレッシュプリキュア!』（SDが志水淳児から座古明史に）に続いて3度目。

なお、これらの人事は放映開始よりもかなり前から決定していたようで、OPスタッフクレジットには第1話時点から「企画」項には清水・鷲尾、「プロデューサー」項にも柴田・神木、それぞれ2人ずつ名前が載っており、交代予定人物名が既に併記されていた（23話以降は清水・柴田がクレジットから除外）。

引継ぎ体制もきちんとされていた様であり、『Splash☆Star』の様なスタッフ交代に伴う作風の急な変化なども別段見られない。

略称

『フレッシュ』以降、毎年大友により名称の一部を用いて片仮名略称が作られて来たが、本作品の略称は決定することが難しいとされた。田中SDを始め、関係者は『GO!プリンセスプリキュア』ということで「ゴープリ」と呼んでいる場合が多く、2024年 1月開催『全プリキュアLIVE』では、冒頭でのカウントダウンにおいて「ゴープリ」を公式に使用した。

ただし、「ゴープリ」の場合、『スマイルプリキュア!』で登場した言葉「ゴプリキュア」と被ることがある。また、『GO!プリンセスプリキュア』ということで「プリプリ」とすると、1990年代の女子ロックバンド「プリンセス・プリンセス」と被る。そのため、プリンセスを日本語として「姫プリ」という略称を使う人もいる。

あらすじ

ごきげんよう!私、春野はるか!『ノーブル学園』に通う中学1年生!!

私には大切な夢があるんだ。

それはズバリ「プリンセスになること」!!

大好きな絵本に出て来るプリンセス…そんな素敵な人に絶対なりたいの!

昔『カナタ』という男の子とも、夢は諦めないって約束したんだ。

新しい生活、頑張っちゃうぞ~~!と思っていたら、人々の夢を「扉」の中に閉ざし絶望に染めてしまう悪い奴らが目の前に現れて……!!

『プリンセスパフューム』とカナタに貰ってお守りにしていた『ドレスアップキー』で、私、何と『プリンセスプリキュア』に変身しちゃった!!

「強さ・優しさ・美しさ」を兼ね備えた真のプリンセスとなり世界を救うこと

…それが『プリンセスプリキュア』の使命なんだって。

夢のためにも、皆を守るためにも

悪い奴らに閉ざされた夢の扉は私が開いてみせる!!

夢へ向かって、Go!プリンセスプリキュア!!

※より細かいストーリーの流れについては、下部の「放送回」節にある「ストーリー展開」を参考して下さい。

テーマ・特徴

本作テーマとして採用されたキーワードは「プリンセス」と「夢」。

ABC・土肥繁葉樹Pは、

「2015年の『プリキュア』のキーワードは“プリンセス”で、テーマは『夢』です。現在『夢が持てない』『将来に希望が見出せない若者』が増えたといわれています。幼い頃は将来への夢を抱いていたはずなのに、現実を前に進むことを躊躇してしまうのかもしれません。でも、例えそれが途方もなく大きな夢であっても、それを追い続けること自体が『生きること』の意味である様な気がします。そんな思いを託して、全スタッフの愛情一杯で熱いメッセージが込められているので、楽しみにして下さい」

と、語っている。

「プリンセス」というキーワードについては、単なる衣装モチーフではなく、作品世界観の中心に据えられている重要要素である。

本作のプリキュアは夢を強く持ち、「プリンセス」の様な立派で気品溢れる女性になると強くなるという設定で、プリンセスらしさというものを「強く、優しく、美しく」という3要素で定義している。これは作中で頻出するキャッチフレーズとなっている。

なお、ここで注意したいのは本作におけるプリンセスは王家の娘という意味ではなく、「主人公にとって理想的な人間としての在り方」という点である（企画を立上げた当初はスタッフの中でも「プリンセスになりたいって、玉の輿に乗りたいってこと?」と誤解されがちで、認識共有に苦労したらしい）。

本作のプリキュア達は上述3要素を極め、誰からも尊敬される立派な女性に近付くため自らを磨いていく。作中では各人プリキュアを通じて夢の在り方を再確認して行く形となっており、「夢」というテーマ性と合わせて自己研磨や上昇志向等が過去作よりも強めに現れた作風となっている。

各キャラ達の自立心も高く、仲間達との友情描写についても甘えや依存を感じさせない様に注意深く演出されている。また、作中の何気ないシーンが伏線となることも多かったりと明るい雰囲気の中にシリーズ全体で見ても硬派な作風が見える。

初期メンバーが3人編成なのは『フレッシュプリキュア!』以来。

また、変身の際にスプレー状アイテムを使用する・3人目までのそれぞれのメインカラーが「ピンク」「ブルー」「イエロー」・それぞれの名前に関連するものが「花」「海」「光（あるいは天体）」など、『ハートキャッチプリキュア』を連想させる要素がある（メインカラーに関しては『フレッシュプリキュア』とも共通している）。

変身時の掛け声は「プリキュア・プリンセス・エンゲージ!」。

モチーフ

タイトルにある通り「プリンセス」がプリキュアコスチュームのデザインモチーフ。

いかにもおとぎ話のお姫様が着ていそうな豪奢なドレスのイメージから考えられているため、従来シリーズと比べても全体的にヒラヒラしている。

また、初期メンバーである3人のプリキュアはそれぞれ陸海空三界に対応するイメージとなっている（追加戦士・スカーレットはそれらに必要不可欠な「太陽」と解釈されることも）。

プリキュアに変身するとヘアスタイルや髪色が大きく変わるのは通例通りであるが、今作では初めて髪にメッシュやグラデーションが入れられている（キュアフローラ→毛先と前髪の一部がピンク。キュアマーメイド→毛先が濃い青で前髪の一部が紫。キュアトゥインクル→頭頂部が濃いオレンジ、横髪が赤。キュアスカーレット→頭頂部が濃いピンク）。

決め技発動時には「モードエレガント」と呼ばれるロングドレス姿にフォームチェンジ（フォルムチェンジ）する要素があり、通常よりもさらに豪奢で華美なコスチュームとなる。

この時のバンクシーンはCGで製作されており、前作のフォームチェンジ演出の方向性を継承している。モードエレガントはCGで動かすことを前提に作られているためそのデザインは複雑的。

設定上ではモードエレガントに対する通常フォームは「モードプリティ」という名称であるが、作中でこの名前が呼ばれたことは1度もない。

過去シリーズになかった本作独自の戦闘演出として、敵にクリーンヒットを与えた際に打撃箇所からプリキュア自身の属性となるものが舞い散るというものがある。フローラなら花弁、マーメイドなら水飛沫、トゥインクルなら星屑、スカーレットは火花といった具合。

耽美的といって良い程の演出ではあるが、本作のプリキュアは衣装デザイン自体が既にヒラヒラしているので雰囲気的な違和感はない。

また、これはいわゆる所の出血表現代替としても使われており、敵に通常以上の大ダメージを与えたというのが分かりやすく演出出来るというメリットもある。

作中に頻出するモチーフとしては他にもレース編みがある。

本作重要シーンでは何パターンか用意されたレース編みシンボルが画面四隅に回転するという演出があり、さらに、変身や技バンクシーン背景にもレース編みシンボルが出て来る。

プリキュア基本形態となるモードプリティ及びモードエレガント衣装デザインにレース編みシンボルは用いられていないが、後期強化フォームや最終フォーム衣装デザインにはレース編みシンボルが組込まれている。

なお、従来のプリキュアシリーズでは「花」や「おしゃれ」など女児が好むモチーフを多く取入れてきたが、女児が「自分がなってみたい」と憧れる職業や役割（ロール）をモチーフにすることは避けられて来た。それは、プリキュアという存在自体が「伝説の戦士」というロールであるため。

今回は「プリキュア」・「プリンセス」という2つのロールを同時に作中に盛り込むこととなったが、これは「スタッフが考えるプリキュアらしさ」と「子供達が憧れるプリンセスらしさ」を矛盾させないように両立しないといけないことに他ならない。だが、普通のプリンセスは怪物と戦わないので従来のプリンセス像から大きくずれているのは既に避けられない事実である。

そのため、本作ではプリキュア衣装から作品世界観、プロットまでもが「プリンセス」というキーワードを根底として構築。「本作におけるプリセンスらしさ」を子供にも分かる様な形で丁寧に描く必要が出て来た。

これはかなり大変な作業であったということであるが、このお陰で初動食い付きがかなり良かったらしく、春時点では翌年作も女児が憧れる明快な職業や役割をモチーフに採用することが決定されていた。

物語舞台

主人公・春野はるかが通う私立「ノーブル学園」は全寮制学校であるが、プリキュアシリーズで全寮制学校が登場するのは今回が初である。

この点については制作側も本作の売りとしており、親元を離れて寮で暮らす不安感やお泊まりみたいなワクワク感等も描いて行きたいと放映前から宣伝していた。

なお、当初ノーブル学園が「女子校}}」である様に受止めた友達もいたが、男子生徒もいるれっきとした「共学校」である。

過去作との関係性

共通点

前作『ハピネスチャージプリキュア!』は設定面で『ハートキャッチプリキュア!』、展開面で『スイートプリキュア♪』との共通性が指摘されていたが、今作の源流に当たりそうなのは『フレッシュプリキュア!』といえるであろうか。

「メンバーのカラー配分と加入順が同じ」「赤キュアは当初敵として登場する異世界人」「プリキュア陣営に『異世界の王子』と『一般人の協力者』が存在」「メンバーの1人が獣医志望」「メンバーの1人がファッションモデル」「最終局面で周りの人々に素性を明かす」「追加戦士は最終的に故郷へ帰還」「キーアイテムとしてドーナツが頻繁に登場する」…と様々な共通点がある。

その一方で両作カラーが大きく異なる最大要素が「敵陣営の描写」で、『フレプリ』のラビリンスがオーバーテクノロジーを基盤としており、ストーリーに一種SF的なテイストを加えていたのに対し、『ゴープリ』のディスダークは完全にファンタジー方向に振り切っている、というのが決定的となっている。

相違点

田中SDや神木Pによると、プリキュアシリーズは子供達でも安心して見られる様に様々な配慮をすることを前提とした作品であるが、その配慮の在り方を再度根底から見直すことを本作では試みているとのこと。

『Go!プリンセスプリキュアオフィシャルコンプリートブック』での田中SDインタビューによると「元々プリキュアシリーズは女児アニメ概念に捉われないものとして始まったにもかかわらず、長く続く中でプリキュアの方が女児アニメのスタンダードと見なされる様になり、いつしかその内容に倫理的な側面まで期待される様になった」と述懐しており、「それはとても有難いことであるし、名誉なことではあるが、それに萎縮し、これまで無意識に凄く表現幅を狭めていた」と反省の弁を述べている。田中SDは『Yes!プリキュア5』からプリキュアシリーズに本作まで参加し続けたスタッフなため、現場の空気感の様なものの変化については敏感でもあったのであろう。

（なお、前作においてもシリーズ構成の成田良美が、プリキュアに長く関わっているスタッフとしての視点から「最近のプリキュアは倫理的な側面が強くなり過ぎた結果、自己犠牲を奨励する様になっている様に感じる」と危惧を述べていた。詳細は前作の項目参照）

その様な過剰な自主規制の空気を打開するための挑戦としてメインスタッフ達がその代表例として挙げていることに、プリキュアシリーズで初めて明確な水着回を用意したことがある。「本作には海のプリキュアがいるから、海遊びを楽しむ話がどうしても必要であった」ということであるが、海水浴場に遊びに行くのに何故か泳ごうとしない不自然な展開にはどうしてもしたくなかったということ。

これまで忌避していた理由を理解した上で、その配慮方針を守りながら作り上げるのに神経を使ったようであるが、結果的には可愛く楽しそうに描けて良かったとしている。

また、こういう個別の点だけではなく、全体的な作風においても過去作とは表現の仕方を変えているところがある。それが、プリキュア仲間同士の絆の表現である。

過去作では大切な仲間といつも一緒にいて心を1つとすることを絆表現として用いられていた。

しかし、本作で1番大切なものとして扱われるのは自分の中にある自分だけの価値観であり（本作はそれを「夢」という言葉で表している）、それは例えプリキュアの仲間同士でも同じものとはなれないという事実を隠すことなく赤裸々に描いている。

だから「自分のことは自分の力でやり遂げなければならない」ということを繰返し強調しており、仲間同士だからといって何でもかんでも一緒にやれる訳ではないという描写が多い。仲間が夢のために自立して自分の力で歩ける様に、過度な干渉はせずにそれでも応援し続けることこそが大切だとする。しかし、本作で最も問われるのは、「自分の夢とは無関係な他人の夢のことも忘れずにリスペクトし続けられるのか?」ということであり、それこそが本作での「絆」表現である。

夢を追うことは他人に頼れない孤独なものであるが、それでも頑張っている自分の姿をただ見守ってくれている人がいることは、何よりの支えとなるという訳である。

その様な作風故、最終回でプリキュアの変身アイテムを返上した上にチーム「解散」がされ、しかも仲間達との「別れ」が描かれたのも特徴。

プリキュアとしての使命を達成したことで、プリキュア活動の「卒業」を果たし、夢を叶えるための次の舞台へとそれぞれが別の道を歩んでいくことになった訳である。

プリキュアシリーズでは『フレッシュプリキュア!』まではそういう「プリキュア卒業」をイメージさせる最終回は普通だったのだが、『ハートキャッチプリキュア!』以降の作品では映画「プリキュアオールスターズ」で矛盾が出ないように、最終回後もプリキュアの力は失われずチームの仲間たちも離れずにずっと一緒に居続けているような描写がされることが常だった。

本作もオールスターズ映画での出演が決まっているのだが、オールスターズに遠慮せずTV本編のテーマ性を貫いたというのは、制作方針として大きな挑戦だったと言えるだろう。

その意図を尊重してなのか、本作終了直後の『オールスターズ』最新作『みんなで歌う♪奇跡の魔法!』でのプリンセスプリキュアの扱いは「最終回の別れの日が来るよりも前に起こった出来事」とも取れる設定で作られている（2017年3月公開の『ドリームスターズ』も同様の考え方が出来る。ただし、仮に新たなオールスターズ作品が作られた場合は、どう解釈するのか不明なところである）。

登場キャラ

プリキュア

春野はるか / キュアフローラ（CV：嶋村侑）
海藤みなみ / キュアマーメイド（CV：浅野真澄）
天ノ川きらら / キュアトゥインクル（CV：山村響）
紅城トワ / プリンセス・ホープ・ディライト・トワ / キュアスカーレット（CV：沢城みゆき）

ホープキングダム

王族

妖精

先代プリンセスプリキュア

チエリ / 先代キュアフローラ（CV：藤田咲）
ユラ / 先代キュアマーメイド（CV：ゆきのさつき）
セイ / 先代キュアトゥインクル（CV：清水香里）

ディスダーク

絶望の魔女

ディスピア（CV：榊原良子）

絶望のプリンセス

トワイライト（CV：沢城みゆき）

三銃士

クローズ（CV：真殿光昭）
シャット（CV：日野聡）
ロック（CV：甲斐田ゆき）

クローズの部下

ストップ（CV：井澤詩織）
フリーズ（CV：伊東みやこ）

怪物

ゼツボーグ（CV：中務貴幸）
メツボーグ（CV：中務貴幸）

私立 ノーブル学園

1年

七瀬ゆい（CV：佳村はるか）
藍原ゆうき（CV：阿部敦）
狩野さやか（CV：東山奈央）※1
栗田まい（CV：橋本結）
小巻のりこ（CV：佳村はるか）※1
瀬川ひとみ（CV：清都ありさ）
神田ようこ（CV：井上遥乃）
小森はなえ（CV：千菅春香）
古屋りこ（CV：植田佳奈）
平野ケンタ（CV：小林裕介）

2年

3年

一条らんこ（CV：矢作紗友里）

教職員

プリキュアの家族

春野家

海藤家

天ノ川家

天ノ川ステラ（CV：大原さやか）
高天原健（CV：なし）

プリキュアオールスターズのキャラ

オドレン（CV：中田敦彦）
ウタエン（CV：藤森慎吾）
ドロボーン（CV：不明）
ハルモニアの王様（CV：大川透）
ハルモニアの王女様（CV：氷上恭子）
ハルモニアの大臣（CV：岩永悠平）
ハルモニアの守り神（CV：なし）

ゲーム版のキャラクター

シュガー王国

ビスキィ（CV：新名彩乃）
マロン（CV：小林桂子）
ショコレッタ（CV：橋本結）
アンナ（CV：小林桂子）
メイプリル（CV：新名彩乃）
クリィム（CV：橋本結）

敵キャラ

スパイス（CV：高橋李依）
メガゼツボーグ（CV：中務貴幸）

ミュージカルショーのキャラ

かぐや姫（CV：新井里美）
白雪姫（CV：中原麻衣）

※1…ノンクレジット

呼称表

が/に	春野	海藤	天ノ川	紅城	七瀬	カナタ	パフ	アロマ
はるか	私	みなみさん	きららちゃん	トワちゃん	ゆいちゃん	カナタ	パフ	アロマ
みなみ	はるか	私	きらら	トワ	ゆい	カナタさん	パフ	アロマ
きらら	はるはる	みなみん	アタシ	トワっち	ゆいゆい	カナタ	パフ	アロマ
トワ	はるか	みなみ	きらら	わたくし	ゆい	お兄様	パフ	アロマ
ゆい	はるかちゃん	みなみさん	きららちゃん	トワちゃん	私	カナタさん	パフちゃん	アロマくん
カナタ	はるか	みなみ	きらら	トワ	ゆい	ボク	パフ	アロマ
パフ	はるか	みなみ	きらら	トワさま	ゆい	カナタさま	パフ	お兄ちゃん
アロマ	はるか	みなみ	きらら	トワさま	ゆい	カナタさま	パフ	ボク

各放送回

話数	サブタイトル	放送日程	備考・関連タグなど	OPナレ（※）
1	わたしがプリンセス?キュアフローラ誕生!	2月1日	春野はるか・海藤みなみ・天ノ川きらら・カナタ王子・パフ・アロマ・七瀬ゆい・春野いぶき・春野もえ・クローズ・ゼツボーグ初登場/はるかがカナタ王子からドレスアップキーを渡される/はるかがノーブル学園女子寮に入寮/はるかがドレスアップキーとプリンセスパフュームでキュアフローラに変身	はるか
2	学園のプリンセス!登場キュアマーメイド!	2月8日	みなみがドレスアップキーを拾得/みなみがドレスアップキーとプリンセスパフュームでキュアマーメイドに変身/アロマ達が残りのプリンセスパフュームを紛失	みなみ
3	もうさよなら?パフを飼ってはいけません!	2月15日	如月れいこ・東せいら・西峰あやか、白金、シャット初登場/パフが寮内で見付かり大騒ぎとなる/紛失したプリンセスパフュームの残り1個がきららの手元にあることが判明	はるか
4	キラキラきららはキュアトゥインクル?	2月22日	きららがキュアトゥインクルに変身/戦闘後、プリンセスプリキュアとなることを拒否するきらら	きらら
5	3人でGO!私たちプリンセスプリキュア!	3月1日	はるかがきららの多忙さを体験/ディスピア登場（声のみ）/きららがプリンセスプリキュアに参加/3人が名前で呼び合う	はるか
6	レッスンスタート!めざせグランプリンセス!	3月8日	ミス・シャムール、ロック初登場/プリンセスレッスンが開始/プリンセスレッスン「アフタヌーンティーのもてなし方」/ディスピア正式登場/ホープキングダムが初めて映像化/はるかがカナタ王子との9年振りの再会	はるか
7	テニスで再会!いじわるな男の子!?	3月15日	藍原ゆうき正式登場/ミス・シャムール、人間態初披露/プリンセスレッスン「テニス」/アロマでバスケするパフ	はるか
8	ぜったいムリ!?はるかのドレスづくり!	3月22日	はるかが初のドレス作りの挑戦/プリンセスレッスン「洋裁」	はるか
9	幕よあがれ!憧れのノーブルパーティ!	3月29日	はるみな回/クローズ、ディスピアから最後通告/今川シュウ、古芝ナオト初登場/ノーブルパーティ開幕/みなみのお化け嫌い発覚	みなみ
10	どこどこ?新たなドレスアップキー!	4月5日	新年度初の放送/ゆいにプリキュアの正体を明かす/エレガントドレスアップキー（ローズ・アイス・ルナ）を入手/プリキュアとディスピアが初対面	はるか
11	大大大ピンチ!?プリキュアVSクローズ	4月12日	クリスタルプリンセスロッド入手/プリンセスプリキュアがモードエレガント第2形態に初変身/クローズ消滅/ゆいがプリキュアの協力者となる	はるか
12	きららとアイドル!あつ～いドーナッツバトル!	4月19日	一条らんこ・舘響子初登場/ドーナツプリンセスと根性ドーナツくん	きらら
13	冷たい音色…!黒きプリンセス現る!	4月26日	トワイライト初登場/はるかがヴァイオリンを始める/プリンセスレッスン「ヴァイオリン演奏」/源はるか（ミス・シャムール悶絶）/シャットがトワイライトの下僕化/強化型ゼツボーグ（赤）初登場	はるか
14	大好きのカタチ!春野ファミリーの夢!	5月3日	春野ももか初登場/ノーブル学園でファミリーデーを開催	はるか
15	大変身ロマ!アロマの執事試験!	5月10日	プリンセスレッスン「アフタヌーンティーのもてなし方」（はるかの追試）/アロマが正式な執事となるための試験を受験/アロマ・パフの人間体が初登場	はるか
16	海への誓い!みなみの大切な宝物!	5月17日	みなみ・はるか・きららが海藤グループ・海洋リゾートに招待される/海藤わたる初登場/キュアマーメイドがミラクルバブルドレスアップキーを入手	みなみ
17	まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ!	5月24日	天ノ川ステラ声付初登場/キュアトゥインクルがミラクルシューティングスタードレスアップキーを入手	きらら
18	絵本のヒミツ!プリンセスってなぁに?	5月31日	望月ゆめ初登場/童話『花のプリンセス』のあらすじが判明/キュアフローラがミラクルリリィドレスアップキーを入手/プリンセスプリキュアがモードエレガント第3形態に初変身	はるか
19	はっけ～ん!寮で見つけたタカラモノ!	6月7日	カナタ王子に妹がいることが判明/トワイライトが輝きを失ったパフュームを発見・入手	はるか
20	カナタと再会!?いざ、ホープキングダムへ!	6月14日	プリキュアシリーズ放送555回/はるか・みなみ・きらら・アロマ・パフがホープキングダムへ/はるか・カナタ王子が9年振りに直に会う/トワイライトがブラックプリンセスに変身	特別篇（※）
21	想いよ届け!プリンセスVSプリンセス!	6月28日	トワイライトの過去が判明/洗脳が解けトワイライトはトワに戻る/カナタ王子によりはるか達が元の世界に帰される	はるか
22	希望の炎!その名はキュアスカーレット!!	7月5日	プリキュア・ディスピア初の直接対決/トワがキュアスカーレットに初変身/スカーレットバイオリン入手	はるか
23	ず～っと一緒!私たち4人でプリンセスプリキュア!	7月12日	OPナレーションでトワ初参加「真のプリンセスを目指す4人の物語」へ…/キャラの服装が夏服になる/トワがトワイライトの衣装から通常の私服になる/初4人キメ台詞バンク/トワがノーブル学園に入学/強化型ゼツボーグ（ロック覚醒版）初登場/ロックショック	トワ
24	笑顔がカタイ?ルームメイトはプリンセス!	7月19日	きらトワ回/トワが初登校	きらら
25	はるかのおうちへ!はじめてのおとまり会!	7月26日	ノーブル学園夏休み突入/はるかの実家に皆でお泊まり	みなみ
26	トワ様を救え!戦うロイヤルフェアリー!	8月2日	OPが新カットに/EDが変更/風邪をひいて寝込んでしまうトワ/アロマとパフがドレスアップ	トワ
27	ガンバレゆうき!応援ひびく夏祭り!	8月9日	ゆうはる回/夏祭り/全員が浴衣姿を披露/プリキュア音頭	はるか
28	心は一緒!プリキュアを照らす太陽の光!	8月16日	プリキュア水着解禁/海藤家のプライベートビーチで海遊び/スカーレット用の新たなキー出現/フローラ・マーメイド・トゥインクルのドレスアップキーが全てロックに奪われる	トワ
29	ふしぎな女の子?受け継がれし伝説のキー!	8月23日	先代プリンセスプリキュア全員登場/ロックがドレスアップキーから絶望を抽出/ロックが城をゼツボーグ化	はるか
30	未来へ!チカラの結晶、プリンセスパレス!	8月30日	プリンセスパレス出現/ロック怪物化/ドレスアッププレミアム登場/ロック消滅/クロロ初登場（ただし、人間状態で昏睡状態）	はるか
31	新学期!新たな夢と新たなる脅威!	9月6日	アイキャッチ変更/プリンセスレッスン「フラワーアレンジメント」/クローズ、ディスピアの復活/クロロが妖精態に戻る/ストップとフリーズ初登場	はるか
32	みなみの許婚!帰ってきたスーパーセレブ!	9月13日	はるみな回/OPカットが一部変更/伊集院キミマロ初登場	みなみ
33	教えてシャムール♪願い叶える幸せレッスン!	9月20日	プリンセスレッスン「セルフメイク」/クロロが昏睡状態から目覚める/ホープキングダム王家の紋章コイン出現	はるか
34	ピンチすぎる～!はるかのプリンセスコンテスト	9月27日	はるきら回/はるかがイメージガールのコンテストに出場/OPにクロロ追加	きらら
35	やっと会えた…!カナタと失われた記憶!	10月4日	キャラの服装が冬服となる/記憶喪失になっていたカナタと再会/OP劇場版宣伝バージョンに差し替え/紅城トワの本名が判明	はるか
36	波立つ心…!みなみの守りたいもの!	10月11日	みなみ回/海藤つかさ・海藤ますみ・北風あすか初登場	みなみ
37	はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会!	10月18日	古屋りこ・平野ケンタ初登場	はるか
38	怪しいワナ…!ひとりぼっちのプリンセス!	10月25日	黒須登場/プリキュア史上最悪の放送基準に違反しかねない緊急事態に…	はるか
39	夢の花開く時!舞え、復活のプリンセス!	11月8日	絶望から自力で立上がり、復活するはるか/カナタが記憶を取り戻す/モードエレガント・ロイヤル	はるか
40	トワの決意!空にかがやく希望の虹!	11月15日	トワ回/トワとカナタが正式に再会/「プリキュア・スカーレット・プロミネンス」技初披露/クロロがロックに取付かれた経緯が判明/炎の城を解放/OP&ED歌唱担当の礒部花凜&北川理恵がCV出演	トワ
41	ゆいの夢!想いはキャンバスの中に…!	11月22日	ゆい回/プリンセスレッスン「料理」/ゆいが3度目のゼツボーグ化/ゆいが自力で絶望から立ち直ってゼツボーグを止める	はるか
42	夢かプリキュアか!?輝くきららの選ぶ道!	11月29日	きららの夢の総決算回（前編）/明星かりん初登場/「プリキュア・ギャラクシー・コーラス」技初披露	きらら
43	一番星のきらら!夢きらめくステージへ!	12月6日	きらら回（後編）/星の城を解放しホープキングダムの空を取り戻す	きらら
44	湧き上がる想い!みなみの本当のキモチ!	12月13日	みなみ回（前編）/ぷんすかフローラ/「プリキュア・コーラル・メイルシュトロム」技初披露	みなみ
45	伝えたい想い!みなみの夢よ大海原へ!	12月20日	みなみ（後編）/ザ・プリンセス/シャットがディスピアからラストチャンスを与えられる/海の城を解放	みなみ
46	美しい…!?さすらうシャットと雪の城!	12月27日	シャット回/シャット怪物化/ノーブル学園冬休み突入	トワ
47	花のように…!つよくやさしく美しく!	2016年1月10日	はるか回/「プリキュア・サクラ・トルビュランス」初披露/花の城を解放/ホープキングダムが元の姿に戻る/ディスピアが人間界に進撃開始	はるか
48	迫る絶望…!絶体絶命のプリンセス!	1月17日	ディスダークとの最終決戦突入/ディスピアの操り人形として蘇るロック/シャット造反/プリンセスロッド・スカーレットバイオリン破壊	はるか
49	決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!	1月24日	ディスピアがクローズを取込んで最終形態に変化/ロックが造反しクロロと共闘/プリキュア4人がグランプリンセスに覚醒/「プリキュア・グラン・リベラシオン」技披露/ディスピア消滅	はるか
50	はるかな夢へ!Go!プリンセスプリキュア!	1月31日	最終回/クローズがディスピアの力を継承/フローラとクローズの最後の戦い/クローズ（ストップ・フリーズも?）撤退・停戦/ホープキングダム解放/エピローグでの成長した4人/キュアフローラからキュアミラクルへのバトンタッチ	はるか

※OPイントロでは春野はるか役・嶋村侑によって「強く、優しく、美しく、真のプリンセスを目指す3人（→4人）の物語。夢に向かって、Go!プリンセスプリキュア!」というナレーションが入るが、はるか以外のプリキュアを脚本内で主役的に扱う回においてはそのプリキュアが担当する。第20話についてはプリキュアシリーズ放送555回目を記念し、はるか・みなみ・きららの3人による特別メッセージが流された。

ストーリー展開（ネタバレ注意）

私立ノーブル学園は「自分の夢を自分の力で叶えるため、皆で協力し合う」という理念によって作られた全寮制名門校である。

主人公・春野はるかもまた大きな夢を叶えるため、厳しい試験を乗り越えてノーブル学園に入学してきた新入生であった。

はるかの夢は「プリンセス」となること。誰もが馬鹿にして笑うその夢であったが、この夢を守り続けることは幼き日、「カナタ」という少年と約束したことでもあった。

入学式当日朝、新しい学校生活に期待感を膨らませるはるかであったが、学園の森の中を散策中「ホープキングダム」からアロマ&パフ兄妹が転移して来る所を目撃。さらに、この2体の妖精達を追ってディスダーク三銃士の1人・クローズが現れる。

クローズは妖精達を追詰めるための兵器として怪物・ゼツボーグを生み出す。それを生み出す触媒となるのは人間の「夢」。人々の夢に鍵を掛け、絶望に変えることで怪物が誕生する。そして触媒に選択されたのはルームメイト・七瀬ゆいであった。

クローズの所業に恐怖よりも怒りを燃やすはるか。その時、昔カナタから貰ったお守りの「ドレスアップキー」が光り出す。それを見たアロマは、はるかが「プリンセスプリキュア」の後継者候補の1人と直感し「プリンセスパフューム」を託す。するとはるかはキュアフローラへと変身した。

ホープキングダムを救うには12本のドレスアップキーを集め、ディスダークを倒さなければならない。

「強さ・優しさ・美しさ」を兼ね備えた真のプリンセスとなり、世界を救うという「プリンセスプリキュア」の使命を胸に、はるか、そして仲間となる生徒会長・海藤みなみ、中1にして人気モデル・天ノ川きららの戦いが始まる。

途中でゆいに正体が発覚してしまい、ディスピアの娘と名乗るトワイライトが彼女達の前に現れる。実は彼女はカナタの実妹且ホープキングダムの王女・プリンセス・ホープ・ディライト・トワが幼い頃ディスピアに連れ去られ、変わり果てた姿であった。しかし、プリキュアの活躍で彼女は浄化され、新世代第4プリキュア・キュアスカーレットへと覚醒。プリキュアは三銃士による妨害に遭いながらもミス・シャムールやカナタの協力を得て、5本のオリジナルキーを加えた17本のドレスアップキーを入手。ホープキングダムの炎の城を誕生させ星・海・花の城を蘇らせ、人間界に進行して来たディスダークを倒すのであった。しかし、首領・ディスピアは消滅寸前に1人残った部下・クローズに全ての力を託し、彼はキュアフローラと一騎打ちを行うも互いの気持ちを受止める。クローズは再戦を望みながら何処かへと去って行った。

そしてホープキングダムは本来の美しさを取り戻し、トワ兄妹・妖精達はホープキングダムに帰還。はるか達はプリンセスプリキュアを通じて自覚したそれぞれの夢に向かって歩んで行くのであった。

テーマソング

OPテーマ

題名：MiracleGo!プリンセスプリキュア

作詞：大森祥子

作曲：渡辺亮希

編曲：渡辺亮希・池田大介

歌：磯部花凛

※本編放送時のOPイントロで挿入される「強く、優しく、美しく…」の台詞は楽曲としては挿入されていない。

26話から新カットと同時に同曲2番を使用したバージョンに変更された。

※第50（最終）話のみ1番Verに戻されている。

前期EDテーマ

題名：ドリーミング☆プリンセスプリキュア

作詞：マイクスギヤマ

作曲：山本清香

編曲：多田彰文

歌：北川理恵

後期EDテーマ

題名：夢は未来への道

作詞：マイクスギヤマ

作曲：石塚玲依

編曲：石塚玲依

歌：北川理恵

※後期EDのCGアニメーションは毎回ランダムにソロパートが入替わる形となっている。詳細は楽曲記事を参照。

主題歌関係者について

主題歌関係者はほとんどが『プリキュア』シリーズ初参加となる。

OP作詞・大森祥子は、ニチアサ枠へは『おジャ魔女どれみ』以来の参加。その間、秋山澪のゴーストライター…もとい、『けいおん!』における大多数の作詞を担当している。『プリキュア5』キャラソングである『Shine 5 Hearts』作詞経験がある。
OP作曲・渡辺亮希と編曲・池田大介は、『名探偵コナン』等アニメ作品への楽曲提供も豊富な、J-POP界に一時代を築き上げた制作集団「Being」座付作家。渡辺は初のアニメ作品となるが、池田は『ムーンライト伝説』他多数のアニソンに関わった実績を有する。
OP歌唱・磯部花凛は2014年のミス・ユニバース・ジャパン奈良代表という異色経歴の持ち主（アニソン関連者全体としても、ミスコン出身者は1987年クラリオンガールとなった、先述のBeing所属の川島だりあ程度）。
ED作詞・マイクスギヤマは、ニチアサ枠においてスーパー戦隊シリーズの主題歌を担当する制作集団「Project.R」からのスライド参加。
前期ED作曲。山本清香は、藤田麻衣子のバックミュージシャンを務める他、マクドナルドやサントリーなど、主にCM音楽の分野で活動している人物。
前期ED編曲・多田彰文は、劇場版の『ポケットモンスター』『クレヨンしんちゃん』他、多数のアニメ作品に関わっている。何気にニコニコ生放送の生主でもある。
後期ED作編曲の石塚玲依は、『プリパラ』2期以降のBGMや『SHOWBYROCK!!』『ONEPIECE』『ぷちます!!』のキャラクターソング、『進撃の巨人』ED「美しき残酷な世界」など様々な楽曲の作編曲に携わっている。
ED歌唱の北川理恵は、ミュージカル女優として10年近いキャリアを持つ一方、『NHKのど自慢』2007年船橋大会でチャンピオンとなるなど歌唱力に定評がある。前作の大森ゆうこ役・北川里奈との血縁関係はない様であるが、愛乃かおり役・堂ノ脇恭子と同じ事務所所属であったりする。

映画

2015年3月14日公開『映画プリキュアオールスターズ　春のカーニバル♪』にキュアフローラ・キュアマーメイド・キュアトゥインクルが参加する。

また、同年10月31日には単独の『映画Go!プリンセスプリキュア』も公開。

キュアスカーレットが、プリキュア映画初登場する(オールスターズ映画も含めて）ほか、第28回東京国際映画祭で、本公開に先駆け『ワールドプレミア』が行われる（本公開7日前。プリキュア映画ではドキプリ映画版に次いで2作目）。

2016年3月19日公開の『映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』には初期メンバー3人とキュアスカーレットが参加。キュアスカーレットがオールスターズ映画初登場の他、七瀬ゆいがモブキャラ枠で初登場。

漫画版

上北ふたごによる漫画が『なかよし』で連載。

東映アニメーションからの指示でスピンオフな内容での連載となっていることが第1巻巻末コメントにて明かされている。

2015年8月には単行本第1巻、翌年2月には同第2巻がそれぞれ描き下ろしエピソードを加えて、発売された。

毎年のことであるが、最終的なエンディングの向かえ方がTV本編とは大きく異なるものとなっており、本作においては「最終決戦後にホープキングダムと人間界との繋がりが絶たれる」という設定がコミカライズ版では存在せず、逆に最終決戦後もホープキングダムの友人達がいつも遊びに来れる様な優しい世界である様に描かれた。

『花とレフィの冒険』

正式タイトルは『物語 Go!プリンセスプリキュア花とレフィの冒険』。

講談社KK文庫から刊行される文庫本で、上記の単独映画中編作品『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』のその後の物語となる。ただし、時間軸的にはTVシリーズ本編との繋がりも窺える内容となっている。著者は単独映画の長編作品『パンプキン王国のたからもの』の脚本も手掛けた秋之桜子（山像かおりのペンネーム。キャストも兼任）。

詳細は当該記事で。

余談

韓国TwitchにおけるGOプリ人気

韓国では日本放送から6年後、韓国版国内放送から2年後の2021年10月、韓国Twitchにおいてアニメウィークイベントで特設された「TwitchPresentsKR」チャンネル内で『GOプリ』配信が期間限定で10月に行われた（配信当時の旧Twitterでのタイムテーブル告知）。

当初は韓国国内のプリキュアシリーズのマイナーさや同チャンネルの他配信アニメ作品（『金田一少年の事件簿』や『鋼の錬金術師FA』、『IDOLY_PRIDE』など）が全年齢・高年齢層向けアニメであったため、余り反応は良くなかった。しかし、配信が始まったや否や作品の面白さが広まり、評価も向上。視聴者数も増えて行き、短い時期とはいえ、視聴者数1万を突破する時期もあったなど韓国Twitch内で人気アニメ作品となった。またそれ故に所謂ミーム的なネタコメントも多く、有志によって一覧が作成されている（纏め1・2）。

予想外の人気の高まりから韓国Twitchの旧Twitter公式アカウントが、11月の同チャンネルのプリパラ配信時のタイムテーブル告知において、『GOプリ』の人気の高さに言及する呟きを行う等、Twitch公式側にも認知されていたようだ。こうした配信公表から韓国のプリキュアファン内では翌年以降もアニメウィークイベント内でプリキュアシリーズの配信継続を希望するファンも多かった。

しかし、2022年以降韓国国内ネットワーク使用料などの問題からかアニメウィークイベント自体が消え、翌2023年にはTwitch自体が韓国でサービスを終了。Twitch自体が韓国から撤退するという事態が発生したため、最初で最後の盛り上がりろなってしまった。

Pixiv イラストにおける、プリキュア変身前後の姿のタグ使い分けの配慮について

近年では、変身前の姿のみが描かれたイラストに対して変身後の姿の名前のタグが付けられている事や、変身後の姿のみ描かれたイラストに対して変身前の姿の名前のタグが付けられていることが多い。

しかし、その様な行為はどちらか一方の姿のイラストのみを検索したい人にとっては検索妨害にあたるので、行うべきではない。

中には勿論、変身前後の姿双方のタグが付けられていることを気にしない人もいるであろうが、検索の際に気になるという人もいるため、その様な人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行うことが推奨される。

カテゴリー	タグ名
作品関連	プリキュア/プリキュアシリーズ一覧
略称・表記揺れ	Go!プリプリ
地名・組織名	ホープキングダム/ディスダーク/ノーブル学園/夢ヶ浜
用語	マーブルドーナツ（ドーナツプリンセス）/お覚悟はよろしくて?
アイテム	プリンセスパフューム/ドレスアップキー/クリスタルプリンセスロッド/プリンセスパレス
フォームチェンジ	モードプリティ/モードエレガント/ドレスアップロイヤル/ドレスアッププレミアム/グランプリンセス/モードデュオローグ
集合絵タグ	プリンセスプリキュア
パロディ	10度目に立ち上がったその時に/ただの平民/Golf!プリンセスプリキュア
黒化タグ	No!プリンセスプリキュア/闇野はるか（キュア不良ラ）/骸藤みなみ（キュア魔冥土）/三途の川きらら（キュア闘淫クル）/闇パフ/禍瀬ゆい/ごきげんよう(物理)/黒城トワ
評価タグ	Go!プリプリ100Users入り/Go!プリプリ500Users入り/Go!プリプリ1000Users入り/Go!プリプリ5000Users入り/Go!プリプリ10000Users入り/Go!プリプリ50000Users入り
共演映画	プリキュアオールスターズF
オールスターズ関連	Go!プリンセスプリキュアSplash☆Star：Go!プリンセス咲ちゃん Go!プリンセスプリキュア5：Go!プリンセスかれんさん Go!プリンセスハートキャッチプリキュア!：Go!プリンセスつぼみさん/Go!プリンセスえりか Go!プリンセスイートプリキュア♪：Go!プリンセス響ちゃん/Go!プリンセス奏さん/Go!プリンセスエレン/Go!プリンセスアコ殿下 Go!プリンセスマイルプリキュア!：Go!プリンセスみゆきちゃん/Go!プリンセスやよいちゃん/Go!プリンセスなおちゃん Go!プリンセスドキドキ!プリキュア：Go!プリンセスマナちゃん/Go!プリンセス六花さん/Go!プリンセスまこぴー/Go!プリンセスありすさん/Go!プリンセスレジーナ Go!プリンセスハピネスチャージプリキュア!：Go!プリンセスめぐみちゃん/Go!プリンセスヒメルダ殿下/Go!プリンセスゆうゆう/Go!プリンセスいおなちゃん Go!プリンセストロピカル〜ジュ!プリキュア：中谷キュア
2次創作	レジェンドオブ春野はるか
感想タグ	みなみこれかわいい /はるかわいい/トワこれかわいい
カップリング	Go!プリンセスプリキュアカップリング
その他	ローソン：コラボ。イラストグッズを「Loppi」にて販売。
元号	平成プリキュア/平成プリキュアシリーズ