概要
ポケットモンスターシリーズでは最初にパートナーとなるポケモンをもらってから、様々なエリアを旅してポケモンと出会い、捕獲して手持ちを増やしていく。
その中で、序盤は動物型や鳥型、虫型のポケモンが多く出現する傾向にある。
ただし、以前の作品では序盤で出てきていたポケモンが後半で出てきていたり、その逆もある。
ここではそのうち、ノーマルタイプ、ひこうタイプ以外を主に解説する。
主に最初のジム前後までに登場するポケモンを取り上げる。
序盤ポケモン一覧
むしタイプ
むしタイプは序盤ポケモンとしては定番の部類で、森などで見かける。
1世代初出のイモムシ→チョウ。最終進化でひこう複合。
カントー、ジョウト、カロス、アローラ、ガラルで登場。
ガラルではキョダイマックスを獲得。
1世代初出。こちらはハチに進化する。どく複合。
カントー、ジョウト、カロスで登場。
2世代初出のテントウムシ。ひこう複合。
時間の概念がある作品では日中しか出現しない。
2世代初出の毒グモ。どく複合。
こちらは夜行性。カロスでは洞窟に生息し、天井から落ちてくる。
3世代初出。こちらは蛹ではなく繭になり、そこからアゲハチョウ(ひこう複合)またはドクガ(どく複合)へと進化する。
どっちの繭になるかわからない。
ホウエン、シンオウで登場。
3世代初出のアメンボ。進化前はみず、進化後はひこう複合。
進化後の特性いかくで牽制しつつ舞ってバトン可能。
6世代初出のチョウ。最終進化でひこう複合。
ビビヨンは生まれた地域で模様が変わる。
7世代初出のクワガタムシ。デンヂムシ以降はでんき複合。
最初期から登場するむしポケモンだが晩成型になっており、7世代では特殊磁場、8世代はかみなりのいしで最終進化する。遅いが火力が高い。
アローラ、ガラルで登場。
8世代初出のテントウムシ。レドームシ以降はエスパー複合。
序盤虫では進化が遅いが、その分種族値が高い。クワガノンに比べると防御面が優れる。
あくタイプ
序盤から登場するものは少ないが、このタイプも動物型が多い。
3世代初出のハイエナ。
あくタイプとしては珍しく、最序盤から登場する。カロスでは中盤に進化後で登場。
5世代初出のヒョウ。
こちらも登場はかなり早い。カロスでは中盤に進化後で登場。
ガラルでも天候次第で捕獲可能。
初代からいる元祖猫ポケモンがアローラで姿を変えたものだが、過去作に比べ登場が早くなった。
5世代初出の化け狐。他の手持ちに化けるのが特徴。
初めて普通に野生で出るようになったカロスでは終盤に出るが、アローラ(USUM)ではかなり序盤で出る。
8世代初出の狐。最序盤から登場するあくタイプ。
フェアリータイプ
動物型が多く、早い段階から登場してくれる。
初代から登場している風船の生き物。ノーマル複合。カントーが最も登場が早く、以降は中盤以降に登場することが多い。ホウエン、カロス、アローラに登場。ガラルはヨロイ島の最序盤に登場。
2世代初出の青いウサギ。みず複合。
マリルリへの進化条件がレベル18と早熟なためか、多くの作品で序盤に登場する。
6世代初出の花の妖精。
花畑によって持っている花が違う。植物を持っているがくさタイプは複合していない。
アローラにも登場する。
7世代初出のツリアブ。
進化してもかなり小柄だが、足はかなり早い。
ガラルにも登場する。
くさタイプ
御三家のタイプであるためか、序盤から出るくさタイプは少ないものの、森でむしタイプに混ざって出てきたりする。
初代からいるハエトリグサ→ウツボカズラ。どく複合。
ジョウトでは30番道路から登場し、最序盤から捕獲できる。
初代からいる雑草→ラフレシア。どく複合。
レッツゴーピカチュウではなんと1番道路から登場するため、序盤のジムの攻略要員にすることができる。ただし、ソフトの仕様上、キレイハナに進化させることはできない。
因みにレッツゴーイーブイでは代わりに前述のマダツボミが出現する。
ハスボー系統と対になっているが、登場が早いことが多い。
3世代初出のバラ。どく複合。
シンオウとカロスでは早い段階で登場してくれる。ガラルも天候次第で入手する可能。
みずタイプ
中盤以降に登場するものも多いが、序盤から出るものは出てくれる。
初代初出のカモノハシ。エスパータイプ的な設定もあるが単みず。
イッシュではかなり序盤から登場してくれる。
初代初出のカワウソ。エスパー複合。
中盤以降に出ることが多いが、アローラでは序盤の研究所周辺で出てくる。進化は遅い。
ハスだけにすいすい。
8世代初出のカメ。いわ複合。
進化は早めで、あく技も使えるため使い勝手は悪くない。
いわタイプ
洞窟ダンジョンは序盤から登場するため、そこに生息するいわポケモンが序盤からゲットできたりする。
初代からいる岩石そのものなポケモン。じめん複合。
様々な地方で見かける洞窟のポケモンの定番。
ダンゴロ系統登場後は後半に登場することが多くなった。
アローラではリージョンフォームとなり、でんき複合に変化。中盤で登場する。
5世代初出で、こちらも岩石そのものだが、こちらは単タイプ。
カロスやアローラでも序盤から登場する。
7世代でギガイアスはすなおこしを獲得。
8世代初出の石炭。トロッゴンからはほのお複合。
攻撃性能は高くないが、ほのおタイプに強く出られるのが特徴で、リザードンに強い。
ほのおタイプ
動物型が多いが、御三家のタイプでもあるためか序盤はあまり出ない。
初代からいる元祖犬ポケモンのガーディ。ガーディが進化すると、ライオンに似た逞しい姿をしたウインディになる。全体的に高水準な性能になり、とても頼りになる。序盤で出現するのはイッシュとアローラとガラル(第2世代は、クリスタルのみ)。
初代からいる九尾の狐。
作品によってはガーディ系統との対となっている。ガラルは登場が3番道路と早い。
どちらかというと補助的。
6世代初出のライオン。ノーマル複合。
進化は遅めだが、カロスでは最初のジムがむしタイプなので、序盤の貴重なほのおタイプとして対策になってくれる。
でんきタイプ
ピカチュウがあまりにも有名なタイプ。
おなじみ電気ネズミ。
イッシュ以外のすべての地方図鑑に登場しており、マスコット的な存在。カントー、カロス、アローラでは序盤から登場、他は中盤以降である。
アローラではライチュウがエスパー複合になっている。
初代からいる磁石マシン。はがね複合。
イッシュとアローラではかなり序盤から登場してくれる。しかも両地方はストーリーで行く場所で最終進化可能で、ずっとパーティに入れた人も多いとか。
ガラルではヨロイ島に出現する。
4世代初出のライオン。
序盤から登場するため、ストーリーでお世話になった人も多いはず。速くはないが威嚇持ちなのが嬉しい。ガラルではヨロイ島に生息。
5世代初出のシマウマ。
最初のジムを過ぎたあたりで登場。こちらもお世話になった人が多かったと思われる。レントラーとは逆に速い。
8世代初出の犬(前者はコーギー、後者はドーベルマン)。ソニアの手持ちとしてシナリオに登場したすぐ後に行く2番道路で固定シンボルがあり、そこで捕まえたプレイヤーも多いのではなかろうか。
かくとうタイプ
ピカチュウ版とFRLGで22番道路に登場し、最初のジムの攻略向けとなっている。
アローラでも序盤に登場する。
4世代初出の獣人型ポケモン。
4世代以降地方図鑑は皆勤だが、序盤で登場するのはイッシュとカロス。アローラでは終盤も終盤での登場、ガラルでは天候次第と、中々お目にかかれない。
メガシンカの高性能ぶりは言わずもがな。
3世代初出の力士。
アローラでは他の地方に比べ早めに初登場する。次いでホウエンも早め。
HPに優れる。
初代からいるマッチョ。
多くの地方にいるが、シンオウではかなり早い時期に登場する。ガラルではワイルドエリアに現れるが、最序盤で相手取るにはレベルが少し高いので注意が必要。
6世代から登場の不良パンダ。序盤のポケモンだが進化方法が独特なため進化させずじまいだったプレイヤーも少なくはない。
2世代目から登場のパラメーターに応じて進化するポケモン。
入手するにはかなり変わった出現方法を要していたが、ガラルでは天候によってはワイルドエリア入ってすぐに捕獲可能になる。
エスパータイプ
初代からいる由緒正しいエスパー。逃げ足が速いことで有名。
アローラではハウオリシティ市中に出現し、他よりも出現時期が早い。
ガラルではDLCで入手する事になる。
初代からいるバク。アローラではかなり早くから登場する。
3世代初出の人型のポケモン。フェアリー複合。ホウエンとカロスでは序盤に出現する。
ガラルでは天候次第。
5世代初出のバク。夢の跡地のイベントでおなじみ。夢の跡地で野生が出現する。
どくタイプ
初代からいるコウモリ。ひこう複合。
アローラでは最初の試練の場である茂みの洞窟が初出だが、他の地方でも最初のジムを過ぎたあたりで登場することが多い。
ズバット、ゴルバットはアローラまでは皆勤、ガラル地方ではカンムリ雪原に登場するため終盤。
初代からいる毒ウサギ。最終進化でじめん複合に。
赤緑では最初のジム前に登場してくれる。カロスでは中盤で登場。
初代からいるヘドロ生物の亜種。あく複合。進化は遅いが登場は早い。
その他の序盤ポケモン
剣盾ではワイルドエリアとヨロイ島の登場により序盤ポケモンにバンギラスやドータクン、ジャラランガ、ウルガモスが含まれるという異常な光景が発生している。(これは進化後を書いた訳ではなく本当に進化後が出現する)
ただしジムに攻略した後でないと捕獲は不可能。
さらにDLC第2弾冠の雪原のダイマックスアドベンチャーで1つ目のジムの前に伝説のポケモンを捕まえることが出来る。(こちらはバッジの数は関係なく捕獲可能)
これにより別ロムから送り込むことなく序盤から伝説のポケモンを使用しての攻略が可能になった。