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デジタルモンスターの編集履歴

2022-07-11 00:02:44 バージョン

デジタルモンスター

でじたるもんすたー

バンダイの制作する育成バトルゲーム。こちらでは主に商品としての「デジモン」を紹介する

略称はデジモン

アニメ化もされている。詳細:デジモンシリーズ


概要

1997年にモンスターを育てる携帯ゲーム、『デジタルモンスター』の第一弾を発売。バンダイの商品ですでに成功していた育成ゲームたまごっちにバトル要素を加えた、男の子向けの「戦うたまごっち」をコンセプトとした。発売後、すぐに大ヒットとはならなかったが、後続のシリーズがリリースされていった結果、小中学生を中心に徐々に知名度と人気は高まり、日本全国の都市圏でデジモンキーやボルケーノ太田を司会者とするD-1グランプリという公式大会も開かれた。


1999年にアニメ化・放送が開始され、第一弾のアニメ『デジモンアドベンチャー』が大好評を博し、米国をはじめとする海外でもヒット。携帯ゲーム以外でも、「デジモンワールドシリーズ」を筆頭とするビデオゲームやトレーディングカードゲーム、漫画等が次々とリリースされるなど、メディアミックス戦略が功をなしてデジタルモンスターはキャラクターとしてその地位を一気に高めた。また、デジタルモンスターそのものの世界観があり専門用語も数多く存在する。


その後も育成ギアは「デジモンアクセル」(2005年)、「デジモンミニ」(2005年)、「デジモンツイン」(2007年)、進化ではなくデジクロスを採用したなど「デジモンクロスウォーズ デジモンミニ」と新要素を加えながら様々なシリーズが展開され、中にはアニメで登場する「デジヴァイス」を商品化したものも存在した。

また、令和になって展開されたバイタルブレスという育成ギアは当初は従来通り、デジモン専用機として展開されていたが、コラボ商品が展開されたたまごっちと同様にバイタルブレスキャラクターズと題してウルトラマン仮面ライダーの育成ギアとして派生するようになった。

とはいえ、デジモンというコンテンツの歴史は常に安定しているというわけではなかった(後述)。


デジモンの初期形態といえる幼年期は先行作品に類似した可愛らしいものであるが、完成体に近づくにつれ怪獣スーパーロボットに酷似した姿に変化していくのが差別化であるが、これは「強いもの」「大きいもの」を好む完全に男児向けに絞った作品パッケージともいえる(マリンエンジェモンのような可愛い究極体もあるが)。

当初は完全体こそ成長の終着点で有ったが、「デジモンペンデュラム」シリーズから究極体という世代が追加され、現在はこちらが一般的となっている。


なお、メディアに初めて紹介された際に『対戦できるたまごっちか……』というミもフタもないコメントをされていたのは今となっては昔の話である。うん。


波乱万丈なシリーズ

年中アニメを放送し、3〜4年おきに完全新作が発売されているポケモンとは異なり、一時期のウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズよろしく、『デジモン』というコンテンツは幾度となく挫折と成功を繰り返している。


最初の氷河期と言える時代はアニメ第4作『デジモンフロンティア』は独自の進化システムから賛否両論となり、放送直後はしばらくTVアニメの放送が途絶えており(2005年にTVSP『DIGITAL_MONSTER_X-evolution』が放送されてはいた)、TCGやゲーム(育成ギアを含む)やその背景ストーリー(「デジモンクロニクル」が該当)での展開が中心となった。X抗体もこの時に展開された『デジモンペンデュラムエックス』シリーズの産物である。

この頃は七大魔王が勢揃いし、オリンポス十二神族が3人も増え、13人揃っていないうちに13人目ロイヤルナイツが現れるなど、氷河期とはいえ、コンテンツにはかなり勢いがあった時代である。


その後、2006年に『デジモンセイバーズ』が放映され、デジモンミニやデジモンツインとも連動した漫画『デジモンネクスト』の連載開始も合間って一旦は持ち直したかに見えたデジモンであったが、「セイバーズ」の放送終了に加え(後番組は第5期ゲゲゲの鬼太郎)、旧デジカの後継作「デジタルモンスターカードゲームα」と連動したDCD「究極対戦!!デジモンバトルターミナル」が2008年に稼働終了とコンテンツのパワーが著しく落ちていた。

この期間はセイバーズ放送中から続いた『デジモンストーリー』シリーズなどニンテンドーDSで展開されたゲーム作品がコンテンツを支えていた(ヒョコモン系やコロナモン系、ルナモン系、イージスドラモンはこの頃の生まれ)。

これが二番目の氷河期とされる時代である。一方、デジモンのベースとなった『たまごっち』は2009年に『たまごっち!』の題でアニメ化され、6年も続くという対照的な立ち位置にあった。


2010年には4年ぶりの新作アニメデジモンクロスウォーズ』が放送開始、新規デジモンの世代を廃止するという思い切った改革に出るも、2期の頃にはアクションフィギュアが販売されず、DCD『超デジカ大戦』も稼働終了する。

放送終了後は黎明期であったソシャゲ(『デジモンコレクターズ』や『デジモンクルセイダー』)やOCG『デジモンジントリックス』などゲームでの展開が中心となった。

2012年〜2014年は育成ギア発売から15th、『アドベンチャー』15thなど15thフィーバーな事もあって、原点回帰した『デジモンワールド_リ:デジタイズ』やPSP版『デジモンアドベンチャー』が販売されるなど大人になった旧来のファンを意識した商品展開がなされていく。

オリンポス十二神族ロイヤルナイツバンチョーデジモンはこの時期に全員集結し、古参デジモンであるティラノモンオーガモンにも進化系が追加された。


2015年には成長したデジモンファンへ向けた『デジモンストーリーサイバースルゥース』、『デジモンアドベンチャーtri.』、2016年には脱デジモンを目指した『デジモンユニバースアプリモンスターズ』や『デジモンワールド-next0rder-』、ソシャゲ『デジモンリンクス』と良作や賛否両論作が入り乱れた混沌期となった。

この時期のTCGは『バトルスピリッツ』のコラボブースターとして展開されていた。


2017年〜2020年に掛けては初代シリーズやペンデュラムシリーズのリメイクとも言うべき『デジタルモンスターVer.20th』、『デジモンペンデュラムVer.20th』、『デジモンペンデュラムZ』シリーズ、ソシャゲ『デジモンリアライズ』が展開された。

それだけでなく、中国では2018年に『デジモン:相遇』(後継作は『デジモン新世紀』)を配信するなど独自に海外展開も行われ、ブルコモン系、デュラモン系、ルドモン系、エリスモン系等々新規デジモンが大量に追加された。

また、『デジタルモンスターX Ver.2』や『デジタルモンスターX Ver.3』の発売で七大魔王ロイヤルナイツも一斉にX抗体化を果たすというインフレが急上昇した時期でもある。


初代『デジモンアドベンチャー』の完結編となる『LASTEVOLUTION絆』の公開や『アドベンチャー』のリブート作品『デジモンアドベンチャー:』の放送開始、令和版『デジモンカードゲーム』が展開開始。

まさかの独立タイトルでのTCG復活はファンを驚かせた。


2021年には『デジモンゴーストゲーム』が放送開始され、全盛期以来の新作アニメが2年続く状況ができ上がっている。

2022年7月には今までの作品とは雰囲気を全く異にする『デジモンサヴァイブ』が発売予定であり、これらの作品は以前までの作品と比べてホラーテイストが強くなっている。


(※)コードクラウンを使ってクロスローダーにDLCを導入するという試みは行われており、今でいうバイタルブレスの周辺機器であるdimカードに近い。


以下、カテゴリ・タイトル横の( )内は展開を開始・終了した年月日。

デジタルモンスター 携帯育成ゲーム (1997 ~ )

デジタルモンスターver.1

初代デジタルモンスター (1997.6 ~ 1998.7)

幼年期 ⇒ 成長期A ⇒ B ⇒ C or D
成長期 ⇒ 成熟期C ⇒ E or FD ⇒ I or JC & D ⇒ G or H or K
成熟期 ⇒ 完全体E & G & I ⇒ LF & J & H ⇒ MK ⇒ N

デジタルモンスターVer.1


デジタルモンスターVer.2


デジタルモンスターVer.3


デジタルモンスターVer.4


デジタルモンスターVer.5


デジモンペンデュラム初代シリーズ (1998.10 ~ 2000)

ネイチャースピリッツ


ディープセイバーズ


ナイトメアソルジャーズ


ウィンドガーディアンズ


メタルエンパイア


ZERO ウィルスバスターズ


デジタルモンスター ビデオゲーム (1998 ~ )

育成SLG・RPG (1998 ~ )

Ver.S (1998.9)

初登場のデジモンのみ記載。


デジモンワールド (1999.1)

リンク先を参照。


Ver.WS (1999.3)

白抜きで示した新規登場デジモンと進化前後の既存デジモンのみ記載。

※WS ( )内のデジモンと同じ育成方法で進化可能。


デジタルモンスターカードゲーム

アニメ放送時に発売されていたカードゲームで、アドベンチャー〜クロニクルまでを集めた旧カードと、セイバーズ時代に作られた背表紙が違う新カードがある。

現在はカード販売を縮小し、プレミアムバンダイで収録されている限定カードセットとしての販売がメインである。

またデジモンシリーズの枠組みとしてアプモン放送時にアプモンカードも販売されていたが売り上げが伸び悩み、カード第三弾のデジモンコラボ弾でカード発売を終了した為、神アプモンが収録されていない事態に陥った。


バトルスピリッツ

デジタルモンスターからバトルスピリッツとコラボをしコラボ弾が発売されている。

バトルスピリッツコラボスターター収録タイトル

デジモン超進化

初代デジモンアドベンチャーの登場デジモンのみを収録したデジアドファンピンポイント狙いなパック。

今までのコラボカードと違い、効果再現のために新キーワード能力【進化】【超進化】が設定された。

そしてデジモン用の系統として「成長期」「成熟期」「完全体」「究極体」の4つの系統も登場。

新規参加作品はデジモンアドベンチャー,劇場版デジモンアドベンチャー,劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム。2017年9月30日発売


デジモン超進化!Ver.1.5

前作の第一弾 デジモン超進化があまりに誤植まみれだったこともあり、一部のイラストの差し替え、テキストの修正が行われている。

また、新規イラストも追加され、前回何枚でも入れられるのに高レアリティのため集めづらかったディアボロモンの封入率もアップしている。

そして新規ボックスキャンペーンカード1種、再録のプロモーションカード2種を新たに封入し、通し番号も変更になっている。新規参加作品はデジモンアドベンチャーtri.。2018年2月10日発売


デジモン~選えらばれし子こどもたち~/ぼくらのデジモンアドベンチャー

デジモン第2弾(厳密には第3弾)でスターターデッキが同時発売され、キャンペーンカードとして収録されていたtri.産のデジモンが本格参戦、更に02及び02劇場版のデジモンが新規参戦を果たす。

また一部カードの背景がどう見てもデジモンストーリーサイバースルゥースのものだったりもする。新規参加作品はデジモンアドベンチャー02 ,デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲。2018年5月26日発売


デジモン 決めろ!カードスラッシュ

デジモン第3弾ブースターとして発売された、商品内封入キャンペーンカードとしてデジモンテイマー達が【創界神ネクサス】で登場。参加作品はデジモンテイマーズ。2018年11月24日発売


デジモンLAST EVOLUTION

デジモンLAST EVOLUTION絆に合わせて『デジモンアドベンチャー』・『デジモンアドベンチャー02』のデジモンを収録。2020年2月29日発売


デジモンカードゲーム

2020年4月24日より発売開始。


関連リンク

デジモンウェブ ※公式サポートサイト


関連タグ

バンダイ デジモン デジモンシリーズ

二次創作タグ

オリデジ オリジナルデジモンテイマーズ

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