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編集者:Miki Senbokuya
編集内容:番外作品など追加

基礎データ

全国図鑑No.0135
ジョウト図鑑GSC:No.182 HGSS:No.186
シンオウ図鑑No.165
イッシュ図鑑(BW2)No.093
コーストカロス図鑑No.079
アローラ図鑑(SM)No.125 (アーカラ図鑑:No.052)
アローラ図鑑(USUM)No.155 (アーカラ図鑑:No.056)
ガラル図鑑No.198 (カンムリ雪原図鑑:No.076)
ヒスイ図鑑No.027
パルデア図鑑No.181
英語名Jolteon
ぶんるいかみなりポケモン
タイプでんき
たかさ0.8m
おもさ24.5kg
とくせいちくでん / はやあし(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう

進化

概要

ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているイーブイの進化系。

名前の由来は恐らく「サンダー<Thunder>」から。

体色は黄色であり、首の周りや腰の毛が鋭く尖っている。ただしこれは下記の要素に由来するもので、普段は普通の毛並みをしている模様。

感受性が非常に強い種で、とても神経質なため懐かせるのは大変らしい。わずかな刺激でも感情が変化し、それに伴って細胞から発電が行われ、体毛を始めとした身体へと電気が溜まる。

その体毛の隙間には多くのマイナスイオンが発生しやすく、常にパチパチと電気の弾ける音を発している。

細胞から生み出される電気は弱いが、それらの静電気によって纏められ、かみなりを落とせる程の強力な電気に増幅されるようだ。

そうして帯電した体毛は鋭いのように逆立つ性質があり、これを次々と飛ばし、相手を刺し貫いて弱らせる。

また、肺の中にも電気を生み出す器官があり、吐息に混ざって電気の音がバチバチと聞こえるとの事。その為上記の電撃に加え、空気中のマイナスイオンを吸い込んで約一万ボルトの電気を吐き出す攻撃も可能としている。

一匹でも三十六匹(3ダース)。色違いは黄緑色をしている。

ゲーム上での特徴

  • ピカチュウ版はライバルとの最初の2戦で両方とも勝った場合、シルフカンパニー戦で初めてイーブイからサンダースに進化する。御三家(リザードンの場合はリザードで進化を止めれば弱点は突かれないが)、三鳥ギャラドスフーディンなどに頼っていると撃沈させられる危険性がある。特にチャンピオン戦は屈指の難易度を誇り、使うわざは「ミサイルばり」「でんじは」「でんこうせっか」「かみなり」。一応ダグトリオゴローニャを持っていれば育成次第でさっくり勝ててしまったりするのだが。
  • ピカブイでは、ピカチュウ版のライバルと異なり、レッツゴーピカチュウ版のライバル(シン)のイーブイがサンダース一択で進化する。
  • SVでは、とあるルートでブイズ好きなボタンの手持ちで登場するが…?

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代656560110130430
第2世代から65656011095130525

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。

参考

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
イーブイ 555550456555325
シャワーズ13065601109565525
ブースター65130609511065525
エーフィ65656013095110525
ブラッキー95651106013065525
リーフィア65110130606595525
グレイシア65601101309565525
ニンフィア95656511013060525
  • 「すばやさ」が非常に高く、ついで「とくこう」が高い。逆に「HP」や「ぼうぎょ」は低い。分かりやすい高速特殊アタッカー向きの性能で、特に「すばやさ」は所謂130族と呼ばれる超高速帯に所属する1体。第1世代からでんきタイプの躍進を支えてきた老兵でもある。

第1世代

  • 「すばやさ」の種族値が高ければ高いほど急所に当たりやすかったため、「とくしゅ」110も含めて火力はかなりのものだった。初代では、「はかいこうせん」の選択が積極的に専門書で考察されていたほどだった(当時は物理技。また相手を倒せれば次ターンでは行動できない欠点がチャラにもなった)。
  • このように難点をもちながらも、初代のストーリーにおいては本作屈指の最強ポケモンである。タマムシシティでイーブイを入手直後に「かみなりのいし」で進化できるので、即戦力として活躍できる。種族値による素早さも非常に高いため、多少レベルが低くても先手を取ることができる。マチスからもらった「10まんボルト」を覚えさせれば申し分なし。
  • さらにはレベルアップで「にどげり」、「ミサイルばり」を覚え、エスパータイプを含めなんと半分以上の8つのタイプ(当時のタイプは全部で15)の弱点を突くことができる。
  • そのあまりにも攻撃のレパートリーが多い技で、非常に苦戦しやすいジムリーダーのナツメエスパータイプ使い)、四天王のカンナこおりタイプ使いを名乗るが、5匹中4匹がみずタイプ持ちで事実上みず・こおり複合)戦はサンダース1匹だけで倒せ、同時に『赤・緑・青』版では多種多様なタイプを使うグリーンすらカントー御三家フシギバナリザードンカメックスのいずれか)を含む5匹のポケモンを前述の3つのタイプのわざで弱点を突ける(主人公がゲーム冒頭でフシギダネを選ぶ、すなわち相手側がリザードンの場合は6匹全て弱点を突ける)際立った強さを誇った。

第2世代以降

第3世代以降

  • 加わった特性「ちくでん」はでんきタイプの技を無効化することができる。これにより受け出しがしやすくなりサポートに磨きがかかった。

第4世代

  • 「でんじは」も無効化するようになり更に強化された。

第5世代以降

  • 隠れ特性は「はやあし」で、特にこれと言った優位点はないと思いきや、特性が発動すれば「すばやさ」が何とレベル50で最大300にもなる。下記の理由からこちらの特性が選ばれることもなくはない。

第6世代

  • 主力技の「10まんボルト」や「かみなり」の威力低下、「めざめるパワー」の一律威力60に低下と次々と弱体化してしまった。加えてでんきタイプ全体がまひ状態にならなくなった関係で「ちくでん」を持つサンダースの優位性が失われた(同時に「はやあし」が使いやすくなったとも取れるが)。メガ枠を使うことになるが、ほぼ上位性能のメガライボルトの出現も辛い部分だろう。
  • サブウェポンの「シャドーボール」の通りが良くなったことと、レベルアップで覚える「ミサイルばり」の大幅強化や高い「すばやさ」をメガシンカなしで得られることをどれだけ優位点と見るかといったところ。

第7世代

第8世代

  • ポケモン剣盾』ではなんと有用なサブウェポンであるめざめるパワーとシグナルビームが削除されたため、電気技が通らない相手が非常に辛くなってしまった。代わりにウェザーボールを習得したため霰パ雨パで運用することも考えられる。サンダースより素早いドラパルトがトップメタに君臨しているのも痛手だが、一応はやあしやシャドーボールがあるため一矢報いることもできる。というかゴースト環境なのでシャドーボールの重要性が増している。

第9世代

  • C特化「こだわりメガネ」サザンドラの「だいちのちから」ですら「めいそう」1積みなら耐久無振りでも確定2発に抑えることができるため侮れない。マスカーニャの上を取れる素早さ種族値というのも長所で、汎用性は著しく低いが「いかさまダイス」+「ミサイルばり」でマスカーニャを処理する型もある。
  • が、それは最初期も最初期の話であり、シーズン3以降のパラドックスポケモン四災・過去作準伝説の解禁と続いた事により、テラスタルを切らないと狭すぎる範囲・強みにするには厳しくなった素早さ・かと言って耐久も耐性もないと三重苦が目立つようになり、その採用率は時を経るごとに下がってしまっている。特に範囲を捨てた高速でんきと言う点でレジエレキの存在が重く、今やブイズの中でも下位に位置する採用率まで落ちてしまった。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:ピカチュウ版でオーキド研究所22ばんどうろのバトルの両方で勝利した場合。

※2:ポケモンスタジアム金銀

※3:最初にハリマロンを選んだ場合

※4:『ポケモンマスターズ』でのイーブイの日記念におけるバディ

アニメ版

  • ライゾウ(無印40話)
  • 試験官(無印56話)
  • フォード(無印101話)
  • サツキ(無印183話)
  • デンジ(DP)
  • バージル(BW)
  • ホノカ(新無印98話)

漫画版

  • レッド(ポケスペ)
  • デンジ(ポケスペ)
  • サクラ(ポケスペ)

番外作品

ポケモンGO

  • イーブイの入手が容易で進化に必要なアメも少ないので、手軽に入手できる。進化先はランダムだが「Sparky」若しくは「ライゾウ」とつけることで1度だけ確実に進化できる。
  • このゲームに素早さの概念はなく、それ以外のステータスが引き継がれたせいで火力は高いが耐久面が低いというかなり使いづらいキャラになってしまった(一応、防御に関してはエーフィよりやや高めではあるようだが)。現在は素早さもある程度は攻撃、防御のCPに関わるようになりサービス開始当初よりは改善されているものの、それでもイーブイの他の進化形に比べると最大CPはやや低い。
  • 現在ではでんき四強のサンダーライコウエレキブルジバコイル等が実装されており、サンダースの出番は大きく削られてしまっている。だが入手難易度や育成のしやすさでいえばこちらに軍配が上がるので、上記4匹の補助要員としての活躍はできる。そもそも、これでも伝説ポケモンを除けばでんき単タイプの中ではエレキブルに次ぐ最大CPを誇るので、ゲームを始めたばかりの初心者は、でんきポケモンはまずサンダースを育てることを目標にするのが良いだろう。
  • また、2回目のイーブイのコミュニティ・デイで覚える技はなんとフルゲージ技の「でんじほう」。まさかのサブウェポンではなくロマン砲である。原作でよく使われるシャドーボールの枠は後輩に取られてしまったからなのか…。当然ながら、低耐久のサンダースとの嚙み合わせは微妙なので、無理に覚えさせる必要はない。どちらかといえばイベントに参加した記念といったところだろうか。
  • レイドボス
    • しかしレイドボスとしては話が別。ランクは中堅どころの★3なのだが、その強さはと言うと…「レイドボスは体力(HP)がランクに応じて固定の値になる仕様」「弱点がじめんタイプしかない。サービス開始当初はじめんタイプのポケモン自体が全体的に弱めで、じめん技の性能も微妙なものが多く、対策が立てづらかった。」…といった要素が重なった結果★3レイドボスでありながら実装当初はソロでは撃破出来ない程の強さだった。
    • 現在ではじめんタイプでも屈指の火力を誇るグラードンドリュウズガブリアスれいじゅうランドロスの実装、じめん技の強化、天候ブーフト機能の実装などによりソロでもちゃんと撃破可能になっている。

ポケモンマスターズ

  • クリス&サンダース
    • 2022年11月21日のイーブイの日を記念し開催されたイベント『3つのぶいぶいメモリー』と共に期間限定のバラエティバディーズサーチにて登場。
    • でんきタイプのテクニカル。『でんじは』によるまひ状態の付与やトレーナー技『予習はバッチリ!』による自身の火力強化を兼ねた味方全体への急所率上昇、スキルによる技後の能力ダウン効果を『ほうでん』によって全体へと発動できる等々テクニカルの名に恥じない器用な立ち回りが可能。
    • 極めつけにバディーズわざ後のエレキフィールド展開も可能となっており、条件を整えることでバディーズわざ自体の威力も相当なものとなる。
    • ジョウト地方を冒険していた過程で素早いポケモンに苦戦することが多かったためにイーブイを進化させることで入手したことが語られている。

ポケモン不思議のダンジョン

  • 正直語ることに困る敵キャラ。「ほうでん」を使うわけでもないし、高レベルでも「とっておき」を使って場を和ませてくるしで、あまり苦戦することはないだろう。

ポケパーク

  • ポケパークWiiではストーンゾーンに登場するが、「友達が90匹以上」でなければ「ちからくらべ」に挑戦できない。「おいかけっこ」に勝利すれば「友達」になってくれる。
  • ポケパーク2では、アルカナエリアに登場。レースをクリアすると友達になってくれる。

Newポケモンスナップ

  • まさかのまさか、洞窟の奥深くにひっそりと生息しているのみ、しかも撮影できるのはシナリオクリア後(しかも撮影可能になるトリガーが何故かこいつ)という不遇の扱いを受けている。「ブイズのうち最後に撮影できたのがサンダースだった」という人は多いのではないだろうか。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • ライゾウのサンダース
    • 無印40話でイーブイ四兄弟のライゾウのポケモンで登場。弟タイチのイーブイがロケット団に連れ去られた時、イーブイをロケット団から取り返そうとムサシのアーボックにミサイル針をおみまいしたがアーボックの反撃にあう。
  • 無印56話
    • ポケモン検定試験の試験官のポケモンで登場。
  • 無印101話
    • フォードのポケモンで登場。
  • サツキのサンダース
    • 無印183話でエンジュのサクラの姉であるサツキのポケモンで登場。サクラの旅立ちの条件としてのポケモンバトルをサトシのピカチュウと行い、「でんじほう」を使うがかわされる。ピカチュウの10まんボルトを「でんじは」で防ぐが、ピカチュウの速攻と「かみなり」で倒される。
  • デンジのサンダース
    • DPでのサトシとのジム戦で登場し、サトシのゴウカザルと対戦。10まんボルトとシャドーボールの乱れうちで激闘を繰り広げるが、ジャンプしたところをゴウカザルの「マッハパンチ」で狙い撃ちされて敗北した。
  • バージルのサンダース
    • チーム・イーブイの一体で登場。
  • ホノカのカレン
    • 新無印98話にて、ポケモンサーカスの団員の1人でほのおタイプのポケモンを使うホノカのパートナーで登場。花飾りがトレードマーク。
    • 当初はイーブイであり、ブースターに進化させようとした際に誤って「ほのおのいし」がビリーのライムに、「かみなりのいし」がカレンに当たってしまい、カレンがサンダースに進化してしまう。ビリーのブースターになってしまったライムとパートナー交換をしてしまうが、サンダースになってもホノカの傍に寄り添い、ホノカ・ビリーとライム、そしてコハル達共にショーを成功させた。

その他

無印86話・272話
AG11話(映像)
BW135話
XY47話・90話(サナの話)
SM66話
新無印2話・49話・63話(イメージ)・120話・136話
劇場版裂空の訪問者氷空の花束ボルケニオンと機巧のマギアナキミにきめた!みんなの物語
短編ピカチュウとイーブイ☆フレンズ

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • レッドのブイ
    • 2章までレッドのブイが一時的に進化できる形態で登場、現在はエーフィになっている。
〈レッドの手持ち〉
ニョロ(ニョロモニョロゾニョロボン♂️)
フッシー(フシギダネフシギソウフシギバナ↔️メガフシギバナ♂️) 
ピカ(ピカチュウ♂️)
ゴン(カビゴン♂️)
ギャラ(ギャラドス♂️)
プテ(プテラ♂️)
ブイ(イーブイ(↔️シャワーズorサンダースorブースター)→エーフィ♂️)
ディグ(ディグダ♂️)
サン(サンド♂️)
ドリ(ニドリーノ♂️)
オニドリル
ウツボット
ニドキング♂️
  • 8章ではデンジの手持ちが登場。
  • 9章ではまいこはんのサクラの手持ちが登場。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 でんきタイプ

0134.シャワーズ0135.サンダース→0136.ブースター

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編集者:Miki Senbokuya
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