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マホイップの編集履歴

2024-02-07 07:22:08 バージョン

マホイップ

まほいっぷ

マホイップとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0869
ガラル図鑑No.186
ブルーベリー図鑑No.043
ローマ字表記mawhip
ぶんるいクリームポケモン
タイプフェアリー
たかさ0.3m
おもさ0.5kg
せいべつ100%♀
特性スイートベール/アロマベール(隠れ特性)
タマゴグループようせい/ふていけい

他言語版での名称

ドイツ語Pokusan
英語・スペイン語・イタリア語Alcremie
フランス語Charmilly
韓国語마휘핑
中国語霜奶仙

進化

マホミルくるくる

マホミルマホイップ(特定の「アメざいく」を持たせて、プレイヤーが回転する。(リザードンポーズ)

アメざいくの種類によって飾り、目の色が、回った向きや時間、時間帯や場所によって体色が異なる。)


キョダイマックス

マホイップの キョダイダンエン こうげき!

タイプフェアリー
たかさ30.0m
おもさ???.?kg

クリームポケモン・マホイップがキョダイマックスした姿。

詳細は「キョダイマックスマホイップ」の記事を参照


概要

第8世代『ソード・シールド』に登場する、お菓子妖精のようなポケモン。

全身がふわふわとしたホイップクリームの様になっており、色鮮やかなアメざいくが髪飾りや尻尾のような形で付いている。


身体からもホイップされたクリームを出すことができ、その味はマホイップが幸せを感じるほどに深みが増していく。このクリームでデコレーションしたスイーツはとても美味しく、マホイップを仲間にすることはパティシエの憧れらしい。

大切にされた個体が出すクリームの味は特に絶品。


敵に襲われたときには、甘い匂いのクリームを投げることで相手の気をそらしたり、視界を奪ったりして逃げる。このとき出すクリームには強力な鎮静物質が含まれていて、口に含んだ相手は戦意を喪失してしまう。


ちなみに、なぜか性別は♀しか存在しない他のお菓子系ポケモンは皆♂♀両方が存在するので、お菓子系だからという理由でもない)。


第9世代のポケモン図鑑の扉絵から寒い場所を好むポケモンのようだ(スイーツの保管場所といえば冷蔵庫である為か?)。


名前の由来は「魔法+ホイップ」だと思われ、英語名も「alchemie(錬金術)+creamy(クリーミー)」から来ている。

フランス語名は「charmmy」(愛らしい)+「Crème Chantilly」(ホイップクリーム)、ドイツ語名は「Hokuspokus」(呪文)+「Sahne」(ホイップクリーム)が由来。


マホイップのすがた

その種類数

Galar Tea Party☕️🍰ステンドグラス風マホイップ

  • ビビヨンよろしく、その姿には数多くのバリエーションが存在し、彼女らが出すクリームの風味もそれぞれの姿で異なっている模様。頭の飾りとなる「アメざいく」や、カラーリングで判別する事が可能。

  • 進化の際にクリームを形成する細胞がゆらぎを受けることにより、甘酸っぱさや苦味、香ばしさなどの風味が生まれるという。この風味(フレーバーという)には個別の名前があり、それぞれ図鑑の説明も異なっている。

  • だがまさか進化方法が「アメざいくをマホミルに持たせた上でプレイヤー自身が回転する」ことだとは誰が想像したか。一応アメざいくの説明文にヒントが書いてあるが、これだけで分かった人は恐らく少ないのではないだろうか。

  • 更に、頭の飾りは進化させる前にマホミルに持たせた全7種類あり、頭の飾りをバリエーションに含めるならば、マホイップの姿の種類は「9×7」の全63種。色違いを含めるなら全70種にも及ぶ。

  • そして色違いは見た目こそ1種類+7パターンではあるがボックス等でのアイコンでは通常と同様に進化した際の各フレーバーになっているので廃人の域にも拘る愛好家ならば色違いも63種類集めることになる。

フレーバー

回転の仕方がそのままマホイップのフレーバーに多大な影響を与え、以下の通りに種類が変わる。

  1. 「回転した方向(右or左)」
  2. 「回転にかけた時間の長さ(短いor長い)」
  3. 「回転をした時間帯(昼or夜)」

  • ただし色違いはどのフレーバーでも胡麻ソフトを思わせる灰色のクリームのような見た目で固定される(アイコン上では通常色のフレーバーになる)。

方向長さ時間帯姿特徴
短いミルキィバニラ文字通りのクリーム色にピンク色が混じっている
短いミルキィまっちゃ薄い緑色をしている
長いキャラメルミックス真ん中部分がキャラメル色をしている
長いミルキィレモン真ん中部分がレモン色をしている
短いミルキィルビーピンク色をしている
短いミルキィソルトほんのり青みがかった白色をしている
長いルビーミックスミルキィバニラとミルキィルビーの色が共存し、加えて部分的に茶色が入る
長いミルキィミント薄い水色をしている
両方とても長いトリプルミックス上がピンク、真ん中が黄色、下が水色になる

アメざいく

  • 進化した際に持たせたアメざいくの色によって、マホイップの目の色がそれぞれ違う。
アメざいく目の色
いちご
ハートピンク
ベリー
よつば
おはなオレンジ
スター
リボン

その他

照れ屋なマホイップさん(ミルキィバニラ)

  • トップ画像や公式画は「いちごアメざいく×ミルキィバニラ」であり、図鑑における基準の姿もこれに設定されている。これ以外の姿はシルヴァディのタイプ違いと同じく派生種扱いになっており、図鑑説明文も味のことしか記載されない。

  • ただしあちらとは異なり後から姿を変更することはできないため、本来の図鑑説明文を読むためにはあくまでミルキィバニラの個体を見つけるほかない。

  • ポケモンホームでは1つの色を登録すれば飾り7種のバリエーションは自動で登録される。そのため、9色を登録すれば63種類を見ることができる。

  • ちなみに後述するアニポケでは、マホミル自体がアメざいくを持って回転しても進化する模様。

ゲームでの特徴

ソード・シールド


バトルカフェスター・リボン以外5種
ナックルシティ^いちご
ウッウロボランダム
雪中渓谷のWショップ7980Wで全種類ランダム


LEGENDSアルセウス

  • 未登場。

スカーレット・バイオレット



  • ただし、スキルスワップでアロマベールを奪ってアンコールを封じる戦法が通用するのは⭐︎6の方であり、⭐︎5の方はスイートベール持ちが混ざるのでこちらがアロマベール持ちを出して対策するのが良いかもしれない。

  • 専用技「デコレーション」はテラレイドバトルでも味方を強化できるので重宝する。両壁や「うそなき」、「あまえる」も使えるが、それだけなら他に出来るポケモンは多い為、マホイップを使用する場合は「デコレーション」をうまく活用できるかがカギと言える(当然ながら味方が「デコレーション」が効かないサーフゴーや「デコレーション」の恩恵が無い「はらだいこ」や「ボディプレス」ばかりの時は腐るため他を当たった方が良い)。

  • 「スイートベール」は「キノコのほうし」や「あくび」を、「アロマベール」は「アンコール」や「ちょうはつ」を防ぐ事ができるため、どっちも強力。余裕があれば両方作って使い分けできるようにすると良い。

  • 進化条件やフレーバー分岐は剣盾のまま。今回もマホイップの直接捕獲の機会はテラレイドバトルに限られるので、進化の度にくるくる回ることになる。なおメロエッタ出現を狙う際にも回る機会があるため、その際に手持ちに入れていると事故で進化してしまうことに注意。

  • ストーリーにおいては、コーストスクエアで待つブルべリーグ四天王・タロが使用。剣盾のポプラと違いサポート起用だが、ダブルバトルなのでデコレーションによる強化を味方に載せてくる。またDLC本編クリア後はサワロ先生も使用する。

性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
65607511012164495

  • 意外に高いポテンシャルを持つポケモンで、特にとくこう・とくぼうがキラリと光る。物理防御もそれなりに持っているため、HPと物理防御に努力値を振ってあげた上で「とける」・「めいそう」をしこたま積んでしまえば、たとえ後手に回ろうがタイプ相性が悪かろうがしぶとく耐え抜くという物理・特殊 両面受けとして活躍が期待できる。元がホイップクリームとはとても思えない。

  • 数字の上ではフェアリーの先輩フラージェスニンフィアの劣化と呼べてしまうが、あちらとはできることが結構違うため、実はそれほど意識しなくても大丈夫である。なによりニンフィアはとけるを覚えないため、各種防御を積むという方向性ではこちらが一枚上。自己再生を覚えたりなど、色々メリット差別点はある。フラージェスは剣盾では登場できなかった。


  • マホイップ専用としてデコレーションという技を覚える。味方・相手どちらかを選択し、飾りつけをして攻撃ととくこうを2段階上げてあげるという強力なもので、華々しい姿で華々しい活躍を魅せるエースが出来上がる。
  • 基本はダブルバトル用と考えた方がいいが、相手をわざと飾りつけしてあげた後に隠れ特性メタモンに交代するという侮れない戦術も存在する。



  • ダイマックスでもしようものなら積み重ねられた硬さに増加するHPが相まって更に手が付けられなくなる。また、アロマベールの印象が強いためそもそもちょうはつを撃たれにくいという心理を突き、通常特性のスイートベールを活かすことも十分にできる。
  • しかしあくまで「積めば硬い」というだけの話であり、素の戦闘力自体は控え目。いかに場を整えて自分優位の局面まで持っていけるかが重要と言え、トレーナー……いや、パティシエの腕の見せ所となるだろう。

  • ダイマックスアドベンチャーにも道中選択ポケモンとして登場。下記キョダイマックス個体でミルキィバニラ固定。3種のマジカルを覚えているので攻撃役として優秀な他、「デコレーション」を覚えているため味方を強化させることもでき、キョダイマックスすれば回復も可能と、使い勝手が非常に良い。弱点を突かれない限り大いに役立ってくれるだろう。

第9世代



  • 実際の環境では、打点が「みわくのボイス」以外微妙な上に元のタイプもフェアリー単タイプとそれほど優秀ではないため、「アロマベール」耐久型という独自の立場はあるものの、使用率自体は低調。


使用トレーナー

ゲーム版

※1:いちごアメ・ミルキィルビー

※2:ベリーアメ・ルビーミックス

※3:いちごアメ・ミルキィルビー

※4:『ポケモンマスターズ』のシーズン21マジコスのバディ+いちごアメざいく・ミルキィバニラ


アニメ版


漫画版


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • ゴウのマホイップ
    • 新無印82話でゴウがマホミルの状態でゲット。…した直後、アメざいくを貰って加入祝いにくるくる振り回された事で、偶然にも条件を満たし、ゲットしてから僅か1分ちょいというスピード進化を果たした。フレーバーはいちごアメ・ミルキィバニラ。

  • 新無印82話
    • 同話ではポプラによる「マホイップだらけのケーキデコレーション大会」も行われ、ポプラのエース個体とは別の全9種類のマホイップが登場。この回に登場したトレーナー達が組んだ種類は以下の通り。
      • サトシ⇒ベリーアメ・キャラメルミックス
      • ゴウ⇒いちごアメ・ミルキィバニラ(上述のMyポケモン)
      • コハル⇒ハートアメ・ミルキィレモン
      • キバナ⇒おはなアメ・トリプルミックス
      • ダンデ⇒おはなアメ・ミルキィまっちゃ

マホイップのケーキ

残りは『クローバーアメ/ミルキィミント』・『ハートアメ/ルビーミックス』・『リボンアメ/ミルキィルビー』・『リボンアメ/ミルキィソルト』・『スターアメ/ミルキィソルト』の5匹。更にゴウがマホミルと出会ったケーキ店にもマホイップがおり、こちらはハートアメ/ルビーミックス。


  • 劇場版『ココ
    • ミリーファタウンのアイスクリーム屋のポケモンで登場。

『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

  • ライジングボルテッカーズのマホイップ
    • CV:真堂圭
    • ルビーミックスのいちごアメ
    • ライジングボルテッカーズの飛行船ブレイブアサギ号にすみついてるポケモン。
    • 2023年3月3日に公開されたキービジュアルにマードックイワンコの背に乗ってるのが映っていた。2話OP、本編では4話で他のポケモン達と共にリコからポケモンフーズを貰って食べていた形で登場。
    • そのクリームでデザートを作ってくれたり、マードックの料理を手伝っている。
    • キッチンによくいる様で、8話ではお菓子を入れている秘密の棚の中にいたり鍋の中で寝ていた。なお、リコが棚を開けた際にはリコとニャオハをクリームまみれにした。
    • 19話にてマードックと共に過去が明かされる。元々はマホミルの頃、マードックと、現在はエンジンシティのバトルカフェのオーナーであるミッチェルが営んでいたカフェの看板ポケモンであり、ライバルでパティシエ仲間である二人にクリームを与えていた。が、ある時いちごアメざいくを持って偶然に左に長く回ってしまった事でルビーミックスのマホイップに進化。ルビーケーキをメインに作っていたマードックは喜んだものの、ミッチェルは抹茶をメインに作っていた為、次第にマードックのルビーケーキだけが売り切れるようになった事・ミッチェルがマードックを嫉妬するようになった事・マホイップが差し出したクリームのクッキーをミッチェルが八つ当たりで払いのけてしまった事から、マードックとミッチェルが喧嘩し、マードックに連れられる形で店を出てしまう。
    • 本編でミッチェルと再会し、リコの提案でリコのニャオハとタッグを組んでミッチェルの手持ちとダブルバトル…のはずが、途中からスイーツバトルとなった。その後は、マードックとミッチェルがお互いに謝罪した事で仲直りする。
    • 使用技は「デコレーション」「とける

薄明の翼

  • 第4話『夕波』にてルリナとソニアが来ていたカフェのポケモンとして登場しているが、ショーケースの上でうたた寝していた。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 第15章でポプラの手持ちが登場。

余談

  • 「ホイップポケモン」のペロリーム系統とはタイプ・特性・モチーフ全てが同じであり、何かしらの関係があるのではとも考察されている。なお、本作のバトルカフェのマスターはペロリーム系統とマホイップ系統を所持しており、バトルの際に両者をセットで繰り出してくる。

  • 前述のとおり彼女たちの進化条件はアメざいくを持たせて回転することだが、公式サイトでは進化後についている飾りのことを通常・キョダイ共にきのみと説明している。これが単なる誤記であるのか、それとも進化の際にどこからかアメざいくと同じ形のきのみを調達してきているのかは不明。

  • お菓子関連のモンスター、ダイマックスで姿を大幅に変えて巨大化する、雰囲気や色合いが似てる等、お菓子の魔女を連想した人が多い。というかキョダイマックス時のデザイン自体がどことなくイヌカレー的である。
  • さらに言うと前述のキョダイダンエンも英語名は「G-Max Finale」である。フィナーレ……?
  • 剣盾のシナリオ中でキョダイマホイップを使ってくるトレーナーもまた、魔女を思わせる風貌をしている。

マホづくし


  • ポケモンカフェの姉妹店「PikachuSweets」にて、マホイップのミルキィバニラをモチーフにしたカップケーキが発売された。ポットデスをモチーフにしたお茶の商品も発売されているため、2つを同時に購入すればさながらガラルティータイムである。

  • 2021年4月にはポケモンセンターから「Mawhip à la mode」(マホイップ ア ラ モード)というタイトル名でグッズが発売された。「アメざいく」ごとに進化したマホイップにちなんだカラーリングで、それぞれ性格や個性により、異なる表情をしている所が大きな特徴である。

  • 登場する姿はミルキィバニラ、ミルキィルビー、ミルキィレモン、キャラメルミックス、ミルキィまっちゃ、ミルキィミント、ミルキィソルトの計7種である。(なおぬいぐるには、ミルキィレモンにはスライスレモンが、キャラメルミックスには大好物のパンケーキを持っているのが大きな特徴である。)

  • グッズは定番のぬいぐるみ、クリアファイル、アクリルチャームの他、お菓子や料理が作りたくなるような、エプロン、ミトン、計量スプーン、クリームヘラ、ホイッパー、デジタルクッキングスケールといった調理器具や、蓋つきマグカップ、デザートプレート、お片付けに最適なキッチンスポンジやポンプボトル、ふきんまで発売されているので、使うのが勿体ない位の可愛さである。(詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。)

なお、登場するマホイップにはそれぞれ大好物と性格があって、それぞれ以下の通りである。


マホイップの種類好きなお菓子性格
ミルキィバニラショートケーキうっかりやなせいかく こうきしんがつよい
ミルキィルビーカップケーキなまいきなせいかく ちょっぴりみえっぱり
キャラメルミックスパンケーキおっとりなせいかく たべるのがすき
ミルキィレモンレモンケーキわんぱくなせいかく イタズラがすき
ミルキィまっちゃロールケーキまじめなせいかく ちょっとおこりっぽい
ミルキィミントチョコミント(アイス)おくびょうなせいかく かんがえごとがおおい
ミルキィソルトマカロンのんきなせいかく いねむりがおおい

関連イラスト

三村かな子とマホイップすいーとぽけもん

プリンアラモード✨🎄Merry Christmas🍬✨


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 フェアリータイプ

お菓子×ポケモン デコレーション(ポケモン)


0868.マホミル0869.マホイップ/キョダイマックスマホイップ→0870.タイレーツ


マホイップのすがた


アメざいく


時間による進化仲間


関連ポケモン等




その他


  • 飯テロ:見た目がまんまスイーツなので。

  • キュアホイップ:スイーツモチーフにしてホイップ繋がり。カラーリング、デザインも似ている為、一時期ネタにされていた。

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