ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集内容:最新情報を追記

概要

ウルトラシリーズに登場する怪獣の中でも身長(あるいは体高)が数百~数千mクラス、あるいはそれ以上の怪獣を指す。

よく勘違いされるが、全長が非常に長くても身長や体高が基準に達していない怪獣はここに含まれない(蛇型、頭足類型の怪獣に例外あり、後述)。シリーズは違うが仮にダラ・アマデュラをこの項目に入れようと思っても基準に達していないため、カウントされないのである。

基本的に身長120m以上ある怪獣がここにカウントされる(パラゴンヒッポリト星人の幻影も200m以上あったが、実体ではないため含まないものとする)。

ちなみに身長120mとは初代ウルトラマンの約3倍、ウルトラ戦士の中でも高身長なウルトラマングレートウルトラマンゼアスの約2倍に相当するため、超巨大を名乗るのに相応しい大きさと言える。

また、ここでは怪獣や宇宙人を中心に記載する(超巨大な敵ではブラックスター機械島もあったが、それらは怪獣やロボットと言うより建造物に近いためここには含まれない)。

その大きさ故にラスボスとして登場する事も多いが、物語中盤で登場する事も割とある。

どれもフルCGで描かれると思われがちだが、実際には着ぐるみ造形物を合わせて表現された怪獣の方が多い。円谷プロの凄まじさがよく分かる。

昭和シリーズでは『ザ☆ウルトラマン』や『ウルトラマンUSA』といったアニメ版での登場が殆どで、主に平成シリーズに入ってからこの手の怪獣が多く登場している。特に劇場版作品では、「複数のウルトラマンが巨大過ぎる怪獣を相手に協力して戦う」展開が多い。

新世代ヒーローズ以降はこの手の怪獣は少なくなり、恐らく、怪獣を作るための造形物やCGの予算が足りないためだったり、着ぐるみが重くて動きにくくなったり、別作品に流用辛くなるなどの理由からだと思われる。

しかし、令和ウルトラマンからは少なくとも必ず1体は登場する様になり、上述の問題はほぼ解決されたと思われる(『ウルトラマントリガー』と『ウルトラマンデッカー』は怪獣では無いが超巨大になった敵が登場している)。

ウルトラシリーズにおける超巨大怪獣の一覧

A:造形物や着ぐるみが作られたもの

B:実写だが、特殊な演出で表現されているもの

C:フルCGによるもの

一覧1(実写作品)

主に時系列順に記載する。

昭和ウルトラマン

怪獣出典身長(全長)タイプ
バルンガバルンガbyざらぶウルトラQ50m~無限大A
ワイアール星人ワイアール星人byべにウルトラセブン1.8~150m※7A
宇宙竜ナース宇宙竜ナースbyロブジャ お仕事募集中『ウルトラセブン』120m※8A
暗黒怪獣 バキューモン暗黒怪獣 バキューモンby石監督帰ってきたウルトラマン無限大B
ゲランゲランby悪役万歳(もしくはメニホビ)ウルトラマンタロウ120m※8A
スクラップ幽霊船バラックシップスクラップ幽霊船バラックシップbyカツカレー750円ウルトラマン80120mA
怪獣戦艦 ギエロニア怪獣戦艦 ギエロニアby石監督アンドロメロス1313mA
怪獣戦艦 ベムズン怪獣戦艦 ベムズンby石監督『アンドロメロス』990mA
怪獣戦艦 キングジョーグ怪獣戦艦 キングジョーグby石監督『アンドロメロス』960mA
円谷ロゴ円谷ロゴbyヨッシーウルトラマンになりたかった男不明(ウルトラマンの10倍以上)A

TDG三部作

怪獣出典身長(全長)タイプ
虹色怪獣  タラバン(母)虹色怪獣 タラバン(母)by石監督ウルトラマンティガ200mA
邪神邪神byいの介『ウルトラマンティガ』130m(全長200m)A
センシティブな作品ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY888m~無限大C
ウルトラマン5番目の使い魔『深海竜の目覚め』ウルトラマン5番目の使い魔『深海竜の目覚め』byD×3 @天安門1989ウルトラマンダイナ155m※8A
スヒュームスヒュームbyくらげ座『ウルトラマンダイナ』193mC
生物兵器  メノーファ生物兵器 メノーファby石監督『ウルトラマンダイナ』164mA
グランスフィアグランスフィアbyくらげ座『ウルトラマンダイナ』1万2756kmC※1
クイーンモネラクイーンモネラbyくらげ座ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち258mA
惑星破壊機 ヴァーサイト惑星破壊機 ヴァーサイトby石監督ウルトラマンガイア不明(全長800m)A
超巨大天体生物 ディグローブ超巨大天体生物 ディグローブby石監督『ウルトラマンガイア』不明(小惑星サイズ)※2A
次元竜次元竜byFumitaka『ウルトラマンガイア』不明(首の大きさだけでウルトラマンの3倍以上)※2A
超巨大単極子生物 モキアン超巨大単極子生物 モキアンby石監督『ウルトラマンガイア』333mA
降臨—根源破滅天使 ゾグ降臨—根源破滅天使 ゾグbySeven∀『ウルトラマンガイア』127mA
  • ゾグ(第2形態)
平成ジャンボキング平成ジャンボキングby彩条あきら
『ウルトラマンガイア』666mA

コスモスハイコンセプト・ウルトラマン・その他

怪獣出典身長(全長)タイプ
ファイナルリセッター  ギガエンドラファイナルリセッター ギガエンドラby石監督ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス1600mC
暗黒妖鬼  天空魔暗黒妖鬼 天空魔by石監督新世紀ウルトラマン伝説666mC
電波怪人 レキューム人電波怪人 レキューム人by石監督ウルトラQ darkfantasy373m(最大値)A
最強の宇宙忍者最強の宇宙忍者byメフィ ウルトラマンマックス357m(最大値)※3A
機械獣 ギガバーサーク機械獣 ギガバーサークby石監督『ウルトラマンマックス』990mA
究極超獣・ネオ究極超獣・ネオbyルコント博士ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟303mA※1
ギガキマイラギガキマイラbyKMD大決戦!超ウルトラ8兄弟512m(全長738m)C
巨大暗黒卿  巨大黒い影法師巨大暗黒卿 巨大黒い影法師by石監督『大決戦!超ウルトラ8兄弟』1500mC

ゼロ新世代ヒーローズ・その他

怪獣出典身長(全長)タイプ
大怪獣倉庫(仮)【81~100】大怪獣倉庫(仮)【81~100】byガルシアウルトラ銀河伝説4000mA
アークベリアルアークベリアルby若造りくウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国300mA
【バトルスピリッツ】ハイパーゼットンコクーン【ウルトラマン】【バトルスピリッツ】ハイパーゼットンコクーン【ウルトラマン】by田中 健一ウルトラマンサーガ500mC
宇宙恐竜 ハイパーゼットン(ギガント)宇宙恐竜 ハイパーゼットン(ギガント)by石監督『ウルトラマンサーガ』300mC
知的恐球 アルゴス知的恐球 アルゴスby石監督ネオ・ウルトラQ1000mC
Dark LugielDark Lugielbykatargissilent劇場版ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!推定数百m以上A
ペダニウムゼットン・エボルドペダニウムゼットン・エボルドby石監督ウルトラマンジード推定200m(最大値)A

令和ウルトラマン

怪獣出典身長(全長)タイプ
仕事絵【ウルトラマン フュージョンファイト!】仕事絵【ウルトラマン フュージョンファイト!】bytatsuyaウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ推定数百m以上(最大値)A
グリムドグリムドbyメガネモチノヒト劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス推定数百m以上(最大値)A
「-智天使の咆哮-」「-智天使の咆哮-」by_ウルトラマンZ303mA
シン・ウルトラマン メイキング動画付きシン・ウルトラマン メイキング動画付きbyハヤケン・サレナシン・ウルトラマン推定数千m以上C
「台頭」 ブルードゲバルガ「台頭」 ブルードゲバルガbyウルトラマンブレーザー150mA
空を駆けるあいつ空を駆けるあいつbyZ(ゼータ)クロス『ウルトラマンブレーザー』300mA

一覧3(イラストのみ公開・書籍作品など)

怪獣出典身長(全長)
ヤマトンウルトラマン250m
ペストリア『アンドロメロス』推定1000m以上
ユーゼアルウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント150~200m
マガタノゾーアウルトラマンオーブ130m(全長200m)

当ページに記載した怪獣達の基準について

※1:どう見てもCGなグランスフィアだが、実は60cm程の造形物を使って撮影されており、Uキラーザウルス・ネオの上半身は着ぐるみの流用によって表現されている。

※2:ディグローブやゾーリムの正確な大きさは「不明」だが、明らかにガイアより大きく表現されているためここに記載する。ゾーリムは首の直径だけでもガイアの3倍以上はあり、蛇型だが文句無しの超巨大怪獣である。

※3:ダークバルタンは通常51mだが、巨大化時は357mにもなるため記載する。

※4:ビクトルギエルグリーザの身長は「測定不能」だが、こちらは諸事情で測定不能となっているだけで、実際にはウルトラマン達と同じくらいの大きさであるためここには記載しない。

※5:シルバーブルーメは無限に巨大化可能だが、殆どが触手の長さによるものであり、本体は29m程度のまま。したがって、ここでは記載しない。

※6:ダランチュラスザ・ワン・ベルゼブア・コローネなどは翼長が120m以上あるが、本体の身長が基準を満たしてないため、ここでは記載しない。

※7:ワイアール星人は設定上の身長が最大150mのため記載しているが、実際にはそこまで巨大には描かれておらず怪しい所はある

※8:ナース、ゾーリム、ジャニュールなどの蛇型怪獣や、ゲランやギガザウルスのような竜脚類型怪獣のそれは、どちらかというと身長ではなく全長の方に見えるが、各媒体では全長ではなく身長と表記されている。蛇型の怪獣の「身長」と「全長」に関しては、今後も慎重に判断していく必要がある(条件次第では、このカテゴリーの定義そのものが変化する可能性があるため)。

番外

ゴーデス(第2形態)ダイオリウスミズノエノリュウ:惜しくも身長120mに届かなかった怪獣達。それでも十分デカいが。

ガラオン:完成すれば全長400mになるはずだったが、劇中では未完成のままで終わったため、ここでは記載されない。

ブラックスター円盤生物の母星とされる惑星。星そのものが円盤生物とも推測されており、事実である場合は惑星サイズの超巨大怪獣ということになる。

タイラントスーパーグランドキングファイブキンググランドキングメガロススフィアザウルスアークボガール:オリジナルの個体こそウルトラ戦士とそこまで変わらない大きさだが、『ウルトラヒーローズEXPO』などのバトルステージではウルトラ戦士の何倍もの大きさで登場する事がある。着ぐるみは主にバルーンなどを使っている。

V怪獣インターネット・カネゴン:『ウルトラマンアーク』に登場するカネゴンで原典のカネゴンは実体があり等身大なのだが、電脳世界と言う特殊な空間ではウルトラマンの倍以上になれる。

ウルトラ怪獣以外の「超巨大怪獣」

世界を見渡すと、ウルトラ怪獣以外にも「身長(あるいは全高)120m以上」という基準に該当する怪獣がいたりする(日本ではほぼゴジラ怪獣だが)。本来はこれらを「超巨大怪獣」とは呼ばないかもしれないが、同じ怪獣は比較されやすいため、おまけで紹介する。

日本(ウルトラシリーズ以外)

ゴジラシリーズ

ゴジラ・アース:身長300m

・平成キングギドラおよびメカキングギドラ:身長140m

モンスターXカイザーギドラ:身長120m→140m

黄金の終焉:推定25km以上(最大値)

ハリウッド版ギドラ:身長158.8m

ハリウッド版メカゴジラ:身長122m

ビオランテ(植獣形態):身長120m

スペースゴジラ:身長120m(飛行形態時は身長250m)

デストロイア(完全体):身長120m

ファイナルウォーズガイガン:身長120m

・ファイナルウォーズ版ヘドラ:身長120m

タイタヌス・シーモ:身長162m

ガメラシリーズ

マザーレギオン:身長140m(※ソフビに付属された説明書の記述より)

ギャオス3:全長220m

その他

ドゴラ(宇宙大怪獣ドゴラ):ミクロ~無限大

ブラック・ジャイアント(マグマ大使):身長150m

ゴアゴンゴン(マグマ大使):身長200m

ネッシー(怪獣王子:全長275m(身長でもおそらく120mは超えている。また、同作には他にも全長120m超えの敵怪獣が多数登場している)

大ダコ(戦え!マイティジャック):全長270m(身長不明のため議論の余地あり)

マウントドラゴン(スペクトルマン):身長150m

ドクロン(スペクトルマン):身長172m

ゴメロス(ファイヤーマン):計測不能(惑星生命体であり、文字通り惑星サイズ)

フウリンイドム(鉄甲機ミカヅキ):推定身長400m

シンゲツビースト(鉄甲機ミカヅキ):身長120m

妖怪獣(妖怪大戦争 ガーディアンズ):初期形態で全高300m以上

希望(大怪獣のあとしまつ):推定身長約200m

月の壁(TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇):体長3500km(身体の上下前後左右どこを計測した数値かは不明だが、体型から身長が数千kmなのは確実)

犬の植木鉢(帰ってくれタローマン):不明(島サイズ。頭部の角だけでタローマンの10倍以上の高さ)

ゴーヤベック(SSSS.GRIDMAN):体長399m(体型から身長も120mを超えていると思われるが、議論の余地あり)

ギドドンガス(トップをねらえ!):全長3000~10000m(体型から身長も最小個体で300m以上と思われる。個体差あり)

エグゼリオ変動重力源(トップをねらえ2!):出現時点で全長18000km(その正体は惑星規模の巨大な怪獣。その後さらに成長している)

イグルネスティア(ミストトレインガールズ):推定身長約480m(ただし人間大の個体も確認されており、実際にゲームでバトルするのはほとんど人間大の方。これは劇中で語られた幼体の可能性がある。)

フードロスラ(レスキューフードロス特捜隊):身長推定250m

エッチ(キユーピーの怪獣トランプ):身長1000m

センシティブな作品

ワルプルギス・ナハト(魔法少女まどか☆マギカ):推定身長400m

まどか山(魔法少女まどか☆マギカ):推定身長400m以上

まどか星(魔法少女まどか☆マギカ):惑星規模だが計測不能

マッシブオブリ(スクールガールストライカーズ):最大のものは惑星規模まで巨大化

ゼゼゼットトトソ(ケロロ軍曹):身長2000m

スペースタイパン(トリコ):全長8000万km(惑星を丸飲みできるサイズ)

初代ナイドホグル:推定全長20km以上(蛇型だが、劇中描写によれば輸送機サイズの大型航空機が進入し、安全に離着陸できるほどの空間が体内にある。このことから体高が少なくとも150m以上あると推測されている。)

海外(ウルトラシリーズ、ゴジラシリーズ以外)

パシフィック・リムシリーズ

スラターン:体高181m

スカナー:体高134m

メガ・カイジュウ:体高128.01mもしくは152.4m(さらに巨大とする設定もあるが、どのみち超巨大怪獣の条件は満たしている)

その他

ヤンガリー2001:身長152.4m

HAKAISHA(クローバーフィールド):1作目登場時は身長91mだが、実はこれでも幼体。2作目の『クローバーフィールド パラドックス』のラストに、雲海を突き破って超巨大な個体が出現する。これがどういう個体なのかは不明だが、その身長は少なくとも2,000m以上に及ぶと思われる。

参考動画(該当動画の1:20辺りから。この雲海は周囲の雲の形状から層積雲と推測され、その高度は最大2000mである)

SCP-169(SCP Foundation):全長2000~8000km(広義の蛇型に含まれる体型だが、身長も120mは越えると推測できる)

クトゥルフ神話の「神」たち

おまけ

電エース:身長2000mの巨大ヒーローが主役の作品。相対する怪獣も軒並み同スケールである。

矢車りね:非公式Wikiによると身長最大190mになれる……らしいが、これはおふざけででっちあげた嘘設定らしいため、真に受けてはいけない。

天元突破グレンラガン:怪獣ではないが、グランスフィアよりデカい人型ロボットや敵黒幕が登場する。……これらは怪獣と言っていいのだろうか?

これら以外にも、条件を満たす怪獣が今後各作品から登場する可能性がある。また、オリジナルの怪獣作品や二次創作で、オリジナルの超巨大怪獣が作られる事もある。

関連項目

ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣 怪獣

ラスボス(ウルトラシリーズ)最強怪獣:この部類に当てはまりやすい。

関連記事

親記事

編集内容:最新情報を追記