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「おいハルキ、『何に代えても命を守りたい』っていうその心意気は俺は好きだよ。大好きだよ。

 でもさ、せっかくだから命だけじゃなくて規律も守ってくれないと」

演:青柳尊哉


人物編集

ストレイジの隊長を務める男性。34歳。

漢字表記は「蛇倉正太」。血液型はB型。

一癖も二癖もあるチームの若者たちをまとめる良きリーダーで、明るくフレンドリーな性格。しかし、作戦の命名センスはZAT並。高い身体能力を持ち、ハルキに厳しく稽古をつけることもある。基本的に本部で司令官に徹しているが、有事の際は現場に赴き、特空機の操縦も可能でその腕は最終話で披露した。

趣味は盆栽。

似合うだろ?【ワンドロ】ウルトラマンZ2話妄想

設定通り、基本的には部下たちを時に温かく時に厳しく見守る良きリーダーなのだが、時々前髪の右側が下りたり、そのたびに怪しげな言動を起こすなど、物語の序盤から折に触れて不穏な面を覗かせることが多かった。ちなみに前髪は後頭部へ掻き上げてセットしている模様。


作中での動向編集

  • 第1話

ストレイジ本部にてゴメス鎮圧作戦の指揮を取っていた。迷子の犬を救った結果、仲間の足を引っ張ってしまったハルキに対し、自分の命に代えても他の命を助けようとする心意気を「俺は好きだよ。大好きだ」と好評しつつも「命だけじゃなくて規律も守れ」と諌め、それに対してハルキが「じゃあ犬を見捨てろと?」と反論すると「それでセブンガーがお前を踏み潰したら、セブンガーを操縦していたヨウコが一生癒えないトラウマを背負うことになる」と優しく諭し、隊員の心意気(=長所)を否定せずに認めつつ、一方それによって起こりうる最悪な事態を説明して納得させ、反省を促すという理想的な叱り方をしている。

また、ウルトラマンゼットゲネガーグの戦いに加勢しようするハルキに、「危険だから手を出すな」と命令しようとするが、ハルキがそれで止まるタマではないと理解していたため「十二分に気を付けろ」と忠告した上で戦闘介入を許可している。


…が、一方で謝らせるためとはいえハルキの表情を歪めるために尻を強く鷲掴みにする、初めて現れたゼットを見ても大して動じず、戦いが終わるやいなや「ちょっとトイレ」と言って作戦室を離れた後、変身を解いたハルキの陰でストレイジの隊員と思われる謎の人物がティガダイナガイアウルトラメダルを持って立っていた(この時点ではまだハルキの安否が不明なのに、その確認もしていない)ことなど、物語序盤から怪しい部分がちらほら見受けられた。


  • 第2話

冒頭のブリーフィングの後、ハルキを呼び止めて体に異常がないかを訊ねる。ハルキは異常なしと答え、ヘビクラはそれに笑顔で頷くが、その間チラチラとハルキの腰の方を見ていた

その後、ネロンガの鎮圧に失敗し、1人訓練所で正拳突きを繰り返すハルキの元に現れ、稽古をつけることになる。全力でぶつかってくるハルキを軽くあしらい何度も返り討ちにするほどの格闘センスを見せつけるが、その最中に瞬間移動しているかのように一瞬姿を消すという不可解な現象を起こす。苦悶を零しつつも背後に回り込んだ自分の腹に一撃を加える事ができたハルキに「そういうことだよ」「見えるものだけ信じるな」前髪を下ろした状態でアドバイスを贈る(この時の口調はさながらあの人の様だった)。

この時のヘビクラのアドバイスが、後のネロンガ攻略の糸口になる。


ただ一方で、後者のアドバイス「見えるものだけ信じるな」については、本当にヘビクラがあの人だったらと考えると、どこか不穏な意味にも捉えられる。当該人物はウルトラ戦士の味方になることもあるので考えすぎかもしれないが、果たして。


  • 第3話

ハルキがセブンガーの新装備『硬芯鉄拳弾』でギガスの鎮圧に成功したものの、イナバ整備長も事前に注意したはずなのに観測所を巻き添えに破壊してしまった事に、他の隊員達と共に頭を抱える(この失態のせいで、2号機開発費のための根回しが無駄になりかける)。

その後はクリヤマ長官の発案で、『予算会議でゴモラをスフラン島へ輸送する現場を見せることで、セブンガーの可能性をアピールする』という作戦を実行する事になり、セブンガーの操縦をハルキの名誉挽回のために彼に任せる。

そもそもセブンガーを操縦しない方のパイロットは予算会議でセブンガーのプレゼンをするので、花粉症かつ体育会系のハルキよりもヨウコの方がプレゼンに向いているというのは妥当な判断である。


現場では詰めかける報道陣にスピーカーで注意し(この時、「ゴモラさん通りますよー」とゴモラをさん付けで呼んだ)、順調に運搬する様子を見守るが、あろう事か杉花粉による花粉症でゴモラが目覚めるという予想外にも程があるハプニングが起こり、ユカと一緒に愕然としてしまう。


  • 第4話

ようやく特空機2号ウインダムの完成間近になったことに喜ぶハルキとユカを尻目に、整備長から冷静に開発の進捗を聞いていた。また、充電時間が長すぎると言う問題に対し「いざという時に役に立たないだろ」と辛辣だが現実的な意見を口にする。

その後、ジオフロントの開発の騒音でテレスドンが出現し、郊外へ誘導しようにも避難勧告のサイレンに反応したテレスドンが興奮し溶岩熱線で辺りを火の海にしてしまった上に逃げられてしまったことで、「また長官からお叱りを受けるな」とルービックキューブを弄りつつ苦笑する。

再びテレスドンが現れると、ユカの閃きでネロンガの電気増幅器官から取り出した大電力によりフル充電され、ゼットのピンチに駆けつけたウインダムの活躍に沸き立つ整備班の面々を、1人実働班の部屋から満悦そうに見守っていた。

ラストでは、やりかけのルービックキューブを飽きたように投げ捨てると、怪しげな笑みを浮かべ、「なんか別のおもちゃで遊んでみるか……」とゼットの戦闘記録映像を見ながら呟いていた。


  • 第5話

冒頭で、ペギラの復活に起因する異常な寒気に身震いするヨウコに「熱いけどアッサムティー、飲む?」と寒いおやじギャグを投下して隊員達を呆れさせる(本人はウケると思ったのか、きょとんとしていた)。


ペギラ襲撃の際、ヨウコが苦戦する様子を見て唐突に「俺も現場に出る」と言って外出(ユカの横を通る瞬間、よく見るとニヤリと怪しく笑っているように見える)。

その直後、変身しようとしたハルキの背後にジャグラスジャグラー魔人態が突如出現。ハルキのゼットライザーを奪って逃走、闇の力で複製品であるダークゼットライザーを生成する。この時ジャグラーが発生させた闇からゼットンパンドンマガオロチの怪獣メダルが出現しライザーのスリットに装填される。

無理を通して無断出撃させたセブンガーでペギラを足止めし、その間になんとかヨウコを救出したハルキをペギラの冷凍ブレスから守ると、ゼットライザーをあっさり返してその場から消え去り、離れた場所でゼットとペギラの戦いを見守る。


そしてアラスカの石器の正体である封印の光の矢、ゼットランスアローを手にし、ペギラを撃破したゼットを見届けたジャグラーは、ついにその変身を解く。







※以下、第5話のネタバレ注意











「やるねぇ。久しぶりに血が騒ぐぜ!」

ジャグジャグ

その姿はまさしくヘビクラであり、大方の視聴者の予想通りヘビクラ=ジャグラスジャグラーである事が判明した。

ダークライザー生成の目的は、やはり巨大化変身する手段を得るためだったのである。

更にはライザーを使ってお馴染みのゼッパンドンに変身する際、ゼットンとパンドンをさん付けで呼び(マガオロチには付けてない(雑誌『宇宙船』のインタビューによると、台本では『マガオロチさん』だったが、ジャグラーが苦労して蘇らせたからということで変えたらしい)。「お待たせしました」と第四の壁を破る発言までブチかますというファンサービスまで叩きつける。

「お待たせしました。」

このジャグジャグノリノリである。


ゼットに余裕たっぷりに挑みかかり、得意のバリアやテレポート、火球攻撃で追い詰めていくが、最後はゼットランスアローの力を更に引き出したゼットの必殺技「ゼットアイスアロー」を食らって爆砕され、敗北する。


戦いの後、変身が解けて満身創痍の状態で地面に大の字に倒れ込みながらハルキに隊長として通信を送り、ヨウコを救出するためとはいえ無許可で出撃しセブンガーを破損させたことを叱りつつ、病院にいるヨウコに会いに行くよう気を遣う「良き上司」ぶりを見せた。

そして通信が終わると、狂ったような哄笑を上げた後で「あ~、………面白れぇ。」と明らかにカメラの方を見ながら物語を締め括った。


一応ゼットとのバトルには敗北したが、振り返ってみると、火球を吐く際はわざわざ至近距離から撃ち込み、バリアでゼスティウム光線を空へと受け流すなど、周囲に過剰な被害が及ぶような戦い方はしていない。更にゼットランスアローの回収を妨害しなかったことや、ジャグラー本来の実力を考えると明らかに手加減している。


なお、セブンガーを無断発進させたのは確かに規律に反する行為なので、隊長として叱るのはある意味正しいのだが、そもそも無断発進に至った原因はジャグラーがゼットライザーをしばらく奪ってゼットに変身できなくなっていたからなので、今回の行動は完全に愉快犯である。

しかし別に彼を陥れる意図はないらしく、ハルキに対し「分厚い始末書書いてもらうぞ」と釘を刺しつつも、それ以上彼を咎めるような事はしなかった。


なお、正体こそ明かされたものの、魔人態と人間態の姿を使い分けているため、ハルキや他のストレイジの隊員達は、この時点ではヘビクラの正体が地球人では無い事にまだ気づいていなかった。


正体判明後の動向

  • 第6話

セブンガーとウインダムの模擬戦闘中、ギルバリスが飛来してくるのを目の当たりにする。その脅威を身をもって知っているとともに、かつてジードに倒された筈の強敵の復活と突然の襲来に驚きと焦りを隠せず、すぐさまハルキ達にそこから退避するように大声で命令している。

そして、ウルトラマンジード新たな姿で駆けつけてギルバリスのボディを破壊し、逃げ去ったコアを追いかけて飛び立つのを見届けると、何か企んでいるように怪しく笑った。


「俺と感動の再会ってわけか」


以前一緒に戦ったことがあり、彼の正体を知っているリクが同じ地球に降り立つと、なんと真っ先に自分から接触して再び協力関係を結ぶ事を選択。しかも闇の仕草付きという最高のファンサまでぶちかましている

相手がギルバリスでは、ストレイジの戦力や戦士としては未熟なゼットだけで戦うのは厳しい(曰く「お手上げ」)と考えた上での判断である模様。


リクからギルバリスの復活が案の定デビルスプリンターによるものと聞き、相も変わらず知的生命体抹殺を目論んでいるのを「優秀な人工頭脳の癖に学習能力がねぇ」と呆れ混じりに皮肉った。デビルスプリンターの事も、父であるウルトラマンベリアルの細胞の破片である事から、リクが解決に躍起になっているのは重々理解しつつ、一人で何でも背負い込もうとする悪癖はちっとも治ってねぇなと苦々しく思っている風でもあった。

リクにストレイジの隊長を務めている理由を聞かれると、「正義に目覚めたって言ったら信じるか?」と彼らしい意味深な言葉で答えていた(リクからすれば以前の共闘では味方寄りの部分を多く見ているため、ガイとの因縁をどこまで知っているかは不明だが少なくともジャグラーが自分と敵対するイメージはないようである)。


その後は何も知らないフリをしつつ、ギルバリスのコアが自らの修復と戦闘形態の再構築に必要なケイ素単体結晶の場所をインターネットをハッキングして探していることを逆手に取った、ユカ発案のネットで偽の情報を流してギルバリスのコアを誘い込んで撃破する作戦を指揮する。

しかし間が悪くリクがコアを破壊しに現場にやって来てしまい、待機していたハルキは呆気に取られて仕留めきれず逃がしてしまう。

ウインダムで待機していたヨウコにコアを捕まえるよう指示するが、ギルバリスは不完全な状態で復活してしまった。


ギルバリスと戦うゼットとジードを援護するために、ミレニアム懸賞問題のプログラムをギルバリスに打ち込んで隙を作るというユカの作戦に感心している。


  • 第7話

ストレイジの本部に招いたリクに大量のカップ麺(ちなみに食べていたのは星雲亭ワンタン醤油」対抗してハルキが食べていたのは「風来坊焼そば熱いやつ、頼みます」)を用意し、地球に来てから何も食べてなかったという彼に「育ち盛りなんだからガンガン食え」と勧める。彼がジードである事を隠すために、前回ギルバリスのコアを攻撃しようとした事をヨウコとユカに問い詰められた際には、「色々な怪奇現象を調べて、動画サイトにアップするため」と助け船を出し、リクもそれに乗って「チャンネルAIBを設立してさすらってる風来坊」と言う(このとき「風来坊」の部分に反応して鼻で笑っていた)。


そこへ突然防衛軍の本部隊員に擬態した2体のバリスレイダーがリクを連れ去ろうと現れるが、その不自然な強引さから偽者と気付いて蹴り倒し、ハルキ達と共に擬態を解いたバリスレイダーと対峙する(見抜いたことを「隊長の勘かな?」と嘯いた)。しかし、正体を隠す都合上本気を出すわけにも行かず、隙を突かれてリクを拐われてしまう。

ハルキが破壊したバリスレイダーをユカが解析し、リクが無人の商業跡地に囚われている事を突き止めると、守るぜ希望!朝倉リク救出大大作戦」を発令する。

そして、自身もトイレに行くと言って退室し、ジャグラスジャグラー魔人態となってリクを救出する。わざわざ自ら魔人態で出向いたのは、地球でデビルスプリンターを使って悪事を働く黒幕の顔を拝むためで、狙いがベリアルの力である事は察していた。

自分の正体はハルキ達に内緒にするよう釘を刺し、ヘビクラの姿に戻って立ち去った。


カブラギがリクから抽出した高純度のベリアル因子から生成したベリアルのメダルを使いスカルゴモラに変身すると、ハルキにリクを安全な場所へ連れていき、ヨウコには近隣の住民の避難誘導を命じる(ただし今回の現場は完全な無人領域であったため、いない住人を避難させるというおかしな命令にヨウコは戸惑っていた)事で、2人が変身しやすい状況を無理矢理用意する(リクもヘビクラの真意に気付いたようで、怪獣に怯えるフリをして変身するため走り去っている)。


サンダーキラーペダニウムゼットンと多段変身するカブラギを、ゼットとジード、そして四次元空間から脱出したゼロが撃破したのを見届け、やれやれと安堵する。

そのすぐ傍を満身創痍のカブラギが横切り、それを訝しんで声をかけると光線銃で不意打ちされ怯んだところで逃げられてしまう。


直後、落ちていたネームプレートを拾い、逃げた相手がカブラギ・シンヤであると知る。


  • 第8話

カブラギのネームプレートを眺めながら、彼がセレブロであると確信する(何気に、デビルスプリンターの事だけでなく、事件の背後にセレブロが関わっている事を知っているような発言であるが、後に彼の噂は惑星O-50でも知れ渡っている事が判明)。

また今回で、第1話でティガ、ダイナ、ガイアのメダルを拾ったのは(これまた大方の視聴者の予想通り)ヘビクラである事が判明した


カブラギが変身したトライキングが町に現れたため、ハルキとヨウコにセブンガーとウインダムで出撃するように命令する。

しかし、トライキングにセブンガーとウインダムが敗れるのを見て、ダイナのメダルに「こういう時、戦士ならどう戦う?」と問いかける

この時ハルキが落っことしたゼットライザーを偶然拾ったユカがウルトラマンの人間態と誤解され、ヨウコと共にピット星人に拐われてしまい、後を追うハルキに情報収集を頼まれて「なんでお前が命令すんの?」と困惑するも、放っておくわけにもいかず出発する。

怪獣研究センターにカブラギのネームプレートを届け、研究員からカブラギの様子を訊く。そこでカブラギのデスクに宇宙語で書かれたメモを発見し、一目見てそれがウルトラメダルの設計図だと看破する。


ファイブキングに苦戦するゼットへ皮肉を口にしつつもティガ達3枚のメダルを投げ渡す(この時ダイナのメダルに「戦士の戦い方ってやつを見せてくれよな」と投げキッスしている)。なお、当のゼットとハルキには突然ティガ達のメダルが現れた様に見え、ヘビクラには気付かなかった。


そして、ガンマフューチャーに変身したゼットに敗れて変身が解けたカブラギの前に魔人態の姿で現れ、刀を向ける。バリスレイダーを囮に逃げられたものの、彼が落とした5枚の怪獣メダルを見て、訝しげにカブラギが消えた方向を見る。

これ以降、自分の素性が悟られないようにセレブロに接触する際には魔人態をとる様になる。


  • 第9話

3枚のウルトラメダル(内1つはウルトラの父である事が確認できる)を保管していた怪獣研究センターが何者かが操るキングジョーに襲撃されてメダルが奪われた事を受け、ユカが開発したメダルから放出されるプラズマを遮断する特殊なケースで、統合先進装備研究所(略してトウセンケン)にコスモスネクサスメビウスのメダルを護送する任務に就く事になる。自分が運転手としてユカと共に車に乗り、ハルキにウインダムで護衛するように命令する。

その途中にキングジョーが襲いかかり(捕まりそうになってもさほど焦っていなかったが)、ハルキ操縦のウインダムの健闘も虚しく、分離したキングジョーに囲まれ、素直にケースを渡す。しかし、それはただの囮であり、本物はヨウコによってトウセンケンに送られる(知らなかったのはハルキだけだったが、嘘をつけない気質なので仕方がない)。

だが、研究員に扮したカブラギによってケースが開けられ、本物を察知したキングジョーがトウセンケンに襲来してしまう。


キングジョーに苦戦するゼットに苦笑するが、キングジョーの弱点を見つけたユカに少しはね除けられる。

キングジョー撃破後は、メダルの護送には失敗したものの、ウルトラマンの手に渡ったため良しとし、上層部の興味がキングジョーに向いている事を告げる


  • 第10話

冒頭では、腕相撲するハルキとヨウコを尻目に盆栽の裁定をしていた。バロッサ星人が基地内に侵入した事で発生した緊急アナウンスを聞くと、自分も出ると言って一旦退室する。

そして、ヨウコとユカがバロッサ星人に用済みとして殺されそうになった時、ヒーローの如く魔人態の姿で彼女達を助ける(この時、「人の縄張り、荒らすんじゃねぇよ」と言っている)。


メイン電源を落としてキングジョーを停止させたハルキとヨウコの前に現れ、名前を名乗らなかったのが仇になってハルキから「トゲトゲ星人」と呼ばれ、「変な名前で呼ぶな」とツッコむ。敵なのか味方なのかと訊くハルキに「敵か味方かは、時と場合による」とジャグラーらしい返答で返し、人差し指を立てる。

怪訝な顔をするハルキに「愚か者は指を見る。賢い奴は……」とヒントを出し、指の意味を察したヨウコは上からバロッサ星人が襲ってくる事に寸前に気付く事ができた。その後はバロッサ星人を止めようとはせず、「じゃあな」と立ち去ってしまう。


バロッサ星人がゼットに倒された後は、お茶(※)を飲みつつ、再び防衛ロボットとして改造されるキングジョーを眺めていたが、ユカに魔人態の姿を「仮面の宇宙人様」と呼ばれた上に「解剖したい」とまで言われ、お茶を吹いてひきつる様に苦笑いした。

ジャグラー逃げて!超逃げて!


コーヒーという見方もあるが、湯飲み茶碗である上に、第4話を見るにコーヒーはちゃんとコーヒーカップで飲んでいる。


  • 第11話

ついに完成した特空機3号キングジョーストレイジカスタムに、ハルキがカメラ目線でその性能を大盛り上がりで説明しているのに対し、「お前のスキルじゃ(キングジョーの操縦は)まだ無理だな」と冷静にツッコむ(上記にもあるが、セブンガーに新装備を搭載して早々に余計な被害を出した前科があるので、妥当である)。

父親の命日のため実家に帰るハルキを見送るが、ハルキの実家がある深間市の採石場にレッドキングが現れたため、ヨウコにキングジョーで出撃するように命じ、ユカにハルキへ連絡するように命じる。


戦闘中、レッドキングがもう1匹が現れたため、ヨウコに新たに現れたレッドキングと戦うように命じる。最初に現れた方を倒し、もう1匹を倒そうとしたゼットだが、採石場には卵があり、彼らはつがいであり、自分達の卵を守るために暴れただけだった事に気付いたゼット(ハルキ)がヨウコが操縦するキングジョーが放ったペダニウム粒子砲からレッドキングを庇ってしまう。


混乱するヨウコとユカを横目に「ありゃ持たねぇな」と発言。キングジョーが持たない事を見抜いたのか、はたまたハルキがかつてのライバルのように、トラウマと重なるかのような自身のによる精神的ショックに押し潰されてしまうことを予測したのか…。


後に、ゼットがレッドキングを庇った理由をユカに話し、調査によってレッドキングは卵と共に採石場から姿を消し、つがいを殺されたレッドキングが再び人間を襲う可能性を笑みを浮かべながら語った

正義の味方ゆえに甘くなるウルトラ戦士と違い、現実を見据えている彼だからこそ言える台詞であり、一理ある台詞であった……。


  • 第12話

冒頭、グルジオライデンに劣勢なセブンガーとウインダムを見て「キングジョーはまだ出せないのか!?」と迫るクリヤマ長官に、前回のダメージからまだ修理中だと告げる。


トラウマからゼット(に変身しているハルキ)がグルジオライデンを取り逃がしてしまい、クリヤマ長官から説教される中、ユカが取り出したグルジオライデンの表皮の激臭にハルキ達と共に顔をしかめる(演技とかではなく、本当に臭そうなリアクションである)。何故グルジオライデンが地球の、それも日本の山中に眠っていた事に疑問を抱いたヨウコを見て、クリヤマ長官に本当の事を話した方がいいと進言し、グルジオライデンが10年間防衛軍の監視下の元に研究され、特空機はそれを元に開発されたものだと、ハルキ達に明かした。

翌日、廃棄処理場に現れて廃車を貪るグルジオライデンに「よく寝てよく食べるってか?健康体ですね」と笑いながら語り、キングジョーが修理完了した事で、グルジオライデンを町から遠ざけ、わざとライデンデストロイキャノンを撃たせてエネルギーを消費させ、コアを零距離から撃ち抜く作戦に入る。


町から遠ざけ、砲撃を撃たせるまでは上手くいったものの、拘束に使ったワイヤーとペグを強引に引き抜いたグルジオライデンのライデンブレスターによる反撃を受けてしまい、キングジョーは一時機能停止し、ハルキが乗っているウインダムは腹部を破壊された上にグルジオライデンに内部機器を食われてしまう。この時、絶句するクリヤマ長官とユカを尻目に、焦り気味にハルキに脱出を促す。

ハルキはゼットに変身してグルジオライデンと戦うが、涙を流すグルジオライデンを見てまたもやトラウマを発症し、ウルトラフュージョンが解けてしまう。漸くキングジョーが再起動し、ゼットを庇うように前に出るヨウコに「よせ、ヨウコ!!」とこれまた焦った表情で叫ぶ。

しかし、キングジョーの分離機能を利用してライデンデストロイキャノンを避け、見事グルジオライデンを撃破したヨウコに、大喜びするクリヤマ長官とユカを尻目に、不穏な微笑みを見せた


何かしら企んでいるのか、はたまた実質ウルトラマンの力を借りずにストレイジが怪獣を撃破した事に優越感を感じたのか、今のところ不明である(次回以降の動向を見るに後者の方が濃厚か)。


  • 第13話

ふとしたアクシデントでカネゴンにウルトラメダルを食べられ、ゼットとの今までの戦いを語りながらなんとかメダルを取り出す方法を探るハルキの前に、騒ぎ(カネゴンのくしゃみ)を聞き付けてやってくる。

カネゴンを寝袋だと誤魔化すハルキに「当直が寝るな!」とツッコミ、ハルキに引きずられるカネゴンを見て「いいな、アレ」と微笑む(ヘビクラはカネゴンの事を知っててもおかしくないので、寝袋じゃない事に気付きつつ、気付かないフリをしていた可能性がある。なお、演者の青柳氏は、好きな怪獣にカネゴンを挙げている)。


その後、キングジョーストレイジカスタムを眺めつつ、ストレイジに怪獣を倒せる戦力が集まったことと、このまま行けばウルトラマンに頼らなくても怪獣を倒せる所まで行けると考える

そして、カブラギの机から見つけたウルトラメダルの設計図を眺めつつ、「もっと頑張ってもらわないとな」と言って設計図を握りつぶす。


……それはカブラギにもっと怪獣メダルを作ってもらいたいための発言か、はたまたストレイジもしくはゼットにカブラギの目論見を阻止してほしいがための発言かは不明である。

(ただし、メモを握り潰したのを見るに、もし前者の場合なら強奪して自分が使うためである可能性がある)


  • 第14話

キングジョーストレイジカスタムがストレイジの主力となり、同時にセブンガーが退役して博物館で特空機のPRのために展示される事になり、海外の地球防衛軍から特空機の技術が認められつつある事に対する打ち上げパーティを行う一同の元へ何故か自転車に乗って登場する

しかし、その会場が整備場だったためにイナバにバレたら怒られるぞと発言するが、運悪くイナバにその光景を見られてしまう……が、怒るどころかマグロを解体しながら本格的なパーティをやり出したため苦笑いしつつ「バコさん、美味すぎる」とマグロに舌鼓を打つ。

隊員たちがマグロの登場で盛り上がっている中、何かを察して「トイレに行く」と言って退室する。ちょうどその頃、ストレイジ基地の外でカブラギがブルトンを出現させていた。


ブルトンの四次元能力にハルキ達が混乱する中、魔人態の姿でカブラギの後ろから突然現れる。自分の正体を知っている事に戸惑いを見せるカブラギに、セレブロの事は応援しているが大事な打ち上げの時に襲撃した事に立腹していると言うが、隙を突かれてブルトンの能力で本当にトイレへ飛ばされてしまう。しかも、折角だからと人間態に戻って用を足していく。

このジャグジャグ、フリーダムすぎる。


時空を超えて父親に会い、ハルキが答えを導き出した事でブルトンを倒したゼットを見て複雑な表情をするも、「結果オーライ」と笑顔を見せ、打ち上げの片付けをしに基地へ帰る。

その後片付けに合流して「なんか手伝う?」と隊員たちに聞いて回るもなぜかたらい回しに断られていた。隊長の人望ェ…。

(まあ、上司に雑用を押し付ける訳にはいかないので、みんな頼み難かったと言えなくもない)


  • 第15話

前回のブルトンによる被災地で、作業員11名が行方不明との報告をユカから聞く。


グリーザの事を知っていたらしく、現れた瞬間、ギルバリス襲来の時と同じく深刻な表情をし、(キングジョーSCが整備中であるため)ウインダムで出撃しようとしたヨウコを「死にに行くようなもんだぞ」と止める。


グリーザに苦戦するゼットとジードを見かね、第8話でカブラギから奪った怪獣メダルでトライキングに変身し、助太刀する。だが、それでもグリーザにはまったく歯が立たず、最後の手段としてファイブキングに変身するとガンQの腕で吸収しようとするが、存在そのものが無であるグリーザを吸収することはできず、逆にグリーザに取り込まれかける。

ジードがグリーザにわざと取り込まれて時間を稼いだお陰で命拾いし、負傷を「階段で転んだ」と誤魔化しつつ指令室に帰還。ゼットなら何とかしてくれると焦るハルキに、そのゼットでも勝てなかったと現実を突きつける。


その後、宇宙の穴を塞ぐ=グリーザを倒すためには理屈を越えた力が必要であり、そのためにはジードから渡されたジードメダルの他に、ウルトラマンゼロ、そしてウルトラマンベリアルのメダルが必要だというゼットとハルキの会話をヒーローズゲート外から立ち聞きし(ジャグラーは「地獄耳だから」と語っていたが、ゼットライザーに通信機能があるのでダークライザーで盗聴したか、ジャグラーの事だから盗み聞きしてたのは嘘で最初から知っていたか目星をつけていたかのどちらかだろう)、魔人態の姿でハルキと接触し、カブラギのアジトに案内し、カブラギを拘束する(この時、ハルキにカブラギが人間ではないと教えていたのか、ハルキはカブラギに何の躊躇いもなく攻撃していた)。カブラギからベリアルメダルを奪うと、セレブロについて問い詰めるハルキに「早く変身しろ」と催促する。ハルキがヒーローズゲートに飛び込むと、ヘビクラの姿に戻り「頼んだぞ」といつになく真剣な表情で見送る

15話の

グリーザが再び動きだし、ハルキとヘビクラの不在に慌てるユカとヨウコの背後から闇の仕草をしながら登場、2人をビビらせる。デルタライズクローそしてベリアロクの力でグリーザを倒したゼットを見て大喜びするユカとヨウコの後ろで、(前回同様、少し複雑そうな表情を浮かべながらも)静かに安堵の息をこぼす。


  • 第16話

今回は特に目立った行動をしていない。

復活が近いホロボロスの調査を私情たっぷりな態度で願い出るユカに、呆れながら許可を出す。

その後、ホロボロスが復活したという報告を聞いて(ホロボロスの復活阻止は失敗するだろうと思っていたが)、ハルキ達に指示を飛ばした。


  • 第17話

ゼットとバロッサ星人二代目のベリアロク争奪戦を見て、ベリアロクに興味を抱く。そして、カブラギが服務規律違反で防衛軍から追われていると知ると、「ぐずぐずしているから尻尾を掴まれてるじゃないか」と怪しい笑みを浮かべる。


ハルキとバロッサ星人のベリアロク争奪戦に、まるでハルキを守るかのように魔人態の姿で現れる(この時、ハルキに「トゲトゲ宇宙人」と呼ばれ、「もっとマシな呼び方はないのか」とツッコむ)と、ベリアロクの「悪に強い奴は善にも強い、闇も光もぶった斬る」所を気に入ったと明言し、自分の蛇心流蛇心剣とどちらか強いか勝負を挑んだ。

それを聞いたベリアロクは承諾し、バロッサ星人を一時的な持ち主として戦うことになる。しかし、ジャグラーの方が剣の腕が上である上に、ベリアロクの攻撃を受けつつ、それを上乗せした新月斬波を叩き込むという格の違いを見せつけた。

その後はベリアロクから「俺様を手にしてお前は何をする?」という問いかけに対し、「この宇宙がどうなろうが知った事じゃないし、光も闇も関係ない風の吹くまま気の向くまま」と発言した上で「斬ってみたい奴らはいる」と言い、ベリアロクに持ち主として認められる。※


泥棒と批判するハルキに、ベリアロクが自分を選んだからだと嘯いて立ち去ると、人間態に戻ってゼットとバロッサ星人の戦いを見守る。ヨウコの操るウインダムを人質にしてやりたい放題するバロッサ星人に対し、ベリアロクは「いい気になって攻撃してくる奴には必ず隙ができる。あいつら(ゼットとハルキ)はそれを待っている」と言い、そんな彼に「ずいぶん肩を持つじゃないか」と感心する。

ウルトラマンZ第17話「ベリアロク」

諦めずにバロッサ星人に反撃を繰り出し、ウインダムを救ったゼットにベリアロクがヘビクラの手から離れ、再びゼットの手に戻ってバロッサ星人を撃破すると、「いいも悪いも使い手しだいって事か」と言って微笑みながら立ち去る。


……だがその夜、警務隊保安課の隊長であるアサノに追い詰められたカブラギを助けるかのごとく、物陰から斬撃をとばしてアサノの銃を破壊し、その結果セレブロがカブラギの体からアサノの体へ乗り移ってしまう

果たして、ジャグラーの真意とは……?



※「斬ってみたい奴ら」と複数形で明言しているため、ウルトラマンオーブことクレナイ・ガイはおそらく確定として、他の斬りたい対象は不明。

 ただ、ジャグラーの経歴上、斬ってみたい対象にアスカ・シン星間連盟が含まれている可能性は高い


  • 第18話

第16話同様に特に目立った行動は取っていない。

パゴスが突如消滅した事件で、桐本市で同様に人間が消滅している映像を見せる。その事で、どの映像の近くにも、事件現場でハルキが出会った「カオリ」なる女性が写っていた事が判明した。


カオリと融合していたケムール人がゼットに倒された事で、ケムール人の転送液で消された人々や物、パゴスが元に戻った事を語る(何気に、「怪獣も、人もな」と人より怪獣の方を先に挙げていた)。

54年前にもケムール人が現れ、その時には民間人と警官隊の協力で撃破されたと記録が残っている事に、「勇敢なる先人達だ」と真面目な表情で敬意を示した。


  • 第19話

宇宙から飛来したベムスターに、ウインダムとキングジョーが交戦している最中(正確にはハルキがベータスマッシュに変身しようとした時)、空にヒビが入り、それを見てギルバリスやグリーザの時と同様に真剣な顔になる(ベムスターは空のヒビの向こうにいる何かに怯え、逃走する)。


かつて超獣を使役した事もあってかヤプール人の事を知っており、どんな超獣が現れるか警戒していた。やがて、空に開いた穴から殺し屋超獣バラバが出現し、それを見ると画面を睨みながら「お前か、殺し屋超獣バラバ!」と呟く。

ウインダム(を操縦するハルキが持っていたエースメダルの反応)を見て「エース!」「見つけた!」「滅びよ!」と怨念の籠った声で攻撃するバラバを見て、相手の狙いがウルトラマンエースである事と、相手がヤプールの残留思念が実体化したものである事を看破する。

全身が武器であることに加え、次元の穴を自在に展開できるバラバに、キングジョーやデルタライズクローのゼットが追い詰められるが、エースメダルの力に導かれてウルトラマンエースが地球に飛来したのを見て、ゲンドウポーズしながら「こいつがエース。ウルトラマンエースか」とカメラ目線で独り言。


ゼットとエースがバラバを撃破すると、複雑そうな表情をしつつも安堵する(ついでに「バラバがバラバラ」というギャグを小声で言って一人で笑っていた)。しかし、残されたバラバの剣を見て何か不穏なことを考えているユカを、首を傾げながら見ていた。


  • 第20話

盆栽を剪定しながら、イナバにイナバ・ルリという娘がいる事をハルキとヨウコに語るが、その名を聞いて驚きの声を上げたユカにビックリし、剪定に失敗して本気でショックを受けていた

ルリのファンを公言するユカが、ルリと彼女が産み出した人工生命体M1号の事を解説している最中、切ってしまった枝を手に恨みがましくユカを睨んでいた

この事から、盆栽は地球人に成り済ますための演技ではなく、ガチの趣味である事が推測される。


しかし、ルリが父の仕事場を見学している隙に、国立生物科学研究所にいるM1号を、彼女の部下であるクラタ達が細胞目的で拉致しようとし、暴れるM1号を取り押さえようと奮闘する最中に、M1号が配電盤の高圧電流を浴び巨大化してしまう事件が発生する。

ヨウコが搭乗するキングジョーストレイジカスタムとハルキが搭乗するウインダムに攻撃命令を下すが、必死にM1号を正気に戻るように呼び掛けるルリにM1号が手を伸ばしたのを見て、ヨウコに麻酔弾を撃つように命じる(事情を知らなければ「怪獣に襲われそうになっている」ように見える上に、最悪取り返しのつかない悲劇が起こる可能性もあったため、ヘビクラの判断は正しかったと思われる)。


麻酔弾のお陰でM1号は明朝8時まで眠り続けるが、3000mに市街地がある事からクリヤマ長官からM1号の駆除が命じられてしまう。M1号を救いたいルリの懇願を無視し、イナバに準備するように命令する(※)。しかし、ハルキから「俺達は怪獣を倒すために戦ってるんじゃない!命を守るために戦ってるんですよね?」と訴えられ、細胞分裂逆進剤を開発して打ち込めばM1号が元に戻る可能性が挙がった事で、ハルキに感化されたヨウコとユカにも進言された事で市街地まで1000mまで迫ったら容赦なく駆除する事を条件に承諾する。


※後に青柳氏のtwitterにて、駆除は基本路線で、ハルキ達が反論してくるのを期待して、あえて非情な態度を取っていた事が語られた。

 仮にハルキ達が反論しなくても、「隊長の命令」という免罪符になるため、あえて「お前らはどうしたい?」みたいな無粋な事を言わなかった(ルリの目の前で、イナバに非情な命令を下したのもそのため)。


予定より早くM1号が覚醒し、麻酔弾が二度と効かない事と上記の条件を再度通告し、作戦開始を命ずる(ついでに、おそらく長官からの催促の電話を軽く受け流し続ける)。

ストレイジ総出の必死の引き延ばし作戦の甲斐あって市街地まで1300mの時点で細胞分裂逆進剤が完成するが、流石に上層部も痺れを切らしてしまい、時間稼ぎができなくなる。しかし、イナバが全責任を背負う覚悟で最後のチャンスを請い、キングジョーストレイジカスタムの口から至近距離で細胞分裂逆進剤をバズーカで撃って飲ませる事でM1号は元に戻り、その様子を見て感心した様に静かに笑顔になる。


  • 第21話

第19話にて撃破されたバラバの剣を応用して開発された異次元壊滅兵器『D4』の爆破実験の映像を見て、真顔でクリヤマ長官にD4の使い道を訪ねる。

防衛軍がD4を応用したD4レイをキングジョーストレイジカスタムに搭載する事を決定し、更にはその作業をユウキ・マイが率いる軍の日本支部(GAFJ)の面々が行う事になったため、イナバ達整備班の反感を招き、ハルキ達もクリヤマ長官にD4の搭載を反対する(第19話でバラバの剣の利用に乗り気だったユカも、D4の実験映像を見てその危険性を理解していた)。ウルトラマンゼットが地球を去った後の事を危惧する地球防衛軍に反論するハルキを諌める(止めなければ、自分がウルトラマンだと自白してしまう勢いだった)。ハルキ達と同じ気持ちだが、上からの命令ゆえに従うしかなかったと胃痛を感じながら立ち去るクリヤマ長官を見送る(この時、クリヤマ長官はセレブロが寄生しているアサノとすれ違う)。


その頃、D4の実験を行った中ノ鳥島に、宇宙から隕石に扮したケルビムの卵が襲来。卵から孵化したケルビムを見て、舌打ちして「厄介な奴が来たな」と思わず溢してしまい、ユカから問い詰められる(この事からゼットの世界の地球では、いままでケルビムの襲来がなかった事になる)。

慌てて以前に話を聞いていた風に装ってケルビムの解説を行う。ケルビムの狙いがD4のエネルギーだとわかり、さらにケルビムがそれを追ってストレイジの基地に向かっている事が判明し、「力は力を呼ぶか……」と呟く。


ウインダムとキングジョーでケルビムを市街地から遠ざけて撃滅する作戦を決行しようとするが、武装した防衛軍隊員を引き連れたクリヤマ長官が「D4レイを実戦投入しろ」という上層部からの命令を下してくる。驚くハルキ達の後ろで、横を向きながら静かにクリヤマ長官の命令に従う(なお、ヨウコが退室した後にハルキ達から背を向けて怪しく微笑むなど、この頃からクリヤマ長官の様子がおかしくなる)。


ヨウコがキングジョーストレイジカスタムを出撃させるが、その間にも宇宙から大量のケルビムの卵が押し寄せてきた。最初の個体が発した音波によって次々と覚醒するケルビムを見て危機感を覚えたハルキはウインダムで出撃しようとするが、クリヤマ長官は市街地にも拘わらずD4を使うように命令する。しかし、ヘビクラはハルキにウインダムで出撃するように命令し、問い詰めるクリヤマ長官を「黙れ!」と一喝、指揮権は自分にあると言ってクリヤマ長官を一旦退ける。

その後はユカと共にケルビムの繁殖を止める術を探し、大気圏外のスペースデブリにマザーケルビムが潜んでいると突き止める。

キングジョーの射程ではマザーケルビムには届かないため、ゼットがマザーを倒すために宇宙に向かうが、キングジョーのペダニウム誘導弾が遂に弾切れになってしまう。すでに、周辺の避難は済ませているからD4レイを使えと迫るクリヤマ長官を一蹴するが、万策尽きたヨウコがD4レイを使いそうになる。ヨウコを止めようとするがクリヤマ長官に突き飛ばされてしまう。


結果、D4レイによってケルビムは殲滅できたが、反動でキングジョーが機能停止した上に、広範囲に渡って次元崩壊しかける

ゼット・デルタライズクローのゼスティウム光線で崩壊を押し返さなければ、甚大な被害を出すところであった。


しかし、結果としてD4を使ったことで被害を押さえられた事もあり、上官の命令を無視した責任を負わされ、ストレイジが解散されてしまう

Z21話のここすき絵

愕然とするハルキ達だが、ヘビクラだけは隠そうともせずに盛大に鼻で笑い反抗の意思を見せた

(とはいえ元はといえばヘビクラ=ジャグラーが第17話でアサノにセレブロを寄生させるのを手伝ったせいとも言える。ある視聴者曰く「セレブロをアンダーコントロールできているという慢心」「上層部がD4はアンダーコントロールと言い張る事と掛けている」)


  • 第22話

ストレイジが解散されると、ピザ屋に扮して『第一特殊空挺機甲群』の基地と化したかつての職場に潜入し、GAFJが特空機4号ウルトロイドゼロを開発しようとしている事と、そのためにウルトラマンゼットのゼスティウム光線のデータを狙っている事を知る。


そして、広報部のイベント会場を襲撃したバロッサ星人(3代目)と戦うゼットに横槍を入れ、バロッサ星人を巨大化させる。だが、セブンガーやキングジョーも参戦し、追い詰められたバロッサ星人を見かねてトライキングに変身してゼットと戦う。

ゼッパンドンの時と異なり本気でゼットと戦っており(それでもよく見ると建物を極力壊していない)、ゼットがゼスティウム光線を撃ってきた途端、近くにいたキングジョーを盾にしてGAFJがゼスティウム光線の解析できるように手助けした。


激戦の末ゼットに敗れるが、受け身を取って「少しは加減しろよ」と笑う。……しかし、ファイブキングに変身するための怪獣メダルが、ハルキらでもヘビクラでもない謎の人物の手に回収されてしまう(この時、セレブロの鳴き声が聞こえており、後に回収者はセレブロ本人であることが判明した)。

ぜっと22話の(元)隊長

新たな配属が決まり、それぞれ別の道を歩む事になったハルキ達の前に現れると、納得がいかないハルキに「なら見返してやれよ。偉そうな能書きだけで人の生き方を否定してくる奴等をな。方法はいくらでもあるだろ。俺もそうするつもりだ」とエールを送り、盆栽を片手に立ち去っていった。


  • 第23話

冒頭のクリヤマ長官(に寄生したセレブロ)の会見を銭湯のテレビで見つつ、ラムネを飲み、鼻で笑う。

何気にこの時、変身前の胸にも魔人態にあった三日月状の傷が初めて描かれている。(設定自体はオーブ当初からあった)

闇にお前を見る


ウルトロイドゼロの危険性を本能で察したか、次々とウルトロイドゼロを狙って出現する。キングゲスラとタッコングを撤退させたゼットとは対象に、デマーガ達を(長官達が追い詰めたとはいえ)D4レイで殲滅したウルトロイドゼロ。


その反動で機能停止したウルトロイドゼロからヨウコを救出したゼットの前に現れ、「見えるものだけ信じるなって…教えただろ?」と、第2話でハルキに言い聞かせていた言葉を嘲笑混じりで口にすると魔人態の姿へ変身。遂にジャグラスジャグラーとしての正体をハルキに明かした。


  • 第24話

前回の続きから、ウルトロイドゼロに乗り込もうとしたが、クリヤマ長官…否、セレブロが変身したファイブキングの襲撃を受け、ゼッパンドンに変身して応戦。

わけがわからないまま自身に加勢しファイブキングに攻撃したゼット(ハルキ)に、ついに目的を告げる。

隊長の大きな木

それは、かつて己の正義を貫き争いを止めるために大きな樹を切り倒したものの、それを正義を掲げる者たちに否定されたという経験から、の正義の危うさや矛盾を彼ら自身に知らしめるため、セレブロの目論みを利用して『光の戦士』をも超える戦力を作らせて奪うことだったのである。(しかし、彼のやっている事は皮肉にも見返したい人物の世界の人々が行った過ちと全く同じ事であり、後にその『見返したい人物』その人の力を借りたガンマフューチャーは暴走したウルトロイドゼロもといデストルドスに敗れる事に。)

思い出してたんだろうな…

ゼットを倒したファイブキングの隙をつき、尾で腹を貫通させて倒す。そしてウルトロイドゼロを持ち去ろうとしたが、生きていたファイブキングにハルキを人質に取られてしまう。一度はハルキを見捨てようとするが、情が移ってしまい、ハルキを助けるためにファイブキングと激しい光線のぶつけ合いを繰り広げて相討ちになったことで、ダークゼットライザーが破損してしまう(この時本人は『またやっちまった…』と自嘲気味の笑みを浮かべている)。


これによりウルトロイドゼロの強奪に失敗したうえ、魔人態に変身した映像をセレブロに利用され、防衛軍にも正体をバラされただけでなく、ハルキ達旧ストレイジメンバーも宇宙人と疑われる羽目になる。

そんな中、クリヤマ長官からヨウコに乗り移ったセレブロにより、ウルトロイドゼロが暴走し、防衛軍に保管された怪獣の細胞や各地で休眠していた怪獣、果てはセレブロが所持していた無数の怪獣メダルをも吸収して最強最悪の悪魔・デストルドスに変貌、ウルトラマンゼットもデストルドスのD4レイに敗れてしまう。


だがその裏で、防衛軍に拘束されそうになったユカを助けるなどして旧ストレイジメンバーを集結。目を覚ますなり自分を問い詰めるハルキにストレイジの制服を渡し、ヨウコを助けるため、デストルドスを倒すために、ストレイジ本部を取り戻す事を決意する。


  • 第25話(最終話)

待ち構えていたユウキ・マイ率いるGAFJを魔人態に変身して峰打ちで撃退し、あっさり本部を取り戻す。これによりユカ達ストレイジの面々にも自分の正体を知られてしまうが、ハルキもユカ達も変わらず自分を信じて慕ってくれた(なお、言うまでもなく大興奮していたユカからサンプル提供を催促されたが、そんな暇はないとばかりにスルーした)。


「ハルキはキングジョー、俺はウインダムで出る。

 なんとしてもデストルドスからヨウコを救い出し、奴をせん滅する!

 ここが標的になるかもしれない。本部の連中が殺到する可能性もある……おれは怪しい宇宙人だしな。

 危険を感じたらすぐ逃げろ……逃げていい。

 これが俺たちストレイジの最後の戦いだ!全員生きて帰って、バコさんのマグロで打ち上げするぞ!」


「ゴーーーーーーーーーーストレーーーーーーイジ!」


出撃直前、ハルキは彼の取ってきた行動の目的をたずねる。曰く、「セレブロと地球人がどちらも調子に乗らないように調節していた」とのこと。「信じていいんですよね?」と問うハルキに対し、「知るか、自分で決めろ」と返すが「隊長は隊長ですから!」と自分を信じることに決めた彼に「元・隊長な!」と返す。

事前に戦闘区域の住民の避難を済ませ、ハルキはキングジョー、自身はウインダムで出撃し、ヨウコを救出するためにデストルドスに立ち向かう(この直前、上述の通り、『基地が狙われる』『本部の人間が大挙して来る』などの事態が起きたら迷わず逃げるよう仲間たちに告げている)。

なおこのとき、ハルキに対し実戦経験の無いキングジョーでの出撃を一切迷うこと無く指示している(戦闘経験で性能の低さをカバーできるヘビクラが性能が低い方に乗った方が2機の戦闘能力の差が小さくてすみ、連携がとりやすいという意図もあったのかもしれない)。ヨウコに憧れるハルキがキングジョーに乗れるよう誰よりも努力していただろうこと、そしてそれを彼がずっと見てきただろうことは想像に難くなく、現にハルキもぶっつけ本番にもかかわらず完璧に乗りこなしていた。人の上に立つ者としてのヘビクラ隊長の漢気、そして人を教え導く者としてのジャグラーの大きな成長が見て取れる感慨深いシーンと言える。


最初はデストルドスの攻撃に圧倒され、ピンチに陥るが、イナバがセブンガーを持ち出して参戦したことで形勢逆転、ユカの分析により左胸にコックピットがあることが判明するや、直後にイナバと共にデストルドスを拘束し、これによりハルキはヨウコの救出に成功。


その後、空中で手を繋ぎながらゼットライザーにメダルをセットするハルキとヨウコを見上げ、ゼットのご唱和ください我の名を!の掛け声に合わせ、一同共に「ウルトラマンゼェェェェェット!!」と唱和する。

そしてこれまでをすべて見てきた宇宙人の一人として、ストレイジ元隊長として、ゼットを鍛え上げたもう1人の師として彼はゼットの最後の命令…否、頼みを告げる。

『行け…終わらせて来い、ハルキ!!!』

それを聞いたゼットもまた彼を信じると決め頷き答える。

その後は、デストルドスと戦うゼットを応援する。デストルドスが撃破されるとイナバと握手をして喜び、変身が解けたハルキにストレイジの面々が駆け寄る中、いつものジャグラーのスーツ姿に戻ってセレブロの後を追う。逃げようとするセレブロ本体を見つけて刀を突き付け、「ゲームオーバーだセレブロ。コンティニューは無しだ」と宣告する。そしてそのまま叩き切ろうとするも、ユカとカブラギ(台詞から記憶が戻ったようである)によってセレブロが捕獲されるとそれ以上は手を出さず、盆栽とドッグタグを手に背を向け、ユカの「また会えますよね?」という言葉に一瞬考えるような仕草をした後、「じゃあな」とだけ返して笑みを浮かべて立ち去っていった(なお、この時振り返った姿はウルトラマンオーブの最終回での親友の姿と鏡合わせになっている)。


ストレイジを去った後は私立探偵を営んでいる模様。


  • 特別編 リ:ストレイジ

この話ではストレイジAIの話す内容は本編の後日談となっており、ストレイジ側が把握できない内容(例としてウルトラフュージョンの形態の呼称など)はそれに沿ったものとなっているのだが、これによればヘビクラ=ジャグラーの目的もある程度はストレイジ側に認知されている様子である。


  • ウルトラヒーローズEXPOシリーズ

『ウルトラマンZ』の後日談である『ウルトラヒーローズEXPO2021ニューイヤーフェスティバル』に登場し、ハルキ達をいたぶったアブソリュートタルタロスへのお礼参りと退屈凌ぎを兼ねてアブソリュートタルタロスに苦戦するウルトラマンゼロへの救援に参上した。途中で興が削がれたのか、どこへともなく去っていった。

登場時にはウルトラマンゼロの決め台詞である「俺に限界はねえ!」や「2万年早いぜ!」、「ブラックホールが吹き荒れるぜ!」をモロパクリし、ゼロの頭を抱えさせた。


『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』でも登場。久々に地球に帰還し、特空機2号ウインダムと共にウルトラマンオーブダーク(R/B登場個体とは別個体)と戦い、撃破している。


目的など編集

上記にもあるが、THE_ORIGIN_SAGAでの経験から、自分を否定した『光の戦士』たちも正義や力の使いどころによっては危うい一面を抱える事を、『人造ウルトラマン』というべき存在を以てウルトラ戦士たち自身や自己の正しさを盲信する者たちに知らしめる事が彼の目的であった。

このときの彼には自力で巨大化する力が無く(最終話にて本人の口から明かされた)、その手段となる巨大戦力が必要だったために、セレブロの文明自滅ゲームを利用し、ウルトラマンに匹敵する兵器を作らせ、それを奪おうとしていたのである。

セレブロの事や、セレブロがデビルスプリンターを利用して怪獣騒ぎを起こしているのを知っているのも、第14話でセレブロを応援していると言っていたのもこのためであり、とある一件でセレブロが地球を文明自滅ゲームの対象にしていると知り、それを利用するためにストレイジの隊長になったと思われる。

そのため、セレブロがカブラギからアサノへ乗り換えるのを助けたり、ウルトラマンゼットのデータを欲するマイを助けるような事をしていた。


しかし、平時は隊長としての様々な責務をしっかり果たしている他、第5話でもペギラの攻撃からハルキを助ける、ゼットライザーを奪いはしたものの用が済んだらきちんと返却する、ゼットとの戦闘においても周辺に余計な被害を出さぬよう気を遣いながら戦うなど、あたかもゼットを試し、少々手荒ながらも稽古をつけるかのような描写が多く、明確に悪役であった『オーブ』当時のジャグラー以上に目的の見えない「食えないキャラ」となっている。

ゼットライザーを奪ったのも自らの戦力強化に加え、ゼットの力に依存する傾向があるように見られるハルキを教訓づける意図があると見る視聴者や、最悪の場合はヨウコ救出やペギラ撃破も自分がするつもりであったのではないかと見る視聴者もいた。


また、本編では、ギルバリス襲来の際には過去の一件を思い出して本気で焦り、叫ぶようにハルキ達に退避命令を下す、第12話でハルキとヨウコが危機に陥ると本当に焦った表情で叫ぶ、第15話でヨウコがウインダムでグリーザの迎撃に向かうと進言した際には「死にに行くようなものだ」と言って止める等、部下である隊員たちのことは仲間として大切に思ってはいるようである(特に、ハルキがウルトラマンゼットである事を知っているはずであり、本編の描写を見るに演技ではない事がわかる)。

リクに対しては隊長になった事を自慢するような素振りも見せており、現在の立場を気に入ってすらいる様子である。第10話および14話ではストレイジのことを「縄張り」とさえ言っていた。

第24話で、やはりハルキ達に情が湧いていた事が判明しており、その結果、ウルトロイドゼロはおろか、ダークゼットライザーも失う羽目になったが、特段落胆する様子も見せぬまま自身にとって利が無いはずのデストルドスを倒す計画に打って出ている。光の戦士から道を外れてもなお「弱いものを見捨てられない」心を捨てられずにいる彼らしい一面が垣間見える。


少なくとも、ハルキ達を利用しているとはいえ、過去作の似たようなポジションの悪役のようにマッチポンプのようなことをするつもりは一切なかった様である。

……もっとも、自分が何もしなくても、セレブロが勝手に怪獣騒ぎを起こすからかもしれないが。


もちろん、ジャグラーの事なので本当にゼットを「おもちゃ」と見做して遊んでいただけかもしれないが、一方で、ジャグラーには「師として誰かに教えを授ける事」を既に経験済み(しかもその出来事は後に彼が狂気に落ちる遠因となった)という事情もあるので、「やはりゼット(ハルキ)を鍛え上げる事が目的なのではないか?」と考察され、本編放送中はより一層ファンの考察は混迷を極めていた。

その勢いは終盤までは本来のメインヴィランであるセレブロの存在感を食いかねない程であった。……もっとも、セレブロの影が薄かったのは意図的であったのだが


そして、これにより「ゼットはウルトラマンゼロの自称・弟子であり、変身者のハルキはジャグラーの部下」という、中々にカオスな設定となった。

なお、年齢は34歳となっているが、演ずる青柳尊哉氏の年齢に近づけたものと思われる。尤も、正体がジャグラーだったので実際の年齢は1000歳を超えているのだが。少なくとも惑星O-50基準で言えば前作ウルトラマンフーマや先代ロッソブルよりは年上だと思われる。


また、最終目的の都合上、地球が滅びる事になる事を避けようとしており、ギルバリスやグリーザはもちろん、下手をすれば次元崩壊や自滅の危険性があるD4の存在を危険視しており、その危険性を省みないセレブロに対し、本気で攻撃する場面があった。

また、オーブ本編と異なり、あくまで標的はウルトラマンであり、変身者のハルキはもちろん、ストレイジのメンバーが危険に晒されると魔人態に変身して助ける事も多かった。

更には、ストレイジだけで解決できない事態になれば、不本意ながらもウルトラマンと協力することも辞さないなど、臨機応変に立ち回っている。


また、セレブロもそうだが地球人にも諦めさせず、且つ調子に乗らないように調整してきたと最終回で語っており、セレブロがゲームマスター(首謀者)であるならば、ヘビクラはややストレイジ贔屓だったものの、ゲームキーパー(取り締まり役)であると言える立ち位置である。


しかし、第13話の台詞を聞くに最終目的のついでに人類がウルトラマンに頼らなくても戦えるようになるのを望んでいる節も見られる。

結果的に彼が維持・調整してきたパワーバランスもD4の登場によって崩壊し、彼の最終目的も上述の経緯で頓挫したのだが、一連の騒動を経験した人類なら『光の戦士』に依存することも過剰な力で自滅することもないだろうと判断したのか、最終決戦後の彼は晴れ晴れとした顔でストレイジから去っている。


とはいえ、セレブロを放置した結果、地球やハルキ達を危険にさらしたのは事実であり、かつてリクに語った「正義に目覚めた」も一概に事実であるかは微妙なところである。

まあ、今までジャグラーがやってきたことを考えれば「だってジャグラーだし」で済まされそうな気もするが……。

ウルトラマンZとほぼヘビクラショウタのまとめ

第10話でユカから解剖対象としてロックオンされてしまったため、いろんな意味で正体を明かしにくくなってしまっていた。

後にハルキに自ら正体を明かし、セレブロによって防衛軍に自身の正体をバラされ、成り行きでユカたち他の隊員にも正体を明かしてしまったことで、防衛軍を去り地球からも離れることとなった。

Z25話 その後

しかし、それでも変わらずハルキ達はヘビクラを慕っており、ユカも解剖ではなく皮膚や頭髪のサンプルを求める程度に自重したり仲間としての再会を望んだ言葉を掛けられたため、ストレイジの隊長として活動してきた時間は決して無駄ではなかったようである。ジャグラーも立ち去る際にストレイジのドッグタグを大事そうに持っていた事、本編後も『セブンガーファイト』など何かとストレイジが危機に陥った際には全く助力を惜しまない姿勢を見ると、ガイにとってのSSPのように、ジャグラーにも心の拠り所ができたと言っても過言ではないだろう。


目的の経緯もそうだが、第8話でファイブキングが出現した際、やたらダイナメダルに向かって「戦士の戦い」について口にしたのは、自身が闇に堕ちるきっかけとなった事件でウルトラマンダイナことアスカ・シンに「それは光の戦士の戦い方じゃない」と言われたことを根に持っているからだと思われる(逆に言うと、同作を視聴していない視聴者は「彼とダイナにいったい何の関係があったんだ?」と疑問に感じる者も多かったらしい)。のちに判明したセレブロの目的を考えるに、「文明に干渉しなければセレブロの進める文明自滅ゲームは止められない」「しかし光の戦士ゆえに文明への干渉は許されない」というジレンマへの一種の皮肉であったとも取れる。

また、第1話でハルキに言った「セブンガーがお前を踏み潰したら、ヨウコが一生癒えないトラウマを背負う」という注意は、戦闘に親しい人を巻き込んで死なせてしまったと思い込んだ、ライバルのクレナイ・ガイのトラウマを想起させる(ジャグラーも、自分を慕っていた人間が、勇んだ挙げ句に死んでしまうというトラウマがある)。

後にこれらのジャグラーの暗躍はウルトラマンニュージェネレーションスターズでゼットを通じてガイの耳に届くこととなり、それを聞いたガイは迷惑かけたのかと呆れつつゼットとセットの中にいるハルキに謝罪している。

本編外での活躍編集

セブンガーファイト編集

本編前や本編中の幕間を描く第1~5話およびスフラン島3部作では、ストレイジ隊長として命令を出している。

本編後の第7話では魔人態の姿で登場し、怪獣無法惑星でヨウコやユカが乗った宇宙セブンガーの危機を助けるも、イカルスに捕まってしまう…が、駆けつけたウルトラマンゼットベータスマッシュの飛び蹴りを喰らったイカルスが手放したため、あらぬ方向へ飛んで行ってしまった…

しかし、ラストでは黒幕と思われるゴースに引導を渡し、元部下たちの帰還を見送った。


ちなみに捕まった際には「抵抗するな、手をあげて降伏しろ……と言っているようであります」と急にナレーション口調となっていた。

なお7話とその前編である6話では青柳氏がプロレス風のナレーションも担当しており、ジャグラーとの温度差が酷い事になっている(ご丁寧にジャグラーが画面に映っている時にはナレーションがない)。


戦え!セブンガー編集

本編前のストレイジの活躍を描いているため、基本は隊長として命令を出すのみである。

最終回では、アシュランによって行動不能となったセブンガー内のヨウコを救援するため現場に向かい、魔人体の姿でマスク状の枷を外しつつヨウコを起こした。


擲命のデシジョン・ハイト ―ストレイジ創設物語―編集

ウルトラマンZ視聴者の疑問の一つとして、「いかにしてジャグラスジャグラーはストレイジ隊長という地位を獲得したのか」というものがあった。

そしてストレイジの過去を描いた『擲命のデシジョン・ハイト ―ストレイジ創設物語―』で明かされたのは、「ジャグラーとは別にヘビクラ・ショウタという人物が存在し、ジャグラーは彼に成り代わった」、という事実だった。


2010年。24歳だった彼はクリヤマ長官が設立した特殊空挺機甲開発実験団のテストパイロットに参加し、当時開発実験班・班長だったイナバ コジローと共に空挺機甲の運用実験を進めていた。

人柄に関しては「特徴がなく、寡黙で、人と交わらない男」らしい。


そんな彼に不幸が訪れたのは、2013年の8月であった。

空挺機甲の着陸実験時、機体が減速しきれず地面に激突、大破炎上してしまう。

生存が絶望視されたが、なんと奇跡的に生還した

全身火傷を負って全身包帯巻きになり、本人曰く「顔付きがすっかり変わってしまうほど」の怪我は負ったが、奇跡的な回復力で復帰したのだった。



…のは表向きの話。本当は大破炎上の時点でヘビクラ・ショウタは死亡していた

そのいまわの際、彼の目の前にいたのは胸に三日月の傷を持つ魔人だった。

2010年、ある存在と共に地球に降り立ったジャグラーはこの事故をきっかけにヘビクラと入れ替わり、表の顔を手に入れたのであった(なおそのためにヘビクラの遺体を移送して埋め、コックピットに戻り焼かれながら救助を待つという面倒な作業をしているのだが、それを惜しまないのは妙に律儀なジャグラーの性分か)。


結果、その作られた奇跡を疑う者はおらず、むしろこの事件がきっかけで機体の着陸に逆噴射を採用することが決定し、開発が更に進んでいくのであった。


そして2015年、対怪獣特殊空挺機甲の試作7号機が完成し、ナメゴンとの戦闘に勝利。ヘビクラとなったジャグラーはその特空機に「セブンガー」という名を付けた。

同時に特殊空挺機甲開発実験団は解散し、新たにストレイジが結成。

ヘビクラはその隊長に選ばれたのであった。


ジャの道は蛇編集

超全集に収録されている小説で、劇場版ウルトラマンジードの後、Zの世界の地球に来るまでの経緯が記されている。

惑星カノンにてミコットの墓参りに訪れた時、星間連盟に捕まってしまい、今までの罪を帳消しにする司法取引と、囚われたビランキの救出のため、イムバット連邦に向かう事になる。

そこで、命の樹の種を兵器として利用を目論む武器商人ファラリスと、その部下であり、グルジオライデンに変身するサジタリと対決するが、サジタリを見て何かを感じ、更にファラリスの背後に何者かの影を感じた事で、闇のネットワークで情報収集する事にした。

そこで、サジタリが自分と同じく『戦士の頂』で光の輪に認められなかった者であり、星間連盟やファラリス、そして黒幕に利用されて自由意志を奪われていた事を知る。そして、ファラリスの背後にいた黒幕こそがセレブロであると突き止め、セレブロの目的が文明自滅ゲームである事も知った。


しかし、時すでに遅く、セレブロによってグルジオライデンが暴走し、イムバット連邦が壊滅してしまう。サジタリを弄び、イムバットで親しくなった人達の命を踏み躙ったセレブロに怒り、巨大化能力を失ってまでグルジオライデンを追いかけ、Zの世界の地球に到達したのであった。


なお、本編第17話でアサノからセレブロを助けたのは、サジタリの悲しそうな目を見てミコットを連想し、「光の国」の正義の危うさと正しさを確かめるための行為であったとの事。そして、ジャグラーはセレブロの計画を利用していたが、最初から文明自滅ゲームを阻止するつもりだった。


そして、本編で度々裁定していたあの盆栽だが、実は命の樹の若木というとんでもない代物であった事が判明する。

そして、魔人態の自分を慕うユカがビランキに似ている事も判明する(後に中の人がビランキを演じる事になる)。


配役に関する考察編集

演じる青柳氏は、過去作の『ウルトラマンオーブ』において人気を博した悪役ジャグラスジャグラーを演じた事で記憶に新しい。そのため「ジャグラーが就職した」なんて言われることも。

奇しくもかつてのライバルを演じた石黒英雄氏と同じく、悪役を演じた俳優が正義の味方を演じる事となる。

ただ、やはり青柳氏=ジャグラーという印象が強かったためか、案の定、ニコニコ動画YouTubeでの配信で、ヘビクラの言動に対して闇の○○」(※例:闇のトイレ)、「ジャグジャグしてきた」、「闇、漏れてますよ」、「正体現したね」などという合いの手的なコメントが流れる羽目になったのは言うまでもない。特に「闇の○○」のレパートリーは数多く、第5話以降になると遠慮がなくなってヘビクラとしての普通な言動に対しても付けられるようになった(ファン曰く、「ジャグラーがこれやってると思うと笑える」なんだとか)。


ちなみに、ゲスト出演した事がある俳優が別作品で防衛チームの隊長を演じるのは何度かあったが、過去の作品でレギュラー出演していた俳優が別作品で防衛チームの隊長を演じるのは、モロボシ・ダン役の森次晃嗣氏以来となる。

ウルトラマンレオ』の企画当初の企画書では、MAC隊長は「川上鉄太郎」という名前の地球人であり、「怪獣との戦いで変身できなくなったセブンは川上鉄太郎と名乗り、最終回までレオに正体を明かさない事になっていた」と記載されており、ダンと同一人物の予定だったという設定にも似ている。


ただ、「ヘビクラ」という苗字は言うまでもなく"蛇倉→じゃぐら→ジャグラー"に由来しており、この手の名前の捩りは"ババリュー→馬場竜次"のような前例があるため、ファンの間では「ヘビクラの正体はジャグラーではないか?」と推察する声が放送前からあったことも事実であり、前情報でジャグラーと縁深いゼッパンドンギルバリスの登場も確定した事から、その声は更に大きくなった。(名前のショウタも正体にかかっていると推測される)

劇中でも、第1話での不穏な行動をはじめ、第2話でハルキと特訓するシーンや第4話アバンでの会話シーンに流れているBGMが『ジャグラーのテーマ』とフレーズが似たものになっている等、ヘビクラの正体がジャグラーであることを示唆する伏線自体は物語開始当初から各所に散りばめられていた。


しかし、ウルトラシリーズのみならず日本の特撮番組において「以前のシリーズのレギュラー悪役が後のシリーズに同一人物として再登場しレギュラーになった」例がへドリアン女王くらいしかおらず、ましてや「正義に目覚めた悪役が主人公と共に行動する」という事例に至っては存在していなかった


そのためか「ジャグラーが『人類の平和を守る組織の隊長をやる』という発想があまりに突飛過ぎる」「本人だとすれば何らかの思惑があるに違いない」などとミスリードを疑った視聴者や、「これでジャグラーと関係なかったら逆に笑うぞ」とコメントする視聴者も少なくなかった。

逆にそっくりさんの立ち位置だったらリクとどう接触するのだろうかと気にする視聴者もいたが、上述の通り第5話にて予想通りヘビクラの正体はジャグラーである事が確定した。


また、ゼットの主題歌『ご唱和ください我の名を!』の歌詞の中の『退屈持て余して蔓延る宇宙人』をジャグラーの事を指しているのではないかと指摘する声や、続く『刺激求めて蘇る巨大怪獣』もジャグラーが変身するゼッパンドンではないかと指摘する声もあったりする。セレブロが本格的に動き出すまで、歌詞に該当するのは彼しかいないため、否定しきれないので困ったものである。


演じる青柳氏はオファーの段階から既に「隊長でジャグラー」という設定を説明された上で出演を承諾し、ヘビクラを演じている。

田口監督によると、今回ジャグラーを登場させたのは、ジャグラーというキャラクターを「枯らす」、すなわちジャグラーの年月を経て変わって行く姿を描くことが目的とのこと。また、『オーブ THE ORIGIN SAGA』『オーブ』『Z』でのジャグラーをそれぞれ二十代・三十代・四十代に例え、様々なことを経験したジャグラーが最終的にたどり着いた答えを描くとしている。前述の枯らすとは別に田口監督の中で『Z』は田口なりのニュージェネウルトラマンの総決算のつもりで撮る中で前作ウルトラマンタイガの映画でニュージェネクライマックスでゼット以前のニュージェネウルトラマンが全員出たため全員とは行かなくとも何かをしたいと思い考えついた結果ジャグラーを出そうと考えつくも、黒幕で出すのも簡単に予想がつくためヴィラン枠出すのも考えたがつまらないためひっくり返して隊長なんてどう?と恐る恐る制作スタッフに提案した結果スタッフに提案した結果乗り気でOKしてくれたと語っている。

ちなみに、もし青柳氏がオファーを断った時は、全く別の設定にするつもりだったらしい。

なお、青柳氏や田口監督はあからさまな要素や闇を臭わせる演技をしているのに「ヘビクラはジャグラーだ」と疑う声が予想より少なかった事に疑問を抱いていた。もっとも、このサイトでもそうだが、たとえ確率が高くても明言や確定していない限りは「個人の憶測」であり、それをさも確定事項である様に広めるのはマナー違反である上に、それによるトラブルも多いため仕方がない事である。

上記にもあるがミスリードの可能性もあり、ウルトラシリーズでは役者ネタは珍しくなく、ウルトラマンマックスに登場した黒部進氏が演じたトミオカ長官や、ウルトラギャラクシー大怪獣バトルに登場した俊藤光利氏が演じたクマノ・マサヒコも、かつて自分が演じたキャラクターのパロディーをやったことがあるので、なおさらである。

また、加藤厚成氏が演じるペダン星人ダイルも、かつて加藤氏がウルトラシリーズ史上最低な地球人を演じた事から、心ない視聴者から罵倒や悪印象を受けた事もあり、酷い時には演者本人にもヘイトが集まって風評被害を受けた事もあった。そのため、視聴者達も明確化するまではあくまでネタや考察の範囲として扱い、疑心暗鬼になっても仕方のない事であった。


そして、ジャグラーの登場にこの人この方達からお祝いのツイートが投稿された。

他にも、ウルトラシリーズファン(ニコニコ動画やYouTube、Pixivなどでウルトラシリーズ関係の動画やイラストを投稿するユーザーも含む)からも、ジャグラーの登場に喜ぶツイートが寄せられており、多くのファンから愛されている事がわかる。


とはいえ、状況次第で敵にも味方にもなるジャグラーだからこそ、劇中の怪しい行動やハルキ達を助ける行動もジャグラーだからという謎の安心感を抱く事ができたのだと思われる。


事実「Z」から視聴した人は「ジャグラーの『過去』を知らない」という前提になるため、ジャグラーとしての正体を明かした後も、初見の人達が彼を嫌いにならないように、ヘビクラに防衛隊の隊長として愛着を持ってもらえるような描き方にした(この様なプロセスが「終盤におけるユウキ・マイとの言動」と比較され「悪人でありながらも最後まで『味方』として戦った」ヘビクラが好感度が極端に下がらず、逆に「自身の過ちを自覚出来ないまま『悪役』扱いされた」ユウキの好感度は改心の機会も無いまま終わってしまったため最悪の印象となっている)事から、もしジャグラーと別人設定であれば、こうは行かなかったと思われる。

別作品で例えるなら、のようなものだろう。


後に放送された『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』第8話では彼がピックアップされ彼とウルトラマンと敵対した者(しかも彼が宇宙人に対してこちらはウルトラマン)を紹介した。

冒頭ナビゲーターのゼロから紹介(ちなみに紹介映像は第5話)で彼が見せた行動(とおやじギャグ)にゼロから「…いや、面白くないわ。」とたまらずツッコミ、ゼットに同情の言葉をかけた。そして最後に「自分が正しいということを人に伝える時には拳じゃなくてハートで語ろうぜ。いいか、約束だぞ!」とゼロの口から彼なりの正義の意味を伝えた。


余談編集

本作で共演したハルキ役の平野宏周は、コロナ禍で撮影が中断した際にモチベーションが落ちないよう連絡を取るなど周囲への気配りをしてくれたと証言しており、同じく共演した松田リマと黒木ひかりも、ベテランながら気さくで周囲に話を振ったり芝居でも引っ張るなど、青柳自身も役と同様のリーダー的存在であったと述べている。


当初は盆栽の周囲を飛んでいるショウジョウバエを潰すとベゼルブだったというものや、最終回で命の木が光るという案もあった。


当初は息切れする傾向にある番組後半の第15話付近で正体を明かして、ジャグラーが本格的に動き出すことでドラマに刺激を与えるのが狙いだったが、早期にダークゼットライザーを売り出すため、第5話で正体を明かすことになった。


最後にだが、ウルトラマンオーブで共演した石黒英雄氏はZ第1話を観るまで青柳が出演している事を全く知らなかった。その後、自身のYouTubeチャンネルでのライブ配信(1時間23分辺りから)で第1話を視聴しやっと知る事になる。


〜ヘビクラが初めて映るシーン〜


中野さんと田口さんが元々怪獣寄りの趣向だから……こういうものに対しての描写とか画とか……そこから…あ…アレ…⁈(ヘビクラが映る)


…見た事ある奴がいる…アレ?………見た事ある奴がいるなんか……なんかクールぶっとるクールぶっとる…クールぶっとるよ⁈…手短におねg…誰だお前…クールぶっとるぞぉ?


OPのヘビクラのクレジットを見る〜


誰だお前………『ヘビクラ・ショウタ』……ッハハハ……


関連項目編集

ウルトラマンZ ストレイジ

ジャグラスジャグラー


JJ…過去に青柳氏が演じたジャグラーに似たキャラクター。ただし、こちらは全くの別人。


モロボシ・ダン…新作では防衛チームに就任し、隊長となり主人公を鍛える立ち位置と、共通点が多い。


クワトロ・バジーナ…新作の主人公の上司として、名前を変えて登場した過去作品のライバルキャラクター繋がり。彼も過去に同じ顔をした人物と入れ替わってその後の地位を得たという共通点もある。


後藤喜一…同じく実質独立愚連隊のような部隊を率いている隊長繋がり。


盆栽…彼が盆栽を趣味としているのはTHE_ORIGIN_SAGAの命の樹を斬り倒した出来事が元ネタと思われるが、上述にもあるがその正体は命の樹の若木である


ドッグタグ…ストレイジを去る時に盆栽と共に持っていった物。


ECLIPSEウルトラマンコスモスの形態の一つであるエクリプスモードのテーマソング。その2番の歌詞に「目に見えるものだけを 信じていないで」とある事から、第2話での「見えるものだけ信じるな」という発言に、この歌詞を連想したファンも多いと思われる。


理想の上司…暗躍はしていたものの、平時での彼の言動はまさに理想的な上司と言える。そのため、宇宙人とバレてもストレイジの元メンバーたちはもちろん、ジャグラーとしての彼を警戒していたハルキにさえも慕われていた。



楠芽吹…同じく正義の戦士に選ばれなかった悔しさを拗らせ、その後別の正義の組織の隊長に就いたキャラクター。ただし彼女は善人であり、仲間達との出会いを経て成長し現在の立場を受け入れられるようになった。


佐々木カナヘビクラ・ショウタタツミ・セイヤ

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