概要
変身したうえで、その状況に応じて他の形態にさらに変身する「多段変身」。『ウルトラマンガイア』などのように、単に強化形態に変身するものもある。
『ウルトラマンティガ』をはじめ、平成ウルトラマン・令和ウルトラマンは多彩なタイプを駆使して戦う。
なお、タイプチェンジ能力を第一話から見せるというパターンは非常に少なく、現状第一話でタイプチェンジを行ったことがあるウルトラマンはウルトラマンティガとウルトラマンロッソおよびブルくらいである(初登場作品まで広げるともう少し増えるほか、オーブの場合はタイプチェンジではないものの二形態が実質的に登場している)。第一話ではタイプチェンジ自体できなかったり、基本形態に見せ場を作るため、などの理由があるためであろう(第一話で使用され、決め技となったのがスカイタイプのランバルト光弾だったティガは特に珍しいといえる)。
基本的には模様が変わる程度のもので、大きくても体格くらいしか変化しないが、コスモス、ゼロ、そして新世代ヒーローズは顔や頭の形まで変化し一見すると同じウルトラマンであるかわからないほど大きく容姿が変わってしまうパターンも出てきている。
また、当初は変身した姿のままタイプチェンジを行っていたが、近年は専用アイテムの販促も兼ね、派手な変身バンクやぐんぐんカットが挿入され、わざわざ変身し直しているような演出がされる傾向にある(特に実際に変身し直しているといえるオーブやジード)。
また、他のウルトラマンと合体することで実質的な強化形態となるパターンもあるが、全く別のウルトラマンとしてカウントされることもあり、そちらはスーパーウルトラマンとして別記事にまとめる。
余談だが、仮面ライダードライブのチェンジの名前も「タイプチェンジ」である。
タイプチェンジの種類(能力)
使い分け型
ウルトラマンのタイプチェンジで最も印象が強く、『ティガ』で初めてタイプチェンジの設定が取り入れられた時に登場した。
状況に応じて能力が特化した形態へ変える戦法であり、例えば剛力な怪獣ならば、パワーに特化した形態に変身したり、俊敏で動きの速い怪獣なら、スピードに特化した形態に変身する。
欠点として、パワーに特化した形態ならスピードが遅くなってしまったり、逆にスピードに特化した形態だとパワーに劣ってしまったりと一部の能力が代わりに落ちる。しかしその得意分野においては最強形態をも上回る力を発揮する事も。
また、スピードに特化した形態は空中戦が得意だったり、超能力にも特化していたり、武器を駆使したりと、非力な分他の能力も兼ね備えている事が多い。
ティガ、ダイナ、コスモス、トリガー、デッカーがこれに当てはまる。
ティガ、ダイナ、トリガー、デッカーは相手の戦闘スタイルに応じて戦いを有利に運ぶために形態の使い分けを行うが、コスモスは形態の使い分けによって相手を救うのか倒すのか、つまり戦闘の目的そのものが変化する稀有なウルトラマンである。
ただしダイナは少々クセがあり、例えば基本形態(フラッシュタイプ)から別の形態(ミラクルタイプかストロングタイプ)へ変化すると、基本のフラッシュタイプに戻る事はできるが、選ばれなかったもう一方の形態に変化する事はできず、一度の戦闘で一回しかタイプチェンジができない。(その代わりティガよりも一部凶悪な威力を持つ技も存在し、能力も格段にアップする)
強化型
使い分け型と異なり、一つの分野に特化した形態になるのではなく、基本スペックを満遍なく上げる変身。
パワーアップ形態自体はほとんどのウルトラマンが持っているが、この手のタイプしか使用していないのはガイア、ジャスティス、ネクサス、メビウス、ギンガが当てはまる。ビクトリーは強化タイプに近いが、本編では使い分け型的な使用方法が多い。タイガのフォトンアースもこちらに該当しそうだが、装着型ともとれる強化変身のため区別が難しいが、武器を使用せず純粋な格闘戦がメインになっているので、強化型に値するだろう。また、エックスやオーブも一部形態はこちらに該当する。
しかし、こちらの場合、強化したからと言っても必ずしも従来タイプの上位互換とは限らず、一部の必要不可欠な能力が使えなくなったり、全体的なスペックこそ上がるものの一部スペックでは従来タイプに劣るというケースも存在し、強化後に従来タイプに戻って戦いを終わらせるということもある。
また、ガイアやメビウス、エックスのように、「強化されるごとにデザインが派手になる」というケースが多い(これはウルトラシリーズに限った話ではない)が、オーブオリジンのような例外も存在する(ただしこちらはかなり特殊ではある)。
ヴァージョンアップ型
強化型と似ているが、こちらは基本形態が新たな基本形態へ変化するものであり、古い姿の基本形態はその後登場しない、若しくは出番が著しく減ってしまう。
ガイア、アグル、オーブがこれに当てはまる。
また、いわゆる闇堕ちおよび光堕ちにより形態だけでなく基本的な能力の性質が光→闇(闇→光)などに変化するというパターンもあり、ベリアルやトリガーに見られる。
装着型
他のタイプチェンジと少々異なり、鎧などの装甲や武器を全身に装着する。
見た目が完全に変化する事もあれば、本当に鎧を纏った姿になる事もある。使い分け型もあれば強化型もあり。
ヒカリ、ゼロ、エックスがこれに当てはまる。
タイガもここに当てはまるが、強化型の傾向があるので判別が為難い。
厳密に分けるならば、この装着型は鎧や武器の性能をメインに使用しているか、していないかで判別するべきだろう。
これとはやや異なるがマックスもマックスギャラクシーという強化アイテムを持ち、タイプチェンジのないマックスは他の戦士がタイプチェンジを紹介される部分でこの装備を紹介されることもある(ただしタイプチェンジには含まれない)
継承型
他のウルトラ戦士から力を受け継ぐ変身。
「他のウルトラ戦士から力を授かる」という要素は昭和時代からの伝統であるが、近年(特にニュージェネレーションヒーローズ)はこれによってタイプチェンジする例も増えてきた。
技などの能力をそっくりそのまま受け継ぐ事もあれば、独自にアレンジ・発展させる事もある。使い分け型もあれば強化型もあり。
最も顕著なのはオーブとジード、そしてゼットだろう。
一方、ティガも当初は破壊された2体の巨人像からタイプチェンジ能力を得たと設定されており(劇場版『THE FINAL ODYSSEY』では闇堕ちしてしまった時代の仲間だった闇の巨人の力を吸収して本来の姿を取り戻したと言う設定)、ガイアのヴァージョンアップもアグルから光を授かった結果であるため、継承は意外とタイプチェンジと深い関わりがある要素だったりする。
しかし一方、この継承型については「そのウルトラマン自身には、先人のウルトラ戦士たちと違い、他者の力に頼らない個人の能力が欠けているのでは?」という印象を受け難色を示すファンも中にはいる。実際、オーブの次に登場したジードも似たようなタイプチェンジを取った際も「変わり映えしない」という批判的な意見も見られた。
この継承型タイプチェンジと密接な関係にある変身アイテムについても、かの有名な「ウルトラ5つの誓い」の一つにも「他人の力を頼りにしないこと」という言葉があり、現状のウルトラ戦士の能力に対する皮肉ともとれる。とはいえ、ちゃんとこのような戦士たちにも先輩戦士の力を借りないパワーアップや、個人の能力はしっかり存在しており、また現在と比べてはかなり控えめな形だが昭和のウルトラ戦士も先人たちの力を借りた新たな力で状況を打破することもあったため、頭ごなしに否定すべきではないだろう。そもそもアイテムで強化する方法はウルトラ兄弟も通った道であり、先人本人に助けてもらうことすらあった。
というより、フュージョンに対する「変わり映えしない」だの「マンネリ」という意見も、そもそもティガからのダイナの時点で同じことである。
ロッソとブルの二人は現状属性のみを使用しているため、こちらには当てはまらない。
タイプチェンジの種類(デザイン面)
ここでは、それぞれの最初の1人の名称を用いる。
ティガタイプ
『ティガ』で初めてタイプチェンジの設定が取り入れられた時に登場した。このタイプは外観的には最も基本形態からの変化が少なく、変化するのは色のみ(一部は体格)である。
しかし、意外にも色のみが変化する戦士は極めて少なく、現状はティガ、ビクトリー、ルーブ兄弟のみであり、ティガの次のビクトリーまでは実に18年のブランクが存在する。
ダイナタイプ
おそらくもっとも有名であるタイプチェンジ。模様、一部は体格、そして色が変わるが、顔の形は変わらない。ダイナに始まり、ガイア、ネクサス、メビウス、ギンガなどが該当する。
コスモスタイプ
外観上最も変化の激しいタイプ。コスモスに始まったものであり、このタイプの場合、色、模様、体系のみならず、顔の形まで大きく変化するものである。ニュージェネレーションヒーローはエックス以降はこれが主流だが、それ以前ではコスモスのみであり、またアイテムを使わずにこのタイプを使うのもコスモスのみ、他の戦士の力を借りずに行うのもコスモス、エックス、タイガ、トリガーなどと非常に少数である。 特にコスモスとトリガーは、初代タイプの戦士にありがちな後ろめいたトサカのあるデザインから、セブンタイプに多い前のめりな頭部に変わり、一見すると別人と思われてもおかしくないほど頭部が変化する。
ウルトラ戦士のタイプチェンジ一覧
ここではウルトラ戦士が単独で変身した形態のみを記述する。複数のウルトラ戦士が合体する形態についてはスーパーウルトラマンを参照。
下段に行くほど強化、☆は基本タイプ。:○○は該当する種類。
『ウルトラマンティガ』:使い分け、ティガタイプ初代
タイプチェンジの基礎を作り上げた平成の初代ウルトラマン。彼の場合は、タイプによって使い分け、またチェンジと言ってもせいぜい色が変わるだけで、模様なども終始変わらなかった。
『ウルトラマンダイナ』:使い分け、ダイナタイプ初代
ティガの反省を活かし、タイプチェンジに制約をかけた最初のウルトラマン。また、彼の場合は模様も変化し、タイプチェンジ後はプロテクターがなくなる唯一の例である。
『ウルトラマンガイア』:ヴァージョンアップ、強化、ダイナタイプ
使い分けがない代わりに、基本形態の更新と時間制限付きの強化が取り入れられた最初の作品。
☆(V1)
☆V2
- ウルトラマンアグル:ヴァージョンアップ
☆(V1)
☆V2
スプリーム・ヴァージョン※ステージ限定
『ウルトラマンコスモス』:使い分け、強化、コスモスタイプ初代
基本形態に赤色を一切含まない唯一の主人公ウルトラマン。彼の場合は、模様だけでなく頭部や声までもガラリと変わり、一見すると「誰だお前」と言われてしまっても仕方がないほどに姿が変わる。また、タイプによっては初代タイプの後ろ向きな頭部がセブンタイプに多い前のめりな頭部になるため、どの形態もデザインこそシンプルであるが、ある意味タイプチェンジウルトラマンでは一番変化が激しいと言っていいだろう。
平成ウルトラマンは派手な装飾が多いが、コスモスのみは装飾が一切存在しない。そのため、装飾皆無のタイプチェンジを行うのも彼が唯一である。
ミラクルナモード ※無限の優しさを持つのが真の勇者
- ウルトラマンジャスティス:強化、ダイナタイプ
『ウルトラマンネクサス』:強化、ダイナタイプ
『ウルトラマンメビウス』:強化、ダイナタイプ
変身アイテムを利用したタイプチェンジを取り入れた最初の例で、その販促も兼ねて毎回専用バンクが流れる形式が取り入れられるようになった。
☆
この他、メビウスインフィニティーとフェニックスブレイブは厳密にはスーパーウルトラマンであるが、メビウスの名を引き続き使用していることや顔の変化も少ないことから強化形態の一つとしてカウントされることもある。
- ウルトラマンヒカリ:装着
☆
ハンターナイトツルギ(勇者の鎧)
『ウルトラマンゼロ』:継承(使い分け)、装着、強化、コスモスタイプ
※以下は映像作品に登場したもののみ。
☆
『ウルトラマンギンガ』:強化、ダイナタイプ
ここから変身アイテムと連動したタイプチェンジ専用アイテムが使われるようになり、インナースペースで変身者がアイテムを操作してから形態変化するバンクが用いられるようになった。
☆
- ウルトラマンビクトリー:強化、ティガタイプ
☆
『ウルトラマンX』:装着、強化、コスモスタイプ
☆
ゴモラアーマー / エレキングアーマー / ベムスターアーマー / ウルトラマンゼロアーマー / ゼットンアーマー
『ウルトラマンオーブ』:継承(使い分け、強化)、強化(一部ヴァージョンアップ)、コスモスタイプ
この頃には変身とタイプチェンジがほぼ同様のプロセスとなり、基本形態を介さず他の形態に直接変身するパターンも珍しくなくなった。それも基本形態すら他と並行するタイプチェンジのバリエーションの一例として扱われた面が大きい。また、ゲームとの連動に伴い、映像作品には登場しない形態も展開されるようになった。
※以下は映像作品に登場したもののみ。フュージョンアップも参照。
オリジン・ザ・ファースト ※オーブの最初期の姿。
☆オーブオリジン ※オーブ本来の姿であると同時に最強タイプでもある。
バーンマイト / ハリケーンスラッシュ / ライトニングアタッカー
『ウルトラマンジード』:継承(使い分け、強化)、コスモスタイプ
※以下は映像作品に登場したもののみ。フュージョンライズも参照。
☆(アーリースタイルに似た姿のジード初期変身形態)
ギャラクシーライジング ※通常変身が不可能になった時期の代理形態
『ウルトラマンR/B』:どちらも曖昧、ティガタイプ
この他、ウルトラマンルーブとウルトラマングルーブは厳密にはスーパーウルトラマンだが、通常の変身同様にルーブジャイロとクリスタルを使うため、タイプチェンジの要素を含んでいる。
『ウルトラマンタイガ』:装着か強化、コスモスタイプ
☆
トライストリウム ※厳密にはスーパーウルトラマンだが、タイプチェンジの要素を含んでいる。
『ウルトラマンZ』:継承(強化、使い分け)、コスモスタイプ
※以下は映像作品に登場したもののみ。ウルトラフュージョンも参照。
『ウルトラマントリガー』:使い分け、強化、コスモスタイプ
『ウルトラマンデッカー』:使い分け、強化、コスモスタイプ
☆(????)……ある意味ではデッカーの前身形態とも言える。
タイプチェンジに準ずるもの
発光形態
劇場版作品に於いて、ウルトラマンが一斉に必殺技を放つ時、全身が黄金に光る現象が見られる。
普段の形態がそのまま発光しているし、出せる必殺技も特に変わりはないので、これらを明確にタイプチェンジに含めるかどうかについては意見が分かれる。
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンメビウスが「グリッターバージョン」として黄金に輝き、それぞれスペシウム光線、ワイドショット、スペシウム光線、メタリウム光線、ゼペリオン光線、ソルジェント光線、クァンタムストリーム、メビュームシュートを放った。
『決戦!ウルトラ10勇士!!』
ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンネクサス、ウルトラマンマックス、ウルトラマンメビウス、ウルトラマンゼロが「クロスオーバーフォーメーション」として黄金に輝き、それぞれゼペリオン光線、ソルジェント光線、クァンタムストリーム、ブレージングウェーブ、オーバーレイ・シュトローム、マクシウムカノン、メビュームシュート、ワイドゼロショットを放った。
ウルトライブ
ギンガに変身する際、無印ではタイプチェンジの要領で怪獣からギンガ、ティガからギンガへの再変身というプロセスを踏んでいた。
また、状況に合わせ怪獣から別の怪獣へと再変身するというパターンもあった。
ダークライブ
美鈴の父、石動がウルトラマンダークとウルトラセブンダークの力を使い分けて変身した。
ウルトラの父/ウルトラマンケン
ウルトラの父=ケンは見ての通り大きな角と髭が特徴だが、この姿は現在では光の国に代々伝わる聖剣『ウルティメイトブレード』による強化形態であることが明かされ、本来は角が小さく、後輩戦士たちのようにどこか若々しい姿だった。ケンはウルティメイトブレードで引き出された力を持ってエンペラ星人を退け、ウルトラ大戦争を終結させた。
しかし闇に堕ちたベリアルが光の国を襲撃、その際に親友への情故からなのか、ウルティメイトブレードによって強化された力を使わなかった。以後、そのことを悔やんだケンは、強化された姿を維持し続けるようになったという。
ウルトラマンベリアル
ウルトラマンベリアルも怪獣化という形で姿を変えている。これもある意味ではベリアル専用のタイプチェンジともいえるかもしれない。
☆(レイブラッド星人との融合)
ゾフィー
現在の姿はスターマークとウルトラブレスターを授けられた後天的なもので、それ以前は初代ウルトラマンに似たアーリースタイルとして登場している。
また、コスモテクターを身に纏う事でアンドロメロスになる事ができる。ただしゾフィーがアンドロメロスとして登場したのは、雑誌展開及びウルトラマンフェスティバル2017のみのため、コスモテクターを所持していないであろう映像作品のゾフィーが自由にアンドロメロスになれるかは不明。
ウルトラマンタイガ
厳密にはタイプチェンジではないが、それと似た要領で別のウルトラマンに変身する。
言うなれば、単純なチェンジである。
☆ウルトラマンタイガ:基本形態扱い
ウルトラマンタイタス:パワー形態扱い
ウルトラマンフーマ:スピード形態扱い
ウルトラマントレギア
姿を変えたという点ではタイプチェンジとも言えなくもない。彼の場合は装着型に該当する。
☆(グリムドを閉じ込めるための拘束具を纏った姿)
カブラギ・シンヤ/セレブロ
ヒカリの国から強奪したウルトラゼットライザーに怪獣メダルを挿入することで過去作に登場した合体怪獣に自在に変身が可能。
現時点では、ベリアル融合獣に変身した際にタイプチェンジの要領で複数の姿を使い分けているのが確認されているが、他の怪獣に変身した場合でも同様のことができるかは不明(ベリアル融合獣の場合、ベリアルの力という共通の要素があったことからこそ可能であったとも推測できる)。
関連イラスト
関連項目
ウルトラマン 平成ウルトラマン 令和ウルトラマン チートラマン
基本タイプ 中間タイプ 最強タイプ 最終タイプ 劇場版限定タイプ
愛の戦士レインボーマン…多段変身するヒーロー。ティガのプロデューサーを務めた笈田雅人氏いわくタイプチェンジの発想の原点。また、日本の特撮ヒーローのタイプチェンジの元祖的存在ともいえる。
仮面ライダードライブ…前述の通り。各フォームは「タイプ◯◯」という呼称をする