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表記揺れの編集履歴

2023-11-09 18:08:16 バージョン

表記揺れ

ひょうきゆれ

【一覧・リンクあり】 ここではpixivタグでの「表記揺れ」と呼ばれる、同じ意味を持つタグが同義語・文字の違い・記号の有無などで複数の表記がある状態について記述する(本来の「表記揺れ」は同義かつ同音の語句が異なって表記されることをいう)。

概要

pixivでは主にタグに関して、同じ意味・内容・機能の言葉(タグ)であるにもかかわらず、同義語・類義語やひらがなカタカナなどの混在が原因で、使用者によって表記が異なっている状態を指す。「表記ゆれ」または「表記ぶれ」とも呼称される。


※pixivのタグに限らない本来の「表記揺れ」は、同義かつ同音の語句が異なって表記されることをいう(同音でない同義語や別称は含まない)。


読みは同じでも、漢字などの違いで意味が異なる言葉同士(たとえば「燃え」と「萌え」、「道着」と「胴着」など)は「同音異義語」にあたるため、表記揺れには含まれないものとする。

もとより、漫画家の「手塚治虫」を「手塚治」と書いてしまったり、また英語の“light”・“right”・“wright”のように(カタカナ表記では同じ「ライト」ではあるが)、文字・綴り・意味・発音の全てが異なるなどのケースでは、原則的に「表記揺れ」ではなく単なる誤字・誤記として扱われるべきであろう。


表記揺れとして、「漫画 / まんが / マンガ」を例にすれば、いずれも日本人(または日本語の分かる人間)から見れば「同じ意味の言葉」と受け取れるが、コンピュータはこれらを「全く別の言葉」と解釈するため、検索に不便となる(ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベット・記号の文字コードが全く異なるため)。


タグでの望ましい表記

統一のメリットとデメリット

同じ意味のタグは出来れば単独の言葉に統一した方が便利ではあるが、pixivのユーザーも増え、コンテンツとして巨大化した状況では現実的ではないと思われる。日本語には公的な正書法が存在しないこともあり、用語の統一は非常に困難。加えて統一しようにも「どれを選ぶか」について見解が分かれることもあり、一見して表記揺れな言葉でも「実は使い分けられている」ことがあるため、それらを排除してしまうわけにもいかない。


また、完全に言葉を統一してしまった場合、それが個々の検索者が思い浮かべたものと違っていれば、検索結果一覧には何も表示されないことになる。しかし、何らかの形で主流のタグが判明し、そこに辿り着けることに越したことはない。1作品に表記揺れタグを全て付けた「誘導イラスト」を、有志が用意する方法もある。


対策など

前述のとおり、タグの役割(検索時の利便など)を考えると「一番多く使われていて、他の意味での使用が無い」表記が望ましい。


作品名では正式名称、人物名ではフルネームが基本的に推奨される。

特に人名の場合、「姓だけ」または「名だけ」のタグは他の人物と混在する危険が増すため、推奨されない。

ただし、フルネームが判明していなかったり、略称・通称の方が通じやすいため多く使われているケースも見られる。


例外として、アキュートがある。これに関しては、アキュート有りとアキュート無しが明確に(作品タグとしては)別扱いとなるが、大百科ではアキュートの有無によらず「同一のもの」と判定される場合がある。


検索・閲覧

ピクシブ百科事典の各記事内に表記揺れ一覧がまとめてある場合は、それらを参考にすることが可能。

それが無い場合、思い浮かんだ表記での検索をいくつか試し、適切な表記を見つけることも考えられる。


ひとつの表記が圧倒的に多く使われている場合であれば、それだけを使っても問題は小さい。

表記揺れをまとめて検索したい場合は、「OR検索」やオプション機能の「部分一致検索」が効果的。

表記揺れ・類語間で部分一致が大きければ、「部分一致検索」の使用で事足りる場合もある。


タグ編集

そのタグの登録数が一桁に近いならば、(百科記事を新規に作成せず)検索で出た全ての投稿作品を多数派のタグに付け替えた方が良いのかも知れないが、前述の通り実は使い分けられているケースもある。


pixivのルールでは、タグ欄に関する編集制限は厳しい(ひとつのユーザーアカウントがある作品に対して一度に付与または削除出来るタグはひとつだけの上、一定時間が経過するまで再度の編集行為はブロックされる)が、制限が解除されるまでは他作品の閲覧、コメント投稿、タグ編集やピクシブ百科事典記事の編集でもして待つべし。もしくはタグを消す人と付ける人、両者のアカウントで組めば相当早いと思われる。

表記揺れの言葉が、同作品でいくつもタグロック(投稿者自身によるタグ付けと編集禁止処置)されている場合は、編集可能な枠に新たな言葉を付け加えるだけにするか、投稿者にメッセージなどで意見を送るのも方法である(ただし、メッセージやコメント欄を読まない投稿者もいるので、事前にプロフィールの自己紹介をチェックしておくことも推奨される)。


また「見た目は同じでも、入力したOSによって異なる記号になってしまうタグ」にも要注意。例えばMacで入力すると普通に出る「(波線)」だが、Windowsで入力しようとすると「~(チルダ)」が出てしまう(この実装は本来誤り)。こうしたタグをうっかり付け替えてしまうと、特定の機種で検索不可能になってしまうおそれがある。


記事編集

ピクシブ百科事典で、表記揺れタグに関する(タグ数が少ないものから多いものへの)誘導記事を新規作成する方法。

比較的多く使われている表記揺れでは、これが適切と思われる。

以下は、誘導記事のメイン画像に貼られるイラスト。

【ピク百用】転送記事用予備画像(再投)


また、誘導先(主にpixivで最も多く使われているタグ)の記事で表記揺れの一覧をまとめておけば、閲覧・検索の手助けになり、他者の編集により自分だけでは知り得なかった表記が見つかる可能性もある。

ただし、ピクシブ百科事典では特定の表記についてのみ記事が作製されていることもしばしばある。多く広まっているタグ表記と、ほとんど使われていない表記揺れとの差が激しい場合、後者の記事を新規に立ち上げるかどうかは編集者各自のセンスに委ねられるだろう。

中には、タグとして用いられたことが無い(検索でのヒット数が0な)単語にもかかわらず、その単語を「表記揺れ」として記事を作っているユーザーもいるが、そのタグを誰も利用していない以上は誘導する必要も無いので、ほぼ無駄な行為と言える。

(現在のピクシブ百科事典は、必ずしもpixivのタグについて解説するだけの場所ではなくなっているとは言え、マニアックな複合語やピンポイントタグと同様に)上記のような記事はただ容量を使う上、不必要に増えていくと検索の邪魔にしかならない。

そのため、該当の表記が「実際にタグとして使われているか」をちゃんと確認してから、記事作成することが望ましい。


表記揺れの原因と例

全角・半角文字(記号・英数字など)の違い

 

漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベットの違い

絞り込み検索のために、下記のような文字違いタグを複数並列して付ける方法もあるが、その分タグの残り枠を圧迫してしまう面もある。


異体字・仮名使いの違いなど

ピクシブ百科事典では漢字一文字のほうが親記事にしやすく、「羽根」は「羽」への誘導記事扱いだが、タグとしては逆に文字数の多い「羽根」の方が絞り込み検索では使いやすい。


名詞と動詞・形容詞


送り仮名の有無


以下は、送り仮名の有無で読み方も変わる例(意味は同じ)。


長音符()の有無


前後の逆転

言葉内で文字や単語を入れ替えても、ほぼ同じ意味で通じるもの。ただし「蜂蜜」と「蜜蜂」、「怪物」と「物の怪」、「ガンダムZZ」と「ZZガンダム」などのように、入れ替えによって意味・用法が大きく変わってしまう言葉同士は、表記揺れには含まれない。


なお、同じ現象・情景を表しているようでいて、言葉を入れ替えると若干ニュアンスが変わるものも見られる。


文字と絵文字・記号

ハートの「❤」など機種依存文字の記号も多い。


接辞や強調の有無

「○○絵」「○○画」系のタグは、絞り込み検索を行う際に有効。たとえば「自然」と「自然画」は同じようなタグだが、「自然」の部分一致検索では「混ぜるな自然」なども含んでくるためである。


同一概念・類義語・別称


外来語と国語・訳語の違い


正式・一般名称とその略称・俗称


同一表記で異なる読みと意味


食品


固有の作品名・人名など

作品名が一般名詞そのままであったり、単に人物同士の「姓や名が同じ」な例は枚挙に暇が無く、また「曖昧さ回避」の領分にもなるため、本記事では割愛する。

公式表記との食い違い

「文法上の誤りは無いが、作品上の公式表記に照らせば異なる」名称が(事前確認されず)使われてしまうケースはしばしば見られる。

誤記一覧も参照のこと。


記号の有無


また、中黒()の有無については『正式表記は「・」入りだが、一般に使われるタグでは省かれる』という事例が見られる。


数字表記

漫画・アニメなどの作品名に「数字」が含まれている場合、「アラビア数字(算用数字)」「ローマ数字」「漢数字」を取り違えることがある。

また、執筆者が機種依存文字の問題を気にして、ローマ数字をアラビア数字に置き換える場合も。


正式名称(フルネーム)と略称・別称の違い

中には、原作者や制作会社が決めた「公式の略称」も存在する。


姓のみで表記されることが多い人物


下の名前のみで表記されることが多い人物


姓名の片方や両方が別の意味・用法で使われている人物


同姓同名・同一表記の人物(合成語や括弧付きによる曖昧さ回避)

曖昧さ回避の記事も参照。


同一人物の別表記

文献や登場作品によって漢字などが異なる場合、誤った使われ方がされやすい。


アキュートの有無

etc…


使用数の多い表記揺れタグ

一般 / 汎用タグ

2番目が100000件以上


2番目が10000件以上


2番目が5000件以上


2番目が1000件以上


2番目が500件以上


2番目が100件以上


作品名などのタグ

※は略称タグの方が正式名称を上回っているもの

2番目が100000件以上


2番目が10000件以上


2番目が5000件以上


2番目が1000件以上


2番目が500件以上


2番目が100件以上


キャラ名タグ

2番目が10000件以上


2番目が5000件以上


2番目が1000件以上


2番目が500件以上


2番目が100件以上


関連イラスト

ピクシブ百科事典  表記揺れ 誤変換


同義語・表記揺れ

表記ゆれ / 表記ユレ 表記ぶれ


関連タグ

タグ 誤記 誤変換 なぜか変換できない 棲み分けタグ 曖昧さ回避

同姓同名 スラング 方言 外国語 和製英語

pixpediaで分割された項目

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