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超巨大怪獣の編集履歴

2024-03-28 12:44:57 バージョン

超巨大怪獣

ちょうきょだいかいじゅう

超巨大怪獣とは、怪獣の中でも特に巨大な怪獣の事である。

概要

ウルトラシリーズに登場する怪獣の中でも身長(あるいは体高)が数百~数千mクラス、あるいはそれ以上の怪獣を指す。

よく勘違いされるが、全長が非常に長くても身長や体高が基準に達していない怪獣はここに含まれない(蛇型、頭足類型の怪獣に例外あり、後述)。シリーズは違うが仮にダラ・アマデュラをこの項目に入れようと思っても基準に達していないため、カウントされないのである。


基本的に身長120m以上ある怪獣がここにカウントされる(パラゴンヒッポリト星人の幻影も200m以上あったが、実体ではないため含まないものとする)。

ちなみに身長120mとは初代ウルトラマンの約3倍、ウルトラ戦士の中でも高身長なウルトラマングレートウルトラマンゼアスの約2倍に相当するため、超巨大を名乗るのに相応しい大きさと言える。

また、ここでは怪獣や宇宙人を中心に記載する(超巨大な敵ではブラックスター機械島もあったが、それらは怪獣やロボットと言うより建造物に近いためここには含まれない)。


その大きさ故にラスボスとして登場する事も多いが、物語中盤で登場する事も割とある。

どれもフルCGで描かれると思われがちだが、実際には着ぐるみ造形物を合わせて表現された怪獣の方が多い。円谷プロの凄まじさがよく分かる。


昭和シリーズでは『ザ☆ウルトラマン』や『ウルトラマンUSA』といったアニメ版での登場が殆どで、主に平成シリーズに入ってからこの手の怪獣が多く登場している。特に劇場版作品では、「複数のウルトラマンが巨大過ぎる怪獣を相手に協力して戦う」展開が多い。

新世代ヒーローズ以降はこの手の怪獣は少なくなり、恐らく、怪獣を作るための造形物やCGの予算が足りないためだったり、着ぐるみが重くて動きにくくなったり、別作品に流用辛くなるなどの理由からだと思われる。

しかし、令和ウルトラマンからは少なくとも必ず1体は登場する様になり、上述の問題はほぼ解決されたと思われる(『ウルトラマントリガー』と『ウルトラマンデッカー』は怪獣では無いが超巨大になった敵が登場している)。


ウルトラシリーズにおける超巨大怪獣の一覧

A:造形物や着ぐるみが作られたもの

B:実写だが、特殊な演出で表現されているもの

C:フルCGによるもの


一覧1(実写作品)

主に時系列順に記載する。


昭和ウルトラマン

怪獣出典身長(全長)タイプ
バルンガウルトラQ50m~無限大A
ワイアール星人ウルトラセブン1.8~150m※7A
宇宙竜ナース『ウルトラセブン』120m※8A
暗黒怪獣 バキューモン帰ってきたウルトラマン無限大B
ゲランウルトラマンタロウ120m※8A
スクラップ幽霊船バラックシップウルトラマン80120mA
怪獣戦艦 ギエロニアアンドロメロス1313mA
怪獣戦艦 ベムズン『アンドロメロス』990mA
怪獣戦艦 キングジョーグ『アンドロメロス』960mA
円谷ロゴウルトラマンになりたかった男不明(ウルトラマンの10倍以上)A

海外ウルトラマン

怪獣出典身長(全長)タイプ
悠然たる尚早の巨獣_ギガザウルスウルトラマンG120m※8A
異星にそびえる一角 リュグロー『ウルトラマンG』120mA
正義の行進 UF-0『ウルトラマンG』15~180mA
蹂躙する滅び  シラリー『ウルトラマンG』120mA

TDG三部作

怪獣出典身長(全長)タイプ
虹色怪獣  タラバン(母)ウルトラマンティガ200mA
邪神『ウルトラマンティガ』130m(全長200m)A
センシティブな作品ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY888m~無限大C
ウルトラマン5番目の使い魔『深海竜の目覚め』ウルトラマンダイナ155m※8A
スヒューム『ウルトラマンダイナ』193mC
生物兵器  メノーファ『ウルトラマンダイナ』164mA
グランスフィア『ウルトラマンダイナ』1万2756kmC※1
クイーンモネラウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち258mA
惑星破壊機 ヴァーサイトウルトラマンガイア不明(全長800m)A
超巨大天体生物 ディグローブ『ウルトラマンガイア』不明(小惑星サイズ)※2A
次元竜『ウルトラマンガイア』不明(首の大きさだけでウルトラマンの3倍以上)※2A
超巨大単極子生物 モキアン『ウルトラマンガイア』333mA
降臨—根源破滅天使 ゾグ『ウルトラマンガイア』127mA
  • ゾグ(第2形態)
平成ジャンボキング
『ウルトラマンガイア』666mA

コスモスハイコンセプト・ウルトラマン・その他


ゼロ新世代ヒーローズ・その他


令和ウルトラマン


一覧2(アニメ作品)

ザ☆ウルトラマン


ウルトラマンUSA

怪獣身長(全長)
イーム152.4m
キングマイラ40㎝~無限大

一覧3(イラストのみ公開・書籍作品など)

怪獣出典身長(全長)
ヤマトンウルトラマン250m
ペストリア『アンドロメロス』推定1000m以上
ユーゼアルウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント150~200m
マガタノゾーアウルトラマンオーブ130m(全長200m)

当ページに記載した怪獣達の基準について

※1:どう見てもCGなグランスフィアだが、実は60cm程の造形物を使って撮影されており、Uキラーザウルス・ネオの上半身は着ぐるみの流用によって表現されている。

※2:ディグローブやゾーリムの正確な大きさは「不明」だが、明らかにガイアより大きく表現されているためここに記載する。ゾーリムは首の直径だけでもガイアの3倍以上はあり、蛇型だが文句無しの超巨大怪獣である。

※3:ダークバルタンは通常51mだが、巨大化時は357mにもなるため記載する。

※4:ビクトルギエルグリーザの身長は「測定不能」だが、こちらは諸事情で測定不能となっているだけで、実際にはウルトラマン達と同じくらいの大きさであるためここには記載しない。

※5:シルバーブルーメは無限に巨大化可能だが、殆どが触手の長さによるものであり、本体は29m程度のまま。したがって、ここでは記載しない。

※6:ダランチュラスザ・ワン・ベルゼブア・コローネなどは翼長が120m以上あるが、本体の身長が基準を満たしてないため、ここでは記載しない。

※7:ワイアール星人は設定上の身長が最大150mのため記載しているが、実際にはそこまで巨大には描かれておらず怪しい所はある

※8:ナース、ゾーリム、ジャニュールなどの蛇型怪獣や、ゲランやギガザウルスのような竜脚類型怪獣のそれは、どちらかというと身長ではなく全長の方に見えるが、各媒体では全長ではなく身長と表記されている。蛇型の怪獣の「身長」と「全長」に関しては、今後も慎重に判断していく必要がある(条件次第では、このカテゴリーの定義そのものが変化する可能性があるため)。


番外

ゴーデス(第2形態)ダイオリウスミズノエノリュウ:惜しくも身長120mに届かなかった怪獣達。それでも十分デカいが。

ガラオン:完成すれば全長400mになるはずだったが、劇中では未完成のままで終わったため、ここでは記載されない。

ブラックスター円盤生物の母星とされる惑星。星そのものが円盤生物とも推測されており、事実である場合は惑星サイズの超巨大怪獣ということになる。

タイラントスーパーグランドキングファイブキンググランドキングメガロススフィアザウルスアークボガール:オリジナルの個体こそウルトラ戦士とそこまで変わらない大きさだが、『ウルトラヒーローズEXPO』などのバトルステージではウルトラ戦士の何倍もの大きさで登場する事がある。着ぐるみは主にバルーンなどを使っている。


ウルトラ怪獣以外の「超巨大怪獣」

世界を見渡すと、ウルトラ怪獣以外にも「身長(あるいは全高)120m以上」という基準に該当する怪獣がいたりする(日本ではほぼゴジラ怪獣だが)。本来はこれらを「超巨大怪獣」とは呼ばないかもしれないが、同じ怪獣は比較されやすいため、おまけで紹介する。


日本(ウルトラシリーズ以外)

ゴジラシリーズ

ゴジラ・アース:身長300m

最後の 対決

・平成キングギドラおよびメカキングギドラ:身長140m

超ドラゴン怪獣 キングギドラ

モンスターXカイザーギドラ:身長120m→140m

カイザーギドラ

黄金の終焉:推定25km以上(最大値)

高次元怪獣ギドラ

ハリウッド版ギドラ:身長158.8m

【GKOM】ギドラ

ビオランテ(植獣形態):身長120m

ビオランテ

スペースゴジラ:身長120m(飛行形態時は身長250m)

究極の戦闘生物地球へ

デストロイア(完全体):身長120m

デストロイア

ファイナルウォーズガイガン:身長120m

GFWガイガン

・ファイナルウォーズ版ヘドラ:身長120m

ヘドラ(2004) 【ニコニコ動画用イラスト】


ガメラシリーズ

マザーレギオン:身長140m(※ソフビに付属された説明書の記述より)

巨大レギオン

ギャオス3:全長220m


その他

ドゴラ(宇宙大怪獣ドゴラ):ミクロ~無限大

ドゴラ 【ニコニコ動画用イラスト】

ブラック・ジャイアント(マグマ大使):身長150m

ゴアゴンゴン(マグマ大使):身長200m

線画ゴアゴンゴン

ネッシー(怪獣王子:全長275m(身長でもおそらく120mは超えている。また、同作には他にも全長120m超えの敵怪獣が多数登場している)

怪獣王子

大ダコ(戦え!マイティジャック):全長270m(身長不明のため議論の余地あり)

マウントドラゴン(スペクトルマン):身長150m

ドクロン(スペクトルマン):身長172m

ゴメロス(ファイヤーマン):計測不能(惑星生命体であり、文字通り惑星サイズ)

フウリンイドム(鉄甲機ミカヅキ):推定身長400m

シンゲツビースト(鉄甲機ミカヅキ):身長120m

妖怪獣(妖怪大戦争 ガーディアンズ):初期形態で全高300m以上

希望(大怪獣のあとしまつ):推定身長約200m

希望

月の壁(TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇):体長3500km(身体の上下前後左右どこを計測した数値かは不明だが、体型から身長が数千kmなのは確実)

犬の植木鉢(帰ってくれタローマン):不明(島サイズ。頭部の角だけでタローマンの10倍以上の高さ)

奇獣犬の植木鉢

ゴーヤベック(SSSS.GRIDMAN):体長399m(体型から身長も120mを超えていると思われるが、議論の余地あり)

鳴・動 ゴーヤベック

ギドドンガス(トップをねらえ!):全長3000~10000m(体型から身長も最小個体で300m以上と思われる。個体差あり)

あけましてギドドンガスッ!!!!!

エグゼリオ変動重力源(トップをねらえ2!):出現時点で全長18000km(その正体は惑星規模の巨大な怪獣。その後さらに成長している)

イグルネスティア(ミストトレインガールズ):推定身長約480m

Skeb リクエスト3

フードロスラ(レスキューフードロス特捜隊):身長推定250m

エッチ(キユーピーの怪獣トランプ):身長1000m

センシティブな作品

ワルプルギス・ナハト(魔法少女まどか☆マギカ):推定身長400m

ワルプルギスちゃん

まどか山(魔法少女まどか☆マギカ):推定身長400m以上

まどか星(魔法少女まどか☆マギカ):惑星規模だが計測不能

マッシブオブリ(スクールガールストライカーズ):最大のものは惑星規模まで巨大化

ゼゼゼットトトソ(ケロロ軍曹):身長2000m

スペースタイパン(トリコ):全長8000万km(惑星を丸飲みできるサイズ)


海外(ウルトラシリーズ、ゴジラシリーズ以外)

パシフィック・リムシリーズ

スラターン:体高181m

大魔獣帝スラターン

スカナー:体高134m

メガ・カイジュウ:体高128.01mもしくは152.4m(さらに巨大とする設定もあるが、どのみち超巨大怪獣の条件は満たしている)

メガ・カイジュウ


その他

ヤンガリー2001:身長152.4m

怪獣大決戦ヤンガリー

HAKAISHA(クローバーフィールド):1作目登場時は身長91mだが、実はこれでも幼体。2作目の『クローバーフィールド パラドックス』のラストに、雲海を突き破って超巨大な個体が出現する。これがどういう個体なのかは不明だが、その身長は少なくとも2,000m以上に及ぶと思われる。

参考動画(該当動画の1:20辺りから。この雲海は周囲の雲の形状から層積雲と推測され、その高度は最大2000mである)

KΦネタバレ!

SCP-169(SCP Foundation):全長2000~8000km(広義の蛇型に含まれる体型だが、身長も120mは越えると推測できる)

169

クトゥルフ神話の「神」たち


おまけ

電エース:身長2000mの巨大ヒーローが主役の作品。相対する怪獣も軒並み同スケールである。

矢車りね:非公式Wikiによると身長最大190mになれる……らしいが、これはおふざけででっちあげた嘘設定らしいため、真に受けてはいけない。

天元突破グレンラガン:怪獣ではないが、グランスフィアよりデカい人型ロボットや敵黒幕が登場する。……これらは怪獣と言っていいのだろうか?


これら以外にも、条件を満たす怪獣が今後各作品から登場する可能性がある。また、オリジナルの怪獣作品や二次創作で、オリジナルの超巨大怪獣が作られる事もある。


関連項目

ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣 怪獣

ラスボス(ウルトラシリーズ)最強怪獣:この部類に当てはまりやすい。

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