日常系

にちじょうけい

日常系とは、エンターテインメント作品のジャンルの一つ。

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目次 [非表示]

1 概要

2 詳細

2.1 非日常要素の混じった日常系

3 主な日常系作品

3.1 あ

3.2 か

3.3 さ

3.4 た

3.5 な

3.6 は

3.7 ま

3.8 や

3.9 ら

3.10 わ

3.11 番外（近代の作品）

4 関連イラスト

5 関連タグ

6 外部リンク

もしかして→新日常系

概要

登場人物が各々の個性を発揮しつつ、「日常」を送る物語の事。その作品の空気(雰囲気)を楽しむという意味で「空気系」という呼び名が提案された時期もあり、日常系と空気系は別で、言葉ができる前のサザエさんのような作品を「生活もの」という言い方もしていた。現在はごく一部の研究者しか空気系を使用しておらず、いずれも同じような意味で使われている。

日常系というとご長寿アニメと一部の萌え系が有名だが、上記の特徴に当てはまればなんでも日常系と言えるだろう。

詳細

上記の概要からもわかるように、非常に幅広い作風の作品を含んでいる。「日常系」は2000年代中頃から広く使われるようになった言葉だが、それ以前から日常系の定義にあてはまる作品は多く発表されていた。古くからのジャンルで言えば、ホームドラマもここに含まれる。

異世界もの（SF、ファンタジー）のような凝った舞台仕掛けや、ミステリーやアクション、恋愛、バトル展開などのわかりやすい起承転結が無いので、そういったフィクションを好む人には「中身がない」「美少女・ゆるキャラ動物園」と言われがちなジャンルでもある。

だが、展開及びキャラの変遷による作風の変化や当たり外れが少ない為、長く楽しめるとこのジャンルを一番愛する人も少なくない（日常系でもコメディのように「オチ」に繋げる為の本筋があるものや、作品世界を考察できるものもある）。

ただし、日常系はミステリーやアクション、恋愛、異世界要素を排除するものではない。週間雑誌などで日常系に別の要素が絡むと、次第にそれに特化されていき、「序盤は日常系だったのだが…」という展開になる事もある（ジャンプ作品に多い）。

日常系じゃない物語でも、「番外編のみが日常系」という事は非常に多く、その逆パターンで、「日常系の番外編が長編」という事もある（ドラえもんやクレヨンしんちゃんがこのパターン）。二次創作の世界でも日常系ではない原作を日常系にする手法や、その逆の手法が定番化している（〇〇パロの記事参照）。年齢操作、SD化、学パロ、家族パロなどの手法も使われている。