概要
2017年3月25日公開の映画。
正式タイトルは『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』。
『仮面ライダーエグゼイド』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』と『動物戦隊ジュウオウジャー』をメインとし、ほぼ恒例のタロスズの他、テレビ本編で死亡したキャラである九条貴利矢/仮面ライダーレーザー・北岡秀一/仮面ライダーゾルダ・陣マサト/ビートバスター等が登場。
過去にナムコ(現バンダイナムコ)が発売したゲーム『ゼビウス』、『ギャラクシアン』ともコラボを行い話題を呼んだ。
また、本作冒頭では現実世界に出現したゼビウス軍団に韓国首都・ソウルが襲撃されるが、これは4月14日より配信開始される『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』が韓国を舞台としていることの宣伝と思われる(要出典)。
過去作品からも様々なヒーローが登場し、何と仮面ライダーアマゾンズからアマゾンアルファ・アマゾンオメガ・アマゾンネオまで登場。また、過去にヒーロー達を苦しめた地獄の軍団も次々と復活を遂げ、TV本編ではまだ死んですらいなかった『ジュウオウジャー』の悪の親玉・ジニス様が、この映画のCMでいきなり怪人軍団に混じって登場していた事もネット上ではネタにされていた。
春の劇場版では強化形態等は主役ライダー以外は登場しない事が多いが、本作では多くの強化形態等が登場する。
一方で、仮面ライダーの元祖である仮面ライダー1号や、スーパー戦隊の元祖であるアカレンジャーは一切登場していない。また、本作の登場人物で現実世界に存在するのは『エグゼイド』、『キュウレンジャー』、『ジュウオウジャー』の面々のみで、それ以外は本人では無くゲーム世界に存在するキャラクターとして登場する。世界観は『エグゼイド』がベースであり、『ジュウオウジャー』最終回で現実世界と融合したジューランドは本作では別に存在している(『キュウレンジャー』本編はパラレルワールドを舞台としている)。
公開翌日の2017年3月26日放送の『キュウレンジャー』第7話「誕生日を取り戻せ」&『エグゼイド』第24話「大志を抱いてgo together!」では映画公開記念スペシャルと言う事で『キュウレンジャー』には仮面ライダーエグゼイドが、『エグゼイド』にはシシレッドがゲスト出演した。
また、面識に関しては矛盾点こそあるが、本作と本作の後日談に当たる『仮面戦隊ゴライダー』での出来事は『スーパーヒーロー大戦GP』と『仮面ライダー4号』と同様に正史として組み込まれており、パラレルワールドの世界観では無い。
『仮面ライダー大戦』、『スーパーヒーロー大戦GP』では仮面ライダーがメインでスーパー戦隊はゲストに近い扱いだったが、今作では久々にスーパー戦隊側もメインで活躍する作品である。
尚、本作で一旦スーパー戦隊と仮面ライダーが劇場版で共演する事は暫くの間は無くなり、その4年後の『スーパーヒーロー戦記』までスパンを空ける事になる。
ストーリー(公式サイトより抜粋)
物語は、大空を覆いつくさんばかりの超巨大浮遊要塞が突然飛来し、総攻撃を開始、世界の大都市が壊滅状態に陥るところからスタートする。仮面ライダーエグゼイド、宇宙戦隊キュウレンジャーが迎え撃つも、圧倒的な大きさと数を有する謎の敵にまったく歯が立たない。だが、その窮地を救うヒーローたちが現れる。死んだはずの九条貴利矢と、見たこともないヒーローの勇姿…。敵はどこから、一体何のために来たのか?命を落としたはずの者たちが、なぜ現れたのか?そして、勝利の行方は…?
超スーパーヒーロー大戦
各作品のヒーロー達の夢のチームアップ!?
チームエグゼイド |
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仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢(演:飯島寛騎) |
アオニンジャー/加藤クラウド八雲(演:松本岳) |
ビートバスター/陣マサト(演:松本寛也) |
仮面ライダーゾルダ/北岡秀一(演:小田井涼平) |
仮面ライダー電王(ソードフォーム)/モモタロス(CV:関俊彦) |
現実世界 |
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仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩(演:瀬戸利樹) |
仮面ライダースナイプ/花家大我(演:松本享恭) |
仮面ライダーパラドクス/パラド(演:甲斐翔真) |
宇宙戦隊キュウレンジャー |
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シシレッド/ラッキー(演:岐洲匠) |
サソリオレンジ/スティンガー(演:岸洋佑) |
オオカミブルー/ガル(CV:中井和哉) |
テンビンゴールド/バランス(CV:小野友樹) |
オウシブラック/チャンプ(CV:大塚明夫) |
ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ(演:山崎大輝) |
カメレオングリーン/ハミィ(演:大久保桜子) |
ワシピンク/ラプター283(CV:M・A・O) |
カジキイエロー/スパーダ(演:榊原徹士) |
動物戦隊ジュウオウジャー |
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ジュウオウイーグル(CV:中尾暢樹) |
ジュウオウシャーク(CV:柳美稀) |
ジュウオウライオン(CV:南羽翔平) |
ジュウオウエレファント(CV:渡邉剣) |
ジュウオウタイガー/アム(演:立石晴香) |
ジュウオウザワールド(CV:國島直希) |
キュウレンジャーからはナーガ・レイ、ジュウオウジャーからはアムがストーリーに深く関わる事になる。
参加チーム
その他のチーム
チームレーザー |
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仮面ライダーレーザー/九条貴利矢(演:小野塚勇人) |
メガレッド |
シンケンブルー |
仮面ライダー斬月・真 |
ボウケンピンク※CMではピンクレーサーと誤植されていた。 |
仮面ライダー電王 ガンフォーム |
このチームだけ6人体制である。チームレーザーのメンバーに共通する特徴は、全員が銃や弓などの飛び道具を所有している点。また、この他の共通点として偶然か否かメンバーがエグゼイドに登場したゲームに関連したモチーフになっている(ただしメガレッドのみは恐らく格闘ゲームの達人でゲームのヒーローに変身すると言う点で選ばれたものと思われる)。
アマゾンズチーム |
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仮面ライダーアマゾンオメガ |
仮面ライダーアマゾンアルファ(CV:谷口賢志) |
仮面ライダーアマゾンネオ:本作が先行登場 |
実は3人一緒に共闘した作品は後にも先にもこの作品だけである…。
ダークライダー3人衆 |
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仮面ライダーダークゴースト |
仮面ライダーダークドライブ |
仮面ライダーダークカブト |
アマゾンズチームを倒したエグゼイドの前に登場し、特報でも存在感をやたら放っていたが、尺の都合で戦闘シーンは大半がカット。ダークカブトとダークドライブはこれが実写最後の登場であり、後者は仮面ライダーハッタリのスーツに改造されて再登場の芽は摘まれた。
最強ライダーチーム |
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仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム |
仮面ライダーアギト バーニングフォーム |
仮面ライダー龍騎サバイブ |
仮面ライダードライブ タイプトライドロン |
仮面ライダーゴーストムゲン魂 |
バーニングフォームのみ中間フォームとなっている。
ゴーカイレッドのみ基本形態。最強形態はゴールドモードが既にあるが、再登場はスーパー戦隊最強バトル!!まで待たねばならない。
本作に登場する空蝉丸は何故かガブガブリチェンジャー(ガブリチェンジャーのリカラー版。本来はジュヒョク=ブレイブキョウリュウゴールドが持つアイテム)を装備している。ブレイブキョウリュウゴールドはガブリチェンジャーがガブガブリチェンジャーに変わっていること以外は本家と変わりない見た目をしているため、本作に登場するキョウリュウゴールドはビジュアル的にはブレイブキョウリュウゴールドである。
- ???
超ショッカー大戦
超スーパーヒーロー大戦のボーナスコンテンツ、各作品の悪役達が勢揃い?!
ショッカー
ショッカー首領三世/大蜘蛛大首領(演:ダイヤモンド☆ユカイ):本作に登場するショッカー首領。
幹部
地獄大使(ショッカー)
黒十字王(黒十字軍)):戦隊最初のボスな為か、事実上のNo.2を務める。
戦闘員
エネミー
アンドアジェネシス(ゼビウス)
エイリアン(ギャラクシアン)
その他の登場人物
仮野明日那/ポッピーピポパポ:『エグゼイド』のヒロインだが本作でもヒロイン。ゲーム世界と現実を行き来出来る事から、CRとキュウレンジャーが一時的に対立する事にも繋がった。歴代春映画に登場したヒロイン達と比較しても出番は終始ある(過去の春映画に登場したヒロイン達は序盤の出番だけでそのまま最後まで出て来なかったり、EDでチラッと出て来る位)。
霧野エイト:本作のキーパーソンとなる少年。かつて飛彩が主治医となった患者だが…。
劇場版限定フォーム
仮面ライダーブレイブがギャラクシアンガシャットを使用して変身する強化形態。
劇場版限定ライダー
ゲームの世界の鏡飛彩が変身するライダー。レベルは50相当。勇者や天使を思わせる外見をしている。
映像ソフト化
2017年8月9日(水)にDVD&Blu-rayで発売。
主題歌情報
- 「ray of light」
関連タグ
スーパー戦隊最強バトル!!…2年後に放送されるスペシャル番組。スーパー戦隊だけだが、性格や共通点で5人1組のチームを編成し、バトルロワイヤルを繰り広げる。
仮面ライダー映画関連タグ
仮面ライダー平成ジェネレーションズ→超スーパーヒーロー大戦→トゥルー・エンディング
スーパー戦隊映画関連タグ
ジュウオウジャーVSニンニンジャー→超スーパーヒーロー大戦→ゲース・インダベーの逆襲