ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

JRA賞の編集履歴

2022-07-28 22:29:50 バージョン

JRA賞

じぇいあーるえーしょう

JRA賞は、JRAが制定している中央競馬に関する年間表彰制度である。

概要

中央競馬での活躍に関する表彰制度としては、1954年に競馬新聞を発行していたところが制定していた啓衆賞が始まりであり、1972年にそれを引き継ぐ形で中央競馬の機関紙(月刊誌)である「優駿」の主催で優駿賞となり、1987年にJRAが直接主催する形でJRA賞となった。

競走馬騎手調教師に対する表彰と、馬事文化の発展に顕著な功績があった個人・団体に対する馬事文化賞があり、毎年1月上旬に前年度の表彰が発表される。


競走馬部門

競走馬部門は現在、新聞・放送局の競馬担当記者による記名投票で選出され、1/3以上の得票で選出。(投票内容はJRA公式ページで公表されている)最高得票が1/3以下や1位票が同数の場合は有識者による審査委員会で決定される形になっている。なお、投票対象馬はJRA所属馬に限らず、地方競馬、外国競馬所属馬も対象となっている。

現在設定されている部門とpixivが開設された2007年以降の受賞馬は以下の通り。


年度代表馬

各部門賞選出馬から選ばれる。詳細は当該記事を参照




最優秀2歳牡馬

★は満票での選出



最優秀2歳牝馬

★は満票での選出




最優秀3歳牡馬

☆はクラシック三冠馬

★は満票での選出




最優秀3歳牝馬

☆は牝馬三冠馬

★は満票での選出




最優秀4歳以上牡馬

★は満票での選出


馬名当年成績当年の主な勝鞍
2007アドマイヤムーン6戦4勝ドバイデューティーフリー 宝塚記念 ジャパンカップ
2008スクリーンヒーロー6戦3勝ジャパンカップ
2009ドリームジャーニー8戦3勝宝塚記念 有馬記念
2010ナカヤマフェスタ5戦2勝宝塚記念
2011ヴィクトワールピサ4戦2勝ドバイワールドカップ
2012オルフェーヴル6戦2勝宝塚記念
2013オルフェーヴル4戦3勝有馬記念
2014ジャスタウェイ6戦3勝ドバイデューティーフリー 安田記念
2015ラブリーデイ10戦6勝宝塚記念 天皇賞(秋)
2016キタサンブラック6戦3勝天皇賞(春) ジャパンカップ
2017キタサンブラック6戦4勝大阪杯 天皇賞(春・秋) 有馬記念
2018レイデオロ5戦2勝天皇賞(秋)
2019ウインブライト6戦4勝クイーンエリザベス2世カップ 香港カップ
2020フィエールマン3戦1勝天皇賞(春)
2021コントレイル3戦1勝ジャパンカップ


最優秀4歳以上牝馬

★は満票での選出


馬名当年成績当年の主な勝鞍
2007コイウタ8戦1勝ヴィクトリアマイル
2008ウオッカ7戦2勝安田記念 天皇賞(秋)
2009ウオッカ7戦3勝ヴィクトリアマイル 安田記念 ジャパンカップ
2010ブエナビスタ7戦3勝ヴィクトリアマイル 天皇賞(秋)
2011ブエナビスタ6戦1勝ジャパンカップ
2012カレンチャン5戦1勝高松宮記念
2013ジェンティルドンナ4戦1勝ジャパンカップ
2013ジェンティルドンナ6戦2勝ドバイシーマクラシック 有馬記念
2015ショウナンパンドラ6戦2勝ジャパンカップ
2016マリアライト6戦1勝宝塚記念
2017ヴィブロス4戦1勝ドバイターフ
2018リスグラシュー7戦2勝エリザベス女王杯
2019リスグラシュー5戦3勝宝塚記念 コックスプレート 有馬記念
2020アーモンドアイ4戦3勝ヴィクトリアマイル 天皇賞(秋) ジャパンカップ
2021ラウズオンリーユー6戦4勝(内海外4戦3勝)クイーンエリザベス2世カップ(香港G1) ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ(米G1)香港カップ(香港G1)


最優秀短距離馬

1600m以下の競走成績をもとにして選出される。

★は満票での選出



最優秀ダートホース

★は満票での選出



最優秀障害馬

★は満票での選出

当年成績は障害戦のみの成績



調教師部門

年間成績から自動的に選出される



優秀技術調教師:勝率、1馬房あたりの勝利度数・獲得賞金・出走回数の得点により決定




騎手部門

年間成績から自動的に選出される




最多勝利障害騎手最多勝利新人騎手
2007西谷誠該当者なし
2008西谷誠三浦皇成
2009五十嵐雄祐松山弘平
2010五十嵐雄祐高倉陵
2011該当者なし該当者なし
2012北沢伸也該当者なし
2013高田潤該当者なし
2014北沢伸也松若風馬
2015五十嵐雄祐鮫島克駿
2016石神深一木幡拓也
2017石神深一該当者なし
2018五十嵐雄祐該当者なし
2019森一馬斎藤新
2020森一馬該当者なし
2020森一馬小沢大仁

最多勝利障害騎手:10勝以上が条件

最多勝利新人騎手:その年に初めて騎手免許を取得して30勝以上が条件

騎手大賞:最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手を受賞した際に同時に表彰

MJV(Most Valuable Jockey):中央・地方・海外の指定レースを合わせた成績を勝利度数、勝率、獲得賞金、年間騎乗回数の4項目の順位をポイント化して表彰。2013年に新設。


騎手大賞に関しては、この表彰が定められた1987年以降にさかのぼっても、1987・1991年の岡部幸雄 1997~2000・2002~2006年の武豊ののべ三人しか受賞していない。



特別賞

特別に表彰すべき対象が存在する場合に臨時に設けられるもので、競走馬に対しては特筆すべき成績を上げたものの各部門賞から漏れたものが対象になることが多く、表彰されない年も多い。人物に対しては特筆すべき記録を達成したときに表彰される。


競走馬対象

馬名当年成績当年の主な勝鞍選考理由
2001ステイゴールド7戦3勝ドバイシーマクラシック香港ヴァーズ内国産・日本調教馬初の海外G1制覇
2007ウオッカ8戦3勝東京優駿64年ぶり牝馬の東京優駿制覇
2007メイショウサムソン6戦3勝天皇賞(春・秋)天皇賞春秋連覇
2009カンパニー7戦4勝天皇賞(秋) マイルチャンピオンシップ史上初の8歳馬の平地GI制覇
2016モーリス5戦3勝チャンピオンズマイル 天皇賞(秋) 香港カップ香港GI2勝
2020クロノジェネシス5戦3勝宝塚記念 有馬記念春秋グランプリ制覇


人物対象

受賞者選考理由
2007武豊騎手中央競馬初の3000勝達成
2013武豊騎手中央競馬初の3500勝達成 史上初のGI100勝達成 東京優駿5勝目を達成
2016熊沢重文騎手長年に渡る平地障害双方での活躍 2016年時点で中央平地791勝 障害215勝で通算1000勝達成
2018武豊騎手中央競馬初の4000勝達成
2020藤沢和雄調教師史上2人目のJRA通算1500勝達成


馬事文化賞

文学・評論・美術・映画・音楽などの文化活動を通じて、馬事文化の発展に顕著な功績のあった個人・団体を表彰。また馬事文化活動に概ね30年以上携わっている者で、その振興・発展に顕著な貢献があったと認められる人物・団体を表彰する功労賞が年によっては表彰される。出版物に対して表彰されることが多いが、テレビ番組、映画に対して表彰された例もある。


ウマ娘とJRA賞

名馬たちを擬人化したウマ娘プリティーダービーに出てくるウマ娘たちの多くは、前身の優駿賞を含めて、JRA賞受賞歴のある娘たちが多かったりする。


ウマ娘名現役期間受賞歴
スペシャルウィーク97~9999特別
サイレンススズカ97~9898特別
トウカイテイオー90~9491年度 91四牡 91父内 93特別
マルゼンスキー76~7776三牡
フジキセキ94~9594三牡
オグリキャップ87~88(地方) 88~90(中央)88四牡 89特別 90年度 90古牡
ゴールドシップ11~1512三牡
ウオッカ06~1006二牝 07特別 08年度 08古牝 09年度 09古牝
ダイワスカーレット06~0907三牝 07父内
タイキシャトル97~9897短距離 98年度 98古牡 98短距離
グラスワンダー97~0097三牡 99特別
ヒシアマゾン93~9693三牝 94四牝 95古牝
メジロマックイーン90~9391古牡
エルコンドルパサー97~9998四牡 99年度 99古牡
テイエムオペラオー98~0199四牡 00年度 00古牡
ナリタブライアン93~9693三牡 94年度 94四牡
シンボリルドルフ83~8684年度 84四牡 85年度 85古牡
エアグルーヴ95~9897年度 97古牝
アグネスデジタル99~0301四牡
セイウンスカイ98~01
タマモクロス87~8888年度 88古牡 88父内
ファインモーション01~0402三牝
ビワハヤヒデ92~9493年度 93四牡 94古牡
マヤノトップガン95~9795年度 95四牡
マンハッタンカフェ01~0202古牡
ミホノブルボン91~9291三牡 92年度 92四牡
メジロライアン89~92
ヒシアケボノ94~9795短距離
ユキノビジン92(地方) 93(中央)
ライスシャワー91~9595特別
アイネスフウジン89~9089三牡 90四牡
アグネスタキオン00~01
アドマイヤベガ98~99
イナリワン86~88(地方) 89~90(中央)89年度 89古牡
ウイニングチケット92~94
エアシャカール99~0200四牡
エイシンフラッシュ09~13
カレンチャン09~1211短距離 12古牝
カワカミプリンセス06~0906三牝 06父内
ゴールドシチー86~8986三牡
シーキングザパール94~99
サクラバクシンオー92~9494短距離
シンコウウインディ96~99
スイープトウショウ03~0705古牝
スーパークリーク87~90
スマートファルコン07~12
ゼンノロブロイ03~0504年度 04古牡
トーセンジョーダン08~14
ナカヤマフェスタ08~1110古牡
ナリタタイシン92~95
ニシノフラワー91~9391三牝 92四牝 92短距離
ハルウララ98~04(地方)
バンブーメモリー87~9189短距離 90短距離
マーベラスサンデー95~9797古牡
ビコーペガサス93~98
マチカネフクキタル96~00
ミスターシービー82~8583年度 83四牡
メイショウドトウ99~01
メジロドーベル96~9996三牝 97四牝 97父内 98古牝 99古牝
ナイスネイチャ90~96
キングヘイロー97~00
マチカネタンホイザ91~95
イクノディクタス89~9392古牝
メジロパーマー89~94
ダイタクヘリオス89~92
ツインターボ91~95(中央) 95~96(地方)
サトノダイヤモンド15~1816三牡
キタサンブラック15~1716年度 16古牡 17年度 17古牡
サクラチヨノオー87~89
シリウスシンボリ84~88
メジロアルダン88~91
ヤエノムテキ88~9090父内
ツルマルツヨシ97~01
メジロブライト96~0098父内
デアリングタクト19~ (現役)20三牝
サクラローレル94~9796年度 96古牡
ナリタトップロード98~02
ヤマニンゼファー91~9393古牡 93短距離 93父内
シンボリクリスエス01~0302年度 02三牡 03年度 03古牡
タニノギムレット01~02
アストンマーチャン06~08
コパノリッキー12~1815ダート
ホツコータルマエ11~1714ダート
ワンダーアキュート08~16

凡例

年度:年度代表馬

二牡:最優秀2歳牡馬

二牝:最優秀2歳牝馬

三牡:最優秀3歳牡馬

三牝:最優秀3歳牝馬

四牡:最優秀4歳牡馬

四牝:最優秀4歳牝馬

古牡:最優秀4歳以上牡馬/最優秀5歳以上牡馬

古牝:最優秀4歳以上牝馬/最優秀5歳以上牝馬

短距離:最優秀スプリンター/最優秀短距離馬

ダート:最優秀ダートホース

父内:最優秀父内国産馬

特別:特別賞


補足

・86年までは「優駿賞」

・馬齢表記は2000年までは数え年、2001年以降は満年齢 各部門賞も変更されている

・最優秀父内国産馬(父が日本生まれ)は2007年を最後に廃止

・最優秀短距離馬は92年までは最優秀スプリンター


関連イラスト


関連タグ


この記事のカテゴリ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました