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仮面ライダージオウの編集履歴

2022-08-15 00:59:22 バージョン

仮面ライダージオウ

かめんらいだーじおう

仮面ライダージオウとは、特撮番組『平成仮面ライダーシリーズ』第20作目にして平成ライダーの最終作である。全49話。

「俺は仮面ライダーの王となる!」


概要

平成仮面ライダーシリーズ」第20作目で、同シリーズの最終作。あくまで平成ライダー20"作品"目であって平成ライダー20"周年"ではないことに注意。

英語表記は“KAMEN RIDER ZI-O”。

2018年9月2日よりオンエア開始し、2019年8月25日に終了。


今作では『仮面ライダーディケイド』同様、過去に放送されてきた平成ライダー作品のキャラクター達が登場する作品となっているが、『ディケイド』との差異として原典に出演したオリジナルキャストの登板を重要視している点がある。

また、こうした作劇を取る関係上、これまで平成作品はそれぞれ独立した世界上で展開されていたが、今作に限ってはすべての平成ライダーの歴史が同じ世界・同じ時間軸上で起きたという前提で物語が構築されている(なお、どうしてそのような事態になってしまったのかは物語の終盤で明らかとなる)。


メインスタッフは白倉伸一郎が『仮面ライダーディケイド』以来久々にTVシリーズのチーフプロデューサーを務める他、戦隊シリーズでは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』や『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』にてメインライターを務め、ライダーシリーズでは『仮面戦隊ゴライダー』を担当した下山健人がライダーTVシリーズ初のメインライターを担当する。


パイロット監督には田﨑竜太、音楽は『クウガ』『アギト』『響鬼』『電王』を担当した佐橋俊彦

主題歌は同じく『電王』の主題歌を担当したAAAから末吉秀太と『555』の主題歌を担当したISSAがユニット『Shuta Sueyoshi feat. ISSA』を組んで手掛けることでも話題を呼んだ。


デザインモチーフは「時計」であり、ライダーデザインは「腕時計」、ライドウォッチは「懐中時計」と、時計要素がちりばめられている。

ちなみに、当初はロボットに乗る→ロボットを装着するライダーという路線で、ライドウォッチも腕時計であると構想されていたが、前者はアーマータイムへシフトし、後者はライドウォッチをホルダーに付けるという方針へ変更された(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダージオウ超全集』・「仮面ライダージオウメモリアル座談会 下山健人(脚本)×白倉伸一郎(東映プロデューサー)×武部直美(東映プロデューサー)」(小学館)P146〜P147より)。

一応、ロボットに乗るという発想もタイムマジーンという形で実現している。


あらすじ

第1章 レジェンドライダー編1 (EP1~16)

祝え!新たな王の誕生を!

時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達

今、その力が、未来へと受け継がれる!

祝え! 新たなる王の誕生を!


王になることを本気で夢見る2000年生まれの高校3年生・常磐ソウゴ

ある日、彼は謎の予言者・ウォズの予言通りに突如現れた赤いロボットに襲われ、未来から来た少女・ツクヨミに救われるが…


「これが未来のアナタ。最低最悪の魔王…」


ツクヨミが生きる2068年では50年後のソウゴが時の王者・オーマジオウとして君臨し、人々を苦しめ希望のない世界を創り出しているという。

そしてソウゴを消し未来を変えるため、ツクヨミと同じく2068年からやって来た青年・明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツがソウゴに襲い掛かる。


一方、時間を操る力を持つタイムジャッカーは、オーマジオウに代わる新たな王を擁立するべく、平成ライダーの力を宿す怪物・アナザーライダーを王候補として生み出していた。

現代で暴れるアナザーライダーを前に、ソウゴは「最高最善の魔王」になるべくウォズの差し出したベルトで仮面ライダージオウに変身を遂げた。


ソウゴが本当にオーマジオウになるのか疑問を抱いたツクヨミの説得により、ツクヨミとゲイツは2018年に残ってソウゴを監視することに。

ソウゴはアナザーライダーとの戦いに身を投じながら数々のレジェンド達と邂逅し、ライドウォッチを手に入れていくのだった。


第2章 「オーマの日」編 (EP17~30)

未来の分歧点魔王と救世主

『オーマの日』

仮面ライダーの時代を画する審判の日!

それは歴史の終わりか? それとも始まりか?

選べ! 我々自身の未来を!


年が明けた2019年。

ソウゴ達の前に現れたのは、未知なる未来のライダーの力を持つアナザーライダーと、ゲイツを「我が救世主」と慕うもう一人のウォズ(白ウォズであった。

白ウォズはオーマジオウが生まれる「オーマの日」にゲイツがオーマジオウを倒して救世主となった未来からやってきており、自らの未来にゲイツを導くべく未来のライダーの力を集め始める。


一方のソウゴも自身の「最低最悪」の面を受け入れることで新たな力を手にするが、「時を操る」というオーマジオウと同質の力に恐怖したツクヨミまでが白ウォズ側に付いてしまう。


ソウゴとゲイツの決戦の時が迫る中、ソウゴの過去に関わりを持つ加古川飛流が現れたのを皮切りに、ソウゴの過去が紐解かれていく。


第3章 レジェンドライダー編2 (EP31~40)

六位一体「あんたが響鬼だったんだ」

時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達

全ての力を受け継ぎ、新たなレジェンドが始まる!

祝え! 真の王者の誕生を!


三位一体の力を得て、結束を固めたソウゴ達。


ソウゴ達はオーマジオウに対抗する力を得るべく、残る6つの平成ライダーライドウォッチを改めて集める事にした。

だが、タイムジャッカーはソウゴがライドウォッチを揃える事を阻止する為、次々とアナザーライダーを生み出してソウゴに仕向けていく。


新たなパラドックスにより、オリジナルの仮面ライダーがアナザーライダーと同時に現れ、ソウゴはレジェンド達と共闘してアナザーライダーに立ち向かう。

そして全てのライドウォッチが揃った時、ソウゴはついに王の力を手にしたのだった。


一方でツクヨミも"力"に目覚め始め…。


第4章 最終決戦編 (EP41~LAST)

切り開け魔王の出陣

時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達

彼らの力を集め、最後の戦いが幕を開ける!

切り開け! 真の王となる未来を!


ついに野望の為に動き始めた黒幕

蘇った裏の王との戦いを経て、ついに明かされるツクヨミの正体。


君臨する最後のアナザーライダーを前にライドウォッチは壊れ、ジオウの世界に平成ライダーと対峙した怪人達が溢れ出し、世界は急速に崩壊へと向かい始める。


世界の命運は、ソウゴの選択に託された。

ソウゴの選ぶ道とは?ソウゴは何を捨て、何を守るのか?


物語の特徴

ストーリー面

医療ドラマや国家間紛争といった日常と離れた要素を含んだシリアスかつハードな作風が目立った前々作前作とは趣が異なり、「平凡な暮らしを送る主人公が突然やってきた未来人とともに怪人と戦う」という普通の日常の延長線上を舞台に様々な事件に立ち向かっていくという作風に回帰している。


主人公のエキセントリックさや過去ライダーの力を使うという設定、レジェンド達の客演などの要素が目立つため一見明るい作風に見えるが、物語の根本的なストーリーは『最悪の魔王となる主人公の未来を変える』というタイムスリップ物であるため、「過去への干渉が予測していなかった事態を引き起こす」「干渉自体が変えようとした歴史の原因になる」「異なる未来へと至った時間軸からやってくる」など、複雑な物語となっている。


怪人たるアナザーライダーを生み出すタイムジャッカーですら、「オーマジオウを君臨させない」という目的では主人公サイドと一致しており、「誰が誰と敵対するかわからない」状態になっている。

この点においては、変則的ながらも『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー鎧武』のようなライダーバトルの要素を強く押し出しており、序盤から中盤にかけては20作目のお祭り的な明るさは薄く、むしろ前二作とは違ったベクトルのシリアスで重いストーリーを展開している。


この元々敵であったライダーや胡散臭い人間との間に絆を育むという構成は、前二作のライダーの関係性を踏襲しており、平成ライダーの物語の特徴である「二話構成」、「一般人が敵組織によって怪人化する」、「悪のライダーが登場する」等も合わせると、平成ライダーシリーズの集大成とも言える形となりつつある。

なお、これらに関しては初期構想からはかなり変化した様子

物語の完結がアレを想像した人が多数いたという。


なお、主人公の夢を王様としたのは過去キャラを立てるために主人公が弱く見えてしまうのを防ぐため(※)であり、ソウゴは未来の勇者であり、度々天道語録のような名言を口にするという構想もされたが、やがてはその逆である魔王路線へと変更された。タイムトラベル要素とレジェンド要素はどちらかを削る予定だったが、田崎監督の提案で両方入れる事となった(顔が時計のライダーだった為)。

他にもウォズが中ボス、ツクヨミとスウォルツはソウゴの子供達であるなどなど様々な案が考えられていた(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダージオウ超全集』・「仮面ライダージオウメモリアル座談会 下山健人(脚本)×白倉伸一郎(東映プロデューサー)×武部直美(東映プロデューサー)」(小学館)P146〜P147より)。


(※)参考までに白倉P曰く、『ディケイド』は過去キャラを立てる為に「物語や記憶がないキャラクター」と位置付けたと語っている。


クロスオーバー作品として

『ディケイド』とは全く異なり、原典と同じ過去作のキャラクターが登場する一方、時間移動モノにありがちな「歴史改変」の要素により生死を始め運命が変わった者達本編後の新たな物語が描かれた者達など扱いは様々。


物語前半では「運命が狂わなかったベストマッチ」「巡り合わせが違えばありえたかもしれない戦友関係」「仮面ライダーにならずとも変わらない信念を胸に歩く者達」「ジオウの運命を大きく変えるきっかけを作ったかつての運命の勝者」といった形で、レジェンドキャスト達の「本編とは別の未来」を歩んだ姿が描かれている。


物語中盤以降からは「原典作品におけるビターエンド不条理な戦いに対し、原典の結末とは違った答えを提示する」「心の闇を受け入れて前に進む」「運命との戦いに勝利する」「宿命とも呼べる力を手放してもなお己を貫き通す」「かつては受け継げなかった仮面ライダーの力を今再び受け継ぐ」「偽りの歴史から甦り試練として立ち塞がる」など、原典における命題に対し原典とは違った方面から立ち向かう展開が多く見られ、ある意味で「平成ライダーの『物語』の総決算」とも言うべき物になっている。


さらに「未来の仮面ライダー」という名目で本作オリジナルのライダーとその変身者までも登場しており、『クロスオーバー作品にして時間物』である本作の内容に幅をもたせるとともに、主役ライダーたちの強化や物語の展開に大きな役割を果たしている。


一方「平成ライダーの総決算」と言う面に重きを置いているためか、本編では昭和ライダーに関しては一切触れられてなかったが、劇場版やファイナルステージでは昭和ライダーが重要な役割を果たしている。


登場人物

仮面ライダージオウの登場人物一覧を参照。


各話リスト

話数カウントはEP+(数字)。サブタイトルの法則はストーリーに関する西暦4桁がつくこと。

EP29までは「文章 西暦4桁」だったが、「オーマの日」を迎え新たな歴史が描かれるEP30からは「西暦4桁:文章」に形式が変化している。


EPタイトルレジェンドゲスト登場怪人
01キングダム2068桐生戦兎万丈龍我アナザービルドストロングスマッシュハザード
02ベストマッチ2017桐生戦兎、万丈龍我アナザービルド
03ドクターゲーマー2018宝生永夢鏡飛彩アナザーエグゼイド
04ノーコンティニュー2016宝生永夢、鏡飛彩アナザーエグゼイド、アランブラバグスターバグスターウイルスA
05スイッチオン!2011乾巧草加雅人大杉忠太、近藤大太、根津誓夫アナザーフォーゼアナザーファイズスコーピオン・ゾディアーツ
06555・913・2003乾巧、草加雅人、大杉忠太アナザーフォーゼ、アナザーファイズ、エレファントオルフェノク突進態
07マジック・ショータイム2018仁藤攻介アナザーウィザードミノタウロス(回想シーン)
08ビューティ&ビースト2012仁藤攻介アナザーウィザード、フェニックスグール(回想シーン)
09ゲンムマスター2016檀黎斗火野映司泉比奈アナザーオーズ屑ヤミー
10タカとトラとバッタ2010檀黎斗、火野映司、泉比奈アナザーオーズ、屑ヤミー、ネコヤミー
11ジオウ・オン・パレード2018葛葉紘汰駆紋戒斗アナザー鎧武初級インベス
12オレ×オレのステージ2013葛葉紘汰、駆紋戒斗アナザー鎧武、初級インベス
13ゴーストハンター2018天空寺タケルシブヤナリタ門矢士アナザーゴースト
14Go!Go!ゴースト2015天空寺タケル、深海マコト、ナリタ、門矢士アナザーゴースト、眼魔コマンド
15バック・トゥ・2068門矢士カッシーンドラグレッダー
16フォーエバー・キング2018門矢士カッシーン
17ハッピーニューウォズ2019神蔵蓮太郎アナザーシノビダスタード
18スゴイ!ジダイ!ミライ!2022神蔵蓮太郎アナザーシノビ、ダスタード
19ザ・クイズショック2040堂安主水アナザークイズ
20ファイナルアンサー?2040堂安主水アナザークイズ
21ミラーワールド2019城戸真司鏡像の城戸真司大久保大介アナザーリュウガ、ドラグレッダー&ドラグブラッカー(回想シーン)
22ジオウサイキョウー!2019城戸真司、鏡像の城戸真司、大久保大介アナザーリュウガ
23キカイだー!2121真紀那レントアナザーキカイヒューマノイズ
24ベスト・フレンド2121真紀那レントアナザーキカイ、ヒューマノイズ
25アナザージオウ2019アナザージオウ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザー鎧武、アナザーオーズ、アナザーファイズ
26ゲイツリバイブ!2019アナザージオウ
27すべてのはじまり2009門矢士アナザージオウ、アナザーゴースト、アナザー鎧武
28オレたちのゴール2019門矢士アナザージオウ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザー鎧武、アナザーウィザード、アナザーフォーゼ、アナザーオーズ、アナザーファイズ
29ブレイド・ジョーカー!?2019剣崎一真相川始栗原天音海東大樹アナザーブレイド
302019:トリニティはじめました!剣崎一真、相川始、栗原天音、海東大樹アナザーブレイド、ジョーカーダークローチ(回想シーン)
312001:めざめろ、そのアギト!津上翔一風谷真魚尾室隆弘アナザーアギト
322001:アンノウンなキオク津上翔一、風谷真魚、尾室隆弘アナザーアギト
332005:いわえ!ひびけ!とどろけ!桐矢京介トドロキアナザー響鬼
342019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ桐矢京介、トドロキアナザー響鬼
352008:ハツコイ、ウェイクアップ!次狼ギンガアナザーキバガルルバッシャードッガ
362019:ハツコイ、ファイナリー!次狼、ギンガアナザーキバ、ガルル、バッシャー、ドッガ
372006:ネクスト・レベル・カブト加賀美新矢車想影山瞬、門矢士アナザーカブトサナギ体グリラスワーム
382019:カブトにえらばれしもの加賀美新、矢車想、影山瞬、門矢士アナザーカブト、サナギ体
392007:デンライナー・クラッシュ!桜井侑斗デネブモモタロスウラタロスキンタロスリュウタロスアナザー電王モールイマジン
402017:グランド・クライマックス!桜井侑斗、デネブ、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスアナザー電王、モールイマジン
412019:セカイ、リセット門矢士アナザージオウⅡ、アナザー鎧武、アナザーオーズ、アナザーキバ、アナザー電王、アナザーアギト
422019:ミッシング・ワールド門矢士、海東大樹アナザージオウⅡ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザーカブト
432019:ツクヨミ・コンフィデンシャル門矢士、海東大樹アナザージオウⅡ、アナザービルド、アナザーエグゼイド、アナザーゴースト、アナザー鎧武、アナザーウィザード、アナザーフォーゼ、アナザーオーズ、アナザーW、アナザーキバ、アナザー電王、アナザーカブト、アナザー響鬼、アナザーブレイド、アナザーファイズ、アナザー龍騎、アナザーアギト、アナザークウガ
442019:アクアのよびごえ湊ミハル、門矢士アナザーディケイドアナザードライブ
452019:エターナル・パーティ湊ミハル、大道克己、門矢士アナザーディケイド、アナザードライブ、パラドックス・ロイミュード
462019:オペレーション・ウォズ湊ミハル、大道克己アナザーディケイド
472019:きえるウォッチチェイス、門矢士、海東大樹アナザージオウⅡ、ストロングスマッシュハザード、ガーディアン魔進チェイサーゴルドドライブ(回想シーン)、下級ロイミュードシカインベス、初級インベス、オリオン・ゾディアーツ、ダスタード、バイソンヤミー、屑ヤミー、バイオレンス・ドーパントマスカレイド・ドーパントバケガニアミキリオオアリウブメイッタンモメンワーム(隕石)、ダークウイングボルキャンサーエビルダイバーメタルゲラスデストワイルダーギガゼールメガゼールオメガゼールバイオグリーザ、ドラグブラッカー、レイドラグーンハイドラグーン
482068:オーマ・タイムチェイス、門矢士、海東大樹アナザーディケイド、リボルバグスター、バグスターウイルス、刀眼魔、眼魔コマンド、魔進チェイサー、下級ロイミュード(バット型)、シカインベス、初級インベス、アルゴス、グール、オリオン・ゾディアーツ、ダスタード、バイソンヤミー、屑ヤミー、バイオレンス・ドーパント、マスカレイド・ドーパント、バケガニ、アミキリ、オオアリ、ウブメ、イッタンモメン、ダークウイング、エビルダイバー、ドラグブラッカー、レイドラグーン、ハイドラグーン
LAST2019:アポカリプス門矢士、海東大樹アナザーディケイド、ゲムデウス、リボルバグスター、刀眼魔、眼魔コマンド、ライオンインベス、アルゴス、サジタリウス・ゾディアーツ、ダスタード、ユートピア・ドーパント、マスカレイド・ドーパント、バケガニ、アミキリ、オオアリ、ウブメ、イッタンモメン、ドラグブラッカー、レイドラグーン、ハイドラグーン、ン・ダグバ・ゼバ

音楽

OP

歌:Shuta Sueyoshi feat. ISSA 作詞:Shuta Sueyoshi / 溝口貴紀

作曲:MiNE / Atsushi Shimada 編曲:Atsushi Shimada

OP映像の前には「平成仮面ライダー20作記念番組」と表示される。


BGMはインド音楽調になっている。これは白倉Pが当時、バーフバリにハマっており、佐橋氏にインド音楽調のものを依頼した為(出典:『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダージオウ超全集』・「仮面ライダージオウメモリアル座談会 下山健人(脚本)×白倉伸一郎(東映プロデューサー)×武部直美(東映プロデューサー)」(小学館)P146〜P147より)。


また、アギトからは挿入歌「BELIEVE_YOURSELF」、響鬼から前期OP「輝」、キバからは紅音也のエチュード、カブトからはOP「NEXT_LEVEL」のイントロおよび「ライダーキック」などのBGM、電王からBGM、更にWよりBGM「ハードボイルド」が使用されている。


挿入歌

歌:常磐ソウゴ(演:奥野壮)作詞:藤林聖子 作曲:佐橋俊彦

EP16とEP22で挿入歌として流れた。


歌:明光院ゲイツ(演:押田岳)作詞:藤林聖子 作曲:佐橋俊彦

EP19で挿入歌として流れた。


歌:ウォズ(演:渡邊圭祐)作詞:平井眼鏡 作曲:坂部剛

EP38で挿入歌として流れた。


歌:風雅なおと 作詞:藤林聖子 作曲・編曲:三宅一徳

『仮面ライダーアギト』の挿入歌。

EP32で挿入歌として流れた。


  • 『Next New Wφrld』

歌:REDER CHIPS 作詞:Ricky 作曲・編曲:nishi-ken

EP40で挿入歌として流れた。


余談

「フィギュア王」260号の「魔王降臨歴」は2019年10月時点での作品設定の背景や変遷を解析する上で最適の資料となっている。今後発表されるであろう商業資料群と合わせて関連記事の編集に役立てられたい。


関連作品

仮面ライダージオウ 補完計画

東映特撮ファンクラブで配信されるスピンオフ作品。

本編中に語りきれなかった「ジオウ」の世界や、キャラクターの設定などをタイトル通り「補完」していく。

本編の幕間という設定なので、タイトルは「1.5話」のようにコンマ5刻みでカウントされている。

各キャラがそれぞれ「○○補完計画」(○○には自分の名前が入る)と書かれた台本を読みながら進む朗読劇という体裁であり、大人の事情に容赦なくツッコんだり、放送開始直後でキャラが定まっていないからとゲイツやウォズを弄るなど全体的にメタ要素が強い。


仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME

ジオウ本編にゲスト出演した仮面ライダーを主役としたスピンオフシリーズ。

本編にゲスト出演したレジェンドライダー未来の仮面ライダーを主人公としたサイドストーリーを展開する。

詳細はRIDER TIMEを参照。


劇場作品

スタッフロール後に先行登場。

白いパンドラパネルを調整中、エグゼイドら平成ライダーと幹部怪人達が戦う世界に飛ばされた戦兎の前にタイムマジーンから現れ、ビルドアーマーで(一部ライダーも巻き添えに吹き飛ばしつつ)怪人達を一掃した。


「平成ジェネレーションズ」シリーズ第3作にして、平成最後の仮面ライダーコラボ映画。

前作『仮面ライダービルド』とのコラボの他、歴代平成ライダーが集結する。

TV本編では描かれなかったクウガ・ダブルライドウォッチを巡る物語も描かれる。


「『仮面ライダージオウ』真の最終回」、「平成ライダーの最終回」となる物語。

TV本編では描かれなかったドライブライドウォッチを巡る物語が描かれる。


次回作『仮面ライダーゼロワン』とのコラボ映画。「ジオウ、終幕の日」となる物語。

テレビシリーズの後日談として位置づけられている。


仮面ライダーセイバー機界戦隊ゼンカイジャーのコラボ作品。

常磐ソウゴ/仮面ライダージオウとオーマジオウが登場する。


※なお、ソウゴが出演する劇場作品のボスキャラはメタ発言をするという共通点がある。


Vシネマ

本編終了後の世界を舞台にした物語。

2020年春に期間限定上映が行われ、同年4月24日にDVD・Blu-ray発売された。


公式小説作品

著者は下山健人

2021年7月28日発売された。本編の補完要素が含まれた内容となっている。


外部リンク

 ※旧「仮面ライダー20作品記念公式サイト」


関連動画


関連タグ

平成ライダー 仮面ライダー

タイムトラベル タイムマシン 腕時計 魔王 歴史改変 ミライダー


仮面ライダーディケイド:平成10作目記念作品として作られたライダー。それまでの平成ライダー作品とのクロスオーバーを中核とした点で『ジオウ』と共通しており、平成20作目記念作品として作られた『ジオウ』自体が『ディケイド』の企画コンセプトのリメイクという側面がある。そして『ジオウ』では「過去作とクロスオーバーする『ディケイド』の世界観」に対して更にクロスオーバーする入れ子構造になっており、白倉プロデューサー曰く「(ディケイドは)物語の劇薬となる」と放映開始前から予告されていた。劇中では『ディケイド』絡みのキャラは『ジオウ』のメインストーリーに絡む重要な存在としてたびたび登場してはトリックスター的に物語を引っ掻き回している。


仮面ライダー電王タイムトラベルするライダー。同じくタイムトラベルするライダーである『ジオウ』と絡むことでややこしいことになるのではと思われていたが、白倉Pからはディケイド同様に「物語の劇薬になる」作品と予告されていた。劇中ではイマジンの多さから主要キャスト出演が最多となっており、劇場版でも重要な役割で登場する


仮面ライダーOOO:時を超える描写があり、「王」と名のつくライダー。更に、その他諸々の点から(制作方針的な意味で)特に影響が強かった作品でもある。


仮面ライダーカブト仮面ライダーキバ仮面ライダードライブ:本編や劇場版で時を越えた平成ライダー。


仮面ライダーNEW電王仮面ライダーG電王未来の仮面ライダーキバ仮面ライダーアクア仮面ライダーポセイドン仮面ライダーダークドライブ:未来から来たライダー。アクアは本編で登場した。


仮面ライダーBlack(漫画):こちらも時空を超える描写がある他、「未来の自身が魔王になる」「2018年」がキーワードとして登場する。


仮面ライダーBLACKRX:放送期間に元号が変わった前例。そのためか、『仮面ライダージオウ Over Quartzer』にも関わりが深い。また、RXにて霞のジョーを演じた小山力也がアイテム音声として出演している。


仮面ライダーZO:仮面ライダー20周年のメモリアル企画。ライダーの名前が「20」を連想させるものである他、ディケイドと関わりのある作品である点が共通。


騎士竜戦隊リュウソウジャースター☆トゥインクルプリキュア:平成最後かつ令和に跨がって放送されたシリーズ。


侍戦隊シンケンジャー:顔に文字が書いてある東映ヒーロー。


魔進戦隊キラメイジャー:『ジオウ』放送終了の翌年にスタートしたスーパー戦隊シリーズだが、レッドの通う高校名が「光ヶ高等学校」と『ジオウ』に登場する「光ヶ高等学校」とニアミス(おそらくどちらも東映撮影所に近い「光が丘」のもじりか)。そのためか『エピソードZERO』では教室のホワイトボードの日直欄に「時和」「妙高」と書いてある小ネタが仕込まれた。


ニチアサ同期:HUGっと!プリキュアスター☆トゥインクルプリキュア(30分前)、快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー騎士竜戦隊リュウソウジャー(30分後)

騎士竜戦隊リュウソウジャースター☆トゥインクルプリキュアは平成から令和に跨がって放送された。


平成ライダー

仮面ライダービルド仮面ライダージオウ


令和ライダー

仮面ライダーゼロワン

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