基礎データ
全国図鑑 | No.0052 |
---|---|
ジョウト図鑑(GSC) | No.136 |
ジョウト図鑑(HGSS) | No.138 |
アローラ図鑑(SM) | No.045 |
メレメレ図鑑(SM) | No.045 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.023 |
アローラ図鑑(USUM) | No.052 |
メレメレ図鑑(USUM) | No.052 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.023 |
ガラル図鑑 | No.182 |
パルデア図鑑 | No.141 |
分類 | ばけねこポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 0.4m |
重さ | 4.2kg |
特性 | ものひろい / テクニシャン(第4世代から) / きんちょうかん(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
他言語版の名称
英語 | Meowth |
---|---|
イタリア語 | Meowth |
スペイン語 | Meowth |
フランス語 | Miaouss |
ドイツ語 | Mauzi |
進化
ニャース → ペルシアン(LV.28)
形態一覧
リージョンフォーム
アローラのすがた | ガラルのすがた | |
---|---|---|
タイプ | あく | はがね |
高さ | 0.4m | 0.4m |
重さ | 4.2kg | 7.5kg |
特性 | ものひろい / テクニシャン / びびり(隠れ特性) | ものひろい / かたいツメ / きんちょうかん(隠れ特性) |
ポケモンSMとポケモン剣盾に登場する、生息している地方の環境で変化した新たなニャースの姿。ガラルのすがたのニャースは通常とは異なる進化を遂げる。
現在判明している中では、複数のリージョンフォームを持つ唯一のポケモンとなっており、リージョンフォームで変化したあくとはがねは、どちらも第2世代で新しく追加されたタイプである。実は原種ニャースはカントー近辺とパルデアでしか野生での生息が確認されておらず、作中でもカントーの種と呼称される事が多い。
キョダイマックス
詳しくは、キョダイマックスニャースにて。
概要
おでこに小判が付いた猫の姿をしたポケモンで、招き猫をモチーフにしている。額の小判は外れないし揺れもしないので、恐らく角のようなものなのだろう。
初代では緑版か青版でしか捕まえられない少し地味な印象なポケモンだったが、アニメにおいてロケット団の一員としてレギュラー化した事で人気に火がつき、現在では派生作品等でもメインキャラとして登場するなど、シリーズ通して高い存在感を保っているポケモンである。
夜行性で昼間はだらだら寝て過ごしているが、夜になると目が輝き、縄張りでの活動を開始する。キラキラと輝くものや丸いものが大好きで、特にその両方を満たすコインがお気に入り。
ボールや毛糸玉などを見つけると夢中になって遊び、疲れて寝てしまう事もあるようだ。そういったものを見つけると拾わずにはいられないようで、夜な夜な出かけては、落ちているコインを拾い集めて住処のどこかに隠している。
その為、同じ夜行性で光り物を好むヤミカラスとはよく奪い合いになっており、路地裏などでは両者がケンカをしている姿がよく目撃されている。
指先からは鋭い爪を自在に出し入れ可能であり、引っ込めると足音を立てずに歩く事ができる。戦いにおいてはそうして隙をつき、伸ばした爪によるみだれひっかきをお見舞いする。また、二足歩行のイラストが多い(公式非公式問わず)が、アニメでは四足歩行が本来の姿であるように描かれたことがある。
アニポケにおけるあいつがあまりに有名になったせいでニヒルで小賢しい立ち位置と思われがちだが、元々ゲームではミニスカートなど女の子が多く使用しており可愛いポケモンの一匹としてデザインされている。
また、ニャースの状態では半二足歩行だが、ペルシアンに進化すると四足歩行になる。このため引っ掻き技は使えてもパンチ技は使えない。アニメの影響で常に二足歩行ということも珍しくなくなっている。(ポケモンレンジャーやポケダンなど外伝作品では一貫して二足歩行であった為、3D表現が導入されたXY以降は本編でも二足歩行になった。)
ニャースという名前は、ポケモンの生みの親田尻智氏が実際に飼っていた猫の名前からだという。その図鑑ナンバーは「52」でピカチュウは「25」、天命とも言えるライバル関係はここから来ているようだ。アニメでのコミカルさはどことなく有名な昭和作品のアイツを彷彿とさせる部分もある。
ゲーム上での特徴
- 特性ものひろいのおかげで、ストーリーの金策やアイテム収集にも有効なポケモン。
- 『サン・ムーン』ではカントーからアローラへ引っ越してきた主人公のママのパートナーとしても登場する。主人公を起こしにきたり、部屋の家具に傷が多かったりするところからして、長い付き合いのようだ。また『ウルトラサン・ムーン』でのサブイベントから察するに、バトルの実力もなかなか。
- LPLEではロケット団のニャースも登場している。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 40 | 45 | 35 | 40 | ※ | 90 | 250 |
第2世代から | 40 | 45 | 30 | 40 | 40 | 90 | 290 |
アローラ | 40 | 35 | 35 | 50 | 40 | 90 | 290 |
ガラル | 50 | 65 | 55 | 40 | 40 | 40 | 290 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- 能力面では“すばやさ”が飛びぬけて高く、あのピカチュウと同速なのは流石といったところ(アニメ的な意味で)。しかし、それ以外のステータスは低く、今のところ「でんきだま」のような火力補強アイテムもないため、対戦での使用率は低い。
- それでも、「さいみんじゅつ」「ちょうはつ」「わるだくみ」など覚えられる変化技は優秀であり、威力60以下の攻撃技も多く覚えるので、特性テクニシャンを活かしやすく、タイプも豊富なので攻撃範囲は広い。また、「きあいのタスキ」で攻撃を耐えた後のタイプ一致「じたばた」は強烈。
- ……いずれにせよ、ペルシアンでやった方が強いのに変わりはないが。一応、リトルバトル(LV5以下&未進化ポケモンのみでの対戦)のような特殊なルール下では優秀なポケモン。因みに変化技でわるだくみを覚えられるのは、間違いなく上述したアニメの影響だという声が多い。
使用トレーナー
ゲーム版
- SM・USUM主人公のママ
- ナオト:ニャースマスター
アニメ版
漫画版
- シャム(ポケスペ)
派生作品
ポケモン不思議のダンジョン
- 『救助隊シリーズ』、『時・闇の探検隊』ではパートナー選択不可の主人公限定のポケモンとして、『空の探検隊』では逆にパートナー限定のポケモンとして登場している。クリア後ダンジョンからは野生出現するものも現れるようになる。
- 『ポケモン超不思議のダンジョン』ではニャースシアターを担当。
はねろ!コイキング
ポケモンマスターズ
- 報酬で貰えるタマゴから孵化するニャースを主人公のバディにする事が出来る。
- ムサシとコジロウが実装した際には、もちろんあの喋るニャースも登場している。
- 2023年2月22日には猫の日という事で「にゃーにゃーにゃー」というイベントが開催。アローラニャースとガラルニャースが実装された。ちなみに、このイベントに登場するミニスカートのミキは初代でニャースを繰り出してくるトレーナーである。
ポケパーク
- 声はアニメ版と同様。
- ポケパークWiiでは主にケイブゾーンにおり、彼が出してくるクイズをすべて正解すると友達になってくれる。
- ポケパーク2では、「かがやくいし」をきのみ100個(ポケパークでのお金にもあたる)で買うと友達になってくれる。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
- モンスターボールから現れるポケモンとして登場し小判を乱射する「ネコにこばん」で攻撃する。『初代大乱闘スマッシュブラザーズ』では周囲全方向、『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降は前方を狙う。いずれもリーチは短いが、まともに食らえば連続ヒットは必至。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではフィギュアのみの登場となっている。なぜかゲームのものではなく「ニャースのパーティ」のもので、ちゃんとギターを持っている。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラー〉
〈ゲストなど〉
- 無印53話
- サトシ達が訪れた保育園の少年のマナブが森でスピアーに襲われていたところを助けた野生のニャースとして登場。この事がきっかけで、マナブはニャースを「僕のヒーロー」と呼ぶほど気に入っており、実際保育園の他の子供達がサトシ達のポケモンと楽しそうに遊ぶ中、マナブだけはニャースがいなかった事にがっかりしており、その後ロケット団のニャースを自分を助けてくれたニャースと勘違いして喜んでいる。
- 因みにこの野生のニャースはバトルの実力も高いらしく、回転キックでスピアーを撃退し、暴走するロケット団のマシンも1発で破壊している。
- 無印56話
- 元々は試験官のポケモンで、「ポケモン検定試験」でサトシが使用…したのだが、試験官のシャワーズに凍らされた。直後にロケット団のニャースに助けられている。ラストで試験官のニャースとロケット団のニャースが間違えられていた。
- マドンニャちゃん
- 無印70話において、かつてロケット団のニャースがホリウッドで出会い一目惚れしたメスのニャース。
- 無印123話
- ジョウト地方のコクモタウンでは、ニャース使いの大怪盗ネコハチがイトマル使いのジュンサーの先祖によって捕らえられた事が今も語り継がれている。
- テツヤの長靴をはいたニャース
- CV:高戸靖広
- AG編で登場。もともとは群れのペルシアンとのリーダー争いに敗れ群れを追放された野生のニャースであり、傷ついていたころをテツヤに保護された。履いている長靴も怪我をしていた足のサポーター代わりにテツヤが履かせたものである。そのためペルシアンを非常に嫌っており、すでに進化できるレベルであるにもかかわらず進化を拒み続け、サイユウ大会でも対戦相手のペルシアンを戦闘不能後も攻撃しようとした。
- 無愛想でロケット団のニャースに「自分は負けない」と豪語するなどかなりの自信家で、実際実力もサトシのピカチュウと互角に渡り合うなどかなり高い。しかしサトシ達と別れる際はテツヤと共に手を振るなど嫌味な性格というわけではない感じ。
- 新無印19話
- メタモンがへんしんしている。
- 新無印20話
- 野生で3匹登場。
- コサブロウのニャース
- 新無印95話でマドンニャちゃんにそっくりな個体が新たな手持ちとして登場。ロケット団のニャースと良い感じになっていたが…
- 新無印135話
- 野生で登場。
- コピーニャース
- 劇場版「ミュウツーの逆襲」で登場。ロケット団のニャースの尻尾の毛による遺伝子から作られたコピーだが、オリジナルと比べるとのんびりとした性格で人語も話さず四足歩行。戦闘を好まないようで、オリジナルと戦おうとするも、「痛そう」という理由でそのまま戦いを放棄。オリジナルとともに月を眺めた。
- 公式Twitterから「ポケモン達の本能的な競争心も理解できるニャースはオリジナルとコピーとの戦いの時には、人間であるサトシ以上に悲しかったかもしれない」と語られている。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章で「マスクド・チルドレン」の一員にして新生ロケット団の幹部であるシャムの手持ちとして登場。ブルーとシルバーが施設からの脱走時に追撃していた。現在はペルシアンに進化している。他には7章でギンガ団のSHITAPPAが使用。
『4コマ大百科』
- 紙の金より小銭が好き。大量の小銭を使って布団を作ったこともあるが、重すぎて使い物にならなかった。
関連イラスト
関連動画
世界猫の日に合わせたクロス新宿ビジョンの動画
関連タグ
0051.ダグトリオ/アローラのすがた→0052.ニャース/キョダイマックスニャース/アローラのすがた/ガラルのすがた→0053.ペルシアン/アローラのすがた
同ノーマル単タイプ
- コラッタ/ラッタ ベロリンガ/ベロベルト ピンプク/ラッキー/ハピナス ガルーラ/メガガルーラ ケンタロス メタモン イーブイ/キョダイマックスイーブイ ポリゴン/ポリゴン2/ポリゴンZ ゴンベ/カビゴン(キョダイマックスカビゴン)
- オタチ/オオタチ エイパム/エテボース ノコッチ/ノココッチ ヒメグマ/リングマ オドシシ ドーブル ミルタンク
- ジグザグマ/マッスグマ ナマケロ/ヤルキモノ/ケッキング ゴニョニョ/ドゴーム/バクオング エネコ/エネコロロ パッチール ザングース ポワルン(ポワルンのすがた) カクレオン
- ビッパ ミミロル/ミミロップ ニャルマー/ブニャット レジギガス アルセウス
- ミネズミ/ミルホッグ ヨーテリー/ハーデリア/ムーランド タブンネ チラーミィ/チラチーノ バッフロン
- ホルビー トリミアン
- ヤングース/デカグース タイプ:ヌル/シルヴァディ ネッコアラ
- ホシガリス/ヨクバリス ウールー/バイウールー
- グルトン/パフュートン ワッカネズミ/イッカネズミ