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ジムシリーズの編集履歴

2023-03-09 17:52:21 バージョン

ジムシリーズ

じむしりーず

ジムシリーズは、地球連邦軍の量産型MS『ジム』の系譜に属する機体の総称。ジム系列とも言われる。

概要

地球連邦宇宙軍の建造したモビルスーツ(MS)、ガンダムをルーツに持つ簡易量産型MSの総称。

その拡張性の高さやとにかく量産することが急務だったが故の工廠間における連携不全などから様々なバリエーション機が開発された他、そもそもの絶対数が多かったため近代化改修機や現地改修機、本機種をベースに新たに開発された試作機なども多い。


名実共に連邦軍の「顔」となったジムの特徴は、グリプス戦役以降に開発された量産機にも脈々と受け継がれていく事となる。


▲は映像作品、MSV企画、外伝ゲーム作品外、★は改造ガンプラ

RGM-79シリーズ

大抵の場合、ジムと言えば一年戦争時に生産されたRGM-79シリーズの事を指す。

大きく分けて「先行試作量産型」「前期生産型」「オーガスタ製後期生産型」「ルナツー製後期生産型」と区別される。

大雑把に説明すると『第08MS小隊』に登場する陸戦型ジム系列が先行量産試作型、ファーストガンダムから登場する大河原邦男氏デザインを母体とする前期生産型、『0080』以降に登場する出渕裕氏デザインを母体とするオーガスタ製、『0083』以降に登場するカトキハジメ氏デザインを母体とするルナツー製である。

この内先行量産試作型の陸戦型ジムは地球連邦陸軍の陸戦型ガンダムの量産型であり、祖こそ同じガンダムではあるが厳密にはジムの派生型ではない


先行試作量産型

MS配備までの間に合わせのために陸軍主導で開発された陸戦型ジム、後期生産型の一つジムE型の先行投入機とも言われる初期型ジムなどが該当する。

単に先行量産型と呼ばれる事もあるが、ややこしいことに通常の前期量産型がそう呼ばれる場合も多いために、こちらは「先行試作量産型」と区別されている。


基本的にこれらは間に合わせの機体と考えられていたが、後の制式量産機に稼働データがフィードバックされていたり、東南アジア戦線・オデッサ作戦を支えるなど本機(と陸戦型ガンダム)の功績は大きい。


RGM-79[G] 陸戦型ジム

3DCG ガンダム 陸戦型ジム

ガンダムの実働データが得られる前に完成した先行量産型。陸戦型ガンダムの生産ラインを転用して作られているため通常のジムよりも性能は高い。

ブルーディスティニーは当初、陸戦型ジムをベースに開発が進められていた。


派生機・バリエーション

  • RGM-79[G]:ジム・スナイパー(ロングレンジ・ビーム・ライフルを装備した狙撃戦仕様)
  • RGM-79[E]:先行量産型ジム宇宙用(基本設計を共有する空間戦仕様)▲
  • RGM-79[G]CV-ST:陸戦型ジム【ステルス】(廃熱を抑えた胸部に換装し、遮音遮熱マントを装備可能なステルス仕様)▲
  • RGM-79BD-0:ブルーディスティニー0号機(対ニュータイプ用戦闘OS「EXAMシステム」を搭載し全身に排熱ダクトを増設した実験機。性能不足でOSの搭載された頭部のみ陸戦型ガンダムを基にした1号機へ移植された)▲
  • ナイトストーカー(夜間スコープやスラスターを追加した夜間強襲型実験機)▲
  • RGM-79[G]RR:ジムRR(RRの読みは「レッズ」。近接戦特化の現地改修機で固定式のバイザーを装備)▲

RGM-79[E] 初期型ジム

初期型ジムぬりえ

ルナツーで生産されたジムの「先行量産型」の一種。

上記の陸戦型ジムとはまた開発元が異なる別系統の機体。"宇宙用ジム"とも呼ばれる。

外観は後期生産型の「ジム改」とよく似ているが、これは後期生産型の開発母体であるため。

最初期に開発されたジムでありながら、直系の機体は一年戦争末期の後期生産型であり、ジムと言えば真っ先に思い浮かぶ前期生産型とはあまり関係が無い。


派生機・バリエーション

  • RGM-79E:ジムE型(初期型ジムの量産仕様。ジム・コマンドの戦力化が先行したため計画中止)▲

前期生産型

ジムと聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるのは、少々やぼったい見た目の前期生産型であろう。

ややこしい事に、この前期生産系にも二種類の区分けが存在する。

初期に生産された「前期生産系の前期型」は量産を急ぐあまり、調整などが不完全な不良品も多かったと言われている(多くの資料では本当に粗悪品扱い)。

しかしこの前期型は生産数が極めて少ないらしく、ほとんどは生産工程を見直した「後期型」である。この後期型は「前期生産型ジムの後期型」であり、下記の後期生産型ジムとまた違う機体である。このため「実戦タイプ」と呼ばれる事もある。


劇中ではザクⅡと並ぶやられ役だったが、ボールと共に物量を持って地球連邦軍を勝利に導き、戦後も改修により長く使用された。


RGM-79 ジム

ジム

ファーストガンダムに登場する初代ジム。

先行配備機がオデッサから宇宙へ敗走するジオン軍追撃の任に充てられ、その後工廠でもある南米ジャブロー基地への量産配備に始まり艦隊や連邦勢力圏内各地に配備されていくこととなる。


派生機・バリエーション

  • RGM-79S:ジム指揮官機(ガンダム同様、ランドセルにビームサーベルを2本装備したマイナーチェンジ)▲
  • RGM-79T:ジム・トレーナー(複座仕様の練習機)
  • RGM-79LA:ジム・ライトアーマー(装甲削減による機動力強化を図ったエースパイロット仕様)
  • RGM-79SC:ジム・スナイパーカスタム(エースパイロット用の総合性能強化型)
    • RGM-79KC:ジム・インターセプトカスタム(ジム・スナイパーカスタムの後期生産型の別仕様。宇宙用増加スラスターユニット「フェロウ・ブースター」とドッキングしての運用を想定している)
    • RGM-79HC:ジム・ガードカスタム(ジム・スナイパーカスタムの後期生産型の別仕様。艦隊護衛用に巨大なシールド「ガーディアン・シールド」を装備)
      • RGM-79HC:ジム・ガードカスタム初期型(胸部・ランドセルがジム・インターセプトカスタムと共通)
    • ジム・スナイパー,EX(背部の大型推進器が特徴のスナイパー系ジム。宇宙世紀0091年に木星圏で運用された)▲
  • RGC-80:プロトタイプジム・キャノン(ジムの生産ラインを転用したガンキャノンの量産検討機で両肩部に360mmキャノン砲を装備。タイプ2は重心安定用に脚部増加装甲が追加された)
    • RGC-80:ジム・キャノン(肩部ロケット砲をガンキャノンと同じ240mmに縮小したうえで右肩にのみ装備。プロトタイプから頭部アンテナを引き継ぎつつ頭部と腕部をガンキャノンからジムのものに変更)
      • RGC-80S:ジム・キャノン空間突撃仕様(宇宙での姿勢制御用にランドセルにスラスターを配置。脚部をジム・インターセプトカスタムと同仕様に改装したタイプ)
  • RGM-79V:ジム・ナイトシーカー(胸部・背部にスラスターを増設し跳躍力を強化した空挺強襲仕様)
    • RGM-79LV:ジム・ナイトシーカーⅡ(ジム・ライトアーマーをベース機としたジム・ナイトシーカー)
  • RGM-79F:陸戦用ジム(装甲強化などを行ったヨーロッパ戦線向けの派生機)
  • RGM-79ARA:NT試験用ジム・ジャグラー(両肩にボールを改造したレーザー通信式砲座を装備した擬似的なオールレンジ攻撃対応型)▲
  • RGM-79U:ジム・スループ(後述するアクア・ジムとは別に検討されたジムの水中対応仕様)
  • RGM-79D:ジムダイバー(同上。型番がジムD型と共通するが外観に共通点は無い)▲
  • ジム可潜タイプ(同上。耐圧ゴーグルはアクア・ジムと異なり着脱式と思われる)▲
  • RGM-79:ジム狙撃兵(通常型のジムに装甲バイザーとスナイパーカスタムと同型のビームスナイパーライフルを装備した機体)▲
  • リック・ジム(示威のための曲技戦闘隊仕様。画稿は存在せず詳細不明)▲
  • ゲファンゲナー・ゲム(ジオン軍によって運用されたジムの鹵獲機)▲
  • RGM-79:ジム(THE ORIGIN版。ガンダムの選択装備だったスラスター5基の高機動タイプのランドセルを標準仕様としている)▲
    • ジム 近接戦闘タイプ(機体前面に増加装甲が施されている)▲
    • ジム 中距離支援タイプ(両肩と両腰にミサイルポッドを装備している)▲
    • ジム 遠距離砲撃タイプ(両側頭部にセンサーを増設し両肩にキャノン砲を装備している)▲
  • RGM-79:ジム ムーア同胞団仕様(サブアームとアポジモーター付きバックパックを背負ったサンダーボルト宙域仕様)
    • RGC-80:ジム・キャノン ムーア同胞団仕様(バックパックのサブアームを廃止し右側サブアームスロットにキャノン砲を装備したサンダーボルト宙域仕様)
    • RGM-79[M]:水中型ジム(肩部はアクア・ジムに似ているが頭部や胴体はジムに近く、脚部にハイドロジェットを内蔵)
    • RGM-79/GH:ガンダムヘッド(大型バックパックを外したムーア同胞団仕様ジムの頭部をV字アンテナの無いガンダムタイプに挿げ替えたもの)
  • ジム(JM)(宇宙世紀0088年頃に運用されたと言われる、ボールペンを装備した事務用MS。欠陥機)▲
  • サムウッディ大尉が開発したと言われる、ジムをさらに量産型にした超量産型MS。コストはボール以下)▲
  • RGMGM-79:GM/GM(読みは「ジムジム」。ガンプラマフィアのガンプラ。通常の頭部の他にジム・コマンドの頭部とGビットに似た頭部を持つものがいる)★
    • MSMGM-07:ジムズゴック(GM/GMにズゴックに似せたパーツを被せた水中対応型)★
  • MRXGM-009:サイコジムサイコガンダムをベースに改造したガンプラマフィアのガンプラ)★

後期生産型

簡単に言えばガンダムと同等以上のジム系MS

前期生産型ジムは生産性を優先するあまり、粗製乱造と言われるほどに基本設計が無視されていた。しかし戦争中にアムロ・レイの実戦データをフィードバックした上で、本来の設計に忠実な後期生産型と呼ばれる機体群も開発されていた。

これらはオーガスタやルナツー、ジャブローなど地球や宇宙の各工廠で並行して開発されており、他の工廠で開発中のデータも即時反映される体制だった。


後期生産系は登場が戦争末期だった事もあり生産数は少ないが、先行投入という形でジャブロー攻略戦の時点で後期生産系のバリエーションも実戦投入されている。ただ、生産数の少なさが仇となってか戦後はあまり長く使用されていない(現実の兵器でも、戦争末期に開発された最新モデルが大量生産に入る前に終戦となり戦後は現行モデルの方が長く使われたという事例は第二次世界大戦時によく見られた)。


一部の派生型はカタログスペック上ガンダムを上回る性能を持つが、劇中では主役機以外やっぱりやられ役である。


RGM-79D ジム寒冷地仕様

ジム寒冷地仕様

先行量産型では無視されていた基本設計に忠実な形で設計された北米ジョージア州に位置するオーガスタ基地製の後期生産型。

最初に開発されたD型は地上では破格の機動性を誇るドムに追いすがるべく推力の強化に重きを置いて開発された。寒冷地専用装備のテストベッドも兼ねた寒冷地仕様として知られてはいるが、あくまでD型のマイナーチェンジのひとつでしかなく、紅白に塗装された通常タイプも設定上存在する。


派生機・バリエーション

  • RGM-79FD / RGM-79[GRS]:装甲強化型ジム(リアクティブアーマーやホバー推進を採用した重装型。コンセプトは陸戦用ジムと類似するが頭部の特徴からD型がベースと推定される)
  • RGM-79G:ジム・コマンド地上用(D型を改設計した性能向上型)
    • RGM-79GS:ジム・コマンド宇宙戦仕様(運動性強化のためにランドセルのスラスターが後方に2基と斜め四方に配置されている)
      • RGM-79GS:ジム・コマンド外宇宙戦仕様(小惑星機動艦隊向けに外装が見直されスラスターが強化されている)▲
      • ジム・コマンド“ハンマーヘッド”(トサカ部分が前方にせり出たガンダムタイプの頭部と可動式バーニアアームを搭載した実験機)▲
    • RGM-79GL:ジム・コマンド・ライトアーマー(ジム・コマンドの軽装甲高機動化仕様)▲
    • RGM-79GB:ハイブースト・ジム(ランドセルをジムの物に差し戻し臀部と脚部にスラスターを追加した高機動仕様)▲
    • ジム・コマンド・キャノン(ジム・コマンドの砲撃仕様)▲
    • 地底戦用ジム(頭部と両腕に円錐状のドリルを備えている)▲
    • 強行偵察型ジム(頭部に索敵ユニットを装備した偵察型、「みるちゃん」「きくちゃん」「なんだろうくん」の3種類の仕様が存在)▲
  • RGM-79DO:ジム・ドミナンス(ジム・コマンドを改修した実験データ収集用試作機)▲
    • RGM-79TB-1[T]:ジム・タービュレンス(ジム・ドミナンスの改造ガンプラ)▲★
      • RX-78TB-2[SB]:ガンダム・ストームブリンガー(ジム・タービュレンスの再改造ガンプラ)★
      • RX-78TB-3[FA]:ガンダム・ストームブリンガーF.A.(読みは「フェイタル・アッシュ」。ガンダム・ストームブリンガーの武装強化型)▲★
    • RGM-79SP:ジム・スナイパーⅡ(ジム・ドミナンスの設計を基にした総合性能強化仕様)
      • RGM-79SQ:ジム・シューター(老朽化したジム・スナイパーⅡを対空専門の超長距離射撃支援機に改修した機体)▲
      • RGM-79K9:ジムスナイパーK9(ジム・スナイパーⅡにEXAMシステムの搭載などの改造を施したガンプラ)★
      • RX-80(ジム・スナイパーⅡを元に開発された次世代MSの試作機。ペイルライダー系列に発展)▲
    • RGM-79S:ジム・スパルタン(ジム・スナイパーⅡの兄弟機である重装甲局地戦仕様)▲
      • RGM-79S:ジム・スパルタン(RG)(ガンダムタイプの頭部を持つジム・スパルタンのパーソナルカスタム機)▲
  • RGM-79E:ジム・スカウト(情報収集仕様。画稿に乏しく詳細不明)▲

RGM-79C ジム改

RGM-79C

一年戦争末期に先行試作型が投入され、戦後に連邦軍の主力機となったサイド7周辺宙域(地球を中心とした場合と逆方向)の宇宙要塞ルナツー製後期生産型。

ガンダム初めて実戦に駆り出された9月から1ヶ月後には基本的な設計そのものは完了していたようで、陸戦型ジム同様に10月にジャブローへの運用データの到着を待たずして地球近海の宙域で試験運用された初期型ジムの設計を転用している。

なお、一年戦争末期には同じ型番の後期型ジムと呼ばれる機体が確認されているが、こちらは登場した『機動戦士ガンダム_MS_IGLOO』公式サイトの別ページ(サラミス級巡洋艦)では「ジム改」とも呼称されているので同一の機体と思われる。


派生機・バリエーション

  • RGM-79:ジム後期生産型(『センチネル0079』に登場する所謂Ver.Kaジム・コマンド宇宙戦仕様のランドセルを装備)▲
  • RGM-79C[G]:ジム改陸戦型(脚部が陸戦型ジムに、バックパックが陸戦型ガンダムに近い形状になっている)▲
  • RGM-79C[G]:ジム改陸戦型 スパルタン仕様(上記ジム改陸戦型とは無関係。3基のスラスターが付いたやや横長のランドセルと頭部に増設されたバイザーが特徴)
    • RGM-79C[G]:ジム改陸戦型 南洋同盟仕様(両肩にザクⅡのL字シールドを、脚部にフロートを装備しており正座の姿勢を取ることで水上走行が可能)▲
  • RGM-79:パワード・ジムガンダム開発計画の一環で脚部ショックアブソーバーや新型バックパックを装備した試作機)
  • RGM-79FP:ジム・ストライカー(穂先にビームサーベル2振を仕込んだポールウェポン「ツイン・ビーム・スピア」を装備し、全身に爆発反応装甲「ウェラブル・アーマー」を装着した地上格闘戦仕様)
  • RGM-79CA:ジム・レイド(大推力のバックパックに換装し、チェーン・マインなどの非ビーム兵装を数多く装備した強襲仕様)▲
    • RGM-79CA:ジム・レイドライト(ジム・レイドの装甲を削減した軽装型)▲
  • RGM-79C:ジム改[ケラウノス所属機](頭部などにジム・コマンドのパーツやジャンクパーツを使用した現地改修機)▲
    • RGM-79C[WAGTAIL]:ジム改[ワグテイル](後述のジムⅢ選考に落ちた近代化改修キットを組み込んだ機体)▲
      • MSK-003:ワグテイルⅡ(中破したワグテイルを後述のジム・カスタムなどの部材で修復した機体)▲
      • MSK-003:ワグテイルⅡex(ランドセルをハイザックの、腕部を後述のジムⅡの物に換装したワグテイルⅡの改修機)▲
  • TGM-79C:ジム・カナール(ジム改の訓練機仕様。不必要な破損を避ける目的で頭部が無く大型のセンサーユニットとなっている)▲
    • TGM-79C:ジム・カンヌ(教官が同乗する複座仕様でジム・カナールの遠隔操縦が可能。こちらは頭部が残っている)▲
  • RGM-79CR:ジム改高機動型(後述のジムⅡ同様の近代化改修が施されたティターンズの評価試験機。ハイザックハイザックキャノンアイザックとバックパックの互換性を持つ)▲
  • RGM-79E:ジム索敵型(ジム改や後述のジム・カスタムをベースとし、頭部に箱状の大型索敵ユニットを装備した仕様)▲

一年戦争以降の生産型

一年戦争後も新機軸を盛り込んだ新たな機体が少数ながら開発されている。

RGM-79N ジム・カスタム

ジムカスタム

ジムの上位機種。ジムをベースにガンダムNT-1の部品が積極的に組み込まれており、特長がないのが特徴とまで評されるほど無難で安定した機体性能を持つ。

その分コストが高騰したことやティターンズ設立に伴い早々に生産ラインが切り替えられたこともありエースパイロット用の少数量産に留まっているが、生産ラインが閉じて5年経ったグリプス戦役時にもエゥーゴによる運用が確認されている。


派生機・バリエーション

  • RGC-83:ジム・キャノンⅡ(ジム・カスタムをベースに両肩にビーム・キャノンを装備しガンダムNT-1・FAの「チョバム・アーマー」を本体装甲として組み込んだ[[ジム・キャノンの後継機)
    • RGC-83:ジム・キャノンII ルシアン・ベント専用機(左腕にヒートホーク2挺を固定装備しているケラウノス隊隊長機仕様)▲
      • RGC-83:ジム・キャノンII[ホワイトコーラル](ビームキャノンの右肩を高出力の開放型バレルに、左肩をセンサーユニットに換装し、脚部増加装甲が排除された)▲
  • RGM-79Q:ジム・クゥエル(ジム・カスタムの生産ラインを転用したティターンズ結成当初の主力量産機)▲
    • RGM-79Q:アーリーヘイズル(頭部を下記ヘイズル系のガンダムヘッドに換装した指揮官機仕様)▲
      • ARZ-79Q:アーリーヘイズル・火星ティターンズ残党鹵獲機仕様(火星に落ち延びたティターンズ残党がジム・クゥエルにガンダムヘッドを取り付けた現地改修機)
    • RX-121:ガンダムTR-1[ヘイズル]系列(TR計画における武装試験、ガンダムヘッドの心理的効果検証用の強化改修機)
    • RX-122:ヘイズル・ケルデルク(ガンダムMk-Ⅱの装備を用いた量産向けデータ収集機)▲
  • RGM-79N-Fb:ジム・カスタム高機動型ガンダム試作1号機フルバーニアンのユニバーサル・ブースター・ポッドを装備した試作機)▲
  • RGM-79N:ジム・カスタム《シルバー・ヘイズ改》(宇宙海賊「シュテンドウジ」のウイングス・ハウザー専用機。パーソナルカスタム「シルバー・ヘイズ」の鬼を模した角に加え左腕がアレックスの90mmガトリング砲付きの物になっており、専用武装「ビーム・ミツマタ」を装備)▲
  • RGM-79N AHA:アトミックヘビーアーマー・ジム・カスタム(右腕を丸ごとアトミックバズーカに換装し対放射線装備を施した核攻撃仕様。コンセプトは後のサイサリスに繋がる)▲

RGM-79WN ジム・グラム

U.C.0089年頃に運用された機体。詳細な設定は未だ開示されておらず、他のジム系列の派生機である可能性もある。▲

派生機・バリエーション

  • RGM-79WN+B-PARTS:ジム・グラム・スカイ(ジム・グラムの高機動戦闘用MA形態で、頭部にゴーグルタイプのバイザーを追加、下半身にGアーマーのBパーツを装着する)▲

ジムの近代化改修機

汎用性が高く、一年戦争終結後も多数が残存していたジムは、近代化改修により新たなナンバーを与えられ、中には新規製造された機体もある。陳腐化しているとはいえ一部の基地では宇宙世紀0096年まで現役を貫いている機体も見られる。

RMS-179 ジムⅡ

RGM-79R ジムⅡ

ジムの近代化改修型。カタログスペック上ではガンダムを上回るが、グリプス戦役序盤からすでに旧式化しており新鋭機にとって代わられていった。宇宙世紀0096年時点でも戦略的価値の薄い拠点などで運用されており、中にはガンダムの頭部のレプリカを装備してジオン共和国過激派を退けた機体もあった。

戦後の新規製造機とジムの近代化改修機では型番が異なり、後者では「RGM-79R」となる。


派生機・バリエーション


RGM-86R ジムⅢ

ジムIII(RGM-86R)

ジムⅡの設計を大幅に見直し、腕部ムーバブルフレームやランドセルなどガンダムMk-Ⅱの技術を組み込んだ近代化改修機。

総合性能はMk-Ⅱと同等であり量産機としては高い部類に入るが、ジェガンの登場により800機程が作られた段階で生産が中止された悲劇のMS。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』や『機動戦士ガンダムUC』にも登場する。


派生機・バリエーション

  • RGM-86R:ジムⅢ・D(ディフェンサーユニット装備形態)▲
  • RGM-86R:ヌーベルジムⅢ(より高出力化したジェネレーターを搭載した新規製造機。胸部ダクトが4基に増えている)▲
  • RGM-86EW:早期警戒型ジムⅢ(バックパックに索敵ユニットを装備した早期警戒機仕様)▲
  • RGM-79V:ジム・ナイトシーカー ヴァースキ専用機(ジムⅢにジム・ナイトシーカー同様の改修を施したナイトイェーガー隊隊長機仕様、宇宙仕様に改修する際に頭部とバックパックが開発中のジェガンから移植された)▲
  • RGM-89RF:ジムⅢ・パワード(肩部にスラスターを増設し頭部に複合センサー内蔵バイザーを装着したエースパイロット仕様)▲
    • RGM-89RF・FA:ジムⅢ・パワード フルアーマー〈ブルドック〉(ジムⅢ・パワードの増加装甲装着形態)▲
  • RGM-86RBM:ジムⅢビームマスター(ジムⅢをベースに多数のビーム兵装を盛り込んだ改造ガンプラ)★

ジムの系譜に属する地球連邦軍の新規設計機

一年戦争時に設計されたガンダムを基に作られたMSでは近代化改修を施しても限界があることは明白であった為、その時代に見合った性能を持つ汎用量産機が生産されることは当然の流れである。

しかしそんな流れの中で生まれたMS達はジムのようなゴーグルタイプの頭部を持って生まれることが多く、「RGM」ナンバーが引き継がれた機体も少なくない。


MSA-003 ネモ

ネモ

アナハイム・エレクトロニクス社がエゥーゴの主力量産機として開発した機体。ジム・スナイパーⅡのスラスター配置を踏襲しており、ムーバブルフレームやガンダリウム合金製の装甲を採用している。『機動戦士ガンダムUC』では首都ダカールやトリントン基地の守備隊として登場した。


派生機

  • MSA-003:ネモ・カノン(ロング・シールド・ブースターを装備した仕様)▲
  • M​S​A​-​0​0​3+FXA-05D:ネモ・ディフェンサー(Gディフェンサーを装備した仕様。Gディフェンサー側のコクピットをレドームに換装した早期警戒仕様も存在する)▲
  • MSA-003N:ネモ改(ビームガンとビームランチャーをバックパックに装備した武装強化型)
  • MSA-003HM:ネモ・ハイマニューバー(百式のバックパックを装備した機動力強化型)▲
  • MSA-003R:ネモ・リメス(ガンダムMk-Ⅱのランドセルを装備した次世代量産機候補)▲
  • ネモ・ストライカー(ジム・ストライカーのウェラブル・アーマーを装備した仕様)▲
  • ネモ ウィドウメーカー仕様(チョバムアーマーを装備した民間軍事会社仕様)▲
  • MSA-004:ネモⅡ(ネモの近代化改修型、開発が難航しペーパープランのみで後述のネモⅢに発展)
    • MSA-004K:ネモⅢ(左肩にビーム・キャノンを装備したネモⅡの武装強化仕様)

MSA-007 ネロ

taskforce α

アナハイム・エレクトロニクス社がSガンダムλガンダム(詳細不明)を折衷して量産化した機体。生産は少数に止まる。▲


派生機

  • MSA-007T:ネロ・トレーナー(高機動のアグレッサー仕様)▲
  • MSA-007E:EWACネロ(頭部にレドーム付きの大型索敵ユニットを装備した偵察・電子戦仕様)▲
  • ネロ バインダーカノン装備型(肩部にビーム・カノン付きバインダーを装着した高機動型)▲

RGM-89 ジェガン

ジェガン

アナハイム・エレクトロニクス社が、ジム系MSの技術とネモの技術を統合して開発した機体。高い信頼性と操縦性を持っており、開発から60年後においても警備用として運用されていた。ちなみにメインカメラは固定式のモノアイ

型式番号に接尾アルファベットの無いロールアウト当時の仕様は「ジェガンA型」と呼ばれる。


派生機

  • RGM-88X:ジェダガンダムMk-Ⅱの技術を取り入れて開発されたジェガンの前身となる量産検討機)▲
    • RGC-90XC:ジェダキャノン〈ジェダブル〉(中距離支援仕様)▲
  • RGM-89:ジェガン バーナム所属機(改修されたセンサーアイやビーム・ランスといった武装にに繋がる技術が見て取れる)
  • RGM-89Gmh:陸戦用ジェガンA型マン・ハンター仕様(スラスターを塞ぎ背部を展開式キャリアーに換装、股間部に機銃座を設置した対人制圧用)
  • 陸戦用ジェガンA型消防仕様(推定による仮称。キャリアーに消火器を搭載)
  • RGM-89NT-1:ロズウェル・ジェガン(フィン・ファンネルのデータ収集を担った量産型νガンダム開発のための実験機)▲
  • RGM-89A2:ジェガンA2型(脚部、背部のスラスターを増加した高機動仕様)
  • RGM-89S:プロト・スタークジェガン(第二次ネオ・ジオン抗争終結後に開発された後述のD型ベースのスターク・ジェガンのプロトタイプ。複座式)
    • RGM-89S:スターク・ジェガン(『CCA-MSV』版。デザイナーの明貴美加氏自らプロト・スタークジェガンにリファインしたため現状存在が怪しい)
      • RGM-89:ジェガン武装強化型(『CCA-MSV』版スターク・ジェガンのミサイルランチャーのみを通常のジェガンに装備した機体)▲
  • RGM-89D:ジェガンD型宇宙世紀0096年時点で主力になっている拡張性を強化した仕様。肩部装甲が四角に近い形状になっている)
    • RGM-89De:ジェガン ECOAS仕様(増設型バイザーと胸部増加装甲を装備した特殊部隊仕様)
      • RGM-89De:ジェガン ECOAS仕様 コンロイ・ハーゲンセン機(バイザーが狙撃仕様になっており、武装はダガー・ナイフやハンドガンなど取り回しの良いものを採用している)
    • RGM-89D-ESD:ジェガンD型 護衛隊仕様(胸部・頭部に増加装甲を施され低威力の実弾兵装を装備した仕様)
    • RGM-89S:スターク・ジェガン(重武装・高機動の指揮官用特務型)
      • RGM-89D:ジェガン高機動仕様(肩部装備と腕部・頭部増加装甲を排除した簡易仕様)
    • RGM-89DEW:EWACジェガンリゼルのものをベースとした頭部に箱状の大型索敵ユニットを装備した偵察・電子戦仕様)
    • RGM-89E:EWACジェガン(DEW型とは別仕様で、EWACネロと同型の索敵ユニットを装備)▲
    • RGM-79GF:ゴーストジェガンF(EXAMシステムを搭載した攻撃重視仕様)▲★
    • RGM-79GM:ゴーストジェガンM(n_i_t_r_oシステムを搭載した索敵重視仕様)▲★
    • ゴーストジェガンMAXIMUM(中破した上記2機のミキシングガンプラ)▲★
  • ESMジェガン(頭部・両肩・股間部に光学観測機器と電子センサーを装備した偵察用ジェガン)▲
  • RGM-89J:ジェガン ノーマルタイプ(宇宙世紀0123年時点で主力になっている仕様。A型から脚部サブスラスターがオミットされている)
    • RGM-89R:ジェガンAタイプ(A2型同様にスラスターを強化した指揮官機仕様。左腕に2連装グレネードランチャーが増設)
      • ファイアボール(背部スラスター配置を変更し、右腕にもグレネードランチャーが増設された改修機)▲
    • RGM-89M:ジェガンBタイプ(ノーマルタイプを基に両腰にミサイルポッドを装備した火力強化型。胸部ダクトが大型化している)
    • RGM-89ST2:STガン(両肩にレドームやセンサーを増設したサナリィの早期警戒並びにガンダムF90の試験データ収集仕様)▲
  • RGM-89BM:ジェガンブラストマスター(ジェガンを基に様々なガンダム作品の高火力装備を組み込んだ改造ガンプラ)★
  • RGC-90 / RGM-90:ジェガン重装型(両肩にビームランチャー2基、両腰にミサイルポッド2基を装備したジェガンの改設計機)
  • RGM-96X:ジェスタ(ジェガンを改設計したユニコーンガンダム護衛用の高性能機)
    • RGM-96X:ジェスタ・キャノン(増加装甲と追加武装を施した中距離支援形態)
    • RGM-96Xs:ジェスタ シェザール隊仕様(不死鳥狩り作戦用に改修されたジェスタ。高機動のA班仕様、狙撃のB班仕様、捕獲のC班仕様が存在する)

FD-03 グスタフ・カール

skebのリクエスト絵♪ ガキン♪

ジムおよびジェガンの系譜上に連なる量産機であり、ジム系の機体としては最大級の巨躯を持つ。宇宙世紀0105年時点でキルケー部隊などの一部部隊で主力配備されている他、宇宙世紀0096年時点でも先行配備機が少数稼働している。


派生機

  • FD-03-13:グスタフ・カール13型(宇宙世紀0096年時点の先行配備機。左側が欠けた頭部の非対称V字アンテナが外見上の特徴)
  • FD-03-00:グスタフ・カール00型(13型からマイナーチェンジされた制式配備型。フレーム構造が変更されたほか、頭部アンテナもロッド型のものに改められている)
  • FD-03:グスタフ・カール(軽装型)(機体各部の装甲などを取り付けていない仕様。これに対して、よく知られている13型および00型の姿は「重装型」のものとされる)▲
  • ドーラ・カール(隊長機に位置付けられるグスタフ・カールに対する一般機仕様。頭部アンテナは00型のものに近いロッド型を採用している)▲

RGM-109 ヘビーガン

RGM-109 ヘビーガン

ジェガンの設計を元に開発されたジム系初の小型MS。しかし性能面では要求水準に達しておらず、その後のより高性能な小型MSへの繋ぎ役として扱われた、しかしそれでも主力量産機として一定数が生産され、使用された。『機動戦士ガンダムF91』に登場し、その後『機動戦士Vガンダム』でもマケドニアコロニー軍仕様に改修された物が登場した。


派生機

  • RGM-109-M5:ヘビーガン(マケドニア仕様)(マケドニアコロニー政庁の手に渡った機体。頭部や脚部、性能面でも若干の改修が加えられている)
  • RGM-109:ヘビーガン重装攻撃型(中距離支援を目的として、オプションによるヘビーガンの重武装化を図った機体。パワードウェポンタイプとも)
  • MSA-120サナリィガンダムF90との次世代主力MSの座を賭けたコンペティション用に制作されたアナハイム・エレクトロニクスのMS、外見はベース機とは似ても似つかずむしろジオン系に近い)▲
  • RGM-111:ハーディガンシルエット・フォーミュラ・プロジェクトに基づきヘビーガンをベースに開発されたキャノンガンダムの模倣機)
    • Gカスタム(ハーディガンの先行試作型。頭部センサーはツインアイ)▲
    • RGM-111:ハーディガン ナイトレイド(ジオン系反連邦組織の鎮圧に投入された夜間降下作戦仕様。AタイプLタイプといったF90のミッションパックの構成要素も用いられている)▲
    • RGM-111:ハーディガン ブリッツクリーク(コロニー内での対ゲリラ戦に対応した機体。ヘビーガンとハーディガンの中間型と言える仕様を持ち、ビームスピアを携行する)▲

RGM-119 ジェムズガン

シュラク隊の防壁

ヘビーガンの後継機として開発された機体。出力が不足しており、作業用とすら揶揄されてしまっていたが、地球の厳しい環境下における高い稼働率が評価されて地上各地で使用された。『機動戦士Vガンダム』に登場したが、その時点では既に旧式となっていた。


派生機

  • RGM-119:ジェムズガン(宇宙艦隊所属機)(ジャベリン配備までの繋ぎとして製造された宇宙戦仕様。スラスターなどに通常機との差があるとも言われる)
  • RGM-119D:砂漠用ジェムズガン(ザンスカール戦争時にアフリカ戦線で運用された現地改修機)
  • CRGM-119:ジェムズガン改(宇宙世紀0169年時点で地球連邦軍特殊部隊キュクロープスで運用されている仕様。他の運用機と規格を合わせた眼球状のモノアイを採用している)▲
  • RGM-119[SS]:ショートショルダー(宇宙世紀0169年頃に運用された対人戦向けの現地改修機。コロニー内市街地での反連邦運動鎮圧に適した改修が加えられている)▲
    • CRGM-119[SS]:ショートショルダー改(ショートショルダーのキュプロークス仕様。頭部センサーはモノアイ化されている)▲
  • ジェイブス(小説版に登場する機体。ジェムズガンの次世代機とされるが、画稿に乏しく詳細不明)▲

RGM-122 ジャベリン

ジャベリン

ジェムズガンとほぼ同時期、数年後に開発された宇宙用量産機。名前の通りジャベリン・ユニットと呼ばれるショットランサーを装備しているのが特徴。宇宙世紀0150年代の連邦軍の主力量産機だが、ジェムズガン同様旧式化は否めない。


派生機

  • RGM-122:プロトタイプジャベリン(ジェムズガンを改設計した前身機)
  • RGM-122:ジャベリン初期型(初期生産タイプとも。生産ラインを共有していたジェムズガンの一部パーツが流用されている)
  • RGM-122:メガスピア搭載型ジャベリン(対艦用の大型ショット・ランサー「メガスピア」を背部に装備した機体)
  • RGM-122C:ジャベリンキャノン(両肩に単装ビーム砲を2基2門あるいは4連装ビーム砲を2基8門を装備した砲撃仕様)

RGM-196 フリーダム

RGM-196 FREEDOM

地球連邦軍が宇宙世紀0218年に崩壊する最末期まで運用していた機体。

宇宙世紀0223年時点では既に民間に払い下げられており、劇中でも地球連邦軍の流れを汲む「セツルメント国家議会軍」ではなくサイド8・ガイアの擁するガイア軍が運用するMSとして登場したが、既に旧式だった上に整備が行き届いておらず、ビームシールドが展開不能など標準の装備も揃っていない有様であった。


派生機

  • Fセイバー(セイバーチームの手が加わったイルミナーティ向けの改良機。この機体を元にGセイバーが開発されたとも言われる)

その他

  • RRf-06:ザニー(ジム以前にザクⅡのパーツを流用して拵えられた連邦軍の実験機)
  • SRf-06:ダーレ南洋同盟が一年戦争時のMSの残骸を元に量産したミキシングビルド機。その出自故にジムとジオン系機体の特徴が入り交じっている)
  • RX-81:ジーラインFSWS計画のデータも取り入れたガンダムのフルスペック仕様の量産型)
  • RX-124:ガンダムTR-6[ジムⅡ](機種統合計画に基づきガンダムTR-6[ウーンドウォート]にジム系の四肢を接続したジムの置換機)▲
  • MSA-008 / RGM-87:バージムバーザムエゥーゴカラバ仕様。頭部はバイザータイプに換装されている)▲
    • RGM-87C2:バージムC2型(2線級MSとして数度の近代化改修を加えられたバージム。『A.O.Z Re-Boot』版バーザムをベースにしていると見られる)▲
  • MSS-009:ジェモ(ル・シーニュの余剰パーツから製作された少数量産機)▲
  • RGD-X1:GDストライカー(読みは「ジード」。コロニー守備隊向けの次世代トライアル機「ガン・ディフェンダー」シリーズの1機で、以前にジェガンとのコンペに敗れた「ハイパス」を改設計している)▲
  • RGZ-95:リゼルZⅡを基にジェガンとパーツの共用化を図ったΖガンダムの量産型)
  • RAS-96:アンクシャ(アッシマーを基にジェガンとパーツの共用化を図った後継機)
  • F97:フリント(地球圏で不要な装備を取り払ったクロスボーンガンダムの量産型。連邦軍への配備は実現せず)▲
  • LM111E02:ガンイージVガンダムとベース機を同じくする汎用性・生産性を重視したMS)
    • LM111E03:ガンブラスター(ガンイージのバックパックを高機動タイプに換装した発展型)
  • ZGMF-X56S/gma / ZGMF-X56S/gmb:インパルスジム(インパルスガンダムにジムまたはGビット似の頭部、さらに専用のバックパックと武装を取り付けた改造ガンプラ)★

他のシリーズにおいてジムポジションに相当する機体

ジムポジションと一口に言っても味方量産機、体制側勢力の量産機、デザインラインのオマージュ、量産型ガンダム(特にデチューン・デグレード量産モデル)と切り口は多岐に渡る。またガンダムタイプが雛形ではなく発展型として位置していることもある。ただし基本的にはジムポジション機体は劇中で一般兵向け量産機として位置する物が原則である(こうしないと百式などのデルタガンダム系列機や量産型ΖΖⅡリ・ガズィ他Ζ系量産型etcといった高性能エース向け少数生産機、ワンオフ実験・試験機寄りのデミガンダム系機体なども際限なく該当してしまう為)。


※太文字は量産型ガンダムとしての側面を持つ機体


関連リンク

ガンプラジムギャラリー


関連タグ

ガンダム 宇宙世紀 地球連邦軍 4月6日


ゲム・カモフ:ジオン製のジムの偽物。

ジムヘッド ブルーディスティニー1号機:どちらも原型は陸戦型ガンダムだが、頭部は陸戦型ジムのものを使用している。

アルヴァアロン:立ち位置はジムとは完全に異なるワンオフの高級MSだが、頭部がジムに酷似しているため「金ジム」と渾名される。

イデオン伝説巨神イデオン):顔がジムに似ているため「ジム神様」とよくネタにされるが他作品であり辟易している人間も多い点に注意。『機動戦士ガンダム劇場版・めぐりあい宇宙』ではスタッフの遊び心でジムの顔が1コマだけイデオンのものに変わるシーンが存在している。

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