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モンスター物の編集履歴

2020-03-24 22:14:58 バージョン

モンスター物

もんすたーもの

エンターテインメント作品のジャンルの一つ。『怪物もの』、『人外もの』ともいう。 総じていうと人以外のキャラクターがメインの作品がこれにあたる。

概要

異類婚姻譚に代表されるように、古くから人外や怪物と人の関わりを扱った作品は存在するものの、主に1990年代半ばから発生したジャンルの一種。


それまでにもデビルマン女神転生など似たコンセプトを持つ作品はあったが、ポケモンの登場、大ヒットにより一気に広まった。

そのため後世の育成ゲームやそれに伴うメディアミックスは、「ポケモンフォロワー」「ポケモンライク」などと呼ばれることもある。


以降も毎年のように様々な作品が輩出されており、サブカルチャー全般に影響を与えたと言っても過言ではない。


地域別にみると日本だけでなく、韓国をはじめとしたアジア圏や欧米を中心に多彩な作品が発表されており、世界的な人気を誇るジャンルでもある。


媒体は多岐に渡り、アニメ漫画ゲームなどのメディアミックスを行うことも少なくない。さらに玩具の展開もある場合、いわゆるホビアニの一種として扱われるのが一般的。


以上の経緯から「モンスター物」といえばキャラの収集ゲームだという印象を持つ人も多いが、単に人外種族と人間の交流・接触を描く昔ながらの作品も、もちろん根強い人気がある。

漫画や小説などの物語では、異形であることの悲しみや種の違いによる問題などが描かれる事が多く、差別のメタファーとなることが多い。(モンスター物とは少し違うが、石ノ森ヒーローはこの傾向が顕著に現れている先例である)

それは同時に「種族の差をひっくり返す」というどんでん返しやカタルシスにも活用され、一種の王道を形作った。

この場合、人外は人間に対して友好的・協力的なスタンスを取ることがほとんど。後述の「関連タグ」のモンスターパニックとは、似ているようで正反対の性質を持つ。


ゲームとしてのジャンルはRPGアクションゲームシミュレーションゲームなど多岐にわたるものの、基本的には以下の点が共通している。


  • 主人公たち人間とは別に、不思議な力を持った人外の存在がいる。
    • これらの中には自然そのものの動物ではなく機械の体を持つもの、精霊妖精などといった霊的な存在のもの、人によく似た姿形をもつエルフドワーフなどの種族系が含まれるが、この記事では一括して「モンスター」とする。
    • タイトルにもよるが、作中でのモンスターの総称や略称は「〇〇モン」となる場合が多い。
    • モンスター妖怪の記事にあるような伝説・神話由来の存在だけでなく、子供に人気の動物昆虫恐竜植物や身の回りの道具など様々なものがモチーフとして選ばれる傾向にある。
    • メカロボットを取り扱った作品については、後述の「近縁ジャンル」より「ロボット系」を参照。

  • 作中世界でどう生きているのか、どのように人と関わっているのかといったモンスターの生態系、在り方が描写されている。
    • モンスターは現実世界における動物のようにみなされたり、もしくは人間と同等の生活を営む、または敵対する種族と認識されていたりと、作品によって扱いは様々。ただし人間の話を聞けるように、知能面では人語を解せる程度か、それ以上に設定されていることがほとんど。
      • モンスターは大きく「喋らないか、鳴き声しか発しないもの」(ポケモンやプロミンなど)と「人間の言葉を喋れるもの」(デジモン妖怪ウォッチの妖怪など)に分けることができる。ただし、作品ごとに厳密に決まっているわけではない。
      • モンスター名は基本的に「種としての名前」(「」や「」のようなもの)だが、ニックネームをつけられる場合もある。
    • 妖怪精霊の類に多いものとしては、主人公たちをはじめとした一部の人しかその存在を感知できない場合もある。モンスターの発見に専用のアイテム(妖怪ウォッチなど)が必要なケースも。
    • 人と同水準の生活を営む種族であれば、お互いの文明の技術や独特の慣習に驚かされたり驚いたりする。

  • 世界観は比較的現代ファンタジーのどちらかになりやすいが、SFギャグなどの要素が混じるケースもある。
    • モンスターが行う「バトル」はスポーツやゲーム感覚のライトなものから、世界の運命にかかわる重大なものまで、作品・状況ごとの差が大きい。
    • 作品によっては戦闘以外にも、モンスターが人間の仕事の手伝いをしたり、家畜ペットにされていたりする描写も見られる。
      • また、モンスターを通して命の尊さを伝える作品も多い。これは1990年代から2000年代あたりが特に顕著で、それ以降は娯楽性が優先されたのか、それとも作品を取り巻く社会環境が変化したのか以前ほどは目立たなくなった。
      • 妖怪ウォッチ以降は戦闘一色というだけでなく、「モンスターのいる日常」や「モンスターと人間との関係性」にクローズアップした作品も多く見られるようになる。
    • 主人公を取り巻く組織としてモンスターの研究機関や、バトルのルールや大会などを取りまとめる協会などが存在する。そして何と言っても、非合法にモンスターを捕まえたり利用したり、中には皆殺しにしたりするような悪の組織も登場。
      • デジモンセイバーズ倉田明宏のように特異な力を持つが故に害獣として駆除しようとしたり、ロケット団デスメタル帝国などのように道具や兵器として利用しようとしたりする人間も登場する。当然ながらこのような行為をする者は作中における悪役であり、主人公とモンスターの絆によって悪事を阻止される。

  • モンスターはたくさんの種類が存在し、新種の発見や収集が目的になっている場合も多い。
    • モンスターを仲間にする手段としては捕獲のほか、他人と交換したりイベントやキャンペーンで配布されているものを入手したりするパターンも。
    • 図鑑機能が搭載されており、見つけたり手に入れたりしたモンスターの記録で埋まっていく。
      • 通信による「交換」や「対戦」を前面に押し出していることもあって、それぞれ登場するモンスターが異なる複数のバージョンが同時発売されたり、後日マイナーチェンジが出たりする作品も多い。
      • 相当数のモンスターをカテゴリー分けするために、モンスターが持つ属性(タイプ)や種族が参照される。それだけにとどまらず、バトルの際においては有利・不利の相性を決めたりするのに重要な要素となる。
      • コレクション要素はカードや玩具(妖怪メダルなど)、ソーシャルゲームとの相性が良い。
    • モンスターの種類が多いだけでなく、それぞれに個性性格が設定されていることから、有名な作品では二次創作も活発。モンスターそのものの擬人化や、二次オリとしてオリジナルモンスター、オリジナルの種族を考える人も少なくない。

  • バトル対戦などの戦闘要素がある場合、主に戦うのは人ではなくモンスター。人の役割は、彼らに戦闘の指示を出したり手助けをしたりすることである。
    • システム的にモンスターと人が一緒に戦える場合もある。こちらについては後述の「特殊な例」を参照。
    • 単にモンスターが登場する作品なら数あれど、ほとんどの場合は敵として主人公に倒されるだけの存在だった。しかしこのモンスター物では、彼らが味方になってくれることが最大の特徴である。
    • 一部のモンスターは非戦闘時はカードやアイテム(モンスターボールなど)に入っていたり、出てくる際は何らかの方法で召喚されたりする。
      • この場合、一緒に戦える・連れていけるモンスターに限りがあるため、パーティ編成を考えることが重要となってくる。
    • 一方で人外が多い作品の中でも、女児向けに多く見られる「戦闘を中心としていないもの」はモンスター物として扱われない場合がほとんど。こちらについては後述の「近縁ジャンル」より「非戦闘系」を参照。
    • バトル、育成、交流と手段はさまざまだが、いずれにせよ「人とモンスター(人外)の友情」を重視するのには変わりはない。モンスターが戦ってくれるのも、人との信頼があるからこそだ。
      • 逆にモンスターの体調や気持ちも考えずに無理やり戦わせたり、洗脳するなどして意思を奪ったりする行為は作中において明確に「悪」とされる。
      • 無論悪意、敵意を持ったモンスターも倒すべき「敵」となる。こちらが絡むと、モンスターパニックに近い展開になることも。

  • モンスターの育成要素がある。基本的には戦闘を重ねて経験値を貯め、レベルを上げるといった具合。
    • 多くの作品では「レベルを一定まで上げる」「進化用のアイテムを使う」など、特定の条件を満たすとモンスターが進化覚醒して名前や姿や能力が変化する。進化は不可逆の場合が多い。
      • アニメや小説では「パートナーのピンチに進化」が黄金パターンである。
    • 2体以上のモンスターを合体交配させて新しいモンスターを生み出せる場合もある。成功すれば強力なモンスターになるが、失敗して弱いモンスターになってしまうこともあるので注意が必要。
    • 中にはモンスターを自分で作ったり、バーコードCDなどのデータから生成したりできる作品も存在する。
    • 単に戦わせるだけでなく、モンスターと触れ合ったり交流したりできる機能が搭載されていることもある。


育成ゲーム(メディアミックス含む)

「モンスター物」の定義をキャラを中心とした育成・対戦・収集を行う作品全般にまで広げてしまうとキリがないので、概ね「モンスターの総称が設定されている」、あるいは「モンスターとそれに関わる存在(主人公をはじめとした人間)が作中においてある程度区別されている」ものを一応の基準とさせていただこうと思います。


人外ものについてはこちらから


作品・シリーズ名発売年原作・ジャンルモンスターの総称
女神転生シリーズ1987家庭用ゲーム(RPG)仲魔
半熟英雄シリーズ1988家庭用ゲーム(SLG)エッグモンスター
ポケットモンスターシリーズ1996家庭用ゲーム(RPG)・アニメポケモン
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る!◯1996家庭用ゲーム(RPG)妖怪
女神異聞録ペルソナ1996家庭用ゲーム(RPG)ペルソナ
デジタルモンスターシリーズ1997携帯ゲーム・アニメデジモン
モンスターファームシリーズ1997家庭用ゲーム(SLG)モンスター
ディノブリーダー1997家庭用ゲーム(RPG)恐竜
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ1998家庭用ゲーム(RPG)モンスター
おねがいモンスター1997家庭用ゲーム(SLG)モンスター
もんすたあ☆レース1998家庭用ゲーム(レース)モンスター
カンヅメモンスター/ジェムジェムモンスター1998家庭用ゲーム(SLG)モンスター
サンリオタイムネット1998家庭用ゲーム(RPG)ときのかけら
化石創世リボーン1998家庭用ゲーム(RPG)モンスター
すたあ☆もんじゃ1998家庭用ゲーム(SLG)もんじゃ
ヨーカイザー1998携帯ゲームようかいキッズ
わくわくモンスター1998家庭用ゲーム(パズル)モンスター
モンスターシード1998家庭用ゲーム(RPG)モンスター
バーディガン1998家庭用ゲーム(RPG)バーロイド
王ドロボウJING エンジェル/デビル1999家庭用ゲーム(RPG)モンスター
音声紋捕獲機ボングー/機天烈少年'Sガンガガン1999携帯ゲーム・家庭用ゲーム(アクション)コトダマシ
モンスターコンプリワールド1999家庭用ゲーム(RPG)モンスター
ケンチャコ大冒険1999PCゲーム(教育)モンモン
ぐるぐるガラクターズ1999家庭用ゲーム(RPG)ガラクタ
格闘料理伝説ビストロレシピ1999家庭用ゲーム(RPG)フードン
がんばれゴエモン もののけ道中 飛び出せ鍋奉行!1999家庭用ゲーム(RPG)もののけ
真・女神転生デビルチルドレン2000家庭用ゲーム(RPG)デビル/仲魔
携帯電獣テレファング2000家庭用ゲーム(RPG)電獣
コマンドマスター2000家庭用ゲーム(RPG)ネオス
ポケットキング2001家庭用ゲーム(SLG)ユニット(人間とそれ以外の区別はある)
スペースネット2001家庭用ゲーム(RPG)宇宙人
モンスターガーディアンズ2001家庭用ゲーム(RPG)モンスター
クロスハンター2001家庭用ゲーム(RPG)ペット
バグサイト2001家庭用ゲーム(RPG)バグ
玉繭物語シリーズ2001家庭用ゲーム(RPG)森のしもべ/聖魔
スナップキッズ2002家庭用ゲーム(RPG)ワンダー☆
モン★スタートラベラー2002家庭用ゲーム(RPG)コズモン
ブリードマスター2002家庭用ゲーム(パズル)モンスター
ガチャステ!ダイナデバイス2002家庭用ゲーム(SLG)ダイナ
妖怪道2002家庭用ゲーム(パズルRPG)妖怪
ラクガキ王国/天才ビットくん グラモンバトル2002家庭用ゲーム(RPG)ラクガキ/グラモン
桜国ガイスト2002家庭用ゲーム(RPG)エクス
宇宙大作戦チョコベーダー ウチュウからの侵略者2002家庭用ゲーム(RPG)宇宙人
ミックスマスター(韓)2003オンラインゲーム(MMORPG)コア/メイト
冒険遊記プラスターワールド2003家庭用ゲーム(RPG)プラスター/マイナスター
陰陽大戦記2003携帯ゲーム式神☆
レジェンズ2004携帯ゲーム・アニメレジェンズ
昆虫モンスターシリーズ2004家庭用ゲーム(RPG)ムシモン
モンスターサマナー2004家庭用ゲーム(RPG)モンスター
トレジャーガウスト2005携帯ゲームガウスト☆
ガラクテイル2006家庭用ゲーム(ADV)ガラクタ
爆丸シリーズ2006玩具・アニメ爆丸
スペクトロブスシリーズ2007家庭用ゲーム(RPG)スペクトロブス
くりきん2007家庭用ゲーム(RPG)キン
オトダマスター2007家庭用ゲーム(RPG)オトダマ☆
カセキホリダーシリーズ2008家庭用ゲーム(RPG)リバイバー
モンスタークロニクル()2008家庭用ゲーム(RPG)モンスター
なぞなぞ&クイズ 一答入魂Qメイト!2008家庭用ゲーム(クイズ)パスモン
モンスターファインダー2009家庭用ゲーム(RPG)モンスター
二ノ国シリーズ2010家庭用ゲーム(RPG)イマージェン/フニャ
ケモノミクス2010家庭用ゲーム(SLG)ケモノ
パズドラZ/パズドラクロス2012家庭用ゲーム(パズル)モンスター
獣旋バトルモンスーノ()2012玩具・アニメモンスーノ
大盛り!いきものづくりクリエイトーイ2013家庭用ゲーム(アクション)クニャペ
妖怪ウォッチシリーズ2013家庭用ゲーム(RPG)妖怪
見習い魔女とモコモコフレンズ2015家庭用ゲーム(RPG)マペット
もんすた〜☆こんぷり〜と2015ブラウザゲーム(育成)もんすた〜
3DSモンスト2015家庭用ゲーム(アクション)モンスター
カミワザ・ワンダ2016玩具・アニメ・ゲームプロミン/バグミン
デジモンユニバースアプリモンスターズ2016玩具・アニメ・ゲームアプモン
BEASTARS2016漫画・アニメ擬人化
モンスターハンターストーリーズ2016家庭用ゲーム(RPG)オトモン
ワールドオブファイナルファンタジー2016家庭用ゲーム(RPG)ミラージュ
スナックワールド2017家庭用ゲーム(RPG)モンスター
ゼノブレイド22017家庭用ゲーム(RPG)ブレイド
イーサエモン()2017オンラインゲーム(イーサリアム)イーサエモン
爆釣バーハンター2018家庭用ゲーム(釣り)バーソウル
寿司ストライカー2018家庭用ゲーム(パズル)スシガミ☆
Temtem(西)2019オンラインゲーム(RPG)テムテム
Monster_Sanctuary()2019PCゲーム(アクション)モンスター
Re:Legend()2019PCゲーム(SRPG)Magnus
Ooblets(米)2019PCゲーム(SLG)Ooblet

近縁ジャンル

ロボット系

生命体や神霊の類ではなく、主人公たちが操るロボット(機械生命体を含む)が戦うもの。ロボットそのものを一から構築したり、パーツを組み替えて機能を変えたりと、カスタマイズ要素を売りにしている作品も多い。

作品・シリーズ名発売年原作・ジャンルロボットの総称
メダロットシリーズ1997家庭用ゲーム(RPG)メダロット
ロボットポンコッツ1998家庭用ゲーム(RPG)ロボポン
銃鋼戦記バレットバトラー1999家庭用ゲーム(RPG)バトラー
ZOIDSシリーズ1983玩具・アニメ・ゲームゾイド
カスタムロボシリーズ1999家庭用ゲーム(RPG)ロボ
グランボ2001家庭用ゲーム(RPG)グランボ
ロックマンエグゼ2001家庭用ゲーム(RPG)ネットナビ(厳密にはプログラム)
ムゲンボーグ2003家庭用ゲーム(RPG)ムゲンボーグ
ガチャフォース2003家庭用ゲーム(アクション)ガチャボーグ
ダンボール戦機シリーズ2011家庭用ゲーム(アクション)LBX
ヘボット!2016玩具・アニメボキャボット(ボキャネジ)
魔進戦隊キラメイジャー2020特撮魔進

スーパー戦隊シリーズにもロボットの生命体がテーマのシリーズが存在するが詳しくはこの項を参照。



TCG

トレーディングカードゲームは「収集」やキャラを用いた「対戦」、そしてカードの「交換」を取り入れており、モンスター物に通じる点が多く見られる。ここでは主に、使用可能なキャラにモンスターやドラゴンなどの人外を中心に採用したタイトルを掲載する。

なお、モンスターが進化したり合体したりといった要素はそれぞれのルールに依存するところが大きいので、タイトルごとに確認することをお勧めする。

作品・シリーズ名発売年ジャンル使用可能なキャラの総称
MTG(米)1993TCGクリーチャー
ポケモンカード1996TCGポケモン
モンスター・コレクション1997TCGユニット
MOZ1997TCG召喚士/召喚獣
高気圧ボーイ1998家庭用ゲームきあつモンスター
遊戯王OCG1999TCGモンスター
カードヒーローシリーズ2000家庭用ゲームモンスター
コトバトル2001家庭用ゲームコトダマ/モンスター
デュエル・マスターズ2002TCGクリーチャー
甲虫王者ムシキングシリーズ2003TCAGムシ(/)
恐竜キング2006TCAG恐竜
ウズマジン2007TCGマジン
バトルスピリッツ2008TCGスピリット/ブレイヴ/アルティメット
ぐるり森大冒険2010レジャー施設なかま/ぐるりカード
バトルブレイク2011TMP四大勢力
オレカバトル2012TCAGモンスター
フューチャーカードバディファイト2014TCGモンスター

ソーシャルゲーム/アプリゲーム

一般的なソーシャルゲームやアプリゲームは「育成・対戦・収集」が盛り込まれているのがもはや当たり前となっており、システム面でみれば全ての作品がモンスター物であるとも言えなくはないが、ここでは「作中で使用できるキャラがモンスターや、固有の総称を持つ人外の生命体として定義されているもの」を取り扱う。

作品・シリーズ名発売年原作・ジャンルモンスターの総称
モンプラ2010ソーシャルゲーム(RPG)モンスター
ドラゴンコレクション2010ソーシャルゲーム(カード)モンスター
トラベルモンスター2011ソーシャルゲーム(位置情報)トラモン
テガキモンスター2011アプリゲーム(RPG)テガモン?
マジモン2011アプリゲーム(RPG)モンスター
幻獣物語2011アプリゲーム(RPG)幻獣
ポケダンモンスターズ2012ソーシャルゲーム(RPG)モンスター
パズドラシリーズ2012アプリゲーム(パズル)モンスター
モンスターパラダイス2012アプリゲーム(RPG)モンスター
DragonCity(西)2012アプリゲーム(SLG)ドラゴン
ピクタントフロンティア2012アプリゲーム(位置情報)ピクタント
パチリ☆モンスター/ポコポコモンスターズ2012ソーシャルゲーム(育成)モンスター
バウンドモンスターズ2012アプリゲーム(アクション)バウモン
モンスターズコイン2012アプリゲーム(アーケード)モンスター
スポットモンスターズ2012アプリゲーム(位置情報)モンスター
ドラゴンコインズ2012アプリゲーム(アーケード)モンスター
みっくすりとる2012アプリゲーム(SLG)りとる
開拓サバイバル島2013アプリゲーム(SLG)モンスター
大富豪モンスターズ2013ソーシャルゲーム(カード)モンスター
BuluMonster(香港)2013アプリゲーム(RPG)モンスター
モンストシリーズ2013アプリゲーム(アクション)モンスター
BattleCamp()2013アプリゲーム(パズル)モンスター
モンスタータクト2013アプリゲーム(RPG)モンスター
ベジモン農場2013ソーシャルゲーム(育成)ベジモン
ジャグラー×モンスター2014アプリゲーム(スロット)モンスター
モンスターエッグアイランド2014アプリゲーム(パズル)モンスター
サマナーズウォー(韓)2014アプリゲーム(RPG)モンスター
テトリスモンスター2014アプリゲーム(パズル)モンスター
米×米2014ソーシャルゲーム(育成)ラ・イース
MonsterLegends(西)2014アプリゲーム(RPG)モンスター
スゴロクモンスターズ2014アプリゲーム(ボード)モンスター
モンスターパズルアドベンチャー2014アプリゲーム(パズル)モンスター
エレスト2015アプリゲーム(パズル)モンスター
とびだせモンスター劇団2015アプリゲーム(アクション)モンスター
クレーン&モンスターズ2015アプリゲーム(アクション)モンスター
アニマル×モンスター2015アプリゲーム(アクション)モンスター
キュアリーズ2015アプリゲーム(パズル)キュアリー☆
EvoCreo(米)2015アプリゲーム(RPG)クレオ
モモ姫と秘密のレシピ2015アプリゲーム(パズル)ペコット
Fate/GrandOrder2015アプリゲーム(RPG)サーヴァント
LINE ウパルランド(米/韓)2015アプリゲーム(SLG)ウパル
爆走!モンスターダッシュ2015アプリゲーム(レース)モンスター
ベーモンキングダム2015アプリゲーム(アクション)ベーモン
モンスタースーパーリーグ(韓)2016アプリゲーム(RPG)スターモン
モンクエ2016アプリゲーム(位置情報)モンスター
ネオモンスターズ2016アプリゲーム(RPG)モンスター
カプセルトイモンスターズ2016アプリゲーム(RPG)モンスター
ドラゴン×ドラゴン2016アプリゲーム(SLG)ドラゴン
ぐるモン2016アプリゲーム(位置情報)ぐるモン/グレモン
エイリアンのたまご2016アプリゲーム(RPG)エイリアン
僕と私のキズナモンスター2016アプリゲーム(RPG)モンスター
パシャ★モン2017アプリゲーム(RPG)モンスター
モンスターブリーダー2017アプリゲーム(RPG)モンスター
Nexomon()2017アプリゲーム(RPG)ネクソモン
ミリオンモンスター2018アプリゲーム(RPG)モンスター
テリトリーモンスターズ2018アプリゲーム(位置情報)モンスター
バクレツモンスター2018アプリゲーム(アクション)モンスター
ピンボールバトラーズ2018アプリゲーム(ピンボール)モンスター
テクテクテクテク2018アプリゲーム(位置情報)モンスター
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ2018アプリゲーム(SLG)ウルトラ怪獣
零星のレディオドラグーン2019アプリゲーム(RPG)モンスター
ちょいと召喚モンスターバスケット2019アプリゲーム(RPG)モンスター

非戦闘系

人外を中心としたゲーム・ホビー系作品のうち、「育成」や「収集」の要素はあっても人外キャラ同士の「戦闘」の要素がごく少ないか、皆無に等しいもの。特に育成メインの作品は「デジタルペット」や「バーチャルペット」などと呼ばれる場合もある。

モンスター物とは戦闘要素がない点において明らかに異なるものの、漫画やアニメなどでは人間と人外の関係を描いたり、関連作品が主に携帯ゲーム機でリリースされたりするなどの共通点がある。

作品・シリーズ名発売年原作媒体・ジャンル人外キャラの総称
たまごっちシリーズ1996携帯ゲームたまごっち
あにまるぶりーだー1997家庭用ゲーム(RPG)アニマル
超魔神英雄伝ワタル まぜっこモンスター1997アニメ・家庭用ゲームもんペット
ウェーブユーフォー1997携帯ゲームデンパ星人
マジカルウィッチーズ1998携帯ゲームウィッチ
ニセモン1999漫画・グッズ・ゲームニセモン
ちっちゃいエイリアン/ちゃいリアン2001家庭用ゲームちゃいリアン
リヴリーアイランド2002オンラインゲームリヴリー
あっため研究所2006携帯ゲームイキモノ
プリキュア52007アニメ・携帯ゲームピンキー
〃GoGo!2008アニメ・携帯ゲームパルミン
ジュエルペットシリーズ2008玩具・アニメジュエルペット
Moshi_Monsters/モシモンスター()◯2008オンラインゲームMoshlings
プ〜ニィと20のあそび場(仏)2010家庭用ゲーム(スポーツ)プ〜ニィ
いきものづくりクリエイトーイ2011家庭用ゲーム(アクション)クニャペ
ズーブルズ(米/韓)2011玩具・アニメズーブルズ?
モンスターレーダー2011家庭用ゲームモンスター
ご当地鉄道シリーズ2014家庭用ゲーム(ボード)ご当地キャラ
ここたまシリーズ2015玩具・アニメここたま
ビリオンロード2018家庭用ゲーム(ボード)モンスター

特殊な例

  • 主人公やその仲間と、モンスターが一緒に戦うパターン。別々に行動するものもあれば、主人公にモンスターが合体することも。冒険遊記プラスターワールド二ノ国スナックワールドに見られる。
    • 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る!』では主人公の鬼太郎も妖怪の一種という扱いになっており、ある意味「主人公=モンスター」と言える。しかしポスト「ポケモン」の作品としては最も発売時期が早く、戦闘画面や入れ替えシステム、妖怪図鑑などポケモンに似通った部分がかなり多いため、表に記載した。
    • ポケットキング』においてはモンスターも人間も表面上は「ユニット」とひとくくりにされているものの、攻略上重要な「町」の占領は人間のユニット(☆付き)しか行えないようになっている。


  • モンスターそのものではなく、彼らの力が宿ったカードやアイテムでバトルするパターン。『スナップキッズ』が該当する。
    • これは作中において、モンスターにあたる「ワンダー」の捕獲が禁じられていることが原因。主人公たちは彼らを撮影してカードにしたものを使うが、悪役はワンダーもろとも直接捕まえてしまう。
    • モンスタータクティクス』というゲームは、このパターンと前述の「主人公がモンスター由来の力を纏う」パターンの組み合わせと言えるシステムを持つ。こちらはモンスターを捕まえるわけではないが、彼らを倒した証拠として魚拓のような「モンタク」が手に入り、さらにそのパワーが十分あればスキルが使えるようになる。もちろんモンスターやモンタクの図鑑機能も搭載。

  • 「モンスターがモンスターを飼う」パターン。『Moshi_Monsters』が該当。
    • 作中に登場するモンスターが、ペットとして「Moshrings」と呼ばれる生物を飼っているという設定。モンスター自身はプレイヤーの分身としても働くため、一見ややこしいが立場的にはこれまでのモンスター物とそこまで違いはないようだ。

  • 寿司ストライカー』にはモンスターに相当する存在として「スシガミ」が登場するが、主人公たちが彼らを使役して戦うわけではない。戦うのは主人公たち「スシライカー」だけで、スシガミたちは主人公の体力に加算される「まもりのチカラ」や、それぞれのスキルで主人公をサポートする立場にとどまっているのだ。これはモンスター物としてはかなり珍しい形式と言える。

  • 当初は非戦闘系だった作品が、外伝や続編で戦闘要素が追加されたケースもある。いきものづくりクリエイトーイの『大盛り!』など。
    • Fateシリーズでは、英霊を「サーヴァント」と呼ばれる使い魔として召喚・戦わせる描写がシリーズ通して見られる。しかし、モンスター物のようにプレイヤーが主人公としてサーヴァントたちを本格的に使役できるようになるのは、Fate/GrandOrderから。

  • 敵を仲間にできないゲームでも、敵キャラの総称として「〇〇モン」を取り入れた作品。ジャンル的には完全な別物だが、備考として掲載する。

ゲーム媒体(ポケモンフォロワー)の他媒体への影響

ポケモンフォロワーはゲーム以外の漫画・アニメ・ラノベにも影響を与えており、育成者とモンスターの共闘を描くのが定番となっている。

ゲームを中心とした展開を行わないコンテンツでも、どちらかといえばポケモンフォロワーの影響を強く受けた、古典的なモンスター物とは少し違う作品は数多い。


  • アニメ『時空探偵ゲンシクン』には時空モンスターこと「ジクモン」が登場。
    • マスコット然とした通常形態のほか、敵の手によって「バッド変化」を起こしてしまうものの、正義の心を取り戻せば「スーパー変身」でより強力な形態に変化する。

  • プレコミックブンブンに連載されていた漫画『ラブスイーツ プチモン♥コレクション』にはスイーツプチモンスターこと「プチモン」が登場。
    • バトル要素もあるが、その内容はターゲット層が女児だからか「プチモンの力でスイーツを出し合って強化させていき、耐えきれなくなって相手のスイーツを食べてしまった方の負け」というごくごく平和なもの。

  • 月刊アクションに連載されていた漫画『トモダチ×モンスター』には、異能を持った「トモダチ」と呼ばれるモンスターが登場し、それぞれ一体ずつ子供達のパートナーになる。
    • モンスター物を想起させるタイトルではあるのだが、実際のところはトモダチの能力で子供達が殺し合うというかなりショッキングな内容となっている。青年誌らしく残酷な表現も多いため、読むときは注意。
    • 「人外と主人の感覚が共有される」「主人が動けなくなったり死んだりすると、人外も活動停止する」点は『なるたる』の竜骸に通じるものがある。こちらも読むときは注意


  • 文房具メーカー・サカモトのキャラクター『ニセモン』は、記事にもある通りその名前やモンスターのデザインからして、明らかにポケモンを意識したパロディかと思われる。
    • コミックボンボンで漫画が連載されたり、(システム的にはモンスター物からは遠いが)ゲームも出たりした。現在はLINEスタンプ(こちら)も発売されている。

  • ちりめんシラスに混入したイワシ類以外の生物(他の魚類カニエビの幼生など)を、「チリメンモンスター」・略して「チリモン」と名付け、ちりめんじゃこの中から探す実習もある。
    • 実際の海の生物を取り扱っているが、「モンスター」と称することで子供達に興味を持ってもらおうと考えているのだろう。

関連タグ

モンスター 怪物 人外 魔物 使い魔 召喚獣

マスコット ペット ゆるキャラ


動物 恐竜 昆虫 ケモノ ドラゴン 怪獣

ロボット メカ 妖怪 妖精 精霊 幻獣


相棒 バディ 仲間 友情

人間×人外 人外×人間 人外×少年 人外×少女 ポケモン×人間


バトル 戦闘 対戦 パーティ 編成 ステータス 属性 種族

収集 コレクション 通信 交換 育成 玩具 カード

ゲーム RPG アクションゲーム シミュレーションゲーム パズルゲーム

TCG トレーディングカードアーケードゲーム ソーシャルゲーム アプリゲーム


携帯ゲーム 携帯ゲーム機 ゲームボーイ ゲームボーイカラー ゲームボーイアドバンス

ニンテンドーDS ニンテンドー3DS プレイステーション・ポータブル

携帯電話 ガラケー スマートフォン


メディアミックス アニメ ホビアニ

漫画 コロコロコミック コミックボンボン 最強ジャンプ


エンターテインメント作品のジャンル一覧

ファンタジー SF ギャグ

モンスターパニック…こちらは「人外の存在に人間が翻弄される」恐怖を描くジャンル。


外部リンク

モンスター収集ゲーム - アニヲタWiki(仮)

【世界各国】ポケモンにインスパイアされたゲームまとめ #ポケモン - NEVERまとめ

TV Tropeの「Mon」の解説(英語)

ナムウィキの「몬스터물」(モンスター物)の解説(韓国語)

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