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はじめに…

この項目にはネタバレが含まれております。


任天堂編集

マリオシリーズ編集

クッパ様は優しい御方

毎度ピーチ姫をさらってはマリオに成敗されている大魔王。主君としての器が大きく、失敗したり裏切った部下を切り捨てはせず怒りながらも許し、普段自身が敵対関係であることに誇りを持つマリオとも利害が一致すれば協力をする。そのカリスマ性はもちろん、しぶとさやめげなさ、そしてポジションが味方寄り・悪役・被害者になるなど作品ごとに異なるキャラ作りではばいきんまん、敵に回せば厄介だが味方の時はフレンドリーかつ頼りになる点はジャイアン(劇場版シリーズの彼らならなおさら)とそれぞれ類似している。上記の理由でクッパ軍団の数多くの手下や息子のクッパJr.からは概ね信頼されている。

    • 本山一城氏の作品では当初こそ絶対悪だったが、子煩悩、マザコン、甘えん坊と徐々に性格が丸くなり、沢田ユキオ氏の『スーパーマリオくん』では愛すべき馬鹿を兼ね備えた作品全体のレギュラー。ギャグ王の連載コミックでは、マリオがまさかの極悪人モード全開なのと正反対に、クッパは少女趣味でピーチと遊ぶのが好きという性格の逆転がなされるなど、さまざまな形での『憎めない悪役』でもある。

  フン!この国が消えていくだと?

       ふざけるな!!!

   この国はワガハイのものだ!!

   おまえこそ消えるがいい!!!

(事実上の主役作品である『マリオ&ルイージRPG3!!!』でのダーククッパに対する台詞)


クッパ軍団に所属するラリーモートンウェンディイギーロイレミールドウィッグの7兄弟。

クッパとの関係は初期はクッパの子供達、クッパJr.登場以降は旧作のリメイク版を除いてクッパの手下となっている。

アンソロジー作品では個性豊かでにぎやかなキャラとして描かれており、本山一城版のウェンディは特に有名。

近年では性格が明らかになった『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』やセリフが用意された『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』や『ペーパーマリオカラースプラッシュ』などでケンカっ早い末っ子のラリー、片言口調でオツムも弱いが力任せで「ワッシャシャ」と特徴的な笑い方をするモートン、7人衆の紅一点でピーチ姫デイジー姫をライバル視するおしゃまで勝気でお転婆だが怒らせると怖いウェンディ、一人称が「ボクチャン」で「アハハハハ☆」と笑う変わった性格のお調子者のイギー、めんどくさがり屋だがやることが決まると本気、常識人になる反面ウェンディには頭が上がらない(アンソロジー作品でのモートンに近い)ロイ、やんちゃであどけないが小さいことを気にしているレミー、リーダー気取りだが誰にも認めてもらえないルドウィッグと言った個性が与えられている。


レミー「え?リーダーだったの?」

モートン「オラ そんなの 聞いたこと ない。」

イギー「聞いたこと ないよねー!」

ラリー「だから…誰も認めてないってば…」

(『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』のラストダンジョンでのロイ&ウェンディ戦後のルドウィッグがリーダーだと名乗った時の周囲の反応)


  • ワリオ (シリーズ全般、ワリオシリーズ)

ワリオ社長

マリオが大嫌いで下品で金や財宝に目が無いトレジャーハンター兼ゲーム会社社長。

ワガママで大ざっぱ、非常に欲望に忠実な名前通りの「悪いヤツ」として描かれることが多く、人の城乗っ取ったり、城が欲しいという理由で海賊船に乗り込んでは宝を横取りしたりとやりたい放題。

しかし100%悪人という訳ではなく、自身が主役のワリオランドシリーズでは宝探しのついでに人助けをしたことがある(ただワリオ本人は『世界や人々を救うために戦う』と言った正義感は一切なく、全部宝の為に敵を倒したら結果的に助かったというパターンであるが)。

もう一つの主役シリーズであるメイドインワリオシリーズではゲームが売れてはその売り上げを全部ワリオが一人でネコババしたり、ゲーム機をマンホールに落とした際、童話金の斧の女神の様にマンホールの中から老人が新品のゲーム機と落としたゲーム機の2台のゲーム機を携えて現れ「どちらのゲーム機を落としたか」という老人の問いに対して「どっちもだ」と答えてゲーム機を強奪したり、払うつもりのない1000万コインの賞金を餌にゲーム大会(参加費は1万コイン)を開いたりとこちらでも悪事を働くが、ワリオ不在で社員が集まって遊んでいる時には「ワリオも来ればいいのに」と言われていることから自身の会社の社員からはなんだかんだ慕われている様子。

相棒のワルイージとは悪巧みをしては共に悪事を働くが返り討ちに遭い失敗するのがお約束。


「敵か味方かワリオ様の出番だよ!!」

(『スーパーマリオランド3ワリオランド』のCMで放った台詞)


ブッキーとブッカー(マリオ)

クッパ城から吹き飛ばされたピーチ姫と結婚しようとしたヒゲ面の男。しかし敵であるマリオの顔を知りながらもブッキータワーに来た彼を「たびのおかた」と勘違いしたり、カーテンに隠れてたマリオを見つけるも、彼よりも上にあったマリオ人形に気を取られる(しかも取ってあげると有益なアクセサリーまでくれる)等、どこかずれてる人物。


「今のしんきょうをかたるなら、夏休みの最後の日に、宿題を1つもやっていなかった事に気が付いた時ににている」

(マロの「なにかんがえてるの」を使ったときに出る台詞。)


外国かぶれな口調をしたキザな泥棒ワニ。キノコ城でマロのカエルコインをはじめ様々なものを盗んだりして、マリオ達と何度か交戦する。しかし後に有益なアクセサリーを落としたり、クッパ城ではマリオに忠告をしたりアイテムを売ってくれる。エンディングでもヨッシーのかけっこに敗れ落ち込んだ所、ワッシーに慰められる等、愛嬌のある面も。



星のカービィシリーズ編集

星のデデデ

自称プププランドの大王。自分の意思で悪事を働いたのはまれで(国中の食べ物を盗む、夜空の星を奪うなど)それ以外の場合は真のラスボスが関与している。作品では大半はカービィの味方に付いているなどキャラ作りは前述のジャイアン(劇場版シリーズの彼ならなおさら)と類似しているが、アニメ版では意味の異なるデデデ陛下としてねずみ男ロケット団ムサシのようなワガママな悪役への転身を図った。

そのアニメ版では部下のエスカルゴンをこき使い、自身が目の敵にしているカービィに魔獣をけしかけたり、ウィスピーウッズの森を破壊しようとするなど憎まれてもおかしくないキャラだが、数々の名言(迷言)を残すコミカルなキャラでもある。また、人気小説『パピー・ポッティと愚者の石』を問答無用で自分専用の一冊を残して全冊燃やしてしまったことを、その原作者からのサインをもらうべく思わず反省するほど、殆ど憎めない。特に彼が部下や人々と一緒に失敗して作った劇中TVアニメ『星のデデデ』は一見の価値あり。

原作では良くも悪くも好人物だったが、アニメでは悪辣で狡猾ながらも憎めない不屈の悪として描かれている辺りデデデとねずみ男は案外似ているのかもしれない。

コミカライズ版でも様々な形の憎めない悪役として登場しており、一番有名なのは『デデデでプププなものがたり』。初期の方はアニメ版と同等か、あるいはそれ以上のワルだったが、話を重ねるにつれ性格が丸くなり、途中からカービィの親友兼ライバルと言った関係になる。それ以降ほぼ毎回特に悪いことをしてなくとも悲惨な目に遭うなど気の毒な面も……。


「カービィを倒す最強の魔獣を用意せい!」

(第2話「大変!戦士のおうち探し」の冒頭で魔獣オクタコンを倒してプププランドに暮らすカービィを見つめてイラつき、ホーリーナイトメア社カスタマーサービスにカービィを倒すための強い魔獣を送り出すよう命令する台詞)


ぶひゃひゃひゃひゃっ!つぶせつぶせぇ!

メタナイト配下の一人で戦艦ハルバードの艦長(初出では正式名称不明だったがリメイク版に当たる『ウルトラスーパーデラックス』にてこの名前がついた)。指揮能力はイマイチで、戦艦の損害を顧みずヘビーロブスターを発進させたり、自分もへそくりをしておいて、同じくへそくりをしているメイスナイトを自らの事を棚に上げて糾弾し、極めつけは艦長にもかかわらず窮地に陥ると真っ先に逃げ出す。カービィと直接会う事はないが、これらのコミカルさから人気がある。


「じゃ、ワシは逃げます!悪く思わんでください!」 (ハルバードが壊滅的なダメージを受け、泣きながら逃げ出した時の台詞。)


ドンキーコングシリーズ編集

スーパードンキーコング20周年!!!

ドンキーコングとその仲間たちを目の敵にしているワニの軍団、クレムリン軍団の王。『ドンキーコング64』ではドンキーコングアイランドを破壊しようとしたり、逃げようとした部下を処刑しようとするなど憎まれてもおかしくない部分が目立つものの、自分をベニヤ板で再現したボス「キング・カットアウト」を作っている。最終決戦の際には照明を落とされるわ、足指に羽を刺されるわで踏んだり蹴ったり。

アニメ版ではその憎めない悪役ぶりに磨きがかかっており、悪知恵を働かせイベントを催し、それでコング達を騙しクリスタルココナッツを強奪するも最終的に部下や自分のマヌケで奪い返される。更にオカマじみた口調やマザコンと思われる部分も目立つ。

シリーズで最も有名な悪役であり、近年出番がないことに不満を抱くファンが多かったが、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で久々に登場することになった。


「クルール!エライ!」

「クルール!ハンサム!」(アニメ版のクランプ将軍達がクルール達を称えるマーチ)


レア社編集

グランチルダ

ワガママでイジワルで邪悪な魔女。世界で一番美しくないと気が済まない性格で毎日ディングポッドに誰が美しいかと占っていたところ散々こき使われて痺れを切らせたディングポッドが「チューティがかわいい」と本音を漏らした所激怒しバンジョーの妹のチューティを捕え部下の科学者「クランゴ」が開発した美しさを吸い取る装置を使いチューティの美しさを手に入れようとしていた。

ブレンチルダによれば毒物になりかねないものをシャンプーとして使ったり、食事がゲテモノばかりだったりと凄まじい生活を送っているらしい。

バンジョーカズーイがチューティを取り戻しに砦に乗り込んだ際に仕掛けたクイズに敗北するとあっさりチューティを返すなど「自分で決めたルールは最後まで従い、決して捻じ曲げる卑怯な行為をしない」などかなり律儀な面もある。

バンジョー達に敗北すると砦のてっぺんから転落した挙句落ちてきた岩に封印され生き埋めにされ、2年後復活したものの、白骨化してしまいゾンビになり、リサールウェポン「マジョ1ごう」に搭乗しリベンジに挑むもマジョ1ごうの爆発により体がバラバラになった上唯一残された頭をバンジョー達によってキックボールの道具にされ、ロード・オブ・ゲームに機械の体をもらい最後の戦いに挑むも敗北し、ロード・オブ・ゲームのゲーム会社で一生働かされるなど気の毒な面も……。


「ナベの ディングポッドよ!1ば~~~ん きれいなのはダ~~~レぢゃ?」


バンダイナムコ編集

魔装機神2 よろしく!

好戦的な性格で破壊活動と殺戮を心から楽しんでおり、依頼を受けて好き勝手に暴れまわってはテンザン・ナカジマ以上に喜びを爆発させている。非常に質の悪い人物であるが本質は間抜けであり、掛け算が苦手で間違えた答えを言うほか、自分の楽しみを優先して依頼をうっかり忘れる事が多いが、その一方でズネロ・ホネーガを始めとする部下に優しい一面もある。


ヒャッハー!

「7×2は12じゃねぇのか!?」


前作サモンナイト2で初登場した海賊でサモンナイト3においては主人公の仲間であるカイル一家のライバル。

粗野な性格で「戦争じゃあ!」と言い放つ・・・のだが実は部下思いで面倒見がいい。

イスラに裏切りを持ち掛けられたが「えげつないことはできん!」と断ったり、とある出来事で心が折れた主人公を励ましたり、オウキーニのためにシアリィを部下に探させただけでなく彼女が襲われた際に無色の派閥に立ち向かう勇気も見せた。


ちなみに、海賊なのに魚が嫌い。だが、畑仕事や果樹栽培はすごく彼が育てた野菜はおいしいらしい。


「いくぜ野郎ども!戦争じゃあああぁぁぁっ!」


コーエーテクモ編集

仲穎さん

酒池肉林マニアで、根っからの悪党というイメージで固まっている。よくも悪くも暴君ではあるがどことなく愛嬌のある、いわば愛すべき外道というキャラ立ちである。


複数いるので、まとめて紹介。ナルシストの周瑜江戸っ子甘寧孟獲祝融バカップル、片言で話す胡車児、ゴマすり上手な郭図野比のび太を思わせる弱気な劉禅など。

いずれも主人公である曹操に対し容赦なく敵対してくるのだが、コミカルな面が強く、某シナリオと並んで曹操伝が語り草になる一因をなしている。なお、孟獲と祝融は前作の「三国志孔明伝」でも憎めない悪役的に描かれていた。


主人公であるチンギス・ハーンのライバルで政治や計略に長けた名将。シリーズを通してしつこく邪魔をする、憎まれ役の典型例だが、チンギスを親友と思い続けているセリフも多いので許して配下にするプレイヤーも少なくない。攻略本でも悪役として描かれることが多いアラーウッディーン・ムハンマド平清盛ジョン欠地王らと共に愉快なキャラになってゲームの解説役になっている。


セガ編集

「ホーッホッホッホッホ!このワシを忘れてもらっては困るな!」

自称「悪の天才科学者」と名乗るマッドサイエンティスト。「エッグマンランド」の建設を試みる事を夢見ており、その邪魔となるソニックやその仲間たちを敵視しており、毎回世界征服の計画は練るも、いつもソニックたちに成敗されている。それでも、決して「エッグマンランド」の建設の夢を諦めない。だが、他の敵が地球を破壊する行動に出れば「エッグマンランド」の建設が出来なくなるため、たまにソニックたちと共戦する事もある。

アニメ「ソニックX」でも、エクリプスキャノンで半壊した月を自らの発明で元の形に戻す(本来は世界征服計画の仕掛けを用意するために月を半壊させた事を深く反省したふりをして修理してあげた)というコミカルな一面のみならず、終盤では時間停滞化現象で予定されるソニックとの別れを惜しんでその現象はエッグマンの仕業だと勘違いするクリスに対して事実を受け入れるよう背を向けながら説教をしたり、カオスコントロールで元の世界に帰るための装置の部品を開発してその装置の完成に協力するなどの男前な見せ場が多く見られた。


「ホーッホッホッホッホ!今日もやって参りました!悪の大天才、Dr.エッグマン様!」


世界征服を狙う謎のロッカー。2016 3rd以前は覚醒イベントバトルのボスであったが、激闘編では舞台である「オオツノ市」内の一般人を洗脳して主人公の前に立ちはだかる。

その割には息子のイスルギJr.がムシドロボウを働いた際には苦言を呈したり、技習得イベントにて手持ちのタランドゥスツヤクワガタのバッファロークラッシュを気前よく習得させてくれたりと、根っからの悪人とは言い切れない。


カプコン編集

多くは語らねえ!

巨悪組織「マッドギア」の元幹部。マッドギアが壊滅した後もしぶとく復興を目論んでいるため、ガイには敵視されている。しかし、ファイナルファイト時代は主人公相手に単身で挑むなど正々堂々とした戦いぶりを見せ、ストリートファイター時代は日本語を無理矢理英単語に分解したような独特な喋り方をしつつも、サイコドライブを破壊するために一命を賭して特攻するなどの漢らしさをみせ、ナッシュをして「本物のサムライ」と言わしめている。

「MESSY FULL ON NAIL! (訳:多くは語らねぇ!)」

「フン・・・・あやつのことだ、あのまま死ぬタマではあるまい。」(『ストZERO3』でソドムが特攻した時のロレントの台詞)


  • ロレント(ファイナルファイト・ストリートファイターシリーズ)

いぶきは我輩のYOME!!

巨悪組織「マッドギア」の元幹部にして、国民全員が軍人という国家を築き上げることで完璧な平和を作り上げるという危険思想を持った人物だが、『スト鉄』でパートナーのいぶきと夫婦漫才のようなやり取りを見せたり、彼女に呼び出された際は怒りながらもちゃんと協力している。また、『ストリートファイターZERO3』では洗脳行為を快く思わずサイコドライブを爆破している。

ちなみに、『ファイナルファイト』で主人公相手に単身で戦うボスキャラは、ロレントと前述のソドムのみ。『ZERO3』で、どこかしら互いを認め合うような言動が見られるのも、そんな真っ向勝負の性格ゆえ?


デビロット

フルネーム“デビロット・ド・デスサタンIX世”。のじゃロリ口調のおてんば姫。お付きの地獄大師とDr.シュタインを従え、オリジナルV.A.(ヴァリアント・アーマー)“スーパー8”に乗り込み、暴れ回る、つか、掻き回す。趣味が“悪事”で、実際に悪辣な手段も躊躇がないようだが、はっきり言って実害がない。

シリアスなキャラと展開を見せるサイバーボッツでは、ほぼ唯一のギャグキャラクター。オリジナルのアーケード版ではNPCだったが、後のコンシューマ版ではプレイヤー・キャラクターに昇格。オリジナルルートはお笑い色全開の展開を見せる。

元ネタは『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』のアリーナとされているが、地獄大使は中の人まで一緒だし、とどのつまりは三悪ドロンボー一味。(セガサターン版の特典では、“三悪”を意識している旨のコメントも見られた)。


ボーン一家

最初はロック・ヴォルナットのことを単なる邪魔者としか見ていなかった空賊だったが、根っからの悪人ではなく、戦い続けていくうちに彼を良きライバルと認めるようになる。更には兄妹揃って厳しさと同時に優しさも持ち合わせているため、部下から慕われている。


スクウェア・エニックス編集

ファイナルファンタジーシリーズ編集

ギルガメッシュ落書き詰め合わせ

エクスデスの親衛隊長。バッツ達と何度か交戦するも、失態により業を煮やしたエクスデスに次元の狭間へ送られてしまう。その後バッツ達と再会、彼らと一種の友情が芽生えたのかその後ネクロフォビア戦に乱入、自爆をしてネクロフォビアを道連れにするという漢気を見せた。


「このまま帰ったんじゃ かっこ悪いまま 歴史にのこっちまうからな!」(ネクロフォビア戦に乱入した時の台詞。)


オルトロスケッチ

一行の前に何度も立ちはだかるタコのモンスター。基本的にティナをはじめとした可愛い女の子が好きなスケベなタコ。セリスの頭に4tの錘を落とそうと画策した悪行もあるが、その錘を落とすのに時間がかかってしまう間の抜けた面も。そして最終的には借金返済のためにコロシアムで約100年の労働を強いられる羽目に。


「今、むかつくタコ野郎と思わなかった? ごめんね、ごめんね。」(3戦目のオルトロス戦にて、自分にヘイスト・プロテスをかけた後に言う。)


彼ら自体はFFシリーズのチョイ役として登場するコンビ。本作ではガルバディア軍兵士(ビッグスが上官、ウェッジがその部下)として登場し、電波塔でスコール達と戦うも敗北、任務失敗の責任として二人とも降格させられる(ビッグスに至っては少佐から二等兵にまで落とされた。)。その後収容所で偶然ゼル達と再会し、降格させられた恨みから戦うもまた敗北。最終的にはこれ以上こき使われることに嫌気がさし、軍を辞めてしまうという、敵役ながらも2作よりもお笑いポジションの強いコンビとなった。


「よし、やめちゃる!わし、軍人や~めた」(「軍を辞めれば若造(恐らくサイファー)にこき使われないで済む」と冗談で言ったウェッジに対するビッグスの台詞。)


ドラゴンクエストシリーズ編集

大盗賊カンダタ

ドラゴンクエストⅢが初登場で以来シリーズにちょくちょく登場する盗賊の親分。

パンツ一丁に覆面マントという、いかにも怪しげな出で立ち。

悪事を働いては勇者に懲らしめられ、命乞いをしながら逃げ去るということを繰り返す。

DQXでは主人公と協力するクエストがあったり、ホワイトデー人気投票では他のイケメンを差し置いて1位を取ったことも。


その他にもドラクエには時として愛嬌ある憎めないモンスターが登場する。

  • おやぶんゴースト(ドラゴンクエストⅤ):レヌール城を襲撃し幽霊になっている人々の眠りを妨げ踊らせ続けたゴースト達のボス。6歳と8歳の子供にボコボコにされ、許しを求めた情けない親分で、城を襲ったのも「魔界のはみ出し者で住む場所が欲しかった」とのこと(リメイク版より)。

  • オセアーノン(ドラゴンクエストⅧ):巨大なイカのモンスター。船を次々と襲いポルトリンクの船乗りたちを困らせていた。元は物腰の低く心優しいキャラで若いころは芸人を目指していた。(戦う前にネタを披露していたのはそのため)ある日海の上を歩いていたドルマゲスと遭遇し「ニンゲンのクセに海の上を歩くのはナマイキ」とにらんだとたん洗脳されて暴れだしたが主人公の活躍により元に戻る。

  • ドン・モグーラ(ドラゴンクエストⅧ):アスカンタ城から月影のハープを奪ったモグラの親分。『ドラえもん』のジャイアンみたいな性格・音痴ぶりで、奪ったハープでリサイタルを繰り広げるがあまりの歌の酷さに子分達は気絶するほど。しかし子分曰く「すぐに他人のものを盗むのと、破壊的な歌がなければやさしくて良いボス」と言われ、その為人望は厚い。敗北後、徒歩で帰る途中子分たちに手当てしてもらっており、話しかけると素直に負けを認める潔い一面もある。

コナミ編集

セップク〇

ありとあらゆるスポーツを極め、ゴエモンインパクトの故郷「惑星インパクト」を征服しようとした宇宙人。しかし「セップク」を誰も極めたことのない究極のスポーツと勘違いをしたり、セップクがスポーツじゃないことに気づいた時凄まじい顔芸を披露したり等、歴代最強の身体能力を誇るラスボスながらも間の抜けた面も持つ。

アニメ版ではマクアムーゲ第一の刺客として悪事を働くも、作戦失敗して切腹しようとするが毎回何らかの理由にこじつけて中断するというネタが定番となるなど、やはり間抜けな一面を見せる。


「なんだとーっ!」(切腹はスポーツじゃないとゴエモンインパクトに言われた時、凄まじい表情と共に叫んだ台詞。)


ニトロプラス編集

西博士

アーカムシティを脅かす邪悪な魔術師達の秘密結社『ブラックロッジ』に与し、自分の発明した全高80メートルにも及ぶ巨大な破壊ロボを駆り、スピーカーで騒がしく自慢のギターと口上を轟かせては街を破壊して回る狂気の科学者。自称『一億年に一度の大天才』。この男の破壊活動はもはやアーカムシティの(迷惑極まりない)日常と化しており、街の治安警察でも排除できないため、市民はもとより街を取り仕切る覇道財閥にとっても頭痛の種である…が、不思議と彼の襲撃では街の建物はさんざんに破壊されるが、死者が出たためしがない(警察と覇道財閥とアーカム市民が襲撃に慣れきってるせいもあるとはいえ…。因みに他のブラックロッジ構成員や幹部の破壊活動では、大量に死人が出るのも珍しくない)。物語開始までの間は謎のヒーロー『メタトロン』に、物語開始以降は主人公の大十字九郎アル・アジフと主役ロボットの『デモンベイン』に機体を破壊されては三悪やばいきんまん、ワルターよろしく逃げ帰るのがお約束となっている。

なお、言動が凄まじく斜め上に狂っており、息をするようにネタ・メタ発言顔芸をかます、文句なしに作中一の変人だが、破壊ロボに出撃のたびに違ったコンセプトを盛り込むほとんど見た目人間と変わりない魔術理論を組み込んだ美少女ロボットを作るデモンベインと見た目だけでなく性能上でもほぼ同等のパチモン破壊ロボを作る破壊されたデモンベインをあっという間に修理してみせる魔導書から招喚される魔術ロボ『鬼械神』すら破壊する怪物バイクを作り上げるなど、科学者としても天才と呼ぶに相応しい技術力を有している。

また、悪の天才科学者を自称しているが、その立ち振る舞いがあまりにもコミカルで笑いを誘い、当人も『派手に破壊活動をするのは大好きだが無為な死者が出たり胸糞の悪くなったりするような展開は好きでない』性格が見て取られ、九郎にも『悪党ではあるが邪悪ではない』と評されたりしており、更には物語後半では九郎たちと共闘すらするなど、憎めないポイントは多い。


「ドクタァァァァァァァァァァ――ッ・ウェェェェェェェェェェストッッッッ!

先程はちょっぴり油断しただけであり、まあ、そんなドジっ娘なところが萌えと言うか。

だけど、とっても努力家で、ひたむきにガムシャラで真っ直ぐな我輩が好き。これが若さか」


SCEI編集

アークザラッドシリーズ編集

  • ピエール・ベロニカ

『2』でエルクとリーザの前に現れるはた迷惑な男で、ギルド仕事にて登場。ネクロマンサードールマスター(ロリコン人形師)→破戒僧(無法者教祖様)→魔法使いと職を転々として町中で騒ぎを起こすが、いずれもコミカル。最後はドラゴンを保護する気の良いおじさんになって改心していた。

  • 虹色の橋団

『3』で登場する盗賊団。演出に凝るアギト団長、オネエの副団長、トリム、ムラブ、ブルーガ、ガラード、ドルドルカと言う構成員がいる。解散と集合を繰り返し、「こじゃれた恋どろぼう団」を設立するなどするが、たいして強くない。盗賊なのだが目立った被害もなく、ギルド仕事におけるギャグ担当になることが多い人々。

  • グダン一味

『3』で登場するスラム街・ギスレムの暴徒。坊主頭の長兄グダン、傘をかぶったバダン、半裸で筋肉質のエダンの3人組でアレクらの邪魔をする大人げない存在だが、「覚えてやがれ~!」が口癖の愉快な人達。根は悪人では無く、アレクが困っていた時には貴重な情報を無償で教えるなど気は優しい。


ポポロクロイス物語編集

ま王様

自称「世界征服を目論む悪の魔王」。ピエトロ達とも何度か敵対するのだが、負けると「男のロマン」と称して城を爆破させる自爆スイッチを押し、自分は脱出しようとするも毎回失敗・不時着してはピエトロ達に助けられる詰めの甘さがある。加えてピエトロのことを何かと敵対視するも、時に冒険の手助けをしてくれたり、男気を見せることも。


ジャンピングフラッシュ!シリーズ編集

マカダミア星出身の自称「悪の科学者」。大貴族の血を受け継ぎながらもマッド過ぎたために故郷を追放されて、その恨みから宇宙制服を企む。

手先のムームー星人を従えて、巨大クラゲ型マシーン・クラゲラーGであらゆる惑星の名所を切り取る「惑星別荘化計画」を実行するが、惑星の苦情を聞き駆け付けた「宇宙市役所・惑星相談課」の万能型害虫駆除マシーン・ロビットによって撃退される。

「2」では本拠地のムームー星に篭って宇宙制服を計画していたが、今度は巨大生物カピタン・スズーキに手下のムームー星人ごと星をむしり取られて瓶詰めにされてしまったため、敵である宇宙市役所に助けを求める事になる。

なお、宇宙市役所に助けを求めた時点で、彼は敵である宇宙市役所にしっかり税金を納めていたことが分かる。さらにカピタン撃退後も、ロビットに対して「礼は言わんが一杯奢ってやる」と居酒屋「オアフ島」に招待して大宴会を行うなど、そこそこの礼儀もみせる。

もっともその後、今度はカピタンを手下にしてしまい、宇宙市役所に再び挑戦するのだが・・・。

ジャンピングフラッシュの時点から数百年後が舞台となっている続編「ロビット・モン・ジャ」では彼は既に故人だがその悪名は知れ渡っており、彼の著書「基礎から学ぶ悪の科学」は悪の組織達のバイブルとして読まれ続けているという。

ムームー星人達は「やめときゃいいのに調子に乗ってムームー使いの荒い事」(EDの歌詞より)と毎回居酒屋で愚痴を言う始末だが、それでもこき使われているとはいえ彼にしっかりついていき、数百年後の世界でもオアフ島にて男爵との思い出を語り合っていた辺り、それなりの人徳、もといムームー徳があったのかもしれない。


「科学の力を思い知れ!!」

「また会う日まで、アロハオエ~!」


その他のメーカー編集

【らくがき】ぷよぷよサタン様!

厳密には悪者ではないのだが最初期のみ「闇に呪いの言葉を発する者を見つけその運命を弄ぶ」設定があるが、その設定が反映されたのは皆無。

毎回ギャグキャラでアルルに求婚する。バレバレな変装などあの手この手でプロポーズするがことごとく失敗。特にぷよぷよSUNではシェゾにハゲにされてしまった。(この後エンディングでシェゾに報復したが)

上述のように人の運命で弄ぶ設定は反映されておらず人を悪用し苦しめる事はしないので後に組んだコンビの相方にして外道なエコロとはある意味大違い。

作品によっては悪役ですらなくアルル達の良き仲間、理解者でもある。(はなまる大幼稚園児セリリのはっぴーばーすでぃSS魔導物語など)

それらの憎めない面はとっても!ぷよぷよを始めとするアンソロジー作品でも健在。


「ふっふっふ~ん♪はやくやけないかな~、ギャルにもってもての小麦色の肌に~☆」

「うぎゃー!!結局 最後までこういうオチかァーッ!!」(『ぷよぷよSUN』のシェゾEDでサタン様に報復されたシェゾの叫び)


シェゾ・ウィグィィぷよぷよ魔導物語

アルルの魔力を狙う闇の魔導師

欲しいのはアルルの魔力だけなのだが、言葉が足りず「お前が欲しい」と言い放ってはヘンタイだと言われる。

ぷよぷよSUNでは自らの服を狙っているウィッチに「ヘンタイはあなたひとりでじゅうぶんですわっ!」と言われた際に逆上して「ヘンタイ決定戦」と、墓穴を掘るような発言をしてしまった。

はちゃめちゃ期末試験魔導師の塔ではそれぞれファントム・ゴッドに追い詰められたアルル達を助け、ウィッチとウィッシュを襲ったダークマターを彼女達に代わって倒そうとする男気を見せた。


「ははッ…なぜなのかな…闇に魅せられた このオレが…シェゾ・ウィグィィ(神を汚す華やかなる者)たる このオレが…お前たちを 助けるなんてな……ハンッ!このシェゾ様にもヤキがまわったもんだ…ぜ…」

「さっきから 何を言ってるのか知らねぇが…ウィッチを傷つけたキサマは…許しておくわけには いかないぜ!!」


のデザインがなされたヨレヨレの着物丸眼鏡、変なちょんまげが特徴の同心。天原を管轄する奉行所監視する為に幕府から派遣された役人の癖に私利私欲が強く、町人からをせしめるためにヤクザの青門組とつるんでいる。大概は他の悪党共々に斬られる小悪党だが、

    • 奉行所ルートで中村宗助から「スケベ親父」と揶揄されたり、遊女の奈美・ファンバステンとイチャイチャするなど女好きの遊び人。
    • 青門組ルートで彼を倒した時に「母ちゃん、やだよぉ!」「俺には、まだ、あんな夢も、こんな夢も…」と、家族(は不明)の存在や、彼なりに理想があることを匂わす発言をして死んでいく。

こうした描写もさることながら、戦う時もカギ爪状の武器を装備してトリッキーな動きをするなどコミカルなキャラでもある。また、彼を殺さずに仲間に加えると陰沼京次郎を討ち果たさずに済む上、青門組長の高沼半左衛門との戦いが楽になるなど、味方にすると頼れる存在。


悪の天才科学者

世界征服を目論む悪の科学者。毎回クラッシュに邪魔されては上司のウカウカから叱責を喰らい、時には死ぬような酷い目に遭わされても悪運の強さでめげずに立ちはだかる。中の人の演技もより憎めなさを強調している。


「また負けたのだ、もうウンザリなのだ!」(クラッシュバンディクー3のノーマルエンドにて)


斑鳩の義兄。武器は鎖鎌であり、その腕前と実力は町内鎖鎌大会で6位を取ったほど。初期の「真影」での小説では義妹を刀を奪い返すほど憎んでいた。「真紅」では病気で修学旅行を欠席した過去を持っていて、一人京都を満喫すると、なぜか義妹と再会。刀を奪い返そうとするも、逆に返り討ちに遭ってしまう。最終的には義妹を励まし、その場を去った。また、同作では唯一の男性プレイヤーキャラとなり、義妹だけではなく半蔵の忍学生や焔紅蓮隊と共闘したり、義妹との合体奥技では一人で無双するなど、男らしい一面もある。


「村雨、舞い忍ぶぜ!」

「6位の実力だ!!」

「忍務完了、何てな。」


真・やまだのじゅつ

ダウンタウン熱血物語の頃は、くにおくんを苦しめる事と幸せそうな不良を良しとせずに彼女を部下にさらわせて、全学園の支配を目論む外道として描かれていた。

ところがダウンタウン熱血行進曲以降では、藤堂護と手を組んでは失敗をする憎めない奴というイメージが強くなっていった。


「全国の山田さんには申し訳ないが、俺が悪の大ボスの山田だ!」

「何言ってやがる…ふざけんじゃねえぞ!くにおのアホーっ!」



レオンのために全てを捧げる騎士レアードと青竜騎士団員バルドーエグベルトに忠義を誓う術師のギナムカミラ、バルガスの片腕ゾルム隊長など。順に自警団殺害、村人への暴力行為、死者を操る、放火、神殿での略奪など憎まれてもおかしくない行為をするが、それは帝国の大義である統一による平和をもたらすための行動であり、一様に悪とは言い切れない。特にレアードは味方になると非常に頼れる存在でもあり、デア以降では帝国と手を結んで戦うこともできる。


101匹大戦

劉備の息子にして孔明の薫陶を受けた天子でありながらを滅ぼした元凶とされている。だが、その評価に反して彼をピックアップした作品は多い(横山三国志三國無双シリーズなど)。いずれも演義に描かれた気の弱さや、正史に記された正直な性格が如実に描かれている。


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