「すすいー!!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0245 |
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ジョウト図鑑 | GSC:No.240 HGSS:No.245 |
ローマ字表記 | Suicune |
分類 | オーロラポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 2.0m |
重さ | 187.0kg |
性別比率 | 不明 |
特性 | プレッシャー |
隠れ特性 | ちょすい(第6世代まで)→せいしんりょく(第7世代以降) |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 |
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日本語 | スイクン |
英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語 | Suicune |
韓国語 | 스이쿤 |
中国語 | 水君 |
ヒンズー語 | सुइकून |
ロシア語 | Суикун |
タイ語 | ซุยคูน |
世界的に読みが統一されたポケモンの一種。
中国語が分かりやすいが、「水+君主」に由来するものと思われる。
なお、「雷公」「炎帝」とは異なり、中国神話や道教に同名の存在は確認できず(「水徳星君」という神はいる)、他2種に合わせた独自の合成語であるらしい。
概要
マイナーチェンジ版『クリスタル』ではパッケージを飾り、後述する様に特別な扱いを受けている。なお、一般のポケモンバトルにも出場可能な、いわゆる「準伝説」がパッケージに起用されたのは現状この時の本種が唯一である。
しなやかな体躯を持った麗しい4足獣で、額からはクリスタルを思わせる六角形に繋がった角が生える。その後ろからは波打つ鬣をなびかせており、これが「[**[オーロラ]]」という分類名の由来となっているものと思われる。
体の左右にも白いヒラヒラしたものがなびいているが、これは尻尾であり、尻から出た後二股に分かれてそれぞれ180度向きを変えている。一見細くてただの飾りの様であるが、見た目に反して攻撃に使ったりこれで結界を作るなど、かなり強靭で機能的らしい。
体色は水色を基調に所々に白い菱形模様が入り、鬣部分は紫色になるというもの。
デザイナー・斉藤むねお氏曰く、豹をモチーフとしたとのこと。菱形模様は豹柄に由来するのかもしれない。
ジョウト地方エンジュシティに伝わる伝説によると、かつては1体の名もなきポケモンであり、カネの塔(現・やけたとう)が焼け落ちた際亡くなってしまったが、それを悲しんだホウオウにより、ライコウ・エンテイと共に今の姿に生まれ変わったという。
スイクンが出現した時にどこからともなく北風が吹くため、「北風の化身」*と呼ばれている。
湧き水の優しさを宿しているとされ、汚れ濁った水を触れたり吼えたりすることで、一瞬にして浄化する凄い力を有している。
その力で世界中の濁った水を清めるべく駆け回っているらしく、清らかな水が流れる世界を求め、滑る様な身のこなしで大地を駆け巡っている。
アニメ版や外伝作品では早い段階から水面に立っても沈むことなく走行する能力を披露しており、近年では本編系作品でもつれあるき等を使えば見ることが出来る様になっている。
『ポケモンレンジャー』では余りに素早い動きのために3体に分身したこともある。
色違い
色違いは水色が淡くなり、鬣部分は青色になってより透明感が増す。
ゲーム上の特徴
初登場。この段階ではライコウ・エンテイと同等の扱いで、やけたとうでのイベント後にジョウト地方各地を逃げ回った(いわゆる「徘徊型伝説」)。Lv.40。
- クリスタル
突如主役に抜擢。
ライコウ・エンテイが相変わらず徘徊を続ける一方、スイクンだけは特殊イベントを経た末に固定シンボルとなった。さらに、これに対応する人間キャラとしてミナキも登場した。
ラジオとう五階でロケット団幹部の2人を倒すと局長から「とうめいなスズ」を貰え、これを持った状態でやけたとうに行くと戦闘となった。
主人公が最初にヒトカゲを選択した場合のみ、全国図鑑入手後にカントー地方の草むらを逃げ回った(Lv.50)。
基本的には『金・銀』リメイクであったが、『クリスタル』要素も取入れられたことによりスイクンだけは特殊イベントとなった(Lv.40)。
基本的な流れは『クリスタル』を踏襲していたが、戦闘地点が25ばんどうろでの戦闘となるなど細部は変わっていた。なお、ここで捕獲出来なかった場合は殿堂入り後にやけたとうに再出現した。
2010年6月18日 - 8月31日の間には、劇場版との連動特典として親名「クラウン(ID:06180)」の色違い個体が配布された。この個体は後述する様に対戦環境を変える程強力であったことから、俗に「クラウンスイクン」と呼ばれ長らく恐れられた。
直接の登場はなかったが、上記の「クラウンスイクン」を連れて来て迷いの森に行くとゾロアークに纏わる特殊イベントが発生した。
ルギアかホウオウを捕獲後に手持ちに入れ、「おおぞらをとぶ」で行ける未開の森に毎時40 - 59分の間に上陸すると出現した(Lv.50)。
『US』のみ出現・ライコウ、『UM』のみ出現・エンテイ双方を手持ちに入れた状態でウルトラワープライドを行うと、青色のワープホール先に出現した(Lv.60)。
その際、冒頭の(ポケモン名物珍妙な)鳴き声表記が表示されていた。意外にもライコウ・エンテイと共にこの時が初めての設定であった。
DLC『冠の雪原』で、ダイマックスアドベンチャーのチュートリアルに抜擢された。
運にもよるが、上手く倒せるとそのまま捕獲出来たので、そのまま強力な戦力となった(Lv.70)。
このことは通常の攻略のみならず、RTAにも大きく影響した。詳細は上記のリンク先を参照。
『シャイニングパール』限定。導きの部屋でレジロック・レジスチル・レジアイスを捕獲すると、「ジョウトの石板」が交換可能になり、これを持ってジョウトの部屋に入ると出現した(Lv.70)。
「三犬」全てを捕獲するとホウオウを捕獲するための「にじのせきばん」も解禁された。
DL後編『藍の円盤』クリア後にブルーベリー学園内に現れるおやつおやじから「スイクンのおやつ」を貰うと、パルデア地方・オージャの湖に出現する。
また、この世代で登場したウネルミナモは本種のパラドックスポケモンとされる。
対戦での評価
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 | 75 | 115 | 90 | 115 | 85 | 580 |
防御系ステータスが高い単みずポケモン。
その耐久力を生かした戦法が採用されやすい。物理面では「リフレクター」、特殊面で「めいそう」を使うと盤石の体制を作れる。
ただし、回復技は「ねむる」しかないので、「カゴのみ」か「ねごと」が必要となって来る。
もっとも、火力水準の低かった時代はそのまま眠っても割となんとかなっていたが。
それ以上に問題視されたのは伝説系特有の「厳選」難度の高さであったかもしれない(詳しく説明すると長くなるが、「個体値」というものの関係で実質一般ポケモンと大して変わらない強さになってしまうことも珍しくなかった)。
なお、北風設定については「かぜおこし」を覚える程度であまり活かされていない。
第2世代
主役を飾った世代だけあって大活躍した…訳ではなかった。
当時のトップメタであったカビゴンを突破するには火力が足りず、サンダーとはタイプ相性上不利であったためである。
みずならば、高速の再生技があるだけスターミーの方がまだマシとさえいわれた。
研究が進んだ後のVC環境でも、スイクンならではの利点はバンギラスを安定して受けられる程度とされる。
第3世代
鬼の様にテンポが悪い『ポケモンコロシアム』でしか実質「厳選」出来ないという難易度の高さは変わらず。
新たに実装されたダブルバトルでは、特性「いかく」で相手を牽制出来るギャラドスがみず枠筆頭であり、苦手なサンダーはここにも現れた点などから、少なくともダブルバトルで行われた公式大会では特筆すべき実績はなかった。
第4世代
『HGSS』で乱数調整を用いて簡単に理想個体を手に入れられる様になり、使用率が激増た。
優秀なスペックを本格的に機能させられる様になり、ギャラドス・メタグロス・ガブリアスなどの高火力アタッカーに対する壁となって行った。
世代末期にはとんでもない技も加わった。「ぜったいれいど」である。
前述した「クラウンスイクン」*持っていた一撃必殺技で、命中率が30%と心もとなかったが、高耐久個体ならば十分試行回数を稼げた。そしてこの技は回避率の上昇などを受け付けず、特性「がんじょう」以外の無効化手段もなかった。
それがどれ程の脅威かは想像に難くないであろう。低めの火力を補って余りあるバケモンが誕生してしまったのである。
強いていえば色と入っているボールから特殊個体であることが明らかで、性格も「すばやさ」が伸びにくい「のんき」固定で後手に回りやすいという弱点はあった。
あったところでこの耐久を何もさせずに仕留めることは容易ではなく、典型的な予測可能回避不可能であった。
同年行われたWCS日本大会決勝戦では、案の定このスイクンが大暴れして優勝。海外から「零度japan」と皮肉られた。これは映画配布の仕様上、引き換えに必要な前売り券を入手できたのがほぼ日本勢だけであったことも影響していた。
「クラウンスイクン」を持っているか否かで対戦の土俵に上がれるかどうかが決まる様は日本人からも「資産ゲー」と揶揄され、無理矢理同じ土俵に立とうと改造の温床ともなって行った。
「クラウンスイクン」が強過ぎるので、通常のスイクンも差別化を迫られることとなった。
せいかくを自由に選べる利点を活かして、逆に伸びやすいものとして特性「プレッシャー」を利用した「まもる」「みがわり」の時間稼ぎ戦法などが有力であった。
第5世代
これも試行回数を稼ぎやすく、物理アタッカーからすれば非常に厄介なこととなった。
第6世代
「クラウンスイクン」は相変わらずシングルバトルを中心に流行していた。
これへの偽装を始めとした改造も蔓延しており、WCS2013オンライン予選ではそれら改造個体使用により1,500人のプレイヤーが失格処分を受ける事態まで発生している。第2世代前の遺恨が未だに残っているという事実にますます負の印象が強まってしまった。
『ポケモンバンク』登場によって過去作からの移送時にある程度の不正を弾ける様にはなっていたが、正規個体をコピーする様な手法は検出に限界があり、抜け道は多かった。
こうしたことを受けてか、『ORAS』期にはルール改定で過去作産のポケモンがレート戦で使用不可能となり、必然的に「クラウンスイクン」も使用禁止となった。
それで使用率は露骨に低下したが、残ったトレーナーは「ゴツゴツメット」を持たせたり、積み技起点封じの「ほえる」を覚えさせたりと器用に戦っていた。
もっとも、メガシンカなど完全に火力インフレは進んでおり、「リフレクター」で物理耐久を強化しないと厳しい場面も増えていた。
シーズン12で過去作産ポケモンが再び使用可能になった際は、旧Twitter(現・X)のトレンドに「零度スイクン」が入ったり、Yahoo!リアルタイム検索の「話題のキーワード」で1位となったりしており、依然として「クラウンスイクン」が強い影響力を持っていることも再確認されている。
バトルハウスでは『XY』時点からルスワールが「ちょすい」個体を使用していた。それが第5世代でその概念が登場して以来本種には設定されないままいた隠れ特性ということとなるが、この世代でもプレイアブル化はしないまま終わっている。
第7世代
『SM』からスイクンの思い出し技に「ぜったいれいど」が追加された。同時に「ぜったいれいど」はこおりに無効且つ、こおり以外が使うと命中率が20%低下という仕様となった。
明らかに「クラウンスイクン」周りの問題を受けての仕様変更と言える。
こおりはみずへの有効打を持ちにくいので、「フリーズドライ」でも覚えていない限りスイクンの前に積極的に出て来るとは考えにくかったが、命中率は低下は流石にスイクンの耐久をもってしても厳しいものがあった。
とはいえ、考え様によっては全個体がこおり以外を20%の確率で即死に出来る技を持つ様になったともいえ、「のんき」制約もなくなったので、環境全体への影響については諸説あった。
この世代では同じみず且つ「ぼうぎょ」寄りのステータスを持ち、特性で実質的に状態異常無効となれるカプ・レヒレが出現。フェアリー複合で耐性も技範囲も上回っていたため、純粋な耐久勝負では競合となった。
直接対決した場合でも、「ミストフィールド」が場を対象とする関係で「ねむる」を使えなくなるという支障があった。
こちらは「HP」が大きく上回るため数値上の耐久指数では勝っており、流し技「ほえる」や「とつげきチョッキ」とも相性が良い「ミラーコート」を持つ点も強みであった。そのため、ある程度の火力を確保した型が少しずつ増加して行った。ただし、数値上の火力指数は逆に先方の方が高い。
隠れ特性については、『金・銀』VCで捕まえたスイクンをこの世代に送るという形で初めてプレイアブル化。ただし、「せいしんりょく」に変更されていた。
第8世代
「ぜったいれいど」に隠れてほとんど話題となっていなかった「クラウンスイクン」第2・3三限定技「エアスラッシュ」と「しんそく」も全ての個体に行き渡った。
この世代はひこう技を変換して放つ「ダイジェット」が非常に強く、それにちょうど噛み合う形でエースアタッカーを務めるスイクンが一定数見られるようになった。
ただ、これら以外はみず・こおりに偏る技範囲に大きな変化はなく、特に弱点のうちくさは強化傾向とあって、この頃になるとむしろ理不尽さは少ない部類と受止められる様になって来た。少なくとも近い耐久指数を持つ「しんかのきせき」ポリゴン2やクレセリアと比べれば。
何気に体重が重いため、汎用技の「くさむすび」でも安定的に威力100が入ってしまうという弱点もあった。
ダブルバトルでは「せいしんりょく」を活かし、「ねこだまし」に阻まれず「おいかぜ」「バークアウト」「こごえるかぜ」といった技を放てるサポーターとして味わいのある活躍をした。
第9世代
この世代ではパオジアンのこおりウエポンやれんげきウーラオスの「すいりゅうれんだ」を素で半減に出来る存在と見込まれ、カプ・レヒレが不在となったこともあって耐久系型が復権した。
また、新要素「テラスタル」でフェアリーとなり、カイリューを筆頭とするドラゴンタイプを強引に止めにいくという起用のされ方もした。
もっとも、より耐久に特化したドヒドイデや、クッション・サイクル・対面操作を兼ね備えたママンボウ流行があり、事前予想ほどには使用率は伸びなかった。
テラスタルとの相性自体は良いとされ、「どくどく」対策となり環境に多いフェアリーやかくとう技も半減出来るどく、粉系技が無効となりウーラオスにもより強くなるくさ、どの型のオーガポンにも一定の強みを持てるドラゴンなども現れた。
面白いところでは、こおりとなり「ぜったいれいど」命中率を取り戻しに行くという芸当も試みられた。
使用トレーナー
ゲーム版(本編)
※金シンボル
※スーパーダブルバトル
※BDSPのバトルタワー
ゲーム版(番外作品)
※ポケモンマスターズ・色違い
アニメ版
番外作品
『スマブラ』シリーズ
一貫してこおり技しか使っておらず、『DX』では「ふぶき」で周囲の相手を凍らせ、『X』以降は「オーロラビーム」で前方一直線上を攻撃する。
『SP』では、ライコウ・エンテイとセットでスピリッツにも収録されている。
『ポッ拳POKKENTOURNAMENT』
- タイプ:スタンダード
- バーストアタック:超・絶対零度
フィールドフェイズ・デュエルフェイズ共に中・遠距離に強力な技を持つ。目の前に氷の壁を設置するFPバックシュートや発生が早い「オーロラビーム」を始め、相手の飛び道具を返す「ミラーコート」など、相手が仕掛ける攻撃に対して拒否姿勢で立ち向かう「ぼうぎょ」に強いタイプキャラとなっている。
体力は若干多いが、共鳴ゲージの溜まり方は遅くマニューラのはたきおとす攻撃を何度も食らうと1試合で1回もゲージが溜まらないことがある。
また、バーストアタックは発動まで若干時間がありかつブロック属性のため、掴み攻撃やブロック貫通攻撃で潰されることがある。そのため、相手の行動や読みに注意が必要。
同キャラ(ミラー)戦では、たてがみの紫が白に変化する。
ポケモンGO
ライコウ・エンテイ共々2017年9月~11月までの期間限定で世界中のジムにレイドボスとして登場。日本では9月1日~30日にかけて出現した。
本編同様、HP・防御の種族値はトップクラスであり、非常に倒れにくい。しかし、実装当初は本編とは戦闘面におけるシステムや環境が大きく変わっており(ターン制バトルではなく、ポケモン同士のわざのぶつかり合いになるため、どうしても耐久性よりもDPSなどの火力の高さの方が優先されてしまう)、PvPやGOロケット団戦など持ち前の耐久力の高さをうまく活かせる機会がなかったことから、プレイヤーからはシャワーズの完全な劣化版のような扱いを受けるなど、その評価は高いものではなかった。
技は、通常技が「めざめるパワー」「じんつうりき」「バークアウト」の3つ。「めざめるパワー」は現在はレガシー化しているため、実質的には「じんつうりき」と「バークアウト」の2択となっている。
なお、本作では「めざめるパワー」が運良くみずタイプになった場合を除き、今のところ通常技にタイプ一致技が無い。みずだったとしても、お世辞にもダメージ効率が良いとは言えないため、残念ながら貴重なわざマシンスペシャルを使ってまで「めざめるパワー」を覚えさせる意義は薄い。
一方、ゲージ技は「みずのはどう」「ハイドロポンプ」「バブルこうせん」「ねっとう」「れいとうビーム」で、4/5がタイプ一致技と偏りが激しい。
2019年9月に「バブルこうせん」と「バークアウト」にテコ入れがなされ、「バークアウト」の圧倒的なゲージ回収率から「バブルこうせん」の確定デバフを連発できる存在として立場が急上昇。スーパーリーグおよびハイパーリーグ共に活躍できる存在に名乗りを上げた。
「れいとうビーム」でトロピウスなどの苦手な草タイプや、ハイパーリーグ屈指の強豪であるギラティナ:アナザーフォルムに対抗できるのも心強い。
その後、「ねっとう」を習得できるようになり、こちらを採用するプレイヤーも増えている。相手の攻撃にデパフをかけられる点は同じだが、「バブルこうせん」とは異なり確率での発動なので、どちらかと言えば不足しがちな火力を補う目的で採用されることが多い。
ただし、スーパーリーグで使うためにはフィールドリサーチの大発見で捕獲した個体か、サカキとの戦闘で勝利した際にゲットできるシャドウ個体が必須(一応レイド産でも交換でギリギリまで個体値を下げれば出場可能な個体値にすることはできるが、相応の運が絡むので非推奨。なお、シャドウレイドで入手した個体は交換に出せないので注意)。
上記のように高い耐久性と相手の火力を下げて被ダメージを抑えられる戦法が取れることから、場持ちも良く、GOロケット団の引きつれたシャドウポケモン(通常よりも攻撃力の引き上げられた特殊な個体)との戦闘においても目覚ましい活躍が期待できる。場合によってはカイオーガよりも粘れることも。PvPはやらないという人でも育成しておけば用心棒として役に立ってくれるかもしれない。
Newポケモンスナップ
「準伝説」としては唯一の出演を果たしている。 ヒエール雪原の夜マップ、流氷地帯にて条件を満たすことで出現する。イルミナオーブを当てることで立ち止まり、もう一度当てると力を開放し、自分の周りに氷柱を出現させる。
星空や流氷の美しさも相まって、非常に映えるポケモンとして名高い。
また、出現場所が異なるが今作にはホウオウとルギアも登場するため、第2世代のパッケージを飾ったポケモンが全て出演していることになる。
ポケモンマスターズ
クリス(マジコス)&スイクン
2022年6月6日「悪の組織・ジョウト編」に合わせて開催された期間限定のマスターフェスにて実装された、みずタイプのサポートロール。
バディーズエピソードによるとジョウト地方を旅していた際に邂逅したスイクンとの経験を元とすることで、パシオでもバディーズになれたとのこと。
技
しおみず | 相手の残りHPが半分以下の時は威力が2倍になる |
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ミニキズぐすりG | 味方のバディーズ全員のHPを最大HPの約20%回復する |
あまごい | 天気をあめにする |
勉強の成果よ! | 味方全員の「とくこう」を2段階+急所率を1段階上げる。天気があめの時はさらに味方全員の次回特殊技威力ブーストを1段階上げる |
バディーズわざ
英知の結晶が放つ なみのり | ★6EXにアップ後、初めてバディーズ技を使った時だけボルテージが2段階上がる |
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パッシブスキル
ジョウトの先導 | マスターパッシブスキル。味方全員の技威力を10%上げる。味方全員の技で攻撃を受けた時のダメージを20%軽減する。この効果は自分のチームに「ジョウト」タグを持つ味方のバディーズが多い程さらに上昇する |
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初B技後技回数回復1 | 初めてバディーズ技を使った時だけ自分の技回数を1回復する |
初P変化技使用時特防↑G4 | 初めてポケモンが変化技を使った時だけ味方のバディーズ全員の「とくぼう」を4段階上げる |
初ピンチ時HP回復4 | 初めてピンチとなった時だけ自分のHPを最大HPの約40%回復する |
ミナキ&スイクン(色違い)
2023年6月25日「駆ける北風を追う男」で、スイクンを追いかけ続けたミナキのバディとして色違いのスイクンが実装。ホウオウに認められたマツバと共に夢が叶った。
こちらはみずアタッカーロールで、EXロールはテクニカル。
ミナキと組んだ経緯はエピソードイベントにて確認することができる。
パシオにきたミナキがマツバやクリスと再会し話をしている時、クリスのスイクンがボールから出てきてどこかに行ってしまう。その後クリス元に戻ってくるもののその時にしれっと色違いのスイクンも付いてくるという、余りにも唐突且つ伝説の威厳を感じられない登場の仕方でプレイヤーに多大なる衝撃を与え、「ドッグランでできた友達を飼い主に見せに来た犬」などといわれた。
技
うずしお | 相手をバインド状態とする |
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ふぶき | 天気があられの時は攻撃が必ず命中する。10%の確率で相手をこおり状態とする |
清浄のなみのり | 自分が技を2回使った時に解放されるシンクロ技。20%の確率で相手をひるみ状態とする。対象が複数の場合でも技の威力や追加効果の成功率が下がらない |
追い続けるぜ! | 自分の「とくこう」を6段階+急所率を3段階上げる。味方全員を異常妨害付与無効状態とする |
バディーズ技
りりしく駆け巡るハイドロポンプ | みず特殊バディーズ技 |
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パッシブスキル
命中時技ゲージ増加9 | 技での攻撃が命中した時に自分の技ゲージを1増やす。効果タグに連続を持つ技の時は攻撃が命中する度に自分の技ゲージを1増やす |
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必中化 | 技が必ず命中する |
相手拘束時P技B技↑5 | 相手がバインド状態時は自分の技やバディーズ技威力を上げる |
超覚醒(2024年12月追加)
駆ける北風を追う男 |
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アニポケシリーズ
第1シリーズ(無印)
【ジョウト編】
CV・田中正彦
第117話『ワカバタウン! はじまりをつげるかぜのふくまち!』でサトシがジョウト地方で初めて目撃。後(227話『スイクンとミナキ! ホウオウのでんせつ!!』)に遭遇したことをミナキに嫉妬されポケモンバトルとなりかけたこともあった。ロケット団トリオがとうめいなスズを奪っただけでなく、破損させてしまった際には怒った野生ポケモン達を鎮めるために出現。ミナキがフーディンを繰出した際には「ほえる」で戦闘を強制終了させた。
OPテーマ『OK!』のワンシーンにも登場している。
準主役級ポジションを務め、ビシャスによって荒らされた森を救うべく姿を顕し、サトシ達に協力。
彼らを背中に乗せたり、汚れた湖の水を清浄化するという活躍を見せる。
使用技は「バブルこうせん」。
第3シリーズ・ダイヤモンド&パール
- 第28話『フワンテと北風の使い!』
CV.小西克幸
ポケモンセンター付近の池に住む個体で、この話では「北風の使い」とも呼ばれている。
サトシとマイ(ジョーイの娘)が谷底へ落下しそうになった際に彼らを助け、ロケット団をオーロラビームで撃退した。
- 劇場版『幻影の覇者 ゾロアーク』
CV.古島清孝
他二匹共々クラウンシティの守り神として色違いの個体が登場。ゾロアークの化けたものとして通常色も登場しており、脅迫された彼女が津波の幻影を見せて騒動を引き起こした。
第7シリーズ(新無印)
- ゴウのスイクン
CV.うえだゆうじ。
第53話で登場。汚れた水を綺麗にしながら世界中を旅し、とある湖を数日に渡って守っていたが、悪質なハンター達の奸計に追い込まれていた姿を見かねたゴウが保護目的でダメ元のボールを投げた結果、なんとゲットに成功してしまう。
当初は人間である彼に対しても敵意しかなかったが、ポケモンハンターから守ってくれたことや傷の療養をしてくれたことで徐々に心を開いていき、最後はゴウと息と合わせてハンターに立ち向かい制圧した。
ハンター撃退後、ゴウは自然に帰す決断をしていたが、スイクン自らの意思でボールに戻った。
その後サクラギパークで博士達にゴウがスイクンを見せた後、スイクンはパークの高台で風と共に一吠えし、直後に何故か姿を消してしまった。しかしゴウは「姿は見えなくても近くにいる」と語っている。
暫くして107話でケロマツに住居を譲ったベトベターにゴウ達が新しい住処を作って最後に水を入れる所で姿を久々に見せて、あまごいを起こした後に汚れてしまった水を浄化した。その後、頑張ったワンパチを褒めた後に再び姿を消した。
新無印最終回にてアブソル・ナゲツケサル・レジエレキと共に、旅立つことが決まったサトシとゴウを見守っていた。
第8シリーズ
『レックウザライジング編』のオープニング「Only_One_Story」で、第74話から途中の映像が以前の物から変更されたが、エンテイ・ライコウと共に登場した。
- 第78話『激闘エンテイ! 炎のおたけび!!』
ジョウト地方のとある群島にてオーロラと共に出現し、エンテイとライコウと共に海底火山の噴火でできた島の誕生を見届けた。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
3章と9章に登場。この作品では、
- 「水晶壁」という、完成するとスイクン自身と「とうめいなスズ」を持つ者以外は中に入ることも出ることもできなくなる最強の結界を張る能力。
- 霧と氷の鏡を作り出して相手を惑わす。
- 水蒸気を刃物のように凍結させて「かぜおこし」で相手を切り裂く。
- 破壊不可能とされたツクシのキャプチャーネットを破る「オーロラビーム」。
- 「バブルこうせん」でモンスターボールどころか、人間・ポケモンの動きを止める。
…など、伝説のポケモンに相応しい圧倒的な実力を持つ。
9年前、主であるホウオウを呪縛から解放した代わりにやけた塔の「時間のはざま」に封印されてしまったが、イエローが「にじいろのはね」と「ぎんいろのはね」を偶然持っていたことで封印が解かれ、共闘するトレーナーを求めてジョウト各地を巡り、トージョウの滝にてカスミをパートナーにする。
「仮面の男」の戦いでゴースの「のろい」を受けて消耗し、さらにカスミが負傷したため、代わりにクリスタルをパートナーに最終決戦の地・ウバメの森へ向かい、ホウオウが解放されると再度去って行った。
ポケモンローカルActs
徳島県鳴門市にスイクンがデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。
クリスタル・HGSSにおいて、スイクンが出てくる場所であり、スイクンを追う青年ミナキと初バトルする場所が鳴門市をモデルとするタンバシティである為。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0244.エンテイ→0245.スイクン→0246.ヨーギラス
伝説順
0244.エンテイ←・→0249.ルギア
準伝説順
0244.エンテイ←・→0377.レジロック
関連ポケモン+人物等・グループタグ