SF系パワードスーツ一覧
AFS(PKA)
『SF3D』ならびに『マシーネンクリーガー』に登場するパワードスーツ。傭兵軍は「アーマード・ファイティング・スーツ」の略で、シュトラール共和国軍は「パンツァー・カンプフ・アンツーグ」の略。日本語訳は「装甲戦闘服」である。
佐藤大輔著の「遙かなる星」に登場するのはこのタイプ(小銃弾程度を防御できる「匍匐前進」できる鎧。高機動バーニアや大火力は不要としてオミットされている)。
なお、最初に発表された模型は『ミクロマン』のパワードスーツを芯に改造したもので、元ネタは大友克洋の『武器よさらば』(後に『SHORT_PEACE』の一編としてアニメ化)だったりする。また、「マシーネンクリーガー」自体はそもそもが、モデルグラフィックス創刊から連載が行われた「マシーネンクリーガー ブレッヒマン」と登場メカの「マシーネンクリーガー」に由来する物である。
モビルスーツ
『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する全高18m前後の人型ロボット。ジオン公国軍の開発したザクがその代表格である。
先に述べた通り、デザインのヒントとなったのが『宇宙の戦士』の機動歩兵であり、特にガンキャノンのデザインには機動歩兵の面影が強く残る。
元々は身長2m程度のよりパワードスーツらしいスケールを予定していたらしいが、スポンサーの意向でサイズが大きくなり現在の姿となる。このため作品外ではロボットや機動兵器として扱われており、名前とは裏腹にパワードスーツの枠に入れられることは稀。
パワーローダー
人型フォークリフト、もしくはパワーショベルと呼べる代物。腕の部分にあるレバーで腕部の操作を行う。映画『エイリアン2』に登場し、クイーンエイリアンと死闘を繰り広げた同名の作業用ローダーが有名で、佐藤大輔著の小説『地球連邦の興亡』にも同種の装甲化された外骨格が登場する。こちらは大火力を搭載されているほか格闘戦用に「銃剣」と称して実体剣を装備する。
『スカイガールズ』のソニックダイバーは似たような外見だが、こちらはマスタースレイブ方式(パイロットの動きをトレースする方式)であり、パワードスーツを「着込んでいる」わけではない。
現実に研究されているのもこれであり、現在開発中のものは91kgの荷物を背負って最高時速16km/hで走ることが出来、バッテリー駆動で最大二時間程度の稼働時間を持つ。所謂「自衛隊ガンダム計画」の「先進個人装備システムACIES(エーシス)」はこれの発展型であるとされる。
エクゾスケルトンスーツ
『エクゾスカル零』に登場。いかなる防御をも貫き通す「矛」、いかなる攻撃をも撥ね返す「盾」、最強の「矛」と「盾」を同時に併せ持つ。無敵にして巧妙の鎧。正義に従事する者だけが着装する。
強化外骨格、装甲電獅子、神造歩兵など様々なものがあるが、特に選ばれた七体の鎧、およびその着装者はエクゾスカル某と呼ばれている。装備はSF的だが、動力に「死者の魂」を使用するためファンタジー系でもある。
プロテクトギア
『紅い眼鏡』などの作品群、『ケルベロス・サーガ』に登場。暗視装置や換気装置、無線、機関銃用の弾帯などを搭載している。シリーズによってはパワードスーツではなく、動力を持たない純粋な装甲服だったりもする。
アイアンマン
MARVELのコミックに登場するヒーロー。テロリストに捕らえられた軍需企業社長のアンソニー・エドワード・スタークが脱出のためのアーマーを造り、そこから改良を加えてごつい初期型からスリムなマークシリーズを生み出し、彼自ら装着してヒーローとして活躍する。
いかなる攻撃にも耐える強靭な装甲と小型ミサイルやビーム光線などの様々な武装を備え、飛行も可能。改良を加えるごとに様々な機能が増えていった。作中に登場するスーツは基本的に人間サイズであるが、アイアンモンガーやハルクバスターのような巨人型のスーツも登場する。
モジュール
PCエンジンで発売された(スーファミに移植されたうえ、続編はスーファミのみだったが)SFロールプレイングゲーム『サイバーナイト』に登場。「マスター・スレイブ・モジュール」の略称でモノポール反応炉が動力源である。宇宙服兼パワードスーツとして用いられ、様々な特性を持つ機種を戦場の状況に合わせ乗り換え、装備を変えて戦っていく。小型のものは服のように装着し、大型のものの腕は機体内で操作するマニピュレーターになっている。舞台の24世紀の地球圏では宇宙開発どころかスポーツ用として一般にも普及している。
小説の外伝では、砂漠で動力部を破壊されて転倒、重くて身動きが取れないうえにハッチ側が下になった為に脱出も出来ずに蒸し焼きになった兵士の話も存在しており、小説本編でも冷却機構が壊れて蒸し焼きになりかけている。
メタルヒーロー/平成ライダー・令和ライダー(一部)/スーパー戦隊
『仮面ライダー』と言えば改造人間のイメージが強いが、現実世界の医療技術の進歩により「改造人間=忌むべき存在」とする内容に問題が出てきたので(極端な話、義足どころか入れ歯一本でもあれば改造人間である)、平成以降のシリーズでは『宇宙刑事ギャバン』をはしりとするメタルヒーローの流れを汲み、「強化装甲を纏うことで変身する仮面ライダー」が増えていった。
パワードスーツを身に着けるタイプの仮面ライダーのはしりは、『仮面ライダーアギト』に登場するサブライダーの1人・仮面ライダーG3であるが、次作『仮面ライダー龍騎』以降のライダーにも採用されるようになった。また、『仮面ライダーフォーゼ』にはパワーローダー型ユニットのパワーダイザーが登場する。
なお「V-1システム」「オルタナティブ」「鬼の鎧」などライダーと呼ばれないものも存在する。(これやあれは番外であるが)
スーパー戦隊シリーズのヒーロー達が纏うコスチュームも、一般的なパワードスーツのイメージである「強化装甲服(強化外骨格)」とは違うが、「強化服」という意味では立派なパワードスーツである。
ただし、ファイブテクターの登場以降はアームドティラノレンジャーやSWATモード等の装甲を後付けするパターンも増えている。
この作品では妙に細かいシステムの区分がされており、この二点は『着用者を超人にするパワードスーツ』、この二点だと『(着用者の)身体機能を増幅する強化アーマー』として区別されている。・・・「いや、どっちもパワードスーツだろ!!」とツッコミを入れた貴方は間違っていない。
※ちなみにこの辺りの連中は『拘束具に見えて、その実パワーアシスト』な括りになるらしい。
軍事用語にちなみ、強化装甲服は「ハードスキン」(戦車等に相当)、(非装甲の)強化服は「ソフトスキン」(オフロード車やバイク等に相当)と分類分けされる場合もある。
アーマード・マッスル・スーツ
『SPRIGGAN』に登場。
精神感応金属オリハルコンを用いており、約30倍という身体能力の強化と銃弾を防ぐ高い防御力、高い耐衝撃能力を与える。
ニッケルと合金化して人工筋肉として精製されたオリハルコンとチタンと合金化して強靭な繊維として精製されたオリハルコンを組み合わせてスーツにしている。
ニッケルと合金化したオリハルコンは精神波に感応する形状記憶合金としての性質を持ち、機械的な制御装置なしで装着者が扱えるようになっている。
アーカム財団製のものは強化に加えて霊的なものへの攻撃能力である精神波を放出する「サイコブロー」を有する。加えて不導体処理が施されているので高圧電流も防ぐことが出来る。
トライデント製のものは技術力が劣る事から機械的に補助しており、身体強化能力に秀でているが構造が複雑なので衝撃吸収能力が劣る。
原作終了後のルナヴァースの時代にはアーカム財団ではオリハルコンとの相性が高い大槻達樹に合わせて機能特化型のスーツが新たに開発され、防御力、筋力、移動速度に特化された3種のスーツがある。トライデントのリティシア・ディルの使用したものは研究員に過ぎないリティシアに特殊工作員である大槻と戦えるだけの戦闘能力を与えた。
御神苗優のものは上下に別れたライダースーツに近く、ポーチ付きのボディアーマーを上に来て腕にアームガードを付けている。内部には人工筋肉とそれらを支えるフレームがある。
暁巌のものはジャンプスーツに似たものとなっており、上にBDUとLC-2の装備を身に着けている。どちらも人工筋肉を作動させなければ上から他の服を着て偽装する事も可能。
アニメでは劇場版では薄手の生地のような表現がされている。Netfrix版ではウェットスーツのような上下一体の体のラインの出る形状になっており、スーツの各所に装甲が追加装着されて装甲服寄りの見た目となっており、作動時には人工筋肉部の一部が青く発光する。
ルナヴァースのものはゲーム作品という事もあってか装甲をまとったまさにパワードスーツといった外見で、レベルが上がるごとにごつくなっていく。
通常兵器相手には高い防御力を持つがオーパーツを相手にしたり、オリハルコンを用いた武器を防ぐ事は難しい。
また、優れた武術家は防御を通して相手にダメージを与える事が出来るため、衝撃吸収能力はあまり機能しない、ニードルガンのような繊維の隙間を通る武器は防げないなど、絶対的な防護装備ではない。
強殖装甲ユニット
『強殖装甲ガイバー』に登場。かつて地球人を創造した宇宙人「降臨者」が残したもので、「ガイバーユニット」、「ユニット・G」とも呼ばれる。
接触した生物を融合・強化する「強殖生物」とそれを制御する「制御装置(コントロールメタル)」で構成され、殖装(装着)した者の身体構造を作り替える、生体型パワードスーツ。ただし殖装を解除するとユニットは異次元空間に移動し、殖装者も元に戻る。
高速振動する刃で対象の分子結合を弱めて切り裂く高周波ブレード、飛行や小型ワームホール生成を行う重力制御球(グラビティ・コントローラー)、強力な破壊光線を発するメガスマッシャーなど多数の武装を有し、制御装置を通して殖装者同士でテレパシーも可能。
パワーアーマー(Falloutシリーズ)
『Fallout』シリーズに登場する兵器。核電池を動力として駆動し、「単機で街ひとつを制圧できる」とも謳われた、アメリカの軍事技術の結晶。設定的には最強・無敵の装甲服であり、シリーズの象徴的存在でもあるが、実際のゲーム中での性能はシリーズによってまちまち。
パワーアーマー(WARHAMMER40000)
『WARHAMMER40000』に登場し、「機動装甲服」と訳されている。
肉体改造を施された超人兵士「スペースマリーン」専用に開発されており、〈黒の甲殻〉と呼ばれる人工神経器官を通じることで初めて機能し武骨な外観に反して生身の体と変わらない動作を取ることができる。
10000年以上に渡って改良が繰り返されており、用途や年代によって様々な派生型が存在する。
中近世の騎士を思わせる聖句や紋章をあしらった儀礼的な装飾が施されたアーマーも多く、同作の独特な世界観を表している。
また、スペースマリーン以外にもシスター・オヴ・バトルにおいては生身の人間用のパワーアーマーが運用されており、近衛兵である「アデプトゥス・カストーデス」や「シスター・オヴ・サイレンス」においても専用のパワーアーマーが運用されている。
パワードアーマー
『特装機兵ドルバック』に登場。主役メカ「バリアブルマシーン」よりも旧式のやられメカ(※設計概念が「旧式」なだけで、実戦配備の状況はバリアブルマシーンとの競合試作に近い)としての登場だが、意外にもバリアブルマシーン以上の人気を獲得。メインスポンサー倒産で打ち切りの危機にあった本作を救ったのみならず、放送終了後もMSVばりのバリエーションまで発売されるほどの大躍進を遂げた。
…ぶっちゃけた話、マニア向けの高額プラモだった『SF3D』のAFSの代用品として売れたようなものだが。
ライドアーマー(アーマーサイクル)
『機甲創世記モスピーダ』に登場。普段はアーマーサイクル(装甲バイク)として兵士の足となり、戦闘時にはライドアーマー(パワードスーツ)に変形する、可変型パワードスーツの元祖。オタク業界ではバイクから変形するパワードスーツは「モスピーダ」の一言で通じるレベル。
元から着用している装甲服の上にパワーアシスト兼ホバー装置(このホバーはジャンプ力強化用・三次元戦闘用であり、水平方向の移動力はバイクよりも低い)に変形したバイクが合体する形式なので、生身での使用は不可能。ただし、バイクとしてのみなら生身でも使える。
小さく折りたたむ事でレギオスに搭載する事も出来、不時着後のパイロットの足にもなる。装甲服はパイロットスーツも兼ねているので、運用に関しての問題は無い。
余談になるが、後続のガーランド(メガゾーン23)やトライチャージャー(赤い光弾ジリオン)は大型トライク(三輪バイク)が変形する「乗り込み型」なので、生身のままパワードスーツとしても使用可能である。
(左絵は右絵右上が変形したもの。なお右絵は中央以外すべて変形可能)
また、『GetRide!アムドライバー』に登場するバイザーに関しては、ボード型以外にもバイク型が存在し、ブリガンディモードに変形して装着する事(ランドバイザーは例外的に乗り込み型)、アムドライバーが着用しているアムジャケットのアーマーとして装着される部分などでライドアーマーと共通点を持つ。
ただしライドアーマーの装甲服とは違い、アムジャケットはバイザーと合体する前からソフトスキンタイプのパワードスーツである。
ウルトラマンスーツ
ウルトラマンの着ぐるみと言う意味ではなく、漫画『ULTRAMAN』に登場するパワードスーツを指す。構造としては上述されているアイアンマンと同種に当たる。
ガンゲリオン
未来の知識・技術と現代(2000年)の航空機製造の材料を使って作られた。該当記事を参照。
福神
漫画『機動旅団八福神』に登場。見た目はずんぐりしており、スーツの中には神経伝達ジェルと装甲の代わりとなる、あらゆる打撃や衝撃を吸収する特殊なゼリーがつめられている。
圧倒的な防御力を誇る(作中では核攻撃にも耐えた)が斬撃には弱く、体型が太いために狭い場所に入れず動きは鈍い。またゼリーは強烈なアレルギー物質で、体質が合わないと装着すらできないという欠点がある。
その後、斬撃に対応するために装甲を内蔵し、体型も幾分細身に改良された新型福神が配備された。
コンバットドール
うすね正俊作の同名漫画短編に登場した第三次世界大戦で用いられる外骨格強化服。西側で開発されたものを東側がコピーして使用しているという設定だが、対コンバットドール用無人兵器「ピノキオ」が西側で開発されたことにより優位性が失われつつある。
後日談では携行型のレーザー兵器が開発されたことで戦況が変わったが、長期的には生体兵器および環境兵器の発達と暴走により文明が崩壊、『砂ぼうず』の世界に繋がることが示唆されている。
強化外骨格
『覚悟のススメ』、『メタルギアソリッド』シリーズ、『マブラヴ』シリーズに登場する強化服。それぞれ内容は別物であり、リンク先では主に覚悟のススメに登場する物について解説されているので、ここでは『メタルギアソリッド』シリーズや『マブラヴ』シリーズの物について解説する。
『メタルギアソリッド』シリーズに登場するものはサイボーグ忍者や雷電のものは外科的手術を必要とするサイボーグ化する装備やサイボーグボディの名称だが、MGS2以降に登場したミスターXや天狗兵、ヘイブントルーパー等が用いるものは着用者の身体能力を大幅に強化し、壁に貼り付くなどの生身では不可能な能力を与える。
オールド・スネークは衰えた身体能力を補佐する程度のアシストスーツを装着しているが、擬装用にスーツの表面の質感を変化させるオクトカムを搭載しているスニーキングスーツを兼ねたスーツとなっている。
『マブラヴ』シリーズに登場する強化外骨格は複数のモデルが存在し、仕様や用途も異なる。
人間の動きをトレースして力を増幅する、動力付きの鎧みたいなものである。
その用途は、軍用兵器から土木建築、医療用の補助器具まで多岐にわたり、様々な形状やサイズのモデルが存在する。
陸戦部隊の強化外骨格部隊は市街地や、基地施設内など戦術機の運用が難しい局面での小型種掃討を主任務としている。
戦術機の戦術機管制ユニットにも収納されており、緊急脱出時に内部から装甲を排除したり脱出後にも自衛用に使用されるが、複座機には搭載されていないなど、全機に備えられているわけではない。
比較的大型のものを「ES(Exoskeleton)」、準等身大の軽装備を「FP(Feedback Protector)」と呼称する。
またその構造上、壕内などの高さ1m以下の空間を長時間移動したり、更にそれ以下、匍匐前進を余儀なくされる状況をもっとも苦手とする。
エクソスーツ
映画『エリジウム』等に登場するもので、強化外骨格に近いがそれと比べても軽装であり、背骨から両手足にかけて装着されたパーツで補助することで生身の数十倍の身体能力を得ることができる。
エリジウムに登場したモデルは脊髄に直接埋め込んで手術で体に装着するという大掛かりなものである。
後に『CoD:AW』にて同名で同じコンセプトの外骨格が登場しているが、こちらはエリジウムのように一度装着すると手術しない限り外せないという仕様ではない。
また、エリジウムと同じ監督作の第9地区でも同一の名称の別の兵器が登場しているが、こちらはライドアーマーに近い。
ミョルニルアーマー
FPS『HALO』に登場する特殊部隊「スパルタン」専用のパワードスーツ。
と言うか値段以前にスパルタン以外が着用すると「歩こうとしただけでも(足のパワーを制御しきれずに)空にすっ飛んでしまう」と言うピーキーな設定がされている。なおその後「着地に失敗して痛みで痙攣したら、その動きも強化されてさらにすっ飛ぶ」と言った感じで、着用者がピクリとも動けなくなるまでスーパーボール状態だったそうな。
フェンサー
『地球防衛軍』シリーズに登場。『地球防衛軍4』から始まった兵科。
エクソスケルトンなどの技術を使用し、歩兵(というか人間)の限界を超えた兵器の運用と行動が可能となる。また、全兵科において唯一同種の武器を搭載可能。
フェンサーと言う名称の由来は、基本武装にランスが含まれていることにある。なお、ランスはプラズマを使用して攻撃を発射するため飛び道具としての一面もあるが、一般的な射撃を行うエネルギー武器は比較的少ない。ペイルウイング・ウイングダイバーとは対照的な部分も多いが立体的な高機動戦闘を展開できる点は同じ。使いこなせれば単騎ながら凄まじい戦果を挙げることも可能なところも似ている。
ルールーロボ
『HUGっと!プリキュア』第17話に登場。
公式名称は『試作品のアンドロイド用パワードスーツ』。クライアス社製アンドロイドのルールーが装着してプリキュアに立ちはだかる。
詳細は上のリンクより。
サラウンドフレームムーバー
当該記事参照。記事内に有る通り、本来は重甲ビーファイターのインセクトアーマー関連のイラストにタグが付与されているべきなのだが、やはり記事内に有る理由で単語その物の一般認識が低い(※結果として応用範囲が拡大されている)。
インフィニット・ストラトス
同名の小説に登場。慣性制御能力、装甲や装備の量子化格納、絶対防御といった数々のトンデモ機能で、瞬く間に作中世界の最強兵器として君臨した。
なお、女性しか装着できないという重大な欠点を持ち、それが劇中における女尊男卑の風潮を引き起こす原因となっている(唯一発見された例外が主人公である)。
巨大な四肢の装甲に、レオタード様のインナースーツを露出させた外観は、パワードスーツというよりはMS少女等のメカ少女に近い。
ストリング・パペット
『revisions』に登場。
CR-ユニット
EXギア
『マクロスF』に登場。パイロットスーツ(耐Gスーツ)の進化の果てにパワードスーツとなったもの。EXギアの登場で可変戦闘機が以前より無茶な機動ができるようになった。しかしそれでも足りないと考える勢力はパイロットのサイボーグ化(電脳化)を推し進めている。
テッカマン
『宇宙の騎士テッカマン』における宇宙活動用システムの試作型「テックセットシステム」。厳密にはパワードスーツと言うよりも変身ヒーローに近い(機械的ではあるが前述したガイバーに近い(こっちの方が先だが))。なお制限時間を過ぎると細胞が崩壊して死ぬので、その前に変身を解く必要がある。
『宇宙の騎士テッカマンブレード』の方は寄生型宇宙人ラダムが自分たちの肉体として使用するために地球人を改造したものであり、地球人以外のテッカマンも存在する。こちらは制限時間が存在しない(主人公は改造が不完全だったため制限時間がある)。
一方でテッカマンを模倣した純粋なパワードスーツであるソルテッカマンも存在する(が、物語の性質上、雑魚にしか通用しないかませ犬である)。制限時間は存在しないが、貯蔵したフェルミオン粒子が尽きると無力になる。
アリスギア
『アリス・ギア・アイギス』に登場。人類を襲う謎の機械生命体「ヴァイス」に対抗するため、全能人工知能「ALICE」によって開発された高次元兵装。
アリスギアの登場によってヴァイスの脅威度は「対処法のない理不尽な災害」レベルから「根絶できない害虫」レベルまで下がった。
エネルギー源の関係上、使用できるのは原則10代〜20代の女性に限られている(一部例外はいる)。
LBCS
『装甲娘 ミゼレムクライシス』に登場。
ミゼレムの脅威に備え、ホビー用小型ロボットLBXの技術を応用して開発された装着型パワードスーツシステム。
テストの結果から装着者は『感性的に多感で、直情的、奔放的である』ことが望ましいとされており、その都合上適正者のボリュームゾーンは女子高校生にあると定義づけられている。
Tiger&bunny
サムス・アランのスーツ
『メトロイド』の主人公・サムスが常に装着しているパワードスーツ。
サムスとほぼ一体化した唯一無二の代物で、バイオ素材による自己修復、様々な兵器のデータを取り込んで機能を拡張するモジュール機能、自分の身長より小さな球体「モーフボール」への変形など、様々な能力を備えている。
アビ・エシュフ
『ブルーアーカイブ』に登場する飛鳥馬トキが装着するパワードスーツ。
いわゆる彼女の切り札であり、要塞都市エリドゥの電力と演算処理を集中させる事で未来予測レベルでの迎撃・回避も可能になる。
エクソ・リグ
『The Surge』に登場するCREO社のパワードスーツ。
1に登場するものはインプラントと呼ばれる体の各所に器具を埋め込み、脳にコアを埋め込む外科手術を必要としたが、2では手術を必要とないものとなった。
リグは骨格のようなもので、外装としてギアを取り付ける事でカスタマイズできる。
ファンタジー系パワードスーツ一覧
聖衣(クロス)
『聖闘士星矢』シリーズに登場。見た目はただの鎧だが、装着者の小宇宙を増幅する効果がある。逆に言えば増幅しなくても小宇宙さえ高ければよいので、聖衣無しで普通に勝てる事も。ロールプレイングゲーム等に登場する「腕力や素早さが上がる防具」もある意味この系列だろう。
余談だがアーマーブレイクの元祖とも言える作品である(男ばかりだが)。
霊子甲冑
『サクラ大戦』シリーズに登場。もともとこの世界には蒸気機関で動く「亜人型重機」「人型蒸気」が存在しており、戦争でも使われていた。それを対呪術戦用に特殊な装甲を施したのが霊子甲冑である。実は発明したのは南北戦争時代のアメリカ北軍だったりする。
また、装甲材が搭乗者の霊力を伝達する性質を持つことと霊子機関を追加搭載したことから搭乗者の霊力に比例して出力が上昇する。ただし、この装甲は通常兵器に対する防御力は皆無に等しいため、対呪術戦以外で霊子甲冑が使われることはない。
魔甲機(デミ・アーマー)
『MAZE☆爆熱時空』に登場。メインは魔法力強化(魔法使い以外でも魔法を使えるようになる)だが、身体能力も上がる。
魔甲機との契約は手っ取り早い出世への道だが(平民出身でも騎士になれる)、契約には己の魂の半分を魔甲機に埋め込む必要があり、失敗するとそのまま魂の半分を失って獣人(知能が獣並みに落ちて奴隷扱い)と化してしまうリスクがある。
ただし、主人公機に関しては「王家伝来の聖甲機(ロム・アーマー)」であるため契約時に魂の半分を埋め込む必要は無い。後に魂を埋め込む必要があるのは、技術低下によるものであり、聖甲機が作られた時代の魔甲機はすべて魂を埋め込む必要が無い事が明かされたる。
劔冑(ツルギ)
『装甲悪鬼村正』 に登場。エクゾスカルと同様に魂を使用するが、こちらはあくまでも制御用OS扱いらしい。
元々は製作者の魂を使っていたため量産が不可能だったが、現代では人造人間(ホムンクルス)の魂を使用することで量産が可能となっており、前述のモジュールと同じくスポーツ用の機体まで存在する様になった。尤も名工の魂を宿した「真打」と、人造人間の魂を使用した「数打」では性能が段違いだが。
装着者の「熱量」を動力源とするため、使用後は体温が下がり空腹になる。
劔冑自体は日本製であるが、日本独自の技術というわけでもなく欧州製の劔冑である「クルス」も存在する。
装甲機竜(ドラグライド)
『最弱無敗の神装機竜』に登場する古代兵器。外観は前述のインフィニット・ストラトスに近い。
こちらは性別を問わず装着が可能だが、女性の方が適性は高いとされる。
マリオネッテイェーガー(ヒンメル・フォイヤー)/X-1/X-2
『ペルソナ2』に登場。
マリオネッテイェーガーは『罪』に登場したラストバタリオン「聖槍騎士団(ロンギヌス13)」が装着するレシプロ機と融合した装甲服。
X-1は陸上自衛隊、X-2は海上自衛隊仕様の、ジョーカー化した人体の脊髄がパーツに用いられる非人道的な装甲服で、『罰』に登場する暴走した自衛隊「維新軍」によって運用される。対ペルソナ戦を想定して設計したと認識される兵器だが、実体は黒幕による影響下で誕生したオカルト的な存在である。
タクティカルアーマー/メタルフェイク
『ガサラキ』に登場。乗り込み型。
タクティカルアーマー(戦術甲冑)は豪和により、メタルフェイクはシンボルにより開発された。
オリジナルである骨嵬等から培養された人工筋肉を用いており、ファンタジー成分は人工筋肉部のみ。
狂戦士の甲冑
『ベルセルク』に登場。
鉱精(ドワーフ)によって作られた呪われた鎧。身に着けた者の憎悪や怨念を激情に変えて増幅し、その興奮によって痛覚をも麻痺させ使徒や妖獣兵の群れすらも殺戮せしめる超人的な戦闘力を発揮することが可能になる。
元々は『髑髏の騎士』と呼ばれる人物が着用していたが、霊樹の館の主である魔女フローラによって保管されており、ガッツの手に渡った。
伸縮自在で、着用者の体格に合うよう収縮し、ガッツの義手とも一体化している。兜は、普段はガッツのマントの下に折りたたまれるようにして隠れており、鎧が覚醒すると、兜をはじめとして前腕部や関節部分などが展開、鎧が勝手に全身を覆うように変形する。
ウイングマン
特撮オタク(当時この言葉は無かったが)な主人公がドリムノートに自分の夢を描いた事で誕生したスーパーヒーローで、ソフトスキンタイプのパワードスーツ。
しかし鍛えていないオタク主人公ではパワーを制御しきれず、慣れるまでは振り回されてまくっていた。そして主人公は早朝マラソンを日課とするように。
物語終盤には多数の人間がウイングマンに変身できるようになったが、やはりパワーに振り回されていた。
アルター・エイリアス
『スクライド』第22話に登場。
マーティン・ジグマールの装着型アルター能力。攻防一体で強力だが、自身を老化させてしまう欠点を持つ。
覇骸
『ファイアーエムブレム風花雪月』に登場。
青獅子の学級を担当すると、終盤で古の術により覇骸と融合したエーデルガルトが立ちはだかる。
禍々しく物々しいフォルムで、射程範囲ほぼ全域、必殺・特効無効化、1ターンに2回行動、必ず反撃…等脅威の戦闘能力を誇る。
グリンブルスティ
『ファイアーエムブレムヒーローズ』に登場。
魔道科学の発達した小人族の国ニザヴェリルで開発された機械仕掛けの馬型の鎧で、小人族の小柄な体でも大きな武器や盾を扱えると同時に高い機動力も発揮可能。
…と書けば何かと強そうな印象を受けるが、物々しいフォルムに似合わず同じ物々しさの重装タイプに比べたら物理耐久面が高くなく、馬型だけあって騎馬特効も受ける欠点も持つ。
魔戒騎士の鎧
『牙狼』シリーズに登場
ソウルメタルという特殊な金属でできた鎧で、鎧は狼のような見た目をしている。
鎧を纏うことで圧倒的な力を発揮できるが、召喚して纏える時間は99.9秒しかなく、これを過ぎると心滅獣身いわば暴走形態になり制御できなくなる。抑え込むことはできなくはないが、鎧は、ソウルメタルからデスメタルに変貌し魔戒騎士は暗黒騎士になる。ただし一部の例外を除いて暗黒騎士にならずに克服した者もいる。
禁手(バランスブレイカー)の一部
『ハイスクールD×D』に登場。
『赤龍帝の籠手』や『白龍皇の光翼』などが該当。厳密には「全身鎧型」という禁手の分類であり、上述二つの場合は禁手になった場合の基本形だが、使い手が近接格闘を極めている場合に亜種として本来とは違う亜種禁手として発言する場合がある。
シンフォギア
『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズに登場。聖遺物の欠片を再構築して生成される対ノイズ用装備。
「フォニックゲイン」と呼ばれる歌のエネルギーによって力を増すため、装者たちは歌いながら戦うことになるのが最大の特徴。
テイルギア
『俺、ツインテールになります。』に登場。ツインテール属性の「属性力(エレメーラ)」(いわゆる「萌え属性」を司る精神エネルギー)を核とし、装着者の属性力と共鳴することで生成される対エレメリアン用強化武装。
精神エネルギーで構成されているため、心の高まりに合わせて戦闘能力が上がっていくが、原理の都合上装着者には人生を捧げるレベルのツインテール愛が必要とされる。
また、装着状態を維持するには『ツインテールである』ことが不可欠なため、ツインテールが解けると強制的に解除されてしまうという弱点がある(敵もツインテールを愛する変態揃いのため、さほど問題にはなっていないが)。
幻晶甲冑
『ナイツ&マジック』に登場。ロボットが大好きすぎる異世界転生者エルの発明品の一つで、この世界の魔法式巨大ロボといえる幻晶騎士の動力源である魔力転換炉を廃するかわりに、装着者自身の魔力で駆動できるサイズに変更したものである。全高2.5m前後のサイズに加え、動力装置が無くなったことにより静粛性に優れるという利点がある。初期型は魔導演算機も廃していたために、殆どの者には制御できないという欠陥があったが、小型化した魔導演算機を搭載した次世代機の普及により、鍛治士用の機体も開発された。
魔導鎧
『無職転生』に登場。転生世界の剣士たちが身にまとうことで超常的な身体能力を得ている闘気に対抗するため、転生者であるルーデウス・グレイラットが造り出した専用装備。体高3mほどで主武装は魔導具・岩砲弾ガトリング。
人魔大戦の時に使われたと伝わる「闘神鎧」の伝承を元に、得意とする土魔法で生成した高硬度素材、研究中であった自動人形の技術、さらに前世の知識と現世の人脈を総動員して作り上げたが、この世界において異常な魔力量を持つルーデウスであっても、非常に燃費が悪く短時間しか稼働できない。後にサイズや魔力消費量を変更した、様々な改良型が制作された。
コメディ系パワードスーツ一覧
上述の構造上の問題点を反映した形で、恐るべき性能をもっているが見た目がふざけているものや、見た目は勇ましいが装着した者を苦しめる欠陥だらけのものなどがギャグ漫画などに登場する。
個人製作の奇妙なものや、パワーアシストのみでまったく装甲がないものもある。
ボン太くん
『フルメタル・パニック?ふもっふ』に登場。元は『フルメタル・パニック!』のコメディ短編に登場したものである。詳細は元記事に詳しいが、着ぐるみを相良宗介が個人改造した結果生まれた特異点である。
スペースガチョビンスーツ
『幕張(漫画)』に登場。見た目はあれでセウトだが異常なほどに強い。
74式装甲倍力服/85式装甲倍力服
あさりよしとおのSFロボット漫画『中空知防衛軍』に登場。85式はホバーユニットと一体になっているが、前後逆に着込むという構造であり最新鋭だが使い勝手が悪い。74式は後に描かれた『ワッハマン』にも登場した。
飲むパワードスーツ
しろー大野の漫画『ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの優雅な生活』に登場。飲んだものを筋骨隆々の大男に変える薬品だが、強化されるのは上半身のみで見た目のバランスが悪い。
パーマンセット
『パーマン』に登場。
宇宙人が正義感のある地球人に託したパワードスーツだが、ソフトスキンどころかマスクとマントとバッジしかない。しかしマスクから与えられる力で腕力や防御力が6600倍となり、マントの力で時速119kmで飛べる。バッジは通信と水中呼吸用。
パワーをイメージ通りに制御できるシステムがあるのか出力の調整はほぼ完ぺきだが、偶に制御を間違って一般人を壁に叩き付けてしまうこともある。ただしコメディなので被害者はたんこぶ一つですむ。もしコメディでなかったらミンチより酷い状態になっていただろう。
ノットレイ
『スター☆トゥインクルプリキュア』に登場。
ノットレイダーの科学者アイワーンが兵士向けに開発した銀色のスーツ。ユーモラスなフォルムで、掛け声は常に「ノットレイ」…とコメディ一直線。
アーセナル
『EDENSZERO』に登場。若い方のワイズ・シュタイナーが装着。
ハーミット・ミオと共同開発したパワードスーツで、全身強化外骨格のフォルム。これに自身のエーテルギア「マキナ・メイカー」と複合で用途に応じて即改造を行うことが可能だが、エネルギー源であるエーテル消費量が大きい為、長時間の運用に不向きという欠点を持ち、装着の解除によって全裸になってしまう。
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