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ウマ娘プリティーダービーの編集履歴

2021-03-06 03:07:50 バージョン

ウマ娘プリティーダービー

うまむすめぷりてぃーだーびー

日本競馬史にその名を刻んだ名馬たちをモデルとした「ウマ娘」がレースで競い合う世界を描いた、Cygamesによるメディアミックスプロジェクト。

応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと - ウマ娘プロジェクト

概要

『 ウマ娘 プリティーダービー 』(UMAMUSUME PRETTY DERBY)とは、2016年3月26日、「AnimeJapan 2016」で発表されたCygamesのプロジェクト。一文にまとめるなら、美少女化した競走馬が最高峰のレースシリーズ「トゥインクル・シリーズ」を目指して育成機関で仲間たちと送る学園生活を描く、という内容。


実在する(した)競走馬を牡馬牝馬もまとめて美少女にするというコンセプトの元、ウマ娘18人分のキャラクターに、担当イラストレーターと担当声優を割り当て、頭おかしい感じで」という注文を受けてP.A.WORKSが製作した「世界観を表現したPV」が公開された。


ゲームアプリが2018年にも稼働開始予定、だったのだが、結局2018年の稼働は実現しなかった。それに先立ち漫画版が、Cygamesが運営するウェブコミック誌「サイコミ」にて2017年3月末から配信されている。

長きにわたる事前登録期間が各方面からネタにされていたが、2020年12月19日の「ぱかライブTV Vol.2」でついに2021年2月24日にリリース予定であることが発表され、TVアニメ第2シリーズが放映される中で2年11ヶ月越しの出走となった。


2018年春季に放映されたTVアニメシリーズ(1クール)では「スポーツ・エンターテイメント」としての本性を露わにし、戸惑いの眼で観ていた視聴者を徐々に独特の世界観へと惹き込んでいった。スペシャルウィークとサイレンススズカをメインに据えて、実際の競馬史に刻まれた数々のエピソードを丹念に織り込み、誰よりも競馬・競走馬ファンへと訴えかける作風を武器に、悲喜交々の「史実」という強力な物語をベースとしながら、いつか誰かの夢見た誰も知らないレースを描き出している。

2021年冬季には、ゲームアプリのリリースを控えたタイミングで『Season2』の放映を開始。トウカイテイオーとメジロマックイーンのライバル関係を主軸に、新たなウマ娘を多数迎えてさらなる群像劇の活写に挑戦している。


なお、動物としてもわれわれが一般的に想像する「ウマ」はこの世界においては存在しないため、漢字としても当然のことながら「馬」という字や「馬偏」は存在しない。

そのため、本メディアミックスで馬という字を使う際には馬の字の4点のうち真ん中の2点を取った架空の漢字を用いるか、漢字をカタカナに置き換え、「1バ身」(1馬身)などと表現する。


PV


主題歌

『うまぴょい伝説』

作詞・作曲・編曲:Cygames(本田晃弘)

PVに出演した声優18人による歌唱。鳴り響くブラス、畳み掛ける電波な歌詞、疾走感溢れるメロディで『ウマ娘』の尖った世界観を叩きつけてくる強烈な一曲。

先述した3月26日の発表会では高野麻里佳、和氣あず未、伊波杏樹の3人がライブで披露した。以降のライブイベントではセットリストの定番となり、参加するトレーナー勢のコールも練度が上がっている模様。


ウマ娘

キャラクター名とプロフィールが正式に公開されたウマ娘(67人※1)

ウマ娘名声優ウマ娘名声優
スペシャルウィーク和氣あず未サイレンススズカ高野麻里佳
トウカイテイオーMachicoウオッカ大橋彩香
エアグルーヴ青木瑠璃子エルコンドルパサー高橋未奈美
オグリキャップ高柳知葉グラスワンダー前田玲奈
ゴールドシップ上田瞳シンボリルドルフ田所あずさ
タイキシャトル大坪由佳ダイワスカーレット木村千咲
テイエムオペラオー徳井青空ナリタブライアン衣川里佳※2
ヒシアマゾン巽悠衣子フジキセキ松井恵理子
マルゼンスキーLynnメジロマックイーン大西沙織
セイウンスカイ鬼頭明里ユキノビジン山本希望
ウイニングチケット渡部優衣タマモクロス大空直美
シーキングザパール福原綾香マンハッタンカフェ小倉唯
トーセンジョーダン鈴木絵理ハルウララ首藤志奈
カワカミプリンセス高橋花林メジロライアン土師亜文
マチカネフクキタル新田ひよりファインモーション橋本ちなみ
スマートファルコン大和田仁美ナリタタイシン渡部恵子
エアシャカール津田美波ゴールドシチー香坂さき
スーパークリーク優木かなイナリワン井上遥乃
ニシノフラワー河井晴菜ビコーペガサス田中あいみ
ヒシアケボノ松嵜麗バンブーメモリー藍原ことみ
マーベラスサンデー三宅麻理恵ミホノブルボン長谷川育美
スイープトウショウ杉浦しおりアイネスフウジン嶺内ともみ
ビワハヤヒデ近藤唯サクラバクシンオー三澤紗千香
シンコウウインディ高田憂希アグネスタキオン上坂すみれ
ゼンノロブロイ照井春佳メイショウドトウ和多田美咲
ライスシャワー石見舞菜香アドマイヤベガ咲々木瞳
カレンチャン藤原侑アグネスデジタル鈴木みのり
エイシンフラッシュ藤野彩水ナカヤマフェスタ下地紫野
マヤノトップガン星谷美緒※3メジロドーベル久保田ひかり
ナイスネイチャ前田佳織里キングヘイロー佐伯伊織
ツインターボ花井美春イクノディクタス田澤茉純
マチカネタンホイザ遠野ひかるキタサンブラック矢野妃菜喜
サトノダイヤモンド立花日菜メジロパーマーのぐちゆり
ダイタクヘリオス山根綺

※1 公式ポータルサイトのキャラクターに掲載されていないウマ娘も含む

※2 2代目、初代は相坂優歌(2020年交代)

※3 2代目、初代は今村彩夏(2018年引退)


ウマ娘シンデレラグレイ

ウマ娘名声優ウマ娘名声優
ベルノライト根本京里ルディレモーノ西川舞
フジマサマーチノルンエース
ミニーザレディサウスヒロイン
セカイトーハーベーテシュガー
ジョイメーカーウルトライチバン
オーカンメーカーロイヤルチェリー
ウォークダンサーディクタストライカ
サクラチヨノオーメジロアルダン
ブラッキーエールヤエノムテキ
メイクンツカサクラフトユニヴァ
ゴッドハンニバル

PV版

馬番 : 競走馬名声優絵師当該馬番だったレース
1 : サイレンススズカ高野麻里佳新馬戦、1998年天皇賞(秋)
2 : ブエナビスタ水瀬いのり岡田学彌2010年天皇賞(秋)
3 : ウオッカ大橋彩香香川太郎2007年日本ダービー、2009年安田記念
4 : トウカイテイオー伊波杏樹1993年有馬記念
5 : ディープインパクト青木瑠璃子虫麻呂2005年日本ダービー
6 : マルゼンスキーLynnLM71976年朝日杯3歳ステークス
7 : キングカメハメハ前田玲奈ツネくん2004年神戸新聞杯
8 : オグリキャップ竹達彩奈久方綜司1990年有馬記念
9 : タイキシャトル大坪由佳ぽんず1998年マイルチャンピオンシップ
10 : シンボリルドルフ田所あずさ虹原1984年皐月賞、日本ダービー
11 : エルコンドルパサー高橋未奈美ヘスン1998年ジャパンカップ
12 : ヒシアマゾン巽悠衣子さいとうなおき1995年ジャパンカップ
13 : スペシャルウィーク和氣あず未1999年ジャパンカップ
14 : オルフェーヴル松井恵理子まよこ2011年菊花賞
15 : メジロマックイーン大西沙織irua1991年天皇賞(春)
16 : テイエムオペラオー徳井青空
17 : ナリタブライアン相坂優歌Teddy1994年日本ダービー
18 : ダイワスカーレット上坂すみれMEL2007年桜花賞

ウマ娘と出演声優の発表順は、PV内での馬番(ゼッケン番号)と一致する模様。


当初は馬名は発表されず、馬番はモデルとなった競走馬を予想する材料にもなった。

このPVでモデルとなった競走馬の獲得賞金総額は約151億円とのこと。


2016年8月21日、「Cygames NEXT 2016」で新情報が公開され、公式サイトもリニューアル。

これにより14頭がモデル確定に至り、合計獲得賞金は約107億円。

2番ブエナビスタ(13億8643万円)、5番ディープインパクト(14億5455万円)、7番キングカメハメハ(4億2973万円)、14番オルフェーヴル(13億4408万円)という見立てで賞金総額もおおむね合致する。この4頭は馬主から馬名使用の許可を得られなかったと見られている。


主役格の3人以外の馬番は五十音順。一部のウマ娘と声優に変更があった(変更箇所は太字)。

※声優変更については開発中のキャラ画像にファンが馬名と声優名を当てはめた画像を参考にしている可能性が高い。


※変更点

  • トウカイテイオー (CV:伊波杏樹 → Machico)
  • オグリキャップ (CV:竹達彩奈 → 高柳知葉)
  • ダイワスカーレット (CV:上坂すみれ → 木村千咲) [※1]
  • 青木瑠璃子 (ディープインパクト? → エアグルーヴ)
  • 前田玲奈 (キングカメハメハ? → グラスワンダー)
  • 松井恵理子 (オルフェーヴル? → フジキセキ)
  • 水瀬いのり (ブエナビスタ?) → 上田瞳 (ゴールドシップ)

タグに関して

実在の競走馬やウマ娘とは無関係の競走馬擬人化イラストとの競合を避けるため、「名称(ウマ娘)」タグの使用を推奨する [ex. スペシャルウィーク(ウマ娘) ]。


関連創作物の掲載や投稿に関して

本作は、実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しているが、当然のことながら馬主や多くの関係者の協力が絡んでおり、関係者の中にはマルゼンスキーの馬主の娘に当たる橋本聖子東京五輪パラリンピック組織委員長や、重賞を提供するマスコミ関係者などの、本気で怒らせたら二次創作文化そのものを危機に陥れる事も可能な要人なども含まれている。


本来、(ウマ娘に限らず)二次創作をする権利は当然の権利でなくグレーゾーンの上で行われており、また競走馬の種を後世に残すという行為は、時に数十億のお金が動く経済活動そのものであり、実名馬を美少女擬人化するというコンテンツの特殊性から関係者や競走馬ならびに競馬に関するイメージを過度に損なう表現は慎むべきであり、Cygamesからもその旨の忠告がされている。


極端かつ簡易的に言ってしまえばエロ・グロといった過激な表現の中でも特に逸脱した内容二次創作全般のタブーでもある営利目的での利用が下記リンク先の注意事項に抵触する危険性が高く、下手をすれば個人が訴えられるだけでなくあらゆる方面の人達を巻き込んだ大規模なトラブルに発展しかねないという点に注意されたし。


(リンク:応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと)。


楽曲

STARTING GATE

2016年11月30日にリリースされた『01』を筆頭に、ウマ娘3人ずつのソロ曲、ユニット曲、『うまぴょい伝説』、ボイスドラマを収録したシリーズ。18年6月現在『12』までリリース済み。ウマ娘は60人いるため、『20』までのリリースが見込まれる。


ANIMATION DERBY

『00』: 17年7月に開催された1stイベントで披露された楽曲『ENDLESS DREAM!!』。

『01』 『02』: アニメ版に登場するチーム「スピカ」の7人が歌う主題歌。

『03』: 挿入歌『Special Record!』 『Find My Only Way』と『うまぴょい伝説』(32人Ver.)。

『04』: オリジナルサウンドトラックと、 各挿入歌のTVサイズ。

『05』: アニメ出演組のソロ楽曲集+トレーナーの『うまぴょい伝説』

『06』: アニメ出演組のソロ楽曲集+東条ハナの『うまぴょい伝説』

『07』: アニメ出演組のソロ楽曲集+実況の赤坂さんの『うまぴょい伝説』


アニメーション

Season1

2018年春アニメとして、TOKYOMXAT-XおよびBS11、さらには関西テレビ(カンテレ)、ついでにサガテレビで放送。また、AbemaTVAmazonビデオやYouTubeやあにてれなどで配信されている。初回放送は1時間枠で放送された。

さらにはビワハヤヒデ・ナリタタイシン・ウイニングチケットにスポットを当てたOVA『BNWの誓い』も制作されている。


アニメ版キャスト

実況の赤坂さん (CV:明坂聡美

解説 (CV:細江純子) / 第5話解説(CV:武豊

※細江はJRA初の女性騎手の一人(1996年~2003年)で、現在は競馬解説者。武はJRAの現役騎手。

駿川たづな (CV:藤井ゆきよ

トレーナー (CV:沖野晃司

東条ハナ (CV:豊口めぐみ


この他、第2Rにて三冠ウマ娘の一人として、ミスターシービーが立ち絵のみ登場している。


サブタイトル

Rサブタイトルモチーフとなったレース
1夢のゲートっ!'98バレンタインステークス
2いきなりのデビュー戦!'97年11月29日新馬戦
3初めての大一番'98弥生賞 / '98皐月賞
4特訓ですっ!'98NHKマイルカップ
5ライバルとのダービー'98東京優駿
6天高く、ウマ娘燃ゆる秋'98宝塚記念 / '88有馬記念 / '98毎日王冠
7約束'98菊花賞 / '98天皇賞(秋)
8あなたの為に'98ジャパンカップ / '99宝塚記念
9スピカの夢'99凱旋門賞
10何度負けても'99京都大賞典 / '99天皇賞(秋)
11おかえりなさい!'99キャピタルステークス
12夢の舞台'99ジャパンカップ
EX響け、ファンファーレ!'99有馬記念

サイドストーリー

毎週金曜日に配信される公式ラジオ番組『ぱかラジ!』で配信された、約10分間のボイスドラマ。アニメ出演組の描写を補完する内容が多い。


Rサブタイトルあらすじ
1走りたいようにサイレンススズカがスピカへ移籍するまでの経緯が語られる
2目指せ!デビューウオッカとダイワスカーレットがトレーナーにアピールする
3ふたつの星トウカイテイオーがスピカへ加入するまでの経緯が語られる
4わたしのレース!ハルウララの高知でのデビュー戦が描かれる
5ダービーに出るということ日本ダービーに臨む面々をキングヘイローが偵察しようとする
6これからもなし崩しに加入したスピカでの今後に迷うメジロマックイーン。マチカネフクキタルが占う彼女の未来は…
7メッセージ入院したスズカを見舞うウマ娘たちの話
8未来有馬記念('98年)に臨むグラスワンダーにマルゼンスキーがアドバイスをする
9サプライズスペとグラスのため、ヒシアマゾンとフジキセキの寮長コンビが奮闘する
10ライバルたち闘志を持て余すエルコンドルパサーとテイエムオペラオーの、青春の一頁
11もう一度、一緒にスズカ復帰に逸るメジロライアン、ウイニングチケットに釘を刺すナイスネイチャの胸中とは…
12遠い場所で来日したブロワイエの、束の間の骨休め。仏語が飛び交う異色の回
EXTRAまだ見ぬ夢WDTへの出走が決まったオグリキャップ。難しい顔のタマモクロスをイナリワンが問い詰めると…

余談

  • ほとんどのウマ娘の名前は実際のJRAの競走馬からとられたが、地方競馬からハルウララ(高知競馬所属)が、地方からJRAに移籍した馬ではオグリキャップ岐阜県・笠松競馬出身)とイナリワン(東京・大井競馬出身)がいる。
  • 放送を請け負っているテレビ局のうち、BS11は土曜と日曜のお昼はJRAの中継を放送している(ただしなぜか午後3時台は放送なし)。また、カンテレは日曜午後3時台にJRAの競馬中継である「KEIBA BEAT」を製作・放送しており、東海テレビテレビ西日本テレビ新広島鹿児島テレビ石川テレビなどで放送している(ただし東海テレビやテレビ西日本が制作を担当する日もある)。さらにTOKYOMXでは地方競馬の大井競馬の実況中継を行うことがある。
  • 富山県では、どの放送局も放送しなかった。これはP.A.WORKS制作テレビアニメの第1作目に当たる『truetears』以来。ただし『truetears』に関しては後に富山テレビカンテレのお友達でもある)で放送したのだが、今回ばかりはどの放送局も放送していない。
  • アニメ放送中に元ネタのスペシャルウィーク号(4月27日没)とテイエムオペラオー号(5月17日没)が天に召されている。又中の人は2人ともコメントしている。(当該記事参照。)
  • 第1Rの冒頭で「実際の競走馬の物語をモチーフとし、事実に基づいた表現を心掛けたフィクション」というテロップが流れた。その通り、アニメでは主に、スペシャルウィーク・サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダー・セイウンスカイといった面々が活躍した、1998年から1999年頃の中央競馬を中心に描かれている。但し、当時外国産馬に出場資格がなかった一部のGIレースに、「外国からの帰国子女」であるエルコンドルパサーが出場していたりと、「if」展開も織り交ぜている。
  • 第5R「ライバルとのダービー」では、第65回日本ダービー(1998年6月7日)が取り上げられ、当時スペシャルウィーク号に騎乗し、自身初めて日本ダービーを制覇した武豊が、解説者として出演している。
  • 第7R「約束」では主な題材として、日本競馬史において「沈黙の日曜日」と称される第118回天皇賞(秋)(1998年11月1日)が取り上げられたが、その際、国内最大級の競馬情報サイト「netkeiba.com」に掲載されているサイレンススズカ号のページへのアクセス数が急増。サイト内競走馬アクセスランキング1位を記録した。奇しくも故障事故から20年という節目の年であったことも相まって、その関心の強さが窺える。
  • 最終話である第13R「響け、ファンファーレ!」では、JRAブランド広告の一環として2015年に制作された、「夢の第11レース」から着想を得ている(出走メンバーに一部変更あり)。
  • ウマ娘のアニメ化と同調するかのように、2018年の中央競馬では、ウマ娘化された競走馬に縁のある騎手2人が悲願を達成している。第5Rで取り上げられた第65回日本ダービーにてキングヘイロー号に騎乗した福永祐一(このレースがダービー初騎乗)は、アニメ放送後の2018年5月27日に行われた第85回日本ダービーにてワグネリアン号に騎乗し優勝、初騎乗から20年、初ダービーがアニメ化された年に、19回目の挑戦にして自身初のダービー制覇。またテイエムオペラオー号の手綱を握り続けた和田竜二も、6月24日の第59回宝塚記念ミッキーロケット号に騎乗し優勝、2001年天皇賞(春)以来、実に17年ぶりに中央競馬G1を制覇している。
  • ブルーレイ(ボックス)では、レースシーンの実況を「本編」の明坂から本職のアナウンサーに差し替えたものを映像特典という格好で収録している。メンバーは以下のとおり。
    • 第1コーナー:吉原功兼(関西テレビ
    • 第2コーナー:馬場鉄志(元・関西テレビ)
    • 第3コーナー:吉田伸男(元・フジテレビ
    • 第4コーナー:中野雷太(ラジオNIKKEIスポーツ情報部長)

オリジナル名のウマ娘

海外の競走馬である等、諸事情で名前の使用許諾を取れなかったとみられる馬についてはオリジナルの名前を持つウマ娘が登場している。【】はモデル競走馬。

キンイロリョテイステイゴールド】(CV:?)

クイーンベレーランドエース】(CV:赤崎千夏

サンバイザーサンフレア】(CV:釘宮理恵

ブロワイエモンジュー】(CV:池澤春菜


Season2

2020年9月22日に制作構想が明らかにされた。この時は2021年中にも放送したいとのことだったが、同年12月19日には具体的な放送時期が明らかにされた。


2021年冬アニメとして放送されている。ネット局はSeason1と共通。

制作会社はスタジオKAI。Season1のP.A.WORKSも制作協力としてクレジットされている。


サブタイトル

Rサブタイトルモチーフとなったレースアイキャッチウマ娘
1トウカイテイオー'84東京優駿、'91東京優駿トウカイテイオー
2譲れないから!'91菊花賞メジロマックイーン
3出会い'91有馬記念、'92阪神大賞典シンボリルドルフ
4TM対決!'92産経大阪杯、'92皐月賞ナイスネイチャ
5無敗と連覇'92天皇賞(春)イクノディクタス
6なんのために'92宝塚記念、'92菊花賞、'92有馬記念メジロパーマー&ダイタクヘリオス
7祝福の名前'93産経大阪杯、'92天皇賞(秋)、'92東京優駿ライスシャワー
8ささやかな祈り'93天皇賞(春)ミホノブルボン
9ストップウォッチ'93日本ダービー、'93宝塚記念キタサンブラック&サトノダイヤモンド

オリジナル名のウマ娘

諸事情で名前の使用許諾を取れなかったとみられる馬についてはオリジナルの名前を持つウマ娘が登場している。【】はモデル競走馬。

リオナタールレオダーバン】(CV:青山吉能

シガーブレイドシャコーグレイド】(CV:なし)

カミヤクラシオンカミノクレッセ】(CV:河上明日香

ダイサンゲンダイユウサク】(CV:原優子


コミカライズ

サイコミ

ウマ娘 プリティーダービー - ハルウララがんばる! -

作画:皇宇(zeco) / ネーム:中山かつみ

生涯成績 113戦 0勝。 ナイーヴで気分屋、頑張ってるけど1着になれず、負け続けて有名になったユニークで因果な競走馬・ハルウララの現役時代を可愛らしい絵柄で描く。ウマ娘の世界観が固まる以前の、ゆるめの作風が特徴。

2016年4月から9月まで連載した後、完結作品として掲載されていたが、18年11月28日のサイコミ再創刊に伴って掲載を終了した。


STARTING GATE! - ウマ娘 プリティーダービー -

漫画:S.濃すぎ

Eclipse first, the rest nowhere. 一人ぼっちだった田舎娘・スペシャルウィークと、最速を追い求める天才・サイレンススズカ。トレセン学園で出会った二人と、個性的なウマ娘たちが繰り広げる青春学園ストーリー。

2017年3月より連載しており、キャラクター同士の関係性は後のアニメ版と共通する部分も多い一方、ストーリー部分は一人ひとりの機微の描写に重点が置かれている。


うまよん

漫画:熊ジェット / コンテ:伊藤仁

ウマ娘たちによるポップでかわいい日常4コマ漫画。

2018年3月より連載。現状、ウマ娘全60人が登場している唯一の作品。

同年のサイゲームスフェス2018にてアニメ化企画が動いていることが明かされ、2020年夏にTOKYOMXとBS11にて放送時間6分のミニアニメという格好で放送された。

2021年1月15日更新分を以て連載終了。全147回。


ヤングジャンプ

ウマ娘 シンデレラグレイ

漫画:久住太陽 / 原作:Cygames / 脚本:杉浦理史 / 漫画企画構成:伊藤隼之介

それは、世界で最も数奇な物語 2020年28号より連載のオグリキャップ主役の史実をモデルとした作品。他の映像作品やコミカライズでは描かれなかったローカルレースが描写され、それに伴いオリジナルキャラクターや多数のオリジナルウマ娘が登場する独自色が強いものとなっている。


GⅠ公式イラスト

2018年5月の中央競馬G1レース開催日より、当該レースでモチーフ馬が優勝したウマ娘(一部例外有り)のイラストが公式から発表されている。


2020年天皇賞(春)より「うまよん」調のデザインとなり、メンバーも複数登場となった。


2018年

レース名開催日競馬場ウマ娘名史実の優勝年(鞍上)2018年優勝馬(鞍上)
NHKマイルカップ5月6日東京エルコンドルパサー1998年(的場均ケイアイノーテック(藤岡佑介
ヴィクトリアマイル5月13日東京ウオッカ2009年(武豊ジュールポレール(幸英明
オークス5月20日東京エアグルーヴ1996年(武豊)アーモンドアイクリストフ・ルメール
日本ダービー5月27日東京スペシャルウィーク1998年(武豊)ワグネリアン(福永祐一
安田記念6月3日東京オグリキャップ1990年(武豊)モズアスコット(クリストフ・ルメール)
宝塚記念6月24日阪神ゴールドシップ2013年(内田博幸)2014年(横山典弘ミッキーロケット(和田竜二
スプリンターズステークス9月30日中山タイキシャトル1997年(岡部幸雄ファインニードル(川田将雅
秋華賞10月14日京都ダイワスカーレット2007年(安藤勝己アーモンドアイ(クリストフ・ルメール)
菊花賞10月21日京都メジロマックイーン1990年(内田浩一フィエールマン(クリストフ・ルメール)
天皇賞(秋)10月28日東京テイエムオペラオー2000年(和田竜二)レイデオロ(クリストフ・ルメール)
エリザベス女王杯11月11日京都ヒシアマゾン1994年(中舘英二リスグラシュー(ジョアン・モレイラ
マイルチャンピオンシップ11月18日京都アグネスデジタル2000年(的場均)ステルヴィオ(ウィリアム・ビュイック
ジャパンカップ11月25日東京シンボリルドルフ1985年(岡部幸雄)アーモンドアイ(クリストフ・ルメール)
チャンピオンズカップ12月2日中京ハルウララ(出走していない)ルヴァンスレーヴ(ミルコ・デムーロ
阪神ジュベナイルフィリーズ12月9日阪神メジロドーベル1996年(吉田豊ダノンファンタジー(クリスチャン・デムーロ
朝日杯フューチュリティステークス12月16日阪神マルゼンスキー1976年(中野渡清一アドマイヤマーズ(ミルコ・デムーロ)
有馬記念12月23日中山トウカイテイオー1993年(田原成貴ブラストワンピース(池添謙一
ホープフルステークス12月28日中山アグネスタキオン2000年(河内洋サートゥルナーリア(ミルコ・デムーロ)

2019年

レース名開催日競馬場ウマ娘名史実の優勝年(鞍上)2019年優勝馬(鞍上)
フェブラリーステークス2月17日東京シンコウウインディ1997年(岡部幸雄)インティ(武豊)
高松宮記念3月24日中京キングヘイロー2000年(柴田善臣ミスターメロディ(福永祐一)
大阪杯3月31日阪神マーベラスサンデー1997年(武豊)アルアイン(北村友一
桜花賞4月7日阪神ニシノフラワー1992年(河内洋)グランアレグリア(クリストフ・ルメール)
皐月賞4月14日中山ナリタタイシン1993年(武豊)サートゥルナーリア(クリストフ・ルメール)
天皇賞(春)4月28日京都スーパークリーク1989年(武豊)フィエールマン(クリストフ・ルメール)
NHKマイルカップ5月5日東京シーキングザパール1997年(武豊)アドマイヤマーズ(ミルコ・デムーロ)
ヴィクトリアマイル5月12日東京フジキセキ(出走はないが産駒が通算4勝)ノームコア(ダミアン・レーン
オークス5月19日東京カワカミプリンセス2006年(本田優ラヴズオンリーユー(ミルコ・デムーロ)※1
日本ダービー5月26日東京ウイニングチケット1993年(柴田政人ロジャーバローズ(浜中俊)
安田記念6月2日東京バンブーメモリー1989年(岡部幸雄)インディチャンプ(福永祐一)
宝塚記念6月23日阪神サイレンススズカ1998年(南井克巳リスグラシュー(ダミアン・レーン)
スプリンターズステークス9月29日中山サクラバクシンオー1993年・1994年(どちらも小島太タワーオブロンドン(クリストフ・ルメール)
秋華賞10月13日京都スイープトウショウ2004年(池添謙一クロノジェネシス(北村友一)
菊花賞10月20日京都ビワハヤヒデ1993年(岡部幸雄ワールドプレミア(武豊
天皇賞(秋)10月27日東京タマモクロス1988年(南井克巳アーモンドアイ(クリストフ・ルメール)
エリザベス女王杯11月10日京都ファインモーション2002年(武豊)ラッキーライラック(クリストフ・スミヨン)
マイルチャンピオンシップ11月17日京都ヒシアケボノ未勝利(1995年は3着、1996年は15着、1997年は14着、いずれも角田晃一)インディチャンプ(池添謙一)
ジャパンカップ11月24日東京ゼンノロブロイ2004年(オリビエ・ペリエ)スワーヴリチャード(オイシン・マーフィー)
チャンピオンズカップ12月1日中京スマートファルコン未出走(但し、父が出走経験あり)クリソベリル(川田将雅
阪神ジュベナイルフィリーズ12月8日阪神ゴールドシチー1986年(本田優)レシステンシア(北村友一)
朝日杯フューチュリティステークス12月15日阪神グラスワンダー1997年(的場均サリオス(ライアン・ムーア)
有馬記念12月22日中山ナイスネイチャ未勝利(1991年から3年連続3着、1994年は5着、1995年は9着、すべて松永昌博リスグラシュー(ダミアン・レーン)

※1 カワカミプリンセス以来となるデビューから無敗のオークス制覇(史上5頭目)


関連項目

競馬 JRA中央競馬) 地方競馬

馬耳 公式擬人化 / 公式女体化

ウマ娘 プリティーダービー(略称)


石原章弘:本作の元コンテンツプロデューサー。本作の稼働開始を見届けることなくコンテンツプロデューサーを退任した上でCygamesを退社した。


外部リンク

UMAMUSUME PROJECT - 公式サイト

ウマ娘プロジェクトtwitter公式アカウント@uma_musu

アニメ版『ウマ娘 プリティーダービー』 - 公式サイト

アニメ版公式ツイッター

『STARTING GATE!』 - サイコミ

『うまよん』 - サイコミ

『うまよん』 - アニメ公式サイト


Lantis - 『ウマ娘 プリティーダービー』関連作品

JRA日本中央競馬会 - 公式ホームページ

『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』の見所 - Cygames Magazine

「ウマ娘と二人三脚で夢を叶える喜びを」- Cygames Magazine

こだわりのレースシーンに注目!- animate Times

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