西日本旅客鉄道(JR西日本)・九州旅客鉄道(JR九州)が第1種鉄道事業者、日本貨物鉄道(JR貨物)が第2種鉄道事業者として運営する鉄道路線で、幹線。
本記事では主に本線区間のうち姫路駅(兵庫県姫路市) - 門司駅(福岡県北九州市門司区) - 小倉駅(小倉北区)間について記載する。
本線神戸駅(兵庫県神戸市中央区) - 姫路駅間についてはJR神戸線、兵庫駅(兵庫県神戸市兵庫区) - 和田岬駅(同区)間支線については和田岬線をそれぞれ参照されたし。
路線データ
和田岬線及び直通先の系統で案内されるものについては省略
路線名 | 山陽本線 |
---|---|
路線区間 |
|
路線愛称 | JR神戸線:神戸 - 姫路 |
路線記号 |
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ラインカラー |
|
路線距離 | 534.4km |
軌間 | 1,067mm |
駅数 | 130駅 |
操車場数 | 1ヶ所 |
最高速度 | 130km/h |
電化区間 | 全線
|
複々線区間 | 神戸 - 西明石/海田市 - 広島 |
複線区間 | 西明石 - 海田市/広島 - 門司※ |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
保安装置 |
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運転指令所 |
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列車運行管理システム |
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大都市近郊区間 | 大阪近郊区間:神戸 - 相生 |
特定都区市内制度適用区間 |
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ICカード乗車券エリア |
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第1種鉄道事業者 |
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第2種鉄道事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物):全線 |
※下関〜門司間は単線並列区間
概要
神戸から岡山駅(岡山県岡山市北区)・広島駅(広島県広島市南区)を経て門司へ至る本線と、兵庫 - 和田岬間を結ぶ支線(和田岬線)で構成される鉄道路線で、幹線。かつては貨物支線も有していた。
本線神戸駅 - 下関駅(山口県下関市)間と和田岬線はJR西日本、本線下関 - 門司間はJR九州が第1種鉄道事業者である。なお門司駅を経由するほとんどの列車が鹿児島本線小倉へ乗入れるため、JR九州管内は運行系統上は下関 - 小倉間路線として扱われる。
またJR貨物が全線で第2種鉄道事業者として貨物列車を運行している。
門司駅構内を除く全区間が直流電化、門司駅構内は交流電化されているため、関門トンネルを経由する列車は交直流両用車両が使用されている。なお2005年(平成17年)10月1日まで山陰本線直通気動車も運行されていた。
ほぼ瀬戸内海に沿っているが、尾道駅付近など一部を除いて海が見える区間は意外と少ない。それどころか途中には急勾配区間として知られる「セノハチ」があり、山岳路線としても知られている。そのため、近年の異常気象による豪雨の被害に遭いやすく、しばしば長期間の運休が発生している。
神戸駅側はJR西日本のアーバンネットワークの一部を成し、姫路までは東海道本線大阪以西と一体でJR神戸線の愛称が付与されている。姫路より先は支線へ直通する一部特急以外は各地域内輸送を担当する快速・普通列車がほとんどである。特にJR西日本広島支社が管轄する広島・山口両県内においては、2010年代になっても大半が旧国鉄より承継した車両によって運行されていることから、一部で「國鐵廣島」と揶揄されたりもする。さらに2009年(平成21年)後半より導入開始された地域色が黄色一色であったため、「末期色」なる通称を頂戴するに至っている。なお、岡山・広島地区では2015年(平成27年)以降順次新型車両227系直流電車が導入されている。
国鉄時代のような200km以上を走る長距離普通列車が現在も設定されており、かつては岡山 - 下関間380kmを6時間余り掛けて走る列車も存在した。
ちなみに山陽本線とは表裏な関係にある山陰本線は国鉄時代はこのような長距離普通列車が走る代名詞であったが、今ではすっかり見る影がなく地域間の比較的短距離輸送がメインであり、ある意味対照的な存在となっている。
交通系ICカード乗車券が全線で利用可能。ただし、JR西日本管内は「ICOCA」エリア、JR九州管内は「SUGOCA」福岡・佐賀・大分・熊本エリアで、下関を跨いで利用することは出来ない。また「ICOCA」エリアも営業キロ200kmを超える場合は通しでの利用は不可。
歴史
1888年(明治21年)11月1日に山陽鉄道路線として兵庫駅 - 明石駅間が開通したのが始まり。その後順次延伸を繰返し、1901年(明治34年)5月27日に厚狭駅 - 馬関駅(現・下関駅)間が延伸、山陽鉄道としては全通した。
なお1906年(明治39年)12月1日に国有化、1909年(明治42年)10月12日の線路名称制定に伴い、山陽本線となった。
1934年(昭和9年)12月1日には岩徳線を山陽本線に編入し、現在の柳井駅回りを柳井線と改称した。
1942年(昭和17年)7月1日に関門トンネルが開通したことで全通、及び九州への乗入を開始した。
1944年(昭和19年)10月11日に柳井線含む全線が複線化され、柳井線は山陽本線へ編入及び旧岩徳線区間は岩徳線として再度分離された。
その後山陽新幹線開通により運行形態が変遷しながら1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割化を迎えた。JR西日本・JR九州が第1種、JR貨物が第2種鉄道事業者として継承した。
運行形態
JR神戸線で完結する列車についてはJR神戸線の記事を参照。
基本的にはJR神戸線(神戸 - 姫路)、姫路駅・相生駅 - 岡山駅、岡山駅 - 糸崎駅・三原駅、糸崎駅 - 岩国駅、岩国 - 下関、下関 - 小倉で運行系統が分かれている。
特急・寝台特急
九州方面寝台特急全廃に伴い、山陽本線全線を走破する定期列車は存在しない。
現在は主に山陽本線ターミナル駅と山陰地方を結ぶ列車(陰陽連絡)が運行されている。詳細は各列車記事を参照。
通勤時間帯の特急列車。JR京都線京都駅 - 網干駅間で朝に上り、夜に下りの計1往復運行される。
播但線経由の陰陽連絡特急。
JR神戸線大阪駅 - 山陰本線豊岡駅・城崎温泉駅・香住駅・浜坂駅(臨時のみ)・鳥取駅間で運行されている。
智頭急行経由の陰陽連絡特急。
「スーパーはくと」は京都・JR神戸線大阪駅と因美線鳥取駅・山陰本線倉吉駅を、「スーパーいなば」は岡山 - 鳥取間をそれぞれ結ぶ。
大学受験時期には山陰本線鳥取大学前発大阪行臨時特急「ビクトリーはくと」が運行される。
伯備線経由陰陽連絡特急。
岡山駅 - 山陰本線出雲市駅間を結ぶ。運行系統上は山陽本線区間も伯備線列車として扱われる。
東日本旅客鉄道(JR東日本)東京駅 - 四国旅客鉄道(JR四国)瀬戸大橋線高松駅(サンライズ瀬戸)・出雲市駅(サンライズ出雲)間を結ぶJR唯一の定期寝台特急。
大阪 - 下関間・京都 - 出雲市間を結ぶ臨時特急列車。
不定期運行されるクルーズトレイン。
姫路・相生 - 岡山
姫路駅 - 上郡駅間はJR神戸線新快速・快速が運行されている。
新快速は主に朝と夕方以降に運行されるが、ほとんどが赤穂線へ直通し播州赤穂駅までの運行で、上郡発着は僅かに設定されているのみ。
快速は網干までは終日運行されているが、上郡及び赤穂線直通列車は少数設定されているのみ。なお下り列車については明石駅以西は普通列車として案内される。
- 普通
姫路を発着する山陽本線普通列車は朝夜のみ。大部分は赤穂線直通列車として運行され、相生で岡山方面発着列車と接続している。
姫路発着列車は基本的には岡山発着であるが、一部は三原まで運行される。また姫路 - 上郡間区間列車も存在する。
県境区間のため、日中本数は毎時1本と少ない。
岡山県へ入ると三石駅・吉永駅・和気駅・万富駅・瀬戸駅発着列車、東岡山駅 - 岡山駅間は赤穂線列車が加わるため、本数が増える。岡山を跨ぎ三原や伯備線新見駅まで運行される列車も存在する。
また、臨時列車として特定日に「ラ・マル備前長船」が岡山 - 赤穂線日生駅間で1往復運行される。
なお岡山側で赤穂線が乗入れる東岡山 - 岡山間では、山陽本線とは独立した駅ナンバーが設定されている。
岡山 - 糸崎・三原
2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正で岡山駅 - 福山駅間快速「サンライナー」が廃止されて以降は、伯備線系統を除き普通列車のみ運行されている。
岡山駅 - 倉敷駅間は伯備線列車が乗入れているため、本数が多い。なおこの区間の伯備線は山陽本線とは独立した駅ナンバーが設定されている。
基本的には岡山 - 糸崎・三原間運行。一部は姫路・赤穂線播州赤穂方面、福塩線と直通運行を行う。
また区間列車として金光駅・福山発着列車が設定されており、福山駅発着列車は同駅で三原駅方面の列車と接続する。
糸崎駅発着列車は広島駅・呉線方面列車と連絡する。
日中の列車本数は岡山 - 金光・福山間が毎時2 - 4本、福山 - 糸崎・三原間は毎時1本程度。
この他に特定日に臨時列車として「ラ・マルしまなみ」が岡山 - 三原間、「etSETOra」が広島駅 - 尾道駅間(呉線経由)で運行される。
また金光は金光教本部最寄駅であり、祭典時には各地より団体列車(金光臨)が運行されていたが、2019年(平成31年)2月運行を最後に以降は設定されていない。
糸崎 - 広島 - 岩国
広島近郊区間のため、広島へ近付く程本数が増加する。
- 快速通勤ライナー・シティライナー
通勤ライナーは下りのみ平日朝2本糸崎発五日市・岩国行が運行される。なお海田市 - 広島 - 岩国間で山陽本線へ乗入れる呉線系統通勤ライナーは土休日も運行される。
シティライナーは2020年(令和2年)3月14日ダイヤ改正以降土休日のみ運行され、広島駅で系統分割されている。
広島以東の列車は下りのみ1本西条発広島行が運行される。
広島以西の列車は広島 - 岩国間で4往復運行され、うち下り1本は呉線広発で同線内を「通勤ライナー」として運行する。
- 普通
区間内通しで運行される列車の他、三原駅、白市駅、西条駅、瀬野駅、広島駅、五日市駅、大野浦駅発着区間列車も設定されている。また糸崎 - 三原間及び海田市 - 広島間で呉線、広島駅 - 横川駅間で可部線列車が乗入れている。呉線・可部線系統の一部列車は山陽本線を介して直通運転を行なっている。
この区間は日中を中心に広島駅発着の列車が設定されている他、尾道駅、徳山駅まで乗り入れる列車も存在する。
日中運行間隔は糸崎・三原 - 白市間は概ね毎時1本、白市 - 広島 - 大野浦間は呉線、可部線列車を除き毎時2 - 4本、大野浦 - 岩国間は毎時2本である。
岩国 - 下関
定期列車は普通列車のみ運行。
大半の列車が区間内を走破するが、一部南岩国駅、由宇駅、柳井駅、下松駅、徳山駅、新山口駅、厚狭駅、小月駅発着の区間列車が設定されている。
日中時間帯は概ね毎時1 - 2本の運行。櫛ケ浜駅 - 徳山駅間は岩徳線、幡生駅 - 下関駅間は山陰本線気動車列車が乗入れるため、その分の本数が増える。また山陰本線直通臨時列車として、新下関駅 - 東萩駅間に「○○のはなし」が運行されている。
下関 - 門司 - 小倉
以前は寝台特急や下関を跨ぐ列車が設定されていたが、現在はJR九州管内普通列車のみ運行される。
門司発着の一部列車を除きほとんどが鹿児島本線小倉まで乗入れ、一部は最長で日豊本線大分駅まで直通する。以前は鹿児島本線博多駅方面への列車も存在し、佐世保線早岐駅まで直通する列車も設定されていた。
日中は概ね毎時2本設定されており、交直流両用415系電車で運行されている。
貨物
西日本大動脈であり、東日本と九州・四国を結ぶ貨物列車が多数運行されている。なお前述した途中八本松 - 瀬野間通称「セノハチ」は山陽本線屈指の難所であり、必ず補機電気機関車を連結して運行している。
駅一覧
神戸 - 姫路・兵庫 - 和田岬
姫路 - 岡山
新快速・快速は各駅に停車するため省略
●:停車 ○:寝台特急以外停車
▲:「らくラクはりま」のみ停車 レ:通過
駅番号 | 駅名 | 特急 | 臨時 | 乗換路線 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
JR-A85 | 姫路 | ● | |||
英賀保 | ▲ | ||||
はりま勝原 | ▲ | ||||
網干 | ▲ | 当駅発着あり | |||
竜野 | レ | ||||
相生 | レ |
| |||
有年 | レ | ||||
上郡 | ○ | 智頭急行智頭線 | 当駅発着あり | ||
↓智頭急行・因美線経由山陰本線倉吉まで直通運転(特急のみ) | |||||
↑兵庫県/↓岡山県 | |||||
JR-S11 | 三石 | レ | 当駅発着あり | ||
JR-S10 | 吉永 | レ | |||
JR-S09 | 和気 | レ | 当駅発着あり | ||
JR-S08 | 熊山 | レ | |||
JR-S07 | 万富 | レ | 当駅発着あり | ||
JR-S06 | 瀬戸 | レ | 当駅発着あり | ||
JR-S05 | 上道 | レ | |||
JR-S04 | 東岡山 | レ | ● | 赤穂線(JR-N04) | |
JR-S03 | 高島 | レ | レ | ||
JR-S02 | 西川原 | レ | レ | ||
JR-S01/JR-W01 | 岡山 | ● | ● | ||
↓伯備線新見まで直通 |
岡山駅~糸崎駅
●:停車 ○:一部停車 レ:通過
※岡山貨物T:岡山貨物ターミナル
駅番号 | 駅名 | 特急 | 臨時 | 乗換路線 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
↑赤穂線播州赤穂まで直通運転 | |||||
JR-S01/JR-W01 | 岡山 | ● | ● | ||
岡山貨物T | レ | レ | 貨物駅 | ||
JR-W02 | 北長瀬 | レ | レ | ||
JR-W03 | 庭瀬 | レ | レ | ||
JR-W04 | 中庄 | レ | レ | ||
JR-W05 | 倉敷 | ○ | ● | ||
JR-W06 | 西阿知 | レ | |||
JR-W07 | 新倉敷 | レ | 山陽新幹線 | ||
JR-W08 | 金光 | レ | 当駅発着あり | ||
JR-W09 | 鴨方 | レ | |||
JR-W10 | 里庄 | レ | |||
JR-W11 | 笠岡 | ● | |||
↑岡山県/↓広島県 | |||||
JR-W12 | 大門 | レ | |||
JR-W13 | 東福山 | レ | |||
JR-W14/JR-X14 | 福山 | ● |
| 当駅発着あり | |
↓福塩線府中まで直通 | |||||
JR-X15 | 備後赤坂 | レ | |||
JR-X16 | 松永 | レ | |||
JR-X17 | 東尾道 | レ | |||
JR-X18 | 尾道 | ● | 当駅発着あり | ||
JR-X19/JR-G17 | 糸崎 | レ | 広島方面(JR-G17) |
糸崎駅〜岩国駅
●:停車 ○:呉線系統の「通勤ライナー」以外が停車
▲:「通勤ライナー」のみ停車
△:「シティライナー」のみ停車
レ:通過 ‖:非経由
※:広島貨物T=広島貨物ターミナル
駅番号 | 駅名 | 快速 | 臨時 | 乗換路線 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
JR-X19/JR-G17 | 糸崎 | ▲ | レ | 岡山方面(JR-X19) | |
JR-X20/JR-G16 | 三原 | ▲ | ● |
| |
↓呉線広方面直通 | |||||
JR-G15 | 本郷 | ▲ | ‖ | ||
JR-G14 | 河内 | ▲ | ‖ | ||
JR-G13 | 入野 | ▲ | ‖ | ||
JR-G12 | 白市 | ▲ | ‖ | 当駅発着あり | |
JR-G11 | 西高屋 | ▲ | ‖ | ||
JR-G10 | 西条 | ● | ‖ | 当駅発着あり | |
JR-G09 | 寺家 | レ | ‖ | ||
JR-G08 | 八本松 | ● | ‖ | ||
JR-G07 | 瀬野 | レ | ‖ | 当駅発着あり | |
JR-G06 | 中野東 | レ | ‖ | ||
JR-G05 | 安芸中野 | レ | ‖ | ||
JR-G04 | 海田市 | ○ | レ | 呉線(JR-Y04) | |
JR-G03 | 向洋 | レ | レ | ||
JR-G02 | 天神川 | レ | レ | ||
広島貨物T | レ | レ | 貨物駅 | ||
JR-G01/JR-R01 | 広島 | ● | ● | 当駅発着あり | |
JR-R02 | 新白島 | ▲ | 広島高速交通アストラムライン | ||
JR-R03 | 横川 | ● |
| ||
↓可部線あき亀山まで直通 | |||||
JR-R04 | 西広島 | ▲ |
| ||
JR-R05 | 新井口 | ▲ | 広島電鉄宮島線(商工センター入口・M25) | ||
JR-R06 | 五日市 | ● | 広島電鉄宮島線(広電五日市・M28) | 当駅発着あり | |
JR-R07 | 廿日市 | レ | 広島電鉄宮島線(広電廿日市・M32) | ||
JR-R08 | 宮内串戸 | ▲ | 広島電鉄宮島線(宮内・M34) | ||
JR-R09 | 阿品 | レ | 広島電鉄宮島線(広電阿品・M38) | ||
JR-R10 | 宮島口 | ● |
| ||
JR-R11 | 前空 | レ | |||
JR-R12 | 大野浦 | △ | 当駅発着あり | ||
JR-R13 | 玖波 | △ | |||
JR-R14 | 大竹 | ● | |||
↑広島県/↓山口県 | |||||
JR-R15 | 和木 | △ | |||
JR-R16 | 岩国 | ● |
岩国駅~下関駅
●:停車 レ:通過
駅番号 | 駅名 | 臨時 | 乗換路線 | 備考 |
---|---|---|---|---|
JR-R16 | 岩国 | |||
南岩国 | 当駅発着あり | |||
藤生 | ||||
通津 | ||||
由宇 | 当駅発着あり | |||
神代 | ||||
大畠 | ||||
柳井港 | ||||
柳井 | 当駅発着あり | |||
田布施 | ||||
岩田 | ||||
島田 | ||||
光 | ||||
下松 | 当駅発着あり | |||
櫛ケ浜 | 岩徳線 | |||
徳山 |
| 当駅発着あり | ||
新南陽 | ||||
福川 | ||||
戸田 | ||||
富海 | ||||
防府 | ||||
大道 | ||||
四辻 | ||||
新山口 | ||||
嘉川 | ||||
本由良 | ||||
厚東 | ||||
↑宇部線宇部新川まで直通運転 | ||||
宇部 | 宇部線 | |||
小野田 | 小野田線 | |||
厚狭 |
| 当駅発着あり | ||
埴生 | ||||
小月 | 当駅発着あり | |||
長府 | ||||
新下関 | ● | 山陽新幹線 | 当駅発着あり | |
幡生 | レ | 山陰本線 | ||
下関 | ● | JR九州管内小倉方面(JA53) |
下関駅~小倉駅
※鹿児島本線門司駅〜小倉駅間も併せて記載
※北九州貨物T=北九州貨物ターミナル
使用車両
現在の使用車両
姫路以東のみで運用される車両はJR神戸線及び和田岬線を参照。
JR西日本所属(電車)
後藤総合車両所出雲支所所属の直流特急形電車。
273系は特急「やくも」として運用中。381系は273系へ置換えられ定期運用を離脱したが、臨時「やくも」として運用予定。
- 285系0番台
後藤総合車両所出雲支所所属の直流特急形電車(寝台車)。
寝台特急「サンライズ瀬戸・サンライズ出雲」で運用中。
過去には岡山・広島・下関発着臨時寝台特急「サンライズゆめ」としても運用された。
吹田総合車両所京都支所所属直流特急形電車。
特急「らくラクはりま」で運用中。
網干総合車両所本所所属直流近郊形電車。
以前は上郡・赤穂線播州赤穂以東で定期運用が存在し、臨時列車としては岡山まで入線した。
現在山陽本線での定期運用は存在しないが、233・225系の代走で入線することがある。
- 223系1000・2000番台・225系0・100番台
網干総合車両所本所所属直流近郊形電車。
上郡駅以東及び赤穂線播州赤穂以東で運用中。
下関総合車両所運用検修センター・岡山電車支所所属の直流通勤形電車。
岡山車は岡山地区、下関車は宇部線直通列車で運用中。
過去には広島支所所属車が呉・可部線直通列車として運用されていた。
下関総合車両所岡山電車支所所属の直流近郊形電車。
姫路 - 糸崎間で運用中。過去には広島支所所属車が広島地区で運用されていた。
- 115系(メイン画像)
下関総合車両所運用検修センター・岡山電車支所所属直流近郊形電車。
過去には全線で運用されていたが、現在は岡山車は岡山地区、下関車は山口地区のみで運用されている。
- 117系「WEST EXPRESS銀河」
吹田総合車両所京都支所所属近郊形直流電車を改造した車両。
同名臨時特急で運用される。
下関総合車両所運用検修センター所属直流近郊形電車。
105系と共に宇部線直通列車で運用される。
- 213系0・7000番台「La Malle de Bois」
下関総合車両所岡山電車支所所属直流近郊形電車。
0番台は岡山地区で、7000番台は臨時列車で運用中。
- 227系0(Red Wing)・500番台(Urara)
下関総合車両所広島支所(0番台)・岡山支所(500番台)所属の直流近郊形電車。
0番台は広島地区及び新山口以東山口地区、500番台は岡山地区で運用中。
JR西日本所属(気動車)
- キハ187系500番台
後藤総合車両所鳥取支所所属の特急形気動車。
特急「スーパーいなば」で運用中。
- キハ87系「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」
網干総合車両所宮原支所所属の同名クルーズトレイン用気動車。直流区間で運用される。
下関総合車両所新山口支所所属一般形気動車。
現在は岩徳線・山陰本線の列車で運用されているが、かつては関門トンネルを経由し小倉駅まで運用されていた。
- キハ47形7000番台
下関総合車両所運用検修センター・広島支所所属の一般形気動車を改造した車両。
観光列車「みすゞ潮騒」→「○○のはなし」(下関車)、「etSETOra」(広島車)として運用中。
2枚目のイラストは「みすゞ潮騒」時代のもの。
吹田総合車両所京都支所所属事業用気動車(検測車)。
西日本管内及び九州管内検測も行なう。
JR西日本所属(機関車)
- EF65形1000番台
下関地域鉄道部下関車両管理室→下関総合車両所運用検修センター所属電気機関車。
以前は九州方面ブルートレイン牽引機として関西発着九州ブルトレや臨時夜行列車を牽引していた。
現在は主に工事列車で運用されている。
- DD51形500番台
吹田総合車両所宮原支所所属ディーゼル機関車。
主に工事列車で運用されている。
JR九州所属
- 415系1500番台
大分車両センター所属交直流両用近郊形電車。
JR九州管内で定期旅客列車として運用される唯一の形式。
2005年までJR西日本管内にも乗入れていた。
JR東海所属
- 285系3000番台
大垣車両区所属・JR西日本後藤総合車両所出雲支所常駐の直流特急形電車(寝台車)。
JR西日本の0番台と共通運用。
JR貨物所属
- EF64形1000番台
愛知機関区所属・岡山機関区常駐直流電気機関車。
伯備線貨物列車牽引機。
新鶴見機関区(EF65形)・吹田機関区(EF66形)・富山機関区(EF510形)所属の直流電気機関車。
EF65形・EF66形はかつての山陽本線貨物列車の主力車両。
EF510形500番台は元JR東日本車で、寝台特急「北斗星」「カシオペア」牽引機。
岡山貨物ターミナル駅以東で運用中。
- EF210形「ECO-POWER桃太郎」
新鶴見・吹田・岡山機関区所属直流電気機関車。
直流区間の貨物列車牽引及び「セノハチ」補機として運用中。
- EH500形「ECO-POWER金太郎」
門司機関区所属交直流両用電気機関車。
現在関門トンネルを経由する貨物列車は全て本形式が牽引する。
- DE10形1500番台
岡山機関区所属ディーゼル機関車。
赤穂線西浜駅発着臨時貨物列車で運用されている。
智頭急行所属
大原車両基地所属特急形気動車。
特急「スーパーはくと」「ビクトリーはくと」で運用中。
過去の使用車両
国鉄民営化以降の車両のみ記載。
JR西日本所属(電車)
金沢総合車両所(現・金沢車両区)所属の交直流両用特急形電車。
高松駅周辺の再開発に伴い誕生した「サンポート高松」のオープン記念で、高松発大阪行臨時急行「サンポート高松」としてボンネットK12編成が運用された。
岡山電車区(現・下関総合車両所岡山電車支所)・下関総合車両所広島支所所属直流通勤形電車。
岡山・広島地区で運用されていた。一部は転入前の奈良地区や阪和線の塗装のまま運用されていた。
- 117系
宮原総合運転所(現・吹田総合車両所宮原支所)・下関総合車両所岡山電車支所・広島支所・運用検修センター所属の直流近郊形電車。
以前は全線で運用されており、JR神戸線系統では新快速に充当され、岡山・広島・山口地区でも長らく主力車両として活躍した。
JR西日本所属(気動車)
京都総合運転所(現・吹田総合運転所京都支所)→鳥取鉄道部西鳥取車両支部(現・後藤総合車両所鳥取支所)・下関地域鉄道部下関車両管理室(現・下関総合車両所運用検修センター)所属特急形気動車。
京都・鳥取車は特急「はくと」(京都時代)・「いなば」(鳥取転属後)、下関車は特急「いそかぜ」で運用されていた。
山口鉄道部(現・下関総合車両所新山口支所)所属急行形気動車。
急行「さんべ」や山陰本線普通列車で運用されていた。
小郡運転区(現・下関総合車両所新山口支所)所属一般形気動車。
山陰本線直通列車として運用され、関門トンネルを経由する事もあった。
山口鉄道部(現・下関総合車両所新山口支所)所属事業用気動車。
JR西日本管内及びJR九州管内で運用された。
JR西日本所属(機関車・客車)
梅小路運転区所属直流電気機関車。団体列車を牽引した。
- EF66形0番台
下関地域鉄道部下関車両管理室所属電気機関車。以前の山陽・九州方面ブルートレイン牽引機。
京都総合運転所・宮原総合運転所所属客車(座席車・「サロンカーなにわ」)。
座席車は関西発着臨時夜行快速として、「サロンカーなにわ」は団体列車として運用された。
京都総合運転所所属客車(寝台車及び座席車「レガートシート(「あかつき」のみ)」)。
寝台特急「あかつき」「彗星」で運用された。
下関地域鉄道部下関車両管理室所属客車(寝台車)。
寝台特急「瀬戸」「あさかぜ」(下関発着編成)で運用された。
JR九州所属
- 485系
南福岡電車区(現・南福岡車両区)所属交直流両用特急形電車。国鉄末期 - 平成初期に下関発着特急「にちりん」として運用された。
国鉄末期には交直切替スイッチを搭載していなかったクハ481-501(元181系クハ181-109)を含む編成が下関行「にちりん」運用に就いてしまい、関門トンネルを通過出来ない小倉で運行を打切るトラブルが発生した。
大分車両センター(415系のみ)・南福岡電車区所属交直流両用近郊形電車。
415系1500番台と共にJR九州管内及びJR西日本管内直通列車で運用されていた。
大分車両センター所属交直流両用電気機関車。
関門トンネルを経由する客車列車を牽引した他、JR貨物より貨物列車牽引を委託されていた。
- 14系
長崎車両センター(現・佐世保車両センター)・熊本車両センター所属客車。
長崎車は寝台特急「さくら」「みずほ」(いすれも長崎発着編成)、熊本車は「富士・はやぶさ」(併結後)で運用された。
- 24系
熊本車両センター所属客車。
寝台特急「なは」と、「さくら」廃止まで「はやぶさ」「富士」で運用されていた。
JR東日本所属
- EF65形1000番台
田端運転所(廃止)所属直流電気機関車。
国鉄時代は東京発着ブルトレを多数牽引し、民営化後も山陽本線内では寝台特急「瀬戸」「彗星」(「あかつき)」との併結前)を牽引していた。また2008年(平成20年)8月と12月には寝台特急「富士・はやぶさ」を牽引していたEF66形がJR東日本管内で故障したため、救援及び代走で同列車を下関まで牽引した。
イラストのEF65-1118号機はJR東日本のジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」牽引機として塗装変更が成されている。同車は瀬戸大橋開通初日と客車列車としての最終運行日に「瀬戸」を牽引した。
品川運転所(現・東京総合車両センター田町センター)所属客車。
寝台特急「さくら」(佐世保駅発着編成)、「みずほ」(長崎駅発着編成)、博多発着「あさかぜ1・4号」及び臨時化後の「あさかぜ81・82号」で運用されていた。
JR四国所属
- 12系
高知運転所所属の客車(座席車)。
臨時快速「ムーンライト高知・ムーンライト松山」で運用された。
JR貨物所属
広島車両所所属の直流電気機関車。
「セノハチ」における補機専用機として長らく運用されていた。
- EF81形
門司機関区所属の交直流両用電気機関車。
長らく関門トンネルを経由する貨物列車牽引を行なっていた。現在山陽本線内での定期運用は存在しないが、検査後の試運転等で稀に関門トンネルを走行することがある。
またJR九州からブルトレ牽引を委託されていた。
吹田機関区所属直流電気機関車。
直流区間で貨物列車を牽引していた。