東方聖杯戦
とうほうせいはいせん
概要
『東方Project』と『Fate』両シリーズのキャラクターが共演や対決などしている作品に付けられるタグ。
共に同人ゲーム発祥ではあるが、それぞれの基本は『東方』がシューティング、『Fate』がビジュアルノベル/アドベンチャー(『stay night』『hollow ataraxia』)及びロールプレイング(『EXTRA』『CCC』)、と傾向が異なる。
しかし『東方』の黄昏フロンティアコラボシリーズや、『Fate』の『unlimited codes』『タイガーころしあむ』等、対戦格闘ゲームヴァージョンも存在しており、また「魔法」あるいは「魔術」が普通に存在する世界(秘匿の有無はあるが)で展開される戦い、という世界観上の接点もある。
また、Fateの英霊の1人に東方キャラについての記述らしきものもある他英霊2人の師匠らしき人物や別の英霊の姉に当たる人物が東方のキャラにいる。
中の人ネタは…
『東方』はその歴史においてキャラクターに声が当てられた事が無い。
つまり、そもそも公式のキャスティング自体が存在しないのだ。
ただし二次創作においては独自に当てられている作品もあり、中には本職の声優を起用した凝った作りのものも存在する。下表は『Fate』シリーズ出演者の中で、『東方』二次創作作品に実名で出演した事例をまとめたものである。
ただし、『Fate』が作品や制作会社は異なっても、基本的に同一キャラの配役は踏襲されるのに対し、『東方』二次創作においては同じ声優が別作品で異なるキャラを演じたり、逆に同じキャラでも別作品では演者が異なるのは日常茶飯事である。その為、中の人ネタが全くと言っていい程使えないというのが現状なので、あくまで「ひとつの参考」として見ておいたほうがいい。
※役名右のアルファベットが表す作品は以下の通り。
A:AQUASTYLE『東方奇闘劇シリーズ』
B:AQUASTYLE『不思議の幻想郷シリーズ』
C:souvenir circ.『舞華蒼魔鏡』
D:はちみつくまさん『幻想郷御伽草子』
E:バールのようなもの『東方聖夜祭』
F:Frontier Aja『紅魔城伝説Ⅱ妖幻の鎮魂歌』
G:舞風(MAIKAZE)『夢想夏郷』
H:街角麻婆豆『パチュリーが爆発する』
I:京都幻想劇団『秘封活動記録』
J:アールグレイ『アールグレイラジオ』、『○○のDOKIDOKIディスク』
K:株式会社Quatro A『東方キャノンボール』
L:タイトー『東方スペルバブル』(※『ラクガキキングダム』コラボも含む)
M:グッドスマイルカンパニー&NextNinja『東方ロストワード』
N:DeNA『東方ダンマクカグラ』
O:セツナプロジェクト『東方カルタ読み上げCD』
P:DAMO GAMES『東方アルカディアレコード』
Q:Show Me Holdings『東方電幻景』
※上表作成にあたってはこちらを参考データとしている(執筆者の方々にこの場を借りて感謝を)が、必ずしも完全網羅ではないという事は念頭に置いて頂きたい。
関連イラスト
同一人物かも知れない二人が出会ってみたり、
絶妙に混ざったり、
なんか妙な能力を発揮してたり、
フードファイトが展開されていたり、
何の勝負かわからなくなっていたりもする。
備考
既に枠を使い切っている、等の理由で本記事タイトル「東方聖杯戦」がタグとして使用されていない事が多いのだが、「東方」+「Fate」で検索すると多数の作品がヒットする。