青山剛昌VS尾田栄一郎
概要
小学館発行の『名探偵コナン』と集英社発行の『ONE PIECE』のコラボ作品に付けられるタグ。
片や現代日本を舞台にしたミステリー+ラブコメ+アクション、片や地球とは異なる星での海洋冒険ファンタジー+バトルと、ジャンルもストーリーも世界観も全く異なるのだが、
- 週間連載が多少休載を挟みつつも20年以上継続。掲載誌(少年サンデー、週刊少年ジャンプ)の主力といえる看板作品である
- 2021年秋に単行本100巻が発行(メイン画像)
- テレビアニメシリーズも20年以上放送中の長寿アニメ
- 劇場版も毎年春に公開だったが、『ONE PIECE』は2009年から路線変更
という共通点から、両作者が誌上の目次コメントやインタビューなどで言及し合っており、いつか対談したい旨を明かしていた。
なお、江戸川コナン/工藤新一は5月4日生まれで、モンキー・D・ルフィは5月5日生まれと誕生日が1日違いである。
公式が最大手
2022年7月、ついに長年切望されていた尾田栄一郎氏と青山剛昌氏の対談が実現。
当タグはその公式ハッシュタグで、両作品のキーワード「真実はいつもひとつ」と「ひとつなぎの大秘宝」を合わせたもの。
しかも第三者の媒体ではなく、出版社の垣根を越えて同じ週のジャンプ34号・サンデー35号に前後半で掲載された。
(元々集英社は小学館の一部門で、現在も小学館が集英社株の半分を持つ事実を考慮しても異例である。)
表紙もつなげると主人公のモンキー・D・ルフィと江戸川コナンが背中合わせになる仕様。
さらにキャラを交代する形でルフィの隣に安室透が、コナンの隣にロロノア・ゾロがいるが、おそらく"No.2"というよりは「トリプルフェイス」と「三刀流」の"3"つながりと思われる。
余談ではあるが、ジャンプ34号に掲載された『高校生家族』第95話は、対談企画に便乗してか『コナン』のパロディ回を行っていた。
告知動画
PV
共通出演者
『コナン』は外出先で起こる事件ごと、『ONE PIECE』は冒険で訪れる島ごとに新規キャラクターがいるので、どちらもネームドキャラだけで1500以上。
そのアニメ版であるため、やはり多い。
以下、声優50音順。
※特に『コナン』側は、ここでは5回以上出演または個別記事のあるキャラに限定。「名探偵コナンの声優一覧」も参照のこと。
※『ONE PIECE』主要キャストの別名義「粗忽屋」については割愛。
『コナン』ゲストのみ
(以下、『コナン』ゲスト出演5回以上)
天田益男 | クロッカス(二代目) | 有本欽隆 | エドワード・ニューゲート(初代) | 石森達幸 | センゴク(初代) |
---|---|---|---|---|---|
稲葉実 | ネプチューン | 岩田光央 | エンポリオ・イワンコフ(二代目) | 楠見尚己 | マッハ・バイス |
小杉十郎太 | アーロン | 小西克幸 | シープスヘッド | 子安武人 | クザン |
斎藤志郎 | 塩屋浩三 | 中田譲治 | ホーディ・ジョーンズ | ||
久川綾 | 宝亀克寿 | 森久保祥太郎 | バルトロメオ |
逸話
特に『ONE PIECE』のドレスローザ編では初登場含めた出演者に『コナン』レギュラーが多く、
など、アニメ放送当時は話題になった。
上記の対談でも言及されたが、大谷育江氏の声質が光彦とチョッパーのキャラ造形の変更の要因になったのも有名。
本堂瑛祐とたしぎは声に加えて「眼鏡」「ドジっ子」など、共通点が多い。
ちなみに双方の主人公役は相手のアニメオリジナル回にゲスト出演しているが、高山みなみ女史はコナンと同じ少年だったのに対し、田中真弓女史はルフィとは違う、むしろ自身と似たおばちゃん役だった。
特別ゲスト
出演 | 名探偵コナン | ONE PIECE |
---|---|---|
小栗旬 | 工藤新一
| マッド・トレジャー |
香川照之 | コンドウ
| ビンズ
|
浜辺美波 | 石岡エリー
| オルガ・ミスキナ
|
映画主題歌 | ||
BUMP OF CHICKEN | クロノスタシス
| sailing day |
曲タイトルはBREAKERZによる40番目のOP『WE GO』と、きただにひろしによる15番目のOP『ウィーゴー!』がある。
関連タグ
:上記2作品とはジャンル・ストーリー・世界観が全く異なるも、単行本が100巻以上発行、週刊連載が20年以上継続している掲載誌の主力となる看板作品、と共通点を持つ。
週刊少年マガジンはサンデーと同じ1959年創刊で、その縁から50周年となる2009年には、雑誌の表紙をつなげると主人公の幕之内一歩と江戸川コナンが握手をするコラボ企画があった。
なお上記2作品より連載開始は早いのだが、2022年35号にてまさかの休載となってしまう。
:同じく90年代から連載され、シリーズ通して20年以上継続されているライバル誌の主力となる看板作品。
ただし上記3作とは違い、新シリーズが始まる度に話数と巻数もリセットされてしまう。