コイキング
こいきんぐ
基礎データ
全国図鑑 | No.0129 |
---|---|
カントー図鑑 | No.129 |
ジョウト図鑑 | No.076 |
ホウエン図鑑(RSE) | No.052 |
シンオウ図鑑 | No.023 |
セントラルカロス図鑑 | No.049 |
ホウエン図鑑(ORAS) | No.053 |
アローラ図鑑(SM) | No.091 |
メレメレ図鑑(SM) | No.091 |
アーカラ図鑑(SM) | No.034 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.051 |
ポニ図鑑(SM) | No.041 |
アローラ図鑑(USUM) | No.111 |
メレメレ図鑑(USUM) | No.111 |
アーカラ図鑑(USUM) | No.034 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.054 |
ポニ図鑑(USUM) | No.043 |
ガラル図鑑 | No.144 |
ヨロイ島図鑑 | No.042 |
カンムリ雪原図鑑 | No.062 |
ヒスイ図鑑 | No.080 |
パルデア図鑑 | No.134 |
キタカミ図鑑 | No.043 |
ローマ字表記 | Koiking |
ぶんるい | さかなポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 0.9m |
おもさ | 10.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | すいすい:天候が「あめ」の時、「すばやさ」が2倍になる |
隠れ特性 | びびり:むし、ゴースト、あくタイプの技・特性「いかく」を受けると、「すばやさ」が1段階上がる |
おとしもの | コイキングのウロコ |
タマゴグループ | すいちゅう2 / ドラゴン |
各言語版での名称
英語・イタリア語・スペイン語 | Magikarp |
---|---|
ドイツ語 | Karpador |
フランス語 | Magicarpe |
韓国語 | 잉어킹 |
中国語 | 鯉魚王・鲤鱼王 |
図鑑説明
赤、緑、ファイアレッド、X、ソード
ちからも スピードも ほとんどダメ。せかいで いちばん よわくて なさけないポケモンだ。
青、リーフグリーン、Y、バイオレット
おおむかしは まだもうすこし つよかったらしい。しかし いまはかなしいくらいに よわいのだ。 |
ピカチュウ、ピカブイ
たよりない ので ゆうめいなポケモン。うみ かわ いけ みずたまり いたるところを およいでいる。
金、ハートゴールド、スカーレット
ちからのない なさけない ポケモン。たまに たかく とびはねても 2メートルを こすのが やっとだ。
銀、ソウルシルバー
とにかくはねる。いみもなく はねる。はねているときに とんできた ピジョンなどに つかまってしまう。
クリスタル、シールド
流れの 速い ところでは ただ 流されて いくだけの ひ弱で 情けない ポケモン。
ルビー、OR
跳ねる ことしか しない 情けない ポケモン。なぜ 跳ねるのか 調べた 研究者が いるほど とにかく 跳ねて 跳ねて 跳ねまくる。
サファイア、AS
跳ねている だけで 満足に 戦えないため 弱いと 思われているが どんなに 汚れた 水でも 暮らせる しぶとい ポケモンなのだ。
エメラルド
およぐ ちからが よわいため ながされてしまう。ながれの よどんだ ばしょを のぞいてみれば ながされてきた コイキングが たまっているぞ。
ダイヤモンド
せかいいち よわいと いわれる コイキングが なぜ いきのこって いるのか だれも わからない。
パール
ゆるやかな かわの ながれでも さからえずに ながされてしまう。なぜだか いつも はねている。
ブラック・ホワイト、BW2
長年 生きた コイキングは 跳ねるだけで 山をも 超えるが 技の威力は 弱いまま。
サン
力は 弱く 頼りないのに 繁殖力だけ 物凄い。飽きるほど みかけるぞ。
ムーン
無闇に 跳ねて すぐ 襲われるが コイキングの おかげで 多くの ポケモンが 生き延びられると いう。
ウルトラサン
遥か 大昔は それなりに 強かったが 時が 経つに つれて どんどんどんどん 弱くなっていった。
ウルトラムーン
生命力が 強く 汚い 水でも へっちゃら。 世界中の 水辺に 生息 しているぞ。
Newポケモンスナップ
水辺には だいたいコイキングがいたね。 いつも はねているだけで 弱そうな 印象があるけど 生命力は 強いのかもしれないね。
LEGENDSアルセウス
力弱く 愚鈍で 情けなし。 されど 生命力 強く 濁水を 物ともせぬゆえ あらゆる土地にて 生息を 確認す。
概要
初代から登場する魚ポケモンの元祖であり、シリーズにおける「弱いポケモン」の代名詞。
悲しい程に弱く、その弱さに定評のあるポケモン。「ポケモンのことをよく知らなくとも、コイキングが弱いことは知っている」という人も居るほどである。
しかし、進化すると一変して凶悪かつ強力な厨ポケことギャラドスになる。このような「貧弱だが進化すると急に強くなる」ポケモンは後のシリーズでも何種類か登場しており、コイキングはその筆頭とも言えるだろう。
よく突っ込まれるが、顔立ちとヒゲ以外は鯛に近い外見をしている。どちらかといえば鯉に近いのはメガギャラドスの方である。「キング」という名前どおり、横から見ると背ビレが王冠のような形をしているのも特徴。ちなみにヒゲが黄色いのがオス、白いのがメスである。
上述の通り、図鑑説明ではこれでもかと言わんばかりにバカにされまくっており、弱いポケモンであるコイキングがなぜ現在でも生き延びているのか誰にも分からないとされている。大昔(『赤緑』の時代より以前)はもうちょっと強かったらしい(恐らく後に登場した「ハイドロポンプ」「りゅうのいかり」「とびはねる」を覚えた個体と思われる)が、それでも大方現在と変わっていないと思われる。理由は不明だが、時と共にどんどん弱くなり現在の惨状に至ったとされる。
ウルトラサン等の図鑑説明にて「大昔はもうちょっと強かった」とあったため、実際に大昔が舞台の『LEGENDSアルセウス』では「強いコイキングが出てくるのでは?」と期待されていた。実際には他ポケモンと同様に巨大で気性の荒いオヤブン個体は登場したものの、性能としては大差なく、むしろ数少ない攻撃技「たいあたり」すら剥奪されたために本当に跳ねるしか出来なくなっていた。
じゃあ何が強いのかというと…陸地で出した時に地面を跳ねず、他の水棲ポケモン同様空中に浮く。強いってそういう…?もしかしたら、強かったのはもっと昔の話なのかもしれない。
生態はと言えば、ひたすらに跳ねることしか出来ない。図鑑説明文に「ちからもスピードもほとんどダメ」とある通り貧弱で、少しの川の流れにも流されてしまう。泳ぐ力は弱いくせに意味も無く跳ねまくり、跳ねまくっているうちにピジョンやピジョットなどにすぐ捕まってしまう。長年生きたコイキングは跳ねるだけで山を越えられる。が、技の威力は変わっていない。
しかし、そんなコイキングにも長所と呼べる点はある。それは全ポケモンの中でもトップクラスにしぶといということ。様々なポケモン関連のゲーム作品における図鑑説明からも、コイキングの生命力や繁殖力は異常なまでにしぶとく強い上に、どんなに汚い水でも暮らせるとされている。海、川、池、果ては水たまりに至るまで、世界中の水辺で生息しているとも言われている。極めて貧弱なコイキングが現在まで生き残ってこれたのは、これが理由であろう。
化け物染みた強さを持つギャラドスに進化すれば寿命以外で死ぬ事は殆ど無いようにも思えるが、大量に生息するコイキングが全て自然にギャラドスになると考えると、ポケモン世界の水辺は割とトンデモナイ環境になりそうである。(ただ、ギャラドスは全長5m以上、体重は200kg以上なので、進化した後も生息できる環境は限られていると思われる。)
「食用としてはまずいので向いていない」という説明があるが、『ポケモンスタジアム』の攻略本では「ピカチュウが焼いたコイキングを食べる」と書かれたり、アンソロジー漫画では主人公がコイキングを塩焼きにして食べるシーンがあったり、アニメでも漂流したサトシ達がコイキングを食べようとしていた(ただしカスミは「ほとんど骨と皮と鱗だけで食べられない」と否定しており(つまり経験あり?)、実際ニャースが食べようとして失敗している)ので、真相はいかなるものか……?
ちなみにポケモン世界には「まな板の上のコイキング」という諺があるらしい。捌かれて食べられることがあったとでも云うのか……?
図鑑説明においてはコイキングが無闇に跳ねてすぐ襲われてくれるために多くのポケモンが生き延びられるという記述もあるあたり、自然界では頻繁に捕食されていると思われる。
なお、当のコイキングが何を食べて生きているのかは未だに言及されたことがない(元ネタの鯉が口に入るものなら何でも食べる雑食性なので、おそらくはコイキングも雑食性という推測はできる)。
『Newポケモンスナップ』ではピジョットやプルリルに襲撃されている。
その徹底した弱さから、往年のアンソロジーを始め様々な方面でネタにされまくっている。
ちなみに鯉の滝登りの逸話から龍に近い姿のギャラドスとなるが、たきのぼりは覚えない。進化すれば覚えるのでそこまで気にする事でもないが。
『色違い』
立派な金鯉となる。まさにしゃちほこ。『金・銀』で登場した「赤いギャラドス」よりもある意味貴重。進化させるには勿体無い?
さらにポケモンセンターナゴヤのリニューアルオープンを記念して、2013年の3月下旬からゴールデンウィークまでの間、ポケモンセンターナゴヤでこの金のコイキングが配信されていた。レベルは驚きの99。しかも教え技の「とびはねる」のほか、通常はコイキングのままでは覚えない「ハイドロポンプ」を習得していた。
さらに、原寸大の金のコイキングクッション(¥5800)も全国のポケモンセンターで発売されていた。なんだこの金のコイキングのプッシュぷりは……?
『剣盾』では期間限定でワイルドエリアのマックスレイドバトルでの出現率が高くなり、勝つときのみやわざレコードのかわりにきんのたま・でかいきんのたまが大量に貰えた。
コイキングを主軸に据えたアプリ『はねろ!コイキング』では、錦鯉柄等、様々な柄が登場。
ゲームでの特徴
- 多くの作品で「つりざお」系のどうぐを使うと、水辺さえあれば何処でも四六時中出会う事が出来る。作品にもよるが、最下級の「ボロのつりざお」でも釣れるのは基本的にコイキングかメノクラゲくらいである。初めて手に入れた釣竿を適当な水辺で垂らしたら、最初に釣れるのが大抵コイツなので、印象に残っているトレーナーも多いだろう。
- 図鑑の説明通り弱いポケモンだからか、ゲーム内でも最早ネタにしか思えない、お遊び要素が色々登場する。
- 元祖「はねる」使いであり、「はねる」と言えばコイキング。レベルアップすることで「たいあたり」なども覚えるが、わざマシンでわざをおぼえたり、タマゴわざを覚えることはない。
- かつては「りゅうのいかり」や「ハイドロポンプ」を覚えたコイキングを配布するイベントもあった。が、ほとんどの場合、低いレベルでは図鑑説明どおり「はねる」ことしか出来ない完全な戦力外である。
- しかし、第2世代以降「じたばた」が追加され、第4世代では教え技などで「とびはねる」を使えるようになった。第8世代ではわざレコードによりハイドロポンプを正式に習得する事も可能となった。ちなみに「とびはねる」習得でようやく技スペースが4つ埋まるようになった。
- 「ちからもスピードもほとんどダメ」と、ステータスに関しては図鑑の説明通りの強さ。確かにパワー(攻撃面)は皆無に等しいのだが、「すばやさ」は進化前にしてはかなり速い方である(素早さ種族値は80なのだが、これはカイリューやバシャーモ、トゲキッスといった強ポケたちと同速である)。
- さらに、とくせい「すいすい」を駆使すればとんでもないスピードになるのだが、なにぶん覚えられるわざが限られているので、コイキングと対の存在で、かつわざマシンを使え、タマゴわざを覚えられるヒンバスの方が使いやすい(ただし、あくまでコイキングと比べればの話である)。
- なお、戦闘でコイキングを倒すと、「すばやさ」のきそポイントを獲得することができる。レベル15までは攻撃するわざを覚えないため、ズバットと同等かそれ以上に、「すばやさ」のきそポイント稼ぎの生贄に狩られまくるポケモンである。
初代・FRLG・LPLE
- 有名なのは「おつきみやま」でコイキングを500円で売るオヤジだろう。オヤジのセリフの胡散臭さも相まって詐欺扱が、初めておつきみやまに入る頃に手に入るみずポケモンは最初に選ぶゼニガメくらいしか居ないため、少し手間を掛けてギャラドスに進化させてやれば普通に有用。ギャラドスのみず技の自力習得はLv40超と遅いが、ちょうどよくおつきみやまにみずでっぽうのわざマシンが落ちているので、これを使えば当面は問題ない。
- 問題は、戦闘に出ないと経験値が入らないという初期作の仕様。控えに経験値を分配する「がくしゅうそうち」も存在はしているが、入手タイミングはセキチクシティ近辺とそこそこ後半なので「おつきみやまのコイキング」に使うには遅い。コイキングは実戦で育てるにも辛い能力値ということもあり、育成の手間をかけられるかどうかでこのコイキングに対する意見も分かれてくるだろう。
- 尚、育成の手間を惜しまないタイプのプレイヤーからは「将来有望なコイキングを先行投資して早く手に入れられると考えればさほど損はしてない」「スーパーボールでコイキングを捕まえたと思えば腹も立たない」と言われている。
- 赤・緑のニビシティにはコイキングを買って後悔している少年を見ることができるが、金・銀ではこのコイキングがギャラドスに進化しており、彼の自慢のポケモンとなっているようである。また、少年の近くにいる男は「弱いポケモンでも育てたらいいことがある」と地味にヒントを教えてくれる。
- なお、『赤・緑』にはみずタイプポケモン必須のバグ技がいくつか存在しており、ゼニガメを生贄にしたくなくかつ早期にバグを使いたいプレイヤーからは度々バグの犠牲に……。
- 13ばんどうろにレベル58のコイキングを使用するだいすきクラブのミツヒデがいる。
金銀クリスタル・HGSS
- 43番道路の水面でレベル50のコイキングを入手することができる。レベル26以上49以下のポケモンを先頭にしてむしよけスプレーを使うと狙ってエンカウントすることができ、ふしぎなアメ1個でレベル51ギャラドスが爆誕するため、即戦力として期待できる。乱数調整無しのRTAでも主流チャートとして使われるぐらいなものである。
- 13ばんどうろにいるだいすきクラブのミツヒデのコイキングがレベル65にアップしている。
- 再戦しても手持ち(レベル18のコイキング)の数しか増えずレベルを全く上げないつりびともいる。
ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイ2ト
- 他の作品とは違い、どこの場所でもコイキングが釣れない。一応、エンディング(1回目)後に500円でコイキングを売るオヤジが登場するが、それ以外でコイキングと出会うには「ポケモンドリームワールド」を利用するか、過去作品から連れてくるのみとなった。
- BW2では、イッシュ図鑑完成後に入れる自然保護区でリゾートエリア同様にレベル100のコイキングが釣れる。
XY以降
サン・ムーン
- ポニ島「うみのたみのむら」のポケモンセンターにいるポケモンブリーダーの女の子から「親離れを兼ねてはるばるコイキングを育てにきました!」と聞ける。実際ポニ島では、シンオウのリゾートエリアとイッシュの自然保護区を除けば高レベルのコイキングが釣れる。
ポケモン剣盾
- マックスレイドバトルでは、味方のサポートポケモンとしてコイキングが登場する場合がある。当然弱すぎて大ハズレ……と思いきや、ハイドロポンプを覚えている上、技欄は全て攻撃技で埋まっており、さらにきあいのタスキを装備している。
- そもそも、レイドバトルのサポートトレーナーのポケモンは貧弱そのものであり、数値的な火力とは期待できないし敵の攻撃で即死ということが普通に起こり得る。
- そのような理由からメイン火力を自分一人で確保すると割り切って戦う場合、確実に1回は攻撃を耐えることができ、フルアタ構成故に不思議なバリアを毎ターン確実に削ってくれるという意味でまだ仕事はしてくれる方だと言える。
ポケモンSV
- 続投。本作では釣りが無いが、浜辺にうち上がったりしてる事があるので序盤からでも入手可能。
ミラクル交換
- 実装以来、孵化余りとしての交換の弾としてもポピュラーである。大抵は適当に孵化した、個体値も性格も期待できないハズレだが、偶に親切心から性格一致で高個体値、オシャレボール入りの正規個体を放流するプレイヤーもいる。
- まぁぶっちゃけコイキングは全ポケモン中最も孵化歩数の少ないお手軽孵化ポケモンなので供給過多になりがちで、世代開始から随分と時間が経った頃になるとC抜け5Vや6Vといった理想個体ですら貰っても手に余すプレイヤーは少なくないが。
- もっともそれ以前に、ミントやぎんのおうかんでの育成が普及した第9世代では孵化で個体値厳選するケースがそれ以前の世代より少なくなったため、事情が異なるか。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 20 | 10 | 55 | ※ | 20 | 80 | 185 |
第2世代から | 20 | 10 | 55 | 15 | 20 | 80 | 200 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- 進化前の中でも特に低い種族値である。SV環境で使える技は「はねる」「たいあたり」「じたばた」のたったの3種類(剣盾環境ではこれに「とびはねる」「ハイドロポンプ」が加わる)のみであり、まずネタプレイ以外では使われない。
- 2022年7月に公式インターネット大会「とびはねろ!コイキング」が開催。コイキングを絶対に選出する特殊ルールのダブルバトルの為、急に注目が集まった。
- 最終1位のコイキングはせっかちでDS中心に努力値を振ったこだわりスカーフ個体であった。
- 通常特性 すいすい 雨天時に素早さ2倍。準速で発動すればドラパルトすらも抜ける。ダイストリームで自主的に発動も可能。
- 隠れ特性 びびり 『ゴースト』『むし』『あく』タイプの技か、いかくを受けると発動して素早さ1.5倍。準速だと実数値198と、最速130族をわずかに下回る。
技名 | 解説 | ダイマックスわざ解説 |
---|---|---|
ハイドロポンプ | コイキングミラーでの有効打。味方のじょうききかん、じゃくてんほけん等の発動に使えるが、命中率80%なので安定しない。 | ダイストリームによるセルフすいすい発動にも使える。 |
とびはねる | 味方の攻撃の巻き込みを避ける、追加効果の30%まひでの相手エースの妨害など。 | ダイジェットの味方支援など。 |
じたばた | 威力20~200で変動。命中100%のため、安定してマルチスケイルなどを潰せる。 | ダイアタックでは威力130に。 |
たいあたり | 最低威力とPPはじたばたより高いが、大した優位点にならない。爆発力のあるじたばたの方が使いやすいだろう。 | ダイアタックでは威力90。じたばたより低い。 |
はねる | 技をこれのみにしてとつげきチョッキを持てば、わるあがきでヌケニンへの有効打になる。が、とびはねるで十分だろう。 | 唯一の変化技のため、ダイウォールとして使える。 |
- そんな剣盾末期に一時的に注目されたコイキングだったが、前述の通り『ポケモンSV』では、ハイドロポンプととびはねるを失った。
使用トレーナー
ゲーム版
- タケル:コイキングマスター
- リンカ:スクールガール
- ブランシェ:チームミスティックリーダー
アニメ版
- コイキング売り(無印15話)
- コジロウ
- セイリングジョーイ(無印92話)
- ルカ(無印214話)
- ジミー→釣り人(AG92話)※色違い
- オトネ(DP21話)
- ムサシ(DP91話と新無印26話)
- ゴウ
- カスキング(新無印26話)※色違い
- コイ・キンゲン(新無印26話)
漫画版
- マサキ(ポケスペ)
- ハギ老人(ポケスペ)
- 盲目の少年(ポケスペ)
- ソロ(トライアドベンチャー)
番外作品
『はねろ!コイキング』
- コイキングが主人公のゲームアプリが公式で作られてしまった。詳しくはリンク先にて。
『ポケモンGO』
- 「はねる」と「わるあがき」しか覚えず、とてもではないがポケモンバトルではまともに使用できないほどのぶっちぎりの弱さを誇っている。清々しいまでの原作再現。
- 一刻も早くギャラドスに進化させたいところだが、進化に必要なアメの数は、なんと怒涛の400個。進化させるだけでも相当な苦労を要する。
- 現状、他に進化させるのにここまで途方もない数のアメを必要とするポケモンはホエルコ、チルット、メルタン、オンバット、ヌイコグマ、コソクムシのみ。今日もプレイヤーたちはコイキングを探し回ってはボールを投げ続けているのである。ついでに相棒にしてアメを稼ぐトレーナーもいた。が、コイキングの立ち姿は横になって跳ねているものだったので、まるで引きずっているようにも……
- とは言え、捕獲難易度はかなり低く、また当初は水辺で頻繁に出て来た。この為、水辺さえ近くにあればアメ自体は集まりやすく、捕獲時に取得できるアメの数を2倍に増やせる「パイルのみ」が実装されてしばらくはギャラドスにするのもそこまで難しくはなかった。
- 第3世代が実装されてからは、一時期水辺でもあまり出てこなくなった。しかし、2018年3月末にフィールドリサーチが実装され、スペシャルリサーチ「ミュウをさがせ!」では、タスクの1つにコイキング1匹をギャラドスに進化させるというものがあった。開発側も、いくら何でもこのままではクリアは難しすぎるだろうと判断したのか、リサーチの実装直後に行われたカントーイベントを境に出現率に上方補正が掛けられ、以前と比べて遭遇しやすくなった。それでも最盛期(サービス開始当初)と比べればだいぶ出現率が下がってしまったことは変わりないため、効率的に集めたいのであれば、巣に行くか、後述のレイド若しくはフィールドリサーチで捕まえて相棒にするなどしてアメを集めるといいだろう。
- 2020年8月にはなんとコミュニティ・デイの対象に選ばれるという快挙も達成(ギャラドスへ進化した後に習得できる特別な技はアクアテール)。
- 上記の通り、昨今は出現率が下降気味でまとまった数を入手しにくくなっているため、これを機会に一気にアメを集めたという人も多かっただろう。また、当日は捕獲時に獲得できるほしのすなの量が3倍になるというボーナスもあった。「ほしのかけら」と併せれば、通常の4.5倍という莫大な数のすなを一気に荒稼ぎできるので、すな集めを目的に参加してみるのも悪くないだろう。
- もちろん、イベント開催中は色違いの出現率も引き上げられていたので、色違いが未所持だった人への救済にもなった。さらに、コイキングは進化に必要なアメの数が多いためか、有料のリサーチおよびイベント限定のタスクではまとまった数の「コイキングのアメ」をリワードでもらえるものも登場した。色々な意味で美味しいイベントであったと言えるだろう。好評だったためか、こうした仕様の一部は後のヌイコグマのコミュニティ・デイにも引き継がれた。
- GOロケット団のしたっぱが各地のポケストップに出没するようになった際にはコイキングを3匹連れたしたっぱも登場する、という優遇っぷり。3体目がギャラドスに進化していることもあるため、弱いからと対策を怠ると返り討ちに遭うことも。彼を倒すとシャドウコイキングを捕獲できる。リトレーンすると原作では覚えない「おんがえし」が使えるようになるが実用性はお察しください。
- しかし、進化に必要なアメが360個に減る他、強化のコストが安くなるためまだギャラドスを所持していないトレーナーはこちらを入手するのも手。もちろんシャドウ状態のままギャラドスに進化させるのもありだが、強化のコストが高くなってしまう点と特定のイベント期間以外は「やつあたり」を忘れさせることができない点に注意。
- レイドボス
- そして、2017年6月のレイドバトル実装に伴い、何とレイドボスに抜擢されるというとんでもない快挙を成し遂げた。バンギラスやカイリューなどが中にいるのにコイキングに占拠されるポケモンGOのジムって一体……
- ……とは言っても、ボスとは名ばかりで、別に特別な技を覚えているわけでもなく、扱いとしては完全に外れ枠である。もらえる報酬の量や質も最低クラスで、全プレイヤー垂涎の的であるわざマシンはもちろん、ふしぎなアメやきんのズリのみの入手効率も非常に悪い。
- バトルにおいても、当然ゲージ技の「わるあがき」でしか攻撃できず、CP値も強化されているとはいえ高々1100ちょい。よほど低いCP値の低い個体ででも勝負を挑まない限り完勝できてしまう。ボスとしての実力はぶっちぎりの最下位である。せめてギャラドスだったら……
- だが、実は倒した後に捕まえられるコイキングは個体値が高い(別段コイキングに限った話ではなく全てのレイドボスに言えることであるが)。高い能力のギャラドスの元を手に入れるようなものだと考えれば、そこまでハズレとも言えない……のかもしれない。
- さらに、ごく稀にではあるが色違いも出現することも。運が良ければ高個体値の金のコイキングを手に入れることも夢ではない。また、1人でもクリアしやすいため、ジムバッジや勲章メダル「チャンピオン」のグレードアップには結構役に立ったりする。運よくスポンサージムに陣取っていたら儲けもんである。
- 2017年11月5日を以て、一旦レイドボスの座をお役御免となったものの、そのおよそ3週間後の11月22日から再びレイドボスに抜擢された。
- しかし2018年10月16日を以て、★の新レイドボスがシンオウ地方のポケモンに総入れ替えとなった事に伴い再度お役御免となった。
- レイドボスは割と入れ替わりが激しいのだが、コイキングは上記の休止期間を除けばずっとボスの座に居座り続けている。理由としては、進化に膨大なアメが必要になることや、色違いを手に入れたいプレイヤーに対する配慮なのだと考えられるが、それを差し引いても妙なところで愛されているポケモンである。
『ポケモンクエスト』
- カクコロウォーターカウダ、カクコロスープ、ブルーカクコロジュースのすごくいい以上で仲間になることがあるが、今までと比べ入手しづらくなっている。ただし弱さはそのままなのでさっさとレベルアップ特訓でギャラドスに進化させてやろう。
- 味方としては妙にレア度が高い以外に語ることはないが問題は敵としての性能。なんとメインストーリークリア後のきぐうの島でボスとして登場することがある。
『Newポケモンスナップ』
- 64版から引き続き登場。様々なポケモンの本編とは違う姿を観察できる今作でもやることはやはり跳ねるだけ。前述の通り水中ではプルリル、地上ではピジョットに捕獲されたりと散々な扱いだがその生命力は凄まじく、池や海から砂漠のオアシス、洞窟内の滝や遺跡の井戸などシリーズ本編の図鑑説明の通り水のあるところには大体どこにでも生息している。
- 夜になるとなんと水中ではなく岩の上で横になって寝る。もはや本当に魚類なのかさえ怪しくなってしまった。とはいえ、コイキングが狙われるおかげで周りのポケモンは外敵から生き延びられるとも言われており、実際コイキングが生息している周りにはケムッソなどのむしポケモンやヤトウモリやサンド、ウパーなど外敵から狙われる小ポケモンが多く生息している。
『ポケモンスタジアム2』
- ミニゲーム「コイキングのはねるでポン」の主役。
- はねる事で画面上部のカウンターを押し、制限時間内に最も押せた回数の多いプレイヤーの勝利となる。
- なお、ただはねるだけではカウンターまで届かないため、単なる連打勝負ではない。地面に着地した瞬間に近いタイミングで再度はねるほど勢いが強くなるので、タイミングを合わせるのが大事になる。
『ポケモンマスターズ』
- 2023年ゴールデンウィークイベントで、タマゴを入手し孵化させる事が可能。主人公のバディにする事ができる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
シリーズ初期の頃からあちこちで見かけるネタ寄りのモブキャラのような扱いを受けており、実は第1話からギャラドス共々登場している。
また、ロケット団(ムコニャ)はコイキング型の潜水艦「メカコイキング」を使用する事も多く、過去に玩具化されて実際に発売された事もある。
〈レギュラーの手持ち〉
- コジロウのコイキング
- 無印15話にて、コイキング売りの男の「黄金の卵を生む」というホラ吹きを信じたコジロウが3万円で購入している。戦力にもならなければ食糧にすらならないコイキングに腹を立てたコジロウに蹴飛ばされるが、その時の怒りでギャラドスに進化して襲いかかった。
- ゴウのコイキング達
- 新無印24話のシンオウ地方リゾートエリアにて2体をゲット。
- 1体目はサトシが釣り上げたのを譲ってもらった通常個体で、2体目は池のヌシと噂されていた大型個体。
- 大型個体の方ははねるだけで地響きを起こす怪力と図体の持ち主で、ナゾノクサのねむりごなで眠らせる事でゲットできた。ゲット後はその巨体を活かして敵の注意を引きつける囮役になったり、後述の26話で開催された大会にて宇宙空間に飛び出してしまうほどはね上がるなど、ネタ方面はもちろんのこと真面目なシーンでも活躍を見せている(ちなみに宇宙空間からは後半エピソード「かぶれ!ヤドキング」終盤にて帰還)。大気圏とか無酸素の状況で大丈夫だったのかというツッコミは野暮である。コイキングだもの。
〈ゲストなど〉
- 無印79話
- トーナメントの組み合わせ抽選で、番号が付いたコイキングを釣り上げるというのがある。
- 無印92話
- 3mを超える大型個体が登場し、セイリングジョーイと仲良し。ロケット団襲撃時に進化する。
- 無印109話
- タンカン島の川を遡上するコイキングの大群が登場。ポケモンウォッチャーのミドリカワは長年コイキング達を観察し、コイキングの群れはタンカン島で生まれ育って海に行き、やがて島に戻ってくるという性質がある事を突き止めた。湖でロケット団に奪われそうになるがギャラドスに進化して乗り切った。
- 無印214話
- オギシティ近辺の海を調査している女性・ルカのポケモンで登場。
- サイドストーリー第14話『マサラタウン ポケモントレーナーの旅立ち』
- オーキド研究所のヒトカゲが川の中のコイキングに触ろうとしていた。
- AG79話
- コイキング売りがヒンバスと偽って売っている。
- AG92話
- ポケモンバトルの審判を目指して勉強中だったジミーがかつて色違いコイキングを釣り上げ、釣り人に譲る形で交換している。
- オトネのコイキング
- DP21話でビーボタン同盟のオトネが進化させずに限りなく強く育てた個体が登場し、なんとあのサトシのピカチュウとのバトルで引き分けに持ち込んだ。
- DP91話(サマースクール編)
- ムサリンダことムサシがトライアスロン湖の競技で使用。
- XY22話
- 黄金に輝くといわれる色違いのコイキングを釣り上げるのが夢だというルダンが登場する。…AGのジミーはよほど運が良かったのだろう…
- SM5話
- サトシに釣り上げられたが、尻尾でビンタして逃げた。
- コイちゃん
- SM113話でコイちゃんというドラマ俳優のコイキングが登場。ハプニングによりギャラドスに進化してしまうが、悪役スターとして再出発を果たした。
- 新無印26話前半エピソード『はねろ!コイキング』
- めざポケ1話
- ムックルに気を取られて川に落ちたサトシのケツに3匹噛みつき、ピカチュウに撃退された。
- めざポケ4話
- 万年雪を頂くとある森に世にも珍しいコイキングの滝登りがあるが最後の最後に登場する。だが、6話でピカチュウとニャースがたきのぼりしており、そっちの方が世にも珍しい気がしなくもない。
その他
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 3話:ランドウが釣り上げていた。
映像作品とか
I LOVE コイキング
とうとう歌まで作られた、何なんだこのプッシュぶりは。
名探偵ピカチュウ
- 違法ポケモンバトル場のポケモンで登場。元々弱いポケモンなのでドーピング剤を浴びても全く変わっていなかったが……
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 2章ではマサキの手持ちで登場し、得意の「はねる」でスオウ島の底なし沼に落ちかけたマサキを救うという大活躍を見せた。4章ではハギ老人と盲目の少年の手持ちでも登場した。
『DP物語』
- リッシ湖で被害を受け怒れるコイキング達が主人公ハレタと協力し、ギンガ団幹部・サターンを倒した。
- プラチナ編では、アカギが行方不明と聞いたハレタは「手持ちにギャラドスいるし釣りに行ってるかもしれない」と発言し、イメージ図がコイキングを大漁に釣ってるアカギになっていた。
『トライアドベンチャー』
- 14話でソロのポケモンで登場。ソロ自身が砂漠の暑さでやられていた為に誤って出したポケモンで、案の定砂漠の暑さでしおれていた。
余談
関連タグ
0128.ケンタロス/パルデアケンタロス(コンバット種/ブレイズ種/ウォーター種)→0129.コイキング→0130.ギャラドス/メガギャラドス
同みず単タイプ
- ゼニガメ / カメール / カメックス(メガカメックス / キョダイマックスカメックス) コダック / ゴルダック ニョロモ / ニョロゾ / ニョロトノ パウワウ シェルダー クラブ/キングラー(キョダイマックスキングラー) タッツー/シードラ トサキント / アズマオウ ヒトデマン シャワーズ
- ワニノコ / アリゲイツ / オーダイル テッポウオ / オクタン スイクン
- ミズゴロウ ホエルコ / ホエルオー ヘイガニ ヒンバス / ミロカロス ポワルン(あまみずのすがた) パールル / ハンテール / サクラビス ラブカス カイオーガ / ゲンシカイオーガ
- ポッチャマ/ポッタイシ ブイゼル/フローゼル カラナクシ(にしのうみ/ひがしのうみ) ケイコウオ/ネオラント フィオネ マナフィ アルセウス(しずくプレート)
- ミジュマル / フタチマル / ダイケンキ ヒヤップ / ヒヤッキー オタマロ バスラオ(あかすじのすがた / あおすじのすがた / しろすじのすがた) ママンボウ
- ケロマツ / ゲコガシラ ウデッポウ / ブロスター
- アシマリ / オシャマリ ヨワシ(たんどくのすがた / むれたすがた) ナマコブシ シルヴァディ(ウォーターメモリ)
- メッソン / ジメレオン / インテレオン(キョダイマックスインテレオン) カムカメ サシカマス / カマスジョー
- クワッス/ウェルカモ ウミディグダ / ウミトリオ ナミイルカ / イルカマン(ナイーブフォルム / マイティフォルム) ヘイラッシャ