2015年9月10日に発表された、iOSとAndroid向けの『ポケットモンスター』のアプリゲーム。「ポケGO」と略されることもある。
任天堂、ポケモン、そして同じくiOS/Android向けアプリであるIngressを制作したNianticとの共同プロジェクト。2016年7月6日にアメリカ・オーストラリア・ニュージーランドで先行配信され、日本では7月22日に配信された。
スマートフォンによる位置情報機能を利用しており、それによってポケモンの出現した現実世界の場所へ移動する。カメラでポケモンの存在を確認して捕まえ、他のユーザーと出会いポケモンを交換したりバトルしたりもできる。
地図上の公共施設や美術品などを拠点とし、「ポケストップ」と呼ばれるアイテムが入手できる場所が配置されている。タブレットでのゲームも可能だが、万歩計でのアイテム取得とタマゴ付加による累計距離稼ぎ以外は電波の届く範囲内のみでのプレイになる為に小型ルーターの常時携帯は必須。容量も余裕を持たせられる機種がベストである。
「外で遊ぶことを前提とする」という、極めてイノベーティブなシステムを用いている。
ただ、今のポケモンGOは新規ユーザーにおすすめする事は出来ません。!
何故ならナイアンは、不具合とバグを一切直しません。!
ナイアンは、ユーザーの意見を聞きませんし…無視します。!
メッセージを送っても…ナイアンから返信が来ても…全く話が噛み合っていません。!
ナイアンは、ユーザーの質問に全く答えてくれません。!
ナイアンは、田舎の町に住んでいる人達…身体が不具合な人達の事を何とも思っていないからです。!
値上げラッシュが続いていますし…イベントに参加しようとしても…課金をしないと全く参加出来ません。!
ナイアンは…ポケモンっていうコンテンツを金儲けの道具だと思っているようです。!
正直言うと…ナイアン以外の会社にポケモンGOをやってほしいと思うくらいの…酷いゲームです。!
このまま、ナイアンに任せていたら…ポケモンGOはサービス終了します。!
任天堂…ポケモン株式会社は、ナイアンに文句を言ってもいいと思います。!
なので、新規ユーザーにポケモンGOをおすすめする事は出来ませんし…やらないほうがいいです。!
ストレスが貯まるし…金の無駄ですから…。ナイアンという悪徳会社に金なんか払いたくありません。!
システム
ポケモンを捕まえる際には、ポケモン勝負を行う必要はなく、赤白のモンスターボールや餌となるきのみを投げることで捕獲を行う(きのみは投げる動作の必要がなく、タップするだけで与えられる)。本家に例えるとサファリゾーンのようなシステムだが、石は実装されていない。また、餌にあたるきのみは捕獲のサポートになっている。
ボールを構えると、ポケモンの前に中央へ小さくなる輪が出る。この小さくなる輪はポケモンの捕まえやすさを示しており、黄色に近いほど捕まえやすく赤に近いほど捕まえにくい。例外はあるが基本的にCP(後述)の低いポケモンや進化前のポケモンはだいたい黄色に近く、進化後のポケモンやCPの高いポケモン、珍しいポケモンはだいたい赤に近い。伝説のポケモンや幻のポケモンになると原作と同様に非常に捕まえにくいため、真っ赤になっていることがほとんど。ポケモンが暴れる(基本的に原作XY以降の物理攻撃モーションを行う)と、この輪は一時的に非表示になり、この間にボールを当てると弾かれてしまう。
本編と異なり相手ポケモンのレベルが上がれば上がるほどゲットしにくい。ポッポだろうがコラッタだろうがレベルが高いと侮れないのだ。
色の付いた輪の内側に上手くボールを当てると、ナイススロー<グレートスロー<エクセレントスローの順で捕獲が成功しやすくなる。ボールを投げる際にはカーブをかけることも可能で、カーブボールでポケモンにボールを当てても捕獲は成功しやすくなる。
「相手が攻撃した直後は無防備なので、それを狙ってボールを投げて当てる」という技法が存在し、伝説のポケモンなどに有効。
↑間違ってもこうやって捕獲しているわけではない…ハズ
捕獲用のボールは、上位性能のスーパーボール・ハイパーボール、特定場面でのみ使用可能なプレミアボール、あるイベントでのみ使用可能となったウルトラボールの5種類が登場している。オシャボ等、これ以外のボールは未実装。
基本無料だが、ゲームを進むに連れて「ポケコイン」と呼ばれる課金機能が登場し、ボールや各種アイテムを入手できるなど、ゲームを有利に進めることができるようになる。ポケコインは、毎日ジムにポケモンを配置することで一日最大50コイン稼ぐことができるほか、ショップで購入することが可能。
ただし、スマホ向けアプリにありがちな「課金しなければプレイに支障を来す」といった過度に射幸心を煽るシステムはないため、個体値にこだわったり、伝説ポケモンを最大レベルまで育てたりしようと考えるのであれば話は別だが、そうでない場合は、非課金でも十分にゲームを楽しむことができる(非課金でも楽しめるようにというのは岩田氏の意向によるもの)。
ただ、最近はメガシンカポケモンの実装や、実装済みポケモンの増加に伴いポケモンボックスの拡張がほぼ必須となっている等、無課金でも満足に楽しめるとは言い切れなくなってきている。一応上記のように無課金でもポケコインを入手することは可能なので、毎日コツコツ地道に貯め続ければある程度のフォローは利くが……。
ポケモン
2023年1月現在、第1~5世代のポケモンはほとんど実装されており、第6世代以降のポケモンも一部実装済み。近年ではイベントに合わせて特定のポケモンを実装する傾向にあるので要チェック。
出現するポケモンは3か月おきに切り替わるシーズン、水辺や市街地等の場所の属性、7種類の天候、そして開催中のイベント等複数の要因によって変わる。また、野生出現のほかにも、フィールドリサーチタスク、タマゴ、GOロケット団バトルの勝利報酬、GOバトルリーグの勝利報酬、レイドバトルなど様々な入手経路が存在する。特に、「伝説のポケモン」と呼ばれるポケモンはごく一部を除き野生では一切出現しないため、後述するレイドバトルをこなす必要がある。
ただし、実装済みのポケモンの種類が増加するに伴って全てのポケモンをいつでも手に入れられる状況の維持は実質不可能となっているため、それでもすぐに入手したいポケモンがいる場合は、交換によって所持済みのトレーナーから譲ってもらう必要がある。
世界レベルでの地域限定ポケモンも存在する。
地域限定ポケモン一覧
ポケモン名 | 出現地域 | 備考 | |
---|---|---|---|
カモネギ | 日本・台湾・韓国などの東アジア | 世界で出現イベントあり | |
ガルーラ | オーストラリア周辺 | 日本で出現イベントあり | |
バリヤード | 欧州 | 日本で出現イベントあり | |
ケンタロス | アメリカ合衆国の大半・カナダの一部(北緯30~50度のアメリカ大陸地域周辺) | 日本で出現イベントあり | |
ヘラクロス | 中南米(北緯30度以南のアメリカ大陸・カリブ海地域周辺) | 日本で出現イベントあり | |
サニーゴ | 北緯31度以下・南緯25度以上の地域 | 日本でも場所によっては出現。種子島以南南西諸島および沖縄県と東京都の小笠原諸島が該当 | 。 |
バルビート | 東半球 | ||
イルミーゼ | 西半球 | 日本で出現イベントあり | |
コータス | 東南アジア・南アジア・中央アジア | ||
ザングース | 東半球⇔西半球 | 一定周期でハブネークと出現地域をシャッフル | |
ハブネーク | 東半球⇔西半球 | 一定周期でザングースと出現地域をシャッフル | |
ルナトーン | 東半球⇔西半球 | 一定周期でソルロックと出現地域をシャッフル | |
ソルロック | 東半球⇔西半球 | 一定周期でルナトーンと出現地域をシャッフル | |
トロピウス | アフリカ | 日本で出現イベントあり | |
ジーランス | ニュージーランド・バヌアツ・フィジー・ニューカレドニア周辺 | ||
カラナクシ | ひがしのうみ:東半球、にしのうみ:西半球 | 日本で出現イベントあり | |
パチリス | カナダ・ロシア連邦など | ||
マネネ | 欧州 | ||
ペラップ | オーストラリア・ブラジル等の南半球 | 日本で出現イベントあり | |
マスキッパ | アメリカ合衆国東南部 | ||
ユクシー | アジア・太平洋地域 | ||
エムリット | ヨーロッパ・中東・アフリカ・インド | ||
アグノム | 南北アメリカ・グリーンランド | ||
ナゲキ | 西半球 | 日本で出現イベントあり | |
ダゲキ | 東半球 | ||
バスラオ | あかすじ:東半球、あおすじ:西半球 | ||
マラカッチ | アメリカ南部・中南米 | ||
シンボラー | エジプト・ギリシャ | ||
バッフロン | アメリカ・ニューヨーク周辺 | ||
クイタラン | 北半球⇔南半球 | 一定周期でアイアントと出現地域をシャッフル | |
アイアント | 北半球⇔南半球 | 一定周期でクイタランと出現地域をシャッフル | |
クレッフィ | フランス | ||
オドリドリ | まいまい:日本を含むアジア太平洋地域、ぱちぱち:南北アメリカ、ふらふら:アフリカ・アジア・太平洋・カリブ海、めらめら:ヨーロッパ・中東・アフリカ | ||
キュワワー | ハワイ | ||
カミツルギ | 北半球 | 期間限定のレイド限定 | |
テッカグヤ | 南半球 | 期間限定のレイド限定 |
このため、全てのポケモンを捕まえるのは努力のみならず、海外に滞在してポケモンを探索できるだけの時間とかなりの経済力、要するに「リアル課金」の能力を要する。
ただ国内で入手できるイベントがないわけではなく、そこまで待つ忍耐力があれば手に入れることは可能。またリモートレイドや交換機能を利用することでも手に入る可能性がある。元々はプラスルとマイナンも登場当初はそれぞれ地域限定のポケモンだったが、2018年2月からはどこの地域でも両方出現するようになった。
性別は当初存在せず、♂♀で姿に違いがある場合♂の姿しか存在しなかったが、2017年2月より実装された。
なお、♂♀の比率は本編に準拠する模様。原作で性別の存在しなかった一部のポケモンは、今作でも性別は存在していない。
色違いは2017年3月より部分的に実装され、少しずつその数を増やしている。また、原作と違って色違いのポケモンは基本的に逃げない(レイドボスの場合、ボールを当てれば必ず捕まえられる)ので、焦らずじっくりボールを投げよう。
また、メガシンカは実装されているが時間制限が設けられ、Zワザやダイマックス/キョダイマックスは現段階では実装されていない。
リージョンフォームは2018年5月に実装。アローラのすがたは全種実装済み。ガラルのすがたとヒスイのすがたは2023年現在一部が実装されている。
タイプ
サービス開始時から、ポケモンのタイプについては「はがね」「あく」「フェアリー」など、第6世代以降の仕様になっている。
このため「フェアリータイプ?何だそれ?俺の知ってるピッピはノーマルタイプだったはずだが?」という混乱を覚えたトレーナーもいたようだ。
タイプごとの相性は現行世代とほぼ同じだが、ダメージ倍率はポケダンの探検隊シリーズに近い(2018年12月以降)。
- 効果が「ばつぐん」の場合、ダメージ1.6倍(二重弱点の場合2.56倍)。「いまひとつ」の場合は0.625倍。
- じめんタイプに対するでんき技など、本来は効かないはずの技でもダメージになる。その場合ダメージ0.39倍(2つのタイプのどちらにも「こうかはいまひとつ」だった場合も0.39倍)。
- 使う技とポケモンのタイプが一致しているとダメージ1.25倍。
本家と同様に技の威力は数字で明確に表示されており、アップデートにて微調整が行われている。
ポケモンのステータス
ポケモンの個体ごとにCPと呼ばれる数値が表示されており、捕獲画面やステータス画面などでも真っ先に目に止まる。これは「Combat Point=戦闘力」の略。厳密には違うが超ざっくり説明すると「各能力の数値をある計算式で全部ひっくるめたもの」といったところ。ポケモンのあめやほしのすなを消費することで後天的に強化が可能だが、その個体およびポケモンの種族によって強化できる上限の数値は決まっている。雑に言えば数字が大きいほど強いということになるが、おおまかな参考にはなるものの実際にどれほど強いかはよりよく調べないと分からない。
本編同様に種族値・個体値の概念が存在する。種族値は本編のそれをベースに決められているようだが、ゲーム内で数値として表示されることはない。アップデートでバランス調整が施されることがある。
個体値は後述するチームリーダーがゲーム内でグラフにして判定してくれるので確認しやすい。タマゴから孵化したポケモンやレイドボス、フィールドリサーチの報酬として出てくるポケモンは個体値が高めに設定されている。なお、本編と異なり、個体値は0~15と半分に縮小している。
個体値のみならず身長や体重も個体ごとに異なるが、これは強さではなくメダル収集に影響する。身長や体重に関わるメダルはコラッタやコイキングといった一部のポケモンに実装されているほか、特に巨大なXXLサイズと特に小さいXXSサイズの捕獲数をカウントするものもある(2023年1月実装)。強さには影響しないフレーバー要素だが、XLのホエルオーを狙うといった独自の楽しみ方をする人も。
ステータスは「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」の3種類しかなく、本編にあった「とくこう」は「こうげき」に、「とくぼう」は「ぼうぎょ」に吸収され、「すばやさ」は存在しない。このため本編では高速低耐久だったポケモンはCPが低く、本編でHPとこうげきまたはとくこうが高いポケモンはCPが高くなる傾向にある。
これにより、本編内とは強い・弱いの基準が大きく異なる場合がある。シャワーズやゴローニャが重宝され、スターミーやダグトリオが見向きもされないゲームと言えば本編(特に初代対戦環境)との乖離ぶりが分かるだろうか。
技
各ポケモンが原作で覚えられる技に準拠され、基本的にその中の数種類のみ与えられる。過去に1回でも覚えていれば候補に挙がり(例:原作でめざめるパワーがない第8世代当時に実装されたカプ・レヒレがめざめるパワーを覚えている)、逆に実装した後に原作で新規習得した技があれば同様(例:第8世代でサイコファングを習得したレントラーが後にコミュニティ・デイで覚える)。
1匹が覚えられる技は基本的に2つしかなく、変化技(の概念)が存在しない。
大きく分けて、恒常的に使える「通常技」と力を溜めないと使うことができない「ゲージ技」の2つに分かれる。このため「通常技を使い続けて力を溜めてゲージ技ぶつけて大ダメージを与える」という戦い方を全ポケモンが行うことになる。現在はポケモンのアメとほしのすなを消費することでゲージ技をもう一つ覚えさせることもできるようになった。
又、第8世代から技廃止が起こるようになったが、ポケモンGOではその影響を受けないため問題なく使用できる。但し、季節ごとに環境調整のための技の強化・弱体化が度々施されている。
進化
本作では基本的にポケモンのアメを一定個数消費することで進化できるのだが、中にはコイキングのように莫大な数のアメを要求される場合も。一応、通信交換を行うことでアメなしで進化できるようになる種族も存在する他、後述のシャドウポケモンをリトレーンすると進化に必要なアメが1割引きになる。
種族によってはアメに加えて特定の進化アイテムが必要な場合もあるが、いずれも入手は困難。
ポリゴンのように原作において後の世代で進化形が追加されたポケモンは基本的に進化形が同時実装されることはなく、実装されるまで進化できない。また、カラカラのように進化形のみにリージョンフォームが追加されたポケモンは基本的に原種の方に進化する。
タマゴ
読んで字の如くポケモンのタマゴ。ポケストップを訪れたりギフトを受け取ったりすることで手に入ることがある。
グラフィックはヨッシーの卵に似ており、すべてのポケモンで共通している。そのため、実際に生まれるまでどのポケモンが手に入るかは絶対に分からないようになっている。ある意味無料で何回でも行えるガチャのような要素だと言える。
一度に所持できるのは9個まで。「ふかそうち」というアイテム(詳細は後述)にセットし、プレイヤーが歩いた距離によって孵化させることができる。また、2020年12月から、上記の9個とは別枠で特定のタマゴ専用のボーナススペースが3個分追加された。
孵化に必要な距離によって、2km(緑色)、5km(黄色)、7km(黄色にピンクの斑点)、10km(紫色)、12km(赤色)の5種類に分けられる。
このうち2km、5km、10kmはポケストップを訪れたときに手に入る。距離が多いタマゴほどレアなポケモンが孵るように設定されている。7kmはギフトからのみ、12kmはGOロケット団のリーダー(後述)を倒すことでのみ手に入る。
タマゴからはポリゴン、ラッキー、ヨーギラスといった野生の個体数が極端に少ないポケモン、また野生で出現しないピチュー、トゲピーなどのベイビィポケモンを入手できる可能性がある上、前述の通りタマゴから孵ったポケモンは個体値が高いため、育成やバトルで有利になるというメリットもある。
ただし、タマゴから孵るポケモンは時期により異なる。どのポケモンが孵る可能性があるかはゲーム内で確認できるので見ておくとよい。
なお、本編ではタマゴの実装は第2世代からだったが、このゲームでは第1世代しか登場していない初期の状態でもタマゴが実装されていた。
その為、本編ではタマゴから生まれないポケモン(例えばピカチュウ)もタマゴから孵るようになっていたが、これらのポケモンは進化前が実装された段階で本編同様生まれないようになっている。
ポケモンの巣
特定のポケモンが大量発生している場所のこと。最初はファンの間で呼ばれていたが後に公式でもこの呼び名で扱われるようになった。
主に公園、寺社、空港などの敷地内において、1種のポケモン出現率が非常に高く設定されている。敷地内のポケモン出現箇所が多ければ多いほど効率よく特定のポケモンに出会えるようになっている。
進化形などは野生の個体の出現率が低く、1段階目のポケモンにアメを与えて進化させた方が(手間はかかるが)確実に入手ができるため、図鑑の完成を目指すならばある程度気にかけておく必要はあるだろう。
ただし、おおむね2週間ごとに出現するポケモンの配置換えが行われている。また、ゲーム内でどのポケモンが出現しやすくなっているかは教えてくれないので、有志によるまとめサイト等で確認する必要があるのがネック。
また、厳密にはポケモンの巣とは異なるが、東京のお台場や大阪の天保山、福井の東尋坊、福岡の百道浜などでは、珍しいポケモンが出現しやすい傾向にあり、ファンからは''「聖地」''と呼ばれ、多くのプレイヤーが足を運んできた。
ただ、これらの地域ではポケモンGOプレイヤーの増加に伴い、迷惑行為・違法行為が見受けられるようになった(後述)。
実績
ポケストップを回す、ポケモンを捕まえる、といった基本のシステムをこなし、それらが徐々に積み重なっていくと実績としてメダルがもらえるようになる。メダルはブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4段階あり、メダルの名称は多くがこれまで原作に登場していた一般ポケモントレーナーの肩書きになっている(ただし、使われている肩書きはメルヘンしょうじょやかいパンやろうなど男女混合)。
一部は主人公の着せ替えの解禁にもなっている。ただし、これらの着せ替えは無料でもらえるワケではなく、着せ替えるには別途ポケコインが必要(なぜか買える権利しか解禁されない)。また.タイプ別に18種あるメダルは各タイプのポケモンを捕まえやすくなる補正がかかるリワードが付くため、これらはなるべく優先しておきたい。
天候システム
実世界での天気を参照し、天気ごとに特定のタイプが強化される(これを「天候ブースト」と呼ぶ)。
具体的には、
- ブーストされたタイプのポケモンの出現率アップ
- ブーストされたタイプのポケモンの出現時のレベル・個体値が上昇(タマゴ孵化には適用されない。レイドボスにはレベル上昇のみ適用)
- ブーストされたタイプの技威力が1.2倍
といったもの。
ブーストされたポケモンは出現時にオーラのようなものが足元に渦巻いているので比較的分かりやすい。
もちろんいいことばかりではなく、「ポケモンのレベルが上がる=捕まりにくくなる(本編とは異なる仕様)」ということなので要注意。また、レイドボスの場合は天候によっては技の威力が強化されるため、通常よりも討伐が困難になる。
また、地域や季節によって起こりやすい天気、起こりにくい天気があるのが最大のネック。特に下記の霧状態は殆ど起きていない。
天候とブーストされるタイプ
シャドウポケモン
GOロケット団(後述)の手により何らかの特殊な訓練を受けて通常の個体を遥かに凌駕する戦闘力を手にした個体。
ほしのすなと対応するポケモンのアメを使用して“リトレーン”することでライトポケモンに変化させることできる。
フィールドリサーチ
リンク先を参照。
ポケストップ
街の中のオブジェや施設などの前に設置されているアイテムの補充施設。詳細はリンク先を参照。
間違ってもポケ"スポット"ではない。それだと別のゲームになってしまう。
ジム
本家でいうポケモンジムに相当する場所だが、最大の相違点は、自分がジムトレーナーになれるという点。自分の手持ちのポケモンを設置し、訪れたトレーナーとバトルを楽しむことができる。
その性質上、バトルはもちろんだが、自分が捕獲し、育成したポケモンを他のプレイヤーに対して披露する場という側面も持っている。せっかくなので自分のトッテオキのポケモンを置いてみるのも悪くない。特に、バリヤード、ケンタロス、ガルーラ、ヘラクロス、サニーゴ等の地域限定ポケモンや色違いのポケモンを持っている方がいたのなら、ジムに設置してこっそり自慢してみるのもいいかもしれない。
なお、どれだけ自宅から離れた場所にあるジムへポケモンを設置しても、設置したポケモンはひんしになるときちんとトレーナーの元に戻ってくるのでご安心を。また、ジムをタップして、自分がまだ捕まえていないポケモンを表示した場合、「見つけたかず」として図鑑に登録される。
ジムにポケモンを設置すると、アイテムの購入などに必要なポケコインを入手することができる。10分につき1枚で、1日最大50枚となる。日付を跨いだ分の時間は繰り越すことができる。
ポケストップの機能も有している(ただしルアーモジュール等をセットすることはできない)。ジムの右下をタップするとポケストップ同様フォトディスクがあり、これを回すことでアイテムが手に入る。ただしフィールドリサーチのタスクは供給されないので注意!
ジムで何らかの行動を起こすことでバッジが手に入り、「無色→銅→銀→金」の4段階のグレードがある。
ジム配置とバトル
1つのジムに配置できるポケモンは6匹までで、同じポケモンを置くことはできない。
自分が所属するチーム(後述)と同一で、置かれているポケモンが5匹以下の時にのみ、ジムに自分のポケモンを配置することができる。異なる場合、ジムに配置されているポケモンと戦うことができる(強制ではない)。
配置されたポケモンにはハートのようなアイコンが表示される。これは「やる気システム」といい、このハートのゲージが小さくなればなるほどCPが低くなり、0になるとジムから追い出されてしまう。1回の戦闘で負けるとこのハートのゲージが1/3減少するので、最小で3回負けると追い出される。
こちらが攻撃する場合、配置が早かった順に戦うことになる。バトルは「技」の項目にある通りの行動をとって戦う他、スワイプして相手の攻撃を回避することができるが、タイミングはシビア。場の天候が反映されるので、天候ブーストも上手に活用して戦うとよい。
こちらが防御する場合、自分で戦うことはできず、きのみを与えてやるきゲージを回復することしかできない。ただし与えられる数には上限があるため、やみくもに回復させても無駄になってしまう。アイテム「きんのズリのみ」であれば1回で満タンまで回復できるが、入手は困難なのでよく考えて使う必要がある。なお、該当ジムが自分と同じチームで自分がそのジムに届く範囲にいるのであれば、どのポケモンに対してもきのみを与えられる。
レイドバトル
リンク先を参照。
フレンド機能と交換
2018年6月22日に遂に実装された機能。他のプレイヤーとコードを交換することにより、「フレンド」になることができる。
フレンドになるとできること
- ギフトの送受信
ポケストップを回すことで手に入るギフトをフレンドのプレイヤーに送ったり、また送られたギフトを受け取ったりすることができる。
ギフトの中身はポケストップで手に入るアイテムの他、ほしのすな、スタンプ、孵化必要キロ数7kmのタマゴなど。
ただしギフトは回したポケストップがそのまま相手に表示されるため、毎日同じ場所のギフトを相手に送るとその人の活動範囲がバレかねない点には注意。毎日違うストップのギフトを送るようにするか、具体的な場所を推定されやすい名称のポケストップは国内ではなく海外のフレンドに送るようにするなど対策する必要がある。
- ポケモン交換
下記「仲良し度」を「友達」にすることで、そのフレンドとポケモンを交換することができる。
といっても、いつでもどこでも手軽にというわけにはいかず、次の条件がつく。
- TLは10以上、年齢は13歳以上である必要がある。
- 交換する2人が半径100m以内にいる必要がある。
- 手数料としてほしのすなが支払われる。片方がまだ持っていないポケモンを交換する(「特別な交換」という)場合法外な量のほしのすな(最大で100万!)が支払われる。ただし仲良し度を上げれば軽減される。
- 上記「特別な交換」は1日1回まで可能。
- 個体値はランダムで再抽選となる。それ以外の要素は変わらない。
- 交換されたポケモンを再度交換に出すことはできない。また幻のポケモンは交換できない。
このようにかなりの制限が加えられているが、もちろんメリットも存在する。
- 海外限定のポケモンが手に入る可能性がある(「特別な交換」扱いになるが)。
- 交換された2匹が手に入った場所の距離に応じて、交換に出したポケモンのアメが手に入る(最大3つ)。また、この距離を稼ぐことで手に入るメダルが存在する。
- キラポケモン(育成に必要なほしのすなが半減されるポケモン)になることがある。色違いとは別。後述するキラフレンドとのポケモン交換が成立した場合は交換したポケモンが確定でキラポケモンになる。また、キラポケモンは交換に出したポケモンの個体の低さに関わらず高個体が確定する。
- ゴーリキーやチョボマキなど、原作で通信交換によって進化したポケモンの場合、交換に出すとアメを消費せずに進化させることができる。
- もちろん交換しなくても進化させることはできるが、その場合100~200個ものアメをぼったくられるので注意。交換の仕様上キラフレンド同士でないと旨味がないという意見もあるが。
現状手軽にできるとは言えないが、できる機会があればやってみてもよいだろう。
仲良し度
各フレンドには仲良し度があり、フレンドと共に行動することで1日1回少しずつ上げることができる。
あとどれだけの日数で段階が上がるかはフレンドの画面で確認することができる。
段階 | 合計・所要日数分 | ボーナス |
---|---|---|
知り合い | 0 | なし |
友達 | 1 | 交換やレイドへの招待ができるようになる。レイドバトルのアタックボーナス3% |
仲良し | 7 | 交換時のほしのすな20%減、レイドバトルのアタックボーナス5%、ゲットチャレンジ時のボール+1 |
親友 | 30 | 交換時のほしのすな92%減、レイドバトルのアタックボーナス7%、ゲットチャレンジ時のボール+2 トレーナーバトルの通信対戦が解放 |
大親友 | 90 | 交換時のほしのすな96%減、レイドバトルのアタックボーナス10%、ゲットチャレンジ時のボール+4 |
「フレンドと共に行動する」には、以下のことを行えばよい。
- 相手が送ったギフトを自分が開封する、または自分が送ったギフトを相手が開封する
- 一緒にジムバトルを行う
- 一緒にレイドバトルを行う(リモートレイドでもOK)
- 互いにポケモンを交換する
- トレーナーバトルを行う
このうち至近距離にいなくてもできるのは1と3のみ。
相手との仲良し度が大親友だと、これらの行動でその日最初の1回のみ稀にキラフレンドになることがある。キラフレンドとのポケモン交換が成立すると、大親友に戻る。
トレーナーバトル(PvP)
リンク先を参照。
相棒と一緒に冒険
2019年末頃に実装。原作のHGSSのような連れ歩き機能である。
実際にポケモンを呼び出す場合はAR機能が必要。
連れ歩くと距離に応じてそのポケモンに対応したアメが貰える。相棒のポケモンにもフレンド機能と同じように仲良し度があり、きのみやポケコインで売っているポフィンをあげてお腹いっぱいにするとハートが上昇し、ゲーム内のフィールド上にも現れるようになる。相棒がフィールド上に現れると、一定距離を歩いたり、訪れたことがないポケストップを回したり、バトルの際にメンバーに入れたりしてもハートが増えるようになる。
一定数のハートで仲良し度が上昇し、仲良し度が上昇すると相棒ポケモンからのサポートも増えていくようになる。
相棒と接する回数を増やすと、ポケモンの気分も上々になり、大喜びになると、一時的にハートが増える。ポフィンをあげればすぐ大喜びにもできる。
なお、相棒はいつでも変えられるが、1日20回の制限があり、相棒を変えると気分はリセットされるので注意。当然だが相棒を変えると、フィールドからも強制的にいなくなってしまう。
段階 | 合計ハート | ボーナス |
---|---|---|
グッドな相棒 | 1 | 特になし |
グレートな相棒 | 70 | ものひろい(キズぐすりやきのみをもらえる。これを受け取るとハートが1つ増える)、ボールアシスト(野生のポケモンにボールを弾かれた際に一定確率で弾かれたボールを再度弾き返し、必ずボールに入れさせられる) |
素晴らしい相棒 | 150 | おみやげを持ってきてくれる(『LPLE』の相棒が拾ってくるようなコレクション用アイテムをもらえる。これを受け取るとハートが1つ増える)、おもしろそうな場所を見つけてくれる(基本的に行ったことがないポケストップを探してくれる模様) |
最高の相棒 | 300 | がんばリボンが付く、相棒にしている間のみCPの上限を少し突破する |
相棒がとるアクションは主にポケパルレ、ポケリフレ等のものを流用している。
イベント
ポケモンGOのイベントには、全世界で数日間のあいだ開催される通常のイベント、特定の地域でのみ開催されるリアルイベント、コミュニティ・デイなどの定期イベント、レイドデイなど不定期に開催されるイベント等が存在する。
詳細はリンク先を参照。
登場キャラクター
ポケモン
ポケモンGOの世界に登場する不思議な生き物。彼らを後述のモンスターボールで捕まえ、図鑑を完成させるのが本作の目的。彼らがいなければ本作は始まらない、と言っても過言ではないだろう。
新ポケモン
主人公
詳細はリンク先を参照。
ウィロー博士
今作のポケモン博士。
詳細はリンク先を参照。
チームリーダー
トレーナーは自身のレベルが5になると、チーム・ヴァーラー、チーム・ミスティック、チーム・インスティンクトの3チームのいずれかに所属することができるようになる。各チームにチームリーダーが存在しており、それぞれが伝説の鳥ポケモンをシンボルにしている。ちなみにチームリーダーの3人は、ウィロー博士のアシスタントも務めている。チームリーダーの詳細はそれぞれのリンク先を参照。
チーム・ヴァーラー:キャンデラ
チーム・ミスティック:ブランシェ
チーム・インスティンクト:スパーク
GOロケット団
本編でもポケモンを使って様々な悪事を働いていたあの悪の組織の別動隊。
ポケストップに収められているアイテム類を強奪し、阻止しようとする者には配下のシャドウポケモンを繰り出して襲い掛かってくる。
ボスは原作のロケット団と同様、サカキ。また、原作とは異なる3人の幹部が存在する(リンク先参照)。
GOウルトラ調査隊
ウルトラビーストを追ってポケモンGOの世界にやってきた別世界の組織。
現時点でリイという人物のみが確認されている。
ウルトラホールに飲み込まれて消息不明となったウィロー博士に代わり、主人公をサポートする。
アイテム
本家シリーズには登場しないオリジナルのアイテムもいくつか存在する。
バッグに入れて管理するもの
バッグに入れることのできるアイテムの数には上限があり、ゲーム開始時は250個までだが、ポケコインを支払ってアップグレードすることで上限を50ずつ増やすことができる。モンスターボール、しあわせタマゴ、おこう、ルアーモジュールはポケコインとの交換に対応している。
ボール系
お馴染みの、ポケモンの定番ともいえる捕獲道具。
捕獲成功率はあまり高くなく、高CP値の個体が相手だと苦戦する場合も多くなるが、ポケストップでの入手率はボール系アイテムの中では最も高く、ポケコインと交換できる唯一の捕獲道具なので、基本的にプレイヤーはこのボールのお世話になることとなるだろう。
モンスターボールよりやや高い確率でポケモンを捕まえることができる捕獲道具。入手手段はポケストップのみであるが、レベル10にならなければ入手が解禁されない。ポケストップでの入手確率はそこそこ。
スーパーボールよりさらに高い確率でポケモンを捕まえることができる捕獲道具。原則としてポケコインとの交換は行えず、ポケストップから入手することになるが、レベル20にならなければ入手が解禁されない。スーパーボールよりもさらに入手確率の低い貴重なアイテムなので、使いどころはよく考えよう。イベント時にアイテム詰め合わせセットが売られることがあり、その中にハイパーボールが入っていることがある。
レイドバトルやGOロケット団討伐後に敵として出てきたポケモンをゲットする際に使うボール。ゲットチャレンジが終わると消えてしまう。
ウルトラビーストのイベント中、レイドボス討伐後にウルトラビーストをゲットする際に使えることがあるボール。こちらもゲットチャレンジが終わると消えてしまうが捕獲率が大幅に高くなっている。
回復系
キズぐすり/いいキズぐすり/すごいキズぐすり/まんたんのくすり
スプレー式の傷薬で、ポケモンのHPを回復する。普通のキズぐすりは20、いいキズぐすりは50、すごいキズぐすりは200回復できる(第6世代までと同じ基準)。まんたんのくすりはHPを全回復できるが、レベルを上げるかポケコインを使わないと簡単には入手できない(もっとも、すごいキズぐすりでほとんどのポケモンは全快できてしまうが)。
ひんしになってしまったポケモン1匹のHPを回復する(かけらは半分回復、かたまりは全回復)。ジムやレイドボスに挑む際にお世話になるだろう。
なお、かたまりはレベル30にならなければ入手が解禁されず、ポケストップからの入手確率も極めて低い。レイドバトルでの再戦など回復に時間を掛けられない場所を見極めて使うとよい。また、まんたんのくすりと同じくポケコインでも買える。
補助系
使うと、30分間もらえるXP(経験値)が2倍になる。XP3倍イベントの時に使うと6倍になり、非常においしい思いができる。レベルが上がるごとに、レベルアップに必要なXPの値が上昇していくため、特に終盤でお世話になるアイテム。レベルが低いうちはできるだけ使わずに温存しておきたい。
ほしのかけら
30分間獲得できる「ほしのすな」の量を1.5倍に増やすアイテム。ほしのすな3倍イベントで使用することで4.5倍の量を入手でき、上記のXP程ではないがおいしい思いができる。アメXLを用いてポケモンをフル強化しようと思ったらほぼ必須になる。
使用すると、30分間野生のポケモンを呼び寄せ続ける。ルアーモジュールとは違い、呼び寄せられるポケモンは完全にランダム。しばしば誤解されがちだが、近くにいるポケモンを引き寄せる効果はないので注意。イベントなどでは特定のポケモンが出やすくなることがある。
ルアーモジュール
ポケストップにセットすることで、30分間ポケモンを引き寄せることができる。
ルアーには種類があり、特にこれといって出現傾向を持たない「ルアーモジュール」、こおりタイプが出現しやすい「アイスルアー」、でんき・はがねタイプが出現しやすい「マグネットルアー」、くさタイプが出現しやすい「ハーブルアー」、みずタイプが出現しやすい「レイニールアー」がある。
また、特定のルアーの近くにいたときにのみ進化できるポケモンもいる。
ふしぎなはこ
後述するLPLEやポケモンHOMEとの連動でポケモンを送ることで手に入り、開けられるようになる。
このはこを開けると30分間メルタンを呼び寄せられるため、システム的には実質メルタン用のおこうと言ってもいいかもしれない。
ただし、通常のおこうと異なりメルタン以外は出ず、呼び寄せる効果が切れると4日間は開けられない。再度開くようにするには残り0日になってから再度何かしらのポケモンを送る必要がある。
きのみ
ポケモンを捕まえる際に、何かしらの恩恵を与えるアイテム群。
ポケモンに食べさせることで効力を発揮する。複数種の併用は不可能。ポケモンがボールから抜け出すと効果が消滅するが、再度与えることは可能。ジムのポケモンや相棒のポケモンにも食べさせることができる。
ポケモンに与えると、捕まえやすくなる(約15%ほど上昇)木の実。桑の実のような形が特徴。ただしポケモンの逃走確率には影響を及ぼさないので、これを与えたからといってポケモンが絶対に逃げなくなるわけではないので注意。
上位互換である「きんのズリのみ」も存在するが、こちらはポケストップからは出ず、レイドバトルの報酬など限られた手段でしか手に入らない。
ポケモンを落ち着かせ、威嚇やジャンプといった動きを封じる。ズリのみと同様、逃走確率には影響しない。見た目は赤いバナナ。
他のきのみと比べると使いどころが殆どなく、バッグのスペースを圧迫する厄介者としてプレイヤーからは嫌がられているフシすらあるが、ポケモンの動きが止まるためボールを確実に当てる必要がある場面(タスクなど)では有用。特にエクセレントスローを要求されるタスクでは抜群の効果を発揮する。
近年ではジムに配置したポケモンや相棒に設定したポケモンのおやつとして使用されることが多い。現時点では上位互換にあたるきのみは存在しない。
なお、鎮静効果は与えた時のエフェクトが終わってから発動する。与えた直後はまだ動く可能性があるため、エフェクトが完全に終わってから落ち着いてボールを投げたい。
取得できるアメの数を倍に増やす。見た目はパイナップルに似ている。
珍しいポケモンや、チルットやホエルコなど進化に大量のアメが必要なポケモン、最終進化のポケモン(通常アメ数10なので使うと倍の20に)に対して使いたい。
上位互換である「ぎんのパイルのみ」が存在し、こちらはポケモンを捕まえた際に取得できるアメが2.3倍になる他、捕獲率も上げてくれる(ズリのみとパイルのみのいいとこどりのようなアイテム)。ポケストップから直接手に入らないのは「きんのズリのみ」と同じ。
進化アイテム
特定のポケモンの進化に必要となるアイテム。
低確率でポケストップから入手ができるほか、7日目のデイリーボーナスでどれか1つをもらえる(シンオウのいし、イッシュのいし以外)。
2021年9月現在実装されているのは「たいようのいし」、「おうじゃのしるし」、「メタルコート」、「りゅうのウロコ」、「アップグレード」、「シンオウのいし」、「イッシュのいし」。
「シンオウのいし」と「イッシュのいし」には原作にはないが、「シンオウのいし」は第4世代追加進化組(場所進化を除く)に、「イッシュのいし」は第5世代でのアイテム進化組(「たいようのいし」進化を除く)に使う。
バッグとは別枠で管理されるもの
バッグとは別枠で管理されるが、バッグ内のアイテムの所持個数が上限に達していると補充することができなくなるので注意。
カメラ
ポケモンの姿を撮影できるもの。どんなに使っても壊れない。野生ポケモンの他手持ち・相棒にも使え、AR+がインストールされていれば臨場感溢れる写真を撮ることも可能。これを使った写真お披露目大会が人気を博しており、公式でもコンテストが開かれている。
ふかそうち
タマゴを収納して持ち運び、孵化させるための道具。使用回数に制限がなく、最初から所持しているが1つしか手に入らない「ムゲンふかそうち」、3回使用すると壊れて失われてしまうが複数入手可能な「ふかそうち」、「ふかそうち」の上位互換「スーパーふかそうち」の3種類がある。
「ふかそうち」はレベルが5の倍数に到達するともらえるほか、ポケコインとの交換にも対応している。「スーパーふかそうち」は孵るのに必要なキロ数が通常の2/3になるという優れものだが、少々値は張る。
ポケモンの育成に必要なもの
ほしのすな
本編ではただの換金アイテムだったが、本作ではポケモンの強化や交換、リトレーンに必要となる超重要アイテムで、他のゲームでいうところの強化アイテムに近い扱いを受けている。
ポケモンをゲットしたり、タマゴを孵化させたり、ジム戦に勝利することで獲得することができる。特定のポケモンを捕まえると多く入手できる。
○○のアメ
ポケモンの進化や強化に必要となるアイテム。ポケモンをゲットしたり、タマゴを孵化させたり、ウィロー博士にポケモンを送ることで入手ができる。原作におけるけいけんアメに相当するものと思えばよいだろう。
通常はポケモンをゲットすることで3個もらえるが、進化後ならそれよりも多くアメが手に入る(例外あり)。
また、タマゴから孵化したポケモンは最低5個以上ランダムでもらえる。必要な距離が長いタマゴを孵化するほどもらえるアメは多くなる。
また、ポケモンを相棒に指定して一緒に一定の距離を歩くと(例:ピカチュウなら1km)1つずつではあるがアメを補充できる。相棒が大喜びの状態だと、必要な距離が一時的に半分に縮む。
ちなみに、「ポケモンを研究所に送るとアメになる」ということから、ファンの間では「ウィロー博士が送られてきたポケモンを処分してアメに作り変えているのではないか」という噂が流れている。そのため、プレイヤーの間では不要になったポケモンを博士に送ることを指して「○○をアメにする」と言われたり、ウィロー博士のことを「アメおじさん」と呼称することも。LPLEではオーキド博士も同じような役割になった。
全てのポケモンの強化に使用可能なレアアイテム「ふしぎなアメ」も存在する。こちらは原作と異なり、選んだポケモンのアメに変えられる。
最近ではランク41以上のプレイヤー限定で手に入る「アメXL」が登場し、ポケモンを更に強化したい場合に使うことができる。
入手は非常に困難…だったが近年では解禁されるランクが41から31に下がり、コミュニティ・デイにはピックアップされたポケモンのアメXLの入手率が上がるようになり入手の敷居が低くなった。相棒がアメを拾ってくる際にこちらも一緒に拾ってくることがあるがその確率は相棒のポケモンのレベルに依存する模様。因みに、アメ100個でアメXL1個と交換できる(逆は不可)。
ポケモンの覚えているわざを変更することができる。より正確に言えば「既に覚えている技以外の技を覚える」というアイテム。従って候補が2つ以上ある場合はランダムとなる。
本編のマシンとは異なり、使い捨て形式で一度に付き1回までしか使用できない。このため目当てのわざを習得するために延々とわざマシンを消費することも珍しくない。わざマシンの入手確率が低い事もありわざガチャと揶揄されることも。
ノーマルアタックを変更する「わざマシンノーマル」と、スペシャルアタックを変更する「わざマシンスぺシャル」の2種類がある。
ただし覚えられるわざはアップデートやイベントによって変更されるため、現在覚えられないわざも存在する。このようなわざの場合上記2つでは覚えさせられず、狙ったわざを覚えさせられる上位互換アイテムの「すごいわざマシンノーマル」「すごいわざマシンスペシャル」が必要だが、入手機会はごく限られている。
今後の予定
いずれも実装時期は未定であるが、開発側は、以下のシステムを今後実装する予定であることを明言している。
ほかにも様々な機能の追加が予定されているらしい。
ポケモンジム関連
プレイヤー同士が間接的にバトルを行う場としてしか機能していないジムだが、メインシリーズとと同様、CPUのジムリーダーが設置され、彼らに勝利することでわざマシン等のアイテムを獲得できるようにするという構想があったらしい。
この構想の一部はレイドバトルやGOロケット団戦に導入されている。
ポケストップのカスタマイズ
ポケストップの外観のバリエーションを増やし、様々なバリエーションを楽しんでもらおうという構想があったとのことだが、こちらは2022年現在まだ未実装である。なお、現在はGOロケット団の手によって黒く変色されていることがある(GOロケット団がいなくなると、そのポケストップは元の色に戻る)。この他、2022年のハロウィンイベントの期間にはオレンジ色に変わり、同年のクリスマスイベントの期間には装飾が施される等、イベントによって機能はそのままに外観が変わるようにもなった。
ポケモンGO Plus
2016年9月には、ポケモンGOのプレイをサポートするブレスレット型の周辺機器『ポケモンGO Plus』が発売されている。
Bluetoothを利用してスマートフォンと接続することで、振動とLEDによってポケモンの出現を通知する他、搭載されたボタンによってアプリ自体の操作を行うことが可能となる。これにとって、歩きスマホによる事故の危険が緩和された。
また、ポケモンGO Plusとスマートフォンが接続されている間は、スマートフォンがスリープ状態になっていても移動距離がカウントされるようになるため、タマゴ孵化や相棒システム(後述)の効率も上げることが可能。さらにはポケモンGO Plusの使用中は画面を表示しなくて済むため、スマートフォンのバッテリー容量の節約にもつながる。
一方で、ポケモンにモンスターボールを投げることができる回数は1回のみで、失敗すると再チャレンジはできず、そのまま取り逃がしてしまうというデメリットもある。
因みにモンスターボールplusでも同じようなことができる。こちらはLPLEや剣盾でポケモンを誰か入れておくと、ポケストップを自動で回してくれるようになる。
本編シリーズとの連動
ポケモンGOは立ち位置こそ外伝作品だが、珍しく本編シリーズと連動している。
ゲットしたポケモンを『LPLE』または『ポケモンホーム』へ転送することができ、『ポケモン剣盾』で準備を整えればランクバトルに出場させることすら可能。
ただし転送には制限が設けられている(リンク先参照)ので注意が必要。
反響・影響
初動
欧米を中心に配信が開始された直後から人気が急上昇した。任天堂の株価も一時ストップ高になるほど高騰。あまりにもの速いスピードの人気にダウンロードサイトがサーバーダウンし、アメリカの次に配信予定だったイギリスとオランダでのサービス開始を一時見合わせた。この間Nianticはサーバーの増強に努めた。
配信前の日本では欧米での人気ぶりについての報道が急増。日本での配信日は確定しておらず、多くが予定日について憶測が飛び交ったが、7月22日の午前10時に予告もなく突然配信が開始された。そして、配信が知れ渡り即日でサーバーダウンが起きてしまった。
ポケストップやジムなどで人が集まる点からお店が客寄せに乗じた商業展開をして成功しており、日本ではマクドナルド、TOHOシネマズ、ソフトバンク、Y!モバイル、イオングループ等が提携して、全店舗をポケストップやジムなどの拠点とした。また、通話会社や電化製品店、さらにはポケモンセンターでもブームに対応したスマートフォンやモバイルバッテリーの販売を始めた。
ヘルスケアへの期待
ゲームシステム上、現実世界で歩き回ってポケモンを探さなければならないため、街中がこれまで以上に多くの人々で賑わうようになり、一部の引きこもりや出不精、うつ病、PTSDなどの人も外出するようになった。内閣府もポケモンGOの活用に前向きに取り組んでおり、今後の活用を検討している。ただし、精神疾患の患者やそれに起因する引きこもりに安易に勧めても逆に症状が悪化する場合もあるためケースバイケースの対応が必要(一時的に積極的な外出を行うようになることもある)。
経済への影響
ポケモンGOを利用して集客を計ったり、地域の町おこしにポケモンGOを利用しようとする動きが出ている。
当初はGOと連動したイベントの誘致やポケストップ設置などを行っていたが、後年には「県おこし」の一環としてポケモンを起用したり、ポケモンがデザインされたマンホール設置を誘致したりなど、ポケモン全体に対する集客を図っている。
受賞歴
ギネス認定
2016年7月6日、ポケモンGOは以下の5つのギネス・ワールド・レコーズ認定を受けた。
- 配信から1カ月で最も売上をあげたモバイルゲーム
- 配信から1カ月で最もダウンロードされたモバイルゲーム
- 配信から1カ月で最も多くの国のダウンロードチャートで同時にトップを獲得
- 配信から1カ月で最も多くの国の売上額チャートで同時にトップを獲得
- 最も早く売上額が1億ドルに到達したモバイルゲーム
ユーキャン新語・流行語大賞
2016年の年間トップ10に選出された。
受賞者は株式会社ナイアンティックと株式会社ポケモン。
問題点
ゲーム中の問題点・課題
位置情報の精度
位置情報ゲームの要であるが、位置情報の精度があまり高くなく、突然別の場所に飛ばされるということもある。地下鉄など電波の悪いところでは全く別の地域が表示されることも。
地域格差
システムを元々ingressから拝借している関係もあってかポケモンの出現場所やポケストップ・ジムが都会に集中し、田舎ではそもそもポケモンが出てこないという現象が発生している。このため田舎では満足にプレイできず、辞めてしまう人が続出している。
バグとアップデート
本作では大小多数のバグがあり、中にはゲームの進行そのものに影響するものもある。アップデートで修正しきれているわけでもなくむしろ増やしているという声すらあるほど。
ジムのシステム
ポケコインが手に入る関係かヒートアップしやすく、「複数アカウントによるジム占拠」「『きんのズリのみ』の連続投与による過度の防衛」といったゲーム内の問題のみならず、現実世界でも恐喝事件が発生している。また、イベント時にはレイドバトルの大量発生によってポケコインが一時的に手に入りにくくなることも。
トレーナーレベル
トレーナーのレベル上げには膨大な経験値が必要となる上にレベル41以上になると経験値以外のタスクが要求され、それらが超高難易度のものがいくつもある。下記ポケモンの育成にはトレーナーレベル上昇が必須となるためかなり骨が折れることになる。
ポケモンの育成
「ほしのすな」、進化アイテム、ポケモンのアメといったアイテム全般の入手効率があまりよくなく、特に「ほしのすな」は1匹を限界まで育てるとそれだけで50万ほど飛んでしまうため、入手効率改善を求む声が絶えない。
サーバー面
いくつかのイベントでも既に触れられているが、一大イベント系では人が非常に集まりやすく、これが結果的にサーバーダウンを始めとした問題になった。まともに進められず終了したこともあったため、想定していないであろう運営のずさんさが露になっている。
GOバトルにおける問題
「トレーナーバトル(ポケモンGO)」にて解説。
レイドバトル
難易度がかなり高いだけならともかく準伝説や禁止伝説級のポケモンは異常な程に捕獲率が低く、苦労して倒しても捕獲チャレンジで失敗すれば逃げられてしまうため、せっかくの苦労が水の泡になる事も往々にして起こる上、いちいちレイドパスを使わないと戦うことすらできないためコスパは正直なところあまり良くない。
本日…4月7日の午前3時からリモートレイドパスの値上げと使用制限が行われた。
世界中のユーザー達は反対していたが…ナイアンはユーザー達の意見を聞かないで…しかも…ユーザー達が送ったメッセージを無視していた。
ナイアンは田舎の町に住んでいる人達…身体が不自由な人達の事を何とも思っていないらしい…。
ナイアン以外の会社にポケモンGOをやってほしいと…世界中のユーザー達が言っている。
ナイアンは、ポケモンのブランドを汚さないでほしい。
現実社会における問題
国外での問題
現実世界の屋外をフィールドに、そこを移動しながらプレイするという性質上、歩きスマホや運転中にプレイするプレイヤーが後を絶たず、周囲の物や人にぶつかる事故が相次いでしまっている。さらにポケモン探しやジム設定の事情で、プレイヤーが個人や公共の敷地や建物に侵入したり集まったりするため、住民等の苦情も多く、集団訴訟も発生している。またアメリカでは、深夜にポケモンを探そうと住宅付近で散策している所に、住民が不審者と勘違いして拳銃を発砲するという事案も生じている他、プレイヤーを狙ったゲームの奪い合いや強盗などの犯罪が続出し、果ては死亡事件まで発生している。イランに至っては、セキュリティ上の観点からポケモンGOのプレイそのものを禁止した。当然、世界初である。
国内での問題
これを受けて日本国内も例外なく、内閣は内閣サイバーセキュリティセンターを通じ、早期からポケモンGO関連の事故や犯罪に備えて異例の注意喚起を出している。神社や観光名所等においても、ポケモンGOによる歩きスマホを禁止するなどの処置を講じている。
しかし実際にはポケモンGOによる事件事故が発生してしまっているのが現状であり、特に問題となりつつあるのは、プレイしながら車などを運転するという、道路交通法違反行為であるといえる(無論、歩きスマホそのものも危険で、自転車や自動車がプレイヤーを轢く寸前になるという事案も発生している)。事実、プレイしていたがために前方不注意で追突事故を起こしたり、警察に検挙される事例が多数発生しているほか、2016年8月にはとうとう死亡事故まで発生してしまった。車道での駐停車違反も横行している。
また、当初はゲーム内の情報を抜き出してポケモンの出現位置を特定する不正アプリが存在しており、これを用いてレアポケモンを探すトレーナーが多くいた。そして実際にレアポケモンが出現した場合、その場所に多くのトレーナーが殺到することになった。
その結果かつてお台場でラプラスが出現した場所に人が殺到し、警察が出動する騒ぎとなったことがある。
また、当初はポケモンが出現していた神社仏閣・教会等の神聖な場所、戦没者などの慰霊碑、戦争遺跡、一般人の立ち入りが禁止・制限されている施設・場所についても、当該場所の性質からポケモンが出現しなくなるように設定が変更されている(全てではないが)。
現在でこそプレイヤー人口が一定程度にまで減少し、またNiantic側も様々な対策を講じているが、イベント時には繁華街に人が殺到するなど問題がなくなったとは言い切れない。
複垢プレイの増加・常態化
本来アカウントは1人1つと規約で決められているが、実際はプレイを円滑にすることを目的にして2つ以上のアカウントを生成してプレイする人が多い。公式は現状黙認しているが、ルール違反だとして批判する声も少なくない。
実際に起こった珍事
一般
- 動物保護施設がポケモントレーナーに犬を散歩してもらうキャンペーンを行い大成功。
- ポケモンおじさんが、子供にいたずらしようとしていた性犯罪者を撃退。
- ジムに指定された警察署に指名手配犯がジム目当てに出没。あえなく御用となる。
- ポケモンを探して探検していた子供が行方不明者の死体を見つけた。
- インタビュー中のプロレスラーがポケモンを探してどこかにいってしまった。
- 天気予報の解説中にキャスターの前をポケモンGOに夢中のスタッフが素通りした。
- 股間のディグダを撮影する遊びが流行る。
- タマゴの必要距離がkmで表示されているせいで普段フィートを使っているアメリカ人がkmの換算を行い始める。
- ポケモンGOに見せかけて個人情報を盗んだりスパムを送り込む偽アプリが登場。アップルストアでランキング1位2位を独占する事態に。
- プレイ中にうっかり民家に侵入してしまい、射殺されてしまった。
- 助手席に同乗していた自動車が玉突き事故を起こしたトレーナーが、無免許だったドライバーの身代わりになろうと『自分がポケモンGOをプレイしながら運転したため事故になった』と証言する事件が起きる。
- 静岡の公園でポケモンGOを遊んでいた青年たちが池に落ちて溺れていた老人を救助。青年たちの中の1人は「コイキングがいたのかと思ったらおじいさんだった」と話している。
- 韓国でのサービス開始前に、配信が待てない人用にポケモンGOをダウンロードする旅行ツアーが組まれる。韓国はメインシリーズの発売地域であるが、安全保障上の問題で地図データの海外持ち出しができずポケモンGOのサービス開始が遅れたが、北朝鮮との軍事境界線や日本との国境付近ではプレイ可能だった。
- 中国でポケモンGOに似たアプリゲームが登場したが、苦情やパクリ疑惑が急増(なお、第7世代からは中国語圏へも展開されている)。
- 会社員の男性がポケモンGOを通じてたまたま知り合った人物が実は指定暴力団山口組の組員で、後から事実を知らされた男性はその組員から脅迫を受けていたという事件が発覚。組員はその後逮捕され、男性も無事だった。
- 自殺の名所として有名だった福井県の東尋坊では、珍しいポケモンが出やすく、大勢の人たちが訪れるようになったおかげで自殺者0が何ヶ月にも渡って続いている。
- 強盗犯追跡の応援要請があったにもかかわらずカビゴンとトゲチック目当てに無視。問題を起こした警官2人は懲戒審査委員会でプレイについて否定したが、懲戒処分となった。
著名人
- 元ドイツ代表ゴールキーパーオリバー・カーンが素手によるポケモンゲットを敢行(現役時代の写真を使ったコラージュ)。
- 空港の柱の陰に隠れている不審人物をよく見たらポケモンを探しているミルコ・クロコップだった。
- ジムに指定されている日本武道館の画像に聖飢魔IIの面々が映っていることが判明し、ネット上で話題を呼んだ。
- スマホを持ってない太田光が肉眼によるポケモンの発見にチャレンジ。
- 伊集院光が駐車中のバイクの上に現れたポケモンを捕まえようとしていたところ、バイクを撮影してると勘違いされバイクオーナーに懐かれる。
- 体操の内村航平選手が、パケット定額制が海外では無効になることを失念してポケモンGOをリオデジャネイロでDL。結果、通信料が50万円にまで膨れ上がってしまう。
- フジテレビ「バイキング」でポケモンを勧められた土田晃之が「てめぇ殺すぞ」と突如激昂。
- 8月24日にTBSで放送されたスペシャル番組『芸人キャノンボール2016』の中で、有吉チームのメンバー全員(有吉弘行・カンニング竹山・劇団ひとり・バイきんぐ小峠)がポケモンGOに熱中していた。
- 2018年9月の日本テレビ系番組『スッキリ!!』において、出演キャスト(加藤浩次・山里亮太など)の間で『ポケモンGO』がブームと発言。
政治
- 麻生太郎副総理が「引きこもりやオタクが外に出てポケモンをするようになった」「精神科医より漫画の方がよほど効果が出る」とコメント。
- 米国大統領候補のヒラリー・クリントンがポケモントレーナーの集まる場所で演説する選挙戦略を行う。対抗してドナルド・トランプも、ヒラリーを「career pokemon」(政治以外の仕事をやったことがないエリート様・政治屋ポケモン)と揶揄した動画を配信した。
- 自民党本部のポケストップに、「永遠の与党」という表記(Ingressで収集したデータがもとになっていたたため)。
- イスラエル大統領が官邸内に現れたポケモンに驚きSPを呼ぶ。……というネタツイート。
- ホワイトハウス前に人だかり、デモかと思ったら全員ポケモントレーナーだった。
- 台湾でも馬英九前総統の自宅に人だかり、デモかと思ったらカイリュー目当てのトレーナーだった。
- スウェーデンの国会では首相の所信表明演説中にポケモンGOに興じる議員まで現れる。
- ノルウェーのソールバルグ首相が国会中にポケモン探し。あわや大バッシングかと思いきや「首相も疲れてるんだ…」と同情の声。
報道
- 読売新聞が意図的に電車に密着させた状態のポケモンを撮影し、危険性を強調する報道。
- ジュリー(沢田研二)が「相模原大量殺人事件はポケモンのせいだ」と発言したという誤報が出回る。
- 「ポケモンGOをプレイしている映像をテレビ愛知の報道に『悪質な歩きスマホ』に仕立て上げられた」との告発がTwitterに投稿される。ただし、映像ではこのトレーナーを『歩きスマホをしていた』とは表現していない。
- 日本でのリリース直後、「ポケモンGOのせいで大学生が階段から落ちた」など根も葉もないデマを(一部の)悪質なまとめブログが報じる。実際はポケモンGOとは無関係であったことを当人が表明した。
- 東洋経済オンラインが、よくある免責事項を「ポケモンに仕込まれた罠」として報道。東洋経済IDにも同様の免責事項が記載されている事を指摘される。
- 「ポケモン批判で仕事が増える」とアサ芸が報道。
軍事
- 中国共産党がポケモンGOの軍事利用に言及。(ビッグデータの利用によって秘密施設を特定される事を懸念した)
- 護衛艦いずもが甲板上のポケモンを乗組員として雇用。(という名目で捕獲を禁止している)
- ボスニア・ヘルツェゴビナで夢中でポケモンを探していたら地雷原の真っ只中だった。
宗教
- 出雲大社や伊勢神宮は境内でのポケモンGO使用を禁止。伊勢神宮では「森の中の動植物は取らないのが原則、ポケモンもそっとしておいてほしい」と粋なコメント。
- イスラム教国では偶像崇拝が禁止されているが、インドネシアのイスラム教指導者はポケモンに懸念を示しつつも特例的にプレイを許可。
- 宗教離れが起こりつつある地域で、ポケストップやジムのある教会に人が訪れるようになった。ただし、厳格なキリスト教では進化論が否定されているので、進化を題材としたポケモンが原因で教会に人が集まるのは皮肉なことだとされている。
原作への逆輸入
令和初の最新作『ポケットモンスター ソード/シールド』では「マックスレイドバトル」と呼ばれる新システムを導入。名称はもちろん、巨大化している1匹のポケモンに複数人で立ち向かうというシステムまでレイドバトルを意識している。
また、同時期に放送開始したアニメ新シリーズ『ポケットモンスター』は最新作を含む全世代が舞台、新キャラクター・ゴウの名前や目的、レイドバトルや大量発生など、ポケモンGOプレイヤーを意識した作りとなっている。
元々は派生作品の1つでプラットフォームも異なるポケモンGOの設定が原作やアニメに逆輸入されているほど、ポケモンGO(及び基本プレイ無料のスマホゲームという媒体)の影響力がいかに高いかを語っている。
関連イラスト
関連動画
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外部リンク
関連タグ
Ingress:Nianticが開発した位置情報ゲームの先駆け。本ゲームにもシステムの一部が導入されている。
ドラゴンクエストウォーク:位置情報ゲームの後輩。