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大塚明夫の編集履歴

2022-05-15 02:03:07 バージョン

大塚明夫

おおつかあきお

日本の男性声優・俳優。

概要

1959年11月24日生まれ。東京都出身。血液型はB型。マウスプロモーション所属。

洋画の吹き替えでおなじみ、言わずと知れた超実力派声優。通称:明夫、明夫さん。

父親はアテレコ界の重鎮大塚周夫で、兄弟の中で唯一役者業を始めた人物。


吹き替えの際、高確率で、一人称:私、二人称:お前さんと呼ぶキャラクターを演じる。

最近では「日曜洋画劇場」の予告や「飛び出せ!!科学くん」でナレーターを務めている。

また、舞台俳優としても活躍中。舞台では、情けない中年オヤジやヤクザ、薬物中毒の男などを演じたこともあり、声優としての大塚明夫とはまた違った側面を拝むことができる。

数は少ないながらもドラマへの出演経験もあり、『真夜中の百貨店〜シークレットルームへようこそ〜』では主演となる。最近では大河ドラマ麒麟がくる』にチョイ役ながらも顔出し出演したことで大きな話題をさらった。これもある意味父である大塚周夫の足跡をたどる形となった。


2015年3月に星海社新書から『声優魂』を発表。

これまでの経験(30歳までトラック運転手だったことや声優に転向する際に父・周夫に許可を貰えなかった点も触れている)を交えた持論や声優業界の実情を以て、“声優だけに限らず全ての業界に憧れる若者”へ向けての警鐘と覚悟を問う書籍として注目を集めている。

ただし「声優だけはやめておけ」という自身の職に真っ向から逆らう帯の言葉は、編集者が考えたフレーズでしかなく、大塚自身も実際にはそこまでは言っていない


元妻は声優の沢海陽子。離婚後もよく共演しており、特に明夫主演ドラマではその経歴を逆手にとった共演を果たしている。

2017年1月7日、事務所のお知らせにて再婚したことが報告された。相手は一般女性とのこと。


他の声優・俳優との関係

父・大塚周夫との関係

  • 同じく声優の故・大塚周夫は父親で、沢海陽子は元妻。大塚周夫や沢海陽子とは、仕事で共演したことも多い(一家揃って共演したことも何度かある)。直近の沢海陽子との共演は連続ドラマ真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~』第6話、第7話(ちなみにこのドラマの主演は大塚明夫であり、劇中でも元夫婦という設定である)。第6話ではゲストが同じマウスプロ所属の小形満だった。第18話ではこちらもマウスプロ所属の楠見尚己藍子親子と共演。
  • 役者である大塚周夫は他の父親とは違う生活スタイルを送っており、乳飲み子のときは台本を読み込んでいる最中の周夫が、明夫の泣き声に憤り押入れへ叩き込まれたこともあった。(勿論本人は覚えていない)また、遊びに行きたくても休みの日がないため連れていって貰えず、父がねずみ男を演じていると同級生に触れ回ったところ「小ねずみ男」と虐められるなど、役者になるまでは父との良い思い出や印象はなかったという。
  • 役者になる前は父とは日々対立しており、絶対役者になどならないと豪語していた。しかしトレーラーの運転手として働いていた時期、惚れ込んだ一人の女性が居た。しかし彼女は劇団員と付き合っており、しかもその男が彼女から金を工面して貰っているのを見た明夫は憤る。そして「男は真面目にちゃんと稼いでいくべきだ(要約)」と明夫は女性に主張する(=真面目に働いている自分の方があなたを幸せにできるということだと思われる)が、「男の人は夢がある方が素敵」と振られてしまう。その悔しさから「なら役者になってやる」という気になったことが明夫が役者業に進むきっかけとなった。
  • 父の大塚周夫からは最初こそ反対されたものの、いざ業界に入った後は声優としての仕事をいくらか紹介してもらい、それが声優活動を始めていくきっかけとなった。「それまで反発していた父親の心情が役者になってわかるようになった」と後に語っており、後年に息子が同業者になった時の心情を聞かれた周夫は「感性で生きる仕事を選んでくれたことは嬉しい」と話している。また、声優の仕事に就けたのは父・周夫のコネクションの力も大きかったとのこと。
  • モノマネのレパートリーとして父・周夫の声もあり、健在な頃からふざけてモノマネをしていた。現在はその経験を活かして父の仕事を引き継いでいることもある。これはよくクライアントから求められる(本人曰く「周夫さん枠」)らしく、「親父ならどんな風にやるだろうと考えながら声に出してやっていると、親父がまだ生きているような、会えるような気がする」と楽しみながらやっているという。
  • 生前の父・周夫曰く「自分はナレーションが苦手(何か役柄を意識できないと演じることができないため)だが、せがれ(明夫)はそういう仕事が好きみたい」と語っていた。実際、周夫と比べるとナレーション業は多い方。
  • 嫌な思い出の多いねずみ男であるが、明夫はしばしば父が演じたねずみ男の芝居を尊敬していると語っており、「狡さやセコさをあそこまで作り込んでいるキャラクターは滅多に無い」と称賛。黒ひげ役はその父の演技へのリスペクトを込め、どれほど作り込めるかということを目標にしているという。一方で同作が非常に長期的な作品となっているため「(年齢的にどんどん厳しくなっているため)黒ひげ役はまだ元気なうちにやり遂げたい」とも語っている。

その他

  • 同じくアクション俳優を吹き替えする玄田哲章とはよくダブることが多い(アーノルド・シュワルツェネッガースティーブン・セガールなど)。両者とも仲は良いものの、お互いが主役級を演じることが多い故か、あまり共演する機会がない。
  • 矢尾一樹は高校の同級生である。
  • 劇団AUNの創設メンバーでもあり、その主宰である俳優の吉田鋼太郎とは親交が深く、30年来の付き合いである。ただし、舞台作品とは異なり、テレビドラマ作品における吉田との共演は『麒麟がくる』が初めてであった。
  • 小島秀夫KONAMIから離脱する原因となった一連の出来事について、一貫して小島側を支持・尊敬しており、「小島監督を欠いたスネークは二度と演じない」と表明。後にスネークについて問われた際も「メタルギアはもう完結している」と答えている。よって離脱以降の作品において使用されているメタルギア関係の音声は全てライブラリである(スマブラ、ボンバーマンRなど)。
  • 小林清志とは様々な作品で縁があり、小林にとってのライフワークである次元大介役を引き継いで欲しいとオファーがあった際は複雑な思いがあったという。リアルタイムで見ていた明夫は「清志さん以外の声の次元なんて嫌だ。納得できない」という思いを吐露しつつ、非常に悩みながらも「交代は決定事項位であり、他の人にやられて複雑な気持ちになるくらいなら…」と思い立ってあえて快諾したという。しかし演じるようになってからは私生活でも次元のことをしばしば考えてしまったり、自分の演技から次元大介らしさを感じられないとして納得がいかず、苦しんだ経験を明かしている(後者は小林がメッセージで間接的なエールを送った際に込められた「ヒント」で光明がさしたという)。


主な出演作

アニメ



ゲーム

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メタルギアシリーズ





特撮


ドラマCD



ガーランド(BOF3)@ブレスオブファイアⅢ

叢雲(ZONE-00)@ZONE-00

レオン・ガルシア・デ・アストゥリアス@トリニティ・ブラッド

前田慶次@集英社カセットコミックシリーズ 花の慶次

モハメド・アヴドゥル@集英社カセットブック ジョジョの奇妙な冒険

ハーディン@ファイアーエムブレム 旅立ちの章

タリス王@ファイアーエムブレム 黎明編/紫嵐編

シザーマン@ラジオドラマ クロックタワー2


国内ドラマ



吹き替え

担当俳優


実写


アレクセイ・ショスターコフ / レッド・ガーディアン@ブラック・ウィドウ

アルマンド・サラザールパイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

リッチー・トージア@IT/イット(テレビ東京版・青年期)

ドミニク・トレット@ワイルド・スピードMAX(テレビ朝日版)

アーデス・ベイ@ハムナプトラ(日テレ・テレ朝版)

レオン・モンタナ@LEON(映画)(ビデオ・DVD、Blu-ray版)


アニメ



マンダリン@アニメアイアンマン

ケイシー・ジョーンズ@ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ


人形劇



ネモ船長@こどもにんぎょう劇場「海底二万里」「続海底二万里」

コルト@新キャプテン・スカーレット


ナレーション



その他


脚注

*1:2代目。

*2:左側の男性。

*3:右側の男性。

*4:2代目。父・大塚周夫からの引き継ぎ。

*5:メタルギアソリッド4においてビッグ・ボスのモーションアクターとしても出演。

*6:一部CMのみ。実際の声優は田中敦子


余談

大塚明夫さんの似顔絵描いてみました。

(画像はあるイベント時の模写)

眼帯とバンダナをつけるとスネークのモデルなんじゃないかと疑うほどソックリになるらしい。

MGSPW関連のラジオ、カズラジ。より)

ちなみにスネークの動作には小島秀夫監督曰く「大塚(明夫)の癖や喫煙時の姿などを観察し取り入れている」とのこと。


また、コラボしたことのあるカロリーメイトのCMにも出演している。


関連動画

ボイスサンプル


関連イラスト

あきおのあにきAKIO~ショータイムだ!~大塚明夫+ソリッド・スネーク (2016,11,24)


関連タグ

声優 中の人 吹き替え ナレーター

大塚周夫 沢海陽子 矢尾一樹


外部リンク

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