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DPt

だいやもんどぱーるぷらちな

ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの1つで、『ダイヤモンド』『パール』『プラチナ』の総称。
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概要編集

ポケットモンスター』シリーズの1つ。シリーズで初めてニンテンドーDSで発売された作品で、俗に「第4世代」とも呼ばれる。

正式名称は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』。

ダイヤモンド(Diamond)・パール(Pearl)・プラチナ(Platinum)から「DPt」「DPPT」「DPPt」などと略される。本記事はポケモンカードゲームが採用(コレクションナンバーの横に印字されているシリーズ名)した『DPt』を用いた。


これを元にしたアニメ版についてはダイヤモンド&パールを参照。


『ダイヤモンド・パール』は、『ポケットモンスター』シリーズが10周年を迎えた2006年9月28日10周年記念作品と銘打って発売された。

マイナーチェンジである『プラチナ』はその2年後に発売されている。


本作の開発は2004年10月7日に開催されたイベント「NINTENDO DS PREVIEW」にて発表された。当初本作は2005年11月に発売される予定だったが、2005年7月12日に発売が2006年に延期になったことが海外のニュースサイトで明かされた。ちなみにこの発表がなされたのは本作初登場となる新ポケモンルカリオがメインとなる劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオの公開4日前のことである。


発売前には『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション』や劇場版で先行登場していたポケモン以外にもパチリスドラピオンロズレイドチェリムなどの姿が公開された。


『ダイヤモンド・パール』についてはリメイクとなる『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が2021年11月19日に発売されている。

また、翌年の1月28日にはスピンオフ外伝)作品である『LEGENDSアルセウス』が発売されている。


金・銀』(第2世代)から続いた鉱物を由来とするタイトル名はこの世代で終了となり、次世代の『ブラック・ホワイト』は再び名に戻った(ただし長続きせず、以降は第9世代まで飛ぶこととなる)。


バージョンごとの違い編集

ダイヤモンド・パール編集

パッケージを飾るポケモンはそれぞれディアルガパルキア。当然各バージョンで出現するポケモンが異なっている。ポケモン10周年記念作品ということもあって、シンオウ図鑑に登録されるポケモンは初代と同じく151種類。その一方で出現するポケモンのタイプが偏っていたり、本作初登場のポケモンの多くが殿堂入りするまで入手できない。


プラチナ編集

パッケージを飾るポケモンはギラティナ。ストーリーもギラティナにまつわるものに大幅変更されており、シンオウ図鑑の登録ポケモン総数も210種類に増加した。ギラティナ、ロトムシェイミのフォルムチェンジも新たに追加されている。

エメラルド』以来バトルフロンティアが復活。この他ゲームテンポが改善されている。


その他の変更点編集

  • 主人公の服装が従来作を思わせる王道デザインから気候に合わせた冬服に変更。
  • HPゲージのデザインの変更
  • OPタイトルの決定音が「オープニングデモ」におけるゲーフリのサウンドロゴになっていたDPに対し、本作においては従来作に倣ってギラティナの鳴き声を発するように。
  • マップのグラフィックの変更。
  • はっぱカッターあくうせつだんなど一部の技のモーションが変更。
  • ディアルガパルキアが両方入手可能に(ただし、『DP』のバージョン限定ポケモンは『プラチナ』1つではコンプリートできないので注意)。

本作の特徴編集

10周年記念作品にあたる本作は「究極のポケットモンスター」と銘打たれており、それまでのポケモンシリーズの集大成的な作品となっている。設定もポケモン世界の根幹に触れかねない内容になっているが、シリーズは問題なく続行中である。


舞台は北海道(渡島半島と襟裳岬近辺を除く)をモチーフにしたシンオウ地方


海外版ポケモン図鑑の閲覧編集

226ばんすいどうのマイスターに図鑑を改造してもらうと海外産ポケモンの図鑑説明が閲覧できるようになる。

ただし、該当ROM産のデータを受け取らないと説明は閲覧できないので注意(例えば、英語版のピカチュウを受け取ると英語の解説文が閲覧できるようになると言った具合)。


ポケッチ編集

ニンテンドーDS最大の特徴である二画面を最大限に利用した機能。

第二世代のポケギアから続く本作の携帯端末で、育成や冒険に役立つ機能が搭載されている。

詳しくは該当項目にて。


じてんしゃ編集

前作は用途によって自転車が分かれていたが、本作では再び一つに統一され、速さを変更できるギアチェンジ機能が搭載された。

滑り落ちる坂道や細い一本橋もこれ一つでOK。


Wi-Fiの導入編集

DSになったことでWi-Fiが導入され、遠くにいるトレーナーと対戦や交換ができるようになった

(『クリスタル』版でモバイルを利用した通信が存在していたが、遠くにいる任意のトレーナーと対戦や交換を行うことはできなかった)。

これにより対戦や交換が盛んに行われ、インターネットの普及も手伝い様々な交流が生まれることとなった。

ただし当時ランダムマッチは存在せず、外伝作品『ポケモンバトルレボリューション』を使用するのでなければ次世代を待つことになった。


今と比べるとSNSが発達していないご時世であったにも拘らず、本作単体でwi-fi通信交換をするには認証コードであるともだちコードを事前に「ともだちてちょう」を登録しておかなければならないという少々面倒な仕様であった。

現在はwi-Fiを用いた通信サービスは終了しており、友達がいないソロプレイヤーには無用の長物であった「ともだちてちょう」が万人にとっても使い道のないアイテムと化した。


グローバルトレードステーション(GTS)編集

Wi-Fiを用いてポケモンを預け、欲しいポケモンを指定して交換を待つ仕組みがこの時から登場。

現在でも採用されている。


ポケモンコンテスト編集

前作より続投。本作では新たにドレスアップダンス審査が加わった。


ちかつうろ編集

DPtの舞台全土にひろがる巨大な迷路。ちかつうろの好きな場所にひみつきちを作ることができる。

壁を掘る事で「タマ」と呼ばれる宝玉を見つけることがあり、

それを探検家と交換することで、ひみつきちの家具やトラップを入手できる。

また、入る場所によって移動できるエリアも違い、出会える探検家も違いがある。

ひみつきち編集

あなほりドリルというアイテムを使って好きな場所に作れる。

中には家具を管理するパソコンとハタとりゲームする為のハタが用意される。

ハタを一定以上とると、カセキやトラップを探査できるレーダーが使えるようになる。

ハタとり編集

他のトレーナーがちかつうろに居る時、相手のひみつきちからこっそりハタを持って帰る事で、

ひみちきちの機能を拡張と瓦礫を撤去する事ができる。

カセキほり編集

ちかつうろでは壁から通貨となるタマや化石や鉱石のおたからを発掘する事ができる。

一度に掘り出せる制限はあるものの、非常に高価な物が勢ぞろいなので、ストーリー中でもドーピングアイテムを買い占める事が出来る。


ポケモン出現時のアニメーション機能編集

クリスタル』『エメラルド』で導入された機能が続投。

なお、こちらのポケモンが登場した際、『DP』では『エメラルド』同様性格により挙動が変わったが、『Pt』から一律になった他一部のポケモンがこちらを振り向くようになった。


既存ポケモンの進化編集

既存ポケモンの進化形が数多く追加され、種類は22種とシリーズ中最多。

特にヤンヤンマイノムーなど、これまで能力が低かったポケモンの進化形が多く、進化したことで対戦でもよく見かけるようになった。

しかし、本作以降既存ポケモンの進化形がほとんど減ってしまった。

これはしんかのきせきの影響と推察できる。

一応、第8世代ではリージョンフォームの個体が新種へ進化するという試みが見られたが、原種が新種へ進化するシリーズは第9世代で復活した。


また、イーブイはやはりというか新規進化を獲得し続けている。


ポケトレ/国際孵化編集

ポケトレとは、ポケモンを呼び出し反応した草むらを追いかけて、出てきたポケモンを倒すか捕まえるかすると次の反応が起き、同じポケモンが出てくれば反応が続き、違うポケモンが出ればそこで終了、という連鎖出現機能である。

国際孵化とは、ポケモンの親トレーナーの国籍が異なる組同士でタマゴを産ませることである。

どちらも色違いのポケモンが入手しやすくなる要素として登場した。


技による物理・特殊の分離編集

これまでタイプに依存していた技の攻撃系統(物理、特殊)を、今作から攻撃技毎に物理攻撃と特殊攻撃に分けるようになった。

このため例えば「はかいこうせん」や「シャドーボール」、「ヘドロばくだん」などが物理技から特殊技に、「せいなるほのお」や「げきりん」、「たきのぼり」などが特殊技から物理技になり、それに伴ってこれらの技の主な使用者もがらりと変わることになった。

それまでは、タイプ一致の攻撃ですらまともに確保できなかったタイプやポケモンも多かったのだが、ほぼ全てのポケモンが物理・特殊関係なく、必要最低限以上の火力を出せるようになったという意味で、この仕様の変化は極めて画期的なものである。

そのため、真の意味で「ポケモン」というゲームシステムの基礎が固まったと言える。



技威力の増強編集

これまで技威力100で使い勝手が良ければ優秀とされていたところに、技威力が120~140かつ使い勝手の良い技が多く登場した。

例えばげきりん(威力120)やりゅうせいぐん」(威力140)ドラゴンタイプの火力ゴリ押しでそれまでの対戦環境を大きく塗り替えてしまったほど。


天候編集

本作限定(厳密にはポケモンバトルレボリューションでも発生する)の天候として「きり」が存在し、フィールドでは視界を遮る他、バトルではウェザーボールの威力がノーマルのまま2倍にUP、ソーラービームのダメージが半減、命中率が半減、こうごうせいなど光を使った回復技の回復量が半減するなどの影響が出る。あまいかおりやあまいミツで野生のポケモンを引き寄せることも不可能である。

「きり」と名前がつくが、しろいきりくろいきりで天候を発生させることは出来ず、ほぼ、フィールド依存といっていい。霧を晴らす為のひでんわざとしてきりばらいが登場したが、バトル上での裁定が難しくなる為なのか、以後の世代では実装されず、きりばらいの習得者も大幅に減った(天候の上書きも可能である)。もし、この天候が以後も続投していたら、あるいは任意発動になっていれば、戦略は大幅に変わっていたに違いない。


なお、霧自体は第3世代、第5世代でも確認できるが、あくまでフィールド上の演出に留まっている。

無論、ミストフィールドとも別物であるが、第8世代でフィールドの天候が霧になっている場合は、バトル中ではミストフィールド状態として処理される(リメイクのBDSPも同様。LEGENDSアルセウスでは第4世代と同様の処理になった)。


ポケダンでの「きり」とも別物で、こちらはでんき技の威力を弱めてしまう。


フィールド上の天候編集

バトル中での天候とは別に条件が揃えばフィールド上の天候が変化する場合がある。

212番道路では曇りと雷雨、213番道路では曇りと雨、216番道路では猛吹雪と雪、エイチ湖の畔では雪が発生するといった具合。

バトルでは雷雨は「あめ」、猛吹雪は「あられ」として処理される。


トレーナーの同行編集

一部のダンジョンでトレーナーと同行し、2人で戦うことになる。

野生ポケモンが出てくる際も2匹同時に出現し、トレーナーも(1人にだけ話しかけた場合を除き)2VS2で戦う。

同行が終了するといなくなるが、以降バトルタワーにてタッグパートナーとして選べる。

また、『Pt』ではしょうぶどころで戦うこともできる。


ダブルスロット編集

ニンテンドーDS〜DSLiteまでのハードで使用できる機能。

流星のロックマン』など他社ソフトでも導入された機能であり、GBAスロットに特定のソフトを差し込んだ状態でプレイすると通常では出現しない野生のポケモンが出現するようになるシステム。

対応ソフトは外伝作品を除いたルビー・サファイア〜エメラルドまでの作品であり、差し込んだソフトによって出現するポケモンが異なる。ただし、プレイしているバージョンによって出現ポケモンが変化する事はない

通信交換というめんどくさい手順を踏む必要があったゲンガーを楽々入手できるのが旨味。

また、この状態でパルパークにいる女性に話しかけると対応ソフトをモチーフにしたポケモンコンテスト用のアイテムが貰える。


パルパーク編集

ダブルスロットを応用した機能の一つ。

旧世代のポケモンを次シリーズに連れて行くという現在では当たり前になった機能の先駆けである。

こちらではなんと道具まで輸入できる。


バトルフロンティア編集

『エメラルド』で好評だった様々な対戦を楽しめる施設が『Pt』で再登場。

内容もほぼ一新され、フロンティアブレーンに挑むべく様々な戦略が練られた。


劇場版ゲストの登場編集

ファンサービスとして『アドバンスジェネレーション』の劇場版に登場した以下のキャラクターが一般トレーナーのグラフィックを流用して登場しており、セリフや手持ちなども元作品に準拠したものになっている。唯一『波導の勇者』からゲストが登場していないが、代わりにアーロンによく似た青年ゲンが登場しており、手持ちもルカリオとなっている。



登場人物編集

※「ポケモンの登場人物一覧」もあわせて参照。

主人公

選ばれなかった方は上記の名前でナナカマド博士の助手として登場する。


ライバル

何も入力しなかった際のデフォルトネームは「パール」もしくは「ダイヤ」。


サポートキャラクター

ナナカマド博士 アヤコ ハンサム


同行者→タッグパートナー

モミ ミル ゲン マイ バク


ジムリーダー

ヒョウタ ナタネ スモモ マキシ メリッサ トウガン スズナ デンジ


四天王

リョウ キクノ オーバ ゴヨウ


チャンピオン

シロナ


ギンガ団

アカギ マーズ サターン ジュピター プルート


フロンティアブレーン(『プラチナ』)

クロツグ ネジキ ケイト ダリア コクラン カトレア


ポケモン編集

パートナーポケモン

ナエトルハヤシガメドダイトス

ヒコザルモウカザルゴウカザル

ポッチャマポッタイシエンペルト


伝説のポケモン


UMAトリオ:ユクシー エムリット アグノム

レジギガス クレセリア ヒードラン



ディアルガ パルキア ギラティナ


幻のポケモン

フィオネ マナフィ

ダークライ シェイミ アルセウス


本作で初登場する第四世代のポケモン一覧

それ以外はポケモン一覧を参照

No.名前 No.名前 No.名前 No.名前
387ナエトル 414ガーメイル 441ペラップ 468トゲキッス
388ハヤシガメ 415ミツハニー 442ミカルゲ 469メガヤンマ
389ドダイトス 416ビークイン 443フカマル 470リーフィア
390ヒコザル 417パチリス 444ガバイト 471グレイシア
391モウカザル 418ブイゼル 445ガブリアス 472グライオン
392ゴウカザル 419フローゼル 446ゴンベ 473マンムー
393ポッチャマ 420チェリンボ 447リオル 474ポリゴンZ
394ポッタイシ 421チェリム 448ルカリオ 475エルレイド
395エンペルト 422カラナクシ 449ヒポポタス 476ダイノーズ
396ムックル 423トリトドン 450カバルドン 477ヨノワール
397ムクバード 424エテボース 451スコルピ 478ユキメノコ
398ムクホーク 425フワンテ 452ドラピオン 479ロトム
399ビッパ 426フワライド 453グレッグル 480ユクシー
400ビーダル 427ミミロル 454ドクロッグ 481エムリット
401コロボーシ 428ミミロップ 455マスキッパ 482アグノム
402コロトック 429ムウマージ 456ケイコウオ 483ディアルガ
403コリンク 430ドンカラス 457ネオラント 484パルキア
404ルクシオ 431ニャルマー 458タマンタ 485ヒードラン
405レントラー 432ブニャット 459ユキカブリ 486レジギガス
406スボミー 433リーシャン 460ユキノオー 487ギラティナ
407ロズレイド 434スカンプー 461マニューラ 488クレセリア
408ズガイドス 435スカタンク 462ジバコイル 489フィオネ
409ラムパルド 436ドーミラー 463ベロベルト 490マナフィ
410タテトプス 437ドータクン 464ドサイドン 491ダークライ
411トリデプス 438ウソハチ 465モジャンボ 492シェイミ
412ミノムッチ 439マネネ 466エレキブル 493アルセウス
413ミノマダム 440ピンプク 467ブーバーン

ソフト情報編集

ダイヤモンド・パールプラチナ
機種 ニンテンドーDS同左
ジャンル RPG同左
発売日 2006年9月28日(木)2008年9月13日(土)
価格 4,571円+税同左
販売元 任天堂同左
発売元 株式会社ポケモン同左
開発 ゲームフリーク同左
CERO A(全年齢対象)同左

関連イラスト編集

なかよしシンオウダイパ!♦

きみに会えてよかったpkmnらくがきまとめ③


関連動画編集


てんかいのふえのイベント動画

※埋め込み制限があったため動画のリンク先へ


幻のポケモンの扱いについて編集

本世代は歴代屈指の幻のポケモンの多さを誇る。

ポケモンレンジャーとの連動イベントあるいは配布でしか入手できないマナフィとメタモンとの交配で入手できるフィオネとは異なり、ダークライからアルセウスまでの幻のポケモンは個別にイベントが存在し、第3世代同様に配信アイテムの入手でイベントが発生する事が構想されていて、ミオシティには「はとばのやど」が建てられるといった伏線が敷かれるなどスタッフの気合いを窺わせていた。

しかし、後述するバグ技や改造データの流出により、配布アイテムや幻のポケモンが認知されてしまい、DPでの「はとばのやど」や224ばんどうろは訪れても特に旨味のない場所となってしまった。更にアイテムの配布はマイナーチェンジ作であるプラチナに持ち越しとなり、アルセウスイベントに必須なてんかいのふえに至っては配布されずに終わった(映画館で幻のポケモンを受け取るという配布方式はこれまで通り行われた)。

なお、配布アイテムのデータ自体はDPの時点で存在しているので、本来ならDPでもアイテム配布は行われる予定だったのだろう(配布アイテムのデータがあれば、DPでもイベントを起こす事は可能)。

なお、肝心の『てんかいのふえ』についてはLEGENDSアルセウスにてアイテムが別の入手方法で復活を果たしている事が判明している。


この反省からか、配信アイテムを使った捕獲イベントは次世代ビクティニを最後に行われなくなり、幻のポケモンに関するイベントも配布で入手したポケモンを特定の場所に連れていく事で技を覚えさせたり、フォルムチェンジさせる程度になってしまった(限定マップも追加されない)。


しかしながら、ポケモン剣盾ではDLCという形でここでしか入手できない伝説のポケモン(+幻のポケモン)が登場しており、前述の試みは形を変えて復活しつつある。


また、第5世代以降は通常プレイで入手できるロトムのフォルムチェンジについてだが、本世代ではプラチナでのみ配布された「ひみつのカギ」を入手する必要があり、ある意味で幻のポケモンと同等の扱いを受けていたが、タマゴでの孵化は可能。


本作の人気編集

10周年を記念して公式サイトでは「ポケモンガーデン」というポケモンの歴史を振り返るだけでなく、スタッフがユーザーの疑問に答えたり、FRLGのミニゲームが遊べるイベントが開催されたり、翌年には劇場版が10周年を迎えるなど話題には事欠かなかった。


第4世代と同時期に放映された『ポケモンサンデー』の出演メンバーがアニメ『ポケットモンスター』の劇場版に出演したり、その中の一人であるロバート山本博氏が同番組の対戦企画を経て全くの初心者からガチ勢へ大転身を遂げているなど著名人に関するエピソードも多い。


おまけに本作で本格的に対戦の下地が整い始めた所にニコニコ動画の黎明期が重なった事で『ポケモンバトルレボリューション』を介した対戦動画がアップロードされ、通信対戦という要素に注目が集まり始めており、のちの有名実況者が多数輩出された。

加えて配信環境が整った現在、バトルフロンティアにあるバトルファクトリーの高難易度連戦「金ネジキ」(ファン間での通称)が当時のど直球世代を中心に人気を博している。

これはポケモンを全く育成せずにガチバトルと運ゲーを楽しめる(※)というメリットが配信受けするためであろう。


結果としてライト・ヘビーユーザー共に高い人気を集め、『ポケットモンスターソード・シールド』が販売されるまで歴代3位の売り上げを維持していた。

現在もこの作品を思い入れのある作品と推すファンは多く、『BDSP』発売までTwitterで何度か「ダイパリメイク」のワードがトレンド入りしたと書けばその凄まじさがわかるだろうか。


(※)ただし、通常の対戦よりもポケモンの知識と忍耐を試される。


音楽面では編集

音楽面でも高い人気を誇る作品で「せんとう!チャンピオン」、「もりのようかん」(シオンタウンと並ぶトラウマBGMの1つ)、「戦闘!ディアルガ・パルキア」、「テンガンざん」、「209番道路」(通称:廃人ロードのテーマ)など人気のBGMは多く、メディアミックス作品でもアレンジが多く作られた。


アニメ『ポケットモンスターダイヤモンド&パール』では「オープニング」、「けんきゅうじょ」、「フタバタウン(昼)」、「戦闘!野生ポケモン」、「ハクタイのもり」、「206ばんどうろ」、「視線!ポケモンコレクター」、「視線!からておう」、「視線!げいじゅつか」、「スーパーコンテスト!」、「ダンス むずかしい」、「戦闘!ジムリーダー」、「210ばんどうろ(昼)」の13曲がアレンジされている。


大乱闘スマッシュブラザーズ』でが「戦闘!チャンピオン」、「戦闘!ギンガ団」、「戦闘!ディアルガ・パルキア」、「209番道路」の4曲がアレンジ。


その他編集

また、有志の調査により、特定の日付にプレイするとポケモンの出現率が変化することが判明している(参考)。

この他にも特定の日付にプレイすると天候やテレビ番組の内容が変わる小ネタがある(参考)


上昇する例編集

全体的に日本の祝日や記念日に上昇することが多く、中には海外の記念日なども含まれる。

何をもって選ばれているかは推測である為、注意されたし。

5%上昇編集

祝日1月11日(成人の日)、2月11日(建国記念日)、3月3日(ひな祭り)、4月29日(昭和の日)、5月3日(憲法記念日)、5月5日(こどもの日)、9月20日(敬老の日)、12月23日(旧・天皇誕生日)
祝日(海外)3月17日(聖パトリックの祝日)、3月25日(受胎告知の日)、6月2日(共和国記念日)7月4日(独立記念日)、7月14日(フランスの建国記念日)、7月24日(開拓者記念日)、8月28日(聖母の被昇天/バンク・ホリデー(2006年))、10月3日(ドイツ統一の日)、10月12日(イスパニア・デー)、11月1日(諸聖人の日)、11月11日(聖マルティヌスの日/第一次世界大戦終結)、12月6日(フィンランド独立記念日/スペインの憲法記念日)、12月8日(無原罪の御宿り(※1))
記念日4月25日(国連記念日)、8月15日(終戦記念日(※2))
国際デー5月8日(世界赤十字デー)、5月29日(国連平和維持要員の国際デー)、11月16日(国際寛容デー)
行事2月3日(節分)、4月1日(エイプリルフール(※3))、6月21日(夏至)、9月15日(月見)、12月24日(クリスマスイブ)
偉人の誕生日1月12日(増田順一)、2月12日(リンカーン)
不明(情報求む)10月30日

(※1)成道会(釈迦が悟りを開いた日)でもある。

(※2)同日にインド建国記念日。

(※3)同日にアニメ『ポケットモンスター』放送開始。


10%上昇編集

1月12日(成人の日)と7月7日(七夕)の2日だけ。


下降する例編集

5%下降編集

戦争関連8月14日(ポツダム宣言受諾)
行事・祝日3月21日(春分の日)、8月13日と16日(お盆)、11月3日(文化の日)、12月25日(クリスマス)、12月31日(大晦日)

10%下降編集

戦争関連8月6日と9日(原爆投下日)、
祝日1月1日(元日)、9月23日(秋分の日)
その他9月11日(アメリカ同時多発テロ)

ダイヤモンドダストが発生する時間帯編集

キッサキシティでは雪ではなく、ダイヤモンドダストが観測できる日が存在するが、これも何らかの記念日に沿ったものであり、ダイヤモンドダストという現象自体はのちのシリーズのマップでも採用されるようになった。

ちなみにBDDPでは11月19日でも観測可能。

記念日3月15日(大阪万博開催)、3月31日(年度最終日)、9月2日(くじの日)、
発売日2月27日(日本版赤・緑。Ptのみ)、4月22日(北米版DP)、5月1日(北米版エメラルド)。7月27日(欧州版DP)、10月30日(北米版ポケモンレンジャー)
誕生日1月12日(増田順一)、9月20日(サラ・ナトチェニー(※1))
その他2月29日(閏年)

(※1)北米版「ポケットモンスター」でサトシのCVを担当。


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン ポケモンシリーズ一覧

DP物語

なぞのばしょ:致命的なバグについて記載しているため、閲覧注意。

ポケモンレンジャーシリーズ/ポケモンバトルレボリューション:本作と連動しているソフト。

BDSP:リメイク。

LEGENDSアルセウス:スピンオフ。


外部リンク編集

DP公式サイト

プラチナ公式サイト

Pokémon DP Sound Library

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