仮面ライダーマギカ
かめんらいだーまぎか
概要
『魔法少女まどか☆マギカ』はその基本設定やキャラクターの立ち位置など、複数の点から『仮面ライダー龍騎』との類似性が指摘されていた。
そのため、ニコニコ動画などでは当初から仮面ライダーシリーズとコラボしたMAD動画が多数投稿されており、Pixivにおいても同様のコラボレーション作品が投稿されるようになった。
以降、他のライダーとのコラボレーションも増えたため、それらの作品にまとめてこのようなタグが登録されるようになった。
脚本担当の虚淵玄は「『龍騎』はバトルロイヤルものとして秀逸な出来だし金字塔。どうしても相似はする」と『龍騎』と『まどか☆マギカ』の内容が類似していることを認める旨を述べている。
のみならず、虚淵は井上敏樹が脚本を担当した作品を中心として平成ライダーシリーズのファンであり、度々『仮面ライダー555』などが好きだと公言していることから、それらとの作品とのコラボレーションも見られる。
そして遂に虚淵は平成ライダー第15作である『仮面ライダー鎧武』のメインライターを担当。
さらに二年後、まどか役の悠木碧が仮面ライダーゴーストにマスコット役で出演した。
各作品ごとのネタ
勿論これら以外にもたくさんネタは投稿されているため、無理に共通点を挙げなくても良い。
平成一期
仮面ライダーアギトネタ
「アギトの力」と魔法少女の力には「神のような高次の存在に与えられる力」「使い方次第ではヒーローにも怪物にもなる」といった共通点がある。
また、アギトは龍騎放送期間中にリアルタイムでコラボしたことがある。…ハイパーバトルビデオだけどな!
仮面ライダー龍騎ネタ
前述の通り、『まどか☆マギカ』との類似性が一番強く指摘されている作品。
変身能力を持った複数の人物が契約により、願いの代償に戦い続ける宿命を負うという基本設定、現実世界とは違う世界に入り込んで戦うという舞台設定、終盤になって明かされるループ設定など、非常に多くの要素が共通しているため、キャラクター同士の絡みも想像しやすいと言える。
おまけに主人公とそのライバル兼相方ポジのキャラの組み合わせがまどマギ(まどほむ)、マギレコ(やちいろ)ともに揃いも揃ってイメージカラーが赤系(ピンク)と青系(青紫もしくは紺)という組み合わせの上に性格面にも共通点が見られる(ピンク=主人公が純粋でお人好し、青系が常にどこか達観したような表情をしている、など)。特にマギレコの場合、赤い主人公と青いライバルの関係性が城戸真司と秋山蓮を連想させるものとなっている。
そもそもどちらも契約した時点で生き残れない。マギカシリーズがデスゲーム系作品に分類されることがあるのも、この龍騎がマギカシリーズに設定面から影響を与えているからとも考えられる。
第3話終了時点で非常に多かったネタ。
頭から捕食されて序盤に退場する黄色い戦士、というショッキングな類似性が放送当時から強く指摘されている。
マミの方は他人を守るために戦う正しき少女、須藤の方は己の欲望のために戦う極悪人という全く対照的なキャラであるが。
第4話ラスト登場時と第5話での彼女の振舞いなど、浅倉威と立ち位置が似ていた事からネタにされている。
名字も佐倉(さくら)と浅倉(あさくら)で一文字違いなほか、二人ともホームレスで悪食である部分や食べ物をすすめる時の「食うかい?」(杏子)と「食うか?」(浅倉)という台詞の一致など。
そして「語ろう!クウガアギト龍騎」にて虚淵本人の口から「佐倉杏子の(最初の)イメージは浅倉威だった」と公言された。
しかし話を進めるうちにだんだんいい子になっていってしまい、また蒼樹うめ先生のデザインで悪い子にはし難かったので、結果的に今の杏子が完成したという。
美樹さやかは幼馴染で片思いをしている上条恭介の左腕を再生させ、もう一度ヴァイオリンを弾けるようになってもらうという願いで魔法少女となり、最終話では腕の完治した恭介の演奏を聴き、自らは消滅した。
秋山蓮は植物状態にある恋人の小川恵理を救うと言う願いを胸に仮面ライダーとなり、最終的に恵理を蘇生させることには成功したものの、自らは眠るように息を引き取った。
これらの点から二人は境遇が類似していると言える。
また、両者ともモチーフカラーが青色系統であり、マントを羽織っていること、武器が刀剣である部分も一致している。
そして、マギアレコードのさやかは「サヴァイブ」という能力を持っている。
和泉十七夜×仮面ライダーナイト
闇堕ちなぎたんの仮面がどう見てもナイトだと一部で話題に。
両者とも、「奇跡の力を代償にして、登場人物たちに不毛な争いをさせる(しかもやたら煽る)」 「その結果無関係の罪なき人間を犠牲にしている」と言う点が一致しており、物語の黒幕でかつ諸悪の根源であることが両者の共通点である。
ただし、その行動に至った要因と態度は大きく異なり、キュゥべえの場合は「宇宙の熱的死を防ぐ」という使命を淡々と遂行する、という(彼らなりの)大義名分があるのに対し、神崎士郎は「死にゆく運命にある妹を救う」という、ある意味暁美ほむらにも通じる強い願いにより、仮面ライダーを戦わせて最後に「新しい命」を妹の為に手に入れる事を目的にしている。
また、キュゥべえは肉体を殺害したとしてもどこからか新たな肉体が現れ、以前の肉体を摂食して記憶などを引き継ぐため実質殺害不可能である。
神崎士郎は自身が仮面ライダーに変身する代わりに無作為に選んだ代理人を仮面ライダーオーディンに変身させており、他の仮面ライダーを凌ぐ力を持つばかりか仮にそれを覆してオーディンが倒されるような事があったとしても新たな代理人を探すだけであり神崎士郎自身が戦いを放棄しない限りライダーバトルから脱落することはない。
この事から「肉体が攻撃を受けて倒されてもすぐに新たな肉体を得て復活できる」という点でキュゥべえは仮面ライダーオーディンとも共通点がある。
暁美ほむら×神崎士郎
2人とも、自分達にとって大切な人を救う為に同じ時間を繰り返し続けていた。
銃を使う、牛型のモンスターを召喚するという所が似ている。
ちなみにゾルダのファイナルベントは秋野かえでの最終必殺技に似ている。
仮面ライダー555ネタ
鹿目タツヤの愛称が仮面ライダーファイズの乾巧と同じ「たっくん」であることから派生して出てきたネタ。
最終話においてタツヤはほむら以外では唯一まどかのことを覚えていることもあり、二次創作において後日談的な形でほむらとの共闘ネタで使われることが多い。
ちなみに、まどかの中の人はかつては仮面ライダー555のヒロイン園田真理の幼少期を演じていたこともある。
最近だとおそらくマギレコでのマミさんの言動から連想されたネタ。ドッペルを暴発した環いろはを「魔法少女に擬態した魔女」と勘違いして襲撃してからというもの、終盤に七海やちよに撃破されるまで、長いこと主人公組と対立していたことから、草加のような癖の強いキャラのイメージが一部に定着しているようである。
…と思いきやかなり昔からあったネタである。
カイザとマミさんが組合わさった本当の理由はもちろん、黄色いから。
仮面ライダー剣ネタ
美樹さやか×仮面ライダーブレイド
イメージカラーが青色、武器が剣であるという共通点から共に描かれることがある。
ちなみに魔法少女まどか☆マギカポータブルではルート次第で「我が身を犠牲にして、杏子の分の呪いを背負おうとする」という、ある意味ブレイドの変身者・剣崎一真に近いさやかを見ることもできる。
また、他の仮面ライダー達も武器の共通点からして
仮面ライダーギャレン→巴マミ(武器が銃)
仮面ライダーカリス→鹿目まどか(武器が弓)・暁美ほむら(最終回以降の姿))
仮面ライダーレンゲル→佐倉杏子(武器が槍)
と関連付けられる事がある。
なお、仮面ライダーカリスの場合、意味が違うのにカリスまどかで投稿されている事がある。
単なる名前繋がりである。実際上条少年は闘ったりしない(上城と歳は近いが)。 →かみじょう違い
物語の結末
いずれも「主人公が人外と化して破滅をもたらすルールに挑み、最愛の友と離れ離れになる」というエンディングを迎えている点では共通である。
そして、新たな円環の理に至ってはキングフォームみたいな姿になった。
そして彼女の行き着く先は…
仮面ライダーカブトネタ
最強であることを売りにする赤い主人公キャラであり、また料理人という共通点がある。また、天道がおばあちゃんが大好きなのに対し、鶴乃はおじいちゃんが大好きで尊敬している。
なお、どちらも最強であることを売りにしているが、それ相応の実力も兼ね揃えている点も共通している。
また、もう一人の主人公である加賀美新とほぼ同じ名字の魔法少女がいる。→かがみ違い
仮面ライダー電王ネタ
キュウべぇ×イマジン
どちらも人間に対し契約を持ちかけ、願いをかなえる代償に契約相手の大切なものを奪っていく怪物という点で共通している。
pixiv上ではなぜかイマジンはイマジンでもモモタロスネタが多い気がする。
ちょうど赤、青、黄色、紫の4人が揃っている。しかし、武器が全員異なる(紫は合ってると言えば合ってるが)うえ、義理人情に篤い戦闘バカの赤を除けば「片や雄弁な女好き、片やイマドキの女の子な青」「片や感情表現豊かな熊公、片や憧れのお姉さんタイプの黄色」「片や幼稚で芸術家肌、片やクールな歴戦の勇士の紫」など、性格は似ているとは言い難い。
仮面ライダーディケイドネタ
本作の場合何と絡めても問題ないため、逆にこれといったネタは特にない。
クロスオーバーもし放題。まさにディケイド。
そんな中一人特筆すべきはマギレコから登場する水波レナ。彼女の魔法少女としての能力は「変身」。他の人物に姿も能力もそっくりに似せられる。ほぼカメンライド。メインストーリーやアニメではこの能力をフル活用して各所で大活躍する。
平成二期
仮面ライダーOOOネタ
本作は2010年9月から2011年8月まで放送された。すなわち、まどマギ(一期)の放送時期と唯一リアルタイムでカブっている作品である。
佐倉杏子×アンク
杏子がファンの間で「あんこ」と言うあだ名をつけられ、アンクが伊達明に間違えて「アンコ」と呼ばれている事に起因する。
イメージカラーも赤色で一致している。
残りのグリード(幹部怪人)達も、それぞれ「黄色」「青」「紫」に加え、「緑」と「灰色」も揃っていてちょうど良い。
ちなみにピンクのコンボもあるでよ。
暁美ほむらの持っている盾がタジャスピナーに似ていたことから生まれたネタ。
実際の能力は、仮面ライダーに例えるならクロックアップ+タイムベントといった性質のものだった。
十咎ももこ「魔法少女は助け合いってね!」
『マギアレコード』アニメ版第2話の上記のももこの台詞に火野映司の「ライダーは助け合いでしょ!」を思い出した視聴者も多かった。「助け合い」どころではなかった『まどマギ』本編との雰囲気の違いも感じさせられたことだろう。
仮面ライダーフォーゼネタ
巴マミ関連
マミの髪型+イメージカラーからドリルモジュールと絡めている。
キュゥべえ関連
フォーゼベースステイツのボディと目のカラーがキュゥべえと共通してたり、スイッチャーを探すホロスコープスと契約者を探すキュゥべえの作中での主な行動が似ているため、それぞれと合体させたネタが見られる。
幼馴染の上条恭介の腕を治すためにキュゥべえと契約した美樹さやかと、親友井石二郎を救うために仮面ライダーメテオになった朔田流星が似ている事から。さらにさやかとメテオのイメージカラーも共通している。
仮面ライダーウィザードネタ
仮面ライダー初の「魔法で戦う戦士」である事が魔法少女達と一致する。変身アイテムが宝石であることも共通。
また、本作の怪人「ファントム」は絶望した人間の殻を破って誕生するという設定であり、魔法少女達が絶望により魔女に変化するという「まどか☆マギカ」の世界観と類似する。
また、主人公である操真晴人=仮面ライダーウィザードの「俺があんたの希望になってやるよ」「俺が最後の希望だ」という台詞も「まどか☆マギカ」の主人公鹿目まどかの最終回における願いの内容(最後の最後に魔法少女全ての「希望」となる)に通ずる部分がある。
他にも、ウィザードがよく使うウィザードリングに「コネクト」があり使用時に音声が流れるが、「まどか☆マギカ」のOPテーマも「コネクト」である事や、主人公達に魔法を与える存在である「白い魔法使い」と「キュゥべえ」が共に「白い」事など。
ただし、「ウィザード」放送以前にいくつか設定が公開された時、「まどか☆マギカ」に似ている部分が多かったために「ウィザードはまどかのパクリ」とネット上で論争が起きた(又は意図的に荒らそうとする人間がいた)。現在でも両作品ともに謂れのない誹謗中傷がぶつけられ、炎上する事が多々ある。
だが龍騎は『バトルロワイヤル』と『シスタープリンセス』がアイディアの元であるとスタッフが言っており、海賊戦隊ゴーカイジャーは『ディケイド』と『ONEPIECE』と『パイレーツオブカリビアン』などが元ネタだと公言されており、ゴーバスターズも『相棒』関係を取り入るなど、製作時にブームになっていたものから要素を取り入れる作品は戦隊シリーズにも平成ライダーシリーズにも珍しくない。その上で露骨かつ悪質なパクリ箇所が全く確認できない以上、取り立てて騒ぐべきではないという意見も大きい(『まどか☆マギカ』がウィザードに影響を与えた旨の公式発言は今のところ一切ない)。
操真晴人と『マギアレコード』に客演した呉キリカで全く同じセリフが存在する。
まどマギ+魔法少女ビースト
上記の通り共通点が多い中で「魔法少女」という単語が出てくるとさらに連想しやすい。
さらに仁藤攻介/仮面ライダービーストの設定も佐倉杏子、グリーフシードと共通、連想させる要素も多い。
マギレコに出てきたドッペルと、ウィザードラゴンたちファントムの設定も似ている。そのため今後この辺の黒幕つながりでマギウスと白い魔法使いを絡めたネタが出てくるかもしれない。
仮面ライダー鎧武ネタ
前述の通り、共通点がどうとか以前にメインライターが「まどか☆マギカ」と同じ虚淵玄氏である。
『555』以前の平成ライダーシリーズに立ち返り、久しぶりにライダー同士の相克を描いた作品となっており、その殺伐とした物語に加え、変身時、頭にフルーツアーマーがかっぽりと落ちてくるという構図のシュールっぷりがやはりマミを想起させることなどから放送開始当初よりコラボネタが盛り上がっていた。
また、ライダーに変身したものたちの前に現れる謎の少女がアルティメットまどかに見えるとの声もあった。
又、本編が終了した後も外伝が多数出ている。
武器が二刀流、イメージカラーが青色という共通点があり、非変身時には消火器を使用したという共通点もある。また、さやかと紘汰の性格が似ている(おバカで感情的になりやすい)という点も。
武器が槍、イメージカラーが赤という共通点、性格が似ている(攻撃的で利己利益のために力を使う)という点がある。
また、重い話題だが両者とも親族全員が死別してる。
そして興味深いのは、杏子が死別から(マミ的に正しい)魔法少女として生きるのを諦めたのに対して、戒斗は死別から弱さを憎み強さを求める生き方へシフトを変えた。
両者の結末に至っては、再び誰かを助けるために戦った杏子と、今ある世界を滅ぼすために戦った戒斗と、まったく逆である。また杏子は(さやかほどではなくとも)心理的にはブレがあったが、戒斗は結局最初から最後まで終始一貫していた。描写傾向も杏子は善(本編開始前)→悪(登場頃)→善(終盤から叛逆)だったが、戒斗は悪(序盤)→善(中盤)→悪(終盤)だった。
ビジュアル、性格、共に共通項が多いのに立場は見事に対照的である。
13~14話にかけての初瀬亮二の動向と結末、さらにインベスやヘルヘイムの森に関する新事実、そして31話のシドの末路からそれが実現してしまった。→ユグドラシル・コーポレーション、1月19日ショックも参照
これについては初瀬役の白又氏に虚淵氏自身が「初瀬の死は鎧武という作品にターニングポイントを与える重要なイベントで、まどマギにおけるマミさんと同じ立場だから」と説明したらしい。
(悪)名高い虚淵脚本の特徴として、その時のその人物にとっては最善の行動を取ったつもりが、結果的には裏目に出るという点が挙げられるが、目的を優先するあまり頼れる身内を切り捨てる事になったり、一番助けたかった思い人が結果的には助けられてなかったり両者二名、完璧にドツボにハマった。
(流石に考慮してか、後発であるミッチの方には本編後日談と冬映画でフォローが入ってる。旅立ったかつての仲間や傷つけあった肉親、周囲との和解が果たせたかどうかは両者を見る上で最大の相違点となった…)
また、ミッチのキャラテーマ曲『Point Of No Return』にはほむらの台詞と類似した歌詞があり、狙っている可能性が高い⇒もう誰にも頼らない/一人まどマギ
そして最終回、「鎧武」という作品はまどか☆マギカと同じく主人公が神に等しい存在となって世界の理を変えるという結末で幕を閉じた。
ちなみに小説仮面ライダー鎧武ではしれっと円環という単語が活用されてる。
仮面ライダーゴーストネタ
→まどセン
また、両作品とも、変身アイテムに人間の魂が閉じ込められていることも共通する。
さらに2016年1月より、東映特撮公式YouTubeチャンネルで、ゴーストと過去のライダーのコラボムービーが配信されているが、その中のひとつに鎧武とのコラボもある。なお前述の、まどかと共通点が見いだされたドライブのハートも1話でゴースト達と戦っている。
ユルセンは全く登場しなかったが。
また、アニメいろはの変身シーンは、ビルから飛び降りながら変身するいろはにフード付きマントが最後に重なる、というものであり、この重なる前のフードの中に顔が見える。まんまパーカーゴーストである。そして原点のいろはは星5まで覚醒すると、ずっと被っていたフードを脱ぐ。ゴーストも変身の最後にパーカーゴーストのフードを脱ぐ決めポーズがあるのだが、それを連想させる。
仮面ライダーエグゼイドネタ
妖怪ソウルジェムくれと化したマミさんや
ゾンビ社長インストールされたキュゥべえが登場している。
また、エグゼイドの放送期間中にアナウンスされていたソーシャルゲーム『マギアレコード』がエグゼイド完結と前後して満を持して配信されたので今後はこちらのネタが期待される。実際、エグゼイドには実在のゲームとコラボしたガシャットが登場する作品もある。
そして、いざ発表されたメインヒロインの姿に、早速例のゾンビ神がお馴染みの口調でダル絡みをするコラボ作品が…。
えろはちゃんだもん、仕方ないね。
そもそも「仮面ライダークロニクル」が、参加プレイヤーが「ゲームオーバーになったらコンティニュー不能で消滅する」という重大事項を事前に知らされず、取り返しのつかない事態になって初めて告げられるという鬼畜仕様になっているのはキュゥべえのやり方そのものだとも。
バグスターやゲーム病で消滅した人々の生命のデータはプロトガシャットに記録され、任意でバグスターの形で復活させられる。ウワサもバグスター同様柊ねむの魔導書に記録され、倒されてもこの本の中に記録が残っている限り何度でも再登場させることができる(キモチはこれを利用してウワサを手駒にしていた)。アリナとの最終決戦では、ねむはドッペルを発動した状態で全てのウワサを呼び出して総攻撃していた。
ウワサの中でも心が生まれ、単なる怪物ではなくなった者もいる。名無し人工知能のウワサと万年桜のウワサがそれで、どちらも後にプレイアブル化も果たしている。一方、バグスター側もパラドとポッピーは明確に心を持ち、単なる敵キャラではない、重要なキャラ(パラド曰く「主人公」)として活躍し、ポッピーは最初から、後にパラドも大切な仲間になっている。
バグスターはコンピュータウイルスが現実の生命と同等の存在になったものである。名無し人工知能のウワサも、元々は電脳空間で構築された人工知能が、自ら意思を持ったものであり、それがウワサという形になっている。二葉さなと名無し人工知能のウワサが一体化したウワサのさなは、片方が人間、もう片方がデジタルの存在であること、両者が自在に分離、合体できることから、イメージとしては終盤の宝生永夢とパラドの関係に似ている。
後に、仮面ライダークロノスという、時間停止能力を持ったライダーが登場する。
また、ゲムデウスクロノス=檀正宗と藍家ひめなは、目的もそこに至る過程も異なるが共に全体主義を唱える独裁者として、世界を支配しようと企んでいる黒幕同士である。
そしてついに、リセットを発動する魔法少女が…
仮面ライダービルドネタ
主人公が物理学者のため、理系魔法少女都ひなのとのベストマッチが考えられる。
フルボトルは生物と無生物であれば何の概念を取り入れても問題ないため、ディケイド同様自由度の高い二次創作が期待される。
主人公・桐生戦兎の最大の理解者だと思われていた「おやっさん」ポジションの石動惣一が実は敵組織の幹部ブラッドスタークであり、戦兎をライダーにしたうえで利用していたことが判明。「仮面ライダーにおけるおやっさん」「魔法少女ものにおけるマスコットキャラ」という、通例なら主人公にとって最大の協力者ポジションであるはずのキャラクターが実は黒幕・元凶だったという点で、その衝撃はまどマギと相通ずるものがある。
いわゆる万丈構文にみられるように、巧妙に相手を自分の思惑通りの方向に動かす話術にかけてもキュゥべえに劣らないものがあるといえよう。
そして、石動=スタークの真の正体であったエボルトは地球外生命体であり、自身は元来感情を持たない存在ながら、人間の持つ感情に興味を寄せたというのもキュゥべえと共通する。
『ビルド』最終回では、戦兎が世界の再編を果たし、破滅の窮地から救いながら、新世界では彼自身や以前の世界のことを覚えている者は誰もいないという立場になった。言ってみれば『まどマギ』最終回における鹿目まどかと暁美ほむらを足して2で割ったような境遇である。
大きな違いは、その新しい世界の中に最高の友達がいるかどうかというところだろう。
仮面ライダージオウネタ
タイムジャッカーであるウールがアナザーライダーを誕生させようとする際、その素体候補であるとあるバスケットボール選手に「僕と契約すれば……」などと持ち掛けたために、このネタは盛んにTwitterでもつぶやかれ、第1話早々にネタイラストが投稿された。
この契約の際には「時間停止」が用いられ(→暁美ほむら)、また車に轢かれかけるというのが巴マミの契約状況とよく似ているなど、『まどマギ』を思わせる要素が満載であった。同じタイムジャッカーであるオーラの場合もそうだが、「契約してでも叶えたい願い」を抱いていそうな相手の前にここぞとばかり出現するのはあからさまにキュゥべえ的である。
最終回で時空を超える力を使うオーマジオウに変身して世界を作り替える点がアルティメットまどかと共通している。
ちなみに、主人公の常磐ソウゴとほぼ同じ名字の魔法少女がいる。(メイン画像も参照)
令和ライダー
仮面ライダーゼロワンネタ
『ゼロワン』に登場するアンドロイド「ヒューマギア」の暴走状態であり、本作の怪人である「マギア」とマギアレコードの用語である「マギア」が偶然にも被ってしまった。
劇場版仮面ライダーゼロワンREAL×TIMEにて登場した仮面ライダーエデンことエスの戦う理由が大切な人の為にその人の為の楽園を創造しようと行動する性格は叛逆の物語の暁美ほむらの行動と共通点が多い、更には主人公の現状最強の戦力を奪うといった点も共通している。仮面ライダールシファーの変身シーンにて骸骨に頭を喰われる描写が巴マミの「マミる」を彷彿とさせる。
仮面ライダーセイバーネタ
神山飛羽真が火炎剣烈火に選ばれセイバーに変身する、全知全能の書が物語の黒幕、最終話で新たな物語を創造するなどストーリー面でまどマギと似通っている。
仮面ライダーリバイスネタ
五十嵐一輝とバイスのように、まどかとキュゥべえをバディにしている。
第1話で悪魔であるバイスがしきりに一輝に「契約」を持ち掛けてきたのにキュゥべえを思い出した人も少なくない。そもそもキュゥべえとの契約自体が「悪魔との契約」を元ネタにしていることからして当然なのだが。
また、前述のファントム(仮面ライダーウィザード)と、バイスたち悪魔(仮面ライダーリバイス)は設定が似ており、つまり悪魔とドッペルも設定が似ているということである。ジャックリバイスとか出てきたので、今後この辺を絡めたネタが出てくるかもしれない。
リバイスの登場ライダーの一人のさくら(ジャンヌ)は事あるごとに自らを無敵と「強キャラ」であることを自称し、扇子を武器にする点は、自ら最強と強キャラを自称し扇子を武器にする由比鶴乃と共通してると言える。
また、ジャンヌのイメージカラーは青で敵対者に対し威圧的な態度をとる点は、イメージカラーが青で敵対者と見なした相手には威圧的な態度をとる七海やちよと共通している。
著名人の起用
リバイスの作中には、ゲストキャラでお笑いタレントの空気階段が本人役で出演し、最終回ではサッカー選手の三浦知良も本人役で出演している。
マギアレコードでは、フィギュアスケート選手のアリーナ・ザギトワとエフゲニア・メドベデワが出演したCMが作られ、TRFのDJKOOが出演したCMも作られた。
本編とCMという違いがあるもののどちらも著名人を起用していると同時に、著名人を起用しても本編のストーリーには殆んど影響しなかったという共通点がある。
仮面ライダーギーツネタ
「願い事が叶う」ことを餌に人間たちをデスゲーム「デザイアグランプリ」へと誘うツムリの役目はキュゥべえに似ている。だが彼女に比べれば、「勧誘対象に拒否権はある」「最初に願い事は叶えてくれる」分、まだキュゥべえの方がましではないかという声すら挙がっている。とはいえ、(改変前世界の)魔法少女の行きつく先がどうあがいても絶望なのに対し、ゲーム内で死亡、またはコアIDを破損した場合はともかく、条件を満たせない、あるいは傷病で継戦不能と判断されて失格・脱落した場合はDGPに参加していたという記憶を消されて元の生活に戻るだけなので、その意味では契約したが最後、人間ですらなくなり、元に戻ることもできず、円環の理に導かれたとしても魔女化しないだけで結局最後は「消滅」せざるを得ない魔法少女に比べると「元の生活に戻れるだけマシ」ともいえる。
そのデザイアグランプリに参加して戦っていた豪徳寺武/仮面ライダーシローが早くも第1話にて退場するという、『まどマギ』第3話で退場した巴マミもびっくりの早期退場を遂げた。どちらも「正義感で戦う実力も実績もある戦士」(ついでに言えば武器が飛び道具)だったのが共通。また変身に必要なアイテムが破損すると死亡する、という点も共通。
デザイアグランプリにおいて仮面ライダーたちが戦う敵怪物・ジャマトの正体はかつて退場したライダーの成れの果てであることが判明したが、これは『まどマギ』において魔女が魔法少女の成れの果てであることと通じる。なお、この秘密をいち早く知った桜井景和・仮面ライダータイクーンが他のライダーたちにそれを知らせたが、まるで信じてもらえなかった。これはかつて暁美ほむらが通った道である。(これは後にジャマトが死亡したライダーたちの姿を単にコピーしていただけと判明)
主な両方に共通しているキャスト
以下の表では魔法少女は太字で表記する。
※鷲見は公式ガールズユニット「仮面ライダーGIRLS」の一員でもあり、その縁から『鎧武』本編やアニメ『風都探偵』でも端役で出演している。
関連リンク
まどか☆マギカ×仮面ライダーリンク(ニコニコ動画の該当タグ)