概要
ポケモンは種族ごとに1、2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。
そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。
初代から登場するタイプの一つ。
その名の通りパンチなどの物理攻撃を得意とするポケモンが区分されており、他、武術やスポーツという「運動」をモチーフとしている種族が多く、ポケモンカードゲームやポケモンGOでも拳のマークが採用されている。
格闘技という人間特有の技をベースとしているが故、全てではないものの人型のポケモンの割合も非常に高い。また、筋骨隆々なイメージが強いからか♂が多いポケモンや♂のみ存在するポケモンが目に見えて多い。
世代が進むにつれて最初から四足歩行のコバルオンら聖剣士を始め、モチーフの生物の原型を留めたポケモンも増えて、バラエティ性が富んできている。
その一方で「武器を用いる武術」や「武器を用いる人物」モチーフのポケモンは第3世代まで一切所属していなかった。第4世代でエルレイド、第5世代で聖剣士が現れ、直近の第8世代ではとうとう身体の一部でないれっきとした武器を用いるかくとうタイプまで出たため、徐々に状況が変わってきている模様。
大抵は何の武術やスポーツをモデルにしているか分かりやすいが、戦士系などの一部は非常に曖昧。本記事でも何度も解釈論争による編集合戦が起こっているため、具体的な記載はしないものとする。
ステータス的には「こうげき」が特に高く設定される傾向がある。
ルカリオのように肉体だけでなく、自らの気を武器とするポケモンもそれなりの数がいる。
そうした漢らしい雰囲気からか、ジムリーダーまで格闘家が殆どで格闘技と無関係の人物でも基礎体力に秀でている典型的な体育会系やストイックな人物などの傾向が見られる。
当初は専門に扱うトレーナーは男性の「からておう」のみで「タイプエキスパート」と呼ばれるボス級のトレーナーの殆どが厳ついおっさんという有様だったが、第3世代からは女性の「バトルガール」も登場し、以降は若くスタイリッシュな雰囲気を前面に押し出すようにもなった。
男性陣では第3世代のジムリーダーがその代表例であり、女性陣は言わずもがなであろう。
また、全タイプの中で唯一、同タイプを専門とするジムリーダーか四天王が全シリーズに登場しているタイプである(範囲をタイプエキスパートに広げると、エスパータイプにも全作に専門とするトレーナーが存在する)。
旅パに入れておくと結構活躍してくれるタイプである。
なぜかと言うと、悪の組織のメンバーがノーマルやあくタイプのポケモンを持っていることが多いため。
特に第5世代においては、悪の組織の黒幕の切り札に刺さる上に反撃も受けづらいタイプであり、手持ちにかくとうを入れておいたおかげで命拾いした人も少なくないという。
また、アカネのミルタンクやセンリのケッキングなど所謂みんなのトラウマはノーマルタイプもちである場合がいくつかあり、かくとうタイプを育てておくとこうした敵に対しても落ち着いて対処できる。
ただ後述するようにタイプごとの得手不得手がくっきりしており、苦手なタイプにはきちんとケアしないとあっさり倒される。
技はパワータイプらしく威力100超えが9種類もあり、ステータスに合わせてかなり物理に寄っている。
あまり他タイプに出回らない傾向があり、その点でもかくとうポケモンの需要は高かった……第7世代までは。とはいえ、ポリゴン2やハピナス、バンギラスといった高耐久の強豪ポケモンにタイプ一致で弱点を突けるのはやはり大きい。
一方、高威力技の常としてデメリットも大きく、豪快なイメージに反して意外と戦略性を要求される。
強い武人は往々にしてそんなものであるが。
変化技は7種類(うち2種は専用技)と少ないが、「ファストガード」「コーチング」といったダブルバトル向けの技も存在する。
またポケモンSVにて全タイプの複合が実装されたタイプの一つとなった。
アクションバトルゲーム『ポッ拳POKKENTOURNAMENT』では、格ゲーなだけあってプロモーション映像ではかくとうタイプ同士が戦う様子が映されたり、初期カーソルやチュートリアルの相手がピカチュウではなくルカリオだったり、とかくとう推しが強い。
プレイアブル参戦も合計4匹と多いが、ほのお・ゴースト・はがねと同率1位なので偏りすぎてはいない。
一方で『スマッシュブラザーズ』シリーズへの参戦は比較的遅く、ファイターとしては1種族のみの参戦に留まっている。
ポケモンカードゲームにおいては初登場時から現在に至るまでいわタイプとじめんタイプも内包し茶色をイメージカラーとした「闘タイプ」として収録され続けている。
かくとうタイプのポケモン一覧
第1世代
第2世代
第3世代
第4世代
第5世代
No. | 初期 | No. | 中間 | No. | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
499 | チャオブー | 500 | エンブオー | ||
532 | ドッコラー | 533 | ドテッコツ | 534 | ローブシン |
538 | ナゲキ | - | - | - | - |
539 | ダゲキ | - | - | - | - |
559 | ズルッグ | 560 | ズルズキン | - | - |
619 | コジョフー | 620 | コジョンド | - | - |
638 | コバルオン | - | - | - | - |
639 | テラキオン | - | - | - | - |
640 | ビリジオン | - | - | - | - |
647 | ケルディオ | - | - | - | - |
第6世代
第7世代
No. | 初期 | No. | 中間 | No. | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
739 | マケンカニ | 740 | ケケンカニ | - | - |
759 | ヌイコグマ | 760 | キテルグマ | - | - |
766 | ナゲツケサル | - | - | - | - |
783 | ジャランゴ | 784 | ジャラランガ | ||
794 | マッシブーン | - | - | - | - |
795 | フェローチェ | - | - | - | - |
802 | マーシャドー | - | - | - | - |
第8世代
No. | 初期 | No. | 中間 | No. | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
852 | タタッコ | 853 | オトスパス | - | - |
※1 | (カモネギ) | 865 | ネギガナイト | - | - |
870 | タイレーツ | - | - | - | - |
889 | ザマゼンタ | - | - | - | - |
891 | ダクマ | 892 | ウーラオス | - | - |
※1 | (ニューラ) | 903 | オオニューラ | - | - |
※1:リージョンフォーム専用の進化。
第9世代
No. | 初期 | No. | 中間 | No. | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
914 | ウェーニバル | ||||
955 | パモット | 956 | パーモット | ||
961 | カラミンゴ | - | - | - | - |
978 | イダイナキバ | - | - | - | - |
984 | チヲハウハネ | - | - | - | - |
989 | テツノカイナ | - | - | - | - |
993 | テツノブジン | - | - | - | - |
998 | コライドン | - | - | - | - |
1010 | コノヨザル |
メガシンカポケモン
リージョンフォーム
ポケモン | タイプ(変化前) | タイプ(変化後) |
---|---|---|
ガラルカモネギ | ノーマル・ひこう | かくとう |
ガラルサンダー | でんき・ひこう | かくとう・ひこう |
ヒスイニューラ | あく・こおり | かくとう・どく |
ヒスイドレディア | くさ | くさ・かくとう |
ヒスイジュナイパー | くさ・ゴースト | くさ・かくとう |
パルデアケンタロス | ノーマル | かくとう |
フォルムチェンジ
※任意で姿やタイプを変更(チェンジ)できるもののみを言う。そうでないものは含まれない
タイプ相性と特性
タイプ相性
攻撃側 | タイプ |
---|---|
抜群(2倍) | ノーマル、こおり、いわ、あく、はがね |
今ひとつ(0.5倍) | どく、ひこう、エスパー、むし、フェアリー |
効果なし(無効) | ゴースト |
防御側 | タイプ |
抜群(2倍) | ひこう、エスパー、フェアリー |
今ひとつ(0.5倍) | むし、いわ、あく |
効果なし(無効) | - |
ノーマルタイプ、こおりタイプ、いわタイプ、あくタイプ、はがねタイプタイプに抜群な理由としては以下が考えられる。
- 平凡・普遍的なイメージの『ノーマル』に対する『かくとう』の(戦闘に関する)エキスパートのイメージ。
- 打撃に弱い『こおり』、また反対に強固なイメージの『いわ』『はがね』に対する『かくとう』技の力技での破壊のイメージ(ドッコラー系統の得物をイメージするとわかりやすいか)。
- 『あく』タイプは格闘技が防犯のための護身術として用いられることが多いからだと思われる。『あく』に対する『かくとう』技での正義の鉄槌のイメージ。特性「せいぎのこころ」や技の「せいなるつるぎ」がその最たる例とも言える。
総じて平凡・物質的なタイプに強い傾向がある。
このうち『いわ』と『あく』にはめっぽう強いのか半減できる。
一方で、純粋な力技の通じない幽霊的なイメージの『ゴースト』に対して技が無効、同じく苦手な搦手のイメージからか『どく』に半減(殴れば腕が爛れるからか?)、飛行での回避・翻弄のイメージからか『ひこう』にも半減、読心術やサイコキネシスといった超能力により攻撃を妨害されるからか『エスパー』にも半減、相手の無邪気さゆえに力が抜けてしまうからか『フェアリー』にも半減(幻術や魔法で真っ向勝負を避けるからという見方も出来る)。
このうち『ひこう』『エスパー』『フェアリー』はとりわけ苦手なのか弱点まで突かれる。天敵。
なお、『むし』タイプとは互いに効果がいまひとつ。虫によるが内外に柔らかい部位が多く力技が効きにくいが(あるいは蝶や蜻蛉のように攻撃を躱される)、比較的小さな生き物である虫の攻撃は強靭な肉体で防げてしまう…ということだろうか。
世代ごとの変遷
第1世代
初登場にして大冷遇時代。
タイプ相性での対抗策が実質的に機能していないエスパータイプにとことん弱いため、一方的に弱点を突かれまくるという苦しいスタートとなった。
当時は「とくこう」と「とくぼう」が「とくしゅ」と一括りになっており、かくとうタイプは全般的に「とくしゅ」が低めに設定されており、特殊が低い=打たれ弱いということでもあった。
この為、初代3色パンチの使い手であるエビワラーが割を食う事に。
「ふぶき」「10まんボルト」「サイコキネシス」の搭載率が非常に高い時代であったことも向かい風。
ひこうタイプ相手でも、やはりラクではなかった。
さらに、サワムラー以外のポケモンのまともな攻撃技は威力はともかく、命中率と反動ダメージに一抹の不安を抱える「じごくぐるま」だけという有様。
とにかく圧倒的なわざ不足で、「とびげり」「とびひざげり」はサワムラーの専用、「からてチョップ」はこの時代は何故かノーマルタイプとタイプ不一致でマンキーとワンリキーしか覚えず、けたぐりも威力50に追加効果なし、あえて加えるならばカイリキーも覚える「けたぐり」と「ちきゅうなげ」。だがサワムラーの専用キックも「命中率が不安定」「ミスすると反動ダメージ」という不発弾を抱えており、かげぶんしんが猛威を振るった第一世代では覚えたところで気休めの範囲だった。
ニョロボンに至っては自力で覚えるかくとうわざはなく、代わりにその設定からサイコキネシス等エスパータイプわざが覚えるという、かくとうタイプの皮を被った何かでしかなかった。
しかも、当時の技の仕様からノーマルタイプやこおりタイプは先制すると圧倒的に有利を取れていたため、中低速に固まっていたかくとうタイプは「やる前にやられる」ことも普通にあった。
これらのことから、ほのおタイプやむしタイプと並ぶかなりの不遇タイプであったともいえるほど。
奇しくも上位で暴れていたポケモンがケンタロスやこおりタイプというかくとうタイプを弱点とするポケモンばかりのため、かくとうタイプがまともな強さであれば止められたはずで、非常に歯痒い思いをすることとなった。
第2世代
大冷遇時代からのスタートライン。
新規勢はイーブイと同じ分岐進化要素を持つかくとう単タイプのバルキー系統、初のむしタイプ複合になったヘラクロス。
この2系統はゲーム中の扱いでも大きな印象を残した。
また、この世代ではかわいらしい姿をしたポケモンも登場しており、例えばカポエラーとヘラクロスがいる。
バルキーは現在でもステータスによって進化先が変化する唯一のポケモンで、「こうげき」「ぼうぎょ」の値によってサワムラー、エビワラー、カポエラーの何れかに進化する。
カポエラーは専用技「トリプルキック」がさほど有用ではなく、むし側でも大火力の一致技「メガホーン」を持って現れたヘラクロスとは大きな差が付いてしまった。
ヘラクロスに至っては、そのまま全国大会で優勝したくらいである。
対戦面では新たにエスパーに強くかくとうに弱いあくタイプとはがねタイプが出現し、かくとうタイプの需要が拡大した。
- また、あくタイプ対策に用いられることが多くなった。
「とくしゅ」が「とくこう」「とくぼう」に分化し、カイリキー等はとくぼうが高めに割り振られたことにより、特殊技であっさりやられることが少なくなった。
攻撃技にも「ばくれつパンチ」「きしかいせい」「マッハパンチ」等が加わり、他タイプの技仕様にも調整が入った事から、やや癖の強さは残るものの互角に戦っていけるようになった。
また、「からてチョップ」は技名どおりにかくとうタイプの技になった。
ただし、本格的にかくとうタイプが逆襲するのはもう少し後の話。
第3世代
新しい領域への挑戦。
新規ポケモンでは、いわゆるポケモン御三家で初のかくとう複合かつ特殊アタッカーも可能なほのおタイプ複合のバシャーモ、宿敵エスパーを自ら取り込んだチャーレム、くさタイプの変化技とかくとうタイプの攻撃技の両立をテーマとするキノガッサらが登場。
外見も全体的にスマートで、ファン層を拡大させていき、より幅広い戦術が確立してゆく。
また、新たに特性が実装され、チャーレムがステータス以上の破壊力を持ったほか、カイリキーやヘラクロスを始めとしたポケモンは「こんじょう」によって、状態異常に逆に強くなるという強化を遂げた。
もっとも、その対抗策も当然用意されており、特に「こうげき」を引き下げる「いかく」は物理主体のかくとうタイプにとって大きな課題となった。
何の因果か、初代で相性を無視した大暴れを繰り広げたケンタロスがこれを持ってしまったり。
かくとうポケモンではカポエラーが「いかく」を得ているが、まだまだ力不足であった。
そして、これまでは手軽な技が無かったマシン技に「かわらわり」が現れ、そこそこの威力で命中が安定する技がかくとうタイプを始め多くのポケモンに配られた。
また、「けたぐり」が「体重が重ければ重いほどダメージが上昇する」という仕様に変更されて話題になったが、当時は使用者が少なく目立たなかった。
第4世代
転換期と新勢力の台頭。
第3世代で行われた取り組みの数々は、この世代で1つの完成を見ることになった。
ほのお御三家最終形態ゴウカザルは、両タイプ共に当時の最速を更新した素早さと、物理と特殊、攻撃と変化を選ばない器用さによって、様々な役割を1体でこなせるようになった。
アニメでもまた、ヒコザル系統の活躍も後押しして幅広い層から大変な人気を集めた。
その他の追加組ではキルリアからの分岐進化によってエスパー複合のエルレイドが登場。
高い火力と豊富な変化技を織り交ぜて戦う。
ドクロッグはどく複合と特性「かんそうはだ」という場を選ぶ能力で登場したが、それらを上手く活かして世界大会の栄冠を掴んでいる。
内面が滲み出た癖のある外見も、「キモかわいい」という評価を得てアニメでも盛んにクローズアップされた。
前世代中期に映画で先行登場していたルカリオもゲーム中に本格登場。
初のはがね複合で、ゴウカザル同様に物理特殊の二刀流が可能だが、耐久が低くすばやさも中途半端で話題性ほどの活躍はできなかった。
既存組ではカイリキーが特性「ノーガード」を得て気兼ねなく「ばくれつパンチ」を振り回すポケモンになり、カポエラーは特性「テクニシャン」を得て先制技を主体に手堅く立ち回れるようになり、キノガッサは特性「ポイズンヒール」を得て自分より遅いポケモンに無限戦法を仕掛けてゆくようになった。
カポエラーの強化はわかりやすい派手さは無かったものの、ダブルバトルで有用な「ねこだまし」や「ふいうち」を得るなど着実な成長を見せており、既存特性の「いかく」もそれらに上手く噛み合ったことで少しずつ人気を増していった。
技方面では、物理特殊がタイプごとではなく、個別に設定されるように改められた。
それまで覚えられるだけで使い道の無かったいわゆる3色パンチもサブウェポンとして機能するようになり、幅広い局面に対応できるようになった。
また、前述のゴウカザルの強さを後押ししたものとして、この世代で新たに追加された大技「インファイト」とアイテム「きあいのタスキ」があった。
デメリットがダメージではなく耐久の低下なので、先手を取って相手を倒してしまえば一切気にならず、下がった耐久も「きあいのタスキ」の効果で強引に帳消ししてしまうのである。
こうした戦法は、高速型のかくとうポケモンに広く共有されてゆくこととなる。
後期には「けたぐり」が教え技として多くのポケモンに配られ、特に伝説解禁戦では体重の重い禁止級伝説相手に大ダメージを与えられることから重宝された。
「きあいだま」や「はどうだん」等かくとうタイプの特殊技も登場しているが、タイプ一致で上手く扱えるポケモンは現在でもルカリオくらいに留まっている。
第5世代
全盛期突入。
新たに登場したポケモンは種類が豊富かつ個性的な能力を有するものが多く、ゴウカザルに次ぐ高速からの「とびひざげり」と有用な特性を取り揃えたコジョンド、鈍足高耐久高火力だけでなく先制技までも備えたローブシン、初のあく複合となり高耐久のズルズキンなどである。
ただしズルズキン系統以外の大半が単タイプであった上、エンブオーに至ってはまさかの3代連続の御三家でのタイプ被りとなったことから、没個性を指摘されることとなった。
他方、いわゆる「準伝説」で初のかくとうポケモンとしてコバルオン・テラキオン・ビリジオンが、同じく幻のポケモン初のかくとうポケモンとしてケルディオが登場した。
4種まとめて聖剣士としてピックアップされメディア展開が進んだだけでなく、4種共通で相手の能力変化を無視する物理攻撃技「せいなるつるぎ」を、加えてケルディオは特殊技でありながら相手の防御でダメージを計算する特殊攻撃技「しんぴのつるぎ」も覚えるなど、対戦面にも一際大きな影響を与えた。
技方面では「とびげり」「とびひざげり」の威力が大幅に上昇し、「インファイト」を覚えないポケモンや中速以下のポケモンのメインウェポンとなった。
前世代から登場していた「ドレインパンチ」も威力とPPが上昇し、持久戦がより展開しやすくなった。
既存ポケモンでは、バシャーモが新たに実装された隠れ特性によって強力な「かそく」を手に入れ、先述の「とびひざげり」強化と合わせて一気にトップメタに躍り出た。
ただし入手方法に難があり、需要と供給の大きなギャップから不正改造問題の中心ともなってしまった。
キノガッサは同じく隠れ特性で「テクニシャン」を獲得し、伝統的な「ハメゲー」に加えて「いきなり殴りかかる」という正反対の選択肢を相手に突き付けられるようになった。
こちらも「ドレインパンチ」強化の恩恵を受けたほか、くさ側でも「タネマシンガン」が強化されたなど環境の変化をしっかり捉えてこれまで以上の脅威となった。
カポエラーは新ルールのトリプルバトルに合わせて追加された「ワイドガード」「ファストガード」を習得し、「フェイント」強化の波にも乗れたことで団体戦の顔として定着した。
ただし、「ふいうち」の習得については他の多くの種族と同じく前世代限定とされた。
前世代に輪をかけての躍進を遂げたこの世代こそ、かくとうタイプ最大の全盛期だったとも言ってよいだろう。
第6世代
第1世代以来の、大冷遇時代再来。
草御三家の最終形態のブリガロン、ヤンチャム、ルチャブルの3系統が追加。
ブリガロンは隠れ特性「ぼうだん」によって、一部の技を持つポケモンに対するメタとして機能した。
2匹目のあくタイプ複合となったゴロンダは攻撃的なステータスで、新登場の「すてゼリフ」は自主退場しつつ能力を下げられるというトリッキーな効果を持つ。
進化前のヤンチャムも、手持ちにあくタイプがいる時にのみゴロンダに進化できるという、第4世代のタマンタを彷彿とさせる進化条件を持つ。
ルチャブルは初のひこう複合かつかくとうタイプ最速を更新したポケモンとして現れ、こちらも容姿がかなり特徴的であったがアニメでの活躍が光った。
新要素メガシンカが可能になった種族は5種、さらにメガシンカによってかくとうが加わるポケモンが2種現れた。
中でも『XY』の早期購入特典として配信され、同時に特性周りの設定見直しによって「かそく」が一般化したバシャーモ(メガバシャーモ)と、『XY』ストーリー中でメガシンカの指南役に抜擢され、そのまま1体がパーティに加わるメガルカリオはプレイヤーに非常に大きなインパクトを与えた。
第3世代のリメイクである『ORAS』ではメガエルレイドがライバルの新たな切り札として登場している。
メガバシャーモは既存のバシャーモをそのまま強くしたステータスで、アイテムが固定されるもののすばやさが高くなったことで戦いやすくなった。
メガルカリオはすばやさが大幅強化されただけでなく特性が「てきおうりょく」になり火力も大きく上昇した。
だが、かくとうタイプはこの世代、一転して冷遇タイプに転落することになる。
新たに登場したフェアリータイプがかくとう技への抵抗を持ち、またかくとうタイプの弱点を突ける存在として現れた。
「ぼうぎょ」の低い種族が多かったため、サブウェポンをぶつけられれば勝機もあったのだが、かくとうポケモンがよく使う技でフェアリータイプの弱点が突けるものは「バレットパンチ」くらい。
それすらも等倍に抑えてしまうみず複合やはがね複合らの存在によって安定しなかった。
複合するどくタイプの方が一致弱点となるドクロッグも、やはりはがね複合によって抑止されてしまい、さらにエスパー複合によって逆に一致弱点を突かれ得るという大変厳しい状況に陥ってしまった。
そして対戦で蔓延っているフェアリーが大体これらの複合フェアリーという有様。
しかし、まだこの頃のフェアリータイプは「対ドラゴンのメタ」としては生まれたてだったため、寧ろ真の逆境要素はファイアローだった。
特性「はやてのつばさ」はひこうタイプの技を先制で使用できるという破格の性能を誇り、どんなに速かろうとブレイブバードを先手で入れられてしまうという状況下ではそもそも選出さえままならないという状況に陥った。
いわ複合のテラキオンならば対抗できると思いきや、あちらは素の「すばやさ」で勝る上にほのお複合のせいで「おにび」まで使えるという始末。
はがねタイプの相性見直し等でゴーストタイプの数が増えたことも痛手で、特にギルガルドの「キングシールド」はせっかく用意したサブウェポンを下手に振れない状況に追い込んだ。
これらの要素が重なり、対戦環境から一気に駆逐され、シングル上位には前述のメガバシャーモとメガルカリオがいた程度で、ダブルやトリプルでもほぼ全滅の憂き目にあった。
また、この世代ではファイアローの他にはガルーラが尋常ではないほどの強化を遂げていたのだが、こうした事情が重なったために満足に彼女らを止められず、最後まで大暴れを許してしまった。
まさにフーディンとケンタロスの再来ともいえ、かくとうタイプにとっては初代以来の無念と言えるだろう。
第7世代
冷遇、収まらず。
この世代ではこおり複合で重火力型の毛ガニボクサーケケンカニや、ノーマル複合で直接攻撃に強い特性を持つキテルグマ、ドラゴン複合で初のかくとうタイプ600族のジャラランガ、ダブルで倒れた味方の特性を受け継ぐナゲツケサル、ウルトラビーストで強力なむし複合のマッシブーン、フェローチェが登場した。
そして、かくとうタイプ2匹目幻のポケモンにして初のゴーストタイプ複合であるマーシャドーが登場。
分かりやすい高速アタッカーで、かくとう・ゴーストの技相性は非常によく、様々な相手に幅広く攻撃できる。
天敵であったファイアローが「はやてのつばさ」の下方修正で大幅に減少した一方で、第6世代の頃とは比べ物にならないくらい強力なフェアリータイプが増加してしまった。
中でもエスパー複合のカプ・テテフは「サイコフィールド」により先制技を無効にしてくるため「バレットパンチ」すら打てず、非常に厄介な存在となってしまっていた。
また、ゴースト複合のミミッキュが、これまたトンデモ特性「ばけのかわ」を引っ提げて登場。
かくとうタイプのみならずあらゆるポケモンに脅威を与え続けた。
その影響で増加したはがねタイプの弱点をつけるが、フェアリータイプを弱点としないほのおタイプやじめんタイプの方が優先されていた。
中でもはがね複合であるメガルカリオは、メガシンカ時の「すばやさ」の仕様変更もあり、まだ動きやすい状況ではあった。
また、今作で登場したZワザは、サブウェポンが豊富なかくとうタイプと相性が良く、これまで火力であと一歩届かなかった相手も突破しやすくなった。
対戦環境も当初こそカプ神に押されていたものの、研究が進むにつれキノガッサが大幅増加、更にバシャーモもしばらくしてメガシンカが解禁され、メガシンカ時の「すばやさ」によりカプ・テテフでも簡単に止まらなくなった。
当初は微妙とされたジャラランガも『USUM』にて専用Zワザ「ブレイジングソウルビート」、その他技の追加が施され、ダブルバトルを中心に大きく躍進した。
ただ、多くのかくとうタイプのポケモンは暴れ回るフェアリータイプやメガボーマンダといった相手の対処が難しく、前世代で暴れていたメガガルーラも数を減らしたため、需要自体の回復までは行かず、依然として冬の時代は続いた。
ローブシンは復権できず、キノガッサも「キノコのほうし」が無効化されることが増えた。
ダブルバトルでは更に酷く、カポエラーやズルズキン、フェローチェなどいっとき大きく落ち込んだポケモンが戦えるように型を整えて数を戻してきてはいるものの、これらのポケモンは元々ダブルバトルで戦えていたポケモンであったため、それ以外のポケモンはほぼ姿を消した(カポエラーに関してはトリプルバトルが廃止されたのも痛い)。
かのゴウカザルも同じ「ねこだまし」使いのほのおタイプであり、かつ「いかく」まで備えるガオガエンに完全に仕事を奪われ、第一線から退いた。
なおZワザを除くと何と本世代は新技なしである。
そして当のZワザは大技につきもののデメリットが一切なく、カクトウZの需要は結構高かった(主にサブウェポンとしてだが)。
第8世代
新機軸による開拓の時代へ。
新ポケモンとしていわゆるパッケージ伝説のザマゼンタが登場。
幻枠のケルディオとマーシャドーを除けば、禁止級では実質初となるかくとうタイプである。
また、たてのおう時ははがねタイプが付く。
一般枠では全身筋肉のタコオトスパス、リージョンフォーム限定だが念願の進化先を手に入れたネギガナイト、6匹1ユニットの群体ポケモンタイレーツが登場。
さらにDLCで準伝説のダクマ系統、三鳥のリージョンフォームの1匹であるガラルサンダーが登場した。
キョダイマックスはカイリキー、ウーラオスが持つ。
新要素「ダイマックス」において、かくとうタイプの技「ダイナックル」の追加効果は味方全体の「こうげき」1段階上昇という分かりやすいものになったが、その代償として威力が抑えられてしまっている。
具体的には「インファイト」の威力が120から95にまで下がる。
ただ、威力を犠牲にデメリットを打ち消したとも取れるため、相手の「いかく」に合わせる、弱っている相手のトドメに使うなど工夫したい。
それでも、威力が高い技が多いかくとうタイプにとっては似たようなどくタイプの「ダイアシッド」とは逆に技の威力が下がる影響はやはり大きいのは言うまでもない(ダイアシッドは物理型が活かしにくいという難点があるが、その代わりに威力が95以上の技が3種しかないので威力が下がる影響は少ない)。
しかも、キョダイマックスを得たカイリキーのキョダイマックス技「キョダイシンゲキ」は同様威力が抑えられているだけでなく「きあいだめ」状態付与だけという悲劇。
モチーフが泣いている。
どくではダストダスの「キョダイシュウキ」も似たような状態である。
技では「ボディプレス」が登場。
ストレートで分かりやすい技が多いかくとうタイプにしては珍しく特異な技で、自分のこうげきではなくぼうぎょを参照してダメージが決まる。
タイプ一致での習得者は少ないため、主に他タイプで持久戦主体のポケモンの攻撃手段として用いられ、これによって多くの耐久ポケモンが救済された。
今まで悩まされてきた「いかく」の影響を一切受けないのも強力。
また、バランス調整の都合からか、防御種族値がトップのツボツボや技を生かせそうなザマゼンタは覚えられない。
ちなみにこの技を素の状態(てっぺき等の能力ランク変化技を用いていない状態)で、最も高火力で撃てるのはジャラランガだったりする。
「インファイト」もわざレコード化し、オノノクスやギルガルドなどのポケモンも覚えられるようになった。
今世代はメガシンカとZワザ廃止に加え、使えるポケモンも制限され、段階を経て増えていくという方針を採っているため、同世代内でも段階によってかくとうタイプの地位は絶妙に変化している。
剣盾初期
新規勢のオトスパスは専用技の「たこがため」など多彩な技を覚え、特にサイクル戦に長けている。
ネギガナイトは専用道具が原種・進化前と同じく有効で、専用技「スターアサルト」は格闘版ギガインパクトといった性能を持つ。
タイレーツは逃げたり交代できなくなる代わりに全能力を1段階上昇させる専用技「はいすいのじん」を持つ。
ザマゼンタは場に出すだけで「ぼうぎょ」が1段階上昇する専用特性「ふくつのたて」を持つ。
両壁や「ワイドガード」などの多彩な補助技によるサポートもこなせる他、ダイマックス特効の効果を持つ盾の王時の専用技「きょじゅうだん」によるアタッカー役も可能。
……が、アタッカーとしてはどう足掻いても対となるザシアンの劣化にしかならず、前述のようにボディプレスを覚えないことから評価は芳しくなかった。
既存勢は戦力が削られている影響が特に大きい。
ダブルではタイプ一致の「マッハパンチ」や3色パンチが使え、高火力を備えたローブシン一強となっており使用率もかなり高めであった。
シングルでも辛うじて気を吐いていたが、正直メジャーとは言い難かった。
メガシンカを失ったルカリオは第一線から退き、新技「ソウルビート」を習得したジャラランガも専用Zワザの没収で大きく弱体化した。
一方カポエラーは漸く「ふいうち」を引っ提げて帰ってきたが、これ1つでどうにかなるほどではない上に「いかく」アンチの特性が多くなったために以前ほどの力はない。
対戦環境では「ダイジェットによるひこうタイプの躍進」「ミミッキュとドラパルトを中心としたゴーストタイプが蔓延」……などといった要素が主な原因で、実質シングルではトップメタ不在となっていた。
しかし、これらの対策にいわ・あく・はがねタイプのポケモンが手持ちに入っていることが多く、苦手なエスパータイプもシングルで大きく数を減らしており、逆境も多いが動きやすい環境だった。
それでもタイプ全体としての立ち位置は変わらず、肩身が非常に狭かった。
ちなみに期間限定のミュウツーレイドでは、専用技「シャドースチール」を使えるマーシャドーが大活躍していた。
鎧の孤島
「鎧の孤島」ではニョロボン、ヘラクロス、コジョフー系統が復帰。
2月にはポケモンHOMEが解禁され、聖剣士の3匹が先行して剣盾に連れて行けるようになった。
追加された教え技は、まさかの変化技である「コーチング」。
しかも味方の「こうげき」と「ぼうぎょ」を上げるが、自分は恩恵に与れない。
非常に特異な技だが、「いたずらごころ」持ちのリオルやフェローチェなどが使い手として活躍している。
マックスレイドバトルやダイマックスアドベンチャーではこの技で味方3匹を強化できるため、使い勝手がよい。
「かそく」したバシャーモなどに使わせるとよいだろう。
新たに登場した準伝説ウーラオスはあく複合の「いちげきのかた」、みず複合の「れんげきのかた」の2種類が存在しており、両者共に「まもる」などの防御技を貫通して攻撃する効果がある特性「ふかしのこぶし」が非常に強力。
専用技が何れも確定急所と強力で、相手の能力変化などの影響を受けないのも強み。
キョダイマックスすれば「ダイウォール」すらも貫通して攻撃できるようになる。
しかも選出画面ではどちらのかたなのか分からず、第6~7世代のメガリザードンを彷彿とさせる、ある意味で「ズルい」ポケモンになっている。かくとうなのに。
技スペック自体はもう片方のタイプの強さに依存している状態なのが何とも悲しいが、ダイナックルをはじめ、かくとうとしての強みも十分にある。
ちなみに解禁初期のランクバトルでは、未だトップメタを維持しているミミッキュに対して優位に立てることから、れんげきのかたの採用率が高かった。
これで漸くもってトップメタと言えるポケモンが出てくるようにはなったが、復帰勢のヘラクロスもメガシンカを失っているため、タイプ全体としての厳しい時代は続いていた。
また、大暴れしていたトップメタが軒並み出禁となる中、ウーラオスはギリギリ禁止措置を免れている。
冠の雪原
「冠の雪原」では前述の聖剣士3匹が正式に解禁され、御三家のバシャーモ、ウルトラビーストのマッシブーンとフェローチェが復帰した。
新たに追加されたガラルサンダーはルチャブル以来となるひこう複合で、必ず防御を下げる専用技「らいめいげり」を携え、サブ技こそ貧弱だがダイマックスと相性の良い複合を持つため注目される。
……が、原種サンダーがシングルで最メジャーポケモンになってしまったために、同時採用不可の制約で苦しんでいる。
既存勢ではバシャーモがメインウェポンの「とびひざげり」を没収された一方で「とんぼがえり」「インファイト」を新たに習得し、ダイマックスで暴れまわってからの「バトンタッチ」で後続に繋ぐという新たな戦術を生み出した。
マッシブーンは「インファイト」を習得可能になったことで安定性が上昇し、フェローチェもシングルでダイマックスによるアタッカー、ダブルでは前述の「コーチング」によるサポート型として活躍の場を広げている。
対戦環境の変化や研究が進むにつれてウーラオスのいちげきのかたの評価も上昇し、シングル・ダブル共に最メジャーポケモンの一角として大活躍している。
れんげきのかたも原種サンダーやガブリアスといった天敵特性持ちが増えたものの、相変わらずシングルを中心に採用率が高い。
ランクバトルの竜王戦ルールでは、ザマゼンタが対戦環境に殴り込みをかけられるようになった。
しかし禁止級は1匹のみという制約とザシアンがシングル・ダブル共に最メジャーポケモンとなってしまったため、苦しい立ち位置に置かれている。
ダブルではサポート兼アタッカー役として運用できるため、それなりに使用率は高めであった。
心配されていたカプ神もカプ・レヒレ以外が下方修正されて弱体化し、ランドロスも単体では強力だがカバー可能な範囲に留まっており、かくとうタイプとしてはどうにか命拾いしたと言える。
総じて、これまでにない仕様を持つポケモンや技で新たな戦いを見せ、攻撃一辺倒からの脱却を図っている時期と言えるだろう。
第9世代
追加はウェーニバル(みず複合)、パーモット(でんき複合)、カラミンゴ(かくとう複合)、コノヨザル(ゴースト複合)、古代種のイダイナキバ(じめん複合)、チヲハウハネ(むし複合)、未来種のテツノカイナ(でんき複合)、テツノブジン(フェアリー複合)、パッケージ伝説を飾る古代種コライドン(ドラゴン複合)。
パーモット・テツノカイナのでんき複合と、テツノブジンのフェアリー複合は初登場となった。
SV初期
外伝作品
ポケモンGO
ポケモンGOには、プレイヤー同士による「ジムの攻防」というゲームシステムが存在する。
防衛に適したポケモンはハピナスを筆頭にノーマル単タイプのポケモンが少なくないため、素早く倒すためにはかくとうタイプで弱点を突くことが必要不可欠である。
また、ジムに不定期で襲来するレイドボスの中にも、バンギラスや一部の『伝説ポケモン』等、高ランクのボスに比較的かくとう技の刺さりやすい者が多いことから、攻略の筆頭格としてかくとうタイプのポケモンが選ばれやすい。
昨今の本編作品では優遇されているとは言い難いかくとうタイプだが、ここポケモンGOにおいては攻略の要として八面六臂の大活躍を見せている。
中でも高水準なステータスと入手のしやすさから、カイリキーが古くから愛され続けてきている。それ以外でも、攻撃力ではややカイリキーに劣るが耐久性のあるハリテヤマ、打たれ弱いがカイリキー以上の攻撃力を持つキノガッサ、ほのおタイプ複合でフェアリー弱点を克服したバシャーモ、入手難易度は作中トップクラスだが、カイリキーの完全上位互換であるローブシン、耐性が豊富で攻撃面にも優れたルカリオ、「にどげり」と「せいなるつるぎ」のコンボによる隙の無い攻撃が持ち味の三闘(コバルオン、ビリジオン、テラキオン)が一定の活躍を見せている。
かくとう技そのものも比較的扱いやすいものが揃っており、特に「カウンター」は作中屈指の強力な通常技として良くも悪くも有名である(通称:カウンター族)
かくとうタイプポケモンの主な使い手
その他のタイプ
ノーマルタイプ | ほのおタイプ | みずタイプ |
くさタイプ | でんきタイプ | こおりタイプ |
かくとうタイプ | どくタイプ | じめんタイプ |
ひこうタイプ | エスパータイプ | むしタイプ |
いわタイプ | ゴーストタイプ | ドラゴンタイプ |
あくタイプ | はがねタイプ | フェアリータイプ |
関連タグ
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