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ウインディの編集履歴

2024-06-30 15:07:28 バージョン

ウインディ

ういんでぃ

ウインディとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0059
カントー図鑑No.059
ジョウト図鑑(GSC)No.128
ジョウト図鑑(HGSS)No.130
イッシュ図鑑(BW2)No.052
アローラ図鑑(SM)No.053
メレメレ図鑑(SM)No.053
アローラ図鑑(USUM)No.065
メレメレ図鑑(USUM)No.065
ガラル図鑑No.071
ヒスイ図鑑No.151
パルデア図鑑No.214
キタカミ図鑑No.079
ローマ字表記Windie
分類でんせつポケモン
タイプほのお
高さ1.9m
重さ155.0kg
せいべつ75%♂・25%♀
特性いかく / もらいび
隠れ特性せいぎのこころ
おとしものガーディのけ
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語ウインディwindy(英語で風のような)
英語・スペイン語・イタリア語Arcaninearcane(秘密の)+ardent(燃えている)+canine(イヌ科)
ドイツ語Arkani英語名に類似
フランス語Arcaninardent(燃えている)+canin(イヌ科)
韓国語윈디日本語名の音写
中国語(簡体字)风速狗风速(fēngsù、風速)+狗(gǒu、犬)
中国語(繁体字)風速狗風速(fēngsù)+狗(gǒu、犬)
中国語(香港)奉神犬供奉(gòngfèng、祀る、供養する)+神(shén)+犬(quǎn)
ヒンズー語आर्केनाइन英語名の音写
リトアニア語Arkaninas英語名より
ロシア語Арканайн英語名の音写
タイ語วินดี日本語名の音写

進化

大溫和小卡

ガーディ → (ほのおのいし)ウインディ


リージョンフォーム

タイプほのお / いわ
たかさ2.0m
おもさ168.0kg
特性いかく / もらいび
隠れ特性いしあたま

ポケモンLEGENDS』に登場する、ヒスイ地方と呼ばれしかつてのシンオウ地方に生息していたウインディのヒスイのすがた

ヒスイウインディ


概要

第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』で初登場したポケモンで、ガーディの進化系。

進化前のガーディは子犬のようだったが、ウインディになると格段に体格が良くなり、乳白色の鬣をなびかせる逞しい獅子のような姿に。橙の身体には虎のような黒い縞模様がある。そのカッコよさと可愛さを兼ね備えた容姿と高い能力から、長きにわたって高い人気を誇るポケモンである。


分類は「でんせつ(伝説)ポケモン」となっているが、これは古来より立派な鬣や威風堂々とした佇まいに魅了される人が多く、「大昔にとある武将と共に戦い国を治めた」等の言い伝えを数多く残した事によるもの。その逸話は主に東洋で語り継がれており、現地では魔よけの象徴としても人気がある。

ゲームシステム上の分類である伝説ポケモンとはまったく別の要素であり、タマゴも普通に作る事が可能。


飛ぶように軽やかに大地を駆ける俊足でも知られ、体内で燃え盛るを代謝に変えたその走りは一昼夜で10000キロもの距離を移動したとも言われている。単純に考えるなら陸上を時速400㎞以上で24時間近く走り続けたということになり、同じく地球規模の移動能力に言及されるカイリュー(こちらは空を飛んでの移動)ともまた別次元の凄さを持つポケモン。

LPLEでもライドポケモンとして背中に乗る事が出来、スピードも早め。名前も「風のよう(Windy)」と解釈すれば、疾走する姿に由来するのかもしれない。


非常によく間違えられるが、表記は「ウィンディ」ではなく「ウ“”ンディ」である。


また、「スカーレット・バイオレット」の追加コンテンツにおいて、パルデア図鑑から引き続き登場する一部のポケモンはキタカミ図鑑では一枚絵が新しい物に変わっているのだが、ウインディの一枚絵は、「ピカチュウ版」のウインディの姿に非常に似ている。意識したところがあったのだろうか?


ゲームにおける特徴

基本的にはガーディを捕獲して進化させての入手となる。

近年の作品では大抵ガーディの加入時期が早期な上に「ほのおのいし」もそれほど入手時期が遅くないため、攻略要員として重宝する。進化する早さと技の充実度はおおむねトレードオフの関係だが、技マシン事情が充実した第5世代では気にせず進化させるのも1つの手。もっとも、進化しなくとも中盤ぐらいまでならやっていける上に、ガーディの状態なら「しんかのきせき」にも対応するため、技の充実を取るのも悪くはない。


初代』『FRLGのストーリーにおいては、グレンタウンジムリーダーで炎使いのカツラ、主人公がフシギダネ以外を選んだ場合にのみライバルでチャンピオンのグリーンの手持ちとして登場する。

――のだが、グリーンの個体に関しては、なぜか技構成が「ほえる」「ひのこ」「にらみつける」「とっしん」と非常にしょっぱい。ガーディ時点では「ほえる」の代わりに「こうそくいどう」だったのだが、初期技の「ほえる」が復活する謎仕様に。自然に推察するなら、「これまで連れていたガーディとは別個体を進化させた」ケースだが、直前の23ばんどうろでの対決ではLv50で「かえんほうしゃ」を覚える寸前のLv47だっただけに、この変更は不可解としか言いようがない。


ピカブイではライドする事が可能で、じてんしゃが無い本作では素早く移動できるウインディとペルシアンは重宝するだろう。『Let's Go!ピカチュウ』のみ5ばんどうろ4ばんどうろに野生出現するが、『Let's Go!イーブイ』ではニャースを5匹捕まえた状態でクチバシティにいる女性に話しかけると貰える。


DPt』『BDSPではマイが愛用するポケモンで登場。


第8世代『ソード・シールドでも内定。『シールド』では3ばんどうろでガーディが捕獲でき、エンジンリバーサイドに入ってすぐのところでほのおのいしを拾えるため、最初のジム戦前に入手することができた。本作ではわざ思い出しにアイテムが必要ないため、ストーリー序盤の時点で「フレアドライブ」「しんそく」「じゃれつく」「かみくだく」といった技を覚えさせ、「フレアドライブ」の反動が気になるなら「かえんほうしゃ」を入れる選択もあるなど、ゲーム進行状況に対して破格のスペックを持つポケモンが仲間になる。レベルアップこそ遅い欠点があるが、攻略要因として非常に頼りになるポケモン。対のソードではキュウコンになり、技のレパートリーでは劣ってしまうが概ね同じことが可能。

なお、ウインディ自体はワイルドエリアにあるげきりんのみずうみの草むらで日照時のみシンボルエンカウントで出現する。

ストーリーにおいてはエンジンシティのジムリーダー・カブの手持ちとして立ち塞がる。


LEGENDSアルセウスではリージョンフォームが登場。詳細は【ヒスイウインディ】を参照。


第9世代『スカーレット・バイオレットでも内定。本作では南4番エリア・北2番エリアで野生出現し、ガーディの群れを率いてる場面も見られる。



性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代90110808095455
第2世代から90110801008095555
リージョンフォーム9511580958090555

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


攻撃・特攻のステータスに長け、次いで素早さが高い。その他のステータスも全てが平均以上と高めであり、合計種族値が555と一般ポケモンの中では600族やデメリット持ち、メガシンカ等フォルムチェンジを除けば現在でもアカツキのガチグマと並んで1位。

初代からこの高いステータス傾向を持っていたが、初期はほのおタイプの地位が低いことや技に恵まれない環境で、全く注目されていない存在だった。しかし世代を重ねるごとに目に見える強化が加えられており、現在では前線を十分張れる強ポケに成長した。


夢特性はせいぎのこころ。シングルよりはダブルやトリプルで活躍できる特性だろう。ちなみに伝説のポケモンコバルオンテラキオンビリジオンの準専用特性と同じ。


第1世代

赤緑当時はほのお技が特殊扱い、そしてウインディは特殊80しかないため、肝心の火力はイマイチ。対の存在であり、補助技と高い特殊(100)持つキュウコンとはちょくちょく比べられては微妙呼ばわりされた。


数少ない「かえんほうしゃ」の使い手であったため決して使えなかったわけではないが、代わりに「ほのおのうず」を覚えられず、「どくどく」とのコンボができない点でも見劣りしていた。なお、何故か「りゅうのいかり」を覚えられた。その名残からか現在でも「りゅうのはどう」などドラゴンタイプの技を覚える。一方名前の割に、使えるひこう技は「つばめがえし」ぐらい。

ピカチュウバージョンなどでは、低いレベルでも進化できる点や、上記のりゅうのいかり等を覚えられることが着目されたようで、イエローカップなどで侮れない働きを見せたとのこと。

公式大会でもレベル30戦として行われた98カップでは、ナッシーやルージュラへの打点となる「だいもんじ」、あらゆるぽけもんへの有効打となる「りゅうのいかり」のおかげで地区予選の段階ではそこそこ使われ、予選準優勝パーティに投入されていた実績もある。参考


第2世代

金銀では特攻が特防と2つに分かれ、特攻が100に上昇。特殊技でもダメージを期待できるようになった。さらに図鑑説明からか「でんこうせっか」の2倍の威力をほこる先制技「しんそく」を習得した。なお「しんそく」はクリスタルでカイリューが習得するまでは固有技であった。但し技が相変わらずしょっぱかった。


第3世代

ルビー・サファイアでは特性にいかくもらいびが与えられた。また「オーバーヒート」が加わったことで、特殊火力が大きく引き上げられた。

ダブルでの活用がしやすいいかく持ちである点は大きいのだが、相変わらず炎技以外の技は厳しいものがあり、ダブルのじしんのダメージ補正は驚異の100%だった為採用はどうしてもメタグロスに打点を持ちたい時程度に留まっている。


第4世代

そしてダイヤモンド・パールではついに念願の高威力炎物理技「フレアドライブ」を習得、元々種族値が高かった事と第三世代で強力な特性を与えられていた事もあって強ポケへと成長した。さらに技マシンで覚えられる技に「ソーラービーム」や「りゅうのはどう」が加えられ特殊面でも大幅に強化された。


第5世代

ブラック・ホワイトでは遺伝で「インファイト」、技マシンで「ワイルドボルト」と「じならし」を習得。

BW2ではレベル技で「げきりん」も習得。また、「しんそく」の優先度が+2に変更されたことも嬉しい。


強化の末、シングルでは第5世代の環境で最も高い採用率を誇ったが、それ以降の世代は環境のインフレに伴い再びマイナーな存在になってしまう。バランス型の種族値ゆえに器用貧乏になりがちなうえ、炎タイプは他に強力なポケモンが多いので差別化するには絶妙な調整が求められる。ウインディですらこれなのであのポケモンの現状がどれだけ厳しいかは想像に難くない。

どちらかというとシングルよりもダブルバトルへの適性が高く、特性の「いかく」だけでも優秀だが、「おにび」、「バークアウト」によるサポートもでき、回復技「あさのひざし」も覚えるので生存力が高い。


第7世代

サン・ムーンでのPGL(ポケモングローバルリンク)のランキング(シーズン2・バンク未解禁時点)においては、ダブルで3位、WCSルールでは何と堂々の1位を獲得。しかし第7世代でガオガエンが登場すると、ウインディの株は完全に奪われることになる。


第8世代

リベロが解禁されたエースバーンの登場以降、それに対して優位に立てる点が注目されてシングルでも物理受け要員として数が増加。ガオガエンはかくとう技で弱点をつかれるが、ウインディに対しては特殊型のダイアース程度しか有効打が無く、あさのひざしによる回復があるのが強み。

    • また、鎧の孤島解禁以降一気に数を増やしていたゴリランダーにも優位に立て、ミミッキュ等の環境上位勢にも強いことから、現在ではシングルでもガオガエン以上の採用率を見せている。耐久型の場合は「ずぶとい」などのA下降性格で、遂行技を特殊技一刀とするのが好まれる。無駄両刀のように見えて、実は物理一刀も特殊一刀もこなせるのである。

第9世代

XD技であった「あまえる」がマシン技化。もっとも元から耐久面は「おにび」と「もえつきる」で十分事足りるが。


初期環境では対サーフゴー兵器として活躍。「とつげきチョッキ」型なら「フレアドライブ」で1:1交換を狙いやすい。


シリーズ2で解禁されたパラドックスポケモンに対しても、とつげきチョッキ型ならハバタクカミや火力のそれほど高くないテツノツツミ、耐久のあまり高くないテツノドクガに有利。


また、それまでは候補に挙がりづらかった特性「もらいび」にも、ラウドボーンの「フレアソング」の一貫を切れるとして注目が集まった。さらにノーマルテラスタルなら、「フレアソング」とゴースト系攻撃技しか持たない型のラウドボーンは完全に詰ませることが出来る。

元々持っている「いかく」と既存アイテムの「とつげきチョッキ」に加え、今作ではテラスタルもあることなので、テラスタイプ次第で元々の技範囲を武器に役割範囲をいくらでも広げられるのが今作での強み。

しんそく」+ノーマルテラスタルのおかげでほのお単タイプとしては貴重なウルガモスに素で強い枠となっているのも大きい。


シリーズ3ダブルバトルでは追加された四災の内イーユイパオジアンに強い枠としてトップメタを保っている。この頃になると「おにび」サポーターとしての色彩が強くなった。

テラスタイプは「しんそく」と相性の良いノーマル、じめん、みずに耐性を持たせられる上に「キノコのほうし」による打開を防ぐくさ、単純に耐性の良いフェアリーが目ぼしいところか。


シングルバトルシーズン13ではすでにマイナーポケモンとなっていたが、「のろい」で防御を上げて「ゴツゴツメット」を安全に発動し、「しんそく」で攻撃アップを活かしつつ素早さダウンを無視して猛攻する型が使われるようになっていた。


またホーム連携が解禁されたことでリージョンフォームであるヒスイウインディポケモンホームから輸送可能。準専用技である炎版げきりんの『だいふんげき』は原種に遺伝可能であり、これによりフレアドライブと合わせて2種の強力な炎技を使えるようになった。威力命中共に同じなため、反動ダメージを重く見るか、行動制限&こんらんを重く見るかで採用が変わってくるだろう。



使用トレーナー

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム2

※2:ポケモンスタジアム金銀


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

実装当初はほのお最高のCPの持ち主で、ブースターやリザードンの上位互換とも言える性能だったが、CPの修正が入って以降ブースターと互角程度の性能に落ち着いた。また、現在では伝説ポケモンであるファイヤーエンテイホウオウレシラムが実装され、そちらに総合性能で追い抜かれてしまったので、残念ながらほのおタイプ最強の座からは陥落してしまっている。レイドバトルやジムの防衛でも現在ではブラストバーンを覚えた炎御三家が割り当てられることが多く、ウインディの出番は殆どなくなってしまっている。


なお、ライバルであるブースターと比べると、耐久はこちらの方が上だが火力や技性能はあちらの方が上となる。またブースターはほのお技しか覚えないのに対しこちらはあく技やでんき技・じめん技も覚えるせいで技厳選がかなり難しい。

ただし、みずタイプに対する隠し玉として使えると考えれば、でんき技の習得は強ち無駄というわけではなかったりする(ちなみに、現状ほのおタイプででんきタイプで技構成の統一が可能なのはウインディのみ)。特に役割破壊なども考える必要があるトレーナーバトルでは結構重要。GOロケット団戦でもしたっぱやリーダーがしばしば手持ちに加えていることがあり、みずタイプを繰り出してきたこちらを返り討ちにしてくることも。


また、発生の早い「ほのおのキバ」や、ゲージ回収に優れた「バークアウト」が覚えられるのも優秀と言える。が、こちらはエンテイヘルガーでも同じことはできてしまうので独自の強みになっているとは言い難い。


  • レイドボス
    • 2017年6月23日11月4日にかけて、ライバルであるブースターリザードン共々、レイドボスとして登場していた。レベルは★★★。ブースターと同じで、リザードンよりは1つ下である。
    • ボスになったことで攻撃力・耐久力共に大幅に上昇しているため、ソロではかなりの難敵。また、個体によってはゲージわざで、でんきわざのワイルドボルトを使用してくるため、みずタイプのポケモンで挑むと思いがけないダメージを受けてしまうこともある。じめんタイプで挑むと安全に攻略できるので、攻略にはゴローニャサイドンニド夫婦ドンファン等にお呼びがかかることが多かった。
    • 現在はボスの座からは外れており、さらに上記のように他に優秀なほのおポケモンが多数登場したこともあってか、復刻もほとんど行われていないという、何とも不遇な扱いを受けている。

ポケモンマスターズ

  • マイ&ウインディ
    • ロールはサポート。☆3バディーズとしては比較的高めの耐久ステータスを持ち、他の状態異常対策ができるバディーズは高レアリティであったり期間限定イベントで手に入ることが多いので、☆3恒常のマイは初心者にもおススメのバディーズ。
    • 10%の確率で相手をやけど状態にし自身のこおり状態を回復する「かえんぐるま」、10%の確率で相手をやけど状態にする「かえんほうしゃ」、味方のバディーズ全員の素早さを2段階あげる「スピーダーG」、味方全体の場を状態異常防御状態+味方のバディーズ全員の状態異常を解除するトレーナー技「負けないから…!」、自分の素早さがあがっているほど威力があがる(★6EXに★アップ後: 初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる)バディーズ技「ありがとうの気持ちのフレアドライブ」という構成となっている。
    • パッシブスキルは「素早さダウン無効」。

  • グリーン&ウインディ
    • 2022年2月17日には特別バディーズイベント加入の配布にて、グリーンのバディとしても参戦。こちらのロールは特殊アタッカー。
    • パッシブスキル「ほのおチェンジ」によりほのおタイプの「はかいこうせん」、必中技の「スピードスター」、自分の特攻を2段階あげる「スペシャルアップ」持ち、自分の命中1段階+急所率を2段階あげるトレーナー技「負けらんねーぜ!」、バディーズ技「最強の座へ駆け抜けるファイアーレイ」という構成となっている。
    • パッシブスキルは上述した「ほのおチェンジ」の他、登場したときに相手のバディーズ全員の攻撃を1段階さげる「登場時攻撃ダウンG1」、効果抜群のときに技の威力UP+効果抜群のときにバディーズわざの威力をあげる「抜群時P技B技威力↑3」がある。

  • カキ&ウインディ
    • 2023年7月21日で登場。こちらのロールはテクニカル。
    • 10%の確率で相手をやけど状態にする「ひのこ」、相手をやけど状態にする「おにび」、相手をバインド状態にする「ほのおのうず」、自分の特攻を4段階+自分の命中率と急所率を2段階あげるトレーナー技「おいでませ!」、相手がやけど状態のときは威力があがる(★6EXに★アップ後は威力が1.5倍になる)バディーズ技「共に踊り明かすダイナミックフルフレイム」の構成となっている。
    • パッシブスキルは、対象が自分および1体となっているポケモンの技が成功したときにその技の対象が全体+このパッシブスキルの効果を受ける技は対象が複数の場合でも技の威力や追加効果の成功率がさがらない「P技全体化」、相手がやけど状態のときは技での攻撃が成功したときに相手の特攻を1段階さげる「やけど相手攻撃時特攻↓9」、相手がバインド状態のときは技での攻撃が成功したときに相手の特防を1段階さげる「拘束相手攻撃時特防↓9」となっている。

  • 主人公&ウインディ
    • 主人公も報酬で貰えるタマゴから孵したガーディを進化させる事で使用する事ができる。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • シゲルのウインディ
    • 無印63話から登場。トキワジムでのサカキとの戦いで相性の悪いキングラーを倒しているが、ニドキングと共に鎧をまとったミュウツーのエスパー技により手も足も出ず倒される。
    • ジョウトリーグではサトシとの戦いでも使用し「ほのおのうず」を繰り出すが、サトシのカビゴンが渦の中から「はかいこうせん」を放ち一撃で敗れた。
    • 新無印ではフリーザーのレイドバトルに登場し、フリーザーの「ぜったいれいど」から庇うためにピカチュウと共に敗れる。
    • オレンジ諸島編のOPでガーディが映っていた事から、ガーディから育てたのではないかと思われる。

  • ヒースのウインディ
    • バトルフロンティア編にて、ヒースのラグラージと共にサトシのヘイガニとオオスバメと激闘を繰り広げた。最初はヒースの方が有利であったが「かえんほうしゃ」とヘイガニの「バブルこうせん」が当たって生じた水蒸気を見て思いついたサトシの作戦にはめられ、オオスバメのでんこうせっかでスピードをあげたかげぶんしんでラグラージにしんそくで突っ込んでしまい大ダメージ、体勢を立て直す前にヘイガニのクラブハンマーが当たった事で敗北した。

  • セイジのウインディ
    • サトシのセキエイリーグ3回戦の対戦相手・セイジの手持ち。ピカチュウが相手にもかかわらず、氷のフィールドを溶かして水エリアを作ってしまったのが敗因となった。

  • ハルカとユタカのウインディ
    • 無印190話では運び屋のハルカ・ユタカ姉弟のポケモンで登場。炎系ポケモンのコンテストの賞品であるほのおのいしを会場まで届けに行く途中でサトシ達と出会う。
    • 余談だがハルカの声優は豊口めぐみであり2代目ヒロインと同名で中の人が3代目ヒロイン、そして後のコンテスト繋がりで2代目ヒロインもウインディをゲットしようとしたなどという奇妙な出来事が重なっている。

  • AG139話
    • かつては山奥でしか見かけなかったが最近は山のふもとでも見かけるようになった野生の個体。ハルカシュウがウインディをゲットしようとしたが苦戦する。
    • 後にこのウインディが3匹の子供のガーディの親だと判明、ふもとまで下りて来たのも食べ物を探していた為であった。2人は子供達の存在から捕獲を諦めた。
    • 親子共々ロケット団に捕らわれるもサトシ達に助けられる。

  • DP20話
    • ジュンサーさんのポケモンで登場。ポケモンハンターJが水車小屋に来る事を突き止め、Jがボーマンダで攻撃してくるのを「かえんほうしゃ」で対抗したがパワー負けした。

  • DP59話
    • 迷探偵のジュンサーさんがウインディに乗っている。

その他

DP86話
新無印136話
劇場版裂空の訪問者

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • グリーンのウインディ
    • 性別:♂・特性:いかく
    • 個性:ちょっとおこりっぽい
    • 3章でポケモン教会員が車のラジオで付けっ放しにしていたポケモンマーチに惹かれてトキワジムを襲撃し、グリーンに捕獲された。

  • クリスタルのウインぴょん
    • 性別:♂・特性:いかく
    • 性格:せっかち・個性:かけっこがすき
    • クリスタルの長距離の移動要員。
    • 幼いクリスがスリバチ山で捕獲の修行をしていた際に出会った。右目を野生のヨーギラスに傷をつけられ、その痛みから気性が荒く暴れていたが、仕返しにきたポケモン達からクリス達が守った事で心を開き手持ちとなった。首輪に星マークがある。作中では右目(顔の右側)がはっきり映るアングルで描かれることが殆ど無く、右目が見える角度の場合はそれを隠すように鬣が盛られている。
〈クリスタルの手持ち〉
ムーぴょん (ムチュール♀️)
カラぴょん (カラカラ♂️)
パラぴょん (パラセクト♂️)
エビぴょん (エビワラー♂️)
ネイぴょん (ネイティネイティオ♀️)
ウインぴょん (ウインディ♂️)
メガぴょん (チコリータベイリーフメガニウム♂️)
バリぴょん (バリヤード♀️)

  • その他にはカツラの手持ち、2章で登場したジュンジの手持ちが登場している。

余談

モチーフの考察

他のポケモン同様に公式から明確なモチーフは明かされていないが、実在の動物や伝説上の存在など、様々なものを連想させる設定とデザインであるため、プレイヤーの間でも多くの想像や解釈が見られる。


〈実在の生き物〉

  • 進化前は子犬、番犬のイメージでありながら、進化後はネコ科(ヒョウ属)のライオンのような鬣、虎のような模様を併せ持つ。
  • 2017年に展開されたグッズシリーズ『Look Upon the Stars』ではカエンジシを押し除けて獅子座担当に抜擢され、ライオン扱いされていた。ORASではシシコ座流星群なるものが登場し、カエンジシも獅子座と関連付けられている。ちなみにBWの星占いではウォーグルが獅子座を担当していた。君はどっちかっていうとわし座では…?
  • やはりネコ科に近い扱いなのか「小学五年生 1998年1月号」でポケモン十二支を作るに当たり、縞模様もあってかトラ枠を担当した。(エレブーは?とツッコんではいけない)。
  • 犬型のポケモンで体に縞模様があるのを、犬種の一つ甲斐犬有袋類フクロオオカミ(別名タスマニアタイガー)と関連付ける人も。

〈言い伝え上の生物〉

初代のポケモン図鑑に「ちゅうごくの いいつたえにある」という記述がある。

  • 唐獅子
    • 唐獅子は意匠化したライオンを基にしたと言われる中国由来の瑞獣。身体に模様があり、豊かな鬣、逞しい体つき、犬ともライオンともつかない顔つきなど、全体的なイメージがウインディと共通している。

  • シーサー
    • 沖縄の魔除け像であるシーサーもオリエンタルなライオンのイメージに由来すると考えられているため、唐獅子と同様の連想から。現実の『ポケモンセンターオキナワ』ではウインディがアイコンとして登場したほか、那覇市のポケふたにも選出され、ウインディの衣装を着たイーブイのグッズが沖縄のポケモンストアで販売されるなど、公式でもシーサーと絡めた扱いが多い。

  • 狛犬
    • ゲーム内ではマリエ庭園に飾られた狛犬像のモデルがガーディであるほか、リージョンフォーム「ヒスイのすがた」のウインディは頭頂部に一本角のような突起があり、これは「神社に置かれる狛犬」の片一方、口を閉じた吽形像の元になった一角の幻獣「狛犬」と合致する。
    • ソフトで出現が対になるキュウコンは明らかに中国由来の九尾の狐がモデルとなっているため、ガーディ族が神社の入り口を守る狛犬なら、ロコン族には稲荷神使の狐のイメージが充てられているのではとも解釈されている。

  • 麒麟
    • 「中国由来」「伝説上の存在」といった要素から、麒麟を挙げるファンもいる。麒麟(騏驎)には「1日で千里を走るほどの名馬」という意味もあるため、一昼夜で10000キロを疾駆するウインディとは共通点があるとも言える。
    • 開発段階での名称が「ウイング」だったことから「翼のある麒麟像」とも関連付けられるが、有翼の麒麟は日本橋に飾る彫像として近代に考案されたものであり、伝説上の姿ではない。その日本橋には獅子の像もあったりするが。(参考)。
    • 麒麟には五行に関する体毛や鱗の色で、名前が分かれており、五行が「火」で赤い色をした個体を炎駒と呼ぶ。

  • その他
    • 麒麟と似た「草木を踏みつけずに駆ける事を好む」という性質をもつ騶虞というものもいる。主に『山海経』の「海内北経」や『周礼』の「春官」に記述されている。

関連イラスト

ウインディかえんぐるま!

もふもふもふもふポケモンまとめ


関連タグ


0058.ガーディ(ヒスイガーディ)→0059.ウインディ(ヒスイウインディ)→0060.ニョロモ


同ほのお単タイプ


ほのおのいし繋がり


関連ポケモン等




その他

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