鉄道車両の地域色(車両のカラー)一覧

てつどうしゃりょうのからーいちらん

鉄道車両の地域ごとにある(あった)色の一覧。 また鉄道の車両のカラー(ラインカラー等)など

鉄道の地域色(車両の色)の一覧をここに挙げる。

地域色	運行路線	運行車両(現在は利用されてないものも含む)	備考	例

国鉄

ぶどう色2号	国鉄各線	72系をはじめとした旧型国電	115系に誤って施されたこともあった(後述)。
ウグイス	山手線/埼京線/横浜線/八高線/川越線/大和路線/奈良線など	72系/101系/103系/201系/205系/E231系500番台/E235系0番台/秩父鉄道1000系	大和路線・奈良線は前面に白のJRのロゴと帯を配してある。
スカイブルー	京浜東北線/京葉線/仙石線/阪和線/奈良線/東海道本線/中央本線名古屋口/秩父鉄道	72系/101系/103系/201系/205系/209系/E233系0番台/秩父鉄道1000系	京浜東北線E235系への導入も決定している。また、阪和線色の一部でもある。
オレンジバーミリオン	中央快速線/青梅線/五日市線/武蔵野線/大阪環状線/秩父鉄道	72系/101系/103系/201系/E233系/323系/秩父鉄道1000系	モハ72970も当初この塗色であった。
カナリア	総武本線/中央・総武緩行線/南武線/鶴見線	101系/103系/201系/205系/209系500番台/E231系0・500番台	103系以前では以上4色の混色編成も散見された。
湘南色	東海道本線をはじめとした国鉄・JRの直流電化路線およびJR東海全線	80系/111系/113系/115系/119系/153系/163系/165系/167系/169系/211系/213系5000番台/キハ40系など	E231系近郊型やE233系3000番台、205系600番台もほぼ同じ配色である。
横須賀色	横須賀線/外房線/内房線/鹿島線/総武本線(東京～銚子)成田線/東金線/中央本線/身延線	モハ62/70系/113系/115系/E217系/E235系1000番台
常磐線色	常磐線/水戸線/東北本線黒磯口//上野東京ライン/東海道本線千代田線/小田急電鉄	103系/203系/207系900番台/E231系0番台/E233系2000番台/401系/403系/415系/E501系/E531系	直流電車と交直流電車で配色が異なる。ただし、E501系のみ直流車の配色に近い。
首都圏色	国鉄の各非電化路線	キハ10系をはじめとした一般型気動車	JR西日本ではこの塗色への変更を進めておりキハ120にも施された。

JR北海道

北海道色	JR北海道の各路線/道南いさりび鉄道	JR北海道の過半数の車両	鋼製気動車の場合、白地に萌黄色と紫の帯を配している。
はこだてライナー	函館本線函館口	733系1000番台	同区間を走るキハ40系は北海道色。
富良野色	富良野線/石北本線/函館本線旭川口/留萌本線	キハ150形	留萌本線では2017年以降再び使用されるようになった。
日高本線色	日高本線	キハ40系350番台/キハ160	近年は室蘭本線でも使用される。

JR東日本

房総色	外房線/内房線/鹿島線/総武本線(佐倉～銚子)成田線/東金線	211系3000番台/209系2000番台/209系2100番台/E131系	E131系はやや配色が異なる。
新潟色	信越本線/羽越本線/越後線/白新線/上越線/磐越西線/米坂線	115系/E127系/E129系/キハ40系/キハE120形/GV-E400系	国鉄時代には70系にも存在した。
上沼垂色	信越本線/羽越本線/白新線/北陸本線/えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン	485系(3000番台を含む)	主に いなほや北越に使われていたが、北陸新幹線開業後に設定されていた糸魚川〜新潟間の快速の廃止により引退。
弥彦色	弥彦線	115系	本来の目的での用途の車両は消滅している。
長野色	中央本線/飯田線/大糸線	115系/211系/E127系
東北色	東北本線/石巻線/気仙沼線/只見線	417系/451系/453系/455系/457系/715系/717系/キハ58系/キハ40系/キハ20系/キハE120形	キハE120形は新潟色からの塗り替え。
仙台色	東北本線/仙山線/常磐線/磐越西線郡山口	719系/701系/E721系	現在磐越西線郡山口にはこの塗色のE721系のみ入線。
磐越西線色	磐越西線郡山口	455系/719系	現在磐越西線郡山口では仙台色のE721系が使用される。また、新潟口は新潟支社の管轄。
盛岡色	東北本線/花輪線/八戸線/津軽線/大湊線/青い森鉄道/山田線/釜石線/岩泉線/IGRいわて銀河鉄道	701系/キハ20系/キハ40系/キハ45系/キハ58系	青い森701系、IGR7000系にも暫定的に施されていた。また、三陸鉄道には臨時列車が乗り入れる程度だった。
秋田色	羽越本線秋田口/奥羽本線/五能線/男鹿線	701系/GV-E400系/719系/EV-E801系/キハ40系	719系は全廃。キハ40系も置き換えが決定している。
烏山色	烏山線	キハ40系/EV-E301系	厳密にはキハ40系のみだが、EV-E301系は今のところ烏山線のみで走ることから掲載。

JR東海

東海色	JR東海管轄のすべての路線	JR東海成立以降に独自で設計・製造されたほぼすべての在来線用営業車両(ジョイフルトレイン・キハ11形鋼製車・371系のみ例外)および117系/キハ58系/キハ65	211系・213系の全廃後は285系以外すべてこの塗色に統一される。
するがシャトル	東海道本線静岡地区	119系	211系と313系には施されなかった。
身延線色	身延線	115系/123系40番台	115系のカラーが一度復元されたが、このときぶどう色2号(旧型国電の茶色)に塗られてしまった。また、123系は配色が異なる。
飯田線色	飯田線	119系/クモユニ147	クモユニ147は123系身延線色に改造された。

JR西日本

新快速色	東海道本線/山陽本線を始めとした京阪神地区のほぼすべての直流電化路線及び瀬戸大橋線	153系/115系3000番台/221系/223系/225系	JR四国5000系普通車も同じ配色である。
阪和線色	阪和線/関西空港線	70系/103系/113系/205系/223系0・2500番台/225系5000番台	113系は153系新快速色、103系と205系は上記のスカイブルーそのもの。
北陸色	北陸本線/あいの風とやま鉄道/IRいしかわ鉄道/えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン/富山港線	471系/475系/457系/413系/419系/521系0番台	青一色の新北陸色も存在する。
七尾線色	七尾線/IRいしかわ鉄道	キハ58系/415系800番台/413系/521系100番台	521系は車載型ICカード対応改札機を備える。
小浜線色	小浜線	キハ58系/113系/125系	521系も乗り入れたことがあるが、北陸色に含める。
高山色	高山本線	キハ20系/キハ45系/キハ58系/キハ120形	現存車はキハ120形のみである。
高岡色	高山本線/越美北線/氷見線/城端線	キハ58系/キハ40系
豊岡色	山陰本線/播但線	キハ40系	キハ41は当初すべてこの塗色であった。
播但色	播但線	103系3500番台	キハ40系は豊岡色にあたる。
加古川線色	加古川線	キハ20系/キハ45系/キハ40系/キハ37/キハ35系/103系3550番台/125系	125系は小浜線色と一致。
姫新線色	姫新線/津山線/因美線/伯備線/芸備線/大糸線糸魚川口	キハ40系/キハ120形/キハ127系	キハ120形以外は姫新線のみで見られる。
岡山色	姫新線/津山線/因美線/吉備線	キハ40系	キハ120形姫新線色も岡山色と呼ばれる。
広島色	山陽本線/可部線/宇部線/芸備線/福塩線/小野田線/芸備線/岩徳線	105系/キハ40系/キハ58系/キハ45系/キハ120形	キハ120形以外、黄色1色もしくは首都圏色に塗り替えられるか廃車されて消滅。
瀬戸内色	山陽本線/可部線	103系/115系	可部線は非電化区間(可部駅より先)が一度廃線になったが2017年3月4日に電化して復活。
中国地域色	山陽本線岡山・下関口/福塩線/山陰本線出雲口/伯備線/宇部線/小野田線/赤穂線/呉線/可部線	103系/105系/113系/115系/117系/123系	通称は末期色。

JR四国

四国色	JR四国の全路線/土佐くろしお鉄道の全路線/阿佐海岸鉄道	7000系/キハ40をはじめとした大半の電車/気動車	キハ181系やキハ185系、2000系などの特急車にも施された。

JR九州

九州色	JR九州の各路線	JR九州の過半数の車両	415系は国鉄時代から施されているものもある。
長崎色	大村線/佐世保線/長崎本線	キハ66系/キハ200系/YC1系	YC1系は今のところ長崎のみの配置につきここに掲載。
指宿枕崎線色	指宿枕崎線	キハ200系	同線を走るキハ40系は九州色。
日南線色	日南線	キハ40系	宮崎空港線には乗り入れない。

JR貨物

モスグリーン	広島地区	ワム80000	2012年に運用終了。
桃太郎色	直流電化区間	EF200/EF210	新桃太郎色も存在する。
レッドサンダー色	各線	EF510/HD300/DD200	厳密にはEF510のみ。

私鉄・公営鉄道・第三セクター

スペーシアカラー	東武鉄道	100系/300系/350系/6050系	100系はスカイツリーカラーに塗り替えられた。
野田線色	東武野田線	10030系/60000系	ファミマ電車と呼ばれたこともあった。
赤電	西武鉄道/京成電鉄/遠州鉄道	膨大な数となるため省略。	詳細はリンク先を参照。
レモンイエロー	東京メトロ銀座線/西武鉄道/近江鉄道	銀座線01系を除く全車/西武401系/501系/601系/701系/801系/101系/301系/2000系/3000系/9000系/近江鉄道800形など	復刻塗装は三岐鉄道三岐線や伊豆箱根鉄道駿豆線でも見られる。
ライオンズカラー	西武鉄道/近江鉄道	西武4000系/8500系/近江鉄道220形/800形	西武グループのバスや索道はこの塗色である。
ライオンズブルー	西武鉄道/伊豆箱根鉄道	西武6000系/20000系/伊豆箱根鉄道のほぼ全車両	厳密にはライオンズカラーの一種。
レジェンドブルー	西武鉄道/近江鉄道/伊豆箱根鉄道	西武3000系3015F/9000系9108F/20000系20104F・20105F/近江鉄道900形/伊豆箱根鉄道3000系3506F/7000系7502F	西武鉄道はL-trainで、伊豆箱根鉄道はラブライブ!サンシャイン!!のラッピング電車である。
レモンイエロー&青	小田急電鉄	旧5000形以前の通勤車	通称小田急顔の車両。
ロイヤルブルー	小田急電鉄/千代田線	1700形以降、3000形までの通勤車の各形式	8000形と1000形はリニューアル後もこのカラーを維持。
インペリアルブルー
バーミリオンはこね	小田急電鉄/箱根登山鉄道	小田急ロマンスカー3000形/3100形/7000形/70000形/箱根登山鉄道モハ1形/1000形/3000形/3100形	上記のオレンジバーミリオンとは別物。
名鉄スカーレット	名古屋鉄道	名鉄の全車両	現在はすべてこの塗色である。
ダークグリーン	近畿日本鉄道各線	近鉄のツリカケ車	8400系と860系で復刻されている。
ウィンザーイエロー	名古屋市営地下鉄東山線	当該路線を走るすべての車両	黄電と親しまれた。
阪急マルーン	阪急電鉄/能勢電鉄/北大阪急行電鉄	阪急の全車両/能勢電鉄の旧阪急車/北大阪急行電鉄8000系/9000系	阪急の開業以来の伝統色である。
琴平線色	琴電琴平線	600形/1070形/1080形/1100形/1200形
長尾線色	琴電長尾線	600形/1200形/1300形
志度線色	琴電志度線	600形/700形	かつては琴平線、長尾線を含めこの塗色に統一されていた時期があった。

海外

レーティッシュカラー	レーティッシュ鉄道/ドイツ鉄道/小田急電鉄/箱根登山鉄道	膨大な数となるため省略。	本来、白帯は1等客室、黄帯は2等客室という意味がある。

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