曖昧さ回避
3号ライダーとは、
- 風見志郎が変身する仮面ライダーV3の別称。
- 平成・令和ライダー作品における、主役ライダーを1人目とした場合の3人目の仮面ライダーの事。本稿で主に解説。
- 『スーパーヒーロー大戦GP』に登場した映画限定のオリジナルライダー → 仮面ライダー3号
概要
初代ライダーの1号と2号と共に登場し、同じ作品ではないがV3と言う実質3人目の仮面ライダーが登場した。
ここから、『アギト』以降の平成、令和に登場する”3人目の仮面ライダー”の事を「3号ライダー」と呼ぶ事がある。
公式の呼称じゃないが、便宜上用いられる事はあり、出演者がこの表現を使う事もある。一例
基本的には本編で3番目に登場したライダーが「3号ライダー」としてカテゴライズされる。
しかし、登場するライダーの人数が多い作品では、3番目に登場しても作中の主要なライダーじゃない場合がある為、「3号ライダー=3番目の登場」とは限らない事もある。
ファンによってはサブライダーの内2号ライダー、3号ライダーが誰なのか意見が分かれる事がある。
公式及び準公式的な媒体でカテゴライズされた事は一度しか無く、2号ライダーと比べるとやや曖昧である。そのカテゴライズも、2号ライダーがほぼ公式に分類されたネオディエンドライバーとは相反する点がある。(詳細は2号ライダー参照)
2号ライダーと同じく主役ライダーの引き立て役的なポジションであるが、主役ライダーとはまた違った個性を持たされる為、場合によっては主役ライダーを凌ぐ人気を持つ事も。
主人公と強い関係がある物が多いが、2号ライダーに比べ作品によって存在しない事もあり、設定等が大きく違う為、キチンとした共通点は少ない。只、大まかなお約束としては以下の様な物が挙げられる。
- 作中に置いて1度は主役ライダーと対立する者が多い(轟鬼やメイジ、ジャンヌや、ライダーとしては敵対せず怪人として敵対したバルキリー等例外も存在する)。登場初期に対立している場合が多いが、中には物語が進むにつれて敵対する者もいる(龍玄等)。
- 登場して暫くは主役ライダーと互角以上の強さを誇る。
- 何かしら過酷な運命や過去等を背負っている。
- 2号ライダーとは違い、仲間になっても段々ギャグキャラとしての頭角を現す事は無く、シリアスなキャラとして貫く事が多い(しかし、近年ではギャグキャラも登場している)。
- ストーリーの都合上強化フォームを取得する可能性は低く、単体の姿のみで終わる事が多い。登場しても主役や2号より出番が圧倒的に少ないか、何かしらの重いリスクがある(チェイサーやネクロムの様に、本編で3人同時変身する際も他は強化フォームで変身しているのに対し、1人だけ基本フォームになる事が多い)。只、近年ではスピンオフ等の作品が度々作られる様になりそこで強化フォームを習得するパターンがある。
- メインカラーは緑系または黄色系、主武装は銃、この内どれかを満たす場合が多い。ゲームやネオディエンドライバー等では『剣』の2号ライダーとして扱われる仮面ライダーギャレンは銃が主武装であり、またストーリー上の立ち位置や担当スーツアクターから3号ライダーと言われる事も。
- メインの女性キャラが変身する場合、稲森真由のメイジやジャンヌの様に実際の登場順が3人目では無かった場合でも3号扱いされているケースが多い。その場合、デザインにはオレンジが配されることが多い様だ。戦闘力については主役ライダーや2号ライダーの初期フォームと同格~やや上に設定される傾向にあるが販促の都合上、強化フォームを手に入れる事は殆ど無い。
スーツアクター
平成一期では押川善文がテレビ本編に登場する多くの3号ライダーを担当した。
TV本編にレギュラーで登場する3号ライダーが復活した平成二期後半では、永徳・藤田慧・中田裕士等が3号ライダーのスーツアクターを担当する事が多い。
また令和ライダーになってからは最初や序盤のラスト辺りから3号ライダーに変身する女性ヒロインも増え、令和3作目と4作目では女性のスーツアクターである宮澤雪が担当している。
公式の扱い
ネオディエンドライバー等のバンダイによるカテゴライズが存在する2号ライダーと異なり、公式及び準公式的な媒体で3号ライダーをカテゴライズした媒体は1点だけである。
また、先述の通り平成一期では押川善文がテレビ本編に登場する多くの3号ライダーを担当したが、それを公式の扱いの基準とすると論争が発生する場合がある。
オロナミンC CM
大塚製薬がスポンサーに復帰した『ゴースト』で復活したタイアップCM。
放送中の作品の主要3ライダーが子供達にエールを送る内容であり、最初にセリフを言うのは主役ライダーである為、続けてセリフを言うのが順に2号ライダー、3号ライダーと認識されている。本稿では『ゴースト』以降の3号ライダーは同CMに準じる。
登場人物の勢力図が落ち着いて来る番組中盤に放送される為、視聴者間で2号ライダー、3号ライダーについての認識が固まってきた時期に改めて公式の扱いが明示される形になる。
君が選ぶ!欲しいDXライドウォッチ大投票タイム
投票で選ばれたライダーをDXライドウォッチ化して発売する『ジオウ』放送中に行われた玩具の1企画。
この投票候補において、順次サウンドライドウォッチとしてラインナップされていた2号ライダーは外されており、発売予定が未発表だった一部のライダーも外されていた。
外されていたサブライダーの内、ギルス、ゾルダ、デルタは後になって実際にサウンドライドウォッチとして商品化された為、これらのライダーはバンダイによって3号ライダー扱いされていると解釈出来る。
これらの他に仮面ライダーザビー ライダーフォームや仮面ライダーウィザード ウォータードラゴンが外されていたがライドウォッチが商品化される事は無かった。発売予定が立ち消えになったのか単なるミスなのかは不明。
スポーツ報知「仮面ライダー 特別号」での扱い
公式及び準公式的な媒体で3号ライダーをカテゴライズした唯一の媒体。付録の「カテゴライズポスター」において、発売当時の最新作である『ジオウ』までの2号ライダーがA面に、3号ライダーがB面に掲載されている。
3号ライダーとまで明記はされておらず、既に販売されていた「仮面ライダージオウ 変身装填銃 DXネオディエンドライバー」と相反する点がある等根拠としては乏しいとも言える。
本稿では平成ライダーの3号ライダーは以下の例外を除いて概ね同ポスターに準じる。
①『剣』の枠はカリスではなくギャレンが掲載されているが(2号の面にカリスを掲載)、ゲームやネオディエンドライバー等のバンダイの扱いではギャレンが2号である為、本稿ではカリスを3号とする。
②スカルが掲載されているが、劇場版限定ライダーである為本稿では除外。
一覧
3号ライダーとしての基本的な変身者のみ掲載する。
各ライダーの詳細
より詳しい説明は各記事を参照。
3号ライダーとしての主要な変身者は太文字で表記。
テーマ曲は作中で使用された主要な曲のみ掲載する。その内、流用曲は斜体文字で表記。
平成ライダー
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 葦原涼 |
---|---|
モチーフ | カミキリムシ |
強化フォーム | 仮面ライダーエクシードギルス |
テーマ曲(劇伴) | 「The Final Battle」 |
「アギト VS ギルス!! (M-7、M-12)」 | |
「Rising Tide」 |
歴代初の3号ライダー。『アギト』の主役の1人とも言える。平成ライダーでは珍しく生物的なライダーであり、噛み付きや引っ掻き等の攻撃が過去作の『仮面ライダーアマゾン』を彷彿させる。
自身の夢を潰され、恋人にも拒絶され、更に変身する度に身体が蝕まれる等の壮絶で過酷な目に遭う等かなりのインパクトやドラマ性があるライダー。次々と襲って来る苦難の中で自分が自分である意味を探す為に戦い続けた強い精神から今でも根強い人気である。
『仮面ライダー龍騎』
凄腕「スーパー弁護士」の異名を持つライダー。銃ライダーであり、必殺技は威力が高くインパクトも強い。
作中で3番目に登場した仮面ライダーはシザースでありゾルダは4人目の仮面ライダーだが、シザースはゲストキャラ的な扱いだった為、公式では当時から現在に至るまで龍騎、ナイトに次ぐ3人目の主要ライダーとして扱われているのはゾルダである。
当初は主人公を平気で騙したり、悪徳弁護士として法外報酬を得る等ダークな要素が目立ったが、話が進むと自身の病気も含めて様々な善人な面が生じて来た。特に宿敵である仮面ライダー王蛇との長きに渡る因縁は多くのファンを魅了するシーンである。
『仮面ライダー555』
仮面ライダーで最も変身した人数が多い(10人)3号ライダー。
他のライダーは携帯電話で変身をするが、此方は銃のトリガー部分に音声入力する事により変身や攻撃への入力コードを行う。
当初はこのライダーのベルトを巡って(変身後の副作用の影響で)多くの犠牲者を出し、その後悪の組織の幹部が変身してしまう経歴を持つライダーであったが、ある人物によって三原修二に変身者が変わって、味方として闘う様になった。その後はヘタレな部分も多く見られたが、主人公側の貴重な戦力として活躍をした。カイザ程じゃないが正義にも悪にもなる個性的なライダーとして人気は高い。
『仮面ライダー剣』
変身者 | 相川始 |
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モチーフ | ハートとカマキリ |
強化フォーム | 仮面ライダーワイルドカリス |
テーマ曲(劇伴) | 「カリス激情!」 |
「怒りに震えて、カリス」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「take it a try」 |
「BOARD」の2人の仮面ライダーとは異なる特徴を有する、人間の心を持ってしまった怪人が変身するライダー。刃付きの弓矢を武器とする。
登場したのは3番目(但し、変身シーンの順で見ればカリスが2番目になる)で、主人公と変身システムも立ち位置も異なり、ゲーム(クライマックスヒーローズシリーズではギャレンの参戦がかなり早く、特に『バトライド・ウォー』シリーズでもギャレンが優先されており、カリスはジョーカーアンデッドとしてのみ登場)や公式のレジェンドアイテム、東映のグッズ等、近年では基本的にギャレンを2号ライダーとして優先している為、現状では公式の扱いに合わせてカリスを3号ライダーとして扱うファンが増えている。
しかし、東映からの扱い(オープニング映像での登場順やクレジット等)は2号ライダーであり、放送当時から論争が絶えない。終盤においてはブレイドと対を成す存在となっており、ストーリー的には後日談や客演にカリスが取り上げられる事がある。
『仮面ライダー響鬼』
初登場時点では見習いであり正式な名前も無かったが、作中で正式な戦士の1人となった仮面ライダー。エレキギターで音撃や雷撃を行う。また、そのエレキギターを剣の様にも扱っている。
仮面ライダー斬鬼の弟子であり、当初は斬鬼のサポートがメインの半人前の戦士だったが、斬鬼のアドバイスを受け成長した事で一人前になり「轟鬼」の名を与えられた。
登場順は3番目じゃないが、響鬼・威吹鬼と並ぶメイン3ライダーとして扱われている。尚、その中では唯一弟子ポジションの鬼である。
『仮面ライダーカブト』
2号ライダーであるガタックは5番目の登場である為、3号ライダーについては意見が分かれやすく、前述のカテゴライズポスターもドレイクとザビーが2人で掲載される異例の扱いになっている。
本稿では同ポスターに準じてドレイクとザビーの2人を3号ライダーとするが、どちらも後半は殆ど登場しない為、後半も出番の多いサソードやカブト・ガタックと共にトリプルライダーキックを放ったキックホッパーを3号ライダー扱いするファンも存在する。
「マスクドライダーシステム」の第3号であり作中で3番目に登場したライダー。銃ライダー。
変身者は自由気ままな性格のメイクアップアーティストであり、ZECTに所属していない。
一度だけカブト、ガタック、ザビー、サソードに勘違いから総出でリンチを喰らってしまう不遇な場面に出くわす。
銃ライダーの例に漏れず苦戦を強いられた事が何度もあったが、ウカワーム戦等の見せ場は決して少なくない。
後半はスポット登場だが出る度に活躍している。
「マスクドライダーシステム」の第2号。ZECTの精鋭部隊シャドウの部隊長が変身する。
設定上“2号”である為、天道総司にも2号ライダーと呼ばれているが、準主役キャラクターの加賀美が中盤からカブトと対を成すガタックに変身する様になり2号ライダーの立場を失った。
繰り下がり的な扱いか、仮面ライダー図鑑等の公式メディアではカブト、ガタックに次いで3番目に掲載されている事が多い。
変身者が居なくなったので後半は殆ど登場しない。
『仮面ライダーキバ』
変身者 | 登太牙 |
---|---|
モチーフ | 蛇 |
テーマ曲(劇伴) | 「Dominus」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Roots of the King」 |
主役のキバが人間とファンガイアのハーフ、2号のイクサが人間のライダーである為、3号のサガはファンガイアのライダーとして登場する。
黄金のキバや闇のキバなどよりも前に作られた最初の鎧であり、言わばプロトタイプ。
変身者は現代のキングとして高い地位を持ち、異端なファンガイアを成敗する等の悪役ポジションであったが実の弟である主人公と恋人との三角関係によりその地位が徐々に崩落する等の不幸な目に遭った事もある。メイン武器であり変身アイテムでもあるジャコーダーを使い、フェンシングの様に突き刺したり、ムチの様に縛り上げ、必殺技では必殺仕事人の様に吊るし上げる。
決して弱くは無く、エンペラーフォームやライジングイクサとも渡り合える位なので寧ろ強い部類になるがダークキバを入手するまでの繋ぎに過ぎなかった様で、行方不明だったキバットバットⅡ世の発見後はダークキバに乗り換えられてしまいジャコーダーこそ引き継がれたが、その姿が本編に再登場する事は無かった。
只、外見のカッコ良さとインパクトのある必殺技からネタ要素でも有名な753に優るとも劣らない人気である。
『仮面ライダーウィザード』
味方サイドの仮面ライダーとしては3番目に登場した仮面ライダー(白い魔法使いも含めれば4人目だが、白い魔法使いは敵ライダーである上に本格的な活動が遅い)。
複数の変身者が居るが、稲森真由以外は終盤に少し登場した程度である為、カテゴライズポスターには彼女が変身する"琥珀色のメイジ"のみ掲載されている。TV作品では「女性レギュラーがメイン変身者」となる初のライダーでもある。
メデューサを家族の仇として憎み、姉への強い思いで絶望を乗り切って魔法使いの資格を獲得。ワイズマンによって魔法使いとなり、初変身時から多才な魔法を使用する等ウィザードにも劣らぬ実力を見せた(因みに真由のメイジは劇場版の量産型よりスペックが高い)。
終盤では飯島譲の変身する"青いメイジ"と山本昌宏の変身する"緑のメイジ"が登場。それぞれの決意の元で、3人のメイジとして共同戦線を張る。
しかし『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では2作前のダブルバースの様に3人纏めてやられ役となってしまう。
只、製作上の登場経緯としては劇場版で量産型として登場する個体をTV本編に流用したに過ぎず、『ウィザード』は『フォーゼ』までの平成二期作品に連なる「ダブルライダー」の作品の域を出ていない為、メイジが3号ライダーと言えるかどうかはやや微妙である。
『ロストヒーローズ2』ではビーストと並んでサブキャラクターとして登場しているが、劇場版限定ライダーの仮面ライダーなでしこも同じ枠で登場している為、これも3号ライダーとする根拠とは言い難い。
とは言え、やはり白い魔法使いと比べたら真由のメイジの方が3号扱いされている事は多い。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』
変身者 | 呉島光実 |
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モチーフ | 中華風の甲冑 |
基本フォーム | ブドウアームズ |
強化フォーム | 仮面ライダー龍玄・黄泉(一度のみの変身) |
ジンバードラゴンフルーツアームズ(小説版限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「ライダー苦戦」 |
現役高校生でチーム鎧武で弟分的な存在な少年が変身する3号ライダー。ぶどうを模した銃を武器とする。また、銃系ライダーでは珍しく近接系のフォームチェンジ(キウイアームズ)が存在する。徐々に悪に染まってしまったライダーでもある。
当初は純粋に主人公・葛葉紘汰やヒロイン・高司舞の為に行動していたが、地球を浸食しようとする脅威の真実を知ると共に次第に立場が変化し、舞にはそれを隠すが為に焦りが生じていった。そして、自分の思い通りに行動しない紘汰へ怒りを募らせ一度暗殺し掛ける・仲間を裏切って敵に協力してしまう等の凶行に走る、所謂闇堕ちをしてしまった。→黒ミッチ
戦いが終わり、全てが解決された今となっては隠す意味も無くなり、自らが行った事による後悔だけが残り、仲間と距離を取っていた。しかし、地球に残っている仮面ライダーは自分しか居ない事から、紘汰の意志を継いで戦う事を決意し、地球に襲い来る強敵達に立ち向かった。
3号ライダーでありつつも、最終回や『MOVIE大戦フルスロットル』、小説においては主人公とほぼ同格の扱いだった。
『仮面ライダードライブ』
変身者 | チェイス |
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モチーフ | ? |
テーマ曲(劇伴) | 未収録(後期の楽曲を収録したサントラが未発売の為) |
敵対していたライバル戦士が味方として変身する希有な例の仮面ライダー。
マッハと同じくドライブを上回る性能を持つ仮面ライダー。通常フォームのライダーで珍しく斧型の武器と敵対時代から引き継いだ武器を取り扱う。
元々変身者は0番目のロイミュードであり、プロトドライブに変身して人々を守っていたが、敵の幹部との戦いに敗れ、洗脳された事で敵サイドに下り、ライバルキャラの魔進チェイサーとなる。その後、紆余曲折を経て再び正義のヒーローである仮面ライダーとして戦うようになった。
この様に、平成ライダーでもトップクラスに波乱に満ちた経歴の持ち主である。
この状態が事実上魔進チェイサーの最強フォームとも取れる(なお別の形の強化形態も存在しており、場合によってはそちらが事実上の最強フォームとして扱われる事もある)。
『仮面ライダーゴースト』
当初は主人公達と敵対する怪人(眼魔)側の仮面ライダーだったが、後に主人公達に協力する事になる。
他のライダーと同様に強化に該当ないフォームチェンジが可能で、3号ライダーでは初めて初期段階から2つのフォームが付けられている。変身の時間制限があり、その度に戦闘員を吸収しなければ変身が解かれるリスクもあったが第30話にて克服された。物語後半では修行によって専用武器も入手している。
変身者は眼魔の世界の住人であり、2号ライダーであるスペクターのマコトとは"親友"と呼べる間柄である。ゴーストのタケルとは自分達の生き方と相反してた事等から大きく反発していたが、次第に彼とも協力関係を結ぶ様になった。
因みに、2016年11月27日に放送された『アメトーーク』にて、3号ライダーのハズなのに2号ライダーとしての扱いを受けた。
『仮面ライダーエグゼイド』
変身者 | 花家大我 |
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モチーフ | シューティングゲーム |
基本フォーム | シューティングゲーマー レベル2 |
強化フォーム | シミュレーションゲーマー レベル50 |
テーマ曲(劇伴) | 「スナイプ -LEVEL 2-」 |
「スナイプ -LEVEL 50-」 |
銃系ライダー。ライダー史上では珍しくマントを羽織っている。
ハンドガン型の武器を用いて連射したり、ライフルに変形させて名の通り敵を狙い撃つ。他にも巨大な弾丸の姿になっての体当たり(レベル1)やゼロ距離射撃、蹴りを主とした格闘戦を仕掛けたりもする。
本作に登場するライダー全てに言える事だが、目が複眼では無くキャラ物の様な目のデザインとなっている。また、最初はレベル1と呼ばれる三頭身姿に変身し、一通り戦闘を熟した後レベル2と呼ばれる等身大の姿に変身する。
変身者は元放射線科医師であり、現在は闇医者として暗躍。風貌も相まってブラック・ジャックを彷彿とさせる。序盤は患者の命よりも変身アイテムを集める事を重要視しており、冷たい人物だと思われていたが、話が進むにつれて、その目的と彼のドクターとしての信念が徐々に見え始める(一般人の患者には医師らしく敬語で接する場面も見られた)。実際は不器用ながら優しさを備えた人物であり、中盤以降からはエグゼイド達と全面的に協力する様になる。
『仮面ライダービルド』
変身者 | 猿渡一海 |
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モチーフ | ロボット |
強化フォーム | 仮面ライダーグリスブリザード |
仮面ライダーグリスパーフェクトキングダム(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「北都にライダー出現」 |
「画策」 | |
「破壊力」 |
三つに分かれた国の北の地・北都に所属する仮面ライダー。
ボトル2本の組み合わせで変身するビルドと異なり、こちらはゼリーを絞って変身する。モチーフはロボット。
政府の命によって東都へ侵攻するが、彼自身はあくまで「自分の大切な物を守る為」に戦っており、また、相手も同じ思いで戦ってる事を理解し、自分や仲間が命を落とす事を覚悟していた武人気質である。彼を慕う者達からは「カシラ」と呼ばれている。
ビルドに敗れた後、その隙を突かれ西都に占拠された北都を取り返すべく、以降は戦兎達と共同戦線を張る事になった。
変身の副作用も影響してか、戦闘中は戦いを「祭り」と称して楽しむバトルジャンキーな性格であり、相手を圧倒する。しかしリスクが掛かる変身にもかかわらず特に負荷も見られない等、力の適応率が高い様子。
この様に高い実力を誇る戦士としての一面を見せているが、実は石動美空=ネットアイドルとしての「みーたん」の大ファンであり、彼女が関わる話においては残念なイケメンぶりを発揮している。因みに本職は農家。
『仮面ライダージオウ』
変身者 | もう1人のウォズ(白ウォズ) | ウォズ(黒ウォズ) |
---|---|---|
モチーフ | スマートウォッチ | スマートウォッチ |
強化フォーム | - | 仮面ライダーウォズギンガファイナリー |
テーマ曲(劇伴) | 「ウォズの画策」 | 「ウォズ変身」 |
テーマ曲(挿入歌) | - | 「Black & White」 |
分岐されたもう1つの未来から来た仮面ライダー。ジオウ・ゲイツと異なり、別の未来の仮面ライダーの力を宿したウォッチを使いフォームチェンジする。
当初の変身者はジオウに敬意を表している方のウォズでは無く、「オーマジオウが倒された別の未来」からやって来たもう1人のウォズこと白ウォズであった。
明光院ゲイツの事を「救世主・ゲイツリバイブ」と呼び、ゲイツを支援し自分のいる時代を実現させる為に未来からやって来た模様。また、変身前に常に持っている「未来ノート」を使って、ある程度の未来を定め、相手を翻弄しながら戦う事も可能。
第27話にて変身者が黒ウォズに変わり、第30話で正式に所有権が移行した。その為「未来ノート」を使った戦闘方法は無くなったが、基本的な戦闘スタイルは変わっていない。黒ウォズも自身の本を使って戦う事もある。
令和ライダー
令和に移ってからは、3号ライダーのポジションを女性が担当する事が増えている。
『仮面ライダーゼロワン』
変身者 | 刃唯阿 |
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モチーフ | チーター |
基本フォーム | ラッシングチーター |
強化フォーム | ジャスティスサーバル(Vシネマ限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダーバルカン&バルキリー」 |
「想いはテクノロジーを超える」 |
オレンジ色の銃ライダー。史上初の正式な女性3号ライダー・初期から登場する女性ライダーである。
銃にもバックルにもなる変身ベルトとプログライズキーで変身する。
本編登場の女性ライダーとしては初のフォームチェンジも存在する。
2号ライダー・不破諫が変身するバルカンと同じベルトを使うが、変身の方法が若干違う。
A.I.M.S.の技術顧問である刃唯阿が変身する。不破を危険視したり、主人公・或人を表面ながらも普通に接している等常識は備わっている。が、彼女もまた或人とは違って当初はヒューマギアを「道具」として扱い割り切っていたが、AIのお陰で自身の苦悩から解放された後はAIの意志を尊重する様になった。
『仮面ライダーセイバー』
変身者 | 富加宮賢人 |
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モチーフ | ランプの魔神 |
基本フォーム | ランプドアランジーナ |
強化フォーム | アラビアーナナイト(Vシネマ限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「ディアゴスピーディー」 |
「ソードオブロゴス」に所属する、雷鳴剣黄雷に選ばれた雷の剣士。
登場順だと3番目のバスターに次ぐ4番目になるが(変身者としては尾上亮(バスター)よりも賢人の方が先に登場)、公式ポスターの位置やキャストの順番、EDや主人公との関係性から明確に3号ライダーとして扱われている。
主役ライダーである神山飛羽真の幼馴染になるが、15年前のある出来事によって飛羽真が記憶を失っており、その切っ掛けとなったのが自分の関係者である事を苦悩しながら戦うとシリアスな背景を持っている人物。仮面ライダーカリバーの変身者が判明した後は、我先に走りがちになってしまい、その結果、第12章でカリバーの攻撃により闇の浸食を受け、第13章にて消滅。劇中初盤で退場したシリーズ初の3号ライダーとなってしまった上に、神代玲花の暗躍も相まってか、自分を慕っていた緋道蓮が飛羽真と敵対する原因を作ってしまう事に。
後に別のライダーとして復活したが、紆余曲折を経て第40章でエスパーダとして復帰した。
『仮面ライダーリバイス』
変身者 | 五十嵐さくら |
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モチーフ | コブラ |
基本フォーム | コブラゲノム |
強化フォーム | 仮面ライダーインビンシブルジャンヌ |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダージャンヌ」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Cherry-ish!」 |
主人公の妹、即ち五十嵐三兄妹の末っ子がバイスタンプとリベラドライバーを用いて変身する女性ライダー。
ジャンヌのシステムが格闘主体の戦闘スタイルで設計されている為、元々空手が得意であるさくらの戦闘スタイルとバッチリ噛み合っており、高い戦闘力を発揮している。
なお、変身中はさくらの悪魔であるラブコフが実体化しているが、ラブコフ単体では直接の戦闘能力を持たない為、当初はジャンヌが戦っている間は誰かがラブコフを守る必要があった。これは後にゲノムチェンジでラブコフを武器形態に変化させる方法で解決している他、終盤ではラブコフ自身が単独でもそれなりに戦える程に成長を遂げたりとゲノムチェンジ無しでもそれなりの戦闘能力を発揮した。
『仮面ライダーギーツ』
「デザイアグランプリ」の参加者の一人。デザイアドライバーに仮面ライダーナーゴコアIDをセットして変身する金色のライダー。『ギーツ』の主要ライダーとして扱われている4人のうちの1人。
公式で明確に「〇号ライダー」とされているのは2号のタイクーンだけであり、ナーゴは「ヒロイン」とされている。時折バッファがギーツの次に優先される事があるが、公式サイト等での主要4ライダーの掲載順は基本的にナーゴが3番目になっており、映画やイベントのグッズでは前作の3号ライダーのジャンヌや、スーパー戦隊シリーズの『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の3番目の戦士兼女性戦士のオニシスターとセットにされた他、第4話のオーディオコメンタリーにてナーゴを「3号ライダー」と話していた事、オロナミンCのCMでも3番手はナーゴだった事から、彼女が3号枠である事はほぼ確実と思われる。
リブート作品の風見志郎
『仮面ライダー THE NEXT』
変身者 | 風見志郎 |
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IT企業「エクサストリーム」の若社長が変身する改造人間。オリジナルのV3と違い1号、2号と同じバッタ型の最新型(Version3)。
本作の3人の仮面ライダーのうち中心として描かれているのは本郷猛であり、風見志郎は平成ライダーにおけるサブライダーに近い描かれ方である。
その他の作品の3号ライダー
ここではTVシリーズやその劇場版以外の媒体で公開されたシリーズに登場する3号ライダーを記載する。
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
レン=ウイングナイトの恋人であるベンタラ人のケイスが変身。原作ではそこそこだった戦闘力もこちらでは最強格の女戦士設定になっている(カードのAPはそのまま。恐らくケイスの素質が大きい)。
物語の途中からはマヤが代理を務めるが、ケイスが復活して以降は彼女が戦線に復帰している。
本作ではメインビジュアルに原作の仮面ライダーゾルダこと仮面ライダートルクが描かれているが、中盤で退場した小物と言う3号ライダー然とした扱いでは無く、寧ろ彼女が主人公達の心強い味方として活躍する。
因みに、原作の『龍騎』劇場版でもゾルダよりファムの登場時間の方が多く、メインビジュアルでもゾルダを差し置いてリュウガと共に存在感を放っている。
『仮面ライダーアマゾンズ』
変身者 | 前原淳 |
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season1に登場。作中で3番目に登場した仮面ライダーだが、ライダーとしては実質的にゲストである。
ノザマペストンサービス駆除班の一員である前原淳が死後、アマゾン細胞を移植されて生体兵器として生まれ変わったアマゾン。
通常のアマゾンと違いタンパク質を経口摂取する必要がなく、行動不能になるまで戦える様に痛覚遮断機能がドライバーに搭載されているなど、見た目は生物的でありながらも兵器としての一面が強調されている。
変身者である前原自身が生前は戦闘要員だった事から、第9話までは負け知らずだったアマゾンアルファを単独で圧倒し、アマゾンオメガを一度は戦闘不能に追い込むなど、劇中に登場したアマゾンライダーの中ではトップクラスの戦闘力を誇った。
『しん・仮面ライダーだゾ』
変身者 | 野原しんのすけ |
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仮面ライダー第1号と仮面ライダー第2号の変身に巻き込まれたしんのすけが変身したライダー。劇中では自分が何に変身したのかと問うしんのすけに対して第2号から「仮面ライダーだよ」と教えられたのみで、ライダーとしての名称は不明。
梅オーグにライダーなオラキックを繰り出しこれを撃破した。
3番目の仮面ライダー
物語としては3番目に登場したライダーだが、登場が2話だけと短く前述のゾルダが3号扱いされる事が多い。
シザース同様、物語として3番目に登場したライダーだが、ゲスト扱いであり変身シーンも無いため何号とも数えられていない。
平成一期の劇場版では唯一本編中の時系列に組み込まれる作品に登場しており、明確に3人目のライダーと言えるが、劇場版限定ライダーなので除外。
主人公側のライダーとしては3人目だが、劇場版限定ライダーなので除外。
NEW電王同様、主人公側のライダーとしては3人目だが、劇場版限定ライダーなので除外。
本編において3番目に登場したライダー。しかし公式では伊達明と後藤慎太郎の2人が2号ライダーのバースとして扱われており、「どちらかが2号でもう一方が3号」というような扱いはされておらず、プロトタイプを公式が敢えて3号として扱うことはほとんど無い。
時系列上はフォーゼ、メテオに続く3番目の登場だが、劇場版限定ライダーなので除外。
物語として3番目に登場したライダーだが、基本的に敵であり、公式から主要3ライダーとして扱われるのはエグゼイド・ブレイブ・スナイプである為、3号ライダー扱いされる事は無い。
ゲンム同様、物語として3番目に登場したライダーだが、前述の様に3号ライダーはエスパーダの為、バスターは4号ライダーとされている。
主役のリバイとバイスを合わせて1番目とした場合、3番目に登場したライダーだが、前述の様に3号ライダーはジャンヌの為、デモンズは4号ライダーとされている。
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