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RGBP

れっどぐりーんぶるーぴかちゅう

『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』をひとまとめにした略称。本稿で作品自体についても解説する。
目次 [非表示]

若い女性「ねぇねぇ、あたくしのポケットモンスターと勝負しない?」

老人たち「あんただーれ?」


概要編集

『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』は、任天堂から発売されたゲームボーイ用のRPGソフト。第一世代として分類される。

一般的に「初代」と呼ばれる『ポケットモンスター 赤・緑』は1996年2月27日、『ポケットモンスター 青』は小学館の雑誌による通信販売限定で同年10月15日(店頭での一般販売開始は1999年10月10日)に、『ポケットモンスター ピカチュウ』は1998年9月12日に発売された。


上述のように『ポケットモンスター 赤・緑』の発売は1996年だが、権利クレジットには「1995」とある。これは同ソフトが本来1995年末に発売することになっていたため。発売直前になって多くのバグが発見されたために急遽延期が決まり、年を超えた1996年2月27日に漸く発売することができた。開発開始からだと6年かかっている。本作に限らず、当時はゲームのシステムがまだ不解明だったこともあり、この頃の1~3月発売のソフトはクレジットが前年に表記されていることが多い(それでもバグは見られたが…)。

制作を取り仕切っていた石原恒和氏は「本来なら発売前年の10月に完成してすぐに発売したかったんですけど、結局、年末商戦のタイミングからはずれてしまって、翌年の2月末という、商品としてはもっともよくない時期に発売ということになってしまいました(笑)。」と語っている(参考URL:https://www.nintendo.co.jp/ds/interview/ipkj/vol1/index.html)。


なお、『ポケットモンスター 赤・緑』に限りカートリッジラベルにNintendoのロゴが書かれていない(著作権クレジットには任天堂の名前はあるが)。『ポケットモンスター 青』からはNintendoロゴが表記されるようになった。


電ファミゲーマー編集部『ゲームの企画書①』(角川新書)に掲載された田尻智本人の発言によると、開発当初は7バージョンを発売しようと考えていたという。


総称について編集

『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』の各バージョンのアルファベットでの頭文字、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)・ピカチュウ(Pikachu)から「RGBP」と略される。


同年に発売された『赤・緑・青』を「RGB」または「赤・緑・青」と略して『ポケットモンスター ピカチュウ』を別物として含めないパターンも見られる。

かつては攻略本などを中心に用いられていたが内容に大幅な変更もないためか、近年ではRGBのみでピカチュウ版をも含む略称として扱われる機会が多かったりする。

またピカチュウ版の英題が『Pokémon Yellow』であることからRGBYと略されたり、さらに言えば青・ピカチュウ版も赤・緑版のマイナーチェンジであることやリメイク版『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』、リブート版『ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ』と区別して赤緑と呼ばれることも多々ある。また俗称として初代と呼ばれたりも。


緑版の無い海外はRBYが略称である。


なお、現在は「R」は『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』のルビー(Ruby)、「G」は『ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』の金(Gold)、「B」は『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のブラック(Black)、「P」は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』のパール(Pearl)、「Y」は『ポケットモンスター X・Y』のYと重複するため、混同しないように注意する必要がある。


ゲーム内容編集

プレイヤーはマサラタウン育ちの少年として、冒険の舞台であるカントー地方を旅しながら多くのポケモンを捕まえてポケモン図鑑を完成させることが目的である。

『赤・緑・青』ではオーキド博士から提示されたポケモン、ヒトカゲゼニガメフシギダネからの3匹のうち1匹を、『ピカチュウ』ではピカチュウを受け取った主人公はポケモントレーナーとなり、旅をする中でモンスターボールで捕まえたポケモンを他のポケモントレーナーと対戦することで育成し、ポケモンジムジムリーダーに勝利することでもらえるジムバッジを集めてポケモンリーグに挑戦する。

また、道中ではライバルとの対戦やポケモンを使って悪事をはたらくロケット団を倒すことになる。


集めたポケモンは、作中にあるパソコンを通じてボックスに預ける。ポケモンボックスのボックス番号を切り替える際セーブするのは実はボックスのデータの圧縮と解凍を行っているため。


作品のウリの一つは、プレイヤー同士が通信ケーブルを用いて通信交換通信対戦を行うこと。この通信に関してはゲームボーイの通信は速度が遅い為、データ移動ではなくパラメータ等の情報書き換え方式となっている(『ルビー・サファイア』以降はデータ移動となった)。


バトルのスピード感、ストーリーのゲームバランス、世界観は『赤・緑』でおおよそ確立されたものが、現行ソフトに至るまで概ね受け継がれている。


当初はIDによって出現するポケモンが異なる仕様をとる予定だったが、プログラムが複雑になりすぎてしまう為二つのバージョンの仕様に落ち着いた(この種の仕様は後年の「『プラチナ』の化石掘り」や「フレンドサファリ」等で実現している)。

非公認だが、実はセーブデータは基本的にどのバージョンでも互換性がある為バックアップメモリーに書き込む手段があれば問題なくプレイ可能。


冒険の舞台編集

上記の通り、舞台はカントー地方であるが、当時はまだカントー地方という名前がゲーム内でほぼ確認できず、ライバルの姉(ナナミ)からタウンマップを貰う前に、机の上を調べる以外に知る方法はなかった。付録として、取扱説明書と一緒にカントー地方のタウンマップが入っていた。


また、当初は「現実世界の延長線上にある世界」という設定で作られていたので、図鑑テキストや一部の会話に現実の要素が出てくる(インドアメリカなどが代表的)。


マップ構造は影響を受けているMOTHERシリーズと似た特徴を持つ。野生ポケモンとのエンカウントは外だと草むらを歩いている時のみの限定された箇所でのエンカウントになるが、水の上を移動している時・ダンジョン(それに類ずる建造物内)では従来のRPGと同じタイプのランダムエンカウントになっている。


女神転生シリーズ仲魔や『ドラゴンクエストⅤ』など、いわゆる相手モンスターを味方にするというシステム自体は目新しいものではなかったが、ポケモンはそれをメインコンセプトにした事が斬新だった。さらに「主人公キャラそのものが戦わず、指示を出して戦わせるトレーナー視点」も目新しいものだった。

その為か、一度クリアするまではゲーム内での知識を蓄えて実践したりのチュートリアル要素が強い。


バージョンごとの違い編集

いずれもシナリオ、ポケモンの種類数(150匹+1)は同じである。また、ゲーム内容には関係ないが、地形やオブジェクト、建物のデザインにも若干の差異がある。


赤・緑編集

『赤・緑』の片方にしか出現しないポケモンがいる。『赤』のストライク、『緑』のカイロスなど。

ゲームコーナーでコインと引換に手に入るポケモンや、景品交換に必要なコインの枚数が異なっている。特に差が出るのがポリゴンで、赤が9999枚に対し緑は6500枚。その分、手に入れた時の初期Lvにも差が出ている。


海外では『赤』が"Red Version"、『緑』が"Blue Version"として発売されている。

つまり、中身は日本でいう緑版であるにもかかわらず、パッケージには「Blue」と書かれていてパッケージを飾るポケモンもカメックスである。


編集

シリーズ初めてのマイナーチェンジ版。ストーリー展開に変更はない。

『赤・緑』のどちらかにだけ出現した一部のポケモンが出てこない代わりに、入手手段が交換しかなかったルージュラを野生で捕獲可能。また、ポケモンのグラフィックやその他フィールドグラフィック、交換してもらえるポケモンの種類、ポケモン図鑑の説明文が異なっている。特に「異様な妖怪と化したゴルバット(青のゴルバット)」「やたら怖い顔つきをしているナッシー」などは現在でもよく話題に出される。


小学館との提携で制作され、学習漫画雑誌とコロコロコミックの通信販売限定品として発売されたため、通常の販売店では購入出来なかった。当時の任天堂公式攻略本にも入手手段が限定されている事が記載されていた。

なお、当時の寛容な時代背景もあろうが、任天堂は当初小学館とゲームフリークには流通ルートに関して承諾を得ておらず、小学館との提携の話も任天堂の社員が青版の企画を出そうとして「続編と勘違いされそうだからやめておこう」と上役にストップをかけられた時にとっさに出た真っ赤な嘘であり、この企画が可決されてから事後承諾の形でゲームフリークと小学館に承諾を取ったという話もある。

しかし、予想以上に人気で、「20万本売り上げが出れば大成功だが30万本は念のためストックしておこう」という目論見に反して、ストックの約2倍の応募が殺到し、通販体制がパンクする事態となった。そのため、ちゃおなどの少女漫画誌でも受付を行い、さらに当時任天堂と提携していたローソンでの店頭受け取り方式にて2回目の通信販売を実施。それでもなお中古で定価の数倍の値段をつける人気をみせたことから発売の約2年後、後継の金・銀と合わせる形で一般発売された。

限定販売版と一般販売版は商品管理用バーコードの有無の違いがパッケージにあり、前者にはバーコードが記載されていない代わりに、小学館のマークが付けられていた。


海外では『青』に相当するバージョンが存在しない。よって海外版では初代に野生のルージュラが存在しないし、パッケージをフシギバナが飾ることも(『リーフグリーン』発売までは)なかった。フシギバナ涙目である。


ハナダのどうくつの構造が前者二つと構造が異なる他に、スーパーゲームボーイでプレイする場合のピクチャーフレームのデザインも新規のものになった。


ピカチュウ編集

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の公開記念および金・銀の発売延期の穴を埋めるためとして発売された(発売前のコロコロコミックでの告知より)。開発段階では『』と呼ばれていた(海外では"Yellow Version"になっている)。


アニメ版ポケットモンスター』をモデルとしており、アニメの設定を逆輸入したものとなっている。

アニメ同様、初めのポケモンは必ずピカチュウとなる。さらにアニメで主人公のサトシが3匹とも仲間にしたことに倣って旅の途中で上記のフシギダネヒトカゲゼニガメの三匹も手に入れることが出来る。


なお、ライバルは必ずイーブイを選ぶ。登場当時アニメ版のライバルが選んだポケモンは不明だったが、後にイーブイを手に入れていることが判明している(その後ブラッキーに進化。最初に選んだポケモンがゼニガメだったことがさらに後年に判明している)。

このイーブイは1戦目(マサラタウン)、2戦目(22ばんどうろ)の主人公とのバトルの結果に応じてどのポケモンに進化するかが変わってくる。全勝するとサンダースになってしまう。(ちなみにマサラタウンで負けた場合はシャワーズになり、マサラタウンで勝って22番道路で負けるもしくはスキップするとブースターになる。)

ポケモンのグラフィックもアニメ調に差し替えられている。


なお、「はかいこうせん」のエフェクトの点滅はこれまでよりかなりマイルドに変更された。それもそのはず、この『ポケットモンスター ピカチュウ』が発売された前年の1997年ポケモンショックが起きた為。


基本的なストーリーは上記三作と全く変わりないが、最初に貰えるピカチュウもアニメの設定通りモンスターボールに入るのを嫌い、外に出てきて主人公の後をついてくる。


後ろについてくるピカチュウには話しかけることも可能で、返事をするだけでなく機嫌を尋ねることもできる。ちなみにその機嫌はバトルの勝敗、更に場所によって異なる。

声はこちらもアニメ版の声優と同じ大谷育江氏……のものを増田順一氏が波形を読み取りゲームボーイ内で再現させたものである。携帯電話等、似たような仕組みのもの自体は存在するのだが、ゲームボーイの性能を最大限に活かした、今から見てもとんでもない技術である。


表情も多種多様で、機嫌や状態異常時などそれぞれに応じて違った態度を見せる。マサキの分離実験時には驚いたり、ポケモンタワー内で話しかけると怯えたりする。

瀕死になってしまうと手持ちから消えるが、ポケモンセンターに入ると復活する。

また、「かみなりのいし」を使って進化させようとしてもピカチュウが顔を横に振って拒否するため進化できない(別のカートリッジに送れば可能だが、当然ながら二度と後ろをついてこなくなる)。

この連れ歩きシステムは後に発売される『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』以降の作品で不定期ながら採用されている。


他にも、野生ポケモンも大幅に変更がなされ、例えばアニメ通りにトキワの森ピジョンが出てきたり、前3作では野生出現がなかったカモネギが野生出現を果たしたりなどがある。

登場するトレーナーもアニメ版の設定が取り入れられて手持ちや技構成が変更され、タケシカスミの服装がアニメ版に近いものになっていたり、マチスのてもちがライチュウ1匹になったり、サカキがガルーラの代わりにペルシアンを使用する(赤緑青のガルーラとは異なり、ペルシアンはジム戦にも登場する)、ムサシ・コジロウと思われるロケット団員が出てくるなど、全体的にアニメを意識したバージョンと言える。

ムサシ&コジロウ

なお、同ソフト制作当時アニメではサトシがバッジを6つまでしか取得しておらず、伴ってグレンジムトキワジムについてはアニメ版通りではない(アニメ版ではトキワジムのリーダーとして戦うトレーナーはまさかのムサシ達である)。


これまでのバージョンではトキワのもりにピカチュウが出現していたが、当バージョンでは出現せず、図鑑でも生息不明となっている(主人公のパートナーになるピカチュウ自身は1ばんどうろ…ではなくぎりぎりマサラタウンで遭遇し、オーキド博士が捕獲した後に手渡される)。

また、イベント配布や『ポケモンスタジアム』にて手に入るなみのりピカチュウがいないと遊ぶことが出来ない専用のミニゲームが存在した。


前述のようにピカチュウが1匹しか手に入らず(※)、そのピカチュウは(別のデータに送らない限り)ライチュウに進化させられないので、このバージョン単体ではライチュウを入手できない。

似た例は『ファイアレッド・リーフグリーン』のエーフィやブラッキー(時計機能がないため)、『ハートゴールド・ソウルシルバー』のジバコイル、ダイノーズ(磁場が発生する場所がないため)がある。


今作も『赤・緑』『青』とハナダのどうくつの構造が異なっている。


一部、一般トレーナーの手持ちポケモンであっても、わざマシン技を使ってくるようになった。AIも強化されており、赤緑青より攻略難易度が上がっている。特にジムリーダーや四天王は手持ちのレベルが底上げされた。

ピカチュウは強いとはいえないので、最後まで連れ歩こうとすると、より難しくなる。

リメイク版にあたる『Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』では、このあたりの救済処置として、相棒(ピカチュウまたはイーブイ)の「種族値個体値を高設定」および「相棒技(特別な技)を設ける」ことで、しっかりLvを上げたり相棒技を覚えさせることで最低でも殿堂入りまで彼らを連れ歩ける難易度に調整された。


本来は『金・銀』で先に対応させるはずだった「ポケットプリンタ」が先行して対応した。


日本国外版ではゲーム内の場所によって色のパレットが異なる上に、バトル中も多くの色が使い分けられている。


※ピカチュウ版のピカチュウかどうかはIDで判定しているため、チートツールで野生出現させても全て大谷ピカチュウとなる。なので、特別性を保つための措置と思われる。




バグ編集

このゲームには通信対戦等のデータを入れた影響などからバグが多いことで知られ、特にポケモンと道具の入れ替えに関わるセレクトボタン周りに大量のバグが存在していることから、「セレクト押したらとりあえずどこかバグる」とまで言われるほど。

この所謂「セレクトバグ」はポケモンと道具の入れ替えルーチンが影響しているとされている。

当時プレイヤーだった小学生の間でもそのことが広く知られていたため、通常では捕獲出来ないミュウを出現させる他、けつばん、アイテム増殖法などのバグ技が行われていた。これらのバグは製作陣の努力によるバージョンアップによって解消されている。


セレクトボタン周りの他にも、何もないところでダウジングマシンが反応する、逆に隠しアイテムがあるのに反応しないというバグなどもある。

これもピカチュウバージョンでは修正されている。


わざについて編集

この作品でポケモンが自力で覚える技には「ジムリーダーからもらえるわざマシンの技」が含まれていない。

例として、「どくどく」や「だいもんじ」はどのポケモンも自力習得しない。

『ピカチュウ』のピカチュウに限り、「10まんボルト」を自力習得させられる。


『赤・緑・青』のトレーナーは、手持ちポケモンに自力習得するわざしか覚えさせていない。その為、レベルの高いポケモンでも「にらみつける」や「しっぽをふる」を使う。特に石進化に多い。

ジムリーダーや四天王、そして決戦時のライバルは、切り札に限りわざマシンの技を習得している。

ジムリーダーは倒した時に貰えるもの、四天王とライバルは強力なものをそれぞれ覚えさせている。ワタルが例外的にわざマシンにない「バリアー」を覚えたカイリューを使ってくる事はかなり有名で、ネタにされている。


わざマシンに選出されている技のラインナップは、以降の作品と比べて不可解なものが多い。

なにせ実質ラッキー専用技の「タマゴうみ」や、序盤技の「みずでっぽう」等が選ばれているのである。一応みずでっぽうは拾う場所のオツキミやまでイシツブテ対策として使える。


相手のポケモンが使う技はPPが無限。

もちろん「はかいこうせん」や「ハイドロポンプ」も例外ではない。


登場人物編集

※「ポケモンの登場人物一覧」もあわせて参照。


主人公編集

※バージョンによってデフォルトネームや名前候補が変わる(リンク先参照)。


ライバル編集

※バージョンによってデフォルトネームや名前候補が変わる(リンク先参照)。


サポートキャラクター

オーキド マサキ


ジムリーダー

タケシ カスミ マチス エリカ キョウ ナツメ カツラ サカキ


四天王

カンナ シバ キクコ ワタル


敵対組織

ロケット団


ポケモン編集


パートナーポケモン(赤緑青版)

フシギダネ ヒトカゲ ゼニガメ

(ピカチュウ版はピカチュウ固定。)


伝説のポケモン

フリーザー サンダー ファイヤー

ミュウツー


幻のポケモン

ミュウ


本作が初出のポケモン一覧(第1世代)

それ以降はポケモン一覧を参照

No.名前No.名前No.名前No.名前
001フシギダネ039プリン077ポニータ115ガルーラ
002フシギソウ040プクリン078ギャロップ116タッツー
003フシギバナ041ズバット079ヤドン117シードラ
004ヒトカゲ042ゴルバット080ヤドラン118トサキント
005リザード043ナゾノクサ081コイル119アズマオウ
006リザードン044クサイハナ082レアコイル120ヒトデマン
007ゼニガメ045ラフレシア083カモネギ121スターミー
008カメール046パラス084ドードー122バリヤード
009カメックス047パラセクト085ドードリオ123ストライク
010キャタピー048コンパン086パウワウ124ルージュラ
011トランセル049モルフォン087ジュゴン125エレブー
012バタフリー050ディグダ088ベトベター126ブーバー
013ビードル051ダグトリオ089ベトベトン127カイロス
014コクーン052ニャース090シェルダー128ケンタロス
015スピアー053ペルシアン091パルシェン129コイキング
016ポッポ054コダック092ゴース130ギャラドス
017ピジョン055ゴルダック093ゴースト131ラプラス
018ピジョット056マンキー094ゲンガー132メタモン
019コラッタ057オコリザル095イワーク133イーブイ
020ラッタ058ガーディ096スリープ134シャワーズ
021オニスズメ059ウインディ097スリーパー135サンダース
022オニドリル060ニョロモ098クラブ136ブースター
023アーボ061ニョロゾ099キングラー137ポリゴン
024アーボック062ニョロボン100ビリリダマ138オムナイト
025ピカチュウ063ケーシィ101マルマイン139オムスター
026ライチュウ064ユンゲラー102タマタマ140カブト
027サンド065フーディン103ナッシー141カブトプス
028サンドパン066ワンリキー104カラカラ142プテラ
029ニドラン♀067ゴーリキー105ガラガラ143カビゴン
030ニドリーナ068カイリキー106サワムラー144フリーザー
031ニドクイン069マダツボミ107エビワラー145サンダー
032ニドラン♂070ウツドン108ベロリンガ146ファイヤー
033ニドリーノ071ウツボット109ドガース147ミニリュウ
034ニドキング072メノクラゲ110マタドガス148ハクリュー
035ピッピ073ドククラゲ111サイホーン149カイリュー
036ピクシー074イシツブテ112サイドン150ミュウツー
037ロコン075ゴローン113ラッキー151ミュウ
038キュウコン076ゴローニャ114モンジャラ



ソフト情報編集

バージョン赤・緑ピカチュウ
機種ゲームボーイ同左同左
ジャンルRPG同左同左
発売日1996年2月27日(火)通販:1996年10月15日(火)1998年9月12日(土)
一般:1999年10月10日(日)
価格(税別)3,900円(当初)3,900円→(末期)3,000円3,000円
販売元任天堂同左同左
発売元任天堂同左同左
開発ゲームフリーク同左同左

リメイクと復刻編集

同作はポケットモンスターシリーズの中で最も早くリメイクした作品でもあり、2004年1月29日にポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーンが発売されている(『ポケットモンスター 緑』が発売されていない海外でも同タイトル)。


更に『ポケットモンスター 赤・緑』の発売からちょうど20年の記念日にあたる2016年2月27日、バーチャルコンソール版として『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』が復刻した。

バーチャルコンソールとしては特別にワイヤレス通信を使った通信交換・対戦に対応している(正確には「常に通信ケーブルを繋いでいる状態」と判定している。もちろん通信ケーブルではないのでゲームボーイ版との通信は不可)。

発売を記念して初代の4タイトルのパッケージを再現したダウンロードカードや、パッケージデザインを再現した箱・ソフトカートリッジ型のマグネットと取扱説明書風シール・タウンマップがセットになった『特別版』も発売。

初代の当時の環境をほぼ再現しているので、ゲームボーイ版をプレイした人にとっては懐かしいことだろう。

因みにセレクトバグもそのまま引き継いでいる模様。また、「10まんボルト」の国内版エフェクトが激しく明暗点滅していたのが修正され、目への負担を軽減したものになっている他、なみのりピカチュウが正規で入手できないため、ピカチュウ版における「ピカチュウのサマービーチ」が最初に貰うピカチュウを手持ちに入れていてもプレイできるようになっている。


更に、全国のポケモンセンター・ポケモンストアでのみ予約可能だった初代バーチャルコンソールが同梱されたニンテンドー2DSセットを購入すると、何とミュウのデータを入れることができる特別引換券がついていた。

流石にWi-Fiには対応していないので、引き換えは店頭で行われていた。


また、バーチャルコンソールながらポケモンバンクに対応しており、捕まえたポケモンを『ポケットモンスター サン・ムーン』以降の作品に連れて行ける。

ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』含め、ゲームボーイ用とゲームボーイアドバンス以降のタイトル(『ルビー・サファイア』以降)では個体値基礎ポイントの仕様が違ったり、特性や性格が実装されていないため、経験値を利用した計算式によりGBA以降の仕様と互換性を持たせているが、この転送の仕様は個体値3V確定・隠れ特性所持というポケモン廃人大喜びのものとなっている。


そして2018年11月、Nintendo Switchにてポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's GO! イーブイが発売された。

ピカチュウ版を基にしつつキャラクターや手持ちポケモンなどで『赤・緑』や『ファイアレッド・リーフグリーン』をも取り込んだ新たなリメイク作品である。

主人公やライバルのデザインがまったく違うが、その理由はプレイ途中で判明する。

同ソフトが『Pokémon HOME』と連動したため、ここで手に入るポケモン達を『ポケットモンスター ソード・シールド』以降の作品に送ることもできる(一部のみ)が、一度当該ソフトに送ってしまうと二度と戻れなくなるので注意。


小ネタ編集

本作では60年代から70年代に流行した文化や往年のゲーム、映画のオマージュ・パロディ…そして内輪ネタが散見される(中には80年代から90年代のネタもあるのでそちらも記述する)。

田尻智氏はちょうどその世代である他、制作元であるゲーフリが田尻氏の興したゲーム系同人サークルであった事を考えれば当然の帰結か。

後年の作品でも同様の例はあるが、こと本作ではそれが顕著。


実在の戦後以降に活躍した人物をモチーフにしたポケモンを登場させるなど、現代でやれば間違いなく炎上するものもあった。というかユンゲラーに関しては、ユリ・ゲラー訴訟が長年に渡る禍根を残していた。


ストーリーが掘り下げられる登場人物は精々がグリーン、サカキ、フジ老人ぐらいだが、どれもある種の栄枯盛衰物語と言うべきストーリーを描いている。


公式に名言されたものや名称やデザインからファンの推測で度々浮上しているものなど様々であるが、そもそもポケットモンスターというコンテンツは『ウルトラセブン』に登場したカプセル怪獣に(参考)、図鑑説明も怪獣図鑑の影響を受けていた事が明かされている(参考)。

また、本シリーズ最大の要である「収集要素」は田尻氏の昆虫採集の経験に基づいている。


怪獣ブーム/変身ブーム/その他特撮作品編集

インドぞう/ナパーム弾/東京タワー/新幹線(怪獣図鑑などでキャラクターのスペックを解説する際に持ち出される物)、カメックス(カメバズーカ)、ズバット(快傑ズバット)、ちきゅうなげ(鉄腕アトラス)、ヒトデマン(ミミー星人/初代ウルトラマン)、ベトベター/ベトベトン(ヘドラ)、れいとうビーム(冷凍光線)


超能力ブーム編集

エスパータイプユンゲラー(ユリ・ゲラー)


宇宙ブーム編集

つきのいし、ニビ科学博物館のコロンビア号模型


格闘技編集

サワムラー(沢村忠)、エビワラー(海老原博幸)、じごくぐるま(柔道一直線)、からてチョップ(力道山)


ロボットアニメ編集

ゴッドバード(勇者ライディーン)、イワヤマトンネルかいじゅうマニア(機動武闘伝Gガンダム)


ゲーム編集

ディグダ(ディグダグ)、サントアンヌ号(自社パロディ)


映画編集

自宅のテレビに映っている映画(スタンド・バイ・ミー)


内輪ネタ編集

ニャース(田尻氏の飼っていた猫)、カビゴン(スタッフの西野弘二氏)


関連イラスト編集

初代マサラタウンでつかまえて

初期の子達RGBY Trio

はじまりのいろ


関連動画編集


関連タグ編集

ポケモン ポケットモンスター ポケモンシリーズ一覧

ポケモンRGB/RGBP

ピカチュウバージョン/ピカチュウ版

ポケットモンスター


ポケットに冒険をつめこんで:『ポケットモンスター 赤・緑』をテーマにしているテレ東系列(アニポケが放送されている一部と同局)のドラマ。


その他のシリーズのタグ編集


外部リンク編集

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