概要
第5世代ことポケモンBWから登場したポケモンの新要素の一つである。
RSE以降、ポケモンは1つまたは2つの特性を持っていたが、これに新たな特性(第3の特性)が加わった。
といっても通常では中々手に入らず、限られた方法でしか手に入れることができない。
経緯
ポケモンBW発表時、「インターネットサービス『PDW』を経由して夢で会ったポケモンをハイリンクから連れて行ける」という情報が公開。
さらに、後の情報で夢で出会ったポケモンは通常とは違う特性を持っていることが発表された。
この時明かされたのは、シャワーズの「うるおいボディ」であった(通常特性は「ちょすい」)。
このように夢で出会える特性であったことから、ネットでは夢特性と呼ばれるようになった(といっても、実際にはPDW以外にもいくつか入手方法がある)。
だが、公式では後に「かくれとくせい(隠れ特性)」という名称で発表された(実際の所BW時点で既にPDW以外でも入手できるため「夢」とするよりは正確だろう)。
そのため、当記事はこの名称で統一する(ただし現在でも「夢特性」と呼ぶ人は一定数存在する)。
隠れ特性による種族の格差は凄まじく、それまで不遇だったのが一気に強ポケ、厨ポケにまでのし上がった者も少なくない。一方で、ぶっちゃけなくても困らない死に特性を与えられた者もおり(後述)、通常特性を習得していた方が使い勝手がよくなるケースもかなり多い。中には、通常・隠れ特性のどちらも有用で、どちらを覚えているかによって戦術の組み立て方が大きく異なるポケモンもいる。
どんな種族がどんな隠れ特性を持っているかは攻略本や攻略サイトを見ればすぐ分かるが、現在でも未解禁のものが一定数おり、未解禁のものの動向について公式に問い合わせることは控えるようにしたい。
特徴
- 「てんきや」などの専用特性持ちの大半、大半の「ふゆう」持ち、大半の蛹ポケモンや幻のポケモンなどに隠れ特性は与えられていない(厳密に言えば隠れ特性が通常特性と同じ)。
- 隠れ特性持ちのポケモンが♀の場合、同じタマゴグループの♂と預ければ一定の確率で遺伝する。
- BW・BW2では、メタモンと預けた場合隠れ特性を遺伝させることができず、隠れ特性持ちが♂であった場合も遺伝させることができない。
- XY以降、隠れ特性持ちが♀、♂、性別不明いずれの場合でもメタモンと預けることで一定の確率で遺伝するよう修正された。ただし、♂よりも♀と一緒に預けた方が隠れ特性が遺伝しやすいため、手っ取り早く隠れ特性持ちを遺伝させたいのであれば♀といっしょに預けるのオススメ。
- 預ける際にメタモンが隠れ特性であるかどうかは遺伝に一切影響しない。メタモンが隠れ特性だとしても通常特性のポケモンと預けた場合隠れ特性は生まれない。
- ハイリンク、隠し穴、ARサーチャーで手に入る隠れ特性のポケモンに色違いは存在しない。
- XY以降登場している特性を変更できる使い捨てのアイテム「とくせいカプセル」では「通常特性⇔隠れ特性」間の変更ができない。
BWでの入手方法
PDW
告知されていた通り、PDWのミニゲームをこなし仲間にすることで入手できる(一回のゲームシンクにつき一匹)。仲間になったポケモンはハイリンクの森に送られる。
また、PDW内の夢ポイントを増やすことで行き先や出会えるポケモンの数も増えてゆく。
シナリオ内で入手
雑誌や攻略本の付録
雑誌に収められたシリアルナンバーをサイトに入力することで特定の隠れ特性持ちを入手することができる。
早い話が抱き合わせ商法で、隠れ特性ポケモンのために攻略本を複数買いする人が続出した。
タマゴでの増殖防止、GTSでの放流防止のためか、基本的に性別は♂固定で、例外はファミ通のジュペッタのみ。
御三家は全てこの商法で解禁されており、カントー御三家、ホウエン御三家、シンオウ御三家が解禁された。
ちなみに韓国ロムだとBWのケースの中にカントー御三家のシリアルナンバーが封入されていた(韓国人国籍でないと受け取れないが…)。
屋外イベント
ポケモンの屋外イベントでもまれに隠れ特性個体が配布される。
特に影響が大きかったのは2011年の夏休みに配信された「うたう」ピカチュウの存在で、特別な技「うたう」「フラフラダンス」を覚えているだけでなく、
という笑えないレベルの超豪華仕様でイベントが開かれなかった地方民は涙をのんだ。
その他ではポケモンセンターで配信された強力タッグのキュウコンやルカリオ(どちらも♂固定)が隠れ特性持ちである。
また、ハピナスのように屋外で配布されたカードのシリアルコードを入力して入手する方法もあった。
BW2での入手方法
PDW
継続して使われ、かつイッシュのポケモンも何種か手に入るようになった。
ゲーム内
シキジカがNPCから貰えるほか、ブルンゲルやウォーグル、バルジーナが固定シンボルで登場した。
隠し穴
シナリオ内でベルが教えてくれる新要素(最初に出会うのは♂のチラーミィ)。
全20ヶ所が存在し、ポケモンが出てきた場合、そのポケモンは必ず隠れ特性である。
しかし隠し穴内部の復活率が異常に低く、普通にやっていればこやしやモンスターボールを大量に拾わされる場合がほとんど。
あまりにも低すぎるので、粘るなら「かくしあなパワー」を持っていないとほぼ無理ゲーとも。
さらに強力なポケモンほど出現率が低く設定されており、その確率は1パーセントにも満たない者もいる。
出現するポケモンはここでしか出てこないものもいれば、PDW内の既存ポケも一部出現する。
ネット環境を持ってない人への救済措置とPDWサービス終了の際のクレーム防止(実際に第6世代移行の影響で終了した)も兼ねている為なのか、ロコンやニョロゾ、カイリューなどPDWでも特に人気の高い種族も出てくる。
フェスミッション限定で手に入る種族もあり、ブラック2なら隠れ特性のスカンプーを、ホワイト2なら隠れ特性のニャルマーを入手できるフェスミッションがある。
屋外配信では隠し穴でブイズが手に入るフェスミッション、レアコイルやハクリューなどが手に入るフェスミッションがあった。
ポケモンARサーチャー
3DS対応のダウンロードソフト。300円。
PDWと違い種族を問わず仲間に出来れば好きなだけ隠れ特性ポケモンを連れていくことができる。
隠れ特性のリオルやポリゴンなど元々限定ものだったポケモンも手に入る。
ここで入手できるコピペロスはけしんフォルムに戻すといずれも隠れ特性を持っている。
また、第4世代でゲームのパッケージを飾ったポケモン(ディアルガやルギアなど)の隠れ特性も対応のソフトを3DSに挿すことで入手可能。
BW2にポケモンを送り、「ニンテンドー3DSリンク」から受け取った時点で個体値や性格などが決まってしまうため、厳選そのものが出来ないのが難点。
ルリ、テツとの交換
ライブキャスターを返した後、特定の回数ライブキャスターで電話をかけることで交換を持ちかけられる。
性別はランダムなので、♀を粘れば増殖することも可能。
ルリとテツでは交換されるポケモンが一部違うが、いずれもPDWで出会えるポケモンである。
XYでの入手方法
群れバトル
XYから追加されたバトル要素で、5匹からなる野生ポケモンの群れの中に隠れ特性持ちが混じっている場合がある。隠れ特性持ちメレシーはこの方法でしか出現しない。
モンスターボールを投げられるのは最後に残った1匹のみなので、数の暴力に耐える覚悟と運、そして「スキルスワップ」や「なやみのタネ」等の技を覚えたポケモンが必須である。
まぁメレシーの場合はなみのりで生き残った個体を捕まえればいいだけだが…
フレンドサファリ
これもXYで追加された要素。殿堂入り後に行ける「フレンドサファリ」で3DS本体に登録されたフレンドコードに対応した3種のポケモンが出てくる。
出てくるポケモンのレベルは30で固定され、隠れ特性持ちも出てくる事がある。
……が、相手のコードで出てくるポケモンは判るのだが、自分のコードで出てくるポケモンが何なのかを調べるのはその性質上非常に困難。
しかも相手も殿堂入りした状態でPSSでオンラインになってくれないと隠れ特性持ちが出てきてくれない。
ORASでの入手方法
群れバトル
XYと同じ。ただし、群れ限定のポケモンも後述する方法で隠れ特性の個体を手に入れることができる。
ふれあい
ORASでは草むらやダンジョンに隠れているポケモンがおり、忍び歩きで接触すると戦闘できる。またこの名称は公式であるが、いまいち普及しておらず「サーチ」「忍び歩き」といわれることが殆どである。
この時ポケモンマルチナビの「ずかんナビ」のサーチ機能を使うことで隠れているポケモンのステータスがおおまかにわかり、何度もそのポケモンと遭遇してサーチレベルを上げていると隠れ特性持ちやタマゴ技持ち、高個体値のポケモンが出現する。
更に一度捕まえているポケモンであれば、道路・水道やダンジョンの野生出現はもちろん、群れや釣りでのみ入手できるポケモンも直接サーチすることが出来る。
ポケモンスクラップ
課金商法再び。
2016年に行われた「ポケモンスクラップ」キャンペーンでは、一定数を集めてシリアルコードを入力することで隠れ特性のポケモンが手に入った。
ここで初めて解禁されたのがフリーザー・サンダー・ファイヤーの3匹。
だがこの「ポケモンスクラップ」を手に入れるには特定の商品を買わなければならず、しかも生産時期などによってスクラップがついていないこともあった為トレーナー達はかなり振り回されることになった。
ポケモンSM・ポケモンUSUMでの入手方法
乱入バトル
野生ポケモンが一定確率で仲間を呼んだ場合、仲間を呼べるポケモンのみを残して連鎖的に倒していくと隠れ特性個体が発生することがある。
検証では最速で11連鎖目からの発生が確認されており、連鎖が続けば続くほど隠れ特性の出現率も上昇する。
なお野生ポケモンは体力ゲージを赤にすれば仲間を呼びやすくなるが、基本的には任意的に仲間を呼びやすくする「ビビリだま」との併用が推奨される。
第7世代単独で隠れ特性を手に入れる方法は基本的にこれしかなく、また進化したポケモンは基本仲間を呼ばないことが多いので注意。
VC版『赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀』
上記の通り「ポケムーバー」を経由することで、これらのソフトに出現するポケモン達の隠れ特性が手に入る。
ただし「ポケモンバンク」に預けた際、引き出せるのは『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』(第7世代)のみであるため注意が必要。
剣盾での入手方法
マックスレイドバトル
ワイルドエリア内のポケモンの巣に潜む野生のダイマックスポケモンが稀に持っている。
ただし場所によっては隠れ特性を持っていないダイマックスポケモンもいる他、ニャオニクス系統やクレベース系統等、過去作から続投したポケモンの中にもゲーム発売当初は隠れ特性が未解禁である者もいた。そのため、これらのポケモンの隠れ特性持ち個体はポケモンホームを介して過去作から連れてくるか、マジカル交換等で他のプレイヤーから譲ってもらう他に方法がなかったものの、DLCの配信と同時にようやく解禁され、ヨロイ島等のワイルドエリア以外の場所でのレイドバトルで入手出来るようになった。
またカセキメラ等、新ポケモンの中にも隠れ特性が未解禁である者がいたが、下記のアイテムの登場をもって実質的な解禁となった。
ガラル御三家も発売から長らくの間隠れ特性が未解禁であった(バトルタワーでは使用してくるトレーナーがおり、存在自体は知られていた)が、2020年6月2日午後10時以降にポケモンホームを利用することで遂に入手が可能となった。
とくせいパッチ
冠の雪原で新登場したアイテム。詳細は該当項目参照。
なおこのアイテムで隠れ特性に変えたポケモンは遺伝も可能。
隠れ特性によって強化された主なポケモン
定義としては「隠れ特性未解禁または非存在の状態で扱いづらかったのが、隠れ特性が解禁されたことで大幅強化を果たしたポケモン」とする(一部例外あり)。
元々高めだった耐久を底上げする「マルチスケイル」を取得し、氷4倍をヤチェなしでも余裕で耐えられるように。
さらに「しんそく」の強化も拍車をかけて使用率が激増、解禁と同時にマイナーからトップメタに変貌した。
その影響は、それまで猛威を振るっていたボーマンダの使用率が激減し、かたやぶりオノノクスが評価されるほど。
XYでは特性と相性のいい持ち物「じゃくてんほけん」まで登場。弱点を突いたら逆にこちらが倒されるという意味の分からない事になっている。
第5世代になって、ただでさえそれなりに良い技を与えられているのに、自身の微妙な素早さを補う「かそく」を取得。
元々攻撃面ではステータスとタイプの両方に恵まれていたのもあり、素早さを克服した事で劣化ゴウカザルから一気に最メジャーポケモンにまでのし上がった。
ただ、第6世代ではメガバシャーモにメガシンカすることで普通のくバシャーモも「かそく」として戦えるようになった。もっとも、こちらには持たせる道具が縛られるという制約があるが。
いずれも天候を変える特性「あめふらし」「ひでり」を入手し需要が急増。雨パ、晴れパの指導役として必須なポケモンに挙げられている。
ただし、第6世代からは天候変化の持続が5ターンとなった影響で衰退した。むしろ彼らが強すぎた故の下方修正だったのだが……
「テクニシャン」を入手したことで「マッハパンチ」「タネマシンガン」などの威力が底上げされた。
特に「マッハパンチ」の威力はあのハッサムの「バレットパンチ」と同等と言えばどれだけ脅威か分かるだろう。
何が凶悪かって、それまでの「ポイズンヒール」を用いた持久戦とは180度趣の異なるアタッカーに転身できるようになったことで、戦術ごとに異なる対策を用意せざるを得なくなったこと。
当然「キノコのほうし」も健在であり、害悪ぶりに益々拍車がかかった。
「サンパワー」をキマワリから譲り受け、さらに火力に期待できるようになった。その火力は、「だいもんじ」の威力165(タイプ一致なため)が、晴れ状態の1.5倍、サンパワーの1.5倍を合わせれば実質威力371という始末。これにこだわりメガネやひかえめなどの性格補正が乗ればみずタイプやいわタイプ、果ては同族すら消し炭にできる。
晴れ状態ではほのおタイプの火力が上がることもあり、晴れパでは先述のキュウコンやコータスとともに採用されることが多い。
「ちからずく」を獲得。通常特性がいずれも死に特性であったものの、この特性を得た事で、元々技のデパートと呼ばれる程「ちからずく」適用技が特殊技に多くあり、物理寄りの種族値であるものの特殊アタッカーの方が主流となる程の強い影響を与えた(仕様上「いのちのたま」を持たせる事が多い)。
ゴーストタイプのお家芸である豊富な補助技との相性がいい「いたずらごころ」を習得。
さすがに上記ポケモンほどの脅威にはなってないものの、先制で「おにび」「ちょうはつ」が飛んでくる恐怖は半端なく、「じこさいせい」まであるので一度パターンに嵌ると中々抜け出せない。
何よりミカルゲとの大きな差別化要素を手に入れ、ダブルだけでなくシングルでも存分に戦えるようになった。
ヤミラミ同様「いたずらごころ」を習得。
「ねこだまし」位しかなかったダブルバトルでの強さが、先制「アンコール」「いばる」「うそなき」「でんじは」と一戦級で戦えるほどの強さに。
シングルでは控えが限定されるものの、先制「ねこのて」→「キノコのほうし」で相手の「すばやさ」を無視しながら先制で眠らせることができ、「みがわり」+「いばる」+「イカサマ」で相手をハメつつ殴っていく戦法が強力。
「ねこのて」+「ふきとばし」でひたすら時間切れまで相手を吹き飛ばす糞ゲー戦法も一時期話題となった。
だが流石に強過ぎたのか、第6世代に入って一部の効果が修正されやや鳴りを潜めた上に、第8世代でねこのて自体が削除され、大幅な弱体化を食らった。
こちらもヤミラミやレパルダス同様、いずれも「いたずらごころ」を習得。
バルビートは第5世代で特攻3段階上昇に強化された「ほたるび」を「バトンタッチ」する芸当が先制で出来るようになり、イルミーゼも「あまえる」「あやしいひかり」等を先制で放つ役割を得た。
2世代に渡り不遇とされてきたが、ようやく実戦級の強さを得る事に成功。
隠れ特性「かわりもの」が解禁されたことで、「へんしん」に1ターン費やす必要がなくなった。
何より強いのが「こだわりスカーフ」を持たせ、能力変化で強くなっている相手に変身することで、先制でそいつや後続を叩き潰すことが出来る事。
この戦法が編み出されたことで積み技を使うポケモンの天敵と呼ばれる要注意ポケモンにまでのし上がった。
無性別で孵化もできないが入手はPDWではなく隠し穴やフレンドサファリなので「シンクロ」が効き個体値厳選しやすいのも強み。
なお、味方に変身するのなら通常特性のじゅうなんが優勢。
引っ込めた時にHPを最大値の1/3回復する優秀な特性。特にヤドラン(通常の姿)は耐性のある技を読んで登場させてすぐ引っ込める事で全快状態でもう1回登場させる戦術が成り立ちやすく、交換の多い試合でこの特性が主流となった程。
またモロバレルに関しても通常特性が「ほうし」のみであり「キノコのほうし」による状態異常を邪魔してしまうので使い辛かったが、「さいせいりょく」の獲得でダブルバトルで環境最上位に位置する程の強力なポケモンとなった。
ただサニーゴ(通常の姿)は隠れ特性持ちで唯一噛み合わず、例外となってしまっている(後述の死に特性項目を参照)。
「フレンドガード」を獲得。同じく第5世代で登場した「しんかのきせき」と合わせてダブルバトルやトリプルバトルで味方をサポートする役割を得た。
なお進化後のピクシーとプクリンは別の隠れ特性を得ている為、差別化も一応果たしている。ピクシーは「てんねん」を獲得し「マジックガード」とは異なる強さを得たが、一方のプクリンは「おみとおし」であり第5世代では進化前にも劣る不遇と揶揄される程…。
初のどく・ドラゴンとして登場したものの、能力は耐久がやや高い程度で「すばやさ」が低く火力も中途半端と、いいところがあまりなくパッとしなかった。
だがORASで先述のシザリガーと同じ隠れ特性「てきおうりょく」が解禁。何とラティオスを上回る火力の「りゅうせいぐん」とゲンガーを上回る火力の「ヘドロばくだん」をぶっ放す重火力ポケモンに化けた。
当然不一致技には適用されないが、一致技が通る相手であれば強引に押し切ることもできるようになった。
この特性の所有者全般が元々それなりの実力を持っていた事に加え、第5世代当初は切断対策が十分出来ていなかった事もあり当時は「バトンタッチ」で後続に繋げられるドーブル以外はあまり採用率が振るわなかった。
だが第6世代から突如使用率が上昇し、「ぜったいれいど」が使えるオニゴーリはこの世代以降要注意ポケモンとして扱われる程のし上がり、第7世代では一部で厨ポケと言われる程警戒される事が多くなってしまった。
そして第8世代でようやく「ムラっけ」の調整が施され、環境の大幅な変化等も相成りオニゴーリは環境から姿を消した模様。
「ちくでん」を獲得し、前世代での悩みの種であった事実上特性無しのハンデを解消。同世代で「このゆびとまれ」も獲得し、次の世代で居並ぶ強ポケの猛攻を耐えるサポート役として世界の頂点に立った。
前述したパッチール同様「あまのじゃく」を獲得した。元々攻撃技が貧弱なジャローダであったが、あまのじゃくによって「リーフストーム」が特攻2段階ダウンのデメリット技から、特攻2段階アップの攻撃兼積み技に。2発目が威力65どころか260になっているところを想像してほしい。それはもう恐ろしいことである。
登場当時から隠れ特性が手に入り、かつ強力なポケモン
隠れ特性はひこうタイプの技を優先度1で出せる「はやてのつばさ」。そしてこいつは「ブレイブバード」を覚える。すなわち、威力120(一致で実質180)が先制で飛んでくるのだ。当然強く、ひこう弱点は一瞬で冬の時代に。相対的にいわタイプの評価も上がっている。挙げ句の果てには、ひこう4倍の正当評価を遅らせる始末。さらには「はねやすめ」までも当時は先制で使用できた。
あまりにも環境を荒らしすぎたので、第7世代以降、HP満タンの時のみの効果になり、さらに先制技を封じる効果が大量発生した。
隠れ特性は「ちからもち」。無論マリルリが散々凶悪特性と証明しており、当然他のポケモンが持っても凶悪。しかもホルードはマリルリよりわずかにこうげきが高く、しかも最速スカーフでドラパルトを抜ける。それどころか、「イカサマ」の火力も倍化する。特性と道具の効果で火力も速さも手に入れられる。
他のちからもち持ちにも言えるが、このようなチート並の効果を持つ特性は基本的に修正されるのだが、これだけはノータッチ。公式の謎の愛情を感じる。
隠れ特性は「へんげんじざい」。効果は技を使う度に使ったわざのタイプが自分のタイプになるもの。つまり全ての攻撃技をタイプ一致で使え、さらに防御にも使える。しかもこれがゲッコウガ登場当時から使用可能。環境が荒れないわけがなかった。
剣盾環境では隠れ特性が同様の効果を持つ後輩が大暴れしている。
隠れ特性は「フェアリースキン」。これによりノーマル技を全てフェアリー技に変換し、さらに威力を引き上げることができる。「ハイパーボイス」などでフェアリー弱点が次から次へと倒れていく。
第6世代では威力補正1.3倍のため環境のトップクラスに躍り出たが、第7世代では威力補正が1.2倍に下方修正されZ技が特性適用外となり陰りを見せたが、第8世代では威力100以上のフェアリータイプの技を打てる唯一の存在であり、ダイマックスとの相性がいい(フェアリータイプ化が適用される)ことも追い風で、第7世代の陰りを一気に払拭。
隠れ特性は「ノーガード」。タイプ一致となるいわタイプの技「ストーンエッジ」を必中で使うことができる。この技はよく外れることで有名だが、これがタイプ一致かつ必中で使えるのは非常に強力。
隠れ特性は先述の「さいせいりょく」。こいつは耐久に秀でており、無論「さいせいりょく」との相性は抜群。習得技も優秀で、環境のトップクラスに立っている。
隠れ特性はパッチール、ジャローダと同様「あまのじゃく」。登場した当初は鈍足かつ中途半端なステータスで技にも恵まれず(よくて「リーフストーム」が使える程度)不遇だったが、USUMの教え技で「ばかぢから」を修得したことで自身の特性や両刀気味なステータスを最大限活かせるようになり不遇卒業。
隠れ特性はヌオーと同じ「てんねん」。ヌオー同様積み技へのアンチ、かつヌオーより高い耐久と変化技で戦うことができる。
専用特性である「ミラーアーマー」を獲得。当初は「いかく」等の能力ダウン特性や能力ダウン系の変化技に対するメタとしての運用が予想されていたが、発売後に攻撃技の追加効果も対象であることが判明。
対戦での影響も強く、ギャラドスのシングルバトルにおける主流特性が「じしんかじょう」に変わる程の影響を与えた。
「マジックミラー」を獲得。こいつはとんでもない鈍足で(素早さ29)、「トリックルーム」を絡めた戦法をとることが多い。当然「トリックルーム」は変化技で、ちょうはつをくらうと出せなくなる。
かたやぶり持ちでなければそれを返せる「マジックミラー」はブリムオンとの相性はピッタリ。「トリックルーム」の優先度-7を気にせずに打てるようになった。
隠れ特性は「のろわれボディ」。ガラルサニーゴには進化系が存在し、しんかのきせきが適用される。しかもわずか5ながら耐久が上がっており、BD100のしんかのきせきなので、凄まじすぎる耐久を持っている。これだけですら優秀になっているのにのろわれボディが乗っかる始末。あのサニーゴとは思えない凶悪かつゴーストやあくですら真っ青の性能に。
隠れ特性が死に特性の主なポケモン
隠れ特性は通常特性の「やるき」と効果が全く同じ「ふみん」。どう考えても需要がない。
強いて需要があるなら厳選時に「はりきり」を引きたくない時に役に立つ程度。
元々不遇なテントウ虫。豊富に覚えるパンチ技の威力を底上げする「てつのこぶし」を取得したが、そもそも攻撃種族値たったの35では焼け石に水。
体重が半分になる「ライトメタル」自体が死に特性なのだが、メタグロスは特にこの特性の効果を殺している。
「くさむすび」が半減な上にそもそも550kgもあるメタグロスでは体重が半分になった所で受けるダメージは変わらないという。実際、かるいしを持たせてようやく「けたぐり」等の威力を120から100に減らせるレベル。
進化前のメタングに輝石を持たせればまだマシかもしれないが、それでも100キロオーバーなので恩恵は薄い。
上記のメタグロスとは逆にこちらは体重を増やす「ヘヴィメタル」を獲得したが、元々重いこともあって「けたぐり」のダメージが増えてしまう事に。相性は等倍だが結構痛い。一応「ヘビーボンバー」を覚え、ヘヴィメタルの有無で威力が大きく変わるため「ジャイロボール」を想定して出てきた軽量級のポケモンに手痛い一撃を食らわせられるが、それだったら適任がいるし、「たいねつ」や「ふゆう」を捨ててまで採用するかは微妙なところ。
- 「しめりけ」持ち全般
第4世代以前であれば、「じばく」の威力が実質400(200÷0.5)、「だいばくはつ」に至っては実質500(250÷0.5)だったため、結構な需要があったが、第5世代で表示通りの威力に修正されたため、需要が一気になくなってしまった。特にこいつはもっと酷く、こいつは別ベクトルでもっと酷い。
「ビックリヘッド」も無効化できるが使用者がピーキーすぎで活きる場面はあまりない。第8世代では「ミストバースト」も不発に終わるようにはなった。
隠れ特性は「すてみ」で、反動のある技の威力が上がる。
だがこいつの覚える技の中で反動のある技は何と「とっしん」のみ。わざわざこの技の為だけにこの特性を採用するかどうかは甚だ怪しい。
一応、PDWから連れてこられる個体やRGBPのVCで連れてきた個体が「すてみタックル」を覚えていれば、それで活躍できなくもない……威力はタイプ一致「ストーンエッジ」に劣り弱点も突けないが。
隠れ特性は「シェルアーマー」で、効果自体は「相手の技が自分の急所に当たらなくなる」と強力。
だがこの特性を活かすには「自分の防御系能力を上げる技」もしくは「相手の攻撃系能力を下げる技」が必要で、こいつが覚える技の中でそれにあたるのは「ないしょばなし」のみ。
「つるぎのまい」を使う場合の保険として考えられなくもないが、それだったらいざという時に役に立つ通常特性「げきりゅう」の方が何かと役に立つ。
そのためこの特性の出番は殆どない。せめて「のろい」でも覚えればよかったのだが。
- ヒヒダルマ(通常の姿)
隠れ特性は専用特性である「ダルマモード」で、残りHPが1/2以下になるとエスパータイプが追加されて種族値が大幅に変わるもの。
だが特性発動条件がシビアである事と、ヒヒダルマ自体能力が極端なものである上「ちからずく」が優秀過ぎる事もありかなり使い辛い。
第8世代で登場したガラルヒヒダルマもこの特性を持っており、こちらは尖った能力を更に尖らせる良フォルムチェンジになっている。特性自体は日の目を見たものの、一方で通常種のダルマモードは結局…。あの見た目でこうげきとすばやさが上がる方がおかしいため、致し方ないとも言えてしまう。
- サニーゴ(通常の姿)
隠れ特性は「さいせいりょく」。効果自体は強力であるが手持ちに戻す余裕は無く、通常特性でも「はりきり」一択であり出番は少ない。
隠れ特性は「テレパシー」。特性自体は悪くないが、いかんせん通常特性「かげふみ」が強力過ぎるため、出番はない。
効果自体はゴースト・むし・あくタイプの技を受けると素早さが1段階上がるというもので、「ふくろだたき」とのシナジーも抜群でなかなかのもの。
だが所有者の大半が未進化ポケモンである上、最終進化形で見ても半減及び無効化出来るのはノコッチとグランブルとアローラペルシアンのみ。しかしアローラペルシアン以外は鈍足で素早さを上げた所で抜ける相手が少なく、グランブルは「いかく」、アローラペルシアンは「ファーコート」といった優秀な通常特性を所有しておりこの特性の出番は皆無に等しい。ノコッチに関しては後述の評価変動項目を参照。
流石に使いにくかったのか、第8世代では「いかく」を受けると素早さが1段階上がるようになったのだが、それでも使えるかと言えば……
「アナライズ」だが、こいつは素早い。こうこうのしっぽを持たせる手もあるが、すばやさを捨ててまで威力1.3倍を追い求めるトレーナーは少ない。一応相手が交代した時は適用されるが、せめて威力2倍だったらまだ有用だったが…。
「ちからずく」を獲得。オーダイルと同様に強化されていてもおかしくない気もするが、こいつは追加効果100%ひるみのねこだましが生命線で相性はかなり良くない。これだけならまだしも、ちからずく適用のかくとう技も少なすぎる。そもそもかくとうタイプ持ちでは珍しい「あついしぼう」の方が優秀であり、後の世代では火力重視で「こんじょう」の方がよく使われている。
隠れ特性は「じしんかじょう」。特性こそ悪くないが、こいつは特殊型が多い。その為噛み合っておらず、「とうそうしん」も死に特性である為事実上「きんちょうかん」一択。
なお第6世代では「フレアドライブ」を覚えなかったため尚更酷かった。
隠れ特性は専用特性である「くさのけがわ」で、場が「グラスフィールド」の時、防御が1.5倍になるもの。
この特性が導入された当初から「グラスフィールド」を展開しなければ発動しない事から扱い辛さが拭えず、しかもゴーゴート自身も当初は「グラスフィールド」を習得しない致命的な問題があった(USUMでようやく「グラスフィールド」は習得可能になった)。
よってダブルバトルで味方に「グラスフィールド」を発動して貰うしか特性を発揮する手段が無く、更に通常特性の「そうしょく」の方が非常に優秀でありかなり使い辛い。
一応第7世代ではカプ・ブルルの登場で若干この特性を使う機会が増えたがそれでも微妙。
「すりぬけ」を得たが、通常特性の「かそく」が破格すぎる。元々テッカニン自体「かそく」ありきのポケモンなので採用機会は無いだろう…。
「ちょすい」だが、やけどにならない「たいねつ」+常時強化「げきりゅう」がついてくる「すいほう」に存在感が食われてしまっている。
「しぜんかいふく」が隠れ特性であるが、驚異的性能の「ヒーリングシフト」が圧倒的過ぎて、前述のオニシズクモ同様通常特性に存在感が食われてしまっている。
「ほうし」を貰ったが、通常特性の2つがかなり強すぎて埋もれてしまっている。しかも粉技がこれにより阻害される可能性もある(そもそも「ほうし」自体有効に扱えるのが後述のラフレシア程度)。
隠れ特性が人により評価が分かれるポケモン
通常特性は「ようりょくそ」なのだが、ラフレシア自身は鈍足でありかなり微妙。
またキノコ系のポケモンと異なり「キノコのほうし」を覚えないのに加え、前述のワタシラガと異なり通常特性はかなり微妙な「ようりょくそ」しかない。その為直接攻撃を多用する相手への牽制として採用するケースもあり。
第6世代までは通常特性の「にげあし」「はやおき」がいずれもドードリオのスペックと噛み合っておらず、強いて言うなら隠れ特性の「ちどりあし」が「あばれる」とのシナジーもありギリギリ使えるかどうかといった立ち位置だった。
第7世代でこんらん状態の自傷確率が1/2から1/3にダウンしたことで、「ちどりあし」型が多少向上。しかしそれでも強化と言えるかは微妙。
「ライトメタル」を得たが、幸いこちらはメタグロスより体重が軽いので「けたぐり」のダメージを少しだけなら減らすことが出来るものの、一部の世代では後述の理由によりハズレ特性では無かった。
というのも第6世代から第7世代ではメガハッサムにメガシンカする事が前提であれば、相手の「トレース」対策に加え交代時の「けたぐり」のダメージを軽減しつつ「テクニシャン」の特性を得られるようにはなるため、極々稀ではあるがこの特性が選ばれるケースもあった為。
隠れ特性は「そうしょく」。アズマオウ同様弱点が減っているため、このままなら非常に優秀な特性である。のだが、「ちからもち」の存在が重すぎる。
それでも弱点が減るのは相当なアドバンテージなので、意表を突きたいなら採用もある。
「すりぬけ」を獲得。特性は強力だが、通常特性が優秀すぎる。しかし「あまのじゃく」とダイマックスの相性が悪い(受ける分には有効)上にダイナックルやダイジェットを使える(「つつく」を覚える)ため、使いどころはある。
隠れ特性は「テクニシャン」で、弱い技の威力が上がるというもの。決して弱い特性ではないものの、ストリンダーが覚えられる威力の弱い技といえば「でんげきは」「アシッドボム」「ほっぺすりすり」「バークアウト」くらい。ただ、「バークアウト」は優秀な通常特性の「パンクロック」よりこちらの方が威力が高いので、運用次第ではこちらの採用も一応考えられる。搦め手中心の立ち回りも可能であり、死に特性かどうかは微妙。
それぞれバンギラスは「きんちょうかん」、ユキノオーは「ぼうおん」を得たが、いずれも通常特性が天候発動特性であり使いどころが霞みがち。ただしいずれも特性自体は強力であり採用する価値はある他、第6世代と第7世代ではメガシンカする前の特性としての採用価値もある(いずれもメガシンカ後の特性が天候発動特性である為)。
こちらもそれぞれコータスは「シェルアーマー」、ペリッパーは「あめうけざら」、ギガイアスは「すなのちから」、バイバニラは「くだけるよろい」を得たが、いずれも第7世代に天候自動発動特性を獲得し、採用機会が激減した。特性自体は悪くないが、天候変化特性が採用理由に直結することが多く、隠れ特性の出番は少ない。
- ダブルバトルでのみ効果を発揮する特性持ち
例えばサーナイト、ムシャーナ、ディアルガなどが持つ「テレパシー」。シングルバトルしかやらない人にとっては死に特性も同然だが、ダブルバトルをやる人にとっては採用価値がある。なお、上記ソーナンスのみ「テレパシー」であっても採用は皆無と言ってよい。
隠れ特性の評価が変動している主なポケモン
- ペンドラー(第5世代:死に特性→第6世代以降:強化)
第5世代当初の隠れ特性はアタッカーにとってはそれなりに恩恵のある「はやあし」を得たが、ペンドラーは自身がどくタイプを持つのでどく状態にならず、かといって「かえんだま」でやけど状態になれば物理一本のステータスであるペンドラーの攻撃が半分にガタ落ち。ではまひ状態はというと、それに対応する道具は存在せず仮にあったとしても紙耐久のペンドラーが25%で行動が封じられるのはかなり痛手。その為辛うじて火力低下の無いどくどくだまを使えたブースターの「こんじょう」以上に特性を活かし辛かった。
だが第6世代でまさかの隠れ特性が「かそく」に変更。無論バシャーモやサメハダーで有名な凶悪特性だが、こいつの場合「バトンタッチ」で活かせる技が多く、「かそく」の分の「すばやさ」も一緒に引き継いで後続に繋げられる。勿論そのままぶん殴るのも十分強い。同世代で攻撃種族値が10上がったのも追い風。
- ロズレイド(第5世代~第7世代:強化→第8世代以降:死に特性)
隠れ特性で「テクニシャン」を得た。適用される有用な技こそ「めざめるパワー」「いびき」程度だった(一応「マジカルリーフ」もあるが威力が「エナジーボール」と同等)が、高い特攻からの「めざめるパワー」を威力90で扱える個性で強化を果たした。第6世代では「めざめるパワー」の威力が60に固定され、厳選が楽になった。
しかし第8世代でまさかの「めざめるパワー」没収という悲劇が起こる。これにより「テクニシャン」型の有用性が崩壊し、死に特性へと転落してしまった。
- ノコッチ(第5世代~第7世代:死に特性→第8世代以降:強化)
隠れ特性は「びびり」。第7世代までは「いかく」を受けても素早さが上昇せずどのポケモンが使っても死に特性同然であり、またノコッチ自身も「てんのめぐみ」が優秀であった為採用機会は皆無だった。
ところが2020年6月17日にノコッチが鎧の孤島で解禁し、新たに「バトンタッチ」を習得した事で「びびり」持ちで唯一の「バトンタッチ」使いという個性を得た。また「びびり」にも「いかく」発動で素早さが1段階上昇する効果が加えられ、「びびり」で上昇した素早さと「とぐろをまく」で上昇した攻撃・防御・命中率を「バトンタッチ」する唯一無二の役割を得た。これにより、まともな「びびり」の活用方法が見出された唯一のポケモンとなった。
初出が隠れ特性の特性一覧
(第8世代時点)
第5世代 | |
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※1 | アナライズ かわりもの しゅうかく ダルマモード どくぼうそう ねつぼうそう フレンドガード マルチスケイル ムラっけ わるいてぐせ |
※2 | あまのじゃく びびり ヘヴィメタル マジックミラー ライトメタル |
第6世代 | |
※1 | アロマベール きょうせい くさのけがわ ぬめぬめ はやてのつばさ へんげんじざい |
※2 | ぼうだん |
第7世代 | |
※1 | うるおいボイス エレキスキン えんかく かがくのちから |
第8世代 | |
※1 | こおりのりんぷん スクリューおびれ すじがねいり はがねのせいしん ほろびのボディ ミラーアーマー リベロ |
※1…第8世代現在、通常特性として未登場。
※2…初登場以降の世代で通常特性として登場。