モンスター物
もんすたーもの
概要
異類婚姻譚に代表されるように、古くから人外や怪物と人の関わりを扱った作品は存在するものの、主に1990年代半ばから発生したジャンルの一種。
それまでにもデビルマン、女神転生など似たコンセプトを持つ作品はあったが、ポケモンの登場、大ヒットにより一気に広まった。
そのため後世の育成ゲームやそれに伴うメディアミックスは、「ポケモンフォロワー」「ポケモンライク」などと呼ばれることもある。
以降も毎年のように様々な作品が輩出されており、サブカルチャー全般に影響を与えたと言っても過言ではない。
地域別にみると日本だけでなく、韓国をはじめとしたアジア圏や欧米を中心に多彩な作品が発表されており、世界的な人気を誇るジャンルでもある。
媒体は多岐に渡り、アニメや漫画、ゲームなどのメディアミックスを行うことも少なくない。さらに玩具の展開もある場合、いわゆるホビアニの一種として扱われるのが一般的。
以上の経緯から「モンスター物」といえばキャラの収集ゲームだという印象を持つ人も多いが、単に人外種族と人間の交流・接触を描く昔ながらの作品も、もちろん根強い人気がある。
漫画や小説などの物語では、異形であることの悲しみや種の違いによる問題などが描かれる事が多く、差別のメタファーとなることが多い。(モンスター物とは少し違うが、石ノ森ヒーローはこの傾向が顕著に現れている先例である)
それは同時に「種族の差をひっくり返す」というどんでん返しやカタルシスにも活用され、一種の王道を形作った。
この場合、人外は人間に対して友好的・協力的なスタンスを取ることがほとんど。後述の「関連タグ」のモンスターパニックとは、似ているようで正反対の性質を持つ。
ゲームとしてのジャンルはRPGやアクションゲーム、シミュレーションゲームなど多岐にわたるものの、基本的には以下の点が共通している。
- 作中世界でどう生きているのか、どのように人と関わっているのかといったモンスターの生態系、在り方が描写されている。
- 世界観は比較的現代かファンタジーのどちらかになりやすいが、SF、ギャグなどの要素が混じるケースもある。
- モンスターはたくさんの種類が存在し、新種の発見や収集が目的になっている場合も多い。
- バトル・対戦などの戦闘要素がある場合、主に戦うのは人ではなくモンスター。人の役割は、彼らに戦闘の指示を出したり手助けをしたりすることである。
- システム的にモンスターと人が一緒に戦える場合もある。こちらについては後述の「特殊な例」を参照。
- 単にモンスターが登場する作品なら数あれど、ほとんどの場合は敵として主人公に倒されるだけの存在だった。しかしこのモンスター物では、彼らが味方になってくれることが最大の特徴である。
- 一部のモンスターは非戦闘時はカードやアイテム(モンスターボールなど)に入っていたり、出てくる際は何らかの方法で召喚されたりする。
- 一方で人外が多い作品の中でも、女児向けに多く見られる「戦闘を中心としていないもの」はモンスター物として扱われない場合がほとんど。こちらについては後述の「近縁ジャンル」より「非戦闘系」を参照。
- バトル、育成、交流と手段はさまざまだが、いずれにせよ「人とモンスター(人外)の絆・友情」を重視するのには変わりはない。モンスターが戦ってくれるのも、人との信頼があるからこそだ。
- モンスターの育成要素がある。基本的には戦闘を重ねて経験値を貯め、レベルを上げるといった具合。
- 多くの作品では「レベルを一定まで上げる」「進化用のアイテムを使う」など、特定の条件を満たすとモンスターが進化・覚醒して名前や姿や能力が変化する。進化は不可逆の場合が多い。
- アニメや小説では「パートナーのピンチに進化」が黄金パターンである。
- 2体以上のモンスターを合体・交配させて新しいモンスターを生み出せる場合もある。成功すれば強力なモンスターになるが、失敗して弱いモンスターになってしまうこともあるので注意が必要。
- 中にはモンスターを自分で作ったり、バーコードやCDなどのデータから生成したりできる作品も存在する。
- 単に戦わせるだけでなく、モンスターと触れ合ったり交流したりできる機能が搭載されていることもある。
- 多くの作品では「レベルを一定まで上げる」「進化用のアイテムを使う」など、特定の条件を満たすとモンスターが進化・覚醒して名前や姿や能力が変化する。進化は不可逆の場合が多い。
「モンスター物」の要素を持つ作品一覧
このほかにもご存知の作品がございましたら、追加をお願いします。
- タイトルが太字になっていれば、pixivにおいて作品名タグのイラストの投稿が確認できた作品。◯が付いているものは下記の「特殊な例」、※が付いているものは「他媒体への影響」も参照。
- 特筆がなければ全て日本の作品だが、タイトルに(国名略記)が付いたものは海外製か、海外のメーカーが関わっている作品。
- 「〇〇の総称」にリンクがある場合は、キャラクターそのものの解説記事や一覧が存在する。また、☆が付いたものは作中で妖精や精霊、神などの霊的な存在として定義されているケース。
漫画、アニメ、特撮、小説、ゲーム作品
育成ゲーム(メディアミックス含む)
「モンスター物」の定義をキャラを中心とした育成・対戦・収集を行う作品全般にまで広げてしまうとキリがないので、概ね「モンスターの総称が設定されている」、あるいは「モンスターとそれに関わる存在(主人公をはじめとした人間)が作中においてある程度区別されている」ものを一応の基準とさせていただこうと思います。
作品・シリーズ名 | 発売年 | 原作・ジャンル | モンスターの総称 |
---|---|---|---|
女神転生シリーズ | 1987 | 家庭用ゲーム(RPG) | 仲魔 |
半熟英雄シリーズ | 1988 | 家庭用ゲーム(SLG) | エッグモンスター |
ポケットモンスターシリーズ | 1996 | 家庭用ゲーム(RPG)・アニメ | ポケモン |
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪創造主現る!◯ | 1996 | 家庭用ゲーム(RPG) | 妖怪 |
女神異聞録ペルソナ | 1996 | 家庭用ゲーム(RPG) | ペルソナ |
デジタルモンスターシリーズ | 1997 | 携帯ゲーム・アニメ | デジモン |
モンスターファームシリーズ | 1997 | 家庭用ゲーム(SLG) | モンスター |
ディノブリーダー | 1997 | 家庭用ゲーム(RPG) | 恐竜 |
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ | 1998 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
おねがいモンスター | 1997 | 家庭用ゲーム(SLG) | モンスター |
もんすたあ☆レース | 1998 | 家庭用ゲーム(レース) | モンスター |
カンヅメモンスター/ジェムジェムモンスター | 1998 | 家庭用ゲーム(SLG) | モンスター |
サンリオタイムネット | 1998 | 家庭用ゲーム(RPG) | ときのかけら |
化石創世リボーン | 1998 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
すたあ☆もんじゃ | 1998 | 家庭用ゲーム(SLG) | もんじゃ |
ヨーカイザー | 1998 | 携帯ゲーム | ようかいキッズ |
わくわくモンスター | 1998 | 家庭用ゲーム(パズル) | モンスター |
モンスターシード | 1998 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
バーディガン | 1998 | 家庭用ゲーム(RPG) | バーロイド |
王ドロボウJING エンジェル/デビル | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
音声紋捕獲機ボングー/機天烈少年'Sガンガガン | 1999 | 携帯ゲーム・家庭用ゲーム(アクション) | コトダマシ |
モンスターコンプリワールド | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
ケンチャコ大冒険 | 1999 | PCゲーム(教育) | モンモン☆ |
ぐるぐるガラクターズ | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | ガラクタ |
格闘料理伝説ビストロレシピ | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | フードン |
がんばれゴエモン もののけ道中 飛び出せ鍋奉行! | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | もののけ |
真・女神転生デビルチルドレン | 2000 | 家庭用ゲーム(RPG) | デビル/仲魔 |
携帯電獣テレファング | 2000 | 家庭用ゲーム(RPG) | 電獣 |
コマンドマスター | 2000 | 家庭用ゲーム(RPG) | ネオス |
ポケットキング◯ | 2001 | 家庭用ゲーム(SLG) | ユニット(人間とそれ以外の区別はある) |
スペースネット | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | 宇宙人 |
モンスターガーディアンズ | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
クロスハンター | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | ペット |
バグサイト | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | バグ |
玉繭物語シリーズ | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | 森のしもべ/聖魔 |
スナップキッズ◯ | 2002 | 家庭用ゲーム(RPG) | ワンダー☆ |
モン★スタートラベラー | 2002 | 家庭用ゲーム(RPG) | コズモン |
ブリードマスター | 2002 | 家庭用ゲーム(パズル) | モンスター |
ガチャステ!ダイナデバイス | 2002 | 家庭用ゲーム(SLG) | ダイナ |
妖怪道 | 2002 | 家庭用ゲーム(パズルRPG) | 妖怪 |
ラクガキ王国/天才ビットくん グラモンバトル | 2002 | 家庭用ゲーム(RPG) | ラクガキ/グラモン |
桜国ガイスト | 2002 | 家庭用ゲーム(RPG) | エクス |
宇宙大作戦チョコベーダー ウチュウからの侵略者 | 2002 | 家庭用ゲーム(RPG) | 宇宙人 |
ミックスマスター(韓) | 2003 | オンラインゲーム(MMORPG) | コア/メイト |
冒険遊記プラスターワールド◯ | 2003 | 家庭用ゲーム(RPG) | プラスター/マイナスター |
陰陽大戦記 | 2003 | 携帯ゲーム | 式神☆ |
レジェンズ | 2004 | 携帯ゲーム・アニメ | レジェンズ |
昆虫モンスターシリーズ | 2004 | 家庭用ゲーム(RPG) | ムシモン |
モンスターサマナー | 2004 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
トレジャーガウスト | 2005 | 携帯ゲーム | ガウスト☆ |
ガラクテイル | 2006 | 家庭用ゲーム(ADV) | ガラクタ |
爆丸シリーズ | 2006 | 玩具・アニメ | 爆丸 |
スペクトロブスシリーズ | 2007 | 家庭用ゲーム(RPG) | スペクトロブス |
くりきん | 2007 | 家庭用ゲーム(RPG) | キン |
オトダマスター | 2007 | 家庭用ゲーム(RPG) | オトダマ☆ |
カセキホリダーシリーズ | 2008 | 家庭用ゲーム(RPG) | リバイバー |
モンスタークロニクル(仏) | 2008 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
なぞなぞ&クイズ 一答入魂Qメイト! | 2008 | 家庭用ゲーム(クイズ) | パスモン |
モンスターファインダー | 2009 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
二ノ国シリーズ◯ | 2010 | 家庭用ゲーム(RPG) | イマージェン/フニャ |
ケモノミクス | 2010 | 家庭用ゲーム(SLG) | ケモノ |
パズドラZ/パズドラクロス | 2012 | 家庭用ゲーム(パズル) | モンスター |
獣旋バトルモンスーノ(米) | 2012 | 玩具・アニメ | モンスーノ |
大盛り!いきものづくりクリエイトーイ◯ | 2013 | 家庭用ゲーム(アクション) | クニャペ |
妖怪ウォッチシリーズ◯ | 2013 | 家庭用ゲーム(RPG) | 妖怪 |
見習い魔女とモコモコフレンズ | 2015 | 家庭用ゲーム(RPG) | マペット |
もんすた〜☆こんぷり〜と | 2015 | ブラウザゲーム(育成) | もんすた〜 |
3DS版モンスト | 2015 | 家庭用ゲーム(アクション) | モンスター |
カミワザ・ワンダ | 2016 | 玩具・アニメ・ゲーム | プロミン/バグミン |
デジモンユニバースアプリモンスターズ | 2016 | 玩具・アニメ・ゲーム | アプモン |
BEASTARS | 2016 | 漫画・アニメ | 擬人化 |
モンスターハンターストーリーズ | 2016 | 家庭用ゲーム(RPG) | オトモン |
ワールドオブファイナルファンタジー | 2016 | 家庭用ゲーム(RPG) | ミラージュ |
スナックワールド◯ | 2017 | 家庭用ゲーム(RPG) | モンスター |
ゼノブレイド2 | 2017 | 家庭用ゲーム(RPG) | ブレイド |
イーサエモン(新) | 2017 | オンラインゲーム(イーサリアム) | イーサエモン |
爆釣バーハンター | 2018 | 家庭用ゲーム(釣り) | バーソウル |
寿司ストライカー◯ | 2018 | 家庭用ゲーム(パズル) | スシガミ☆ |
Temtem(西) | 2019 | オンラインゲーム(RPG) | テムテム |
Monster_Sanctuary(独) | 2019 | PCゲーム(アクション) | モンスター |
Re:Legend(馬) | 2019 | PCゲーム(SRPG) | Magnus |
Ooblets(米) | 2019 | PCゲーム(SLG) | Ooblet |
近縁ジャンル
ロボット系
生命体や神霊の類ではなく、主人公たちが操るロボット(機械生命体を含む)が戦うもの。ロボットそのものを一から構築したり、パーツを組み替えて機能を変えたりと、カスタマイズ要素を売りにしている作品も多い。
作品・シリーズ名 | 発売年 | 原作・ジャンル | ロボットの総称 |
---|---|---|---|
メダロットシリーズ | 1997 | 家庭用ゲーム(RPG) | メダロット |
ロボットポンコッツ | 1998 | 家庭用ゲーム(RPG) | ロボポン |
銃鋼戦記バレットバトラー | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | バトラー |
ZOIDSシリーズ | 1983 | 玩具・アニメ・ゲーム | ゾイド |
カスタムロボシリーズ | 1999 | 家庭用ゲーム(RPG) | ロボ |
グランボ | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | グランボ |
ロックマンエグゼ | 2001 | 家庭用ゲーム(RPG) | ネットナビ(厳密にはプログラム) |
ムゲンボーグ | 2003 | 家庭用ゲーム(RPG) | ムゲンボーグ |
ガチャフォース | 2003 | 家庭用ゲーム(アクション) | ガチャボーグ |
ダンボール戦機シリーズ | 2011 | 家庭用ゲーム(アクション) | LBX |
ヘボット!◯ | 2016 | 玩具・アニメ | ボキャボット(ボキャネジ) |
魔進戦隊キラメイジャー | 2020 | 特撮 | 魔進 |
スーパー戦隊シリーズにもロボットの生命体がテーマのシリーズが存在するが詳しくはこの項を参照。
TCG
トレーディングカードゲームは「収集」やキャラを用いた「対戦」、そしてカードの「交換」を取り入れており、モンスター物に通じる点が多く見られる。ここでは主に、使用可能なキャラにモンスターやドラゴンなどの人外を中心に採用したタイトルを掲載する。
なお、モンスターが進化したり合体したりといった要素はそれぞれのルールに依存するところが大きいので、タイトルごとに確認することをお勧めする。
作品・シリーズ名 | 発売年 | ジャンル | 使用可能なキャラの総称 |
---|---|---|---|
MTG(米) | 1993 | TCG | クリーチャー |
ポケモンカード | 1996 | TCG | ポケモン |
モンスター・コレクション | 1997 | TCG | ユニット |
MOZ | 1997 | TCG | 召喚士/召喚獣 |
高気圧ボーイ | 1998 | 家庭用ゲーム | きあつモンスター |
遊戯王OCG | 1999 | TCG | モンスター |
カードヒーローシリーズ | 2000 | 家庭用ゲーム | モンスター |
コトバトル | 2001 | 家庭用ゲーム | コトダマ/モンスター |
デュエル・マスターズ | 2002 | TCG | クリーチャー |
甲虫王者ムシキングシリーズ | 2003 | TCAG | ムシ(旧/新) |
恐竜キング | 2006 | TCAG | 恐竜 |
ウズマジン | 2007 | TCG | マジン |
バトルスピリッツ | 2008 | TCG | スピリット/ブレイヴ/アルティメット |
ぐるり森大冒険 | 2010 | レジャー施設 | なかま/ぐるりカード |
バトルブレイク | 2011 | TMP | 四大勢力 |
オレカバトル | 2012 | TCAG | モンスター |
フューチャーカードバディファイト | 2014 | TCG | モンスター |
ソーシャルゲーム/アプリゲーム
一般的なソーシャルゲームやアプリゲームは「育成・対戦・収集」が盛り込まれているのがもはや当たり前となっており、システム面でみれば全ての作品がモンスター物であるとも言えなくはないが、ここでは「作中で使用できるキャラがモンスターや、固有の総称を持つ人外の生命体として定義されているもの」を取り扱う。
作品・シリーズ名 | 発売年 | 原作・ジャンル | モンスターの総称 |
---|---|---|---|
モンプラ | 2010 | ソーシャルゲーム(RPG) | モンスター |
ドラゴンコレクション | 2010 | ソーシャルゲーム(カード) | モンスター |
トラベルモンスター | 2011 | ソーシャルゲーム(位置情報) | トラモン |
テガキモンスター | 2011 | アプリゲーム(RPG) | テガモン? |
マジモン | 2011 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
幻獣物語 | 2011 | アプリゲーム(RPG) | 幻獣 |
ポケダンモンスターズ | 2012 | ソーシャルゲーム(RPG) | モンスター |
パズドラシリーズ | 2012 | アプリゲーム(パズル) | モンスター |
モンスターパラダイス | 2012 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
DragonCity(西) | 2012 | アプリゲーム(SLG) | ドラゴン |
ピクタントフロンティア | 2012 | アプリゲーム(位置情報) | ピクタント |
パチリ☆モンスター/ポコポコモンスターズ | 2012 | ソーシャルゲーム(育成) | モンスター |
バウンドモンスターズ | 2012 | アプリゲーム(アクション) | バウモン |
モンスターズコイン | 2012 | アプリゲーム(アーケード) | モンスター |
スポットモンスターズ | 2012 | アプリゲーム(位置情報) | モンスター |
ドラゴンコインズ | 2012 | アプリゲーム(アーケード) | モンスター |
みっくすりとる | 2012 | アプリゲーム(SLG) | りとる |
開拓サバイバル島 | 2013 | アプリゲーム(SLG) | モンスター |
大富豪モンスターズ | 2013 | ソーシャルゲーム(カード) | モンスター |
BuluMonster(香港) | 2013 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
モンストシリーズ | 2013 | アプリゲーム(アクション) | モンスター |
BattleCamp(蘭) | 2013 | アプリゲーム(パズル) | モンスター |
モンスタータクト | 2013 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
ベジモン農場 | 2013 | ソーシャルゲーム(育成) | ベジモン |
ジャグラー×モンスター | 2014 | アプリゲーム(スロット) | モンスター |
モンスターエッグアイランド | 2014 | アプリゲーム(パズル) | モンスター |
サマナーズウォー(韓) | 2014 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
テトリスモンスター | 2014 | アプリゲーム(パズル) | モンスター |
米×米 | 2014 | ソーシャルゲーム(育成) | ラ・イース |
MonsterLegends(西) | 2014 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
スゴロクモンスターズ | 2014 | アプリゲーム(ボード) | モンスター |
モンスターパズルアドベンチャー | 2014 | アプリゲーム(パズル) | モンスター |
エレスト | 2015 | アプリゲーム(パズル) | モンスター |
とびだせモンスター劇団 | 2015 | アプリゲーム(アクション) | モンスター |
クレーン&モンスターズ | 2015 | アプリゲーム(アクション) | モンスター |
アニマル×モンスター | 2015 | アプリゲーム(アクション) | モンスター |
キュアリーズ | 2015 | アプリゲーム(パズル) | キュアリー☆ |
EvoCreo(米) | 2015 | アプリゲーム(RPG) | クレオ |
モモ姫と秘密のレシピ | 2015 | アプリゲーム(パズル) | ペコット |
Fate/GrandOrder○ | 2015 | アプリゲーム(RPG) | サーヴァント☆ |
LINE ウパルランド(米/韓) | 2015 | アプリゲーム(SLG) | ウパル |
爆走!モンスターダッシュ | 2015 | アプリゲーム(レース) | モンスター |
ベーモンキングダム | 2015 | アプリゲーム(アクション) | ベーモン |
モンスタースーパーリーグ(韓) | 2016 | アプリゲーム(RPG) | スターモン |
モンクエ | 2016 | アプリゲーム(位置情報) | モンスター |
ネオモンスターズ | 2016 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
カプセルトイモンスターズ | 2016 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
ドラゴン×ドラゴン | 2016 | アプリゲーム(SLG) | ドラゴン |
ぐるモン | 2016 | アプリゲーム(位置情報) | ぐるモン/グレモン |
エイリアンのたまご | 2016 | アプリゲーム(RPG) | エイリアン |
僕と私のキズナモンスター | 2016 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
パシャ★モン | 2017 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
モンスターブリーダー | 2017 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
Nexomon(加) | 2017 | アプリゲーム(RPG) | ネクソモン |
ミリオンモンスター | 2018 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
テリトリーモンスターズ | 2018 | アプリゲーム(位置情報) | モンスター |
バクレツモンスター | 2018 | アプリゲーム(アクション) | モンスター |
ピンボールバトラーズ | 2018 | アプリゲーム(ピンボール) | モンスター |
テクテクテクテク | 2018 | アプリゲーム(位置情報) | モンスター |
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ | 2018 | アプリゲーム(SLG) | ウルトラ怪獣 |
零星のレディオドラグーン | 2019 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
ちょいと召喚モンスターバスケット | 2019 | アプリゲーム(RPG) | モンスター |
非戦闘系
人外を中心としたゲーム・ホビー系作品のうち、「育成」や「収集」の要素はあっても人外キャラ同士の「戦闘」の要素がごく少ないか、皆無に等しいもの。特に育成メインの作品は「デジタルペット」や「バーチャルペット」などと呼ばれる場合もある。
モンスター物とは戦闘要素がない点において明らかに異なるものの、漫画やアニメなどでは人間と人外の関係を描いたり、関連作品が主に携帯ゲーム機でリリースされたりするなどの共通点がある。
作品・シリーズ名 | 発売年 | 原作媒体・ジャンル | 人外キャラの総称 |
---|---|---|---|
たまごっちシリーズ | 1996 | 携帯ゲーム | たまごっち |
あにまるぶりーだー | 1997 | 家庭用ゲーム(RPG) | アニマル |
超魔神英雄伝ワタル まぜっこモンスター | 1997 | アニメ・家庭用ゲーム | もんペット |
ウェーブユーフォー | 1997 | 携帯ゲーム | デンパ星人 |
マジカルウィッチーズ | 1998 | 携帯ゲーム | ウィッチ |
ニセモン※ | 1999 | 漫画・グッズ・ゲーム | ニセモン |
ちっちゃいエイリアン/ちゃいリアン | 2001 | 家庭用ゲーム | ちゃいリアン |
リヴリーアイランド | 2002 | オンラインゲーム | リヴリー |
あっため研究所 | 2006 | 携帯ゲーム | イキモノ |
プリキュア5 | 2007 | アニメ・携帯ゲーム | ピンキー |
〃GoGo! | 2008 | アニメ・携帯ゲーム | パルミン |
ジュエルペットシリーズ | 2008 | 玩具・アニメ | ジュエルペット |
Moshi_Monsters/モシモンスター(英)◯ | 2008 | オンラインゲーム | Moshlings |
プ〜ニィと20のあそび場(仏) | 2010 | 家庭用ゲーム(スポーツ) | プ〜ニィ |
いきものづくりクリエイトーイ◯ | 2011 | 家庭用ゲーム(アクション) | クニャペ |
ズーブルズ(米/韓) | 2011 | 玩具・アニメ | ズーブルズ? |
モンスターレーダー | 2011 | 家庭用ゲーム | モンスター |
ご当地鉄道シリーズ | 2014 | 家庭用ゲーム(ボード) | ご当地キャラ |
ここたまシリーズ | 2015 | 玩具・アニメ | ここたま☆ |
ビリオンロード | 2018 | 家庭用ゲーム(ボード) | モンスター |
特殊な例
- 主人公やその仲間と、モンスターが一緒に戦うパターン。別々に行動するものもあれば、主人公にモンスターが合体することも。冒険遊記プラスターワールドや二ノ国、スナックワールドに見られる。
- モンスターに、他のモンスター由来の力を宿したアイテムを装備させるパターン。魂(妖怪ウォッチ2)やボキャネジ(ヘボット!)が代表例で、アイテムの能力がモンスターへ反映される。
- 一方、『モンスターハンター』(モンスター一覧)や『ガイストクラッシャー』(ガイスト)など、主人公が直接モンスター由来の装備を纏って戦うゲームはそもそものシステムが大幅に違うため、モンスター物として扱われない場合が多いグレーゾーンにあたる。こちらについては、鎧の記事の「鎧もの」の項も参照。
- モンスターそのものではなく、彼らの力が宿ったカードやアイテムでバトルするパターン。『スナップキッズ』が該当する。
- これは作中において、モンスターにあたる「ワンダー」の捕獲が禁じられていることが原因。主人公たちは彼らを撮影してカードにしたものを使うが、悪役はワンダーもろとも直接捕まえてしまう。
- 『モンスタータクティクス』というゲームは、このパターンと前述の「主人公がモンスター由来の力を纏う」パターンの組み合わせと言えるシステムを持つ。こちらはモンスターを捕まえるわけではないが、彼らを倒した証拠として魚拓のような「モンタク」が手に入り、さらにそのパワーが十分あればスキルが使えるようになる。もちろんモンスターやモンタクの図鑑機能も搭載。
- 「モンスターがモンスターを飼う」パターン。『Moshi_Monsters』が該当。
- 作中に登場するモンスターが、ペットとして「Moshrings」と呼ばれる生物を飼っているという設定。モンスター自身はプレイヤーの分身としても働くため、一見ややこしいが立場的にはこれまでのモンスター物とそこまで違いはないようだ。
- 『寿司ストライカー』にはモンスターに相当する存在として「スシガミ」が登場するが、主人公たちが彼らを使役して戦うわけではない。戦うのは主人公たち「スシライカー」だけで、スシガミたちは主人公の体力に加算される「まもりのチカラ」や、それぞれのスキルで主人公をサポートする立場にとどまっているのだ。これはモンスター物としてはかなり珍しい形式と言える。
- 当初は非戦闘系だった作品が、外伝や続編で戦闘要素が追加されたケースもある。いきものづくりクリエイトーイの『大盛り!』など。
- Fateシリーズでは、英霊を「サーヴァント」と呼ばれる使い魔として召喚・戦わせる描写がシリーズ通して見られる。しかし、モンスター物のようにプレイヤーが主人公としてサーヴァントたちを本格的に使役できるようになるのは、Fate/GrandOrderから。
ゲーム媒体(ポケモンフォロワー)の他媒体への影響
ポケモンフォロワーはゲーム以外の漫画・アニメ・ラノベにも影響を与えており、育成者とモンスターの共闘を描くのが定番となっている。
ゲームを中心とした展開を行わないコンテンツでも、どちらかといえばポケモンフォロワーの影響を強く受けた、古典的なモンスター物とは少し違う作品は数多い。
- アニメ『時空探偵ゲンシクン』には時空モンスターこと「ジクモン」が登場。
- マスコット然とした通常形態のほか、敵の手によって「バッド変化」を起こしてしまうものの、正義の心を取り戻せば「スーパー変身」でより強力な形態に変化する。
- プレコミックブンブンに連載されていた漫画『ラブスイーツ プチモン♥コレクション』にはスイーツプチモンスターこと「プチモン」が登場。
- バトル要素もあるが、その内容はターゲット層が女児だからか「プチモンの力でスイーツを出し合って強化させていき、耐えきれなくなって相手のスイーツを食べてしまった方の負け」というごくごく平和なもの。
- 月刊アクションに連載されていた漫画『トモダチ×モンスター』には、異能を持った「トモダチ」と呼ばれるモンスターが登場し、それぞれ一体ずつ子供達のパートナーになる。
- バラエティ番組『Let's天才てれびくん』のどちゃもんや『天才てれびくんYOU』のもじもんはともに精霊という設定のキャラたち。しかし名前の由来(土着+〇〇モン/文字+〇〇モン)や彼らを仲間にするための毎週のプロセス、敵とのバトルにそれぞれの持つ必殺技などいたるところにモンスター物の影響が見られる。
- 文房具メーカー・サカモトのキャラクター『ニセモン』は、記事にもある通りその名前やモンスターのデザインからして、明らかにポケモンを意識したパロディかと思われる。
関連タグ
人間×人外 人外×人間 人外×少年 人外×少女 ポケモン×人間
ゲーム RPG アクションゲーム シミュレーションゲーム パズルゲーム
TCG トレーディングカードアーケードゲーム ソーシャルゲーム アプリゲーム
携帯ゲーム 携帯ゲーム機 ゲームボーイ ゲームボーイカラー ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS ニンテンドー3DS プレイステーション・ポータブル
モンスターパニック…こちらは「人外の存在に人間が翻弄される」恐怖を描くジャンル。