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ライオンの編集履歴

2024-09-18 19:02:59 バージョン

ライオン

らいおん

ライオンとは、ネコ科に属する哺乳類。この科では最大級。

🦁曖昧さ回避

  1. ネコ科動物。本記事で解説。
  2. もしかして⇒マクロスFのライオン
  3. もしかして⇒LION:日本の家庭用品・日用品メーカー

🦁生物学的概要

哺乳綱食肉目ネコ科に属する大型の肉食動物である。

アフリカの広範囲な地域とインドの一部に棲息する。古代にはヨーロッパ中東にも分布していたが絶滅した。数万年前にまで遡ると、ホラアナライオンやアメリカライオン等がシベリア北米にも生息していた。


野生ネコ類には珍しい様々な性質を備えている。

異型で、オスは立派な(たてがみ)を生やすのが最大の特徴。ライオンのシンボルともなっている。


オスは体重は250キログラムを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種である。

平均体重はオスの成体は170㎏-240kg メスの成体は120-185kg

自然界ではメスが大きい種が多いがライオンは雄の方が雌より大きい

平均体長はオスが 1.7 – 2.5 m 、 メスが1.4 – 1.8 m

平均尾長はオスが70-105cm 、メスが60-100cm

平均時速60km


また、1~3頭のオスと数頭のメス、その子供たちで成り立つ大きな群れを作って暮らし、20-400平方キロメートルの縄張りを形成して生活をする。この群れを「プライド」と言う。この群れを守る姿が決死の覚悟で国を守る国王に重なったことや、単独でも肉食動物最強の呼び声高い戦闘力を誇ることなどが「百獣の王」と呼ばれる所以だと言われている。


プライドは基本的に母系社会であり、中で産まれたオスは成長後は出ていかなければならない。

放浪後に既存の群れを乗っとるなどして自分の群れを持つことができれば良い方で、オス同士の勝負に勝てなければそのまま怪我で死ぬこともある。

このため、野生のオスは実はあまり長生きできない。

またプライドを率いるようになっても絶対的な亭主関白であるとは限らず、メスはメスでアルファオスが「プライドのボスに相応しいのか?」をきちんと見極めて判定しており、メスたちの機嫌を損ねると相応の扱いをされることがある(獲物の分け前を貰えない、交尾を拒絶される、プライド防衛戦を支援してもらえない等)。野生下では、鬣のないオスが鬣のある先代ボスを倒したところでメスに逃げられプライドが解散したり、リーダー格のメスに嫌われて孤立するといったケースが確認されている。飼育下でも、多摩動物公園ではオスの「ジャンプ」が発情期に交尾に応じなかったためにメスたちにフルボッコされた事件が発生したことがある。参照


メスはそのままプライドの中で暮らすことになり、特に同時に生まれた姉妹同士の絆は強い。

飼育下では15〜20年ほど生きる。京都市動物園で飼育されていたオスの「ナイル」が25歳まで生きた記録がある。


群れの数と筋力を頼みにアフリカのほぼ全ての動物を狩る。

獲物として多いのはヌーシマウマアフリカスイギュウキリンなど。

その発達した筋肉(哺乳類最高の筋肉比率)で相手に飛び掛かって押し倒したのち、喉元に咬み付いて気道を絞め上げ、窒息死を狙うのがライオンの狩りのセオリーである。

個体自体のパワーも凄まじく、前足の殴打も小動物程度は一撃で即死させる威力がある。また、これで獲物の足を叩くことで相手の機動力を損なわせようとする時もある。(いわゆるネコパンチのライオン版である)。

そもそもネコ科猛獣自体、オリンピックメダリスト級の人間の5倍、馬の4倍もの出力重量比を誇り、大型化によってダッシュ力と格闘能力の両立を成功させているライオンともなると、人間の十数倍の出力での突撃が可能である。

脇腹は弱いが、正面は自分の渾身の一撃でも容易に致命傷にならない強度を有しており、アレキサンダー大王の家庭教師であった動物学者アリストテレス「真正面からは(当時の)人間の武器は通用しないと思った方が良い」と結論付けている程である。


反面、出力の割に放熱能力が低く、走るための持久力に欠けるため、獲物を追い回して捕えることは得意ではなく、狩りの際には他種ネコ科以上に標的を慎重に見定める傾向が強い。またそれ故に、それらの能力が上回る他の肉食動物(ハイエナチーターなどの食肉目)から獲物を強奪する事もよくある。

ネコ科の中でも際立って重量級に育つためか木登りも得意ではなく、体格の良い個体が素早く上り下り出来るのはごく若い段階まで。


普段はメスが主体となって狩りをおこない、オスは能動的には動かない。しかしさすがに餓死の危機となるとオスも積極的に動き、ときにはゾウキリンといった危険な獲物を狩るという、大胆な行動に出る姿も目撃されている。ゾウには昼間は勝てなくても夜目が効く夜になると有利になれる。豹の獲物を横取りする際に木登りできることも確認されており、その体格に見合わず意外に器用なところもある。

ライオンを指す言い回しとして知られる「百獣の王」は威風堂々とした容姿に加えて、こうしたアグレッシヴな生態に由来する言葉である。

しかしその反面、アフリカゾウやキリン、アフリカスイギュウ、サイ、カバに殺されたり、シマウマたちを襲うも失敗したりすることもある。狩られる側も必死なのだ。

アフリカの競合ハンターとして、ハイエナナイルワニが挙げられる。

ハイエナは数で圧倒するとライオンから獲物を奪えるが、雄ライオン一頭がハイエナ十数頭を蹴散らす事も多々ある。

ワニは陸ではライオン優位で水中ではワニ優位という当然の結果となっている。


なお、群れだから強いわけではない。

雄ライオン単体の戦闘力はサイカバを凌ぐと見られているが、カバを怒らせたライオンが瀕死の重傷を負ったり、あっさり死亡してしまうという事故も多く起きているので、一概には言えないだろう。

そして如何に強い雄ライオンでも、最大最強の相手・アフリカゾウには苦戦する。


社会性や知能は高く、野生でも適材適所の概念が有る(狩猟が得意、子守好き等)。

子供の頃から大事に飼えば、人間にも良く懐き、一緒に育てられた動物も味方と認識して守る事は紀元前のアリストテレス動物誌の時代から知られている。

意外な事に、猛獣の中では人間を殺す個体は際立って少ない方であり、比較的温厚である。アリストテレス動物誌でも「人間を襲ったとしても爪を引っ込めた手加減済みの一撃で追い払うに留める」「中途半端な攻撃で逆上させなければ人を殺す事は殆ど無い」「耄碌して馬鹿になった老齢個体が一番危険」と記述されている。

事実、近代の記録でもライオンの被害は虎と比べると少ない上に、人間を殺したライオンも耄碌した老齢個体や逆にライオン社会のルールを守らないチンピラであった記録が多い。

此れは、群れで生活するという性質上、仲間を殺された人間が執拗に復讐をする性質を厄介視していると現代では解釈されている。


また、哺乳類としては珍しくオスが子育てに参加する

メスに狩りを任せてゴロゴロしているように見えるが、前記の通りサイと互角以上の戦闘力を有する雄ライオンが子供を守っていれば子供を狙う天敵は下手に手出しできないし、縄張りのパトロールを行って子供を襲う天敵の駆除を行うのも雄の仕事である。

子ライオンにとって一番危険なのは、父親がはぐれオスに負けた時や誕生直後の父親と合流前の時期であり、群れにとっては頼もしい守護神なのだ。


外祖母が子育てに協力するのも大きな特徴である。

我々人間の常識では父親や外祖母が母親に協力するのは当然だが、哺乳類全体から見ると寧ろ少数派である。

アリストテレスの時代から、捕殺されたライオンの牙の擦り減り具合を見て、肉食獣としては際立って長寿と知られていたが、此れは娘の出産時に母親が護衛に付くと言う習性に起因している。

年老いて全盛期の走力を失った雌でも、1,2頭のヒョウやハイエナにとって真っ向勝負では勝てない相手である有る事には変わりないので、長寿になるメリットも仲間が老齢雌を養う理由も存在するのだ。


総括すると猫科の動物としては異質な特徴を多々持っており、どちらかといえば猫より犬のそれに近い生態をしている。


スポーツハンティングなどの影響で、現在では野生における個体数が減少傾向にある。中には群れにマシンガンを乱射されるなどの剥製としての価値が下がるような殺され方をするケースもある。

ライオンの個体数の減少の理由として環境破壊もある。それによる人間との生活圏の重なりによって、ライオンに襲撃され殺された人も数多くいる(特に19世紀末にウガンダで発生した事件では、2頭の雄によって数十名近い犠牲者が出ている)。

こうした脅威がある地域においては、ハンティングは人間の身を守る予防的な安全確保の手段の一つである。


🦁ライオンに関する文化

その猛獣としての力強さと立派なを備えた威風堂々たる姿から、古来から王者の象徴とされた。ライオネル英語レオラテン語)、ハイダルアラビア語)、アルスラーンペルシャ語)、アスラントルコ語)、シンサンスクリット語)など「ライオン」を意味する人名は数多い。

キリスト教イスラム教の国々においてライオンが様々な王朝の旗や紋章、美術のモチーフとして用いられている。

インドで発祥した仏教はインド以外のライオンが生息していない地域にも広まったが、そこでもスノー・ライオン唐獅子といったモチーフを生み、それぞれの土地で尊ばれた。(日本においても獅子(獅子舞)という形で伝わっている)

古代ローマの時代においてはコロッセオにおける闘技会において剣闘士と戦う猛獣として、あるいは重罪人の公開処刑の手段として使用された記録が残っている。


古代エジプトでも神獣のモチーフにされるなど、特別な存在として捉えられてきた。

特に雨季の始まる8月になると、ライオンの群れがナイル川下流まで北上して来たため、雨を呼ぶと目されていた。

これが古代ローマ帝国に伝播し、やがて水辺の守護者に見立て水場の注水口や蛇口にライオンの頭部を象った彫刻を用いるようになった。これが現在、西洋風の浴場の蛇口でライオンの彫刻が多用される由来となっている。


さて、可愛い子には旅をさせよと似た意味のことわざの一つとして『獅子は我が子を千尋の谷に落とす』があるが、本来の意味である獅子が子供を崖から落として子供を厳選する行為は実際にある出来事かと言えば、そうではなく、この獅子とはいわゆる唐獅子の事であり、つまりは迷信。まず生息地にそんな谷がない。

と言っても、上記の様にオスが若くして群れから出される、またオスが入れ替わると子殺しをするぐらい厳しい生態であるのは事実ではあるが、生き残った子供を育てるだけ唐獅子の方が情があるのかもしれない。


宗教・神話におけるライオン

旧約聖書における聖都エルサレムの別名「アリエル」は「神の獅子」という意味であり、イエス・キリストは『ヨハネの黙示録』5章5節において「ユダ族(イスラエルの十二氏族の一つ)の獅子」と呼ばれる。

とはいってもやはり獰猛な肉食動物であるため、恐怖や脅威を与えるものとして否定的に言及されることもある。

キリスト教においては七つの大罪の一つ「傲慢」を象徴する動物の一種である。


メソポタミア神話においてライオンをシンボルとする神にイシュタルネルガルなどがある。

エジプト神話には雌獅子の頭を持つセクメトという女神がある。猫頭の女神として有名なバステトも初期のエジプト美術では雌獅子頭であった。


インド神話では維持神ヴィシュヌナラシンハという半人半獅子の化身を持ち、戦女神ドゥルガードゥンという獅子を騎獣(ヴァーハナ)とする。

日食月食を引き起こすアスララーフは漆黒の獅子に乗る。

仏教において開祖ゴータマ・シッダールタが「釈迦族の獅子」と呼ばれる事もあり、獅子にまつわる「獅子吼」といった仏教用語がある。

ライオンに乗った尊格として文殊菩薩がおり、五智如来の一尊としての大日如来は七頭の獅子に支えられた蓮華の座に座っている。

また、愛染明王は獅子の顔を模した冠を被っている。


なお、ゾロアスター教においてはアンラ・マンユの作り出した悪しき生き物に数えられている。一方で善神側であるミスラは獅子頭に蛇が絡みついた神として描写される。(と言ってもこの図像にはミスラと断定するには些か疑問が残るが。)


ギリシャ神話におけるキュベレーは雌雄一対のライオン(元は人間の夫婦)に自身が乗るチャリオットを引かせている。

当神話では英雄たちの試練や栄光の象徴としても登場し、ヘラクレスの第1の試練で武器がまったく通用しない強敵としてネメアの獅子が登場し、彼は退治したライオンの毛皮をシンボルとした他、ベレロフォンは獅子型のキマイラを退治している。一方で、女狩人であるアタランテはキュベレーの神域で恋人と性行為してしまった為、ライオンの姿に変えられたという。


アーサー王伝説においてはなぜか中世欧州に生息している生き物という扱いであり、ユーウェイン卿が竜に苦戦するライオンを助けて相棒にしたという話が伝わっている。


上記のように各所の宗教や神話に数多く登場していることもあり、人間の文化や宗教感に対し多大な影響を及ぼした動物であるといえるかもしれない。


各言語での呼び名

イグボ語ではオドゥム(Odum)、ウォロフ語ではガインデ(Gaynde)、コサ語ではインゴニャーマ(Ingonyama)、コンゴ語ではンコシ(Nkosi)、ショナ語ではシュンバ(Shumba)、ズールー語ではイブベシ(Ibhubesi)、スワヒリ語ではシンバ(Simba)、トゥンブカ語ではンカラム(Nkhalamu)、南部ソト語やツワナ語ではタウ(Tau)、ハウサ語ではザキ(Zaki)、マサイ語ではオルガトゥニ(Olgatuni)、ヨルバ語ではキニウン(Kiniun)、ルワンダ語やルンディ語ではインタレ(Intare)と呼ぶ。


🦁種類

かつてはたくさんの亜種に分かれていたが、現在は2亜種とされる。

北・中・西部のライオン

学名は、Panthera leo leo


南・東部のライオン


絶滅


雑種


🦁ライオンの名が付く生物

動物


植物


🦁ライオンをモチーフとしたキャラクター

キャラクターのモチーフとしての扱い

古代から王者の象徴とされただけはあり、また百獣の王の貫禄としてゲームや漫画などではよく主役級に抜擢される。

また最近では性別が♀にもかかわらず雄の象徴である鬣があるキャラが多い。


神話・伝承

アジア


中東


ヨーロッパ


アフリカ


仮面ライダーシリーズ

※意外かもしれないが、強い者は少ない。小者もいたりする。太字は幹部。

昭和

平成一期

平成二期

令和

※:複数の派生形態がある


スーパー戦隊シリーズ

非常に多く特に「ガオレンジャー」以降「ルパパト」まで、怪人・サブキャラを含めて18作品連続で登場している。

昭和戦隊

20世紀平成戦隊

21世紀平成戦隊

令和戦隊


ウルトラシリーズ

直接的なモチーフにはされずシルエットやイメージとして採用されている。


その他特撮


ロボット作品

トランスフォーマーシリーズ


ゾイドシリーズ


勇者シリーズ


エルドランシリーズ


その他ロボットもの


ゲーム


ポケットモンスターシリーズ


デジタルモンスター


ファイナルファンタジーシリーズ


ドラゴンクエストシリーズ



漫画・アニメ


ディズニーアニメ


聖闘士星矢



小説・文学


その他


けものフレンズシリーズ


🦁モチーフ以外の関連キャラ

名前がライオンまたはライオンっぽい


異名


間接的なイメージ


ライオンを飼う・ライオン使い


🦁ライオンをシンボルとする組織や団体

実在

国家


野球チーム

サッカーチーム

アメリカンフットボールチーム

アイスホッケーチーム

  • ZSCライオンズ(スイス・ナショナルリーグ)

プロレス団体

  • 新日本プロレス :デビューから4年以内の若手選手は「ヤングライオン」と通称される。

企業


その他


架空


🦁最強王図鑑フランチャイズ

『動物最強王図鑑』で1回戦の第1試合から登場。コモドオオトカゲアラスカヒグマシベリアトラに勝利しアフリカゾウと敢闘の末、ベスト4という好成績を残した。『異種最強王図鑑』ではスミロドンに勝利しティラノサウルスと敢闘。ベスト8とこちらも意外と好成績だった。


アニメ版では先述のティラノサウルスとの戦いに登場した。が、覚醒の演出の際に本来時間をかけて変わるはずのタテガミが一瞬のうちに濃く変色しており、そちらに違和感を感じた視聴者も多かったそう。


そして次の登場はレギュラーマッチにて、対戦相手はシベリアトラ。ティラノサウルスに続き初回以来半年ぶりのカムバックだ。

ステージは岩場にある巨大な石橋。体格差により最初こそ追い込まれたものの、最後の一撃を鬣で受け止めつつ、シベリアトラをそのまま奈落の底へ落として勝利。漸くアニメ版でも1勝を手にした。

(ライオン自身も落ちかけたが何とか石橋に捕まり落下を免れたか、ネコ科特有の柔軟性のある体で落下ダメージを防いだかだと思われる。ライオンはコピエと呼ばれる岩場を塒にすることが多いのが功を奏したか。)

なお先述の覚醒演出によるタテガミの変色は、この時はなかった。

この時の必殺技演出はクラッシュ・オブ・キングス


そして28話にて再々登場。相手はルブロンオオツチグモでステージは洞窟。(ちなみに洞窟でのバトルに現代の脊椎動物で初めて参戦である。)

初手に岩の柱の上にいたルブロンオオツチグモ目掛けて走り出した結果、相手がばら蒔いた刺激毛に全身と目をやられてしまい、その後別の岩の上にいた相手に飛び付いて攻撃……が、この一撃も空振り、逆に相手に飛び掛かられて毒牙を受けてしまう。幸いにもルブロンの毒牙の威力はミツバチ以下とされ、なんとか致命傷にならず済んだ。

だが、再び刺激毛をばら蒔く相手を見てまずいと察し、咄嗟に一時退却……したと思えば、その場でUターンしつつ肉食獣特有の立体視で一瞬正確な距離を測りつつ、その後は一か八かの心眼が通用。真正面から噛みついて逆転し、そのあまりの執念深さによって小細工無しの勝利を手にした。

(この時の必殺技演出はライオンハート・ダイブ。元ネタはこれかもしくはこっちだろうが、いずれにせよ元ネタを理解できた子どもが何人いるか…という意見もちやほや。)


結果アニメ版においても余裕で第1回最強王トーナメント出場を果たした。初戦の相手はパラケラテリウム

(ちなみに第2回があるのかについてだがまだ言及されていないものの、登場が切望されている生き物も多く400万部を超えたミリオンセラーであることから2期以降も続く可能性は非常に高いと見て取れる)

ステージはシベリアトラ戦以来の岩場、だが今回は他の動物達同様地上での戦闘である。

相手の踏みつけ攻撃を躱して爪による斬り裂きや、岩に昇ってから相手の背中に乗ってしがみついたりと、最初こそライオンのペースで試合が進んでいた。(あまりイメージは沸かないものの、ライオンも猫科。壁をよじ登ることくらいは容易い)

が、パラケラテリウムが力一杯体を振り回すことでライオンは岩壁に叩きつけられ、更に連続の頭突きを噛まされて瀕死になってしまう。そこへ最後の踏みつけで勝負が決まった……と思われたところで第1話でも見せた変色が久々に登場。一瞬の内にパワーと瞬発力を増加させてパラケラテリウムを転倒させ、その隙にトドメの噛みつきを喰らわせて勝利。

トーナメント1回戦を勝ち進む結果となった。


…実はこの戦い、結果だけ見ると結構ツッコミはあったのだが、それもそのはずで、パラケラテリウムが絶滅亜種・カリフォルニアライオンに図鑑版で勝利している辺りを見て察した方も多いだろうが、もしバトルフィールドが平原か荒野ならパラケラテリウムの勝利に終わっていたという。ライオンは獲物を倒すとき、首に噛みつく前にまずお尻に飛び掛かる。しかし平原であればライオンは高い位置にあるパラケラテリウムのお尻に飛びつくのにも一苦労、持久力がないためそれだけでばててすぐ倒されてしまう可能性もあった。(動物最強王図鑑でアフリカゾウにやられたのもそれが原因だ)が、今回フィールド内にはパラケラテリウムの尻の高さを越す岩が無数に点在。安易に尻に飛びつくことに成功。それに拍車をかけるように小回りの利かないパラケラテリウムがライオンもろとも岩に激突、よろめいたことでアンバランスな体型のパラケラは攻撃が難しくなる。巨獣が混乱した隙をついて、テストステロンを覚醒させたライオンが俊敏性とネコ科特有の柔軟性を生かしてパラケラテリウムが体制を立て直す間もなく連続攻撃を仕掛けたことで、ブラックフォース・ライオンバイトにてお腹の軟組織をガブリ!...と、終わってみればライオンが勝ったのはバトルフィールドに影響されたことが理由なのだと言える。下馬評はライオン初の初戦敗退を懸念されながら、フィールドに味方されジャイアントキリングを達成したライオンなのであった。

(他社における類似書籍『超バトル図鑑』ではパラケラテリウムがライオンを圧倒していたが、平原がバトルフィールドなら間違いなくこうなっただろう。)



当然百獣の王なので主人公補正もあり、スペシャル上映は1話、28話でのバトルがプレイバック。シベリアトラ戦が使われてもおかしくなかったがルブロンオオツチグモは現状アニメでは唯一ライオンと戦っているためこちらが優先された結果カットされたとみられる。


またマンガ動物最強王図鑑では主人公であることから、百獣の王の名に恥じぬ活躍を見せていることは言うまでもないだろう。


なお現実に於いて戦いに勝つとテストステロンの充満でタテガミの色が濃くなるというのは普通にある故、覚醒時にタテガミが黒くなるのもあながち間違いではないが、強いて言うんであればその速さがあまりにも急すぎる、というのが突っ込まれているので注意。



もちろん2つ名は「誇り高き百獣の王」






以下、『動物最強王図鑑PFP』ネタバレ注意












『動物最強王図鑑PFP』では、ドブネズミアフリカゾウラーテルと戦った結果、ベスト8とこちらも好成績を残しての終戦となり、特にアフリカゾウ戦に関しては体格の倍増によりライオン特有の背後からとびかかり仕留めるという戦法が取りやすくなった結果、見事リベンジ達成となった。ライオンはもしかするとドブネズミに負けてしまうのでは?とも言われていたのだが、そんなことはなかった。








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