黒い東映
くろいとうえい
東映の黒い一面を表した言葉。主に仮面ライダーシリーズの個別タグとして用いられる。
概要
仮面ライダーやスーパー戦隊といった国民的な特撮ヒーローを生み出したり、刑事ドラマをはじめとする実写作品からアニメまで生み出すことで有名な東映。
しかし時折子供向けとは考えにくい鬱展開や設定、下ネタや風刺を仕掛けることがしばしばある。
特に平成ライダーシリーズを展開してからはこれがよく見られ、比率が増えていった現在では悪趣味に染まりすぎているという意見も少なくない。
以下にその例を列挙する。 また、一部ネタバレ注意。
アニメ作品は黒い東映アニメーション/黒い東堂いづみ、
スーパー戦隊シリーズやメタルヒーローシリーズなどの八手三郎名義の作品は黒い八手三郎、
仮面ライダーシリーズのゲーム作品は黒いバンダイナムコを参照。
東映特撮共通
白倉伸一郎関係
- あまりにも重すぎる裏設定や没設定
武部直美関係
- 日曜の朝から見せつけるドロドロした人間関係
- 正義と正義のぶつかり合い
大森敬仁関係
- 主要人物の父親がラスボス
- 現代社会の陰と陽を色濃く設定に反映
長坂秀佳関係
- 子供でもモブなら容赦なく殺される
- 性格に難ありな子供が一切改心しない
井上敏樹関係
小林靖子関係
米村正二関係
- 掴みどころのない登場人物達
高橋悠也関係
※『アマゾンズ』『BLACK SUN』『THE NEXT』『シン・仮面ライダー』及びそのスピンオフ作品は元より子供向けではないため割愛する。どうしても見たい方はそれぞれの当該記事参照。
シリーズ全般
昭和ライダー
『仮面ライダー』
『仮面ライダーBLACK』
- 漫画版におけるヒーローのデザインと漫画版のラスト
- イワガメ怪人
『真・仮面ライダー』
『仮面ライダーJ』
- 後年の作品での不遇な扱い
平成ライダー
『仮面ライダー剣』
- 公認どころか自らネタにするスタイル
- とある回のOPの入りがよりによって2号ライダーを介抱しようとしたら不意打ちで撃たれてからのOP入り
- 完成されるまでの仮面ライダーレンゲルの副作用(強大な力を持つが自我を支配される上に捨てても勝手に睦月の元に戻ってくるなど、何処か麻薬にも見える)
- バトルファイトの真実
- 桐生豪
- 心をアンデッドに支配されて暴走するライダー変身者の実態
- 新世代ライダー達の性格
- その後なんのフォローもなかった幼稚園バス襲撃
『仮面ライダー電王』
- あまりにも難解で複雑過ぎる設定
- 後に白倉Pは「基本設定の説明に12話もかけてしまったので、これまでで一番失敗したと思った(要約)」と語っている。
- 過去という存在証明を失った怪人達
- 序盤からしばらく一般人を襲う不良人外主役
- 戦っていく度に忘れられていく戦士
- 真犯人を逃したまま冤罪で捕まる野上良太郎
- 周囲から忘れられた人の末路
- 改変された世界
- 子供にも憑依して戦わせるモモタロス
『仮面ライダーキバ』
『仮面ライダーW』
- 特定の人物を風刺したガイアメモリの設定
- いわゆる「風都の女」と呼ばれる悪女達。特に園咲冴子
- ライダー達の過去
- おやっさんが失った相棒がなった怪人の悪行
- 巨大ドーパント関連事件
- 結婚詐欺師の被害者。更に第2の被害者候補が公式続編で出る余波
- 暴走ドルオタとそのモチーフと真実
- 不正オーディションとフィリップの女装
- リコちゃん人形
- 刑事の仇敵とその仇敵の変態っぷりの被害者
- Yの悲劇
- 泉京水
- ダミーウェザー「深紅郎して行く」
- ガイアメモリに呑まれて実質ラリった水着の女性たち
- 老化する子供たちと翔太郎とママ友界の闇
- 財団X
- ユートピア・ドーパント
- ワンタッチで消滅
- 小説版における葱の荒治療
- 規制が多少緩くなった為かニチアサでは描けないような描写や登場人物を出した公式正統続編
- お前には罪を数える資格もない!
『仮面ライダーゴースト』
- 眼魔世界の成り立ちと思想
- 過去の悲しい歴史をタブー扱いした結果、歪んだ眼魔世界
- 全ての元凶である凶王
- コロンブス魂
- これで私たちは本当の友になった
- 功績もでかいがやらかしもでかいにも拘らず、お咎めなしで終わった仙人
- Vシネマ
- 小説版
『仮面ライダーエグゼイド』
- 明るい雰囲気とは裏腹にストーリーはシリアス
- 感染したら生死を彷徨うゲーム病
- 序盤におけるドクター同士の対立
- 幻夢コーポレーションのブラックぷりと不祥事の数々
- クリスマスの悲劇及びその後の一連の騒動
- 檀黎斗が衛生省によるガサ入れで機材や私物が全て押収されるという、現実の年金を滞納し最終督促状までも無視した強制執行を皮肉ったシーン
- 仮面戦隊ゴライダー
- 現実世界を舞台にしたゲームを皮肉った展開
- ラヴリカバグスター
- 檀親子
- 逃げようとする敵ライダーを捕まえてオーバーキルする主人公
- 世界で一番のドクターになって
- サバじゃねぇ!3
- 今のテレビの規制では描けない外伝における浅倉威の暴れっぷり
『仮面ライダージオウ』
- 主人公の待つ未来
- 皮肉だらけのアナザーライダー
- ライドウォッチ生成・継承の代償
- ジオウ補完計画
- 草加雅人の首を折ろうとするアナザーフォーゼ
- 「仮面ライダーは、テレビの中の絵空事」
- アナザーWの没設定
- ウールをトラックに衝突させようとして殺害しようとした白ウォズ
- 仮面ライダーキカイの裏面
- 10年前に起こったバスの事故の真実
- 『RIDER TIME 龍騎』における手塚海之(原点と異なり悪役)
- 終結してしまったバトルファイト
- 名前狙いのアナザーライダー化及びその能力
- 主人公の初恋の相手と原典さながらの昼ドラ展開
- 仮面ライダーギンガのtwitterでのキャラクター紹介
- お前たちの平成って醜くないか?
- 世界を書き換えてまで復讐を行ったのに最終的に敗北し最後までお咎めなしだった加古川飛流
- 自分の仲間を犠牲にするスウォルツ
- 客演先で死亡したレジェンド
- アナザードライブ
- 明光院ゲイツのそもそもの行動の結果
- ノベルゲーム並みに分岐しまくるどころか、トゥルーエンドの条件が難しすぎる
- ライドウォッチ丸呑み
- 別世界の小野寺ユウスケ
- コンプリートフォーム21の活躍
- 令和をも巻き込む止まらない平成
令和ライダー
『仮面ライダーゼロワン』
- テロリストによって無理矢理怪人にされた挙げ句にライダーたちに破壊される運命をたどるヒューマギアたち
- デイブレイク
- 暗殺ちゃん
- 宇宙野郎雷電の(無意識な)裏切り
- ある意味迅のシンギュラリティの発端の原因となったイズ
- ZAIAエンタープライズ
- なりすまし
- 政治家の汚職
- メタルクラスタホッパー
- 熱暴走パロディ及びその発言
- 迅の復活とその理由
- 父親型ヒューマギア
- 通信衛星アーク
- 亡の正体と洗脳
- 偽りの記憶を植え付けられていた不破諫
- 天津親子
- イズに無断で可能性を見つけるまで何度もループ(シミュレーション)させた或人
- コロナが招いたフィクション史上最悪の路線変更
- シンクネット
- ヘルライジングホッパー
- Vシネマ
- リオン=アークランド
- 不破諫と滅亡迅雷.netの末路
『仮面ライダーリバイス』
- やりたい放題のライダー開発者
- コング・デッドマン
- 迷惑系Youtuberなどの現代に生きる畜生人間の風刺
- ラブコフの毒舌発言
- 総司令官がデッドマンだった(いろんな意味で)
- ギフテクス達の運命
- ギフテリアン及びその変貌用アイテム
- オルテカのまさに悪魔な動向
- デモンズドライバーの副作用
- 仮面ライダーベイルの誕生秘話
- 始まりの組織
- ギフの捕食シーン
- 実在の人物達の災難と結果 (後者に至っては現実世界にも影響)
- 悪魔との契約の代償とその結末
- 赤石英雄の所業(後日、BPOに注意された)
- 御子柴朱美の最期
- 父の日に父親を死亡させる
- ホーリーライブになってからの五十嵐大二
- これでこのバイスタンプもただのおもちゃだ
- 夏映画における五十嵐三兄弟の悪魔の変貌ぶり(特に末っ子の悪魔)
- ファイナルステージで何故か闇市に売られていたクリムゾンベイルバイスタンプ
- 指名手配される門田ヒロミ
- 市村景孝の所業
『仮面ライダーギーツ』
- 放送開始前から「生き残らないライダーもいる」宣言
- 初登場回で退場しスーツも改造されて再登場も見込めないライダー達
- 「仮面ライダーへの片道切符」
- 何かしらの条件はあれどいきなり参加させられて脱落した一般人
- 参加者や観客が揃いも揃って性格に難のある奴ばかり
- ゲーム運営の明らかに度が過ぎた人命軽視
- ジャマト
- これはおもちゃじゃないよ。下がってな
- キツネ狩り
- クリスマスの悲劇その2
- 劇中で行われたゲームがどれも理不尽過ぎる
- ヴィジョンドライバーの機能、及びその被害者達
- デザイアグランプリの実態及び願いを叶えることが出来る理由
- 鞍馬財閥の過去
- ブチギレーザーブースト(しかも初登場回の次の回)
- ジャマトに(文字通り)身を捧げるアルキメデル
- ベロバとケケラと五十鈴大智の悪行
- 黒い感情を露わにしていく景和及びそれに対する公式の反応
- 歯向かった観客を抹殺するエンタメ提供者
- 浮世英寿を射殺する(させられる)ツムリ
- Vシネマの真の黒幕とその動機
『仮面ライダーガッチャード』
- 明るい雰囲気とは裏腹に設定はハードかつ複雑
- 主要キャラやケミーに良くも悪くも振り回されやすい一般人達
- 悪意ある人間によって無理矢理怪人にされるケミー達
- 明らかに怒っているガッチャードの製作陣
- ケミーの掟の被害者
- 世界観をとてつもなくややこしくする人物
- 3度もマルガムにさせられたキャッチュラ
- 人間とケミーを消耗するライダーシステム
- ウィールマルガム
- 並行世界の主人公を待つ絶望的な未来
- グリオンの悪行全般
- 錬金連合の幹部及び幹部に対する部下達の評価
- アークワンマルガム
- 冥黒王及びその能力
- 再び触れられるバッタの有害性
- ホッパー1とたからもの(しかもこれが本編におけるアイアンガッチャード最後の出番)
138話
その他
『仮面ライダー4号』
- 主要人物達の繰り返される死
- 敵側に仮面ライダーバロンと仮面ライダーサソードがいる
- 乾巧って奴の仕業だったんだ
『仮面ライダーシノビ』
- 割とシャレにならない現実問題を背景に入れている
- 自分勝手な御曹司
- いつの間にか話が40話ほど進んでた
- いつの間にか死んでた今生勇道
- いつの間にか倒されていたシノビ世界のその他の忍者ライダー
- 衝撃のラスト
スーパーヒーロー大戦シリーズ
シリーズ全般
- 色んな形で登場しては倒される悪の組織
- 歴代のヒーロー達が洗脳、あるいは倒される(後に復活はするものの)
『スーパーヒーロー大戦』
- 友情を踏みにじられてブチ切れたディエンド
- スーパー説教タイムなのに言ってる事がヒーロー最大の禁句
※但し、この件について一応フォローしておくと1号/本郷猛はショッカー戦闘員に成り済ましてアジトに潜入した事があり、ゴレンジャーもスパイアクション要素のある作品である
『スーパーヒーロー大戦Z』
- 何故かハブられた魔法使い達
- チョコバーの包み紙みたいなやつ
- 初代ギャバン「許せ、母なる星よ」→でも許せない
『スーパーヒーロー戦記』
- 全仮面ライダー集合シーンでよく見ると真だけマネキン
- 非公認のギア
- アスモデウスの暴言にも等しいメタ発言
シリーズ全般
- 下衆な一般人
『ロボット8ちゃん』
- マゾロボット
『バッテンロボ丸』
- 自殺しようとする人間を晒し者にした挙句おちょくるロボ丸
『おもいっきり探偵団覇悪怒組』
- 怒り仮面
- 父親の過度な期待に耐えられなくなり自殺した少年
『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』
- レイモンドとチャーハン
- ヌルハチ「ぱいぱい?お前なんかペチャパイだ!」
『美少女仮面ポワトリン』
- 有名人や他作品のキャラをコケするようにしか見えない名乗り
- 男なのにナマズの嫁にされそうになった主人公の弟
- 褌姿のポワトリン
- お彼岸ライダー
『有言実行三姉妹シュシュトリアン』
- 普通戦隊サラリーマン
ロボコンシリーズ
『がんばれ!!ロボコン』
- 毎回ロボコンを追い出そうとする大山夫妻
- ハートマーク没収
- ロボット生徒たちの総動員で半壊した大山家
- 他の生徒たちが卒業し、1人取り残されたロボコン
- 恐怖の通り魔
- ロボチャン
『がんばれいわ!!ロボコン』
- 中華料理の暴走